赤の女王 2017-10-15 11:00:59 |
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>白兎
(この時点までの彼の振る舞いを見るに、簡易な説明で片付けられるか或いは答えすらも返ってこないか、などと些か失礼な予想を頭の中で巡らせていた事を反省した。予想を大きく上回る詳しい説明に黙って耳を傾けながら時折小さく頷き、少々無理矢理ではあったが自分の中で今自分の置かれている状況について整理と理解を試みる。そして、彼の言葉に口を挟む事なく最後まで黙って聴き終えたところで、まるで用意された原稿を読み上げているかの様に詰まる事も途切れる事も無かった完璧な説明に、きっと彼はこの質問を数え切れないほど受け付け、答えて来たのだろうと察する事が出来ればす、と頭を下げて一礼し)もう聞き飽きてうんざりするような質問だったでしょうに、丁寧な説明をありがとうございました。よく分かったわ。(時折ちくちくと小さな針の様に見え隠れする彼の嫌味に対して、少なくとも今は反応を示さない。こんな場所のこんな状況では多少なりと誰かの助けに頼らざるを得ず、彼に"助けた"と言う意識があるかどうかは兎も角として感謝はしていたからだ。不可解な状況である事に変わりはないが生活に困りはしないらしい、そして何より、時期女王としての資質を問われると言う点に関しては少し興味もある。此処に来て漸く、口紅を塗らず自然な赤みを残したままの唇にふっと小さな笑みを乗せて)女王陛下に挨拶をしに行く所でしたね。今すぐに知りたい事は教えて頂きました――今度は大人しく着いて行きましょう。
>ルチア
仕事はサボるもの、約束は守るものが俺のモットーだから(駆け寄ってきた相手のが開口一番に告げたその発言に"疑うなんてひどいなぁ"と全くそんな事思っていない癖に前置きを置いてから上記を続け、みるみると表情が変化し笑顔が浮かび上がってくると女王のイメージを秘密にした甲斐があったとばかりに釣られるように瞳を細め。大袈裟なまでのリアクションを見せられればまるで子犬のようなその雰囲気に愈々堪えきれずくすくす。と笑い声を零してから「女王陛下もアリス時代はお転婆だったらしいから、君と同じかもね」両方の肩をくいと持ち上げれば竦ませるようにおどけて見せて言葉を続け。手を取り歩みを進める中で未だ見ぬ部屋に思いを巡らせる相手を見れば「アー、アリス?最初の部屋は至ってシンプルだよ。もしかしたらお兄さんアリスの部屋になるかもしれないって場所だから」楽しげに空想を張り巡らせる相手に茶々を入れるのは何とも言い辛い、モゴと言葉を詰まらせた上で訂正を行えば直ぐに「でも!だからさ。アリスの好きなように模様替えをして良いんだ」空いている手の人差し指をぴん。と伸ばせば逆転の発想と言うべきかそんな言葉を付け加えて。その後に伝えられた己の住居に関しては頭を左右に揺らして「俺の家は城じゃなぁいよ。遊園地の傍なんだ、遊園地が大好きなんだけどあそこは鳥が住む場所って決まりだから」残念、とでも言う様に片方の口角を落としてから"ぷるるる"と唇を震わせるように息を吐き。それはともあれ遊ぶのは勿論大歓迎、同居人だって喜ぶ筈「いつでもおいで、俺の他にも二人暮らしてるんだけどアリスが来たって聞けば喜ぶから」一つの扉の前に止る際にちゃんと肯定する言葉を伝えてから"ほら、ついた"と目の前の部屋が彼女の部屋であることを示し握っていた手を離して)
>吉隠
