遠野 千尋 2017-09-16 18:35:11 |
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>>271 拓斗
ああ…そうだな…意外と短いな…観覧車…。…でもまだ…最後に…。
(“よろしく、旦那さま…”そう返してくれた彼の可愛い微笑みにきゅっと胸が高鳴り締め付けられつつ頷く。ゴンドラはもう終点に近づいてきており彼ももう自分の上から降りると告げるのも納得は出来るしそうしなければと思うのだが、いざ彼が離れていきそうになると名残惜しくぽつりと“意外と短いな…”と漏らしながらも、もう少し…これだけと粘って最後にと彼をぎゅっと抱き締めてからゆっくり手を離して。「…下に着いたな。降りるか…拓斗、帰りは暗いから家まで送ってやるよ。どうせ車だしその方がお前とも居られるしな…良いだろ?」元々時間に関わらず彼を送る気でいたが、今は尚更そうしたい。少しでも彼と長く一緒にいたいと思えば開かれたゴンドラの扉から鞄を肩にかけて彼と共に降りながら問いかけて)
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