黄色 2017-08-28 18:40:11 |
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そんなもんなん ? 男子から憧れられて、その上人気もあるってええよな…。特徴捉えとるわ、素直に面白かった ! ヒナの笑い方は、見てるこっちも連られて笑ってまうからある意味凄いよな。
( 自分で言うのもなんだが、どちらがいえば男子よりも女子に好かれていると感じている。同性が憧れるのは本当にカッコイイ人だけだという考えがあり、男子に憧れられるなんて自分は経験が無い為羨ましく。相手はガツガツと笑いを取りに行く方ではないが、偶に言ったりする一言やモノマネが面白くて自分は好きで。笑い方を思い出しては、見ているこっちも、ついつい笑顔になってしまう周りを明るくする笑い方はある種の才能じゃないかと。『 さすがに直ぐ歌うっていうのは、何歌うかも迷うと思うし … 家帰ってから聞かせてや。俺もそれまでに、何歌うか考えとく 』相手も何を歌うか迷っている様だし自分も実際、何をお返しに歌えば良いか迷っている。なので、家に帰ってからにしないかと提案して。『 家事の事で、そんな嬉しい事言われると思ってへんかったからめっちゃ嬉しいんやけど…。もっと自分に自信持った方がええのかな? 俺も頑張らなあかんな…! 有難う。俺はどっくんの頭撫でるの好きっぽい。上手く表せられへんけど、癒されるっていうか安心するっていうか…』相手がそう思ってくれているのだと知ると、褒められるのが好きな為嬉しそうに照れ笑いして。それと同時に勝手に自分は家事ができないと決めつけて、逃げてきただけではないかと気が付き。手が好きだと言われると、自分の手を見るが特に変わっている事も無いので、どこが良いのか首を傾げ。一方で自分は相手の頭を撫でるのが好きだと。『 変顔 ? もー、変顔嫌なんやけど ! ワンパターンしか出来へんねん 』嫌とは言いつつも、相手に変顔を見せて。こんなので笑ってくれるのか心配は一部あり )
渋谷先生って女子からの人気もそれなりにあるけど、男子で憧れてる人めっちゃ多いからな!侯くんは男子より女子からモテモテやん。それも羨ましいと思うけどな。俺はたまーに告白される程度だし、もっとモテてみたい…。せやね、村上先生とおると自然と笑ってること多い
(男子から憧れるのも凄いと思うけど、女子から告白されたりしてモテモテの相手もモテない自分からしたら凄いと感じてしまう。相手を見ていると独占欲のような気持ちが芽生えてしまい、嫉妬ばかりしている子供っぽい自分に呆れながらも、いつだって余裕のある相手の余裕のない表情を見てみたくて少しでいいから嫉妬してくれないかなと此処にくる途中で渡されてポケットにいれていた手紙をとりだして。落ち込んでいるときに、亮なら大丈夫やで!と笑いながら背中をおしてくれる姿に気がつけば自然と笑顔になっている自分がいて、先生の偉大さに改めて凄いなと感じ。「俺もすぐには無理だから家に帰ったらな。カラオケに行って互いのために歌うってバカップルみたいやな」何を歌うか迷っているため了承をし。今更ながらカラオケに四人で行くとして互いのために歌を歌うのはバカップルみたいに感じてしまい、相手と仲のいい先生にからかわれるだろうなと。「ちょっとずつでもしていけば自分で何でもやれるようになると思うで、何事も積み重ねが大事やん?うん、侯くんなら大丈夫。侯くんの手って指は長いし、綺麗っていうか美しいっていうか、頭をぽんぽんってするときも手から優しさみたいなんが伝わってきてホンマに好き…。そんならもっと撫でてええで」初めからできる人なんていないと思うし、自分だって最初は料理をしたら火加減の調節が難しくて焦がしちゃったりなど失敗することは多かった。相手だって少しずつでもしていけばやれるようになるんじゃないかと思って頷き。手を見て首を傾げている相手の手をそっと掴むと自分が思う相手の手の好きなところを言っていき、最後に手の甲に優しくキスをし。相手が頭を撫でて癒されたり安心するように、自分にとっては相手に頭を撫でてもらうことで癒されたり安心するといった感情になるため、もっと頭を撫でてほしいと。「そこがええんやろ…っ、ふふっ、ちょっ、あかんて…っ…」滅多にみることのできない相手の変顔を見るとゲラゲラと笑って)
ヒナもすばるも、男子に人気やからね。男子に憧れられる条件って何なんやろ。… モテてみたいって、自分そんな風に思ってるん ? やっぱり、同い年で可愛ええ女の子の方が楽しいんやね。このラブレター、俺が代わりに朗読したろうか ?
