アリスは憂鬱な夢を視る（　半無登録　/　NBL　/　提供おじさん　）

>トゥイードルディー

ふふ、だって仕方ないよ、喋りだしたら止まらないんだもの
(自分の質問に対して相手は、煩いと咎めるでも怒るでも無く、何処吹く風のように知らん顔で笑みを保ったまま、形の良い唇から心地よい笑い声を辺りに響かせていると言う、短い人生の中、今まで出会った誰にも無い新鮮な反応にぱちくりと瞬きを繰り返し。続いて嬉しそうにゆるゆるとだらしなく頬の力を抜いては、この口が悪いんだと言わんばかりに自分の口許を指差して告げ。それから教えられた答えを復唱し、伝えられた通り己の頬をギュッとつねり、そこに赤い跡を残し目尻に僅かに水を溜めつつ「アリスは迷子。それと── っ……これは痛いから現実！」と嬉しそうに語り。「トゥ……ディーね！可愛いあだ名があったら要らないかも知れないけど、私はルチア・ガルシア。宜しくね」相手の名前は自分には些か長く感じられれば、繰り返そうにもすぐに分からなくなり困ったように眉をハの字に下げ。しかし愛称を告げられればパッと表情を明るく変化させ、差し出された手を両手で包み込むように握り、ニコニコと笑いながらブンブンと勢い良く上下させ握手を交わし終わればその手をパッと離し。「お城……わっ、お城なんかあったんだ！すごいすごい！アリスの部屋があるなら、私の部屋もあるって事だよね、だって迷子だもん。ねぇディー、そこまで案内して！私お城も部屋も、もっと近くでよく見てみたい！」ピンと伸ばされた指先を視線で追っては、そこで初めて城の存在に気付き。大きくて立派な、絵本から飛び出してきたかのような子供心を擽る立派な外観に、興奮からその場で思わずピョンと跳び上がり、はしゃいだ声を上げ。相手が言う事が確かなら、自分は入っても良いはずだと主張しては、相手の手を掴もうと片手を伸ばし。最後に明かされた情報については「え、アリスってすごいね、女王様の卵なんだ！じゃあさ、いつか演説したり、誰が一番かを競ってコンテストとか開かれたりするの？」好奇心故に瞳を輝かせ食いついては、国のトップを決めるのであれば多数決やお祭り騒ぎがあるのだろうか、もしそうであるなら面白そうだと興味津々に疑問を投げ掛け)

＞ルチア

(迷い込んだアリスを注意して観察してしまうのは一種の癖であり、迷い込んだアリスが己にとって引いては同様にサボリ癖の有る双子の彼にとって都合が良い物かどうかを見極めているようで。コロコロと鈴を転がすように語られる声もクルクルと変化を見せる表情も、無邪気な少女其の儘を表現しているようで。教えられた名前を繰り返し呼ぶことは出来ないが、その名前を記憶の一つとして黙って刻み込み「うん、よろしく」と揺れる手の平へ視線を向けて言葉を重ね。城に対して興味を持ったその様子を見れば"勿論！"と胸を張りニと笑みを浮かべて「じゃぁ、アリスを城までご案内と行こうか！＿＿＿あ。そうそう、ココの薔薇は悪戯好きで道をふさいだり迷わせたり、あぁ。言ってる傍から、駄目だって」庭園の薔薇についての説明を交えて迷路のような道を進めば言葉通りと言う様に被っている帽子を蔦に絡める様に取られてしまい片方の瞳を細めて注意をするように薔薇に告げれば再び帽子が戻されるまでにらみを利かせ、その後戻れば”良くできました”と褒める言葉を向けて「だから、庭に出る時は誰かと一緒の方がいいよ。迷ったら抜けるのが大変なんだ」肩を竦ませ悪戯に困ったものだと笑い声を上げ、続く疑問に遅れながら頭を左右に揺らし先に反応で応えれば「コンテストとかは無いと思うな。俺たちも何がきっかけで、って言うのは分からないんだけど……。でも、選ばれた女王陛下なら命じるままに従うさ」幼いレディへ伝えるには大雑把でありヘヴィすぎるその内容にふ。と小さく息を零して)

