さすらいの旅人さん 2017-09-19 00:18:07 |
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(朝、店を開けるための準備をしていたが最近寒くなってきたのか、くしゃみを一つするとまた準備をして)
うぅ...さむっ...。
(冷たい風が吹いてきてそれが肌にさわるといきなりの寒さにぶるっと身震いをし)
(/絡みにくいと感じたら言ってください!)
(この間の取材の礼をと店に足を運ぶと、偶然開店準備をしていた相手を見かけて)
こんな朝早くから開店か、精が出るな。
(寒い風に身をすくめながら、相手に歩み寄って声をかけ)
(/全然大丈夫です!こちらこそ絡みにくいなどありましたら仰ってくださいませ…)
たしか…黒河さん、ですよね。貴方も早いですね。どうかしたんですか?
(店の入り口の看板を準備していると聞き覚えのある声に振り向いては口を開き)
(/了解です!)
ん、この前取材させて貰った御礼をと思ってな。おかげで記事は大人気だ…『イケメン天才パティシエ/ミステリアスな彼の秘密』これは編集部長がつけたタイトルだ…私としてはパティシエとしての君の腕のほうを推したかったんだが、部長がきかなくてな…
(ぺらぺらと喋っていたが、途中で思い出して鞄から袋を取り出して差し出し)
パティシエのきみに菓子折りというのも変な話だからな、酒にした…気に入ってくれるといいが。
(/遅くなりまして申し訳ないです!)
……。ああ、そういえばありましたね。取材。
(忘れていたのか少しの間黙っており、思い出したら口を開き)
...有難うございます。今日の夜にでも頂きますね。
(タイトルに関してはどうコメントしていいのかわからないので何も言わず、御礼の品には素直に礼を言い)
(/いえいえ、大丈夫ですよ!自分のペースでのんびりいきましょう!)
ああ、それなんだが…もし良ければ今日のディナーを奢らせて貰えないだろうか?勿論ご予定があるのなら、断ってもらって構わないが…。
(人付き合いがあまり好きそうではない相手に、暗に嫌なら断ってくれと伝えるつもりで言い)
おかげで良い記事が書けたのでな。それにまた今度取材をお願いするかもしれないし、その挨拶だと思って、遠慮だけはしないでくれ。
...特にこれといった用事もないので、いいですよ。(断らなかったのは奢ってもらえるのならという考えで、女性に奢らせるのは気が引けるというわけでもなく、いつも無表情な彼が珍しく表情に少しの変化を見せたような気がして)
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