遠野 千尋 2017-09-16 18:35:11 |
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>200 遠野
やっぱすごいな!揺れまだ最大じゃないのに結構高い。___!
(ヒュー、ゴーーと風を切りながら動く大きな船はどんどん振り幅を大きくしていって、その振りが大きくなるごとにドキドキは増していき弾んだ声を出し。そんなドキドキの中、相手にさり気なく重ねた手を気にしていると甲を滑る指の感触に指先をピクリと動かしてはちらりと相手を見て。さっき濡れてしまった相手の髪がサラサラと風に靡くのが綺麗でバイキングに乗ってるにまた変なドキドキに襲われつつ、重ねているだけだった手を今度は分かりやすくキュッと握ってみるも視線は前にやっていて。)
>>201 拓斗
だな…最大はまだまだこんなもんじゃないぞ。
(彼から視線を外したまま彼のはしゃぐ声に同調するように言葉紡いでは段々と振り幅が大きくなるバイキングに少なからずワクワクしてきて独特の浮遊感が癖になり、その焦らされるような動きに徐々に興奮してくる。そんな中此方の興奮しているのを知ってか知らずか…いや知らないだろうとの結論にすぐに到達するも手をぎゅっと握ってくる相手の大胆な行動に悪戯に目を細めて。なかなか挑発的な事をする嫁さんだなと内心きゅんきゅんしていて。表情には出さずに握られた手を一旦離すも指を絡める繋ぎ方に直して)
>202 遠野
今、最大かな?…たっか!すごいな…ッ
(相手の声がいつもよりも弾んでいる気がして相手も楽しんでくれているのかと思うと嬉しくて。ついに振り幅が最大になるとその高さにテンションも上がりはしゃぐ声を抑えることもせず目を輝かせ。相手の心境は知らずこっちがただ手を握りたい気持ちが強かったため指を絡めて握り返されるビクッと肩を揺らして思わず相手を見て。自分から握ったのに恥ずかしくなり目を泳がせるも此方からも指を絡め直してはキュッと握り返して。そしてバイキングの船の振り幅が最大から徐々に小さくなっていけば、それは相手と手を離さなければいけないことを意味しており。まだ握っていたいなと思いつつバイキングが動きを止めれば此方からそっと絡めていた指を解いてバイキングから降りて。「すごかったな。…乗り物酔いしてないか?」名残惜しさありつついつも通り振る舞えば、結構な振り幅と浮遊感の繰り返しだったため酔っていないか心配して相手に振り返り顔色を伺い。)
>>203 拓斗
…ああ…すごいな…。
(顔を見なくても彼の声でどんな表情をしているかわかる…。最高潮にバイキングが上がればそのテンションもまた上がって…彼が上がれば自分も上がる…共鳴するような感覚に笑み浮かべて。彼も自分の手を握り返してくれてとても幸せな一時はバイキングの振りが小さくなっていくにつれて少し物寂しくもなって。相手と離れるわけではないが手は離さないといけない。バイキングが完全に止まればするりと離れていった手に仕方ないかと目を伏せては先に降りた彼を追って自分も降りて。普段通りに振る舞う彼に合わせようと思っては心配そうに此方を見る彼に「意外と大丈夫みたいだ。お前と一緒だったからかな」実際酔ってはいないため大丈夫だと微笑んで告げて。そのあとも彼と一緒にアトラクションを楽しんではちょうどお昼時になって。そろそろこの鞄の中身を披露する時間だなと彼に視線を向け「何だかんだで昼時だな…腹減ってないか?拓斗。何かそこいらで適当に食うのも良いけど…良かったらこれ…食わないか?」鞄の中から取り出したのは手作り弁当の入った袋を見せて。食べるなら芝生のスペースがあったなと先程見た親子連れもそこでお弁当を食べていたなと思い出せば自分も相手と一緒に食べたいなと思って)
>204 遠野
…!! もしかしてあんたの手作りか!?食う!
