通りすがりさん 2017-09-06 13:46:17 |
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……この匂いは稲荷寿しやろ?…しゃあないなあ、それに免じて許したるわ。
( お土産だと掲げられた袋をチラリと見遣り持ち前の嗅覚でお土産の正体を嗅ぎ当てると、久しぶりの好物の稲荷寿しに待ちきれない様子でそわそわして。「それが無かったら達也を喰ってしまうところやったわ。…ほら、はよこっち来て。」と冗談を仄めかしつつ社の階段部分に腰掛けると、隣に座るよう尻尾を揺らして促し )
(/お待たせしました…!)
はは、ありがとう。
(どうやら相手はかなりの嗅覚も備わっているらしく、袋を掲げただけで、中身を言い当てると、そのことに感心しながらもこの1週間来れなかったことを許してくれると微笑みながら礼を述べて。冗談をほのめかしながら隣に座れと促す相手に対してそれもきっと嘘だろうと、この妖狐はそんなことはしないと先週出会った時に確信しており、嘘だろうとはあえて言わずに「はいはい、今行きます。」と、苦笑しては傘を柱に立てかけて相手の隣に座って。「一応、自分で作ってみたんだけど。上手くできてるといいな。」と、どうやら手作りらしい稲荷寿司が入った弁当箱を袋から取り出して「はい、どうぞ。」と箸で1つ掴んでは相手の口元に向けて。)
(/お待ちしておりました!)
手作り?ほほう、中々のやり手やなあ。
( 人の笑顔は何百年経っても、心を擽る不思議な力がある。心があたたかくなるのを感じながら、手作りの稲荷寿しなのだという相手の主張をピンと狐耳を立てて興味深そうに聞き。すると食べさせてくれる様子で口元に稲荷寿しが来ると目をパチクリとさせた後はにかんだように笑い「な、なんか赤子みたいやねえ…。まあ良いわ、いただきます。」と、あーんと口を開け稲荷寿しに食らいつき。咀嚼し飲み込めば「ん…美味しいやんか。」と料理上手な相手の一面に少し驚いたように口元に手を当てて感想を言い、「達也、はよ次のやつ食べさして。」と、再度あーんと口を開き強請って )
まぁね。一人暮らしだから自然とできるようになったよ。
(こちらの手作りと聞いた途端に特徴的な耳をピンと立てては、興味深そうに聞く相手に上記のように答えて。相手がこちらの差し出したいなり寿司を食べると驚いたように口元を抑えると「よかった、初めて作るからレシピとにらめっこだったから心配だったんだ。」と、安心したように呟けばこちらも1つ寿司を頬張って。すると、もう1つと口を開けていなり寿司をねだってくれ「はいはい。」と微笑みながらそう言っては相手の口元にいなり寿司を持って行き。やがてそのやり取りを何回か繰り返していれば弁当箱に入っていたいなり寿司がなくなれば「お粗末さまでした。」と弁当箱を直しては、「杏花さんに渡した花は…枯れちゃってるかな…?」と、先週に約束した花が枯れる前に来いという約束は多分守れなかっただろう。そう思いながらも申し訳なさそうについ問いかけて。)
(/す、すみません…今レスに気が付きました…!今日は返せそうになく、遅くても明後日にはお返事しますので、お待ちくだされば幸いです。すみません…!
もし待つことがストレスになるようでしたら言って下さい、)
(/んー、仰られた時間に来られなかったので、再募集させていただきますね。短い間でしたが、とても可愛らしいお狐さんでした。またご縁があったらお願いいたします。)
(/言い訳になりますが仕事が繁盛期にあり、中々時間を取る事が出来ず何度もお待たせしてしまったこと、大変申し訳ありませんでした…。此方こそ、少しの間ですが息子様とお話しが出来、楽しかったです。
お礼を申し上げたいが為の書き込みですので、下げさせて頂きます。ありがとうございました。)
(/杏花様、お久しぶりです。まずは一言。申し訳ございませんでした。なかなかレスが帰ってこないことと、当時、本体の生活で失敗続きだったため、イライラが募り、自分を制御できずに杏花様本体のことを気遣うこともできず、規定の期間より短い期間でキャラリセをしてしまいました。もし、このレスを見て、杏花様が許してくれて、またお相手をしてくれる気があれば是非お願いしたいです。是非御返事をいただけたらと思います。)
(/お久しぶりです!相変わらず返事が遅く申し訳ありません。
私なんかで良ければ是非お相手を…とは思うのですが多忙な日々が続いておりまして、職業柄、本格的な繁忙期が11月から2月頃なんです。ここ最近もサイトを覗くくらいしか出来ておらず、書き込みには当日に気付けたのですが、中々お返事を書く暇がなくこうして遅れてしまった程です。
これからの時期になりますと、一週間を優に空けてしまう場合もあると思われます。
それでも大丈夫でしょうか…? )
(/お返事いただきありがとうございます。返信遅れて申し訳ございません。それでも大丈夫です。気長に待ちますので、ぜひまたお願いしたいです。)
ご馳走様、なかなか美味しかったわ。
( 稲荷寿司が無くなった空のお弁当箱を見ては満足したようにぺろりと唇を舐め、余韻に浸っていると花について問われ。稲荷寿司に意識を持っていかれていたが話題を掘り起こされては「当たり前やんか、花の命は短いんやし。」とプイッとそっぽを向き言うと、チラリと横目で様子を窺うように盗み見て )
(/お待たせしました!ご理解いただけて良かったです。では改めてよろしくお願いしますね。とりあえず続きから始めさせて頂きましたが、よろしかったでしょうか?)
