遠野 千尋 2017-09-16 18:35:11 |
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>260 遠野
そ、そっか。俺も温かい。…あ…外、綺麗だな。
(温かくて気持ちいいと言われてこんな子供体温が相手の役に立てたのかと思うと嬉しくて。相手と密着すると羞恥と胸のドキドキからどんどん体が火照る感覚がしてくれば俺も温かいと手をぎゅっとしながら呟き。緊張で暫く顔を俯かせていたが観覧車の通気口からスーと冷たい風が拭いて髪が小さく靡きふと顔を上げれば、キラキラと輝く夜景が見えて。普段こんな高いところから街を見ることがないため緊張を忘れて綺麗と微笑みを零し。「…そう言えばさ、俺あんたに渡しそびれてたものあったんだ。」ずっと渡すタイミングを窺っていたがズルズル此処まできてしまい、きっと観覧車を降りたらもう帰ることになるので今しかないと思って。それにお互いの顔が見えない今なら恥ずかしさも減る。渡しそびれてたものがあったと切り出すと自分の鞄の中をまさぐって、この遊園地の小さなお土産袋を取り出し後手に相手に差し出して。)
>>261 拓斗
……お前も温かいならよかった…ああ…綺麗だな…。
(彼は体温も声も香りも…全てが自分を包み込んで癒してくれるような気がする。そんな彼の口から自分も温かいと溢れ、温かいと感じてくれて良かったと此方も漏らす。続けるように“外、綺麗だな”その言葉に自然に視線が外を見て。そこにはキラキラと輝く星や周りの人工的な光が相まってとても綺麗で…綺麗すぎて…眩しく感じる。でも彼と同じものを共有したくて見つめ続ける。ふと彼から“渡しそびれていたものがある”そんな言葉に外から視線を外して彼へと向けて。鞄を探り取り出したのは二人で行ったお土産屋さんの小さな袋で。後ろ手に差し出されては少しの間の後、受け取って。「……俺にか…?…驚いたな…いつの間に…開けても良いか…?」いつの間に選んでくれていたのか…何かを貰えるなんて思っても見なかったため嬉しさと驚きが入り交じりながらも開けて良いか?と問いかけて)
>262 遠野
お、おお…。タオル買ったときに見つけてあんたに似合うかなって思って。大したものじゃないけどな。
(相手もここから見える景色を綺麗と思ってくれたようでしっかりとは見えないが遠くを見る相手の横顔をチラリと盗み見ては相手のほうが綺麗だななんて思ったりして。緊張の面持ちで渡した土産物袋の中に入っているのはネクタイピン。どの色味のネクタイでも比較的合うシルバー色でシンプルなものだが、よく見るとこの遊園地のイメージ花であるアイビーが掘られていて目立たない青色のストーン埋め込まれており。相手は学校ではスーツを着ている。毎日でなくても使って欲しいという思いからで。こんな欲深さがばれたら避けられてしまうだろうかと思いながら、開けていいか問われると頷き緊張でギュッと自分の膝を握り反応を待って)
>>263 拓斗
…これ…ネクタイピンだな…しかも使いやすい色だ…すっげー嬉しい…ありがとな…拓斗…。大事に使わせて貰う…。
(彼の緊張したような返事に丁寧に袋を開けてみる。中に入っていたのはネクタイピン。色のチョイスが良い。シルバーだから、どんなネクタイにもきっと合うだろう。彼が選んでくれた…自分のために。彼から貰えるものなら何でも嬉しいけど今手元にあるこのネクタイピンが嬉しくて堪らない。“すっげー嬉しい”と素直な感想が口から溢れて。感謝の気持ちをきちんと伝えては大事に使わせて貰うと告げては再びタイピンを小袋へ入れて封をして。これは折ったり無くしたり…絶対したくない、大切な物…。鞄を開けて財布や鍵が入れてある大事な物を入れておくスペースにそっと閉まって。まだ観覧車は頂上まで行っていない…まだ彼と二人だけで居られる…。肩に掛けている鞄を外して誰も座らない隣の席へと置いてはこれで心置きなく…彼に…。「…なぁ、拓斗…誰もいないし…見えないし…ちょっと触って良いか?ほら湯タンポはだっこしなきゃだから」なんて言いながら返事も待たずに両腕を前に脇の下から彼の腹部へと回してぎゅっと抱きついて「ん…温かい…気持ち良い…マジで…幸せ…こたつの中は言い過ぎか…ベッドの中にいるみたいだな…」目を閉じ、すりすりと彼の肩口に頬を擦り寄せて)
