名無しさん 2017-10-25 23:48:44 |
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( /参加許可&トピ立てありがとうございます。And if I told〜の文ってまさか!スティングのShape of my heartの一節でしょうか!?最高に大好きです! 素晴らしい出会いに感謝です…!
さて、二人が共に行動するようになった理由ですがレオンのような筋書きにするのもアリですし、無難に事情によって身よりのなくなってしまったお嬢ちゃんが遠い親戚に引き取られる事になった、というストーリーでもありかなと思います。主様は何かご希望ございますでしょうか?)
(/お早い移動をありがとうございます〜!
なんと……気づいて頂けて嬉しいです、その通りです!大好きな曲なので、この素敵な出会いのきっかけも踏まえて引用させて頂きました!
レオンのようなストーリーも魅力的ではあるのですが、今回は募集板で書いたような性格の幼女にしたいこと・ストーリーよりも実際の交流に重きを置きたいこと等がありまして、無難に後者のアイディアを拝借したいと思います!よろしいでしょうか?
それとこの先、突然寝落ちする可能性があることをご了承頂けると有難いです……。)
( /なんと!切ない雰囲気で素敵な曲ですよね。こちらもとても嬉しくなってしまいました笑
かしこまりました。それでは後者の案でいきましょう。募集板の方では舞台は外国、とありましたが具体的に国などは決まっていますか? それともわりと自由に、どこか架空の外国というような感じでしょうか。
また募集板に書いていらっしゃった事以外でおじさまに希望はありますか?特に、どのくらいの年齢だとちょうどいいか教えていただけると助かります!
寝落ち大丈夫ですよ!いつでもお時間のあるときで大丈夫ですので!)
(/言ったそばから寝落ちしてしまいました……申し訳ありません!
本当にざっくりと、イギリスやフランスなんかの都会や田園風景が共存するような外国、とだけイメージしています。具体的な地名などは詳しくないので、架空の外国だと思って頂ければ。もしくは、どこかを舞台にした方がやりやすいということでしたら、そのように進めます。如何でしょう?
おじさまに関しては、あそこに書いたものを踏まえて頂ければ、その他の容姿・性格はお任せします。年齢は40代以上ですと好ましいです!
こちらのキャラに関してですが、性格はあちらで書いていたように「好奇心旺盛だが根はおっとり」「〜わね、〜かしら口調」加えて「金髪碧眼」「子どもらしいスキンシップ多め」等を入れようと思っていますが、他に何か希望あるでしょうか?どの時期からスタートするかによりますが、引き取られた直後は少し緊張気味、けれど直ぐに打ち解けてしまうような子をイメージしています。
また、こちらも年齢を悩んでおりまして…「6歳から12歳まで」ですとどのくらいが好ましいでしょうか?具体的な変化というと、前知識の多さかなと思っております。6歳だとほぼ何も知らない状態、12歳だと日常的な知識はしっかりついている状態…という風に。
長くなってしまい申し訳ありません!さっくりとお答え頂ければと思います〜)
( /おはようございます!全然問題ありませんよ〜!
かしこまりました。こちらとしても架空の国の方がやりやすいのでそちらの方でぜひお願いしたいです。住まいの方は街の一角のアパートのような部屋でいかがでしょうか。
年齢、ご希望についても把握致しました。ありがとうございます!
お嬢ちゃんについてですが主様の提示してくださった特徴をベースに自由に使っていただければと思います。
年齢は12歳くらいでいかがでしょうか!ちょっとおませさんだと嬉しいです笑 )
名前 / ベルナール・ルーシェ
年齢 / 43
容姿 / ロマンスグレーでゆるい癖のある髪をきちんと整えてオールバックにしている。瞳は濃い緑色。目元は少し垂れ目気味で物憂げ。神経質そうな様子をよく反映した骨張った手。身長180cmでやや標準より痩せ型。そのせいもあってすらりとしたのっぽに見える。若い頃から近眼で細い黒ぶちの丸眼鏡をかけている。清潔な白シャツにフォーマルなスラックス、黒革のベルトと同色の革靴。
性格 / 穏和で滅多に声を荒げない平和主義だが裏を返せば他人に期待をしていないとも言える。物書きを生業としており一年に一冊のペースで小説を出している。生活は豊かとは言えないが困窮しているわけでもなく慎ましく静かに趣味の映画や音楽、読書に没頭しながら暮らしている。愛煙家。子どもは好きだがどう接したらいいのかよく分からない。動物も好きで特に犬が好き。本当は飼いたいがいつか自分より先に訪れる死に耐えられそうにないので飼えないらしい。代わりに観葉植物や花をベランダで育てている。
( /荒削りで申し訳ないのですが完成しましたのでご精査ください。よろしくお願いします!)
