とある政府役人 2017-10-02 00:09:17 |
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【七振りの刀剣男士】
それでは、皆様方に引き取って頂きたい刀剣男士をご紹介致します。
七振りであることとそれぞれの性格が忠実であることから、『七つの罪源』による例えを致しましょう。あくまで例えですので、その通りとは限らないのですが。
『傲慢』三日月宗近
属性:指名制
募集:一期一振、骨喰藤四郎、男審神者
綺麗な花には棘がある…という言葉がありますが、彼こそその言葉通りと言えましょう。
この世で最も美しいとされる刀である彼は、自身こそがこの世で一番だと信じて疑いません。本来のマイペースさと包容力は一体どこに行ってしまったのか、その姿はもはや別人ならぬ別刀と行っても過言では無い程です。
その言動は傍若無人、自分以外の全てを見下す態度はまさしく傲慢の一言に尽きます。
しかし、その態度には何処か違和感を感じるのです。わざと他人を自分に寄せ付けまいとしているような…そんな違和感が。
彼の傲慢な態度に呆れること無く寄り添ってくだされば、違和感の正体を掴めるのではないでしょうか。そう、彼が元いた本丸で経験した過去を知ることが出来れば。
『嫉妬』山姥切国広
属性:刀剣男士相手は受け、審神者相手は攻め
募集:三日月宗近、大倶利伽羅、男審神者
元より他者と己を比べて卑下しがちな性格ではありましたが、彼の場合は他者を羨む気持ちが強すぎるようです。
自分以外の全てが羨ましく、全てが憎らしい。その感情を物語るかのように、彼の発言には鋭利すぎる棘が目立ちます。その棘は貴方にも容赦無く突き刺さることでしょう。
いっそ哀れだと思う程に他者を意識するその姿は、嫉妬の成れの果てとも言えます。
きっと彼は気付いていないのでしょう。己の持つ価値、性能、その良さに。自らが多くの美点を持つと気付けないからこそ、彼は他者を羨んでいるのかもしれません。
言葉の棘が刺さることを厭わず、彼自身を認め続けてくだされば、羨む感情は別の形へ昇華するかもしれません。嫉妬は愛情と表裏一体とも言いますから。
『怠惰』御手杵
属性:刀剣男士相手は受け、審神者相手は攻め
募集:蜻蛉切、日本号、男審神者
天下三名槍でありながら平凡だと公言する彼ですが、今回はそれが悪い方向へ進化してしまったようです。
彼は決して怠け者ではありません。与えられた仕事はこなしますし、戦いにも積極的。では何に対しての惰性なのか?それは他者と関わりを持つことです。
人でも神でもなく武器としての意識が強すぎる彼は、人間関係というものを理解出来ていません。その上、誰かと関わろうとする感情すら皆無であり、目を離すとすぐにいなくなってしまうのです。
他者との関わりに積極性を持たないその姿勢は、ある種の怠惰とも言えるでしょう。
まずは人や神が持つであろう感情や心を教えることから始めなければなりません。根気強く教えていけば、彼が武器から心を持つ存在へなれる可能性は充分あるでしょう。
『強欲』薬研藤四郎
属性:攻め
募集:お好きな刀剣男士、男審神者
人は欲を持たずにはいられない存在ですが、彼は付喪神でありながら人より強すぎる欲求に取り憑かれています。
彼は凄まじい程に貪欲であり、全てを望み、全てを欲します。形有る物も形無い物も、何をどれだけ与えようとも彼が満足することは無く、すぐに次を要求する程です。ある意味で神様らしいとも言えますが…。
底の尽きない欲を晒すその姿は、まさしく強欲の権化としか言えません。
限界が無い欲望には、限界が無い感情を与えるべきでしょう。月並みな言葉ではありますが、彼に貴方の愛情を無限に注いでみてください。彼が与えられるのではなく与える行為に出れば、貴方の愛情で満たされた証拠になるでしょう。
『暴食』大倶利伽羅
属性:受け
募集:燭台切光忠、鶴丸国永、太鼓鐘貞宗、男審神者
食べる事は人の三大欲求の一つです。彼の場合はその一点のみが歪んだ形で強化されてしまっているようです。
彼は普通の食事を受け付けることが出来ず、口にしても拒絶反応を起こしてしまいます。彼が唯一食事として摂取出来るのは、人の身に流れる血液のみ。
人が口にするべきではない物を食らう彼は、暴食の衝動に侵されているのでしょう。
彼自身はその異常性を自覚しており、一層他者と関わりを持とうとしません。空腹時に審神者や刀剣男士と共にいれば、その血を欲してしまうからです。
その異常性を受け入れ、尚且つ拒絶することなく接していけば、衝動が緩和されるかもしれません。例えば…貴方の血だけを求めるようになる、とか。
『色欲』燭台切光忠
属性:指名制
募集:大倶利伽羅、男審神者
性的欲求は人であれば必ず備わっているもの。それは人の身を持つ刀剣男士も同じですが、彼の場合はそこに異常性があります。
彼には愛情や恋情が全くと言って良い程にありません。誰かを大切に想う心がそのまま抜け落ちてしまっているのです。それが異常だと分かっているのか、彼は必要以上に不特定多数の存在に愛に似た感情を振りまきます。
博愛とも偽善とも取れるその有り様は、色欲の完全欠落と言えるでしょう。
抜け落ちているのなら、新しく埋め直す必要があります。他者を慈しむ気持ち、愛する気持ちをそのまま彼にぶつければ、欠陥は修復されるはずです。
『憤怒』鶴丸国永
属性:攻め
募集:男審神者のみ
彼は人間という存在を心の底から憎んでおります。それはもう殺したいくらいに。これは決して比喩表現でなく、本気の感情です。私も何度か危険な目に遭いましたから。
人に友好的な付喪神がそこまで人に憎しみを持つ時点で異常事態でしょう。彼がいた本丸の審神者は一体何をやらかしていたのやら。
ご安心ください。彼がどれだけ貴方を殺しにかかっても、審神者たる貴方にその刃が届くことはありません。主従関係による枷、とでも言いましょうか。
彼がどうしてそこまで憤怒に染まっているのか、まずはそこから知るべきでしょう。正面から向き合えば、必ず貴方の気持ちは届くはずですから。
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