紅夜叉 2017-09-27 17:52:47 |
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本当は、僕を認めて欲しい。頑張った時には、その場で褒めて欲しい。間違えた時には、その場で叱ってほしい。私じゃなくて、僕を見て欲しい。ちゃんと僕もそこにいるって認めて欲しい。僕は君だけのものになるから、君も僕だけの君になって。
今日、うまく言葉が出てこなくなった。
セリフが思いつかない、声のトーンや身振りや感情を、いつもはちゃんと考えてできるのに、今日はできない。昨日まではちゃんと演じてこれたはずなのに。
仕方がないからそのままの僕でいったら、「怖い」とか「つまらない」って言われた。
そっか。そうだよね。そっちがホントの僕なんだけど。
君たちが友達だと思ってるのは、僕の役名『私』で、僕じゃないんだよって言えればいいんだけど。あの失望した顔が、僕から離れてく君の、僕に興味がなくなったような背中がどうしても忘れられなくて。
「待たせたな!もう大丈夫だぜmy friend!」ってお道化て、笑っちゃった。
右手をVにして、左手は袖の中に隠して。ちょっと足を開いて、どや顔で笑って。全体的にお道化た感じにしながら、最初はちょっと低めの声で、あとからテンションが上がっていく感じに高く。my friendは最高に発音よく、かっこつけた感じで。
また、笑っちゃった。だって、本当の僕を見せたら君は僕に背を向けた。面倒くさい人間だね、知ってるよ。もう僕に近寄らないで。いつ、またこんなことになるか分からない。
頭でわかっては嘆いた
転がってく様子を嗤った
寂しいとか愛とかわかんない
人間の形は投げだしたんだ
抱えきれない 言葉だらけの存在証明を
この小さな劇場はこから出らんない
気づいたら最後逃げ出したい
僕ら全員演じていたんだ
エンドロールに向かってゆくんだ
さあ皆必死に役を演じて
傍観者なんていないのさ
"ワタシ"なんてないの
どこにだって居ないよ
ずっと僕は 何者にもなれないで
僕ら今 さあさあ 喰らいあって
延長戦 サレンダーして
メーデー 淡い愛想
垂れ流し 言の愛憎
ドラマチックな展開をどっか期待してんだろう
君も YES YES 息を呑んで
采配は そこにあんだ
ヘッドショット 騒ぐ想いも
その心 撃ち抜いて さあ
まだ見ぬ糸を引いて 黒幕のお出ましさ
その目に映るのは
触れたら壊れてしまった
間違ってく様子を黙った
僕ら全員無垢でありました
いつのまにやら怪物になったんだ
その全てを肯定しないと前に進めないかい
『まあ君にはきっと無理なんだ』
「だから君にはきっと無理なんだ」
いつのまにやら外野にいたんだ
そんなガヤばっかり飛ばしてきたんだ
皆必死に自分を守って救いの手を待ってるのさ
考えたくはないよ
馬鹿になっていたいもん
ずっと僕は 何者にもなれないで
だから今 前線上に立って
その旗は高く舞って
劣勢 頼る相棒
言葉すら必要ないよ
ドラマチックな展開はドットヒートしてくだろう
君も YES YES 息を呑んで
再会を誓いあって
ワンチャンスしかない僕の
一瞬をかけるのさ
クライマックスみたいな 手に汗を握るのさ
ぽつりと鳴いた
隠してきた真実ほんとうはどこにもない
嗤ってきた奴らに居場所はない
思い出してぽいってして感情はない
流した涙 理由なんてない
優しさに温度も感じられない
差し伸べた手に疑いしかない
穴が空いて愛は垂れてしまいになったんだ
倒れそうな僕を覗き込んだんだ
諦めかけた人の前にアンタは
いつも嘲笑うようにおでましさ
君にはどんな風に見えてるんだい
呼吸を整えて さあ
さあ
ずっと僕は 何者にもなれないで
僕ら今 さあさあ 喰らいあって
延長戦 サレンダーして
メーデー 淡い愛想
垂れ流し 言の愛憎
ドラマチックな展開をどっか期待してんだろう
君も YES YES 息を呑んで
采配は そこにあんだ
ヘッドショット 騒ぐ想いも
その心 撃ち抜いて さあ
まだ見ぬ糸を引いて 黒幕のお出ましさ
"その目に映るのは"
君の言葉は空っぽだってわかってるのに、最近それでも嬉しい。何でだろう、どうしてだろう。って考えて、いろんなものを読んで、やっと当てはまる言葉が見つかった。
俺は―俺、が皆の目にどのように映っているのか。それしか興味が、ないんだ。
だが、それだけだ。それだけのことだ。何も、大したことじゃない。
①相手の話が途切れるまではしゃべらない
②相手の発言の中にどんな事実が語られていたのか、ナゾナゾのつもりで一生懸命聞く
③相手の語った事実に気づいて言いたいことが思いつけば一番上出来
話し相手がそっぽ向いたり、急に他の人と話し始めたら何かをしくじった証拠
違う、空っぽなのは君の言葉じゃない。僕の心だ。君がどれだけ感情を注いでくれたって、器は空っぽのままなんだ。その感情は、僕じゃなくて私が受け取ってるものだから。私はどんどん膨らんで大きくなって、空っぽの僕は私に支配されて小さくなる。空っぽの部分が徐々に浸食されて私になっていく。
これってとてもいいことだなぁ。そうすればいつか僕は消える。私だけになれるんだ。
だって君も、私が好きだろう?