(状況の呑み込みが早い、把握が早ければ次ぐ説明がスムーズに行える。と自己解釈の内、少しでも彼女の事を気遣える優しさや周囲を見渡せる視野の広さが有れば幾分も彼女の現状の過ごしやすさが変わった筈、そんな事を少しも考える事無く伝えられた着いて行くとの発言を鵜呑みにし再び歩みを再開させて。依然此方の都合など考えない悪戯な薔薇に痺れを切らすと「庭園を通る際は気を付けろ、慣れるまでは誰かこの地に詳しい者を連れて出歩くように。__でないと迷わされて城にも森にも行くことが出来なくなる」目の前を塞ぐように伸びて来た蔦を払うように手の甲でパシりと除けて「これ以上邪魔をするならば、蜥蜴に選定の強化を頼む事にする」と彼女にではなく今度は薔薇へ、その言葉を聞いた途端逃げるように薔薇はスススと道を開き城への一本道が作られて。漸く速やかに歩けると言う事でふう、と小さく息を漏らしてから「___。私の名前は白兎、城の住人だ」今更ではあるが己の事を簡易的に述べ、それから今正に姿の見えないアリスを拾う事をメインの役割としてになっているチェシャ猫を頭に浮かべ「お前は運が良い、この国で真っ当に話が出来るのは指折り数える程しか居ない」奇人変人、碌に仕事をしない者まで、ある種より取り見取りと言えるのかもしれないが。そんな他の住人を浮かべれば己もまた融通の利かないと言う点で碌で無しの一人だと言う事を気付かずに言葉を続け。見えてきた城の出入り口をスと真直ぐに伸ばした指先で示せば「此処が赤の城、アリスが住居を変えない限りの住処だ」キィと扉を開き中に入る際に暗に住処を変えられると言う事を濁す発言を添えて)
>白兎
(こうしてある程度の落ち着きを取り戻した上で目的の場所へ向かう中、今の今まですっかり記憶の片隅に追いやられていた世界中でよく知られる御伽噺を今更ながらに思い出す。不思議の国へ迷い込む少女アリス、それに自分自身を当て嵌められるかと言えば決してそんな事はなく、似つかわしくない役目だとひとつ息をついた。とは言え突然の出来事に慌てふためき途方に暮れるなどと情けない姿を人前に晒す訳にはいかない。元の場所へ戻る方法が現時点で分からない以上は、少しでも上手くこの場所で過ごせる様に情報を集めなければと、彼の後について歩く間も右へ左へ上へ下へとあちこちに目を遣った。彼からの助言とも言える言葉が聞こえてきたのは、丁度動き回る薔薇の蔦が気になり始めて居た時。成る程、とでも言いたげに頷けば「ご忠告に感謝します」と、彼の手に払われ渋々引き下がっていく蔦を一瞥する。ここでふと腕時計に目を遣ると、先日電池を交換したばかりの時計が既に全く動いていない。よって正確な経過時間を確認する事は出来なかったが、この頃になると少しずつ余裕も出てきていた。城についての説明がなされる中で然りげ無く入ってきた彼の名前を聞いてはた、と顔を上げれば「申し遅れました、私は吉隠 貴悠。尤も、貴方達にとっては私は"アリス"でしかないようだから、必要な情報かどうかは分からないけれど…私にとっては大切な名前だから、名乗らせて貰うわ。」と恐らく名を名乗った所で彼は呼び名を変えはしないだろうと予想はしつつ遅めの自己紹介。そうしている内に漸く辿り付いた出入り口の前に立ち彼の指差す先へと視線を移せば、ゆっくりと顔を上向かせながらその全体を眺め「貴方の言った事が本当なら、住居を変えるメリットが私にあるとは思えないわね」と城の敷地外に出て出会うであろうまだ見ぬこの国の住人達を想像して)
>トゥイードルディー
あはは、そうなの?ディーってば悪いお兄さんだねぇ。ねぇ、そのサボっちゃう仕事ってさ、何をやってるの?やっぱり治安を守るお巡りさん?(冗談に軽口を重ねられれば心地よさを耳に感じながら頬を緩め、声を立てて笑えばまた笑みを溢し。そして仕事との発言に好奇心が擽られては、この不思議な国においてもその身を包む警察官の格好から連想されるままの職業なのだろうかと、絶えない疑問からそう言葉を続け。また、相手が笑いながら告げられた女王の話には瞳を真ん丸に開き「え、そうなの?なんだか意外!……あ!じゃあ私もあんなに素敵なレディになれる可能性があるって事だよね?ね?」思わず驚きの声を上げるも、だが言われてみれば、そんな時代があったからこそ女王として堂々とした立ち振舞いのほんの一瞬に、あの出来事は垣間見えたのかもしれないと、納得出来る部分もあり。自分との共通点に嬉しくなるも、ハッと閃けば繋がれた手をクイッと下へと引き、瞳を輝かせてそうでしょ?