ぬし 2017-08-29 04:06:58 |
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■時系列順の大まかな出来事■
※以下全て、全PCが知っていて良い公然情報です※
▼Topic1 すべての始まり-30年前
英国でとある赤ん坊が誕生した。その赤ん坊は泣き喚くと物を宙に浮かせる念動力を持っており、一時世間を騒がせることとなった。その赤ん坊の登場を皮切りに、世界各地で摩訶不思議な力を持つ『異能者』の誕生が報告が上がるようになる。
▼Topic2 英国の異能隔離政策-20年前
人知を超えた力を持つ異能者の犯罪行為が問題視され始めた。異能が後天的に目覚めることはないらしく、現時点では10歳未満の子どもばかりだが、異能を使った傷害行為や窃盗などの報告が既に上がっている。いち早く危機を覚えた英国は異能者隔離政策を発表し、地下都市の建設を開始する。
▼Topic3 ニホンの異能隔離政策-10年前
ニホンでも例外なく異能者の報告は上がっていた。しばらく異能隔離政策先駆者となった英国の動向を窺っていたがその成功を確認の後、ニホンでも異能隔離地下都市――通称トウキョウ・アンダーグラウンド・シティの建設を開始する。時系列は前後するものの世界各国で似たような動きがあり、先進国のほとんどで地下都市が造り上げられることとなる。
▼Topic4 地下都市仮始動-5年前
トウキョウ・アンダーグラウンド・シティが完成する。この時点では異能者の人権が考慮され、自主的に入ることを決めた者や犯罪を犯していて決定権の無かった者(一部)のみが収容されることになった。
▼Topic5 異能狩り-4年前
3機の飛行機が同時に墜落し生存者は0という、最悪ともいうべき異能犯罪事件が起こる。残っていた音声などから原因は異能者による飛行機ジャックであると判明。これを重く見た各国は今まで任意であった異能者の地下都市行きを強行、ニホンも同様に政策を強行した。これ以降異能者のほとんどは地下に収容されることになり、この政策は通称異能狩りと呼ばれている。
▼Topic6 階級制度の導入-4年前
強制収容された異能者の反感を買うことを危惧したニホン政府により、トウキョウ・アンダーグラウンド・シティには『階級制度』が作られる。異能者による異能者の弾圧は一見して上手く回っているように見えたが、それに反抗するように異能者たちは地下からの脱出あるいは待遇の改善を目的とした秘密結社を作り上げていた。
▼Topic7 管理体制強化-4年前
元々公的機関として配置されていた『オリオン・ビル』を利用し、セキュリティ・カードの所持義務、異能者のパーソナルデータのデータベース化が開始される。
■各種設定■
▼『異能者』
名の通り異能を持つものである。異能は生まれつき持っているもので個人差が激しく、似たような力はあれど全く同じ力を持つものはいない。4年前の『異能狩り』によって、そのほとんどがトウキョウ・アンダーグラウンド・シティに収容された。自身が知覚できないほど些細な力などもあり、そういったものは見つからずに地上で暮らしている場合もある。30年前に初めて英国で確認されて以降世界各地で報告が上がり、今ではその数は新生児の1割ほど。ミュータント(突然変異)と呼ばれることもあり、その出現に関して法則性はない。
▼『異能狩り』
ニホンでは4年前に行われた、異能者を地下都市に強制収容する政策。世界中でも似たような動きが多発し、異能者のほとんどは地下へ追いやられた。異能狩り以前は異能者も普通に地上で暮らしていたが、異能による犯罪が後を絶たず問題視されていたところ、大きな事件が起こったのを切欠として決行された。
▼『セキュリティ・カード』
異能者の名前、性別、異能、階級、顔写真が記されたICチップカードである。オリオン・ビルで異能者一人一人に渡され、偽装やコピーなどは作れない(そういう異能の持ち主は別)。記載されている内容はオリオン・ビル機密事項としてデータベースに保管されており、β+以上に開示されている。3か月に一度、更新がある(人によって時期は別)。失くすと次回更新までワンランク階級が下げられるペナルティがある。マネーカードとしての機能も備わっているため、失くさないよう肌身離さず持っている人が多い。マネーは階級によって違うが異能者全員に毎月交付される。当然、死亡が確認された人物のカードの機能は停止される。
▼『秩序の守護者/ガーディアン』
犯罪者である異能者『γ』を監視する役割にある『β』階級の人物を差す言葉。『γ』の犯罪行為や秘密結社への加担を阻止する義務を持っている。
▼『オリオン・ビル』
階級『α』『β+』の居住地およびトウキョウ・アンダーグラウンド・シティの公的機関。全35階建て。誰でも自由に出入りできるものの、基本的に32階から上への立ち入りは禁止されている。35階はスーパーコンピュータが設置されており、『α』は地上との連絡・やりとりをここで行っている。34階も35階同様スーパーコンピュータが設置されており、ココでは異能者のパーソナルデータの閲覧をすることが出来る。33階は『α』、32階は『β+』の住む部屋があり、32階以上に入るためには『α』もしくは『β+』のセキュリティ・カードが必要となる。31階より下は全て何かしらトウキョウ・アンダーグラウンド・シティを統括するための場所で、セキュリティ・カードの更新や個人的な物資申請などを行うならココ。
▼『秘密結社』
