伊達組沼住民 2017-10-05 22:11:52 |
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(/トピ立てと希望の承諾ありがとうございます!
あちらでは無理を言ってしまってすみません。その属性についてですが、もしやり辛ければ途中で遠慮なく言って頂ければと思います。
至らない所があるかもしれませんが、宜しくお願いします)
(/いえいえ、無事にお相手様が見つかって本当に良かったです!もしかしたら流れちゃうかなぁと不安だったもので…。こちらこそ相性が悪いと思ったら、いつでもお断りして頂いて構いません!これからよろしくお願い致しますね。
そちらのご希望はくりみつで、攻めの大倶利伽羅でしたね。刀剣乱舞に関しての知識は問題無く、セブンスドラゴンに関しては初代のみプレイ済みと。実は自分、初代はプレイした事が無いので、思いっきり世界観が現代設定になってしまうのですが、よろしいでしょうか…?
それと、そちらの操作する大倶利伽羅に関して具体的な設定や希望等はありますか?逆に、こちらが操作する燭台切光忠に対してこうして欲しいといったご希望等もあればお聞かせください!)
(/はい!諸々了解しました。
そうですね、僭越ながら攻めの大倶利伽羅を提供させて頂きたい次第です。大丈夫ですよ!初代はとてもファンタジー世界の設定でしたからね。こちらとしても現代の方がやりやすいので。
設定ですか、名前は大倶利伽羅廣光で、ジョブはサムライ。もちろん一刀使いです。外見はゲームと変わりない感じで、年齢は20代前半で両親無しの独り身の方が色々と都合がいいかなとは思います。あとは元々ドラゴンを狩る一族の末裔で、幼い頃から剣術に明け暮れていたなどの設定を付けさせて貰えれば、戦闘での立ち回りもやりやすいかなとは思います。
竜を狩るために色々な街を歩いても良いですし、所属する機関があればそこを拠点として動いているなどの設定があっても面白そうです。大倶利伽羅の使命は竜を狩ることで、ルシェに対しての迫害はありません。むしろ差別自体はあまり快く思っていないですね。逆に何か変えた方がいい、もしくは付け加えた方が良い点などはありますでしょうか?
燭台切光忠に関しては、そちら様のお好きなように設定して頂けたらこちらも嬉しいです。どのような設定でも大歓迎ですので!)
(/ふむふむ成る程、でしたらこちらでざっくりと考えているドラゴン対策機関というのがありまして、世界中にある内の一つに日本支部があります。その支部長を鶴丸国永にしようと思うのですが、そこに所属してみるのはどうでしょうか?せっかくなので顔見知り設定でも良いかもですね!
それと、太鼓鐘貞宗を大倶利伽羅の相棒枠として出演させたいなぁと思うのですが、よろしいでしょうか?どうせなら伊達組全員出してみたいという欲が…!ちなみに鶴さんはⅢ基準のジョブ『エージェント』。貞ちゃんは2020基準のジョブ『デストロイヤー』のイメージです。
こちらの燭台切光忠の設定は、ルシェの一族は名字が無いという地味な設定を考えてあるので名前は光忠。伽羅ちゃんのアシストやフォローをするのがいいかな?と思うのでジョブはⅢ基準のジョブ『メイジ』辺りが良いかなぁと思います。2020基準で『サイキック』というジョブがあるのですがこちらは超能力でして、『メイジ』は魔法なのです。個人的に超能力は人間、魔法はルシェというイメージがあって、超能力より魔法の方が強い、みたいな感じにしたいなぁ…と。伽羅ちゃんに助けられる前はごく普通の何の力も無いルシェで、ドラゴンに襲撃されて命の危機に陥った際に能力が開花した感じですね。鶴さん辺りに指摘されて初めて気付く、みたいな感じで。年齢はそちらの伽羅ちゃんに合わせて20代前半に、両親はドラゴン襲撃の際に亡くなった事にしようと思います。両親共々根強い迫害を受けた経験があるので、最初は伽羅ちゃん含めて人間全員に怯えると思います。徐々に伽羅ちゃん相手だったら平気になっていきたいなぁ、と。
かなり長くなりましたが、こちらからの提案は以上です。如何でしょうか?)