と聞き返し。歩みを進める中に此方を気遣う物言いには、一度自身の髪の中に隠れているシンプルなデザインのカチューシャに触れてから、ふるふると首を左右に振り「シンプルなんだ、でもそれも嫌いじゃないよ。──うんうん、そうだよね!実はね、ディーに言われる前からそれ思ってたんだよね私。女王様から、色んな人のお手伝いをしたらお小遣いが出るって聞いてさ。だから私、じゃんじゃん働くんだ!あ、そした貰った部屋をもーっと素敵にして、最初にディーを招待してあげるね!」相手の名案にうんうんと頷いては、女王の間での出来事の一つを話して聞かせ、同じ考えであると楽しげに話。此方も空いている手を使い、拳を作って見せては今後について話す中で、また思い付いた事があれば、これは良い考えだとパァッと表情を輝かせつつ付け足し。語られた住居については、想像もしなかった場所にぱちぱちと瞬き、ゆっくりとその言葉を理解したならば周囲の迷惑になるとも気にせず一際大きな声を上げ「遊園地の側?すごいすごーい!絶対遊びに行く!その友達にも、アリスが宜しくするからって、ちゃぁんと伝えておいてね?」コクコクと首がもげるのでは無いかとばかりにしきりに頷いては、必ず行くと宣言し。漸く着いた己の部屋の前。相手の言葉を背に、引き寄せられるように扉へと近付き、ドキドキと胸を高鳴らせドアノブに手を掛けたならば、意を決したかのようにガチャリと音を立て、扉を開き「──っ素敵!前の部屋より全然良いよ!あはは、何だか得しちゃった気分!」広がる景色は、真っ白でふかふかなベッドに赤い掛け布団、日の光を届ける窓の傍らには、左右に一つずつ纏められた薄紅色のカーテン。隅には身だしなみを整える為の姿鏡に簡素なドレッサー、木製のクローゼットに、一対の椅子とテーブル。シンプルで必要最低限なのかもしれないが、色の無い殺風景な病室と比べるまでも無いのは確かであり、また己に取ってはそれだけでも十分で。感情の赴くままにタタッと床を蹴り室内の中央に踊り出ては、両手を左右に広げくるり、くるりとその場で回りながら部屋を見渡し、幸せそうな笑い声を響かせ。気が済むまで感動に浸り終わったならば、そこで動きを止め相手に向き直り、背筋を真っ直ぐ正し「ディー、ここまで案内してくれてありがとね!」庭園にて自分に声を掛け、ここまで導いてくれた友人へと、満面の笑み携えながらぺこりと一度頭を下げては、心の底から込み上げる感謝の気持ちを改めて伝え)
>吉隠
___。(教えられた単語が彼女個人としての名前を表していると言う事は重々に承知の上、その単語を繰り返し反復する事が無いのは何処までも融通の利かない堅物兎の証明で。音を立てないような静かな動きで城内を進み、時折すれ違うメイドが挨拶を繰り返す事に浅い会釈程度の簡易な返事を行いながら住居を変えるメリットとして挙げられたその発言の裏の意味を組み"く、"と喉奥を震わせるような短さで鼻で笑う笑い声を零し「聡明なアリスだ、」暗にその意見に対する同意の言葉を滲ませてから再び開いた口を閉ざし。奥へ、奥へ、と歩みを進めて行けば扉を守る様に佇む従者の前へ。「女王陛下、庭園にて一人のアリスを」と扉のその奥へ聞かせるように此処に来た理由を伝え。返事を待つ間に今一度振り返れば「私は時間を無駄にすることが好きではない、が。お前を拾った責任も有る。……お前が望むならば会談の間この場で待っている。」無責任の様に仕事に戻りたいと言う己のスケジュールと、同時に拾ったアリスを部屋まで案内すると言う役割の一つを天秤にかけて、無愛想にもほどが有るそんな選択肢を与えると「私は他の住人とは違い会話は成り立つが、それ以上は得意じゃ無い。喋り上手ならば掃いて捨てる程飽和する国だ。案内係は私じゃ無くとも幾らでもいる」中途半端な義務感から、己の代わりが幾らでも利くと言う今後の事を説くと中々にアンフェアな物言いでその返事を待ち)
(/失礼ばかりの応対で申し訳ないです…!女王との会談はスキップする事が可能ですので参考までに…!)