(バイキングに乗ったあと相手が酔っていないと聞けば安心して、その後も相手とアトラクションを楽しんで。その間、手を繋ぐ隙を窺っていたが結局手を繋げず昼時になり。どこで食べようかなんて考えてると相手が鞄から出したのはお弁当箱。行きの車の中から何が入っているのか気になっていたが、これか!と目を輝かせ。自分にとってはミシュランの3つ星のレストランよりも価値のある相手のお弁当。二つ返事で食べると頷くと実はこの日が楽しみで遊園地について調べていため食べるスペースの存在も知っていて「早く行こうぜ!」と此処ぞとばかりに手をちゃっかり繋いで手を引くと芝生スペースまで来て。「俺、弁当なんて初めて。遠足でもコンビニパンとかスーパーの惣菜だったからさ。」と言っても自分の家の場合は、母親が作ったら地球外の食べ物を作りかねないのでスーパーの惣菜のがありがたい。しかしテーブル席は全て埋まっていて、レジャーシートは当然自分は持ってきていないため地べたに座ろうとして。)
>>205 拓斗
そうか…待て拓斗。シート敷くから。…ほら座って良いぞ。
(彼は弁当を“食う”と即答。待ちきれないとばかりに此方の手を引き芝生のエリアへと向かって。そのまま芝生へ座ろうとする彼に待ったをかけては持ってきていたレジャーシートを素早く敷いて。そして座って良いぞと声をかけては自分も靴を脱いでシートの上に腰を下ろす。相手の分の弁当を差し出してはプラスチック製の割れないコップや水筒やウエットティッシュも鞄から取り出して。水筒の蓋とプラスチック製のコップにお茶を注いでは割れる心配のない且つ量が入るプラスチック製のコップを彼の前へとウエットティッシュと共に置いて。ちなみに弁当の中身は鳥のからあげや甘い卵焼きやきんぴらごぼう、赤ウインナー等ザ・お弁当といった感じで。袋の中には別箱にりんごを食べやすい大きさに切ったものも入っていて。弁当自体は喜んでくれたため問題は味だなと少しばかり気にしていて)
>206 遠野
おー、すげー準備良い。これじゃ遠野が嫁さんみたいだな。
(相手が敷いてくれたレジャーシートに座ると次から次へと用意されていくものに目を瞬かせて。自分では思いつかなかった細やかな気遣いに相手のがお嫁さんっぽく感じれば冗談半分に相手が嫁さんみたいだと笑って。有り難くウェットティッシュを使わせて貰い手を拭くとわくわくした様子で目の前に置かれた弁当箱を見て「いただきます。」と手を合わせてから弁当箱の蓋を開き。中身はドラマや雑誌で見てずっと食べたいと思っていた理想のお弁当で「わー!」と声を上げるとバッと相手を見て「食べてもいいか!?」と興奮気味に聞き、答えを聞く前に箸を取ると「いただきます。」と二度目のいただきますをして冷めてもふわふわの卵焼きを箸で半分に割って1口サイズにしてから口へパクリと運び。その瞬間広がる優しい甘みにふわっと表情を綻ばせ「んまー…!遠野これうまい!」と感想漏らし。そのあとも全部うまいうまいと言いながらモグモグ食べ進めるも急いで食べすぎて咳き込み、トントンと自分の胸と軽く叩き。)
>>207 拓斗
はは…俺が嫁はおぞましいだろ?世の中には用意周到な旦那様もいるんじゃないか…?ほら、こことか…なんてな。
(“嫁さんみたい”冗談なのだろう楽しげに話す彼に自分が嫁さんなんて無理があるしおぞましいだろと笑って。世の中には…と言いつつも冗談めかしにここにもと自分を指差して。自分の作った弁当の蓋を開けた所から彼は無邪気な反応を見せて興奮ぎみに此方に問われた言葉も返事を返さぬ間に我慢が出来ずに食べ始める様子を断るつもりもないため見守って。甘い卵焼きを食べてテンションが上がる彼、そのままがっつくように弁当を食べ進めていたが噎せる彼の背を擦るように撫でながら「詰まったか?ゆっくりで良いからよく咬んで食べないとな。軽く物が引っ掛かった感じなら…ほら、お茶…これもゆっくり飲めよ…」詰まり方の程度は彼にしかわからないが噎せ方や顔色から多分がっつり物は詰まっていないはずだと推測し、プラスチックコップに入ったお茶を差し出して)
>208 遠野
おぞましいことなんてないだろ?まああんたが嫁になる時は俺が貰うことになるけど。…あ、それ知ってる!主夫ってやつだ!遠野は絶対良い父親に…なりそうだよな。