(/そうですね、大倶利伽羅は一人で戦い一人で死ぬスタンスでしたが顔見知りの鶴丸に機関へとスカウトされていて所属した、などはいかがでしょうか?貞ちゃん大歓迎ですよ!伊達組は出したいですよね、あわよくば他の班もしくは技術班で織田組など他キャラも出せたら楽しそうだなと思います。ジョブ了解しました、どちらも2人に合う戦闘スタイルになりそうなジョブですね。
ふむふむ、了解です。後方支援の方が大倶利伽羅にとっても有り難いです!また、能力がそこで開花した方が機関に入らざるを得ない理由の一つにもなりますし、こちらとしても天涯孤独のルシェゆえ心配で保護すると思いますので。
あとは、フロワロと言う設定が好きなものでしてこのせいで特殊な病気もしくは人の生命を吸ってしまう的な、毒花の設定があっても楽しそうだなと思うのですがどうでしょうか?あと、それを浄化出来るのがルシェだけと言うのもまた面白いかなと考えています。オリジナル設定が強いですが…。)
(/ありがとうございます!ではそのような設定でお願いします。ゲームの方が基本3人パーティなので、伽羅ちゃん、みっちゃん、貞ちゃんで丁度良いかなぁと。たまに鶴さんが出張するかもですね。確かに織田組やら他のキャラは出してみたいですね、やっていく内に色んな設定が生えそうですし!
いいですね、特殊な病気はⅢの方で『竜斑病』というものがありますので、そういう設定はアリだと思います!本家では症状等はあまり詳しく語られてないのですが、一度かかってしまうと必ず死に至ってしまう不治の病だそうです。それらを色々改変して、フロワロは周辺にドラゴンが存在する限り枯れない毒花であり、フロワロが撒き散らす毒を一般人が摂取し続けてしまうと竜斑病にかかってしまう。排除するには周辺のドラゴンを全て狩らねばならず、尚且つ最低でも一ヶ月は経たないと枯れない。けれどルシェの力ならば竜斑病も治せるし、フロワロも一瞬で枯らす事が出来る。ただし浄化は体力の消耗が凄まじい…と、それっぽく考えてみましたが、如何ですか?)
(/いえいえ〜。パーティについては了解しました。その場合ロルを書く際は貞ちゃんの動かし方はいかがいたしましょう?そうですね、話も広がると思うので是非!
ではでは、フロワロと竜斑病の設定はその様な感じでお願いします!あとは、機関の人たちは毒性に対して耐性があるので(むしろ耐性がないと機関には入れない)大丈夫ですが、突然フロワロの毒性が強まり竜斑病が機関でも急激に広まると言う、背水の陣的な展開もいつかやってみたいものです。
設定の方なのですが、他に何かしら知っておくべき単語などはありますでしょうか?それと、何かそちら様がやりたい大まかなストーリーなどは決めていらっしゃいますか?もしあればお聞かせ願いたいです。)
(/そうですね、貞ちゃんは基本こちらが動かそうかなぁと思っております。こう動いて欲しいという要望があればそれに合わせて動かす事も出来ますので、その時はぜひお声掛けください。あ、鶴さんも基本はこちらが動かしますね!
おお、いいですね!とても熱い!ゲームの方も割とエグい展開が多いのでそういうのは大歓迎です!エグいといえば、キャラの流血描写だったり誰かの死亡描写だったりがこれから沢山あるかもしれないのですが、そちらの耐性は大丈夫でしょうか…?