>ルチア
俺は__俺たちは、今もすれ違ったトランプ兵を管理するのが仕事かな。沢山いるから統括する人間がいないと場はぐちゃぐちゃに成っちゃうでしょ(己の仕事を問われると繰り返しの日々の殆どを抜け出して過ごしている為、最初こそスムーズに発言できず言葉を詰まらせて。暗にこの国の兵隊が優秀だと言う事と、目立った問題が起きない平和な国だと言う表れでもあるが。「でもアリスの言うお巡りさんって言うのも間違ってないよ、この国で過ごすのに平和を乱すならそれを正すのも俺の仕事かな」バーンと胸を張る様にして言葉を続けるのは仕事をする事が嫌いじゃないと言う事でもあり、「そうそう。そう言う事。だから、俺が外を散歩するのもある意味では仕事なんだよ、蜥蜴は目を三角にして怒るけどね」いっそ清々しいまでの開き直り理論を展開しては、蜥蜴が聞いていては怒声を上げること間違いなしのそれにウンウンと頷きを見せて。働きたいと目を輝かせていうなんて、己とは対角線上の考えだと感心するような表情で相手の事を瞳に写し、それでもその後に伝えられた言葉が嬉しくない筈が無くて「もちろん、アリスに招待して貰うのを楽しみに待ってることにするよ」頭を縦に揺らしては空いている手を使いポンポンと彼女の頭を数回ほど撫でて。遊園地と言う単語に興奮するのを見れば今度は己と同じ、自分もまた遊園地が大好きなのだと普段と比べて瞳を輝かし「そう!遊園地。でも傍、って言うだけ。……遊園地はフラミンゴがデザインした凄いイかした乗り物がいっぱいなんだ。俺の友達も遊園地が大好きだよ」ちゃんと伝えて、との言葉には片手をOKサインにする事で承諾しつつ、いつか連れて行ってあげたいと言う考えを持ち。開いた扉の先に広がる部屋を見て喜び、ただ此処まで連れて来ただけなのに感謝の言葉まで伝えられると何だかくすぐったい思いすら感じとんと扉に肩を宛がって止しかかれば片方の手をヒラリと揺らしてから「如何致しまして、素敵な友達と出会えたんだからお安い御用」くすくす、と楽しそうに笑い声を零しながら、凛とした丁寧な挨拶に対してフランクな返事を行って)
>白兎
(此方の自己紹介に対して彼が黙っている事については特段ネガティブな感情を抱いてはいなかった。名を名乗った所で彼はその名で呼ぼうとはしない、予想通りの展開に彼の性格や行動言動の傾向が少しずつ見えてきたと寧ろ良い意味で捉えている。中途半端な堅物が相手ならば此方も相手の出方によって反応を調整しなければならないという煩わしさが付き纏うが、ある意味振り切っているとも言える彼の堅物さ加減や融通の利かなさは自分にとっては有難いとさえ思っているようだ。時折擦れ違うメイド達に毎度きちんと挨拶を返すのは、この城にどんな人間が居るかを少しでも早く覚えようとしているから。かつ、かつ、と静かな廊下に二人分の足音だけを響かせつつ歩く内に前方に現れた大きな扉に気が付くと、扉の前に立つ従者の姿や扉になされた装飾からその奥に誰が居るのかを察してぴん、と改めて背筋を伸ばす。この国を統べる女王陛下とは一体どのような人物なのだろうか、先に思い出した御伽噺の通りだとしたらこの後の自分の扱いなど分かったものでは無いが生活の手助けをする辺りそういう訳でも無いのではないか、などと既に頭の中で考えがぐるぐると巡り始めている。そんな中、ずっと前を向いた彼が此方を振り返った事に気づけば自然と視線を合わせ)此処まで連れて来てくれて、どうも有難う。大切な時間を使わせてしまったお礼は、いつかきちんとさせて頂きます。貴方の迷惑にならない形を考えてからになるけれど。(仕事に戻りたい、彼のそんな気持ちは彼の言葉を聞くまでもなく伝わっていた。両足を揃えて丁寧に一礼し、顔を上げてからきちんとそう告げずにいられなかったのは少々生真面目な一面をもつが故の事。こうしている間も彼の時計は進んでいる。待つ必要は無いとの意味を込めて「お世話になりました。」と告げながら自然な微笑をおくると、彼の隣を通り過ぎて扉の奥へと進み)
( / いえいえ、とんでもございません!こうした振る舞いも白兎さんの魅力だと改めて感じております。折角ですので女王様との会談もさせて頂ければと…!)
