赤の女王 2017-10-15 11:00:59 |
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>ルチア
___、いいよ。勿論!じゃぁ次は誘いに行くね(最初こそこうも仕事に前向きになる事が己には何だか違和感が生まれてしまいモゴモゴと口籠るような背筋がムズムズと擽ったいような、そんな気持ちだったのに。簡単にも仕事に立候補し楽しみにしていると言わんばかりの表情を見せられてしまうとそんな気持ちも何処かへ飛んで行き姿を消した。釣られるようにゆるゆると口角を持ち上げて微笑みを浮かばせて小指を立てた手を向けて"約束"と言葉を添えて。基本的にアリスを誑かし連れ回すことが好きな性分だからか、真面目なアリスだと次第に己の魂胆に気づき愛想を尽かしてしまう。彼女のように一緒に遊びまわることに前向きな反応を貰えると嬉しくて仕方が無く、つい、釣られるように表情が緩んでしまう。こんな風に喜んでもらえるならばプレゼントとは良い物だ、"どういたしまして"と定番の返事を行うが聊か照れくさく頬を指先で掻くことでその照れくささを誤魔化して。続く提案にウンウンと頭を縦に揺らしてから「お菓子を買うなら今度森のお菓子屋さんに連れて行ってあげる、今日はカフェにしようよ。キノコのカフェはパンケーキが美味しいんだ」お菓子を買うと聞けば少しばかり考えてからどうせだったらお菓子と言えばのお店を頭に浮かべて森のお菓子屋を彼女に紹介したい、そんな思いが浮かんでしまって。提案を持ちかけてはあっち、あっち、とカフェの方角を指差して)
>侯爵夫人
それじゃあ、道案内をお願いしてもいいかな。彼女が治める国を、もう少し見てみたい。(女王との謁見を済ませ、半ば夢見心地で部屋を出る。年の頃は自分とそう変わらないだろうに、いとおしげに優しく紡がれる言葉と温かな日溜まりのように柔らかく微笑む彼女の表情は今は亡き母の面影をなぞるようで。王と呼ぶからにはどんな豪傑かと身構えたが、扉の向こうに佇む女性は、美しく、凛々しい人だった。女性とはかくあるべきなのかもしれない。部屋を出て、真っ先に視界に捉えたのは律儀に己を待ってくれていたらしい相手の姿で、口許の笑みを深めながら、これまた馴染みのない「ただいま」の単語を少しばかり照れ臭そうに。与えられた選択肢に瞬きを一度、一拍の間も置かずに返答すると、薔薇園で偶然邂逅するに至った男性に向けて、何処にでも連れていってくれとばかりに片手の掌を無防備に差し出して)───それに、せっかく会えたのにここでさよならなんて勿体ないからさ。
>レオナルド
(この機を逃せば普段は己の職場である遊園地に籠り勝ちなせいで次会うのは何時に成るかが分からない。だからこそ付いて来る事を彼が選べば嬉しく満悦だと言う様に不敵と口角を持ち上げて。差し出されたその手を数秒程見つめる様に目を向けてから何とも自然な動きで取る様に繋ぎ。迷い込むアリスの多くが幼い子だと言うのが理由の一つ、触れ合う事に対して敷居が低くなっている証拠か。繋いだ手を引くように歩みを進ませれば「案ずることは無い、今宵は家に泊まればいい。また明朝、明るい内に城まで連れて来よう」遊園地内に住まう他の人物らも夜になれば目が利き辛い、そうなれば今夜は自宅に止めて日を改めた方が確実である。己との別れを勿体ないと感じてくれた事が嬉しく、その嬉しい感情を素直に表現することが出来ずに言葉は止めて。くつくつ、と喉を震わせるように小さく笑い声を上げる事で下手糞な感情の切り替えを行ってから「我が家を気に入れば一日と言わず二日、三日、好きなだけ滞在しても構わんよ。アリス、お前は料理が出来るか」元より他の誰かと暮らしている訳じゃ無ければ部屋に余りは沢山有るのだ、住まう人間が増えた所で困ることは無い。寧ろ、彼が人並に生活能力を持って入れば助かる事だらけじゃないかと己にとって有意義な考えをこっそりと忍ばせて。庭園を抜け、森に足を踏み出す際に"嗚呼、そうだ"と思い出したように貰った籠へ目を向けて中を開けば「腹は減ってるか。城のコックがパンをくれた。嫌いで無いなら食べると良い、奴の作る物はこの国で一番に美味い」お弁当箱の様な箱に入るそれを取り出せば歩きながらでも食べられるだろうと差し出して)
>トゥイードルディー
本当?忘れないでね、楽しみに待ってるからさ!