名前/ Cheryl・Maclaine(シェリル・マクレーン)
性別/ 女
年齢/ 12
容姿/ 母譲りのブロンドヘアは肩までのショートボブで、緩やかなウェーブがかかっている。瞳は父譲りの透き通る青色で、大きくたれ目がち。身長は150cmほど、色が白く、所々に薄らとそばかすが浮かび上がる。服装は両親に与えられたワンピースやスカート系を好んで着るものの、すぐに外へ飛び出して汚してしまう。誕生日に貰った赤くてつま先の丸い靴がお気に入りで、それは大切な時のために履く物として大切にしまってある。
性格/ 好奇心旺盛でおおらかでのんびり屋な性格。基本的には読書やパズルなど、室内で静かに遊ぶのを好むが、ひとたび心を奪われれば美しい蝶を追いかけて水溜まりを踏みつけたりするようなお転婆さも持っている。本で読んだ言葉遣いを真似てみたり、煙草を吸う相手の体を気遣い指摘する様などは大人が子どもをしつけるよう。時折、子どもらしくあることが恥ずかしいと言うように欲しいものを我慢しようとすることもあるが、結局喜怒哀楽が顔に出るのを隠せないため嘘がつけない。
(/お待たせしました!住まいはアパートということで了解致しました。こちらがかつて住んでいたのは一般家庭よりもやや大きめの戸建てということにしようかと思っております。
とても素敵なPFを見て、胸が躍るのと同時にこちらのPFをお見せするのに緊張しているのですが……何か追加したい点・変更したい点等ありましたら、遠慮なく仰って頂ければと思います!
その他、確認事項等無ければ絡み文を置かせて頂きます。その際、スタートは初めてアパートを訪れるシーンか、1年ほど経って打ち解けた頃かどちらがよろしいでしょうか?)
( /ステキなPFをありがとうございます!追加点変更点ございません。ぜひそのままでお願いします。
せっかくですので二人が打ち解けていくところもやれれば嬉しいなと思いますので、初めてアパートを訪れるところからでいかがでしょうか?
改めてよろしくお願いいたします!)
(新しいおうち。遠い親戚なのだそうだと教えてくれたのは、もっと遠い、親戚と言えるかも定かじゃないような人だった。親切に、その人の名前と住所を書いたメモ用紙を与えてはくれたが、一緒に行こうとは提案してくれない。そんな程度の人だった。けれど、一人で行ける?と心配そうに尋ねられては、もちろんと胸を張るほかなかったし、偶然にも、かつてのあたたかで幸せな家からそう遠くない所にあったその場所は、母と何度か遊びに行ったことのある大きな公園の近くだった。10歳の誕生日に買ってもらってから片手でも余りある程の回数しか履いたことのないお気に入りの赤い靴と、“とっておきのお出かけ用”と言われていた、襟元と裾にフリルをあしらった白いワンピースを身に着けて。ほとんどの荷物は先に郵送されており、カラカラと軽い音を立てる子ども用のキャリーケースには、一日分の着替えに一泊分のパジャマと歯ブラシセット、櫛、寝る時のお供である兎のぬいぐるみがひとつ入っているだけだったが、ピンと背筋を伸ばし颯爽と歩くキャリアウーマンの如く、地図を片手にすたすたと歩みを進めて。目的の場所へ着くと、両腕に抱えるようにキャリーを持ち上げどうにか階段を上りきって、部屋の扉の前で大きく深呼吸をしてからチャイムへ手を伸ばし)
(/こちらも同様に考えておりました!早速始めてみましたが、ロルに数箇所終止形が含まれている所があったり、心情ロルが増えたりすること等あると思いますが、苦手であればご指摘下さい。次回から直しますので!
また、話を進めていくうちに加えたい設定などありましたら、遠慮なくサラッとロルへ含んで頂いて構いません。その他、行きたい場所ややりたい事がある場合にも、相談していただくのでも、話の中で提案していただくのでも、気楽に自由にやっちゃってください!
何か質問などあれば、いつでもお答えします!)