>トゥイードルディー
へぇ……ん?って事はディーってば意外と偉い人なの?
(説明された仕事内容にほうほうと頷くも、纏める、統率するのはリーダー的な存在なのでは無いかと言う事に気付いては、女王の間の扉前のトランプ兵への態度を思い返し、相手の醸し出す気さくな雰囲気故か一部失礼な発言をしている事に無自覚なまま、素朴な疑問をぽつりと呟き。「そっか、私の答えも間違いじゃないんだ。平和を守るだなんて格好いいお仕事だね、それに強そう!」もしテストで採点されたならば、三角印だろうか。自分の言葉にフォローするような言葉が追加されれば、えへへと嬉しそうに微笑み。やや単純とも言うべき脳みそは、鵜呑みにするように相手の言葉を受け、国の平和を守り、悪漢が現れればその身で立ち向かう、テレビに出てくるヒーローのような物と解釈すれば、先に聞いたサボっているの発言をすっかり忘れたかのように、胸を張る仕草をする相手へと尊敬の眼差しを向け。「存在してるだけで、"よくしりょく?"って奴になるんだね。……蜥蜴さん?その人はどんな人なの?真面目?蜥蜴って言うから寒いのが苦手な人?」堂々とした理論にほうほうと感心してはさらに瞳を輝かせ、それがまさか開き直りからくる物だと勘付かないまま、確かそんな言葉があったはずだとうろ覚えな記憶から、当てはまりそうなキーワードを口に出してみせ。知らない人物の名には、それだけでは男性か女性かさえ分からず、興味津々に前にずいっと身を乗り出しては訊ね。「うん、楽しみにしててね!」自分の提案を了承され、頭を撫でられれば任せてとばかりに胸を張っては、ふふんと微笑み返し。「フラミンゴ?それも人の名前?……ふふ、友達もディーも遊園地が大好きなんだ。じゃあ遊び場所は遊園地に決定だね!」イカした遊園地とは、何と心踊る言葉なんだろうか。また知らない単語には疑問を声に乗せるも、瞳を輝かせる相手を見てはうんうんと同意の意味を込め頷き返し、OKサインを見つめてはいずれ訪れ出会うであろう人や場所へと思いを馳せ。ヒラリと片手を振る様に思う所があれば、部屋の中央から再び相手にトコトコと歩み寄り、くいっと頭を上げその赤紫色の瞳を見つめ「ふふ。ねぇディー、お部屋の案内ついでにさ、此処にある食堂にも連れてってくれない?女王様がお城のコックさんの料理はすっごーく美味しいって言ったのも聞いてたら、私お腹空いてきちゃってさ。ね、いいでしょ?お願い!」案内は終わってしまったが、これでさよならしてしまうは何だか寂しい気がして。ふと、女王との会話中に知った事を相手に話しては、パチンと顔の前で両手を合わせ、最後にねだるようにチラリと見上げては相手の反応を伺い。了承されれば嬉々としてその後を着いて行き、断られればその場にてバイバイと片手を振ってはその背を見送る事だろう)
(/遅筆ながら、長々と失礼致しました!キリが良さそうなのと、21時に入りますので、この辺りで退室させて頂こうかと思います。此方のせいでやり取りの回数こそ少ないですが、素敵な一時を過ごさせて頂き、ありがとうございました。今回もとても楽しかったです!次回は是非、お城にいらっしゃる方のお手伝いに娘を向かわせたいと考えております。また機会がありましたら、その時もお相手して頂ければ幸いです。では重ね重ね、ありがとうございました!)
>吉隠、ルチア
(/昨日はとても丁寧で素敵な時間を有難う御座いました!ぜひまたお時間が合いましたらお気軽にお越しくださいませ!)