>トゥイードルディー

ん、どうかしたの？あんまり熱い視線を向けられたら照れちゃうよー
(何やら観察でもするかのように此方をじっと見つめる赤紫の瞳を見つめ返しては、その真意に考えが及ばないまま、カラカラと楽しげに笑っては冗談を口ずさみ。自分の願いを二つ返事で快く了承して貰えれば、「ディーってば良い人だね、ありがとう！」と称賛の言葉を送りつつ、地面の上を軽くスキップし髪を揺らしながら隣を歩き。不意に生け垣を伝う蔦が意思を持ち、ひょいと伸びてきたかと思えば相手の帽子を持ち上げ、あまつさえその言葉に従い奪った帽子を持ち主に返す光景を目の当たりにしては、瞬きと共にパクパクと魚のように口を開らいては閉じ。少し気持ちが落ち着けば絞り出すような声をもらし「は……初めてみた！言葉が分かる花何だね。それにすっごく元気って言うか、活きがいいね。此処には面白い物がたっくさん溢れてて、楽しい国だね」やや興奮しつつ、元の位置に戻ったそれをまじまじと見つめ。ちょっと歩いただけなのにこんなハプニングが起こるなんて、なんて愉快な国なんだろう！と顔を綻ばせては、まだほんの先しか知らないがこの国を気に入ったと言葉を零し。誰かと一緒に来た方がの言葉には「はーい」と片手をビシッと真上に上げ、先生に対するようなお行儀の良い返事を返し。「ふーん、コンテストは無いのかー、それは残念。んじゃ日頃の行いで決まるのかな？または抜き打ちテストみたいなのがあったり？……あ、ねぇねぇ、女王様ってどんな人なの？やっぱり賢くて美人さん？それとも可愛いおばあちゃん？もしくは、悪役に出てきそうなこーんな目でおっかない人？」お祭りは無いと聞けば、もし女王になった暁にはその肩書きを担う責任の重大さに気づかぬまま、詰まらないのとあからさまにガックリと肩を落としてみせ。ならば何が基準でと考えを巡らすも、相手の足取りに合わせ歩を進め話している内にだんだんと城が近づきその輪郭に大きさが増して行けば、この建物や庭を、さらにまだ見ぬ土地を納める不思議の国の主に興味の矛先は自然と移り。女王から連想される印象を幾つか挙げては、最後に自分の目尻に両手の指先を宛がい、キュッと斜め上に引き上げ糸のように細いつり目を実際に表現して相手に見せては、どんな人なのかと訊ね)

(/申し訳御座いません、眠気が来てしまいましたので本日はこの辺りで失礼させて頂きます。夜遅くまでお付き合い下さり誠にありがとうございました。主様、体調を崩され風邪等引かれぬようお気をつけ下さい。また改めてお礼を言わせて下さい、とても楽しい一時をありがとうございました。もし次回の機会に恵まれましたら、この続きからお相手して頂ければ幸いで御座います。では、夜分に失礼致しました)

＞ルチア

(/昨日は素敵なお時間をありがとうございました！ぜひ、またお時間が合いましたらいつでもお越しくださいませ！続きからと承りました！)

＞一名のアリスの交流受付開始 /　新規プロフは随時募集


※21時頃以降に闇落ちの可能性ありのため、大丈夫な方でお相手して頂けるとありがたいです。
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■特設ページ■
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>主様

(/此方こそ昨日は素敵な時間をありがとうございました。更新されているのが丁度目に入りまして、お言葉に甘えて、連続になってしまうのですが昨夜の続きからまたお相手願えないでしょうか？

昨日も娘にお時間を頂いてしまっているので、他のアリス様が迷い込まれましたら、または話のキリが良い所か、長くとも15時か16時頃には身を引く所存ではありますので、ご検討の程宜しくお願い致します)

