竜を狩る者達の物語【非募】

竜を狩る者達の物語【非募】

伊達組沼住民  2017-10-05 22:11:52 
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お相手様募集板にてお声掛けくださった570様をお待ちしております…。

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  • No.21 by 光忠  2017-10-07 18:34:23 

【太鼓鐘貞宗】

おう!さっき倒した奴が最後のはずだぜっ!…それにしても、幾らドラゴン襲撃を受けたとはいえ、ここまで侵入を許すもんなのか?(重苦しい空気と雰囲気を一気に吹き飛ばす意味でも努めて明るく応え、元気よくガッツポーズを決めて見せる。元々ここを担当していた他の仲間には別のフロアの救助活動に向かって貰っているから、これ以上の犠牲者を出す事は阻止出来るはずだ。しかし今は他に気になる事がある。国の首都では無いとはいえ、その周辺に位置するそれなりに大きな街であり、マモノ対策も万全であり、ドラゴン襲撃に対する備えもあったはずだ。それでも一切の抵抗も出来ずに壊滅状態に追いやられているのは何故なのか。何かを見逃しているような気がしてむず痒い気分になっていると、ふと、景色が揺らいだ。まるで蜃気楼のようにゆらゆらと揺れているそれに怪訝な表情を浮かべたのもつかの間、伽羅の背後に音も無く竜が出現したのが視界に入り)…な!?伽羅!後ろだ!


【光忠】

(自分の命を優先しろと彼は言っていた。それはこの場で最も正しい事であることは理解出来る。逆らった所で無力なルシェが出来る事など一切無いのだということも。それでもこうして人々が逃げる方角とは真逆に向かって走っているのは、胸の内から消えてくれない悪い予感のようなものがあるからだ。このまま自分が逃げてしまったら、その予感が最悪の形で現実になってしまうような気がして。幻想的で、だけど何処かおぞましい花から舞い散る花弁を視界の端に入れながら、頭に被せられた彼の赤い布を握りしめつつ一心不乱に走り続けていると、布の下の獣の耳が恐ろしい声を捉えた。それは、この街を蹂躙した竜の声。それが近くにあると確信するのと同時に彼の後ろ姿が目に入り、声をかけようと口を開きかけた所で、その背中が揺らいだ。途端に竜の声が強く響いてきたのを感じ取り、まるで幻のように徐々に姿を現し始めた一匹の竜が鉤爪を振りかざしているのが見えて「危ないッ!!!」と咄嗟に叫ぶ。間に合わない、とこれから起こる惨状に血の気が引いたその瞬間、彼を引き裂こうとした鉤爪が見えない壁に弾かれた。何が起こったのか理解出来ずに呆然と呟いて)…え、なん、で…?


(/せっかくなのでフラグ回収してみました!ちなみにこの竜はなにげにオリジナル帝竜だったりします。銀色の鱗に覆われていて、翼はガラスのように透明で硬く、光の屈折等を利用して姿を消したり出来ます。この力で気付かれずに街に大量のドラゴンを招き入れたので、街壊滅の元凶ですね。そのうち両親や他ルシェ達の仇討ちみたいな感じで再登場させたいので、倒さずに逃してくれるとありがたいです!)

  • No.22 by 大倶利伽羅廣光  2017-10-08 00:38:02 

!?、ッ_。(貞が抱いた疑念にこちらも不可解さを覚えた刹那、背後から鋭い殺気を感じたと同時に聞き慣れた焦り声と共に急いで後ろを振り返る。しかし時既に遅く、さながらコマ送りのように迫り来る竜の鉤爪を視界に捉える。抜刀は当然の如く間に合わず、回避すらも出来るかどうか怪しい。一瞬の内に脳裏に情報が巡るものの肝心の体は動かない。内心で忌々しげに舌打ちを零しては、遅れて来るであろう痛覚への衝撃に耐えるべく意を決したものの、唐突に鈍い音が聞こえ勢いよく鉤爪が弾かれた。まるで見えない壁が目の前にあるかのような事態に微かに眼を見張る。そして視線を奥にやると何故か先程のルシェがおり少しばかり気を取られたが、しかし目の前の竜に追撃の予兆が見えた為に瞬時に抜刀し斬り付ける。銀色の鱗は硬く致命傷を与えることは出来なかったが、しかし傷を受けた竜は怯み再び姿を晦ましていく。気配が完全に無くなったことを察するに、どうやら逃げたらしい。緊迫していた空気がやや解けたものの抜いた刀は手に持ったままルシェの方を見遣る。先程の見えない壁_恐らく推測するにあれは魔法だろう、兎にも角にも色々と聞きたい事はあり、呆然としている相手の方へと向かうと)先程の魔法はあんたのか?だとしたら礼を言う、助かった。……しかし、どうして避難せずにここに居る。俺はあんたに命を優先しろと言ったはずだが。


(/オリジナルですか!消えるとは手強そうな竜ですね。ではでは、言葉通り逃しました。取り敢えず少し話をしてから本部に行って鶴丸と合流する予定を考えています)

  • No.23 by 光忠  2017-10-08 14:42:13 

【光忠】

ま、ほう…?今のは、僕が…?(瞬間的に色んな事が起こりすぎたせいで、竜の姿が蜃気楼のように揺らいで消えた後も暫く動けなかった。ようやく我に返ったのは彼に声を掛けられてからで、彼曰く先程の見えない壁は魔法というもので、しかもそれは自分が作り出したのかもしれないらしい。何も取り柄の無い自分がそんな凄い事が出来たとは到底思えないが、彼が無事で本当に良かったと思う。幾ら自分達を蔑んできた人間とはいえ、死んで欲しいわけでは無いのだから。どうしてここに居るのかという問いかけには僅かな怒りが含まれており、思わず縮こまってしまいながら頭に被ったままの赤い布をきゅっと握りしめ、途切れがちになりながらもここに来た理由を口にして)嫌な予感が、ずっと消えなくて…追いかけないと、行かないと、きっと後悔するって、そう思ったから…