>一名の常連アリス、一名の新規アリスの交流受付開始 / 新規プロフは随時募集
これより交流の受付を開始いたします。
男女どちらでも、お暇のアリスは此処へ迷い込み下さいませ。
※レスが遅い事、20時頃に落ちてしまうかもしれない事をご了承下さい。
■注意事項/世界観など■
http://www.saychat.jp/bbs/thread/626257/res/1
■提供キャラクター■
http://www.saychat.jp/bbs/thread/626257/res/10
■提供キャラクター住処/仕事■
http://www.saychat.jp/bbs/thread/626257/res/3
■優遇/冷遇■
http://www.saychat.jp/bbs/thread/626257/res/4
■特設ページ■
http://alice123.hanagasumi.net/index.html
■個人ページ■
http://www.saychat.jp/bbs/thread/626550/
( / 昨日は素敵な時間を過ごさせて頂き、ありがとうございました。連日になってしまいますが、もし宜しければ続きをさせて頂けませんでしょうか?赤の女王様との会談の後は、おそらく国の中を散歩したがると思いますので、案内をお願い出来そうな方との交流に繋げさせて頂ければと思っているのですが⋯!)
>吉隠
(部屋に届いた声がアリスに纏わるものだった、聞き慣れた報告主の声は白兎だろう。ゆるり、と口元に笑みが浮かんでしまうのは年齢を重ねても尚衰えを知らない好奇心が為せるのか。瞳を細め微笑を強めてから"アリスを此処へ"と従者へ伝える。暫くして扉が開かれると招かれたアリスの姿を真直ぐな瞳で数秒見詰め、「ようこそ御出で下さいました。貴方に会えることを楽しみにしていたわ」片手をそろりと頬へ添えて、まるで簡単には触れられないような凛とした端正な美しさを纏うアリスに挨拶を。頬に添えていた手を動かしてから自身の傍を示し誘導するように前へ向け「どうぞ、傍に」ふふ。と柔らかに微笑を浮かべてはその後その表情に困惑を浮かべ眉尻を落とし「突然の事で驚かれたでしょう、私の時もそうでした。__ここへは白兎が案内してくれたと聞いています、不器用な方ですから足りない案内だったことでしょう……想像つきます。」喋り上手とも気遣い上手とも言い難いその男の存在にふう、と小さくと息を漏らしてから「でも、悪い人ではないの。」とフォローになるか分からないがその言葉を伝えて)
(/お越し下さり有難うございます!続きからと言う事で交流文を出させて頂きました!その後の交流ですが吉隠さんの苦手とならない感じの案内人ですと蜥蜴、帽子屋、赤の騎士、とこの辺りかなと思うのですが何かご希望が有れば…!)
>赤の女王
(謁見の間へ足を進めようとする瞬間、およそ緊張と呼べるものは全く存在していなかった。が、一国を統べる立場にある人間と対面すると言う機会は正直な所初めての経験であり、先の勝手な想像の効果も相俟ってこの先に待つ人物とは一体どんな顔をして会えば良いのかとひっそり悩んでいたのもまた事実。それでも背筋をぴんと伸ばし、顔を上げ真っ直ぐに前を向いたまま進んだ部屋の中、頭の中に思い描いていた女王の姿は視線の先で柔らかに微笑むその姿を見た瞬間、まるで溶けるように消え失せてしまった。彼女の真っ直ぐな瞳を同じように真っ直ぐに見詰め返しながらほんの僅かの間瞬きを忘れて黙っていたのは、大凡目の前にいる彼女の美しさに見惚れていたから。他人の容姿の美しさに目を奪われるなどと言う瞬間はとても久しく感じて、柄にも無くじっと見詰めた彼女から視線を外せないままに「初めまして――お目にかかる事が出来て光栄です。」と丁寧な挨拶の言葉と共に一礼した。傍にと促されればきちんと揃えられていた両足がすっと離れて一歩前へ、そのまま数歩進んで彼女の傍まで近づくと程好い距離まで近づいたところでまた一礼。それから、義務的な事であったとは言え親切にこの場まで自らを導いてくれた彼についての言葉にふ、と漸く小さな笑みを零せば「いえ――、貴重な時間を割いて私を貴女様の元まで導いて下さいました。あの場であのまま独りで居たら、薔薇達に取り囲まれてどうなっていたか分かりませんし…感謝しています。」と不甲斐なく途方に暮れた自分を思い返しつつ苦笑いして)
( / 此方こそありがとうございます!この後の案内に関してですが、悩んで悩んで今回は帽子屋さんにお願いできればと…!)