＞ルチア

―――女王陛下が悪役、(未だ見ぬ赤の女王に対して想像を巡らせる相手の様子を見れば想像の中の選択肢の中で最後に物真似と共に披露されたそのイメージに我慢できずに噴き出すような笑い声を上げて、くっく。と肩を震わせれば「それはイメージと大分違うかな、……。でも、イメージを壊したら悪いから会うまでは秘密にしておくよ」ぴん、と指先まで伸ばした人差し指を己の口元にそっと触れさせるように宛がえば”シー”と秘密を守る様に息を零し。迷路のような庭園を進み、大きな入り口まで到着すれば扉を開き支えて先ずは彼女が城に入るのを促して、に。と口元の笑みを強めれば「さぁて、アリス。最初に部屋を案内する？それとも――女王陛下の答え合わせ？」ぴっぴ。と右左を指し示すように顔を揺らして選択肢が有る事を促し、尋ねかける様にその選択肢を選ばせると答えを待つように言葉を止めて。すう、と静かな動きで頭を傾け不思議なこの世界に対して好感を持ってくれているそんな彼女へ目を向けて)

(/今日もお越し下さり有難う御座います！それでは、続きからと言う事で絡まさせて頂きますね…！)

>トゥイードルディー

ありゃ、違うの？まぁそれもそっか、あーんな素敵なお庭の持ち主だし、こんなに親切なディーが仕えている女王様だもんね(目尻に当てていた指先を離しては、肩を震わせる相手をきょとんとした眼差しを向け。しかし今まで通ってきた道を振り返れば、庭師の腕もあるのだろうが心を込め丁寧に手入れされているからこそ、より一層美しく深紅の花は咲き誇っているかのようにも思え。また、目の前の人物は悪の手先にも見えなければ、ケラケラとおどけたように甲高い声で笑いながら体全体を揺らし、先ほどまでの自分の考えを否定し。「教えてくれないのは残念だけど……うん、会ってからの楽しみとして取っておく」これまでほぼ全てに答えをくれた相手が秘密だと曖昧に言葉を濁されれば、不満そうに声を落としむっと下唇を尖らせるも、この目で真実を確かめるのも面白そうだと考える事で渋々納得の意を示し、こくりと頷き。「わぁ……でっかぁーい！」漸く間近で見る事の叶った城は、扉だけでも己の視界に入りきらない程であり。眼球から目玉を溢さんばかりに瞼をこれでもかと目一杯持ち上げ、首が痛くなるのもお構い無しに顎を天に向けては口をぽかんと開き間抜け面を晒し、感嘆の声を上げ。扉を押し開け自分が来る事を待つ相手に気が付いてはバタバタと喧しい足音を立て、その横を通り抜けては城の中へと足を踏み入れ。「もっちろん、答え合わせが先！誰かさんが教えてくれないから、此処がモヤモヤしたままだもん。お部屋はその後！」問いには当然とばかりに後者を選び、ドキドキと興奮故に鼓動の落ち着かない己の胸元をトントンと人差し指で叩き。庭園とはまた違う品の良い香水のような見知らぬ空気を肺に吸い込み「ここも良い匂い……ねぇディー、女王様のお部屋はどこ？あっち？それともこっち？」キョロキョロと首を左右に勢い良く振り回して問いかけ、くるりと振り返り相手に近寄れば、黒い皮手袋に覆われたその手をギュッと掴むように握りしめ、早く早くと期待に満ちた瞳を向けながら相手を引っ張っては急かし)

(/ありがとうございます！改めて宜しくお願い致します。では本体は失礼致しますね)