( 突然、電話がけたたましく鳴り響いたのはつい昨日の事だった。電話口の向こうの女は親戚であると名乗った。その姓は確かに母方の親戚筋の名前で。彼女はこちらが口を挟む隙も作らせず強引に言いたいことを言ってしまうと一方的に電話を切ってしまった。その要件の重大さに、既に通話が切れてツー・ツーと規則的な音を発する受話器を耳に当てたまま途方に暮れるほかなかった。
それがつい昨日の事だ。誰があんな無茶な頼み事を快諾するだろうか?“貴方の遠い親戚の子どもを引き取ってくれ”だなんて。電話の女は“貴方の親戚なんだから”と繰り返し強調していた。)
20世代も遡れば百万人が親戚だろうが。
( 憂鬱な気持ちに沈みながらそうぼやいて煙草を一本、シガレットケースから取り出して口に咥えて。窓を開けに行くのすら億劫でソファに深く腰掛けたままマッチを擦る。マッチの芳しい匂いはすぐに煙草の紫煙にかき消されてしまう。その時、ドアベルが鳴って。ぎくりとしてどうしたものかと考えあぐねるが、しかし扉を開けないわけにはいかない。そうして普段よりずっと重たく感じる玄関ドアを開けると、そこには可愛らしいお嬢さんがいて。)
……こんにちは、お嬢さん。貴女がミス・マクレーンかな。
( 身長差によって随分と下の方にいる小さなお嬢さんを見下ろしてくわえ煙草のままそう言う。可哀想に、一人で心細いに違いないのに彼女は気丈に振る舞っているように見えた。半ば強引に押し付けられた、なんて彼女には口が裂けても言えそうにない。かくしてこの小さなレディを質素な我が家へ迎え入れることになった。彼女が部屋へ入れるように背中で扉を抑えるようにして道を作ってやるとどうぞ、と恭しく手で部屋の中を指し示して)
僕はルーシェと言います。ベルナール・ルーシェ。気軽にベルナールと呼んでください。荷物はそれだけ?
(/ 美しい文章をありがとうございます!!とても絡みやすくて助かります。こちらも心情ロルや終止形を多用してしまう癖があるのですが主様が絡みにくいなと感じましたらご指摘いただけると幸いです…
設定などについて、かしこまりました。とりあえずしばらくは家の中での対話になるかと思いますがまた一緒に街にお出かけ!などしてみたいですね!)
(チャイムの音が響くあいだ、遠くからは楽しげに遊ぶ子どもたちの声が聞こえてきて。扉の向こうへ耳を澄ましてみるけれど物音は聞こえず、音が消えても尚人の気配がしないとなれば心細さが増していき。時間を間違えただろうか、と玩具のような猫の形をした腕時計を確かめようとした刹那、ゆっくりと扉が開いては思わず身構えるように一歩後退り。まず視界に入ってきたのは洗いたてのように白いシャツ。男性が家で身に着ける服といえば父の着ていたくたくたのポロシャツくらいしか記憶に無く、更に視線を落として、履いているスラックスさえまるで正装しているようだとぼんやりと考えたのが最初の印象。ゆっくりと顔を上げて視線を合わせると、穏やかな、けれど寂しげな美しい緑の瞳が更に印象的だった。)
初めまして、ミスター。ベルナールさん……。ふふ、私のことも“シェリル”って呼んでくださいな。
(丁寧な挨拶を聞けば再びシャンと背筋を伸ばし、ワンピースの裾をそっと摘み上げ深々とお辞儀をして。これまで会った人達は自分を子ども扱いするばかりで、言葉を覚えたばかりの子をあやすような口調だったり、可哀想な子を慰めるような口調だったりしたものだけど、目の前に居る彼が、まるで対等な人物に話しかけるような言葉選びをしてくれたので、つい嬉しくなって口元を緩めて肩を竦め。)
うん、荷物はこれだけよ。先に届いてるって聞いのだけど……
(部屋の中へ誘導されれば再び膝を軽く折って会釈をし、カラカラと音を立てながらキャリーを引き中へと入り。問いかけに足を止めて答えると、まさかまだ届いてないのだろうかと不安げに眉を下げて)
(/320様の書かれる文章こそ、まるで短い読み物を楽しむような気持ちで読ませて頂きました!絡みにくい箇所などありません。寧ろ学ばせて頂きたい気持ちでいっぱいです。
街へのお出かけ、素敵ですね!楽しみにしております〜
遅くなりましたが、改めてよろしくお願い致します!)