>吉隠
(老若男女、国も年齢も問わずに紛れ込むアリスの存在だが。その多くが物語不思議の国のアリスをなぞる様に幼い少女である事を踏まえると、淑女であるその佇まいを見る限り彼女は稀な存在であり珍しい迷い込だと考えを。苦笑いと共に伝えられたその言葉が既に懐かしい己の記憶を呼び覚まさせるようで"ふふ"と小さく笑みをこぼしてから「でも、白兎が案内をしたなら私が説明する事はもう無さそうね。……アリスとしてこの国で過ごす際に心配事は有るかしら、 一応、部屋は用意してあるのだけれど。あまりお洒落とは言い難いわ、だから貴方好みの素敵なお部屋に是非模様替えをしてね。公園の出店街には何でも揃っているわ、買う為にはお金が必要だけどこの国の住人は皆アリスの手を借りたくて仕方ないみたいだから、時間が余っている時は誰かの所でお仕事をしてみると良いかも。」最初には相手の立場からの問いかけを待ち、続けるように己がアリスだったころの過ごし方を選択肢の一つとして持ち掛けて。「此処、赤の城を中心として沢山の場所が有り、その場で過ごす住人も多いの。慣れるまでは大変だと思うけれど……何かあったら相談にいらしてね。アドバイス位しか出来ないけれど、___もちろん、何が無くても顔を見せてくれると嬉しいわ。お喋りが好きなの」何度繰り返しても突然の環境に突き落とすこの瞬間だけは胸が痛んで仕方がない、だからこそ少しでも緩和できるようにと最後にはおどけるような声色で言葉を添えて)
(/お返事有難うございます!それでは帽子屋にて交流を続けさせて頂きます!/蹴り推奨)
>赤の女王
(目の前で柔らかに微笑んでいる彼女もまた、初めてこの場所に迷い込んだ時には戸惑いながらでも様々な経験を繰り返しながら今日この日を迎えているのだろうと頭の端でぼんやりと思案しながら彼女の言葉を聞いていた。此処に来てから受けた説明や、こうして一国の女王に挨拶まで済ませると言う事の運びから考えるにどうやら元の場所へ帰ると言う選択しには中々たどり着くのが難しそうだと変に冷静に考えている自分が何だか可笑しくてあれこれと考える事を止める事にする。そんな風に、ある種吹っ切れたとでも言うべき状態が表情の堅さを少し緩めると言う形で表れていたかもしれない。先に自分を此処まで連れて来てくれた人物から受けた説明だけでもある程度の事は理解したつもりであったが、ここでの生活についてより詳しく補足説明を添えてくれた彼女に対し「成る程、分かりました。少しあちこち散策してみる事にします。他にも様々な方がこの国には住まわれているようですし、ご挨拶も兼ねて。」と、恐らく彼女もそのようにして初めの内を過ごしたのだろうと推測しながら告げた。同じ経験をした相手、女王陛下だと思えばあまり気軽に顔を出しに来るのは畏れ多いものの、幾らか安心できる相手であるのは確か。おどけたような声色にふっと表情を和らげながら「そう言って頂けると、私も心が幾らか休まった様な気がします――…不躾で大変申し訳無いのですが、ひとつだけ、お伺いしても宜しいでしょうか。」と言葉の後半は控えめにそっと尋ねて)
>吉隠
__えぇ、どうぞ。(生活をする環境も、考え方や常識さえもが一転する。夢のようなこの世界を受け入れるのが容易い事じゃない事くらい理解している。その上で控え眼絵に乗せて質問を投げかけられると少しばかり胸を張ってから両方の眼を一度瞑る様にきゅうと細めて、笑みを強ませて瞑った瞳をゆるりと開き直すと質問の続きを促す様に頭を僅かながら傾けて。「あぁ、でも。___ごめんなさいね、元のクニへの戻り方は応えることが出来ないの。それ以外なら、教えられるわ」その一点に限り、知り得ないからこそ帰路を望むアリスにもその道を授ける事は出来ない。眉尻を落として困ったように唇を噤ませて。もしも、今正に目の前のアリスがそれを望んでいるのだとすれば応えることが出来ない、だからこそそれを出来ないと伝え悲しむ顔を見ない様にと先手を打つ返事を行って。)
>赤の女王