(相手との仕事はどんなものだろうか。こうしてお喋りしながらであればきっと楽しいと、それだけは確信しては期待に胸を一杯に膨らませ。念を押すように言葉を連ねては、向けられた小指に此方も同じくピンと指を立て「うん、約束!破ったら針千本飲ましちゃうからね」クスクスと込み上げる笑いを抑える事無く声に出しては、冗談めかした一言を付け加え。今一度、その存在を確認するかのように青空をバックにぷかぷかと風に揺られ、宙を漂う風船の中にあるぬいぐるみを見上げてから相手に視線を戻しては「ディー……もしかして照れてる?」頬を掻く仕草に"ん?"と首を傾げては、自分の見間違いだろうか、何となくそう感じた事を問いかけてみて。提案に提案を重ねられてはパァッと両目を輝かせ「森のお菓子屋さん?ふふ、その単語だけで何だかワクワクしてきちゃうね。ディーと居ると楽しい事がどんどん増えて大変だ。分かった、そうするね!」森の中にひっそりと一軒だけ聳え立つお菓子屋。そんな情景が頭に浮かんでは、また一つ行きたい場所が増えた事に幸せそうな笑みを溢してはコクリと頷き、その案を受け。"じゃ、行こっか"相手の手を取り、あっちと指差された方角へと、言われた通り木や人に気を付けながらぬいぐるみ入りの風船を引き連れ歩き出し「パンケーキ楽しみだなぁ。ディーはどんなのが好き?フルーツたっぷり?ふわふわ?それともクリームがたくさんの奴?」タワーのように重ねられ、口に運べばふんわりとした食感が。または苺やベリーが散りばめられていたり、とろりと蜂蜜や真っ白なホイップクリームがふんだんに使われた姿を目に浮かべては、頭の中の考えを甘い物に占領されつつ、ルンルンと今にも踊り出しそうな程軽い足取りで相手に話しかけながらカフェを目指し)
>侯爵夫人
(繋がれた手に視線を落とし、もぞもぞと五指を動かして居心地のいい場所に落ち着かせた後は機嫌良さげに案内人に身を委ね。裏を探る必要も、悪意も感じられない言葉の応酬の心地好さと気楽さに肩の力を抜き、手を引かれるままに城を後にして。彼の住処への向かう道中、降って湧いたような問いに緩く頷き。炊事の手際の良さには自信があり、美食国家の生まれも手伝って、舌は肥えている。安い食材を調理して即席の創作料理を作ることも日常茶飯事で「ふふ、こう見えて料理は得意なんだ。特にジェラートには自信がある」と得意気にゆるりと蒼眼を細めて笑う姿は実年齢よりも些か幼く映るだろうか。差し出されたランチボックスのようなものに収まる、彩り豊かなサンドウィッチの品々に分かりやすく声音を弾ませ「Grazie!昼飯を食べそびれてしまっていたから、有り難い」手近な一品を逆手に取って、口許に運ぶと複数回咀嚼して、ぺろりと腹の中に収め。指先についた細かな欠片を舌先で舐めとりながら、舌鼓を打ち「ははっ、本当にうまいな。これなら幾らでも食えそうだ」と朗らかに感想を伝え。このペースなら彼の住処に着く頃には差し入れの食材は全て胃に収めてしまっているのだろう。愉快な未来を脳裏に描きながら、クツクツと低く喉奥を震わせて)
(/お世話になっております。背後の仕事が朝が早い為にそろそろタイムリミットに近付いて来たので大変名残惜しいのですがこの辺りでお暇させていただこうかと思います。本日は半日近く素敵な時間をありがとうございました!また機会が御座いましたら、是非ともお話してやってくださいませ)
(/本日も楽しい時間をありがとうございました!名残惜しいのですが、私もそろそろ下がらなければならない時間になってしまいましたのでこの辺りで退室させて頂きますね。次回はまたこの続きから始められればなと思います。長い時間付き合って下さり誠にありがとうございました!では失礼致しますね)
>レオナルド、ルチア
(/昨日は長いお時間お相手をして頂き本当にありがとうございました!またお時間が合いましたらいつでもお気軽にお越しくださいませ。)
>本日の交流受付は14時過ぎころを予定しております。
新規アリスの迷い込みは随時受付しておりますので、質問だけでも何か有りましたらお気軽にお声掛けください。
■注意事項/世界観など■
http://www.saychat.jp/bbs/thread/626257/res/1
■提供キャラクター■(11/21更新/全員のイメージイラスト)
http://alice123.hanagasumi.net/jyuunin.html
