ルーチェ 2017-08-30 21:54:50 |
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腐向け ソルジェラ
ソルベは思慮深そうに見えて、実は結構単純だったりする。表情筋がちょっと麻痺してるだけで、単純なことで喜んだり悲しんだりするんだ。そして甘党。ケーキを買ってきたら大げさなくらい喜ぶし、苦手な食べ物が出てきたら「ウッ...」と嫌そうな顔をする。まぁ食べさせるけど。
...え、他に好きなところは無いかって?そりゃまだまだあるけど、長くなるよ?それに俺も、アイツのこと待たせちゃってるし。じゃあね...最後に二人が出会ったのって何でかって?あぁ、俺ら元々軍人だったの。そこで知り合ってさ。そう、そんだけ。じゃ、もう行くね。
彼の話を聞き終わった金髪で長髪の男、メローネは、すっかり冷めきったコーヒーをすすりながら、考え事をしていた。ジェラートは情報操作や機械に詳しい。前線に行くタイプではない。じゃあなんでアイツは、軍人なんて嘘を吐いたのか。それにジェラートのソルベを見る目は、まるで出来のいい息子を見るようだ。そういえば彼の部屋には昔の資料らしきものがあった。実験台なんて書かれていたが、まさか...
「おい、メローネ?」
いきなり後ろから声がかかる。振り替えるとギアッチョが何やら心配そうに自分を見ていた。
「どうした?何かあったのか?」
「いや、何でも無いよ...」
俺には、何の関係も無いことだよ。今のところはね。メローネは空になったコーヒーカップを机に置き、さっきジェラートがくぐっていったアジトのドアをじっと見つめていた。
謎話。思いつきっておかしいことになるよねって改めて思った。
リボーン オリ話
「うわぁ...」
霜月雪は、その場に広がる光景に息をもらした。真っ黒な上の永遠に続く天井に、色鮮やかなオーロラがかかっている。
「誕プレにしてはお釣が出ますぜこりゃあ...」
そう、今日は彼女の誕生日だった。誕生日だと聞いた友人であり同盟組織のボス、ディーノに旅行がしたいともらしたところ、オーロラを見に行こうと言う話になった。
「どうだ、雪」
「地球、そして大自然に祈りを捧げたいレベルですね」
「俺には?」
「キャーディーノサマアリガトウゴザイマスー」
「おいお前なぁ」
「すみませんふざけました。本当にありがとうございます。」
そう言い頭を下げると「おう」といつもの星のようなキラキラした笑顔で返してくれた。そして彼は少し空を見上げた後、真剣な顔をしてこっちを向いた。
「あのさ、俺まだ未婚でさ」
「そうでしたね。それがどうしたんですか?」
「そろそろ結婚したらって周りからすげー言われてるわけ」
「はぁ」
「そんな時にさ、旅行の誘いがあったわけよ。随分狙ってたやつから。...察しのいいお前なら気がついてるよな。」
「俺と、結婚してくれ」
星のような彼に、太陽のようなあの眼差しに、こんなこと言われたら、
「..はい」
yes以外、言えなくなっちゃうでしょうが‼
JOJO ディエパン
「食い足りない」
ディエゴは時々唐突に変なことを言い出す。食い足りないって何だ。お前起きたばっかだろ。夢で何か食ってたのか?チョコとか
「...朝飯作るか」
「違う」
「は?」
何を言ってるんだお前。そう言い終わる前に、ディエゴは私の唇と自分の唇を重ねた。
「!?」
突然のキスに動きが止まった。そしてディエゴは私の唇を人差し指でなぞった。
「『お前』が、食い足りないんだよ」
...あぁ、食事は朝どころか昼に持ち越しになりそうだな。この後のことを予想し、H・Pはため息をついた。
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