匿名 2017-10-21 01:57:47 |
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夜の町をぶらついていると、二人の男が前を歩いていた。
コンビニの前を通り過ぎたあたりで一人が繰り返しつぶやいていた。「でも、俺じゃないんだ」
そして「なら誰なんだ」ともう一人が返す。
しばらく「俺じゃあない」「違うんだ」と繰り返すばかりになり、もう一人は何も言わなくなった。
聞いていていたたまれなくなって、別の道を歩きはじめたとき、確かに視線を感じた。
そのとき、はっきりと聞こえた。「じゃあ、あいつか」
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