＞ルチア

(元々仕事をサボり抜け出して遊園地で時間を使う事が多いせいか、庭園に迷い込むアリスを拾う機会に恵まれる事は稀なようで。だからこそ、こうして己にとっては当たり前の様な存在の城を喜ぶように反応を見せられれば自分が何かに関与したわけではないのに自分が褒められているような錯覚で誇らしいような照れ臭いような、そんな感情を抱き微笑ましさに目元を緩め。「じゃぁ、女王に挨拶を行こうか。――失礼な事を言ったら首を刎ねられちゃうかもよ」くすくす、と笑い声を交えながら繫がれていない自由な手を使い首を刎ねる動作を真似て。迷い込んだアリスの多くが口をそろえる様に心配するその事柄を冗談のように持ち出して意地悪を一つ、心の中で"なーんてね"と先の言葉を冗談に変えるそれを呟き伺う様にチラリとその姿を盗み見て。繋いだ手を取りながら誘導をするように城内を進み、時折すれ違うメイドに軽い挨拶を行いながら一番奥まで足を進ませて。より一層大きく重たい扉に対峙してから足を止め、扉の正面に立つトランプ兵に緩い挨拶を行ってから繋いでいた彼女の手をするりと離して「女王はこの中、心配しなくて大丈夫だよ。俺は此処でちゃーんと待ってるから」手放した手の平を使って彼女の髪をぽんぽんと優しく触れる様に二度撫でて、するりと距離を詰める様に少しだけ屈めば彼女の耳元へ顔を寄せ「アリスの可愛い笑顔を見せてきてあげて」にこやかな彼女が緊張をしているかは分からない、わからないが、少しでも自然体でいられるようにと冗談めかす声色を使って盛り上げる様にポンと背を叩き。近付けた顔をすー、と引き戻せば扉に向けて凛と姿勢を正してから「女王陛下、トゥイードルディーが庭園にてアリスを発見しました。」重たい扉の奥まで声をとどかせるようにハキハキとした喋り方で伝えると付き人の手により重たい扉がギギギと開かれて。ちらりと振り返り彼女を見詰めてからぱちり、とウインクを一つ「行ってらっしゃい」と激励を込めて見送る言葉を伝え)

(/早速背後から失礼いたします…!女王とのやり取りはショートカットできますので、時間を飛ばしたロルでも大丈夫です…!勿論続けて女王との対談も可能ですのでお好きな方をお選び下さいませ！)

>トゥイードルディー

え、それは困る！まだまだ遊びたりないもん。に、苦手だけど頑張ってお行儀良くするね
(すーっと相手の手が首元を右から左へ移動すれば、短いやり取りながらこれまで親切に接してくれた相手だからこそ、その言葉を真に受けた様子でビクッと大袈裟な程肩を持ち上げ、ピクピクと口許を引くつかせては表情を強張らせ。自然と汗の滲む繋いだ手に込める力を強めながら、その後に続き場内を進み。トランプをモチーフにされたメイドには「可愛い人だったね、それにメイドさんも初めて見たよ！」と、通りすぎた後キャッキャッと嬉しそうに、また知らない物が見れた事にはしゃいだ声を隣に居る相手にだけもらし。やがて細やかな細工の施された、一際大きな扉の前に辿り着き。繋いだ手が離され名残惜しく思うも、頭に乗せられた僅かな重みと手袋越しに伝わるぬくもりに表情を緩めては「約束だよ、破ったら女王様に言いつけちゃうんだからね！」と、まるで脅すような言葉を紡ぎ。不意に耳元に感じる相手の息には「ふふっ、くすぐったいよディー」と、思わずくすくすと肩を竦め笑い声を零しながら、無意識に入っていた肩の力を抜きながら分かったと素直に頷き。「うん、行ってきまーす！」今までとは打って変わった相手の凛とした声に驚き、瞬きを一つ。それから自分も傍らに立つトランプ兵にぺこりと頭を下げてから、見送りの言葉を送ってくれた相手にヒラリと片手を振り返し前を向き直り、重厚な扉のその奥へと歩を進め)