>264 遠野
気に入ってくれたらなら良かった…。…ってまだ良いって言ってないし!擽ったいんだけど…。
(予想以上に喜んでくれる相手に顔が見られないのを良いことに緩む頬をそのままにして。頭の中を相手の言葉が行き交いネクタイピンを大事に仕舞ってくれるのを見てまた嬉しくて口元がにやけてしまうも必死にそれを隠して気に入ってくれたなら良かった頷き。それから相手に触っていいかお願いされるとトクンと鼓動が跳ねて、今でもドキドキと胸が高鳴っているのにこれ以上密着したらどうにかなってしまうと思うも自分が返事をする前に抱き込まれてはピクンと小さく体が跳ねて。口では悪態を吐きながらも内心では嬉しいので全く抵抗せずにドキドキと鼓動を速めながら腰に回る自分よりも体温の低い相手の手にそっと自分の手を重ねてみる。肩口にあたる相手の髪が擽ったくてまたボソリと文句を言うもやっぱり嫌ではないので抵抗せずに大人しくして。でもこんな温かなぬくもりを知ってしまったら手放せなくなるし離れたらまた欲しくなってしまう。この観覧車が終わって遊園地から出て相手と別れたらまたいつも通りの日常に戻ってしまうのは嫌で。自分の体温を分けるように相手の手を握っては「…なあ、遠野…俺さ…お願いがあるんだけど…」と徐々に高くなる窓の外の景色を見る余裕もなく顔を俯かせてボソリと緊張した声色で話しはじめて)
>>265 拓斗
…ん…?なんだ…?
(自分が聞いておきながら先に行動に移したのだが、それにやはり悪態が返ってくる。でも体はピクリと反応しただけで全く暴れたり嫌がったりはしていない。それがわかっていたのかそれともそうしてくれたらとの希望か…肩に触れる髪を擽ったいと文句を言う彼も可愛くてそのままに自分の手に重ねられる体温の高い手を感じて自分は彼に受け入れられている…そう思い、体同様にきゅっと胸も更に温かくなっていき。そんな中、ふと緊張した声で重ねていた手を握りお願いがあるんだと口にした彼。どうしたんだろうと彼の肩口に顎を乗せては優しい声色でその先を急かすわけでもないが問いかけて。彼は自分にどんなお願いがあるのだろう…叶えてやれるなら叶えてやりたいなと思いつつ彼の様子を伺って)
>266 遠野
えっと…その……、
(互いの体温が合わさって相手の匂いが濃くなるほどにドキドキと勝手に早くなる鼓動はもはや落ち着かせる術はなくて。更に急かすわけではない優しい声が耳元で聞こえればまたその擽ったさにトクンと鼓動が跳ね上がってしまい。でも待ってくれていると分かれば不思議と緊張は少し和らいで。すぐには言い出せずにボソボソと言い淀みながらキュッと一度唇を引き結ぶと意を決して口を開き「…なんて言うか、その…このあとも…今日が終わっても……嫁のお試し期間って延長とか…出来ないかなって…」言い終わったあと俺は何言ってるんだとすぐ後悔する。相手が嫁のお試し期間なんて言ったのは冗談。お弁当を作ってくれたのも厚意だし、バイキングで手を握ったりお化け屋敷で腕を掴ませてくれたり…保健室でキスしたのも全部きっと相手にとっては冗談でお遊びなのに。でもそうだ、自分も付き合ってほしいと言ってるわけではない。いや欲を言えばこのまま付き合って欲しいが…。あーでも確実に相手を困らせてるし何言ってんだコイツって呆れられてると思うと怖くて目が開けていられずに自分の服の裾を強く握ると共に目をギュッと瞑って。)
>>267 拓斗
…俺…嫁のお試し期間…期日設けてたっけ?