【太鼓鐘貞宗】

ふーん?よく分かんねぇけど、あんたは伽羅の命の恩人ってわけだな!(一生懸命に紡がれるルシェの言葉を聞いては、自分が理解した部分だけをズバッと告げる。大切な相棒の恩人ならば自分の恩人も同然だ。軽やかな足取りでルシェの近くまで歩み寄り、ひょこりと顔を覗き込む。何処か戸惑った様子を見せるルシェの綺麗な蜜色の隻眼をじっと眺めながら、にいっと笑みを浮かべて「なあなあ、名前教えてくれないか?俺は太鼓鐘貞宗、通称貞ちゃんだ!あっちが相棒の伽羅こと大倶利伽羅廣光!」と自分と相棒の名を告げれば、困惑するように視線を数秒彷徨わせた後に『…み、光忠、です』とルシェの口から小さく告げられたそれにぱあっと表情を明るくさせて)じゃあ、みっちゃんだ!みっちゃん、伽羅を助けてくれてありがとな!…っと、そうだ、能力持ちなら一度鶴に会わせた方がいいよな?なあ伽羅、みっちゃんも一緒に連れて行こうぜ!


(/ありがとうございます!後々の指令で再戦出来ればなぁと思います。では予定通りに一緒に行く流れを作ってみましたー)

  • No.24 by 大倶利伽羅廣光  2017-10-08 17:07:26 

…嗚呼、そうだが。(“魔法”と言う言葉を聞いた相手の反応を見るに、どうやら使い慣れている様子では無いらしい。もしかすると危機的な状況に置かれた為に、突然才能が開花したのかもしれない。そう言う事例は何度も耳にしていたので疑う余地も無い。そう頭の中で考えていたところで、何やら弱々しく言葉が返って来るものだから首を捻りたくなったものの、少し先程の言葉を威圧的に言い過ぎた可能性があるとも考える。相手の命を案じての言葉だったのだが、どうやら言い方が下手だったゆえに怯えさせてしまったようだ。自身は相手の予感に似た直感によって助けられたと言うのに。“きみは本当に不器用だな”と、この場にいないはずの白い昔馴染みの世話焼きを含めた笑顔を思い出した。馴れ合いを貞達に任せていたツケが回ってきたかと思いつつも、人懐っこそうにルシェと会話を交わす相棒と一人を見てはその言葉通り命の恩人に変わりないと考える。そう言えば、先程も今も俯いていた為かあのルシェの顔も名前も確認していなかったと少々気に掛ける。すると貞が自身も含めて自己紹介を始めており、少しの戸惑いの後に聞こえてきた名前を自然と心中で反芻する。そこで、能力持ちと言うことで貞が提案して来たことは尤もなことであり、機関の方針でもあった。故に頷くと)そうだな、あんた…いや、光忠自身も魔法を理解していないのなら余計に国永に会わせる必要がある。…それに、あんたの帰る場所や両親は助けることが出来なかった。…済まない。


(/了解です!楽しみにしてますね。はーい、その前に両親の問題もあるので会話に入れておきました。敵討ちで機関に行く動機にもなれば幸いですー。あと、こちらの大倶利伽羅が割と多弁ですみません汗)

  • No.25 by 光忠  2017-10-09 00:47:12 

【光忠】

!…そう、ですか…(彼の口から告げられた言葉に目を見開き、震える声でぽつりと呟いては顔を俯かせる。何となくだが、そんな気はしていた。両親と別れた時にも、彼に対して感じていたのと全く同じ予感がしていたから。それでも淡い希望を抱いていたのは確かで、それが叶う事無く打ち砕かれてしまったのだと理解して、涙が零れそうになるのを必死に堪えるしか無かった。どうして自分だけが助かったのだろう。両親や他のルシェ達が助からなかったのは何故だろう。答えが見つかる筈もない疑問が頭の中をぐるぐると渦巻いて止まらない。それでも自分が犠牲になっていればと考えないのは、ひとえに彼の存在があるからだった。自分は死にたくないと願って、彼はそれを叶えてくれた。そんな彼の行動を無駄にするような考えはしたくない。無意識に赤い布を強く握りしめては、込み上げてくる暗い気持ちに耐えて)


【太鼓鐘貞宗】

(相棒の言っていたルシェとは、どうやら目の前にいるルシェ…光忠ことみっちゃんの両親の事だったらしい。この街に住むルシェの唯一の生き残りとなってしまった彼にどう声を掛けていいか分からずに悩んでいると、不意に通信機に連絡が入った。『この街にいるドラゴンは一通り殲滅が完了した。その場にいる機関員は周囲の警戒を怠らず、避難民の誘導兼護衛へ向かう事』という指示が下り、了承の旨を伝えて通信を切る。さてどうしたものかと少しばかり頭を捻っては、良い考えが浮かんだとばかりに明るい笑顔を二人に見せて)伽羅、さっきの通信聞こえたよな?俺は誘導と護衛に行くから、伽羅はみっちゃんを連れて先に本部に帰ったらいいと思うぜ!(と、そこまで言ってから相棒の隣に駆け寄り、口に手を当てて彼には聞こえないよう耳元でこそこそと)…この街の奴らとみっちゃんを会わせたら、絶対ろくな事にならないと思うんだ。伽羅、みっちゃんの為に引き受けてくれないか?他の仲間には俺が言っとくからさ