そうだ、きっと僕なんていらなかったんだ。友達なんて所詮他人同士の脆い繋がりだというのなら、関係ない人が無理やり割り込んだら簡単にちぎれてしまうというのなら、僕が君たちにとっての関係ない人だったんだ。絶望、かなぁ。また、望みを持ってしまったの。
あぁ、気づかなくてごめんなさい。僕はもう行かないから。もう邪魔なんてしないから。大丈夫、大丈夫。君たちが笑っていられるように。
痛い、痛いよ。心が痛い。ずきずきする。この治し方を、僕は知らない。誰も教えてくれない。僕はわからないよ。どうして僕はいつもこうなの?勝手に信じて、勝手に裏切られて、勝手に幕を閉じる。僕が出来損ないだから?僕がすぐ諦めてしまうから?なんかもう、泣けもしないよ。何でだろう。
今回はちゃんと演じられていたつもりなんだけど。やっぱり駄目だったかなぁ。袖に下がった演者はアンコールでしか舞台に上がれないよ。出来損ないの舞台にそんなもの、ないんだろうけど。期待なんて、するな。僕。
さあ、これで終演、閉幕だ。『演目 土方和泉』をご観覧いただき、ありがとうございました。
修学旅行が迫ってる。あぁ、しんどいな。三日間、ずっと私を演じなきゃ。相手が君なら、演じなくても済むって言うのに。どうしてずっと一緒なんだ。ずぅっとずぅっと、離れる暇なんてない。嫌だ、無理だよ、苦しいじゃないか。本音にふたをして、楽しいことばかり言って。特別な場だから、あの子が楽しかったって言うようにしなくちゃ。僕のことなんてどうだっていいんだ。私になれ。僕なんていないんだ。僕なんていらないんだ。夜皆が寝静まった後ならば、何時間でも一人になれるじゃないか。大丈夫、きっと大丈夫。それでも僕は演じなきゃ。私を演じなきゃ。もう嫌だよ。本当の僕は、君以外に興味はないんだよって、笑わないんだよって、どうでもいいんだよって、いつだって死にたいんだよって、一人が大好きで、他人は嫌いなんだよって言えたら、どれだけ楽だろう。どれだけ楽しいだろう。でも、彼らは僕を嫌った。つまらないって、背を向けた。じゃあ、もう僕は彼らと話せないじゃないか。仲良くなんて、なれないじゃないか。
口元に手を当てる癖は、警戒や強いストレス、嘘をついているのを現しているんだって。
僕は道化だ、分かってるよ。…あれ?道化なのは僕?私?俺?
あぁあ、消えちゃいたい。一人になりたい。僕の世界に籠っていたい。笑いたくない。話したくない。もう嘘をつきたくない。もう演じたくない。しんどいよ、苦しいよ、辛いよ。出来損ないの僕に、もうそれ以上何も望まないで。もう僕を見ないで。消して。
でも、大丈夫。慣れてるよ。さぁ、幕が上がったら開演だ。
僕はきっといらない。いらない人間だ。だから、誰かに必要とされるように何でもする。面倒くさいことでも、パシリでも。でも、君たちは僕を必要とはしてくれないんだ。
ちょっと言葉に詰まっただけなのに。温暖前線とか寒冷前線とか、なかなかでてこないじゃん。判定シビアすぎん?
本当に喋りたくないのは、僕じゃなくて貴方じゃない?僕は、貴方が私に何を求めてるのかわからないよ。
もう二年かぁ…ちょっと感動。ちょっと寂しい。やっぱりいつかバラバラになっちゃうのかな。それは嫌だなぁ。今は平気なふりをしてるけど、多分卒業の時には一番泣くんだろうなぁ(苦笑)
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