(確かに自分と相手が並ぶと身長差だとか絵面的には相手が旦那のが世間一般ではしっくり来そうだが自分は嫁の相手だって好きで。まだ相手に気持ちも伝えてなくて嫁お試し期間なのを忘れて、相手が嫁になるときは自分が貰う発言をしつつ、用意周到の旦那と言って相手が相手自身を差すのにコクリと楽しげに頷いて。きっと相手は良い夫になる。それに良い父親にも。思ったことがすぐぽろりと出てしまう性格のため、ついそのまま‘ 父親 ’と口に出しては自分で地雷を踏んでしまい少し言葉に詰まって。父親に関してはあまり良い思い出がない。自分のことはともかくきっと相手は何かしら家庭環境で何か抱えていそうだし、万が一自分たちが付き合うようなことがあったとしても相手は父親にはなれないため問題発言だったろうかと思って目を少し泳がせ。用意周到の旦那の言葉通り此方が噎せたらすかさずプラスチックコップを差し出してくれる相手に感謝しつつコップを受け取るとお茶をグビグビ流し込んで「プハーッ…あー生き返った。助かった。さんきゅ。おいしすぎて、つい。あ、あんたも食べるか?俺が作ったんじゃないけど」プハーと息を吐き出しホッと胸を撫で下ろすと相手に向かってさんきゅと笑って。そう言えば相手はまだ食べてなかったなと思えばウィンナーを箸でつまんで相手の口元にグイッと差し出して)
>>209 拓斗
主夫にはなれるだろうが…父親…は、どうかな…なれれば嬉しいけどな…。
(彼から良い父親になれると太鼓判を押され、悪い気はしないながらも両親の愛情を知らぬ自分に本当に子供や人を愛することが出来るのかが分からない。寂しさと羨望が入り交じった笑みを浮かべて“なれれば嬉しいけど”と告げて。彼と恋人関係になり将来を誓い合う仲にまでなって彼が子供が欲しいと思ってくれたなら…性別的には不可能だが、子供と三人ないし四人で暮らすことは可能だ。ただ自分達と血の繋がりがないと言うだけで。でも血の繋がりに意味などないのかもしれない。だってそんなもの無くたって人は愛し合い寄り添い合い…いずれ家族になっていくのだから。自分が人を愛せるのかその一点に不安はあるが彼となら幸せな家庭を築けるかもしれない…。そんな風に思っていれば差し出したお茶を飲んで復活した相手からまさかのあーん攻撃が…。自分の分の弁当もあるのだがこれは断れない、否断らない。差し出された赤ウインナーを一口だけかじって「ん…お前から食わして貰うと塩コショウして焼いただけのウインナーでもすごく美味い…でも俺、自分の弁当あるぞ」と笑み溢して。取り出し忘れていた自分の弁当箱を鞄から出して彼に見せて。中身は同じものなため代わり映えはないが、自分も何か返さないとなと思えば箸を持って先程彼が気に入っていた甘い卵焼きを掴み、あーんと声をかけて彼の口に卵焼きを近づけて)
>210 遠野
…なれる!遠野だったら絶対。…幸せな家庭築いてあんたも幸せになれるよ。
(さっきまで失言したかと思っていたが相手の表情を見てなぜだか切ない気持ちになれば無意識に‘ なれる ’と叫んでいて。少し大きい声を出してしまいハッとなり俯くもすぐに相手の目をまっすぐに見て。本当は自分と幸せになろうと言いたかったがお金もなくて子供な自分はどうしたって相手とは釣り合いが取れない。相手はきっともっと可愛くて気が利いてお淑やかな女の人が似合ってる。そういう人と結婚して暖かな家庭を築いて子供は2人、マイホームに犬や猫も飼って。そんな相手の未来が容易に想像出来てしまえば胸がキュッと締め付けられる思いになるも家族だけじゃなく相手も幸せになれると断言して。切ない気持ちになるもあーんを受けた相手に自分の食べさせた赤ウインナーがすごくおいしいと言われると現金にも嬉しくなって頬を染めて。自分って単純だなーと思っていると卵焼きのあーん返しが来て目を瞬かせ。目を逸して恥じらいながらも差し出された卵焼きを頬張るとモグモグと咀嚼して「……さっきより甘く感じる。うまい。」とぶっきらぼうな感想を漏らして。)
>>211 拓斗
……ありがとう…お前にそう断言して貰えたら…不思議と本当にそうなる気がするよ。…一緒に幸せになって…幸せな家庭を築こうな、嫁さん。