( 2人を見てると確かに男子から好かれそうな性格をしているが、憧れられる条件がイマイチ分からなくて。相手は高校生で自分は大人、しかも男で、堂々と手を繋ぐこともキスをすることも出来なく、やはり同年代の女の子とデートして遊んだ方が楽しいのだろうと思うと急に寂しくなって。そんな中見せられた手紙には女子の可愛らしい文字で ' 錦戸くんへ ' と書いてあり直ぐにラブレターと判断し。行き場のない寂しさは嫉妬から来る苛立ちに変化し、強めの口調で上記述べると手紙を無理矢理取り上げて。『 ホンマやで、ただのバカップル。… 2人には話しとく ? 理解者居た方が、これから学校生活楽になるんちゃうかな。それに2人なら理解してくれると思うし 』これから生活していく上で、自分と相手の関係で色々と悩むことがあるかもしれない。そんな時に相手が独りで抱え込まない様に相談相手が居た方が自分も安心出来る。それを任せられるのは、あの2人しか居ないなと。『 おん、有難う。どっくんに大丈夫って言われたら、自信ついた。俺の手、そんなにええんや。どっくん褒め上手やから、調子乗ってまうわ。ほんなら、お構いなく。たくさん撫でさせてもらいます 』相手に出来ると言われたら出来る気がするし、大丈夫と言われたら大丈夫な気がする。優柔不断な性格故に相手の言葉にいつも助けられていて。キスされた手を誇らしげに微笑めば、ニッと笑って相手の頭をわしゃわしゃとして。『 今や、シャッターチャンス ! … ほら見て、ええ笑顔やで 』笑っている相手をすかさず写真を撮り。撮った写真を相手に見せると、初期設定のままのホーム画面を相手の写真に変え、満足そうに画面見て )
いざというときに頼りになって、芯をもってる…とか?うーん、俺もいまいち分からへんけど、歌が上手いとかサッカーができるとか憧れそうなとこならいっぱいあるやん。そんなん誰だって思うやろ、少しくらいモテてみたいって。侯くんはモテモテやから分からへんねん。って、それ返してや!
(憧れる理由を考えてみるもいまいち分からず、ただ年頃の男子なんて単純なものでカッコいいと思う人に憧れをもつんじゃないかと。いくらモテたとしても自分にとっては相手以外は眼中にもないし好きになるとかはありえない、それでも相手と釣り合うような人になるには平凡な自分みたいなやつではなく、もっと女性からモテるようなカッコよくて大人の魅力みたいなものがある人なんじゃないかと思うと相手みたいにとまではいわないけど少しくらいモテてみたいと思う気持ちはあり。自分は男で、普通にデートすることすらできない。だからこそ相手に飽きられるような自分にはなりたくないなど色々な気持ちがあって。相手は普段から女子にモテているし、余裕だってあるから自分の気持ちなんて分からないんだろうと思い。断るつもりではあるし家に帰ったら捨てようとは思っているけど、無理矢理取られたラブレターに手を伸ばし。「あの二人になら別にええで。相談だったり、色々と話せる人は必要だと思うし」相手が信頼している二人なら誰かに言いふらしたりなんてことは絶対にないと思うし、何かあったときに相談できる人は大切だと思って。「そっか、そんなら良かった。おん、めっちゃええ!俺、侯くんの手が一番好き!やったー、言ってみるもんやね」相手が自信をもってくれて良かったと。頭をわしゃわしゃと撫でてくれる手が好きで、心地よく感じ目を瞑って。「撮れた?まぁ、ええんとちゃう。結構、恥ずかしいもんなんやね」相手の携帯の画面を見ると、相手の変顔を見て笑っている自分が写っており写真写りは悪くない。でも、いざホーム画面が自分の写真になると思うと恥ずかしく感じて頬を染め)
あー、成程な。待って、でも俺もバスケ出来るんやけど ! また俺に釣り合う様な人になるには〜とか、思ってるんやろ ? 言うたけど、俺はそんなの求めてへんから。断る気なら、別に返さへんくってもええやろ。… そんな返して欲しいん ?