(なかなか言い出せなかった彼のお願いは嫁期間の延長。思わずきょとんとしてはぽつりと呟く。確か明確な期日は示していなかったはず…もしかして彼はこの遊園地デートが終わって明日を迎えたらただの生徒と教師に戻ると思っての言葉なのだと分かれば本当にこいつは可愛い奴だな…と染々思うしかなくて。つまりは彼の気持ちはどうであれこの関係をまだ続けたいと思ってくれているということ。どんな気持ちから言ってくれたのか知りたい気もするが…まだ…もう少し…このままで…この関係を暖めて育んでいきたい…。「はい、足開いてこっち向いて…そう良い子…。拓斗は俺とこの関係続けたいのか?お前がそう望むんだったら…その願い…俺が叶えるよ…俺も…続けたかったから…嬉しいよ」後ろから的確に彼に指示をしてくるりと彼の体を此方に反転させて条件反射で彼も素直に足を開くのが可愛すぎだなとクスッと笑うも向き合う姿勢にチェンジしては今度は背中側に回した手でぎゅっと抱き締め更に密着すれば彼が望むならそうすると彼に伝えて)
>268 遠野
…え?…あっ…、…つ、続けたい。…俺、遠野とまた学校以外でもこうやって会って出かけて話したい。だって俺あんたのことが___
(緊張と呆れられる不安で目を閉じていれば聞こえて来た相手の拍子抜けした声に此方もきょとんとして。期日…?え…期日って確かデート終わってから…あれ?と頭の中を疑問符が沢山飛び交い。そう言えば期日は言っていなかった気がする。そう気付いたときに耳元で指示が囁かれてくるりと体を反転させられればつい指示通り足を開いて向き合う形になり。この体勢だけでも恥ずかしいのに背中に相手の腕がまわってギュッと更に二人の距離が近くなれば、相手の綺麗な顔が視界いっぱいに広がって頬が赤く染まって。良い子…俺が望むなら…願いが叶う?遠野もこの関係を続けたい?頭の中に残る疑問符と一緒に相手の言葉がパチパチ弾けて自分の思考を奪っていっては相手の腕をキュッと握り頬を染めたまま眉を下げて、続けたいと必死に想いをぶつけ。そしてその勢いで自分の秘めた想いを告げてしまいそうになったとき__バーンと大きな音、そして光。ビクッと肩を揺らし外を見れば綺麗な花火が打ち上がっていて。どうやら遊園地で週に1度だけ上げる花火の日が今日だったらしく、タイミングが良いのか悪いのか夜空に光の花がいくつも咲いては散っていって。良かった…。自分のこの秘めた想いも花火と一緒に散っていくところだった。そう思えば相手の膝の上に乗っていることを忘れてやや眉を下げぼんやり外を眺めていて。)
>>269 拓斗
……花火か…綺麗だな…。続けるの俺は構わないよ。これからも宜しくな、嫁さん。
(彼の口がこの関係を続けたいと振り絞る。そして“あんたのことが”─その先は花火の打ち上がった音に阻まれ聞こえてくることはなかった。…でもそれでよかった。彼が何を伝えようとしたのか合っているかも分からないが雰囲気的におおよその検討はつく。でも今言われていたら…自分の答えは…きっと一つで。まだもう少しこの気持ちを育てて行きたいんだ…拓斗…もう少し…もう少しだけ…。祈りにも似た願いを抱きながら彼に花火が綺麗だなと告げる。目を細めて穏やかに笑いながら“これからも宜しくな、嫁さん”と空いた手で彼の頭をポンポンと撫でて)
>270 遠野
…よろしく…旦那さま
(花火を見ているとポンと温かな手がのっかりそちらに目を向けると穏やかに微笑む相手と目が合って。その微笑みが綺麗でキュウと胸が切なくなると同時にくすぐったくなって。相手は自分が望んだから頷いてくれたのかもしれない。嬉しいとは言ってくれたけれど自分が言わせたのかもしれないという思いがあって。でも嫁さんと呼ばれると単純な自分の胸は高鳴ってまた薄く頬を染めて。小さな声でよろしく…と返すと見つめ返し小さく微笑んで。気付けば観覧車は頂点を過ぎて随分下まで下がっており「…そろそろおりる。流石にこの体勢見られるのは恥ずかしい。」そういうと相手の上から降りようとして。)
>>271 拓斗
ああ…そうだな…意外と短いな…観覧車…。…でもまだ…最後に…。