お会いできて光栄です、シェリルさん。
( それとは分からないほどほんの少しだけ、微笑んで。彼女は決して哀れな孤児ではなかった。ぴんと伸ばした背筋や丁寧にお辞儀をする一つ一つの優雅な仕草に親の愛情が見て取れる。何より、ここまで一人で来てドアベルを押すにも並々ならぬ勇気が必要だったはずで。だからそんな彼女に同情したり、子ども扱いするのは失礼だと思った。しかしそうは言っても実際のところは、この年頃の女の子をどう扱ったらいいのか分からないだけとも言えるが。)
荷物?…ああ。そういえば今朝届いていたな。
( 少女の不安げな眼差しに少々動揺する。てっきり出版社からの資料かと勘違いして書斎兼寝室に未開封のまま放り込んだ事を思い出すと上記を呟き玄関のドアを閉めた。玄関横の靴棚の上に無造作に置かれたガラスの灰皿で煙草の火をもみ消して。)
紅茶は好きですか? 何かお菓子の用意でもあればよかったんだけどね。
( 彼女をリビングに通すと椅子に腰かけるようにと手で示し、自分はそのままキッチンに立つと電気ケトルを用意して)
急だったものだから部屋の用意も出来てないんだ。書斎に入り切らない本の置き場にしている部屋があるから、そこを自由に使うといい。
( 紅茶の準備をしながら視線でその部屋の扉を示す。普段客を招くこともないので不揃いのマグが2つだ。そこへ紅茶を注ぎ一つは彼女のまえに一つは自分の前に置いて、ミルクの瓶と角砂糖の入った容器をテーブルの真ん中へ置くとようやく席に着き)
で、どうして僕のところに? あなたの身に何が起こったのか聞いてもいいですか。
( 角砂糖を一つ放り込んでティースプーンでかき混ぜながらそう尋ね相手の様子をじっと見て。この質問をするかどうか、躊躇ったが。 )
( /恐れ入ります…!こちらこそ、引き続きよろしくお願いいたします!)
ああ、よかった。一日分の着替えはここに入ってるけど、さすがに何日も着続けるわけにはいかないもの。
(聞こえた言葉に振り返ってほっと胸を撫で下ろす。灰皿に煙草を押し付けるのを見ると、すんと鼻を利かせて。今嗅いでいたもの以外にも、部屋に染みついた焦げるような残り香を感じるし、壁の感じからしてもきっと長いこと頻繁に吸っているのだろうと推測するものの、会ったばかりでそれを指摘するわけにはいかないとぐっと言葉を飲み込んで。上記を述べてから、キャリーをトントン手で叩き示すだけで留めた。)
紅茶はだいすき!……これは、火で温めないの?
(椅子へ座るように促されるも、大好きな紅茶と聞けばじっと座って待っていることなどできなくて。よく母と一緒に淹れたものだと幸せな記憶を思い出せば、相手の後をついてキッチンへと。見慣れた銅製のケトルと異なりコンセントが繋がれているのを見ては不思議そうに首を傾げ。尋ねてから、キッチンに置いてある物とその位置を覚えようときょろきょろと視線を巡らせて)
書斎に……本の置場?そんなにたくさん本があるの?パパもたくさん本を読んでたけど、書斎に入りきらない分は売りなさいってママに怒られてたの。
(次いで自分の部屋の説明を受ければ、更に胸躍らすような言葉にそわそわしつつ、両親の些細な喧嘩のシーンを思い出しては、ふふ、と小さく笑みをこぼし。席へ戻る相手の後を再び追いかけて椅子へ座ると、先にティースプーンで一回ししてから作った渦へミルクをたっぷりと流し込み、その動きをまじまじと見つめて。そして、今度は相手の方から問いかけがあれば、マグカップを支えていた手をぴくりと揺らして。その弾みで、ゆっくりと円を描いていたミルクは波を立てて形を崩した。)
分からないの。パパとママがハロウィンパーティの買い物に行くって言って、車で出かけて……そうしたら、家へ知らないおば様がやって来て……しばらくここで暮らすことになるのよ、って。急なお仕事でもできたのかしら
(頭のどこかで悪い直感が働いているせいで、紡ぐ言葉はいまひとつ歯切れ悪く。ふ、と目を伏せると、外を歩いてきて冷たくなった両てのひらをあたためるようにマグカップを包み込んで)
(/背後会話をずるずると続けてしまって申し訳ありません……!二点、確認お願い致します。
進行は(ほぼ)リアルタイムに致しましょうか。それとも、ざっくりと時間を飛ばしましょうか。今の時期だとハロウィンかな、と考えて単語を含ませたのですが、もし想定されていた季節軸と異なっていたらすみません;
また、両親については、事故で亡くなっている or 意識不明の重体で長期の入院をしている、とどちらとも取れる含みを持たせてしまいました。取り敢えず今の段階では本人も分かっていない状態で、仲が良くなってからその真相に向き合うエピソードができればと思っておりますが、如何でしょうか!)
