自作ボカロ替え歌

「悪ノ娘／氷ノ王(ｺｵﾘﾉｷﾝｸﾞ)ver.」
歌／跡部景吾

それはとある学園の
絶対零度の王国の
頂点に君臨するは
齢14の王(ｷﾝｸﾞ)様

絢爛豪華な学園に
無垢で無口な召使
愛馬はシルバーミーティア号
全てが全て王(ｷﾝｸﾞ)のもの

施設が古くなったなら
全て改築してしまえ
俺に逆らう者たちは
凍りつかせるまで

『ほら、俺様について来い！』

氷の華 孤高に咲く
絶対零度の冷たさで
周りを彩る宝石は
嗚呼 氷を溶かす光の輪

氷の王(ｷﾝｸﾞ)を倒すべく
ついに奴等が立ち上がる
青き王子を率いるは
絶対無敵の宿敵(ﾗｲﾊﾞﾙ)

天下無双の曲者は
穢れ無き白き爪よりも
頂点だけを見つめた
蒼き宝石に敵は無し

確率100と意気込んだ
蛇使いが立ち塞がる
月に演武と勇めるも
脆くも陰り目を伏せる

『勝つのは 氷帝だ！』

氷石の 陣形(ﾌｫｰﾒｰｼｮﾝ)
鮮やかな彩りで
黄金輝く同調(ｼﾝｸﾛ)を
嗚呼 不満を胸に打ち砕く

青き青き王子様
崇高なる王国の
絶対零度の王様に
白き刃を差し向ける

美しく散った氷の華
敗れ気を失い尚
前を見据え君臨する
刃を掲げる青き王子

王(ｷﾝｸﾞ)の身を守るべく
宝石達は立ち上がる
民衆等には目もくれず
王は氷を溶かす

『俺様がキングだ！』