(/いえいえ、こっちこそ設定上光忠が光忠らしからぬ引っ込み思案っぷりで申し訳無いので、そちらの伽羅ちゃんがたくさん喋ってくれてとても助かってます!この後は機関に帰るということで、次辺りで貞ちゃんは一旦離脱しますね)

  • No.26 by 大倶利伽羅廣光  2017-10-09 03:24:43 

…。(凶報を伝えれば、相手の悲しみに耐えるような声色がぽつりと聞こえてくる。涙は見えないものの、余計にそれが感情を必死に押し殺しているように思えて一抹の懸念を覚えてしまう。この世界でたった一人っきりの、謂わば天涯孤独の身。突如そんな立場となった光忠の心中は計り知れないが、力になれなかった自身の未熟さと不甲斐なさからか自然と掴んでいた柄に力が入る。あと少し早くここに来ていれば助けることが出来ただろうか?このように壊滅的にルシェの住処が壊されることは無かっただろうか?段々と自分らしくない思考が頭を締めていくが、溢れた水が元に戻らない様に、過ぎてしまったことを変えることなど出来ない。せめて己が出来ることは、目の前にいる生き残った彼の今後を最善のものにすることだ。関わった者として自身にはその責任がある。そこまで考えたところで、ふと通信機に機関からの連絡が入った。どうやら内容を聞くに竜の殲滅が完了したらしい。つまりは大方のミッションが完遂したと言う事だ。あとは避難誘導のみなものの光忠をここに置いて行くわけには行かないが、あの差別的な街の人間が沢山居る場所へと連れて行くわけにも行かない。どの様な方法を取るべきかと考えていると、何やら色々と考えていたらしい貞が一つの提案をして来た。それに付け加えて耳打ちされた内容にも同意が出来たので)…分かった、機関には俺が連れて行く。避難民の事は貞に任せた。(そう了承の意を示す為に軽く頷いていく。他のルシェの後ろ盾もない今、先程のような蔑んだ目を向けて来た街の奴等に再び鉢合わせたら危険だ。それに、相手の精神衛生上にも良くない。連絡機器でゲートポイントへのアクセスの許可の依頼を出した後、視線を貞から彼に移しては)…光忠、これからドラゴン対策機関と言う組織にあんたを案内したい。そこに行けば、両親に手を掛けた可能性のある先程の竜の存在も分かるかもしれない上に、その魔法自体についても使い方を理解する事が出来る。…もし何処か行く宛が無いのなら、俺について来て欲しい。


(/設定上仕方ないですし、その様なみっちゃんも好きなので大丈夫ですよ!こちらこそありがとうございます!話が進むようにするとどうしても多弁になってしまうもので…。了解です!では次あたりから機関に向かいますが、ゲートポイントなどオリジナルでしたが大丈夫でしたか?)

  • No.27 by 光忠  2017-10-09 19:31:50 

【光忠】

(名前を呼ばれて俯かせていた顔を上げる。彼が口にしたドラゴン対策機関というのは、ルシェの封印が解けて復活したドラゴン達を討伐する為の組織であり、ドラゴンを討ち果たす事の出来る能力を持った者達…すなわち『竜を狩る者』の集いということだけは知っていた。実際に『竜を狩る者』を見たのは彼が初めてで、相棒だと言っていた隣の青い彼も同じ存在に違いない。かつてドラゴンを封じた種族でありながら逃げ惑う事しか出来なかった自分にも、彼らと同じ力が備わっているのだろうか。もう何処にも居場所が無い自分でも、役に立てるのだろうか。眼前まで迫ったドラゴンの記憶は今でも鮮明に思い出せるし、怖くないと言えば嘘になってしまうけど、両親や他のルシェ達が犠牲になった事実を、このまま意味も無く霧散させたくは無い。そして何より、彼のように強くて優しい、力の無い人達を助けられるような存在になりたくて。悲しみも恐怖も涙も全て心の奥に押し込み、覚悟を決めたとばかりに彼と初めて真っ直ぐ視線を合わせて)行きたいです。僕にもまだ出来る事があるなら、頑張りたい。…連れていってください!


【太鼓鐘貞宗】

(覚悟という名の光を宿してキラリと光る蜜色の隻眼に「そうこなくっちゃな!」と頭の後ろで手を組みながら満足気に笑みを浮かべる。なんとなくだが、彼ならそう言ってくれるような予感がしていたのだ。これで支部長のお眼鏡に叶って機関に仲間入りしてくれれば上々、さらに言えば自分と伽羅の班に加わってくれれば最高だ。機関でのチームという意味での班は三人一組というのが基本だが、そうであるにも関わらず今までずっと三人目の候補がいなかった。理由はまあ様々なのだが今は置いておく。彼が三人目として入ってくれれば自分はとても嬉しいし、あまり他人と関わろうとしない伽羅も喜んでくれるだろうという我ながら謎の自信もある。全ては支部長の判断次第だが、きっと悪いようにはならないはずだ)それじゃあ、ここで一旦お別れだな!伽羅、みっちゃん、また後でな!(明るくそう言っては強く地を蹴って高く跳躍し、建物の屋根を次々と飛びながら避難民がいる場所へと走り去っていき)


(/アレですよね、いわゆるどこでも○アみたいな奴だという解釈で間違ってないですよね…!確かに指令を受けてあっちこっちに行くのにそういう移動手段があってもおかしくないと思いますので、大丈夫ですよ!)