妖狐が言うなら大丈夫だな。
(初めて作った稲荷寿司はどうやら好評のようで、それを大好物とする相手が言うのなら美味しいのだろうと、自信がついて。こちらの問いかけにぷいっとそっぽを向くと「ごめん…でも、そんなに来て欲しかったの?」と、相手はこの花が枯れる前に来いと言った。つまり、また早くに会いたかったと言うことなのだろうかと思えば相手をからかうようにそう問いかけて。)
(/.はい、大丈夫です!こちらこそ、改めてよろしくお願いします!)
また作ってきても良いんよ?
( チラチラと相手を見ながら、要するにまた食べたいのだと訴えて。揶揄うような相手の問い掛けは正に図星な内容で、何故バレたのかとでも言いたげに耳はピンッと素直な反応を示すものの「!?…べ、別に。そんなわけないやろ。」とつい強がりを見せ。口では強がるが一番本能を表す尻尾はしゅるりと相手の体に巻き付き、そばに居て欲しいのだと訴えるようで )
(/では本体は一旦下がりますね。また何かありましたらお呼びください!)
はいはい、また作らせていただきます。
(空の弁当箱をなおしていると、突然隣から声をかけられれば、こちらをチラチラと見てくる相手の考えが一瞬でわかったらしく微笑みながら仕方がなさそうにそう答えて。こちらの言葉に対してどうやら図星なようで、耳はビンと逆立ち、尻尾がこちらの体に巻きついてくると「素直じゃないなぁ」と心の中で思って。何をするかと思えば相手に近づき、やがて肩と肩がくっつくと「あー、今日は雨が酷いし帰れないからこの神社に泊まるしかないなぁ」と、遠回しに相手と一緒にいなければならないと酷くなっていく雨を眺めながらそう言って)
ふふ、毎回でも構わんし。
( 満足した様子で目を細めながらにんまり笑うと、半分本気な冗談を言ってみせて。ザアァ、と先程より強まる雨音の中、自身も相手の肩がくっつくとドキッと心臓が跳ね。驚いた眼差しで見つめていれば、相手はこの雨だから泊まるしかないと言う。まだ一緒に居られる事につい口の端が緩み掛けるが冷静に考えてみれば、確かにこの雨で無理に帰して風邪でも引かれたら困る、仕方のない選択であると自身に言い聞かせながら「え?…ああ、そうやね。人の子はヤワやし、風邪でも引かれたら敵わんしなあ。しゃあないし、泊まってもええよ。」と胸の前で腕を組みつつ、あくまで仕方がないといったスタンスで。「あ、でも布団とか無いんやけど。」お堂の中、床の上でごろりと普段寝転がって過ごす為、一つ心配な事を口にして )
(/すいません!返信に気づくことができませんでした!)
杏花さんが喜ぶなら何回でも作ってくるよ。
(表情をにんまりとしながら言った相手の言葉は冗談だろう。直感でそう気づけば、こちらも半分冗談で上記のように言いながら微笑んで。酷くなっていく雨は無理をすれば帰れる。しかし、この雨のせいで山道をかなりぬかるんでいるはずで無理をすれば怪我をしかねなく、本当に泊まるつもりでいて、隣の相手が腕を組んで仕方ないといえば「お世話になります。杏花さん」とさらに相手の方に体重をかけて密着して。相手が気がかりなことを呟けば「あぁ、大丈夫。そんなことで寝れないほど繊維じゃないし」と、相手の心配は必要ないといって。ふと気がつけば自分の体にはまだあいての尻尾が絡まっており、何を思ったのかその尻尾を撫でてみて)
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