爆豪勝己 . 2017-10-12 20:18:28 |
通報 |
……わっ、あ、あの!かっちゃん…!ねえってば……っ( 自身の与えた感触を反芻するかの様に再度唇重ねられれば頬の赤み増し。不敵な微笑浮かばせ僅か覗いたその舌の動作に目奪われた刹那鍛えられた逞しい腕に抱き上げられ。呼び掛けへ応答無く決然たる足取りで長椅子へと連れられ押し倒されれば不意に絡む視線に春機が滲んでおり息を呑む。首根の動脈付近に落ちた口付けに息漏れ濃い寡黙を纏う様子に胸騒めきつつ双肩掴み「ねえ……君の好きにしていい」と不純な欲を小さく音にし耳許へ届け )
・・・っ、煽ってんじゃねえよ、クソが。( 素直な性分故なのか自身の行動ひとつで容易く紅潮する顔もふと洩れ出る吐息もじりじり理性削る要因と為るも鼓膜揺らす恣にさせる様な言葉に欲望と理性の合間でぐらり揺らぎ 僅かに顔引きかれこれ十年以上は見てきた相手の顔を改めて見下ろせばなにか込上るものがあり 唾飲込むと共に形の無いそれも飲込んで眉間に力篭めつつ上等だと言わんばかりの不遜な笑み浮かべては再度首筋にそれから頬へ額へと唇触れさせて )
( 常時毅然とした姿見せる相手の心無し余裕の削がれた悪態を見受けその稀有性感じ。見下ろす緋色の瞳の奥に焔々と芽吹く欲望の炎見えた気がしては妖しげな笑みに腹底から鈍い痺れ走り、まるでお互いの肌の質感を焼き付け合う様に丁寧に口付けを降らされれば触れた面から熱が生まれ溶け出し。近距離に伝わる相手の浅くなりつつある呼吸に沸々と劣情煽られ「う…かっちゃん、息熱い……」とか細く震う言葉と共に吐息洩らせば互いの息混交し、その妙な空気に当てられ次第に下半身へ熱集中するのに気付けば軽く目見張り冷汗流し悟られまいと両太腿に力入れ閉じて )
( 着実に上昇していく体温と比例して段々と浅くなる呼吸に息苦しさ覚えながらもそれが何処か心地良く思えてしまう自分自身を心中嘲りつつ覚束なげな言葉を紡ぐ口元へ視線向けようとする途中にて幾分か相手の表情が強張っている様に感じれば理由探る為に緑の瞳凝視し その瞳に動揺を垣間見て大方の察しをつけ下半身に一瞥向け予測を確信に変え目細め 関りこそ長いものの初めて見るような相手の姿に更なる息苦しさ覚えつつ親指で唇なぞり「デク。お前、俺にどうされてえんだ」抉じ開ける如く指押込み内頬ぐりぐり擦り )
これは、ち、ちが……っ( 目敏くも自身の生理反応に勘付いたか相手の腑に落ちる眼色が追った視線の先にあり。緊張に血流が轟々と音立て循環始め反射に否定出すも綿密に唇撫ぜる骨張った指が口内へ捩じ込まれれば言葉遮られ内壁へ摩擦受ければ唾液溜まり、普段の独善的な態度が一変し此方へ選択委ねる悪賢さに息震え。その間にも意思へ背き着々と湧き上がる邪な欲に逃げ道鎖されるのを感じれば重い沈黙の後「…う…………ら、楽に…して……ほし……っ…」と双眸きつく閉じ羞恥に耳朶まで紅に染め上げつつ弱々しい声押出して )
トピック検索 |