(“よろしく、旦那さま…”そう返してくれた彼の可愛い微笑みにきゅっと胸が高鳴り締め付けられつつ頷く。ゴンドラはもう終点に近づいてきており彼ももう自分の上から降りると告げるのも納得は出来るしそうしなければと思うのだが、いざ彼が離れていきそうになると名残惜しくぽつりと“意外と短いな…”と漏らしながらも、もう少し…これだけと粘って最後にと彼をぎゅっと抱き締めてからゆっくり手を離して。「…下に着いたな。降りるか…拓斗、帰りは暗いから家まで送ってやるよ。どうせ車だしその方がお前とも居られるしな…良いだろ?」元々時間に関わらず彼を送る気でいたが、今は尚更そうしたい。少しでも彼と長く一緒にいたいと思えば開かれたゴンドラの扉から鞄を肩にかけて彼と共に降りながら問いかけて)
>272 遠野
ちょっ……
(相手の上から降りようとしたときギュッと抱き締められるとドキンと鼓動が跳ねて、抗議の声をあげようとするも本当は相手ともっとこうしていたいと思っていたためすぐ大人しくなって。そしてすぐにゴンドラは下について今度こそ相手は離れていけば、自分から離れようとしたのに少し寂しい気持ちになって。でも続く相手の言葉は家まで送っていくという言葉。しかもその方が一緒に居られるとまで言ってくれて、まるで自分と一緒にいたいと思ってくれている言葉に期待でまた鼓動が早くなり。「…良いよ。てか嫁を最後まで見送るのが旦那の仕事だろ。…遠野の迷惑にならないなら送って欲しい。」ゴンドラから降りてコクリと頷き言えば、少し生意気な発言を混じえつつも素直に送って欲しいと告げて暗くなって周囲からの視線も気にならなくなったのもあり相手の手をそっと繋いで「…行こ。」と遊園地の出口ゲートを出て駐車場に向かい。)
>>273 拓斗
迷惑なんて思うわけないだろ。ああ… ちゃんと送るから。
(自分が駄々っ子のようにしつこく彼を離さなくても上がりかけた抗議の声を止めて大人しくしてくれた。彼の優しさがそうさせたのだろうか…でも理由はどうであれ自分は拒絶はされないくらいには彼に受け入れて貰えているのが分かって嬉しくて。一緒にいたいから彼を送りたいと告げれば“嫁を送るのは…”なんて照れ隠しなのか可愛いげない事を言う彼もその後すぐに本音を漏らす彼も可愛くて仕方なくて。ゴンドラを降りれば辺りは暗く星が綺麗に瞬いていて。暗いと人目も気にならないのか彼は手を繋いでくる。もちろん嫌なわけはなくその手を握り返し共に駐車場へ足を進め。鍵でドアロックを解除して助手席を開けて彼を先に車内へ。鞄を後部座席へ置いてから運転席へ乗り込んでシートベルトをつけては鍵を差し込んでエンジンをかけて。ラジオをつけては車を発進させて。「今日は…マジで楽しかったな」ぽつりと溢した言葉は本音以外のなにものでもなくて)
>274 遠野
お、おう…。__俺も楽しかった。あんたから貰ったストラップも大事に使う…。タオルも使うから…遠野もちゃんと使えよ。
(迷惑なんて思わないと聞けば相手ならそう言ってくれると分かっていたはずなのに安心して照れくさい気持ちになり短く頷き。次いで車に乗って暫く走りラジオに耳をぼんやり傾けていると相手がぽつりと溢した言葉に胸が熱くなって顔を俯かせては自分も楽しかったと素直に言って。それからチラリと相手の運転する横顔を盗み見ては、相手から貰ったストラップやお揃いのタオルも大事に使うと述べて、キーストラップはまだ相手とお揃いと知らないながら学生カバンにつけようと決めていて。帰りの道のりは行きの時よりずっと短く感じてあっという間にアパートについてしまえば本当に相手との別れの時間。まだ離れたくない思いからシートベルトは外さずにいて「…その、今日はありがとう。運転も…弁当も…水から守ってくれたし…変な奴らに絡まれても見つけてくれた。…色々あったけどまたあんたとどこか出かけたい。…ってことでまた明日学校でな!」顔は見られずに自分の手元を見ながらだが素直に今日の気持ちを告げては最後の最後で恥ずかしくなってシートベルトを外して車の扉に手をかけて)
>>275 拓斗
ならよかった…。ああ…嫁さんから貰ったからな。愛用するに決まってるだろ?
