親衛隊長 2017-10-14 12:46:07 |
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なっ…おい、アリッサ!?
(己の手を振り切ってどんどんと先に進んでいってしまう彼女を慌てて追いかけていきながら、どこかムキになっているようにも見える彼女ではあるが、一体これまでのやりとりのどこに怒る要素があったのだろうと考えを巡らせ)
(流石の箱入り娘でも異性として感じる部分はあり、彼の呼び掛けに無視するかのように先を進み。しばらく歩き続けると視線の先に寂しく佇む山小屋を見つけ「ソウシ、あれ見て」後ろから追いかけてくる彼を見て小屋を指さし)
…あれは山小屋か?こんな山奥に妙だな…
(どんどん歩いていく彼女が途中で転んだりしないかヒヤヒヤしながら後を追っていたが、足を止めた彼女に追いつけばひとまず安堵して。指差す先にある古びた山小屋へと目をやれば山道から外れた場所にあるそれを不審に思い、警戒して)
もしかして狩人の小屋をでは?
(怪しげな小屋をしばらく見つめてから、立ち止まっても何も始まらないと彼は警戒して動かないだろうから自分から行こうと小屋を目指して歩き。近づいていき、人が住んでいる様子はなくでも生活感だけは残っており)
どうやら少し前まで誰かがここに住んでいたようだな…
(彼女に付き添う形で山小屋まで近付いていき、人の気配のない古びた山小屋のドアを開けて中を見やれば少し前まで誰かが住んでいたような痕跡があって、かつての住人は賊のうろつく山から逃げ出したのかもしれないなと考えを巡らせ)
とても…人が生活できるような環境じゃぁ
(缶詰だろうか食べ物が腐ったような臭いが辺りを漂い顔をしかめ手で鼻を覆いながら、足元に気を付けあとに続き入り。床にはゴミや袋が散乱しベッドと思われる寝具の上にも散乱しており、ここに人が住んでいたとは想像がつかず)
そうだな…だが世の中にはこういう環境でようやく生きているという者もいる
(城での生活しか知らない彼女にはこのような環境で人が暮らすことなんて考えもしないのだろう、しかしいつか国を取り返し国を治めるべき立場となった時、中にはこういった現実があるということも知っておいた方がいいと諭しては何か変わった点はないか小屋の中を入念に見て歩き)
そう…
(居城内な城下に住んでいる住民ばかりでは無いと彼に教えてもらわなかったらこの環境で住んでいる人のことをほおって置いたのかもしれない。一通り小屋の中を探索し終え、特に変わった様子も人が戻ってくる様子もなく)
とはいえ、やはりここはもう使われてはいないようだ…もう少し綺麗であったなら拠点として使えるかもしれなかったが仕方ない、先へ進もう
(かつて人が住んでいたとはいっても今ではもうそれも過去の話しで、せめて隣国を頼ることが不可能であった場合や有事の際に逃げ込む場所として使えればとは思ったがこの様子では現実的ではないなと諦めて呟いては小屋のドアを開けて外へ出て)
ねぇ、ここを綺麗にすれば使えるかしら…?
(ここから隣の国までどのくらいかかるか検討もつかず、もしまた追ってきてもいざとなればここが避難場所になるかもしれずそれゆえ、この山道で遭難した人たちも避難できるんじゃないかと)
(/お返事が遅くなり大変申し訳ありません!)
そうだな…少々片付けに手間はかかるだろうが幸い雨漏りなどはないようだ、決して無理な話しでもあるまい
(中の様子からして片付けをするために手間はそれなりにかかりそうではあったが、長らく放置されていた割には床が抜けていたり雨漏りをしていたりといった建物そのものの欠陥らしきものは特に見受けられず、改修をしたりする必要がないというだけでも再利用のハードルは低いと言えるかもしれないなと頷いて見せて)
(/こちらこそ気付くのが遅れてしまってすみません!)
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