私を此処へ案内して下さった方――、白兎さんが喜ぶ物をご存知でしたら教えて頂けませんでしょうか?(不躾な申し出に邪険な態度を示すでもなく頷いてくれた彼女の寛容さに感謝しつつ話を続けようとしていた所で聞こえた先手を打つようなその言葉、矢張り此処に来たばかりだと皆同じ様な事を考えるのだろうと妙に納得できてしまって「御心配なく」と首を振ってから知りたかった事を尋ねる。恩を受ければその理由が例え好意や善意からでは無かったとしても、きちんと返さずにはいられない、そんな性格をしていた。こうした行為そのものが煩わしいと思われてしまっては元も子も無いのだが、おそらくは彼に慕われているであろう彼女ならば何か良い情報を知っているかもしれないと踏んでの質問だったらしい。彼女の返事を待つ前にもう一度口を開き、困ったような苦笑いと共に小さく肩を竦めると「貴重な時間を頂いた事と、此処へ連れて来て下さった事へのお礼がしたく――仕事の手伝いが出来ればそれが一番なのでしょうけれど、今の私ではまだお邪魔になる可能性の方が高いと思いまして…もし叶うのであれば、女王陛下のお知恵をお借りしたいのです。」とどうやらこれは偽りの無い真心からの言葉。女王陛下を目の前にして少々失礼な質問であったかもしれないとほんのり心の中で反省をしながらも、じっと視線を逸らさぬままに答えを待って)
>吉隠
白兎の―――まぁ、好きなものっ。(不安から起きる質問とはどうしても後ろ向きな考えをしてしまう、だからこそ無意識の内に身構えていたのだが一種の拍子抜けの様なその問いかけを一度己の言葉として反復した後に、その内容が余りにも良い意味で期待を裏切るものだったと瞳を輝かせ。「白兎は察しの通り芯が強すぎて、同時に拘りが強いの。だから喜ぶものは物よりも食べ物の方が良いわ、……それも、森のお菓子屋さんで作られたキャロットケーキが一番の好物なの」こんな風にこの国の住人の事を問う質問ならお手の物、任せて欲しいとつい答えが先走ってしまう。お喋りな口を黙らせるように"ふう"と息をついて落ち着きを取り戻せば「白兎に限らず、この国の皆は甘い物が大好きよ。好きなスイーツに違いはあるけれど……。白兎はキャロットケーキを目の前にすると普段よりも少し肩から力が抜けるわ」国のいざこざを抜いた会話だからだろうか、自然と笑みが零れ楽しむ様に補足の説明を。「でもね、貴方のその気持ちを知る事がきっと何よりも喜ぶ筈だわ」他の追随を許さないほどの真面目で厳格な彼だからこそ、気遣いの一つが何よりも身に沁みるはずだと逸らされない瞳に己の視線を交わしてから"なんてね"と最後には話題が重たくならない様に飽く迄も己の勘なのだと言う事を伝え)
>赤の女王
(さて女王陛下の反応は如何に、と此方もまた別の意味で多少身構えながらその口が開く瞬間を待っていたのだが思っていた以上に前向きなその反応についほっと胸を撫で下ろす。恐らくはこの国の誰よりも生真面目で堅物な彼の事だ、下手をすれば何もしてくれるなとばっさり切り捨てられても文句は言えまいなと失礼ながらそんな風に考えていただけあって彼女の口から語られる情報はとても価値のあるもので。兎にキャロット、嗚呼成る程と内心妙に納得しながら言葉の途中で一度二度相槌を打てば「この様な不躾な質問にお答え頂き有難うございました。何分、私よりも女王陛下の方がこの国の方達については詳しくご存知だろうと思いまして――感謝致します。」と説明を終えた彼女に丁寧な一礼を。これでこの後自分のやるべき事は決まった。先ずは城を出て誰かと出会い、森の菓子屋でキャロットケーキを購入する為に必要な金を稼がなければとあっと言う間に目的意識も出来上がっている。初めての場所、思いがけない出来事を目の前にした自分に対する彼女の優しい心遣いが伝わるからこそ気持ちも温かく、こんな気分の表現があまり得意では無い事が悔やまれるがそれを可能な限り彼女へ伝えようと、精一杯柔らかく微笑んで見せた。それから足を一歩後ろへ引いたかと思うと「長居をして申し訳ありません、お話し出来て大変光栄でした。もう少しこの場所に慣れて来た頃に、またお会い出来れば幸いです。」と彼女に別れの挨拶を。それからくるりと踵を返し、大きな扉へ向かって歩き出す。さてこの後は何処へ行けば良いのか、まずは誰かと出会わなければまともに散歩も出来そうにないなと、考え込むように顎に手を添えながら扉をくぐって部屋の前の従者に会釈をし)
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