トウキョウ・アンダーグラウンド・シティになにかしら不満を持つ異能者たちの集まり。表だって認知されることは少なく、小さいモノを含めれば数えきれないほどあると思われる。その中でも参加人数が多く、公然となってしまっている秘密結社が2つある。
▽『不死鳥/フェニックス』
幾度となく『β+』等と衝突し、壊滅をしているものの何度でも甦る様からこう呼ばれている。大きなものの中では一番古くからあるとも言われており、明確なリーダーがいないのが特徴。破壊活動を主としており、全体的に過激。最近では目的が破壊活動そのものになっており、危険視されている。
▽『アンチ・オリオン』
比較的穏健派で、上位階級者の協力を目論む。複数人上位階級者も所属しているとかしていないとか。リーダーは『β-』の異能者。
■舞台-トウキョウ・アンダーグラウンド・シティ■
異能者を隔離するために造られた、東京の地下に位置する大規模都市。10年ほど前に造り始められ5年ほど前に完成した。地下であるからして仄暗く光は天井に並んだ電灯と街路に建てられた電灯だけ、20時から6時の間は夜として電灯は消されている。都市の端や天井は特殊な素材で作られており、能力による破壊などはできない。食事は地上から送られてくる携帯食料などが主で、手の込んだ料理には滅多にありつけない。異能者は子供も多いため学校が存在するが中等教育まで。また異能者たちのパーソナルデータはデータベース化され管理されており、その情報は『β+』以上が閲覧可能。
▼『住宅街』
集合住宅が立ち並んでいる。異能者たちの住んでいる場所であり、いつでも人目がある。『γ』及び『秩序の守護者/ガーディアン(β)』の住居のみここから少し離れた場所に設置されている。
▼『商店街』
商店街は通称。必要物資や嗜好品などをマネーでやりとりするための店が立ち並んでいる。
▼『郊外』
住宅街と同じく集合住宅が立ち並んでいるが、入居者が居らず閑散としているため郊外と呼ばれている。人目が少ないため、何か秘密のやりとりをする場合に使われる場合が多い。
▼『学校』
義務教育を修了していない子供のための学校。圧倒的に教師が足りていない。
▼『病院』
オリオン・ビルのすぐ近くに位置する。設備は整っているものの医師が足りていない状況。
▼『オリオン・ビル』
都市の中央に立つ35階建てビル。詳細は用語集にて。
※その他自由に作成して頂いて構いません。もし問題があればその都度お声掛けします。
■階級制度■
トウキョウ・アンダーグラウンド・シティにおいて4年前に導入された制度。人柄や能力、そしてなにより職業により振り分けられる。階級により待遇に差がある。
▼『α(アルファ)』
最高階級。唯一地上とのやりとりを行いトウキョウ・アンダーグラウンド・シティの維持を務める。都市中心に存在するオリオン・ビル33階の一室を住居として与えられており、それなりの自由が利く。政府にとって都合の良い人物が選出されており、地上を目指す異能力者たちにとって敵。
▼『β+(ベータ・プラス)』
単純に+とも呼ばれる。この階級になるにはα3人の許可が必要となり、トウキョウ・アンダーグラウンド・シティを脅かす秘密結社を潰すのが仕事。オリオン・ビル32階の一室を住居として与えられており、そこそこの自由が利く。現在は7人いる。
▼『β(ベータ)』
ここまでが上位階級。医者や教師など必要不可欠と思われる職についている。その他オリオン・ビルにて受付や雑務をしているものもいる。特徴としてγの監視が仕事のものがおり、それらは特別に『秩序の守護者(ガーディアン)』と呼ばれている。正当な面倒臭い手続きさえとれば、ある程度必要なものが手に入れられる。住宅街の集合住宅の一室を住居として与えられている。
▼『β-(ベータ・マイナス)』
一番人数が多い普通階級。学生は基本的に此処に所属している。他には店の店員などをしている場合が多いが、特に職に就いていない者もおり、その場合はもちろん支給されるマネー量が少ないが贅沢をしなければ十分生きていける。住宅街の集合住宅の一室を住居として与えられているが2人~3人でのルームシェアを強要されている。あまり自由はなく、不満が溜まりやすい。
▼『γ( ガンマ )』
地上にて犯罪を犯した前科持ちの異能者。異能の使用の有無に限らず前科持ちであればここに所属する。γから階級が上がることは滅多にない。ガーディアンと行動を共にすることが義務付けられており、自室以外で一切のプライベートはない。住宅街の集合住宅の一室を住居として与えられ、ガーディアンと共に暮らす。
■Q&A■
本編トピにて上がった質問から周知の必要ありと判断したものから随時抜粋
▼Q1
『γ』と『秩序の守護者/ガーディアン』は固定された相手になるのか
▽A1
基本的にペアを組むことになるので、固定された相手になります。
参加者同士でペアを組むことをオススメしていますが、無理にペアを組まずモブをパートナーとして扱っても大丈夫です。
▼Q2
『γ』階級の犯した犯罪の程度について
▽A2
犯罪について明確なラインは設けていません。
基本的には逮捕歴があればγ、という風に考えています。
■追加設定■
α3名から許可を受けてβ+になれるという設定と、主キャラの設定が時期的に矛盾してしまうことに気付いてしまったので、「現在αは5名」いるということにします。「そのうちの3名」から許可を得ればβ+になれます。
※トピ内で募集するαの数は変わりません。
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