(温かな彼の言葉は…胸に解けて体中に広がっていくような感覚がする。彼に言われると本当にそんな未来がこの先待っているのではないかと自分に甘い甘い夢を見させてくれる気がして。まだ彼とこの先どうなるか分からないがでもそうなれば良いなと希望も込めて“幸せな家庭を築こうな”と穏やかに微笑んで。差し出した卵焼きを食べてくれ視線を逸らせてしまう照れ屋な彼が愛しい。もぐもぐと口を動かして飲み込めば“さっきより…”と感想を言ってくれる彼に「だろ?食えば食うほど甘くなるように…食いたくなるように…愛情を込めて作ったからな」とにっこりと爽やかな笑み浮かべ恥ずかしげもなく話しては自分も弁当を食べ始めていって。拓斗と食事すると美味く感じるな…こんな弁当でも…内心思っていて)
>212 遠野
べ、別に…お、俺は…俺とあんたのことを言ったわけじゃ…。あ、いや…そうだよな。おーでっかいマイホーム頼むぜ…旦那さん。
(相手の穏やかな微笑みにドキリとしては動揺で視線が泳ぎ言葉を詰まらせて。自分は自分と相手のことを言ったつもりはなかったのに相手はそう捉えてくれたということなのか、だとしたら嬉しい。天の邪鬼が邪魔してそういう訳じゃないと否定するもよくよく考えて見れば今はお試し期間。相手も深い意味で言ったわけではないのだろうと思えば、そうだよなと頷き、マイホームをお願いして冗談めかせて笑って。「…おー…遠野の愛情…。」でもすぐにまた相手は期待させるようなことを言うからドキドキして、必死にこれはお試し期間だと自分に言い聞かせて「…ほんとだ、食えば食うほど甘くなる。毎日でも食べたく鳴る味だな。」と冗談っぽく言いつつ本心を呟いて。それから弁当もりんごも全部綺麗に食べ終えるとごちそうさまをして。「これ、朝早く起きて作ったんだろ?ありがとな。…と次は土産物見に行かね?…帰り際だと混みそうだし買ったもの預けられるから荷物にはならないと思う。」もう一度お弁当のお礼と言うと片付けを手伝い次は土産物を見に行かないかと誘い。)
>>213 拓斗
わかった。とびきりでかいの建ててやるよ。嫁さんにお願いされたら叶えるのが旦那の役目だからな。
(しどろもどろになっている彼を…こいつ…何かどんどん可愛くなってないか?欲目抜きにしても可愛すぎだと思うんだがと染々思いつつノリ良く“どでかいマイホーム”とリクエストする相手に頷いて“嫁の願いを叶えるのが旦那の役目”なんて笑って伝えつつ全てを綺麗に平らげた彼と少し遅れて自分は食べ終える。二人で片付けては律儀に弁当の礼を言って貰えれば「ああ、どういたしまして。お前が喜んでくれるならまた作ってやるからな。おう、そうだな。混むとごった返すだろうし、今から行くか」また作ってやると笑み浮かべ告げ、これから土産物屋にとお誘いされ、確かに混むと買い物どころではなくなるため、同意してはレジャーシートやらお弁当やらを再び鞄の中へと入れて。彼が手伝ってくれたおかげで早く片付けは終わり「よし、じゃあ…土産物屋行こうぜ」と声をかけて彼とともに向かって)
>214 遠野
(ノリ良く嫁の願いを叶えるのは旦那の役目だ的なことを笑っていう相手は格好よくてまたドキリとしつつ「2階建てで庭付きだからな!」と注文を追加してやり、相手と共に片付けを済ませて土産物を見に行き。)
(メインの土産物売り場に行くとまだ人は疎らでやっぱり早く来てよかったと思いつつ、ウキウキした気持ちで売り場に並ぶ様々な土産を見回り。ただいつも節約に節約を重ねて暮らしている身のため贅沢は出来ない。自分の分はさっきお揃いのタオルを買ったから良いとして残りは母親の分。ちなみに相手にはタオルを買ったとき1つ衝動買いしたものがあるが未だ渡すタイミングを窺えずにいて。「あ、遠野!ちょっとこっち来いよ!」売り場を見て回っているととあるものを見つけ、ニッと密かに笑っては相手を手招きして呼び寄せ。「ほい、遠野うさぎ。似合ってるじゃん。」ほい、と相手の頭に付けたのはこの遊園地のマスコットキャラクターのうさ耳カチューシャ(試着用)で。白い大きな垂れ耳に大きなピンクのリボンがついたソレをつける相手の姿は冗談抜きに似合っていたためケタケタと悪戯が成功して可笑しそうに笑いつつも似合ってるとうさ耳を指差して。)
>>215 拓斗
…似合うか?こう言うのはお前の方が似合う気がするけど…。…ほら、可愛い。
(彼に呼ばれて内心満更でもなくウキウキしながら彼の元へと歩み寄って。そのままスポッと頭に何かつけられる。なんだ…?と思いながら近くにある鏡に自分の姿を映すもそこまで似合っているのかはわからず。どちらかと言えば似合うのはお前の方がとカチューシャを外しては。今度は彼の頭にスポッとカチューシャを装着して。“可愛い”と漏らして。やはり自分がつけるよりかは彼がつけた方がカ兎耳チューシャも喜ぶだろうと思って。)