他の単語といえば、ドラゴンの呼び名ですかね。数多いるドラゴンの上位互換的な存在が『帝竜』、全てのドラゴンの頂点に立つ存在が『真竜』ですね。とりあえず帝竜辺りは本家からパク…持ってこようかと思ってます。真竜はラスボスですし、せっかくなのでオリジナルの真竜を作りたいなあと思ってますが、まだ現時点では一つも浮かんでません!ここも相談して後々決められたらなぁと思います…。
後は、真竜を殺す伝説の武器もとい兵器『竜殺剣』ですね。人間が鍛え上げた剣にルシェが力を宿して初めて武器として完成するというものでして、サムライでもあり主人公ポジと行っても過言では無い伽羅ちゃんにぜひとも格好良く扱って貰いたいです。機関の目的の一つに『竜殺剣の在り処の捜索』を加えたら良さそうかも?
今はプロット段階というか、本当にざくざくとしているのですが…
街にドラゴン襲撃→光忠がドラゴンに追い詰められる→伽羅ちゃん参上、からのドラゴン討伐→なんやかんや一緒に機関へ→貞ちゃんを含めた三人で13班結成→指令が下り、ドラゴンが巣食う場所の偵察及び討伐任務を何度かこなす→竜殺剣の在り処発覚。番人的な存在がいて、試練をこなし、伽羅ちゃんが所有者として認められる→光忠が力を宿して竜殺剣を完成させる→真竜討伐へ
…みたいな感じで進めていきたいなぁ、と。合間合間にクエストという名のサブイベントみたいな箸休めを挟んでもいいですよね。フロワロ毒性強化による背水の陣は終盤辺りにやると熱い展開になりそうです。あくまで予定みたいなものなので、進める度に相談していけたらなぁと思います。
他に決めておきたいこと、質問等はありますか?無ければ、さっそくこちらからテストがてらロルを回してみたいと思います!)
(/了解しました〜。そちら様の負担になると思いますし、良ければ鶴丸の方は動かしますよ。それと、もし必要とあらば貞ちゃんも動かせますので言ってくださいね。あと、こちらも他キャラ出すかもしれませんのでご了承頂ければと。
死亡描写は刀剣のキャラで無いのなら大丈夫ですよー。物語上もし刀剣のキャラでなければいけない場合は、暈して頂ければと大丈夫です。エグいのは基本的に好きですので遠慮なくで大丈夫ですよ!
ふむふむ、了解です。取り敢えず帝竜は調べたら出てきたのでそちらを参考しますね。そう言えば、マモノはいない感じですかね?真竜は本家からそのまま持ってくると確かに味気ないかなと思いますのでオリジナルで賛成です。少し調べて見ましたが7番目の真竜などはその設定上出せないですしね。
武器ですか、成る程成る程。せっかくなので竜殺剣ですが刀にしてしまっても良いかもしれませんね。その捜索が鍵となるのも良さそうですね。
プロットの件も了解しました。結構、やりたい展開とかはこちらでも考えてますので相談していけたらなとは思います。セブンスドラゴンの知識が薄いのでオリジナル強めですが。
質問はマモノの存在と竜の襲撃による現代の状況(どの程度壊れているのか、人間の生活する部分は辛うじてあるのか。もし自分の匙加減でやっても大丈夫でしたらそうします)、あとは恋愛要素についてですが、後者は流れに身を任せた方が自然ですかね?あっ、ロルは回して頂けるのであれば参考になりますし嬉しいです。お待ちしておりますね)
(/本当ですか!ぶっちゃけ一人で沢山キャラを操作するのは大変だったので、とってもありがたいです…ぜひ鶴さん操作をお任せしたいです。貞ちゃんは出来るだけこっちで操作しますね、そちらでの操作が必要になればお声掛け致します。キャラを出す件も了解しました!
死亡描写はモブばかりになると思いますが、本当に万が一刀剣男士の死亡演出が必要になった場合はきちんと相談したいと思います。死んだと見せかけて実は生きていた!という展開も割と好きなので、そういう演出はするかもしれません。
そうですね、マモノは世界中に出没している設定にしたいと思います。大昔にドラゴンが襲撃してきた影響で生態系に大きな変化が起こりマモノが出現、ドラゴンが封印され現代になった今でも人々を脅かす存在になっており、ドラゴン対策機関が中心となって掃討していた感じですね。ドラゴン復活に伴って数が急激に増し、凶暴性も強くなった事にしても面白そうです。
現代の状況ですが、各国の首都(ドラゴン対策機関が存在する場所)とその周辺以外はドラゴンによって壊滅または占領、フロワロに汚染されて近寄れない状況になっている、というイメージです。日本だと東京ですね。そこから少しずつこちら側の領土を広げていく感じにしたいと思っております。
恋愛要素は…そうですね、流れに身を任せて良いと思います。こちらも相談しつつ進展してけたらなぁ、と。
ではでは、さっそくロルを回したいと思います!)
