「…は?お前キモいし…こっち来んな…」
「また来た…ストーカーかよ…」
「汚い手で触ろうとすんな、気持ち悪い」
とある公園のベンチにいつもそんな悪態をつくドSな猫くんがいました。
そんな悪態を近づいてくる人に常に向けて言うものだから誰も彼に近づかなくなりました。
誰にも懐かない彼を唯一理解して見守る一人を除いて。
その人は毎日仕事終わりにやってくる。
猫くんに触るでもなく罵声を浴びせるわけでもなくただ隣のベンチに腰を下ろして今日あったことを楽しそうに話すだけ。
猫くんは気のきいた相づちを打つわけでもなく黙って話を聞くだけ。
でも猫くんにとってそれは唯一煩わしく感じない一時でした。
しかしある日その人はいつも通りの時間には来ませんでした。
代わりに来たのは知らない酔っぱらいのオヤジ。いきなり猫くん目掛けてそこ辺りにあった太い木の棒を降り下ろした。
猫くんがベンチにいたそれだけの理由で
一方的に何度も殴り満足したのかオヤジは去っていった。
猫くんの頭からは血が流れベンチを赤く染めていた。
でも猫くんはその場を動かなかった。寝転がったまま
(…あいつが…来るかもしれない…俺がいなきゃ煩そう…だし…)
猫くんはそのまま気を失った。
気がついた猫くんがいたのはふかふかのベッドの上。
猫くんの視界に映ったのは知らない天井…そして涙をいっぱい溜めて嬉しそうに笑うその人の姿だった。
ほのぼのBLをやりたいと思い募集させて頂きます。
募集
猫くんに毎日会いに来ていた青年
提供
猫くん(猫の半獣)
ロル
60~
遅レスでも構いません。まったり楽しめる方
(返せる時はたくさん返して頂けると嬉しいです)
PF詳しく
低身長、受け受けしい方は不可
参加して頂ける方はキャラ口調込みでお声がけ下さい。(PFはあとからでも構いませんがこんな感じの子を作ると教えて下さい)
参加者様以外は書き込み禁止
猫くんPF
名前 決めて下さい
年齢 見た目は16歳くらい
性別 雄
性格 ツンデレでドS。でも馴れてくると不器用に甘えてくる子。口は悪いけど貴方が気に入っていて自分を助けてくれた恩もあるので何だかんだで気遣う。意地っ張りで照れ屋だけど時々大胆な行動を取る。猫らしく気まぐれで気分屋。
容姿 青混じりの黒髪で襟足は首筋あたり。前髪は下ろしていて目にかかるくらい。瞳はつり目で大きめで色は紺。顔立ちは整っていて美少年。髪と同じ色の猫耳と尻尾が映えている。身長170cm服装にこだわりはなくその人が用意してくれた服を゛なにそれダサイ゛とか文句を言いながらも着ている。彼の匂いのする服が好き。
備考 頭からの出血が酷くいつ死んでもおかしくなかった状態だったが何ヵ所も獣医を駆け回った今の飼い主のおかげで目覚めることが出来た。
「……仕方ねぇからお前なら飼われてやってもいいぞ…」
「えっ…?」
「…~~っ飼うのか飼わないのかはっきりしろっ!バカっ!(真っ赤になりながら胸ぐら掴み)」
「も、もちろんっ飼わせて頂きますー!」
レス解禁します。良い縁がありますように…