俺が唯一愛した女

…そんなに気に入ったのか？しょうがねぇな…また作ってやるよ。（よほど気に入ったのかまた作ってとお願いされれば仕方がないと言いつつ内心は満更でもなく承諾すれば相手の空いた皿とたスプーンを片手で持ちお茶の入ったコップを彼女に手渡し飲むように促して）

さて洗い物して洗濯だな。干すのは手伝えよ？
（自分のは流しにつけてあるし彼女のも洗えばすぐに終わるし次は洗濯だと言い相手を見据え干すという行程を覚えて貰うかと考えてはそう告げると洗い物を持ち立ち上がり「飲み終わったら流しにコップ持ってこいよ」と告げて台所に移動して）

　

やった。(「また作ってやるよ」と言われると嬉しそうにニコッと笑う。相手は空いた皿とスプーンを片手で持ち、お茶の入ったコップを手渡され。飲む様に促されると相手の方を見て)有難う...。(と礼を言い。お茶を一口、口に含み、そのまま飲み込んで。

...ん？...分かった、手伝う。(自分を見据えながら言うのを聞くと相手の方を見ながら小さく頷き上記を述べる。飲み終わったコップを持って来る様にと言われると成るべく早く飲み終わる様にして。お茶を飲み終わると、相手の元へ行き台所の上にコップを持って来て)

お、持ってきたか。サンキュー。これで終わりっと。
（流しの中のものをちょうど洗い終え拭いて食器棚に直している所で。今しがた拭いていた食器を棚に直すと持っていた布を置いて相手が持ってきたコップを礼を言って受け取りお湯を出しスポンジに数滴洗剤をつけて泡立てると洗っていき。隅々まで洗うと泡のついたスポンジを置きお湯でコップの泡を綺麗に洗い流して。キュッキュッと音の鳴るコップを満足そうに見てはお湯を止めて先程置いた布を持ち水滴を拭うと食器棚に直して終わりだと告げると次は宣言通りに洗濯だと洗濯かごを持ち洗濯機のある場所へ移動し蓋を開けて洗濯物を中に放り込むと洗剤と柔軟剤を投下してスタートボタンを押して）

…さて、終わるまで暇だな。テレビでも見るか。（洗濯が終わるまではやることはなくなり再びテレビのある部屋に戻れば座布団に座り胡座をかいてテレビを見始めて）