■提供キャラクター、住処/仕事■
http://alice123.hanagasumi.net/maps.html
■優遇/冷遇■
http://www.saychat.jp/bbs/thread/626257/res/4
■特設ページ■(11/21更新/現在登録アリス全員済)
http://alice123.hanagasumi.net/index.html
■個人ページ■
http://www.saychat.jp/bbs/thread/626550/
>男女一名ずつアリスの交流受付開始 / 新規プロフは随時募集
これより交流の受付を開始いたします。
男女どちらでも、お暇のアリスは此処へ迷い込み下さいませ。
※現在登録アリスの男女比が偏っております為、新規登録アリスの場合は男性アリスを優遇気味にお待ちしております。
※レスが遅い事、もしかすると直ぐに落ちしてしまうかもしれないことをご了承ください。
■注意事項/世界観など■
http://www.saychat.jp/bbs/thread/626257/res/1
■提供キャラクター■(11/21更新/全員のイメージイラスト)
http://alice123.hanagasumi.net/jyuunin.html
■提供キャラクター、住処/仕事■
http://alice123.hanagasumi.net/maps.html
■優遇/冷遇■
http://www.saychat.jp/bbs/thread/626257/res/4
■特設ページ■(11/21更新/現在登録アリス全員済)
http://alice123.hanagasumi.net/index.html
■個人ページ■
http://www.saychat.jp/bbs/thread/626550/
(/こんにちは。受け付け開始から少し時間が空いてしまいましたが、まだいらっしゃいますでしょうか?前回帽子屋さんに城内の部屋まで案内して頂き、そのまま帽子屋邸まで向かう所で終わっていましたので、今日は帽子屋邸に着いてお仕事のお手伝いをするところから始めさせて頂けたらと思っているのですが…!もし宜しければ、お相手をお願い出来ますと幸いです!)
(/お疲れ様です。昨日は長時間に渡り、お相手いただきありがとうございました。楽しい時間にPCPL共々年甲斐もなくはしゃいでしまいました。そして連日となってしまい恐縮なのですが、もしよろしければお話させていただいても大丈夫でしょうか?先に吉隠様もいらっしゃっているので、お忙しいようであれば此方は下がりますのでお気軽にお申し付けくださいませ)
>吉隠
(/来て頂いているのに気づくのが遅くなり申し訳ありません…!それでは場面転換としてアトリエまで進んだところから交流文を提出させて頂きます!)
(己にとっては慣れ親しんだもの、一日の大半を過ごす邸に戻ってくれば同居人はどうやら席を外しているようで姿が見えない。其の儘仕事部屋であるアトリエまで彼女を誘導し、扉を支えながら「ごめんね、片付けるのが得意じゃ無くて中はゴチャゴチャしてるんだ」女性を招くつもりが有ればある程度綺麗にしてきたのだが、突発的に勢いのまま依頼を出していればそういう訳にもいかず。布の切れ端が落ちていたり、ミシン糸が転がる仕事場に眉尻を落として苦い表情を。それほどまでに、背丈が有り凛とした姿勢の彼女と言うモデルを手放したくなかった訳なのだが、後悔先に立たず。次からはせめて人が入っても恥ずかしくない程度には片づけて置こうと明日まで続くかもわからない考えを纏めて。「__ねぇ、紅茶は飲める?寒かったから先ずは温かい紅茶で乾杯しましょ」仕事部屋内に足を踏み入れれば被っていたシルクハットをデスクに置いて、部屋の中に簡易的に置いてあるティーセットの準備をしつつ尋ねかけ、電気湯沸かし器でお湯を沸かせば頭の中ではどのドレスを試して貰おうかと考えがいくつも浮かび、その際にはチラリと彼女の姿を視界に映し)
>レオナルド
(/来て頂いているのに気づくのが遅くなり申し訳ありません…!此方こそ背後さまの綴られます文章の美しさに時がたつのも忘れてしまいました!本日も是非とも宜しくお願い致します。つきましては、前回からの続きと場面を占い屋敷まで飛ばした場面、全くの新規とどれが宜しかったでしょうか…!)