  • No.28 by 大倶利伽羅廣光  2017-10-09 23:39:28 

嗚呼、勿論だ。あんたの覚悟は受け取った。(俯きがちだった顔が見え、それと共に意思の硬い隻眼と視線が合う。そこに迷いはなく、覚悟を決めた相手の心の強さが垣間見えた。それにしても美丈夫な顔立ちだと、今はっきりと見えた顔立ちに不思議と気を惹かれつつもこちらも彼の返事に応えるように力強く頷く。ふと、隣に居るどこか満足気な貞の笑顔を視界に入れては相手の事を随分と気に入っているようだと察していく。この分であれば、光忠を支部長と対面させても問題ないだろうとも考える。そうして、抜刀していた太刀を鞘に仕舞うと別れを告げる貞を目線だけで見送っていく。相手に対して気を付けろなどとは余計な言葉にしか過ぎないだろうと、それなりに相棒として組んでいた間の信頼感からか何も言わずにそのまま別れていく。次いで、気を取り直すように光忠の方へと視線を戻すと先程から気になっていた事を一つ)…言うのが遅れたが、敬語は無くて良い。(見たところ自身と年齢が近そうな上に、元から敬語を使われると言うことに対して慣れていないので簡素に伝える。相手が渋ったとしてもその敬語を無くすスタンスを変える気はない為に返事も聞かないまま、付いて来いと言うような視線を送っては貞とは反対側に歩き出す。暫くして、街の入り口に来れば記憶を辿ってゲートポイントがある場所へと足を運ぶ。そこに手を翳すと、既にきちんと許可が降りていた為か淡い光と共にゲートが開かれていく。中は次元が歪んでいるかの如く不透明だ。背後を振り返ると、相手にこのゲートが害のあるものではない事を示す為にも自身が先に行こうとして、下記を述べれば目の前のゲートをくぐっていき)これが機関に繋がるゲートだ。先に行く、後に続いてくれ。


(/その解釈で合ってます!あっ、機関の中身などは決まっていますか?無ければこちらが勝手に戦闘班やら医療班があるなど鶴丸に説明させるつもりですが…)

  • No.29 by 光忠  2017-10-10 16:40:45 

え、あっ…(敬語は必要無いと告げられ、どうしようかと返事に悩んでいる間にも彼が歩き出してしまったのを見て、青い彼が走り去って行った方向をちらりと見やった後に急いで追いかける。そうして辿り着いたのはこの街の入り口で、かつては重厚な壁と装飾の施された大きな扉があったはずのそこは無残な瓦礫の山と化しており、本来の役目を果たせない状態になっていた。いつかこの街の外に出てみたいと願っていたのが、まさかこんなにも早く叶ってしまうとは思わなかった。出来る事なら、もっと別の形で叶って欲しかったけれど。切ない気持ちになりながら彼の後ろを歩いていると、ある場所で彼の足がぴたりと止まる。どうしたんだろうと様子を伺っていると、何も無かったはずのそこに突如として光に包まれた何かが出て来て、思わずびくりと肩を跳ねさせ、頭の耳もぴんっと立って布を押し上げてしまう。得体の知れないものを目の当たりにしてひたすら困惑していると、彼が躊躇無くその光の中に入って行くのが見えてますます驚いてしまった。簡潔ながらも優しい口調で光の正体を教えてくれた彼の言葉に後押しされるように、おずおずと足を動かしては彼の真似をして光の中に入っていき)


(/ひたすら高いビルのような建物で、それぞれ用途ごとに階が分かれてるイメージですね。一般人が入れるのは一階のエントランスホールのみで、二階からは機関の人間が利用してます。ちなみに最上階が支部長室です。
内部に関してはざっくりですが、対ドラゴン用の武器を機関員一人ひとりに合わせて製作、修繕、強化を担っている鍛冶作成班。ドラゴンについて研究したり、機関員が指令をこなせるように道具や機械を発明する研究開発班。怪我を負った機関員を治療する為の医師や看護師、またはそういう能力を持った者で構成された特別医療班。機関に集まる用途様々な情報を整理して各班に伝達する情報処理班。出撃する機関員を通信で遠隔サポートするオペレーターの通信補助班。指令を受けてドラゴン討伐に向かう対竜戦闘班…ぐらいですかね?こういう班もあった方が良いという意見がありましたら追加しても大丈夫ですよ!)

  • No.30 by 大倶利伽羅廣光  2017-10-10 18:51:08 

(目の前のゲートを潜れば、一気に周りの解像度が荒くなる。但しそれも束の間、一瞬の浮遊感の後、機関内部にあるゲートポイントへと無事に到着していく。ガラス越しに見える廊下は白い無機質的な壁が広がっているものの、観葉植物が点々とある為か清潔感に溢れていた。我々のような対竜戦闘班が出払っているので人気は少ないかと思えば、内部は慌ただしく他の班員が廊下を走っていた。恐らく、先ほど新種の竜が現れたからだろう。特に情報処理班はその対応に追われていそうだ。そのような事を思いながらも、後から続いてここに来るであろう相手を待っていく。数分置いた後に、こちらへと転送されて来た彼の姿を見れば念の為と)…来たか、気分は悪くないか?(中には転送酔いをする者もいると聞いたので、体調に異変がないかどうかを軽く聞いていく。次いで、立て続けにゲートポイントから真正面にある廊下へと繋がる扉に視線を投げては、他の人間が歩いている事も含めて平気かどうかを相手に聞いていき)あんたが平気そうなら、今からこの機関の最高司令…所謂支部長の部屋に案内するが。