……なるほど。ふむ…。
( シェリルの言葉を受け止めるのはそう簡単なことでは無く、つい視線を自分のマグに落としてしまう。厄介な事になってしまった。どうやらあの親戚とかいう女はシェリルに何も詳しい事情を伝えていないようだ。こちらにも説明はなく即ち最も真実を知っていなければならない二人が知らない、という状態なわけで。目隠しでもされているような気分だ。“いつまで?”というワードが頭をよぎるが、しかしそれは大した問題ではなかった。遅かれ早かれいつか彼女は必ず自分の元を去るだろうと思っていたから。自分の人生が変わってしまうほどシェリルに干渉する気もなくただ一時的に親戚のお嬢ちゃんを預かるだけの事で、だから電話の女に問いただしたり警察に行く選択肢は選ばなかった。)
あなたのご両親に一体何があったのか僕にも分からない。でもあなたが望むならいつまで此処にいても構わないよ。
( しばらくの沈黙の後顔を上げると椅子に斜めに腰掛け直して足を組み、彼女の方へ視線を戻してそう言って。)
今度は僕の話をしましょうか。僕は物書きで、本を書く仕事をしているんだ。僕自身も本の虫で…だからあの通りさ。君のママに“整理しなさい”って注意されそうだな。
( ふふ、と小さく笑うとドアの開け放たれた暗い書斎の方へ視線を投げて。扉の隙間から奥の本棚が見える。棚に並べられた本の上にまで横向きに本が詰められていて。)
一昨年からこの部屋に住んでいるんだけど、その前は北の方に住んでいたんだ。雪が多い綺麗な街だった。クリスマスのお祭りが有名で、サンタクロースが子どもたちにお菓子を配るんだよ。素敵だろ?
( テーブルの上のマッチ箱を片手でもてあそびながら、遠い街の美しい冬の風景に思いを馳せながら目を細めて微笑んで。)
…何か僕について聞きたいことはありますか。なんでもお答えしますよ。
( /ほぼリアルタイム、でいかがでしょうか!長ロル故季節が過ぎてしまう可能性もありますが、そこは適宜調節していく方向でいかがでしょう。
両親についてもかしこまりました!真相解明に奔走するエピソードも楽しみです!)
はあ、よかった……。おばあちゃまやおじいちゃまも、私が生まれてからもう居なかったし、パパとママが私に何も言わずにどこかへ行ってしまうなんて初めてで……。
(もしかしたら、今すぐに出て行けと言われてしまうのではないか。暫く何かを逡巡するように口ごもったのを感じては、落ち着きなく足元を揺らしたり指先でトントンとマグを叩いたりしていた。けれど、相手が動く気配がして顔を上げてその後に続いた言葉を聞いては、無意識に力の入っていた肩をふっと落として頬を緩め。)
その時は私が一緒に謝ってあげる。これからお世話になるんだもの。……その代わり、私にも読めそうな本があったら読ませてくれる?
(ようやく、ミルクティにした紅茶を一口飲んで喉を潤してから、相手の冗談に同じように小さく笑みをこぼして。この場所からでも見えるたくさんの本に胸を弾ませると、どんな本があるのだろうとつい身を乗り出しそうになるのを堪えながら首を傾げ)
雪が……。ここはあまり雪が降らないから、積もってるのはテレビや写真でしか見たことがないの。サンタクロースが、お菓子を?サンタさんは顔を見せられないんじゃないの?
(相手の口から紡がれるのは自分の生活とはあまりに異なるものばかりで、一つ一つがまるで絵本を読むような景色に彩られているのに目をまるくさせて。先ほどまで本へ向いていた興味は今やすっかり相手の話に移動していて、机にしっかりと腕を乗せて聞き入っており)
ええっと……そうね、お仕事は?私のパパはね、色々な雑貨なんかを自分で仕入れて売っていたの。だから、今回みたいに遠くへ行くことはしょっちゅうだったのよ。ママも一緒に行っちゃうのは、さすがに初めてだったけどね。
(なんでも、と言われてしまうと頭に浮かぶ質問をまとめるのに一苦労。一度背もたれへ体を預けて斜め上の方へ視線を遣りながら、暮らしのこと、これからのこと、食事、趣味……次々浮かぶ問いの中でひとつを選び取ると、つい自分の父の話も含ませながら問いかけ、答えを待ちながらもうひとくち紅茶を喉へ落とし)
(/かしこまりました!そのように致しましょう。両親の件についてもご了承頂き有難うございます!それでは、また何かありましたらお呼びくださいませ。こちら蹴り可です/礼)
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