>赤の女王
わぁ……綺麗……！
(赤の女王の待つ間に足を踏み入れ、天井を照らす豪華なシャンデリアや壁に掛けられた絵画、目に飛び込む全てに瞳を輝かせ。その中でも一際存在感の放つ相手の御前に辿り付いたのなら、ぱちぱちと瞬きを繰り返し、ぽかんと開いた口から感嘆の意を示し。赤と桃色が絶妙にマッチした、キラキラと輝くドレスに身を包んだその姿をじっと見つめ、ややして金縛りから解けたように動き出せば、最初はどもってしまうも、肩の力を抜き満面の笑みを浮かべ「あ、えっと初めまして女王様！あんまりにも素敵でビックリしちゃった。ディーのご紹介に預かりました、アリスです。──お部屋下さい！」気を引き締め、ピンと背筋を正しては己の中に行儀良くを目指し、一礼。顔を上げた所で、つい気が緩んだのか胸の内にある本音をポロリと口から溢し。あっ……と慌てて両手で口を塞げば、おろおろと視線を泳がせ「違う。あ、いや違わないけど──その！美人さんな女王様は私の首を切ったりしないよね？ね？」と、一人勝手に騒いでは、そうしない事を願うように同意を求めるべく言葉を重ねては、相手の反応を恐る恐る伺い見て)

(/ご提案ありがとうございます。せっかくですので、赤の女王様との対談をさせて頂きたく思います。お手数をお掛けしますが、宜しくお願い致します)

＞ルチア

(新規のアリスが見つかったと報告を受ければその顔を見てみたい、そう思うのは何時だって途切れないある種好奇心なのかもしれず。扉が開き表した一人の少女の姿を真直ぐな瞳で見つめる様に顔を向け、健康的に日に焼けた肌は彼女がアクティブな子の証だろうか、黒く艶めく髪とお互いを引き立てる様なエメラルドカラーの瞳は未だあどけなく、彼女の年相応の幼さを表現しているみたいだと微笑ましさを胸に落とし。緩やかに瞳を細めてから小さく吐息を漏らすように微笑んでから会釈を一つ「よく来て下さいました。不思議の国へ、ようこそ――アリス」先ずは先陣を切るべく出迎えの言葉を、それから間もなくキビキビと発せられる彼女の挨拶ににこにこと微笑みながら耳を向け＿＿最後に伝えられた予想だにしていない言葉に思わず意表を突かれたとばかり瞬きをぱちり。片手を口元へ運べば顔を少し隠してから"くすくす"と笑い声を零して先の発言を狼狽える様にオロオロとするその反応までも可愛らしく「その首を刎ねよ！」ピシリと正面の彼女の事を人差し指を使い指示し周囲の兵隊へ命じる様にその言葉を。それも束の間、直ぐに張りつめかけた空気はふんわりと和らいで「なんて、初めて口にしたわ」くすくす、と堪えきれずに控えめな笑い声を上げながら己も記憶の遠くに知る童話の女王を冗句に変えて。「勿論、貴方のお部屋も用意してあるわ。食事の心配もいらないから安心してね、此処のコックは料理が上手なの」自身が此処に来たばかりの頃不安だった事柄を説いて行けば「此処での生活で困る事は無いとおもうけれど……もしも、暇をしていたら此処の住人のお仕事を手伝ってあげて頂戴。タダ働きじゃないわ、ちゃんと対価も発生するから欲しい物が出来た時には役立つわ」明朗快活、正にそんな雰囲気を持つ相手ならば誰の元で仕事に行っても上手くやる図が想像でき、此処で暇を持たない為の過ごし方としてアドバイスを添え)