(真っ赤な炎が幾つもの建物を包み込んで燃え盛る。周辺から止む事の無い誰かの悲鳴と叫び声が響き渡る。視界の中には見たことも無いような花が咲き誇っており、倒れたまま二度と動かなくなってしまった人々の虚ろな目がこちらを見ているような気がした。さっきまで平和な日常だったはずなのに、それを一瞬で奪い取っていったのは…上空を飛び回り、街を破壊し、玩具でも扱うかのように人を次々と殺している、この世に存在してはならないモノ。かつて、自分達の遠い祖先が命を賭して封印したはずのモノ。それがどうして、ここに。考え事をしていたからか、それとも恐怖からか、足がもつれてその場に転倒してしまい、深く被っていたフードが衝撃で外れる。そうして露わになったのは猫のような獣の耳で、自分が人間ではない決定的な証拠でもある。全身に感じる痛みを必死に我慢し、外れてしまったフードを被り直そうとしたその瞬間、突風のように強い風が吹き渡り、ズシン、と重量感のある音を鳴らして異形の怪物が降り立った。数倍はある巨体、血に濡れた鱗、腕と一体化した翼、鋭い牙と眼光…すなわち、ドラゴン。その視線は完全に自分を捉えており、恐怖でその場から動けなくなってしまう。助けを乞うように辺りを見るも、人々は遠巻きにこちらを見るや否や、一目散に逃げ去ってしまった。彼らの目が自分の耳に向けられていた事にはとっくに気付いていて、だからこそ見捨てられてしまったのだと悟り、絶望が心を占めていく。ここで、全部、終わってしまう。確実に来るであろう死の恐怖に全身を震わせて強く目を閉じ、けれど砂粒のような希望に縋って最期の懇願を口にしてしまい)誰か…助けて…!
(/というわけで、街がドラゴンに襲撃されて絶体絶命といった感じで書いてみました!長さの程は如何でしょうか、もっと長い方がいい、又は短い方がいいと言う場合はぜひ教えてください。あ、このドラゴンは帝竜でもない一般的(?)なドラゴンなので、さくっと瞬殺してしまって構いません。ぜひとも格好良く倒しちゃってください!)
(機関に緊急出動が掛かったのはつい数刻前の事。街に竜が出現したと伝えられれば竜を狩る者として己の出る幕であり、愛刀を手に目的地へと向かうと既に其処は火の海と化した戦場になっていた。硝煙と鉄の匂いに巻かれながらも、毒々しく光る竜の花_フロワロを踏み締め竜を狩る為に駆けていれば、前方から背筋を撫ぜるような殺気と微かな声が一つ。毛筋を逆立てる程の雰囲気のままに視線を鋭いものへと変え、そちらへと走り出すと今まさに一人の人間_否、注視すればルシェと呼ばれる者に襲い掛かろうとする竜が見えた。ルシェ、と言えば理不尽にも差別を受けている希少な種族だ。しかしその様な事実は己には関係無く、危機的な状況でも今ここでやる事に変わりはない。躊躇いなど一切なく襲われているその者の前へと立つ様に出れば、地を抉る程の力で地面を蹴り上げ、凜とした音と共に腰刀を抜刀する。そのまま竜の鱗の隙間に刃を滑らせるかの如き剣戟を一閃見舞わせ、次いで叩き込むように二撃目を放った。弧を描く様な刀傷を受けた竜は小型だった為か甲高い断末魔を上げると、ぐらりとその地に崩れ落ちていく。ドス黒い血のついた刃をぴっと地面に払うと、襲われていたルシェの方に視線をやり状態を問い掛け)…おい、あんた立てるか?立てるのなら安全な所に身を隠せ。立てないのなら手を貸す。
(/ありがとうございます!諸々了解しました~。長さは大丈夫ですよ。あと竜もサクッと倒させて頂きました。こちらもこの様な感じで大丈夫でしょうか?)