(嬉しそうな彼の声が隣から聞こえる。表情を見なくても彼が浮かべている表情が目に浮かぶようで口元が自然に緩んで。ちゃんと使えよと告げられれば嫁さんから貰ったから愛用するに決まってるだろ?と当然のように口にして。帰りは道も混んでおらず早く彼のアパートについてしまい。シートベルトは外さずにしんみりと今日あったこと、自分に対する感謝の言葉やまた自分と出掛けたいと素直な彼の気持ちをきちんと耳を傾け聞いているも、段々気恥ずかしくなっていく彼はシートベルトを手早く外して“また明日!”と告げ扉にかかる手を見れば意識せず伸びた自分の手は反対側の手を掴む。そして自分の方へとぐいっと引き寄せ彼を自らの膝の上に導いて座らせて。明日も学校はある…会えなくなるわけじゃない…そんなこと分かってはいるが自分の心はまだ納得してくれない。ぎゅっと彼を抱き締めて「出掛けたい…じゃなくて…出掛けようで良いんだよ…拓斗…また絶対どっか行こうな…約束…」ポフポフ頭を撫でては囁くように告げて。でもこのまま抱き締めていたらきっと彼を自分の家に連れて行ってしまう…。まぁ流石にそこまでは言い過ぎか…とも思いつつ、でもこのまま彼を離せなくなるのは確実で…。明日もあるし今日は色々あったから早くゆっくり寝させてやりたい…とも本当に思っていて。名残惜しそうに彼の体を離すと、運転席側のドアを開けて彼の腰周りを持ちそこから彼を外へと下ろしてパタンとドアを閉めるも、すぐに窓を開けて。「おやすみ、拓斗…また明日…」そして窓から身を乗り出し彼の頬を手で撫でては顔を近づけおでこにそっと唇を落とせばおやすみ…と伝えて最後に頭をポンポンしては運転席に座り“また明日”と手を振ってはそのまま車を発進させ真っ直ぐ自宅へと向かって)
>276 遠野
え?…ッ、行く、絶対…遠野と一緒に。…約束忘れないからな。
(お揃いのタオルを愛用すると聞けばまた自然と頬が熱くなる。このとき横目に相手の表情が緩んだのが少し見えた気がして恥ずかしがらずにもっとちゃんと顔を見ておけば良かったと後悔しつつ車から降りようとしたその時。グンッと後ろに引っ張られる感覚に驚いて、気付いた時にはちょこんと相手の膝の上に座っていて。え?ときょとんとするうちに相手から抱き締められて紡がれる言葉に鼓動が跳ね上がりトクトクと早鐘を打つ。ずるい、ずるい…こんなかっこいいこと言ってくるなんてもっと好きになってしまう。相手の肩口に顔を埋めてギュッと相手の服を握りながら少し声を震わせつつも行く、と先ほどよりも強く答えて。それからもあっという間で、ふわっと体が浮く浮遊感のあとに地に足がついて状況を理解する前に頬に相手の手が触れて額に柔らかく温かな感触があたり。「……え?…」それが相手の唇だと分かったのは相手の車が走り去ったあと。外は寒いはずなのに自分の体は驚くほど熱く感じて「…ばか…遠野のばか…」と額に手をあてて文句を言いつつも口元は緩んでいて。早く明日にならないかな…と学校に行くのが完全に相手に会いに行くためになっていることには気づかず、足軽にアパートの扉を開けて。)
(翌日、学校。学生鞄に相手から貰ったキーホルダーをつけて、鞄の中には勿論お揃いのタオルが入っていて。学校で生徒からも教員からも人気が高くて人望が高い相手。そんな相手とお揃い。密かではあるがそんな相手を独り占めしているようで嬉しくなる。昼休み、昨日のせめてものお礼にと思い作ってきたおにぎりを渡そうと、相手がいるであろう保健室へと足を向ければコンコンと軽くノックして早く会いたい気持ちを押さえて中を覗いて。)
