ようこそお越しくださいました。
私は皆様と同じ審神者であり、この本丸や所属する刀剣男士の皆様もごく普通の本丸でございます。
しかし、我が本丸には一つだけ、政府より任された役割があるのです。
それは、闇を抱えてしまった刀剣男士の心を癒やす事。
多種多様な本丸が世に存在しますが、その中には刀剣男士に無体を働くような本丸も存在します。
元は刀とはいえ、付喪神にも人と同じ心があります。そのような扱いを受ければ、闇を抱えてしまうのも当然です。
政府側の言い分は『闇を抱えたまま放置、または刀解をしてしまえば、本霊に悪影響が出るかもしれない』とのこと。
…ですが、私個人としては、刀剣男士の皆様に悲しく辛い記憶だけを抱えたままでいて欲しくないのです。どうか、打算の為だけにこの役割をこなしているわけではないと、信じて欲しい。
どうか信じてくださるのなら、私の本丸の日常を、少し覗いてみませんか?
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