(/成る程、分かりやすい説明をありがとうございます!そのように設定が決まっているとテンションが上がります。他の班は特に大丈夫そうなので、鶴丸はそちら様が教えて下さった班の説明をしますね。各班員は後ほど決められたらなーと思います)

  • No.31 by 光忠  2017-10-10 20:21:40 

(光に入った瞬間、辺りの景色が歪んでどんどん見えなくなっていく。それに驚いている間にふわりと体が浮かんでしまうような錯覚がして、気が付けば全く知らない場所に立っていた。さっきまであった瓦礫の山やくすんだ灰色の空は何処にも無くて、まるで別世界に来てしまったかのように思えてつい辺りをきょろきょろと見渡してしまう。自分のすぐ近くを通り過ぎる見知らぬ人間にびくんと体を揺らし、無意識に彼の傍まで寄りながら、『気分は悪くないか』という質問に対してこくりと一つ頷く。さっきから驚いてばかりではあるものの、自身の体調に関してはすこぶる元気であると思う。ただ、やっぱり、人が絶える事が無さそうなこの場所にいつまでも立っていることは出来そうに無くて、耳ごと顔を隠すように赤い布をきゅっと片手で下げて)平気じゃないけど…頑張るから、案内してくれる…?


(/こちらこそ少しでも雰囲気作りの足しになれたらと思ってますので、そう言って頂けるのはとっても嬉しいです。説明の件もお任せするので、好きなように鶴さんに喋って貰えればと思います。後々、他の刀剣男士が増えて賑やかになれたらいいですよね!)

  • No.32 by 大倶利伽羅廣光  2017-10-11 01:58:13 

【大倶利伽羅廣光】

嗚呼、分かった。案内する。(案の定人間に慣れていない様子にそこだけが難点かと考えつつも、支部長に会う意思はある為に了承の意を込めた言葉を返す。それにしても故意か無意識か、人が通る度にこちらの側に寄って来ているので、少なくとも他者よりは安全圏だと思われているのだろうか?そう考えれば悪い気などはしない。無論、相手が人間自体に慣れるに越したことは無いのだが。そのようなことを脳裏に浮かべつつも、なるべく人がすれ違わない壁側の方を彼に歩かせては支部長室に向かって足を進めていく。エレベーターの前まで来ると上行きのボタンを押し、中に入ると今度は最上階へのボタンを押していく。近くにいる機関の人達の視線がエレベーターに乗って来たばかりのこちらに向いていたが、軽く手で払う様な動作をしてその視線を散らしていく。そうこうしている内に最上階へと着き、長い廊下を歩いた先にある突き当たりの部屋で足を止めた)ここが支部長室だ。なるべく肩の力は抜いておけ。(あの親密的な上司を思い浮かべては、取って食われる様なことは絶対にしないとの妙な自信があった為に緊張を解くような事を言うと、大きな扉をノックした後に開けていき)国永、俺だ。入るぞ。


【鶴丸国永】

(今日は朝からてんやわんやだと、次から次へと支部長室のデータベースに入ってくる情報を整理していく。特に情報処理班などは今もその処理に追われているのが目に見えて分かるのだから、後で何かしらの差し入れを持って行こうと決めつつも情報のファイル分けを終えていく。それにしても新たな竜…見立てでは帝竜だろうと考えながら厄介なことだと微かに目を細めた。しかし、逆に考えれば敵のボスが自らお出ましと言うことになる。帝竜さえ倒せてしまえば、少なくとも中心都市周辺の街は竜やフロワロに侵されなくなるだろう。討伐の際はこちらの被害を最小限にしたいものだ、と思考を巡らせていると不意にしたノックの音に顔を上げる。そして、聞こえて来た声に旧知の仲である一匹龍の顔を思い浮かべると、読み通り彼が入って来て)おっ、伽羅坊じゃないか!任務お疲れさん。今回の任務だが、色々と大変だったそうじゃないか(帝竜のことを主に指した言葉を投げ掛けると、『…嗚呼』と相変わらず短い返事が戻ってくる。そこは最早当たり前であるので全く気にせず言葉を続けようとしたところで、ふと彼の後ろにいる人物に気付き)_っと、こりゃ驚いた。伽羅坊がルシェの客人を連れて来るとはな。(驚いた驚いた…、と呟くように言いつつも失礼の無い程度に背後にいるルシェの相手を見遣る。伽羅坊の赤い腰布で顔などはよく見えないが、ルシェに間違いはないだろう。それにしてもあの彼が誰かに衣服を貸すだなんて珍しい。ならば、少なくとも悪い人物ではない筈だと見当を付けていく。そもそも差別などは一切気にしていない為に、友好的な笑みを浮かべてはまずは自己紹介をしようとして)初めまして、俺はこの機関の支部長をしている鶴丸国永だ。君、良ければ名前を教えてくれないかい?