(ぴくん、と獣の耳が何かの音を拾い上げて思わず目を開ける。一体いつの間にそこにいたのか、自分と竜の間に立ち、こちらに背を向けている一人の人間がいた。彼はこちらを振り返る事無く地を蹴って高く跳躍し、白銀に輝く刃を振りかざして一閃。それを受けた竜は呆気なく事切れて地に倒れ伏した。まさに瞬く間の出来事に呆然とするしか無く、彼に声を掛けられて初めて自分が生き延びている事を自覚した。お礼を言わなければ、と顔を上げて彼をはっきりと視界に入れた所で、改めて彼が人間であると認識し、無意識にびくりと肩が跳ね上がる。先程自分を見捨てた人間達の蔑むような視線が脳裏に蘇り、礼を告げようとした口は声を紡げないまま小さく動くだけ。自身の恐怖を現すように耳が垂れ下がり、逃げ出したい気持ちでいっぱいなのに、気持ちに反して足は竦んで動いてくれない。これではどうしようも無くて、恐怖に押し潰されそうになるのを必死に堪えようと両手で胸元を強く握りながら顔を俯かせる。口をついて出たのはお礼でも無ければ彼の言葉への返答でも無く、意味の無い謝罪で)ごめ、なさ…ごめんなさい、ごめんなさい…!
(/ありがとうございます!そちらのロルも丁度良いので大丈夫です。ある程度会話して落ち着いたら貞ちゃんを合流させて、そのまま機関に連れ帰って貰おうかなぁと思うのですが、問題無いですかね?)
(意外なことに問い掛けに反して相手から返って来たのは、譫言の様に繰り返される謝罪の言葉だった。これには流石の自身も目の前のルシェの様子がおかしいと感じ、理由を探ろうと口を開き掛ける。だが、不意に不快感を覚えるほどの複数の視線を感じ取る。視線のみを動かしてその主を辿れば、其処には建物に身を隠しつつもこちらを見ている街の人間達が映った。彼らの瞳には、怯えや侮蔑、果てには怒りなどが篭っていることが汲み取られ、それらが己の眼下にいるルシェに向けられていることが自然と分かってしまう。それ程までに強い悪感情であった。その時に喉まで出掛かっていた疑問の塊がすとんと腑に落ちる。何故このルシェは自身に謝ってきたのか、それは今までもこれからも受けて来た_もしくは受けて行くであろう人々からの偏見の目に対する恐怖からだ。そして、差別をする人間の一人として己もそう認識されているからだろう。一つ短く息を吐くとこの場にもう竜が居ないことを確認し、抜刀していた太刀を鞘にしまう。街の人間達を流し目で一睨みした後、自身の赤い腰布を外すとルシェの特徴である獣の耳が彼らから隠れる様に相手の頭にバサリと掛けていき)そんなに謝られる筋合いは無い。生憎と、俺はああ言う輩の様に差別などには興味が無いんでね。無論、それを良しともしないが。
(/よかったです。はい、問題無いですよ〜。それと私信で、月火土は夜から23時までは返事が返せないのでご了承頂ければと思います。)
(罵倒、拒絶、畏怖…自分に掛けられるであろう様々な声を覚悟していると、不意に何かが自分の頭を覆った。少しだけ顔を上げれば、それが赤い布であること、助けてくれた彼が腰に身に着けていた衣服の一部であることに気付いた。次いで自分に掛けられたのは予想していたどの声とも違うもの。無関心のようでいて、とても穏やかで優しく、聞いていると何処か安心してしまうような、そんな声。まさか人間がルシェにそんな優しい声を掛けてくれるとは思わなくて、頭に被った布越しにそっと彼を見上げる。前髪に隠れがちな彼の金色の瞳と視線が合うも、その瞳に宿る感情すらも自分が見てきたものとは全く違うものだった。どう反応していいのか分からずに視線を彷徨わせ、そこでふとお礼を言っていなかった事を思い出し、慌ててもう一度彼を見上げる。再び視線が合い、思わず逸らしそうになるのをぐっと堪えては、ようやく言いたかった事を口にして)あ、の…助けてくれて、ありがとう…ございました
(/月火土ですね、了解です。無理はなさらず、そちら様のペースでお返事を頂ければと思います。自分は相手が見つかっただけでも満足ですので!)