(/身に余る御言葉光栄です…!それでは前回からの続きで、占い屋敷に到着した辺りからお話を再開させていただけましたらと…!不束なPCPLですが今宵もよろしくお願い致します/レス不)
>レオナルド
(夕暮れ指す頃に無事遊園地敷地内まで戻って来る事が出来ると少なかれ安堵を抱き。日が落ちればすっかり寒い風が吹き荒ぶせいか、賑わい動きライトアップまでされたアトラクションと軽快なミュージックとは相反するように客の姿が見えない道を進んでいけば到着したのは宛らお化け屋敷か。入るだけで呪われてしまいそうな古びた和風の屋敷で、「そら、到着だ。もう少し行けばサーカス小屋が有るだろ、見えるか。――そこが鳥の住む場所だ、気を付けろ」指示を出すべく眼を細めつつ人相悪く睨みを利かす様に一層と華やかなサーカス小屋を示してから己の家へ足を踏み入れ。電気仕掛けの提灯で屋内に灯りを燈すのは暗くなってからでは電気を付ける事ですら困難になってしまう為の癖であり、「此処は俺の仕事場だ、お前も占って欲しい事が有れば金を持ってから来ると良い。地獄の沙汰も金次第、お前の運気が上がる様に最善を尽くしてやろう」主に腰かける腰かけを顎を使い示しながらギイギイと音を鳴らす古びた木製の階段を上り、仕事場と変わらず古臭く時代錯誤も甚だしいガラクタが落ちては並ぶその部屋で「慣れぬ場でやんやと喚かれりゃ疲れたろ。此処は自由に使って構わんよ、――下は駄目だ、仕事場が荒れちまえばオマンマが食えなくなっちまう」己にとっては何よりも気を許すことが出来る場所である我が家だからか、気を配る事もなく「食いもんも寝る場所も自由に使え」と己も気を使わないからお前も使うなと言いたげな大雑把な指示を出し)
>帽子屋
(考えてみれば自分の中の好奇心と言うものは成長するにつれて少しずつ薄れ、今では、かつて数え切れないほどに感じていた新鮮さや発見の喜びはすっかり影を潜めていた。しかし、この不思議な場所で過ごす時間は、心の奥底で埃を被りながら眠っていたそれらを呼び起こしてくれる様な気がしている。見慣れない景色、これまで暮らしていた世界では考えられない常識が此処にはあるのだと実感させられながら歩いた目的地までの道のり。思いの外近かったな、とそう感じたのは無意識の内に自身がその新鮮さを楽しんでいた証拠だろうか。扉を支えてくれた彼にさっと会釈をしてアトリエの中へ一歩足を踏み入れると、上下左右をぐるりと見回した。何事も完璧にこなせるようにと日頃から惜しみのない努力を積み重ねているつもりではあったものの、幾つか苦手意識をもつものがある。その内のひとつこそが裁縫であり、その手の分野を専門とする彼に対してはそれだけでもつい尊敬の念と、決して僅かとは言えない嫉妬心を抱いてしまう。この際、彼に習って苦手分野のひとつを克服してしまうべきかと、既に新たな精進の為の計画を立てていただけに彼の声への反応は少しばかり遅れてしまったが、さっと長い黒髪を揺らしながら後方を振り返ると「いえ、アトリエとは少しくらい散らかっている方が自然です。あくまで私の先入観ですが…」と苦い表情の彼にそんな返事を。「ええ――、ありがとうございます。」と、ティーセットの準備に取り掛かっているその様子に気がつけば、彼の質問にこくりと頷きながら礼の言葉を告げる。人の部屋であまりきょろきょろと観察していては失礼だと、この国に来てからというものつい擽られ通しの好奇心を一度宥めつつ彼の方へと近づいて。まだ外の冷気を微かに纏って冷たい指先を擦り合わせつつ「此方には、おひとりで?」と、先程から内心この邸の大きさから気にかかっていた事について何気なく尋ね)
(/いえいえ、とんでもございません…!交流文をご用意して頂き、ありがとうございました!帽子屋さんと過ごすひと時を楽しみにしつつ、暫しのお相手を宜しくお願い致します。/蹴り推奨)