>赤の女王

ヒィッ！
(絢爛豪華な空間に、まさに女王の名前に相応しい、威厳に満ちた凛とした声が響き渡り。思わずその言葉に反応し身を竦め情けない悲鳴を上げ。ディーの言っていた事は正しかったのだと実感したのもつかの間、目の前の人物が自ら表情を崩し破顔したのならば、あれ？と肩の力を抜き、思わずすとんとその場に座り込み。「な、なーんだ……良かったぁ。女王様ってば意外にお茶目さんなんだね」と、朗らかに此方も笑い返し。行儀悪く座ったまま、告げられた説明にうんうんと頷いては「ご飯が美味しいのは嬉しいなぁ、丁度ね、お腹空いてきちゃったところなの。お仕事も此処でならとーっても楽しそうだね！私ね、お手伝いして、誰かが喜んでくれるのは幸せな気分になって大好きなんだよ。それにお買い物して、貰った部屋を此処みたいに飾ったりするのも良いよね。分かった、その時はキビキビ女王様と自分の為に働いちゃうよ！」色々な事が起きすぎて遊び疲れたかのように、ふと空腹感を感じればニコニコと笑みを浮かべつつお腹をさすり。アドバイスを受け、この不思議な国での仕事はどんな物が待っているのだろうかと瞳を煌めかせ。過去を思い返し、自分がした事をありがとうと褒められるのは好きだと述べては、仕事にやる気をみせ、胸元で両手をギュッと握っては意気込み。さらにお喋りな口は止まらず、お金の使い道について今からワクワクと思いを馳せる言葉を紡ぎ。よいしょっと掛け声とともに立ち上がれば、「私ね、女王様はこーんな顔のおっかない人かと思ってたの、でも違って良かった。女王様、仲良くしようね。これから宜しくお願いします」ディーに披露した、想像上の細い糸のようなつり目顔を自分の顔で表現し。パッと離してはケラケラとあの時の自分を笑いながら、改めてもう一度ぺこりと頭を下げ、これから住む家となる城の主に挨拶し。「女王様とお話出来て良かった。それじゃまた遊びに来るね！」これで終わりだろうかと判断しては、もう少し話していたい気もするが、用意された部屋も気になりうずうずと体を左右に揺らし。再会の言葉を締めにヒラリと片手を降っては、もう一度頭を下げた後、来た道を戻り扉の外で待っているであろうディーの元に進むべく踵を返そうと足を動かし始め)

(/遅筆故に度々お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。また女王様と娘が直接お話出来る機会を与えて下さり嬉しく思います。お返事もどう返そうか、考える時間もとても楽しかったです、ありがとうございました。

昨日もお時間を頂いたのに、また魅力的な皆様とお話出来る時間を独占してしまっては申し訳ないと自分で宣言した時間からやや過ぎてしまいましたが、これにて退室させて頂きます。重ね重ね、楽しい時間をありがとうございました。次回もこの続きからお相手願えればなと思います。では長々と失礼致しました！)

＞ルチア

(/本日も昨日に引き続き素敵なお時間を有難うございました！とても魅力的な文章に心を奪われておりました！次回は是非、対談を終えたるちあちゃんをディーで迎える続きからさせて頂きたく思います！またお時間が合いましたら是非ともお気軽にお越しくださいませ。)

＞一名のアリスの交流受付開始 /　新規プロフは随時募集


※21時頃以降に闇落ちの可能性ありのため、大丈夫な方でお相手して頂けるとありがたいです。




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＞主様

(/こんばんは。昨夜お伝えしたシチュエーションでのお相手をして頂きたいのですが、よろしいでしょうか...!)

＞アシュレイ

(雨の音は時間の感覚を亡くすようで心地良い、気にくわないのは湿気により普段よりも毛先がうねってしまう事くらいだろうか。オーロラのように向きによって色味を変える大きな傘を差しながらのんびりと雨道の散歩に繰り出して、スと傘の外へ腕を伸ばせば身体を突き抜ける様な無数の雨に瞳を細める。まるで、閉じ込められたようにこの世界には己一人しか存在していないと錯覚させるそんな雨だと濡れた腕を引き戻しながら小さく息を漏らし。不意に雨音以外の音が届けば頭を傾けそちらの方へ、「＿＿＿アリス？」雨の中傘も差さずに外にいるなんて、随分面白くて変わった趣味を持つアリスだと玩具を見つけた様な心持で口元に笑みを浮かべ。「やぁ、ずぶ濡れアリス。こんにちは」傘を持たない片手をするりと持ち上げて声を、「風邪を引いたら大変だよ」己こそ体調が万全とは常日頃言い難い身でありながらどの口が言うのだと言うお節介なそれを告げて)