その事なら構わない。元より竜を狩るのが俺の使命だ。(腰布の下から微かに覗く相手の隻眼が、何度かこちらの事を伺うようにそろりと視線を向けて来たので沈黙をすること暫し。先程の防衛本能的に出たであろう謝罪の言葉とは打って変わって、今度は自身の意思で伝えて来たであろうお礼の言葉に、多少なりとも自身に対しての警戒心が和らいだ事を察する。何か気の利いたことを付け加えて返せれば良かったのだが、残念ながら己は白と青の知り合いの様に言葉を上手く扱う事は出来ない。結果として、事実のみを交えた少々素っ気なく思われてしまう返事をしては、一瞬だけ竜を狩る為の腰刀へと視線を落とす。それから再び視線をルシェに向けると、次の行動の為にも気になった事を聞こうとしていき)…そう言えば、あんたは一人か?もし他に避難が遅れた者がいれば教えてくれ。助けに行く必要がある。
(/ありがとうございます!ちなみに今週の土日はあまり返信できないかもしれませんので、そう言って頂けると助かります。それと、今ここの掲示板の調子が悪いようで更新が反映されてなかったので、更新を見落とさないように気をつけますね!あとこちらロルの長さにムラがあります、済みません…)
(『竜を狩るのが使命』だと、彼は確かにそう言った。それはかつて自分達の祖先が、ルシェの一族が担っていた事だと聞かされた事がある。けれど目の前に立つ彼は確かに人間であり、ルシェでは無い事は一目瞭然。けれど、彼が軽々しくそんな発言をしたとは思えない。使命だと言い放ったその声には確かな責任感と重さがあり、実際に竜を狩って見せたのが何よりの証拠だった。なんて堂々としていて、格好良い人なんだろうか。出会ってたった数分程度にも関わらず、彼に対して羨望を抱いてしまっていた。もしも自分が彼のように勇気があれば、両親共々こんな目には…と、そこまで考えた所で彼の次の言葉が耳に入り、布の下の耳がぴくんと跳ねる。先程までの消極的な態度を投げ打つように彼に縋り付き、みっともない姿なのを承知で必死に訴えかけて)父さんと母さんが、僕を逃がす為にまだ向こうに!お願い、助けて…ッ!
(/むむ、たまに回線の調子が悪くなることってありますよね。大丈夫です、気にしないでください!こちらこそ突然短くなったり長くなったりすることがあるので、ここはお互い様ということで。あ、次辺りで貞ちゃんを出して、光忠の両親は手遅れだったみたいな報告をしたいと思います~)
っ、分かった。まだ向こう側にあんたの両親が逃げ遅れているんだな。(血相を変えてとは正にこのことで、半ば取り乱し掛けた相手の肩に手を置くと伝えられた状況を反芻するかのように言葉をなぞる。たった今ルシェが示した場所は、街の中でも西ブロックの奥に当たる場所だ。運良く中央ブロックを担当している相棒がそちらの討伐にまで出ていれば良いがと、希望的観測を脳裏に浮かべつつもまだ助けられる可能性はあると判断し、そっと肩から手を離す。向かうべき場所へと爪先ごと体を向けると、ルシェとこちらの様子を見ていた街の人々に視線をやっては「その間、あんたは安全な所に隠れていろ。…それと、そこにいる街の奴等も早く避難した方が賢明だ」と言うや否もう一度相手の目を見ると「両親の件は任せて欲しい。だから、安全な所に行くまでは自分自身の命の方を優先しろ」と言い残して、すぐさま時間が惜しい為に地面を蹴り上げ一旦その場から離れていく。進む事に先の場所とは違い、敷き詰められたように足元に広がる毒花が次々と視界に入って来る。先の場所は竜を倒した結果、フロワロがやや枯れた為に咲いていた数が少なくなっていた。一般人はこの花が出す毒性にあまり耐性が無いので、あのルシェをここに一緒に連れて来なくて正解だったと思いながらも、無遠慮に毒花を踏み潰しては道を駆けて行く。そうして開けた場所に出れば目に映ったのは、更に火の海と化した酷い街並みだった。ふと、その際に見知った青色の人物も捉えたため名前を呼んでいき)_!、貞。急だが聞きたい事がある。この場所でルシェの生存者を二人ほど見かけなかったか?どうやら逃げ遅れたらしい。