(/お久しぶりです。この後の展開の相談に本体が参りました。楽しい遊園地デートとかっこいい先生にリードされっぱなしの息子でしたがとても楽しませて頂きました!特に最後の車内でのギュッはドキドキしました。そして次の展開ですが一応翌日のお昼休みとさせて頂き保健室に息子を向かわせました。保健室内に先生がいるかいないかはおまかせします!このあと何かやりたいお話など希望はありますか?遊園地で先生が水を被っていたので先生が風邪を引いてしまうとか、先生の実家にまつわるお話とか、先生に校長先生からお見合いの話が持ちかけられる、など考えました。よろしければ背後さまのご希望もお聞かせください!)
>>277 拓斗
(自宅へ帰り車を停めて、後部座席より鞄を持ってはドアをロックしては玄関へ向かい鍵を開けて家の中へ入り。中はもちろん真っ暗で誰もいない。シン…と静まり返り文字通りの静寂が広がり。ガチャンと内鍵をしてから靴を脱いでスリッパに履き替え、暗闇の中を進む。風呂に入るべく着替えやらを取りに自室へと足を進めて。部屋の中に入っては電気をつけて鞄を置いては入浴の準備をしてお風呂に入ってしまえばあっという間に就寝時間になり。出勤用の鞄に彼とお揃いのキーホルダーをつけては満足げに笑みを浮かべてはアラームをセットしベッドへ入り、今日のデートや彼のことを思い出しながら眠りについて)
…っくしゅんっ!…あー…風邪引いたか…?しかも見合いとか勘弁してくれよ…何か…余計に悪化しそうだな…。
(翌日になり現在の時刻は時刻は昼休み。朝からくしゃみやら咳やらで調子が悪く今日は弁当を作るのをやめたため昼御飯を買いに購買へ行っており保健室には誰もいなく。人混みの中に長居はしたくなくサンドイッチと紅茶を買って保健室へと戻る道中に自分を探していたらしい校長と会い、校長室へ赴いたのだが…正直行かなきゃよかったと後悔していて。話は数分で終わったのだが内容が内容なだけにげんなりしながら校長室から出てきて。盛大にくしゃみをしつつ、溜め息をついて。と言うのも知り合いの娘さんの見合い相手を探していて自分がまだ独身と言うこともあり話を持ちかけられて。とりあえず写真だけでもとお見合い写真を押し付けられ後日返事を聞かせてくれと言われていて。何か頭まで痛くなってきた…早く飯食って薬飲もう…そう思いながら保健室の扉を開けて)
(/はいっお久しぶりです!来て下さってありがとうございます!決めていきましょう!千尋を褒めて下さってとても嬉しいです!拓斗くんもすごく可愛くて溜まりませんですっ。…あなた様の提案全て良いですね…千尋の実家の話はもう少し後でやりたいと思っております。ので先に見合いや風邪イベントをやってみたいと思いましてフラグ立てちゃいましたっ。最初に風邪イベントをして次にお見合いイベントをするのが流れ的に良いかなと思うのですが…どうですかね?あと私がやってみたい設定は拓斗くんが千尋の家にお泊まり…とかですかね?料理とかも振る舞わせたい(寧ろ一緒に作りたい)ですし風邪イベントが終わってからとか良いかなと考えております)
>178 遠野
遠野ー?…なんだいないのか。つまんないの。