>216 遠野
あ!ちょッ…俺は良いって…。いや、やっぱあんたのが似合ってた。
(もう少し照れてくれるのを期待したが真面目に感想を言う姿も可愛いくもあり格好良くていいなぁと思っていると今度はまさかの自分につけられて。すぐに外そうとするも相手に可愛いと言われると嬉しくてカチューシャを取ろうとした手を頭に置いたままチラリと自分の姿を鏡で見ては、少しだけ顔を赤くして相手のが似合ってたとボソボソ零し。それからカチューシャを外すと本格的にお土産を選ぼうと店内を回り。最終的にボールペンと無難にお菓子セットまで絞れたのだがそのどちらがいいかで迷っていて。「…ボールペンなんていつも使ってる奴でいいって言わそうだし…でもお菓子セットだと普通過ぎるし……」とぶつぶついいながらかれこれ十数分悩んでいて。)
>>217 拓斗
いーや、お前の方が絶対似合ってた。
(俺は良いと言いながらも満更でもないのか、自分が可愛いと言ったから…なんてこれは願望か、そんなことを思いながら頬を染める彼はやはり可愛らしい。自分の方が似合ってたと照れ臭そうにボソボソ告げる相手に楽しげに“お前の方が似合ってた”と言い切って。そんなこんなで彼の母親のお土産を二人で探す。ぶつぶつ言いながら考え込んでいる彼にこんなのはどうかと持ってきたのは彼の母親の好みは分からないが大人の女性でも使えそうなお洒落な髪ゴムが入った何個か入った入れ物もシンプルながらこの遊園地のマスコットキャラが控えめに描かれた可愛らしい作りのもので。もう一つは彼の母親も自分と同じく車に乗っているということでこの遊園地のマスコットキャラと健康の御守りが付いた車のキーケースや鍵につけられそうなストラップ。「…拓斗、こんなの見つけたんだが…お前の母ちゃん好きか?」とそれらを見せながら問いかけて)
>218 遠野
…!! なにこれ!どっちも超良いじゃん!どこにあったんだ?俺全然見つけられなかったっ!
(ボールペンかお菓子かで迷っていると相手が近づいてきて見せてきたのはお洒落な髪ゴムのセットとキーストラップ。どちらも控えめなデザインで母親の好きそうなもので。パァと目を輝かせて。自分で見て回ったときは見つけられなかったもので尊敬の眼差しを相手に向けては、ボールペンかお菓子の選択肢を放り投げて相手の手の内にある髪ゴムセットかキーストラップかで悩み始め。でもふと思ってしまうのはこんなにスマートに女性の好きそうなものを選べるのはやっぱり相手は女性と付き合うほうが合っているのではということで。人生経験も豊富な相手。女性と付き合ったことだってあるだろうしと変に考えてしまってはブンブンと首を横に振って。これは相手の親切、と気持ちを切り替えてはムーと眉を寄せて。「んー…どっちが良いかな。…よし、こっちのお守り付きのキーストラップにする!へへ、遠野のおかげでいいおみやげ選べた!さんきゅー」相手の手からキーストラップを手に取り「母さん喜んでくれるかなぁ」と嬉しそうに笑って)
>>219 拓斗
そっか、お前がそう言ってくれるなら持ってきた甲斐がある。…じゃあこっちは俺からのプレゼントってことで。ほら、嫁さんの大事な家族は俺にとっても大事な家族だろ?俺はこの辺、もう少し見てるから、お前は先に会計済まして来ちゃえよ。
(値段も考え手頃な物を持ってきた。好みかどうかは彼を見て大丈夫そうだなと笑み浮かべ。彼が選ばなかった髪ゴムの箱も自分からでなくとも彼が買ったと言うことにして渡して貰えばいい。そう考えては“俺からのプレゼント”そうニッと笑って告げて。良いお土産が見つかったと嬉しそうな彼に「喜んでくれるといいな」と髪を撫でては彼に先に会計を済ませて来るように伝えて送り出し。一人になった店内、さっき彼が選んだキーケース用ストラップと対になる少し小さめのストラップ健康の御守りが付いたものを見つけて二つ手に取って。彼の通学鞄、自分の通勤鞄を飾ればお揃いになる。自分とお揃いと言うのは伏せても母親とお揃いは彼も嬉しいはずだと喜んでくれる彼の笑顔を思い浮かべて口元を緩ませて。彼が戻ってきたら自分もレジに行き、個々を別々に包装して貰わないとな…なんて思いながら)
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