(/こちらは20時から更新が止まっていますね。そちら様の言う通り回線の調子が悪いのかと。ありがとうございます!成る程、ならそれに繋げさせて頂きました。ちなみに勝手に別れさせてしまいましたがみっちゃんは避難所、もしくは追い掛けて来ちゃっても構いませんので再会の場所はお好きな方で大丈夫ですよ!)
【太鼓鐘貞宗】
これで、終わりだーーーーーッ!!!(竜の咆哮に負けない程の雄叫びに似た大声で叫びながら、渾身の力を込めた踵落としを竜の頭部に直撃させる。鋼よりも硬い鱗を瓦割りのように粉砕しながら思い切り地面に叩きつけ、あまりの衝撃に大きな亀裂が走ったのを見届けてから、宙で一回転しつつ華麗に着地する。西フロアが苦戦していると連絡を受けて救援に来てみれば、鱗が硬い個体という自分にうってつけな竜ばかりいたのは吉だったと思う。これでこの辺りの竜は掃討出来たはずだと一息ついていると、遠方からこちらに駆けてくる相棒の姿にぱっと表情を明るくさせる。どうやら向こうも無事に竜を狩れたようだと一安心していると、相棒の口からルシェの生存者がいないかと問いただされた。一瞬だけきょとんとしてしまうも、すぐに渋い表情になって炎に焼かれる景色を見やり)加羅も誰かから聞いた感じか?ここ、ルシェがたくさん隠れ住んでた場所らしくてさ。…他のフロアより優先度が低くされてたらしくて、大幅に避難誘導が遅れて…みんな、手遅れだった
(/ふむふむ、じゃあせっかくですし追いかけて来ちゃいましょうか。どうしてフロワロが群生してる場所なのに平気なのかっていう話題も出来ると思いますし、手っ取り早く機関に連れていく理由が作れそうなので!)
嗚呼、家族が逃げ遅れた事を聞いたんだが……そうか。(貞から"手遅れ"との言葉を聞いては、群生する無数のフロワロと波打つように燃え盛る炎を一瞥して言葉を零す。竜に壊された家の傷跡は生々しく残っており、その瓦礫の下から覗く体の四肢に生き残っている者が居ないことを知らしめられる。今回の指示を受けた際、ルシェが街におり隠れ住んでいることは事前に知らされていなかった。いや、恐らく指示を出した支部長も把握していなかったことなのだろう。彼奴の性格からして、差別をする様な者では無いことは充分に分かっている。避難自体が遅れたのは此処が奥に位置していたことと、街の人達がこちらまで避難誘導を怠ったことだろう。先程のルシェに対する住民の差別的な態度を見ていれば、それが明白なのははっきりとしている。貞の言う事に間違いはない。不快極まりない事だと微かに眉を顰めると、周囲への警戒を緩めないままに柄へと手を置きながら先程から姿が見えない竜の存在を問い掛けようとして)貞、この辺りの竜は全匹討伐したのか?
(/了解ですー、確かにその方が連れて行きやすそうですしね。それと何となくドラゴン再登場フラグを置いておきましたがスルーしても大丈夫ですし、みっちゃんの技の見せ所に使っても大丈夫ですよ)
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