>侯爵夫人
……ふうん、なるほど。(未だに彼が指す"鳥"を動物のそれと勘違いしたまま、示された方角―橙色に包まれた夕暮れ時のテーマパーク、カラフルな色合いの建物や遊具が並ぶ園内において一際華々しく輝く建物―をちらりと見やる。サーカス小屋と言うのならば件の鳥も何かの芸をするのだろうか。顔を覗かせるのは、ほんの少しの好奇心。彼の家に宿泊させてもらった帰りにちょろっとだけ様子を見に行ってみても良いかもしれないだなんてせっかくの忠告を水に流すような考えを胸中に。彼の住処―周りの建物と年季すら違うように見える廃れた屋敷―を前に、興味深そうに視線を注ぎこそすれど、戸惑う事はなく、導かれるがまま敷居を跨ぎ、彼の後に続き。「生憎と占いはあまり信じない質なんだが、あなたのそれは当たりそうだ」自分の国ではあまりお目にかかることのない調度品の品々に、東洋テイストの内装。見慣れないランプに電気が点り、室内を柔く照らし出す。雑然としているのに纏まっているような、不思議な一体感を抱かせるのは掴み所のない家主がなせる技か。気遣いは不要との言葉に暗色の双眸を緩めながら浅く頷くと、改めて部屋を見渡して)──エキゾチックな家に住んでるんだな。初めて見るものばかりだ。
>吉隠
(お茶会用ではない、作業の合間に一息付く為の飽く迄も簡易的なインスタントの紅茶は直ぐに準備が出来て。摘まめるようなお茶菓子と共にそれを作業台の上に置けば”どうぞ”と一声を添え。問いかけられたその質問に対して頭を左右に揺らし、長い髪をヘアクリップを使い後頭部で器用に纏めつつ「今は丁度いなかったんだけど、ウチはアタシを含めて三人暮らしなんだ。庭のお茶会会場で一日中寝てる眠り鼠と気難しい芸術家の三月兎、でもメイドを雇わない男だらけの家だから城に比べたら粗が目立つかな」同居人の説明を簡易的に行いつつトルソーに着せているマーメイドタイプのドレスを脱がせてから用意して、深い青色に貝殻の煌めきと星の欠片を織り交ぜた布で作られたそれはオーロラの様に見る加減によって色味を変える自信作、未だ少し装飾が足りない気がしてどう完成とするかを悩んでいたものであり。「アタシは隣に行ってるから、着替えが済んだら呼んで貰っても良い?」悩むドレスだが自信作の一つであるそれだからこそ、彼女が来てくれればアイディアが閃く筈と期待を含んでそれを渡し)
>レオナルド
当たるも八卦、当たらぬも八卦。都合の良い事この上ないのが人の世なのだ、当たろうと当たらなかろうと結局は自己解釈の内に解決してしまう。それで金が与るんだ、美味しいなんてもんじゃない(己の占いならばと述べるその言葉に悪戯めいた雰囲気でカラカラと笑い声をたて、述べる口上とは占いの闇か。かと言って適当ばかり述べている訳じゃないし、己の腕に自信も持っている。だからこそ言える発言でもあるようで「今日の俺は吉と出た、そら。別嬪で料理上手だと言うアリスに恩を着せる事が出来てる、__これを吉と言わずなんと呼ぶ。」適当な場所に腰を下ろせば懐に忍ばせていた煙草を取り出し何よりもの一服を、久しい散歩で見つけたアリスに充実感を持ちつつ長い吐息のように煙を吹き出して。物珍しいと言いたげなその雰囲気に頭を傾け「皆それを言う。__気に入った物を買い集めただけだ、欲しい物が有れば持ってっても構わん」収集するだけ収集すればその後の持ち物に執着は薄く、だからこそ集めた物が雑多と置かれている訳で。「時にアリス、お前は酒を飲める口か」元より迷い込むアリスは幼子ばかり、住人とて飲める者ばかりじゃなければ誰かと酒をたしなむ事等数少なく、眼を大きく開いてはニンマリと口角を持ち上げながら確認を問うように尋ねかけ)
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