(/ではでは、鶴丸を出させて頂きました!今後の話の流れはこのまま前に書いて頂いたプロットに沿っていきたいと思います)

  • No.33 by 光忠  2017-10-11 18:53:03 

(見るもの全てが新鮮で、どうしても興味や好奇心が抑えきれずに赤い布越しにちらちらと辺りを見回してしまう。その時にうっかり誰かと視線が合ってしまう事が度々あったものの、暮らしていた街の人達と違って、ここの人達から感じる視線は珍しいものを見るようなそればかりで、嫌悪や蔑みといった悪い感情はあまり感じられなかった。自分が受けてきたものと180度違うそれらに、安心するよりも先にただただ困惑するしか無い。もはや拠り所になってしまっている彼の赤い布を両手で握りしめながら後をついて行くと、狭い部屋のような場所…多分、エレベーターと呼ばれる乗り物に彼が入っていくのが見えた。そこには彼以外の人間が数人いて、思わず足を止めてしまいそうになるのを必死に堪えて中に入り、なるべく彼の傍に近寄っては、顔を見られないよう俯く。そのせいで、彼が他の人達の視線を散らしてくれていた事には気付けなかった。そのままエレベーターは上へ上へと進んでいき、気付けば自分と彼しか乗っていない状態になった所で、チン、と軽快な音を立ててエレベーターの扉が開かれ、長い廊下を二人で歩いて行く。そうして辿り着いた部屋の前で足を止めた彼に告げられた言葉にぎこちなく頷いた所で、彼が声をかけながら扉を開いた。そこにいたのは、真っ白い髪に真っ白い服装をしており、唯一色がついている金の瞳をこちらに向けて明るく笑っている一人の人間だった。なんとなく自分より年上のような雰囲気はするものの、正確な年齢はよく分からない。支部長であるにも関わらずとても気さくな話し方なのは彼と親しい仲だからなのか、それとも支部長本人の人柄によるものなのか。と、つい探るような視線になってしまっていたのか、不意にこちらへ話しかけてきた白い彼に、条件反射のようにびくっと体を跳ねさせてしまう。数秒間黙ったままあちこちへ視線を彷徨わせた後、ぐっと手に力を込め、頭に被っていた赤い布を取り払っては、布を肩に羽織っているだけの状態になる。すでにルシェだとバレているのなら隠す必要は無い、むしろ彼にも支部長にも失礼になると判断した上の行動で。露わになった獣の耳がぴこぴこと揺れ、目を逸らしたくなる気持ちを抑え込みながら)僕の名前は、光忠です。街に住んでいたルシェの、生き残り…です


(/了解しました、プロットに沿うなら伽羅ちゃんと貞ちゃんの班に仲間入りする感じですね。すぐに貞ちゃんが合流して初任務に向かうのもいいですし、機関内の案内で他の班の刀剣男士を出してみるのも面白そうです。光忠の能力を確かめるという名目で、シミュレーターで作った仮想世界での模擬戦も良いかもですね!)

  • No.34 by 大倶利伽羅廣光  2017-10-11 20:00:29 

【鶴丸国永】

光忠か。なら、光坊だな!だがそうか…きみは今回襲撃にあった街の住民だったか。大変だったろうに…(赤い布が取り払われると、その下から現れた姿は白皙の肌を持つ端正なルシェの青年であった。感情に連動してか何度かパタパタと動く獣耳に、自身の見立ては合っていたかと思いつつも本物のルシェを見たのは久し振りだった為に、つい視線がその特徴である獣耳に行きそうになる。だが名前を聞けば、さっそく相手と仲良くなりたいが故に勝手に愛称を付けていく。このあだ名付けは貞坊や伽羅坊も同じであり、もはや拒否権無しの問答無用である。次いで、彼の口から出た立場を聞けばやや表情を落として労りの言葉を掛ける。生き残りと言うからに、知人や友人、果てには家族なども失ったのだろう。その悲しみは当の本人でないと測ることなど出来ず、残念ながら今以上に傷を抉らない声掛けしか出来ない。ただそこでふと、疑問に思ったことを一つ)しかしながら、光坊は何で機関に来たんだい?保護、と言う訳ではなさそうだが、もしや__。


【大倶利伽羅廣光】

…それは、あんたの察しの通りだ。光忠は機関に入ることを望んでいる。(じっと見つめる様に彼へと視線を合わせていた国永に、人慣れしていない光忠の代わりに横から簡素に説明をしていく。すると、何処と無くその琥珀色の瞳の奥を煌めかせつつもこちらの顔を見て『そうか、そうか…!』とやや興奮気味に言葉を噛み締めるかの如く言う。凶報と吉報な為に表立って喜色を出せないのが歯痒いと言わんばかりの表情で、もう一度光忠の方に視線を向けると『こっちは大歓迎だぜ、光坊。もし本当に入るのなら班は伽羅坊達が居るところが良いな。ちょうど一人空いていてな、是非きみに入って欲しい』とグイグイと攻める様に言ってはその両手を握ろうとする。しかし、長年の勘か引っ掛かりを覚えたのか、恐らく先ほど国永に声を掛けられた際の光忠の狼狽えた雰囲気から察したのか、手を握ることを中断してニッと少年染みた笑顔を向ける。空いていた訳ではないのだが、とこちらの班が二人体制なことを一番よく知る人物の国永を呆れ眼で見たが、今ここでそれを言っても光忠を困惑させるだけだ。それに、反対をする気は無いので口を出さずに当の本人の返事を待っていき)


(/そうですね、個人的には入団意思を確認した後に機関内の案内で他の班の刀剣男士を出したいですね!その際にみっちゃん自身の機関班員証的なものも登録して作りたいですしね。それで、実際の現場に行く前にまずは仮想世界での模擬戦に繋がると良いかなと思います。一人参戦でこちらオペレーターや、新結成の班で動いての攻略も面白そうです)

  • No.35 by 光忠  2017-10-11 21:06:51 

(彼の相棒もそうだったが、支部長もどうやら独自の呼び名を付ける傾向があるようだった。誰かと親しくなる事が殆ど無かったせいか、まるで友人のように扱って貰えているような気がして照れる気持ちを隠すように顔を俯かせる。しかし、頭の耳はとても嬉しげに動いているので、きっとバレてしまっているだろう。ここに来た理由を問いかけられ、慌てて顔を上げて説明しようとした時にはすでに隣の彼が簡潔で分かりやすく伝えてくれており、密かにほっと安堵の息を吐いた。幾ら友好的に接してくれているとはいえ、やはり人と話すのは必要以上に緊張してしまう為に、上手く説明出来る自信が無かったから。こんな自分が機関に入る事を許して貰えるのだろうかという不安はほんの少しの間だけで、支部長はあっさりと許してくれた。しかも、彼と一緒に働ける。それを聞いた途端にぱあっと表情を明るくさせ、ぴこぴことひっきりなしに頭の耳を跳ねさせながら、深々と頭を下げて)ぼ、僕、頑張ります…!よろしくお願いします!