(相手に会いたくて保健室に来たが肝心の相手の姿はなくて肩を落とし、教室に戻ろうかと思うも折角作ってきたおにぎりを渡したいし少しだけ待たせて貰うことにして保健室にある長椅子に腰掛けて。ぼんやりしていたがふと保健室にあるデスクの横にかけてある相手の鞄に目がいけば、そこにつけられているキーホルダーに気がついて。「え…あれってもしかして__!?」見覚えのありすぎるそのキーホルダーにドクンと心臓が跳ねたとき、ガラリと保健室の扉が開かれて二度心臓が飛び上がり。「__ッび、っくりしたー。あ、遠野!来たのに居ないからどこ行ってんのかと思ったよ。あんたに渡すものあるんだけど。……あれ、もしかして体調悪いのか?」ドクドク脈打つ胸を押さえつつも相手の姿を見れば無意識に口元が緩んで長椅子から立ち上がって相手の元へ近づき。キーホルダーのことは一旦置いておき渡したいものがあると嬉々というも何となく相手の顔色が優れないのに気付けば顔を覗き込んで相手の額に手を伸ばして。)
(/息子を褒めてくださり感謝です。今の所いいとこなしなので風邪の看病や先生のご実家事情を知るときなど先生を支えていける一面も見せられたらと思います。提案の承諾からフラグ立てまで有難う御座います!風邪が終わってからお見合い…そしていつかご実家話しということで把握致しました。お泊りもいいですね。お泊り…とは少し違いますが風邪の看病をするに先生のお宅にお邪魔して朝までいちゃうことにはなるかもです。でもまた別の日にお泊りと先生と一緒に料理は作りたいです!あと先生の鞄、勝手に保健室にあることにしてしまいました…。)
>>279 拓斗
…ああ、拓…っ…ゴホッゴホッ…悪い…風邪引いたっぽい…。当たり前にマスクはつけてるけど…移したらごめんな。
(保健室を開ければそこには可愛い彼がいて。思わず表情が緩みつつ中に入るも彼の名前を呼ぼうとして咳き込んでしまえば“悪い…”と謝って。マスクは朝、当たり前に家からつけてきたが、だからと言って彼に移ってしまう可能性が消えたわけではないため“移したらごめんな”眉を下げて謝って。「─それより俺に渡したいものがあるって?あ、いや別に用が無くても拓斗なら来てくれて良いんだけどさ…」それよりもと彼は自分に何か渡したいものがあって来てくれたのではないかとその用件を問うも、受け取り方によっては用がなきゃ来ちゃダメだと言っているような気もしてきて。用があろうがなかろうが彼なら来てくれて良いんだけど言い直して。額に触れる彼の手を振り払うことはせずにそのままに少しばかりいつもより体温が高い気がして。もしかしたら微熱くらいは出ているのかもなと思いつつも気になるのは彼の自分に渡してくれようとしている物で。)
(/ええ…っ…良いところありますよっ!千尋が断りなくぎゅっとしてもすごく可愛らしい反応してくれますし…!千尋がうだうだなんかなっててもどんな千尋も受け入れてやるよと言わんばかりの包容力と言いますか…拓斗くん良い子です。でも支えて下さると言って頂けて嬉しいです…有り難うございます…。是非お願い致します。看病の時、朝までいてくれるんですかっ?千尋喜びますよ!では拓斗くんは看病のため朝までいて頂いて…お泊まりは別でやらせて…一緒に料理作って…お風呂はどうしましょう?一緒に入っちゃいます?あ、千尋は鞄、元々保健室に置いているので問題ないです。大事なものは自分の手元に置いておきたいタイプですので。)
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