(/本日もお越し下さり有難うございます。それではユニコーンにて絡みに向かいます…!どうぞよろしくお願い致します。)

＞ユニコーンさん

(この世界にも慣れてきた頃合、ほんの少し散歩しようと訪れた森でまんまと迷わされてしまった。二進も三進も行かず立ち往生していると更に雨雲まで森の味方をするように姿を現して。木の下とは言え隙間から降り注ぐ雨や葉を伝う雫が風に乗って体に当たればあっという間に服はびしょ濡れ。どうしたら良いのか分からず泣きそうになっていたところへ声を掛けられれば、はっと振り返り。「あなたは……あなたは、妖精さん？」砂糖菓子のように甘い色をたくわえた髪は柔らかく触り心地が良さそうで、手に持っている傘は魔法のように色を変えている。まるで意味を成さないものの、せめてこの子が濡れないようにとクマの体をぎゅっと抱きしめるようにしていた腕の力が緩まると同時に、くしゃん、とクシャミをひとつ。「帰り道が分からなくなっちゃったの。妖精さんはお城への道を知ってるかしら」ずず、と鼻をすすってから、再びクマを抱き締め直して首を傾げ)

＞アシュレイ

(雨粒によって冷やされた空気は冷える身体にさぞや沁みる事だろう、その中で濡れる自分よりも優先するように抱きしめる縫い包みの存在が興味を引けばトントンと濡れた草を踏む様に軽やかな足取りで歩み寄り「惜しい！――僕はユニコーン、君をお城まで連れて行ってあげたいけど……それは後回しかな」雨に釣れられるように塔を出てきて正解だった、もしも気紛れを起こさなければこの寒空の中彼女は未だ放置されていた事だろうと推測をすれば肩を竦ませて。傘の中へ彼女も入れる様に腕を伸ばし「先ずは着替えを貸してあげる、この子も乾かしてあげなきゃね」先のくしゃみを想えば急ぐに越したことは無いだろうと大事そうに抱き締められる縫い包みを示しながら言葉を続け、「あの塔があるでしょ、あそこが僕とライオン――会った事あるかなぁ、城のコックなんだけど。二人で住んでる家なんだ、着替えて温かい恰好になったら城まで連れてってあげるから先ずは僕の言う事を聞いてね」濡れる顔を袖口で拭えば人当たりの良い笑みを表情に浮かべつつさして遠くない塔を指差して"ほら、いくよ"と言葉を添えてから彼女の歩みに合わせる様に足を進ませて)

＞ユニコーンさん

ユニ、コーン……。絵本の中でしか見たことない！うわぁ…すごく綺麗
(近づいてくる相手が名乗れば興奮した様に声を大きくして。流れる髪、額に生える角、すぐにでも手を伸ばして触れたい気持ちが沸き上がるものの、濡れた自身の体を思えば伸ばしかけた手をすぐに引っ込めて。「着替えを？なんだか申し訳ないけど…ライオンさん！ライオンさんまで居るのね！」傘を向けられればやや駆け足でその下へおさまるように近寄って。有難い申し出に二つ返事したい気持ちを抑えてうずうずと体を揺らすも、続いた言葉にぱあっと顔を輝かせて身を乗り出すように体を寄せ。「会ったことはないけど、お城のご飯は大好き。料理をお手伝いするのも好きだから、今度お仕事をさせてもらいに行けたらと思ってたの。そう…ライオンさんが作ってるの……」先程まで遠慮がちだった態度はいずこへか、まるでスキップでもし始めそうな機嫌の良さを見せながら相手の指した塔をめざし始め。体温を奪うばかりだった雨は寒く寂しいもののように感じていたけれど、とても素敵な傘に守られていると思えば気持ちは弾むばかりで、足元の水溜まりをそうっと足でつついたりしながら歩き)