(/ふむふむ、でしたら最初に向かうのは情報処理班がよろしいかと。機関員の個人情報も扱っている所なので、登録作成もそこで作るのが一番それっぽいかなぁと思います!情報呂氏班ですでに刀剣男士の候補はありますかね?)

  • No.36 by 大倶利伽羅廣光  2017-10-11 22:42:20 

【鶴丸国永】

俺の方こそ宜しく頼むぜ!光坊。伽羅坊も良かったな、きみが気に掛けている子が入ってくれて。(見るからに嬉しげな様子の光坊に何だか自身まで嬉しくなってしまい、弾んだ声色で言葉を返す。先程の二人のやり取りを軽く見ていると、どうやら双方とも互いに好印象を抱いている様だったので親心ならぬ保護者的立場心で相乗して更に嬉しくなり、こっそりと上記を伽羅坊に耳打ちする。するとやや渋い顔で『…馬鹿を言うな』と返ってきたものの、長年の付き合いから察するにそれは照れ隠しであることが分かっていたので、思わずニンマリとしてしまう。だがこれ以上追求しても話が脱線してしまうことは目に見えていたので、話を戻そうとして)さて、それじゃあ新しく機関に入ることになった光坊にはここのイロハを教えなくっちゃな。先ずはこの機関にはそれぞれ役割の違う部署があってだな__(そこまで言うと、口で言うよりも文字で書いて説明した方が分かりやすいだろうと考えて、主に会議用で使うホワイトボードとペンを取り出す。そこに“鍛冶作成班”、“研究開発班”、“特別医療班”、“情報処理班”、“通信補助班”、“対竜戦闘班”とキュッキュッと特有の音を立てながら書いていく。それを光坊に見せては)これは全部で六部署あってな、伽羅坊がいるのはこの指令を受けてドラゴン討伐に向かう対竜戦闘班だ。更にそこの13班に所属している。(そう言うと赤ペンで対竜戦闘班に丸を付け13班と小さく付け足していく。それから続けて)他の部署だが簡単に説明をすると、対ドラゴン用の武器を機関員一人ひとりに合わせて製作・修繕・強化を担っているのがこの鍛冶作成班。ドラゴンについて研究したり、機関員が指令をこなせるように道具や機械を発明するのが研究開発班。怪我を負った機関員を治療する為の医師や看護師、またはそういう能力を持った者で構成されたのが特別医療班。機関に集まる用途様々な情報を整理して各班に伝達するのが情報処理班。出撃する機関員を通信で遠隔サポートするオペレーターがいるのが通信補助班だ。一気に説明してしまったが、何か分からない所はあるかい?


(/そうですね、ならそうしましょう!情報処理班なんですが正直似合いそうなのが長谷部かなーと、それかメガネなので亀甲や明石など…。逆にそちら様で似合いそうなキャラなど思い付きますでしょうか?あと、鶴丸に説明を任せてしまったので今回は大倶利伽羅は出番が無いのでフェードアウトしてます、済みません)

  • No.37 by 光忠  2017-10-12 02:40:30 

(やはりドラゴンに対抗する為の組織なだけあって、内部構成はとても大規模な物らしい。分かりやすいようにと、ホワイトボードに文字を書いていきながら説明する支部長の言葉を一言一句聞き逃さないようにしながら、それぞれの部署の名前を頭に入れていく。隣の彼が所属しているのは対竜戦闘班どいう名称らしく、13班というのは単純に班の数を現す数字なのだろうか。もしそうだとしたら、彼のようにドラゴンと戦う班があと12はある事になる。少ないのか多いのかはよく分からないが、それだけ『竜を狩る者』がいるのは単純に心強いと思った。それ以外の部署もドラゴン討伐の為には必要不可欠であることは理解出来るが、口頭の説明だけではよく分からない部分もあるのは否めない。そう考えつつ、ふと気になったことがあり、片耳をぺたりと伏せながら首を緩く傾げて)その…ここには、僕以外のルシェがいたりは…流石に無い、ですかね?


(/長谷部は自分もイメージしていたので丁度良いと思います!明石か亀甲かと言われたら、明石の方がそれっぽいかなぁと。正反対な性格の二人が同じ部署にいて、二人共意見が合わないけど凄い優秀、みたいな感じが好みなものでして。ちなみに亀甲さんはどちらかといえば研究開発班かな、と思います。こう、マッドサイエンティストな雰囲気がするような…自分だけでしょうか?その三人を出すなら、黒田組や来派、貞宗派繋がりで物吉を出すのも良さそうですよね!あ、黒田組だと博多は情報処理班が一番しっくりくるかも…?

伽羅ちゃんの件了解です!無理に操作キャラ全員を喋らせる必要は無いと思うので、その場の流れで臨機応変にしたらいいと思います~

あ、ルシェが機関にいるかどうかですが、生粋のルシェは現段階で光忠のみという設定が地味にあったりします。人間とルシェのハーフは何人か所属していて、彼らは耳が少し尖っている、いわゆるエルフ耳が特徴です。それを踏まえて答えて貰えたら嬉しいです!)

