_ 2017-10-01 22:51:18 |
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──きっかけは些細な事だった。落とした鍵を拾ってくれた彼。まさかこんな自分が人をここまで愛する日が来るなんて。
10代後半の男。施設の出。情緒不安定で行動が読めないかなりの危険人物。親に捨てられ親戚をたらい回しにされるという過去のトラウマから誰かを信じ愛することが出来ず、人との関わりを避け続けてきた。しかしある日、落とした鍵を拾ってくれた彼に一目惚れ。その後彼の後を付け回して無理やり誘拐し、とある地下室にて監禁する。
──不幸な自分の元に舞い降りた天使だと思った。二度と離さない、俺だけの天使。
「 …あの時拾ってくれた鍵、何の鍵だと思う?──残念、貴方を監禁する為の手錠の鍵でしたぁ。 」
✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄
──きっかけは些細な事だった。目の前で鍵を落とした彼。まさかこんな自分が人にここまで愛される日が来るなんて。
20代後半の男。5年連れ添った彼女と別れ傷心中。特に目立つことも無く平凡な人生を歩んで来た冴えないサラリーマン。一途に愛し続けてきた女性から"別に貴方の事好きじゃなかったし"とあっさり振られ、愛されるということがわからなくなる。しかしある日、拾って渡した鍵の持ち主である彼に一目惚れされ、付け回された後に誘拐・監禁される。
──最初は勿論怖かった。でも、愛されるってこういう事なのかもしれないってわかった気がした。
「 家の鍵じゃ無いんですか…?──えっ、! 」
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