  • No.38 by 大倶利伽羅廣光  2017-10-12 17:26:38 

【鶴丸国永】

(自身の説明できちんと理解してくれただろうかと、やや気になるように返事を待っていれば次いで口から出たのは疑問の言葉。正直なところ、この世界において先ずルシェ自体の人口が少ない。その為ここが竜やマモノに対する特殊な機関であっても、生粋のルシェは一人もいないと言うのが現状だ。仲間がいれば少しは気も晴れたのだろうが、とそこまで考えてはやや困ったように伽羅坊を見遣る。すると『…7班の奴らが居るだろう』と何かを察したのかぽつりと呟かれた。ふと、確かに普段は種族など全く気にしなかった為に意識などしていなかったが、広い目で見れば彼等もルシェだ。正確には人間とルシェのハーフだが。その点に関しては目の前の彼がどう思うかは分からないが、もしかしたら仲良くなれるかもしれないと思いその件を伝えていこうとして)いや、光坊以外にもいるぞ!正しく言うとルシェと人間のハーフなんだが、みんな良い奴らだ。きみもきっと仲良く出来るはずだ。


(/あー、それ良いですね!なら情報処理班は長谷部と明石の二人にしましょうか。確かに亀甲は研究開発班っぽいですね、他の研究開発班は雰囲気でにっかりか篭手切江にしても面白そうです。それらの派も部下でも良いので出したいですね!なお、個人的には鍛治班は三名槍かなーと思っています。

ありがとうございます!助かります

成る程!でしたらそれを踏まえて返させてもらいました。ちなみに、ルシェと人間のハーフは小竜などの長船派かなーと考えてます。ちょうど人数も三人ですので。いつか出せたらなと思います)

  • No.39 by 光忠  2017-10-12 18:50:56 

(支部長の困ったような表情を見て、やっぱりいないんだろうなぁと察してしゅんとなり、両耳を垂れさせる。期待していなかったと言えば嘘になってしまうが、それでも望みが薄い事は分かっていた。彼や支部長の態度から、ここにいる人間がルシェだからという理由で差別をする人達でないことは理解出来ているものの、幼い頃に植え付けられた恐怖心はどうしても消えてくれないのだから。そんな自分の様子を心配したのか、次に告げられたのは『人間とルシェのハーフがいる』という話だった。そんな人がいるだなんて夢にも思わず、垂れていた両耳がぴんっと立つ。どんな人達なのかは分からないものの、もし機会があるのならばぜひ話してみたい。もしかしたら友達になれるのでは、という淡い期待さえ抱いてしまう。今から楽しみだという気持ちを現すようにぱたぱたと両耳を動かして)そうですか…!僕も、その、話してみたいです…!


(/ちょっとずつ配役が決まってきましたね!研究開発班ににっかりや篭手切は確かに合ってそうですし、三名槍が鍛冶というのも妙にしっくりきますね。ではでは、情報処理班に行った時は明石を操作したいのですが、長谷部をお任せしてもいいですか?

成る程、確かに新しく長船派が実装されたので丁度良いですね!ただ、自分の本丸には小竜しか来ていない為に、他長船派のキャラをいまいち掴めていないのがちょっと不安です…)

  • No.40 by 大倶利伽羅廣光  2017-10-12 20:02:16 

【鶴丸国永】

嗚呼、是非話してみてくれ!ただ今7班は長期の遠征に行っていてな、戻って来るのはまた後日になってしまうんだ。だが、帰って来たらすぐ光坊に伝えるぜ。(仲間意識があるのだろう、嬉しげに両耳を動かす相手にほっこりと和んだ気持ちになる。この場で彼等をすぐに紹介出来ないのが惜しいところだ。つい先日、他の場所の調査も兼ねて長期の遠征に出て行ったばかりなので、早く見積もっても帰って来るのは来月の頭ぐらいになるだろう。しかしながら互いに顔を合わせた時の反応が楽しみだ。既に今から四人が仲良くなれることを期待しつつも、やや脱線してしまった話を戻すかのように胸前で軽くパンッと両手を打ち)さぁて、それじゃあ光坊。口頭での説明はここまでにして今からこの施設と部署を案内しようじゃないか。伽羅坊、きみに頼んでも良いかい?


【大倶利伽羅廣光】

問題無い。…逆に、あんたに彷徨かれた方が困る。(この様な性格であるものの一応は機関を牛耳る権力者だ。彼の承諾無しに物事を実行することはほぼ出来ない。故に、いつもの定位置にいなければ困る者が出てしまう。携帯機に出れば良い話だが、署名などが必要な場合は行ったり来たりで二度手間になってしまうだろう。そのため特に受けない姿勢を見せる訳でもなく、単純に当然と言わんばかりの目で国永を見ると支部長室の扉へと手を掛ける。『感謝するぜ、伽羅坊。それにしても、光坊の機関員登録もあるから最初に行くのは情報処理班だな。長谷部や明石に宜しく言っておいてくれ』と今忙しいことを考慮してかその様な国永の言葉を聞けば頷き、相手の方へと視線を向けると部屋を出て行って)…邪魔をしたな。光忠、行くぞ。



(/残るはオペレーターや医療班ですね!誰か候補とかいらっしゃいますか?
はい、では長谷部をやらせて頂きますね!

当方の本丸にも小竜しかいないのでご安心?して下さい。まだ7班は次の新竜のフラグにしようかなと思っているので、当分帰ってこない予定なためその間に長船派勉強しますね…!)

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