( 確かに憧れの的にはなってみたいが、そこまで 羨ましい ! という程でもない。しかし、同世代の先生達が憧れられているのが悔しくて子供のように むす として。一度火がつき強く言ってしまうと、後戻りが出来ない頑固な性格故に、心の中では ' 俺、何言うてんねん。もっと素直な言えばええやん ! てか、何妬いてるん … もう … ! ' と思ってるも、ついつい先程と変わらず強く言ってしまい。確かに相手の言う通り、モテてみたいという気持ちは正直分からない。分からないからこそ、相手がそこまで拘る理由が理解出来ずに、今の冷静ではない自分は一方的に自分の気持ちを押し付けてしまう。自分の方が背が高い為、手紙を上に持ち上げて、取り返そうとする相手の姿に、ぼそりと呟き。いつもの声色に比べて苛立ちはあるが、呟いた声色は苛立ちの中にも寂しさが詰まっていて。『 決まりやな。明日にでも、俺から2人に話しとく。… どんな反応するんやろうな 』相手も話す時に居れば気まずさがあるだろうと、話す際には自分1人で説明するつもりで。2人なら大丈夫だと思っているが、どんな反応をされるのか少しは心配していて。『 何でも、どっくんの一番は嬉しいわ。頭わしゃわしゃされとると、犬みたいやで 』自分に撫でられ気持ち良さそうにする相手が犬の様に見え、ふは と笑い、鼻を つんつん と突いて。『 このどっくんの笑顔、凄い好き。変顔した甲斐があったわ。せやで、地味に恥ずかしいねん。俺の恥ずかしさが分かったやろ … ! 』笑顔の写真を嬉しそうに見て、やはり相手の笑顔が自分は一番好きだなと改めて実感し。相手の恥ずかしいという発言に、うんうんと頷き )
うーん、俺にとって侯くんは憧れじゃなくて恋愛感情として好きだから分からへんわ。でも、俺としては嬉しいで?女子からも男子からもモテたら今以上に話す時間が少なくなりそうで寂しいから。…侯くんがあかんねんで。もう、何で意地悪なことするん?断るけど、せっかく気持ち込めて手紙を書いてくれたんだから読まな可哀想やろ…って思ったけどええわ。返さなくてええから朗読してや、してくれるんやろ?
(気付いたときには相手のことを憧れという気持ちもあるかもしれないけど恋愛感情のほうが強く、何で男子が相手に対して憧れという気持ちをもたないのか分からず。女子だけでなく男子にまで憧れとしてモテてしまったら普段から学校で話すことは少ないのに更に減ってしまうのは寂しく感じてしまって嫌で。釣り合いとか考えたくないと思ってもどうしても考えてしまって、相手が悪いわけじゃないことは分かっているけど、つい相手が悪いと呟くように言ってしまい。手紙をくれた女子の気持ちは少なからず嬉しくて、せっかく手紙を書いてくれたんだから読むくらいはしないと可哀想に感じて取り返そうと手を伸ばしてみるけど相手の方が背が高くてあと少しというところで届きそうにない。そのため取り返すのは諦めて。届かなかったことに対して少し苛々とするも、相手の方が告白されることが多く、自分ばかりが嫉妬していると思っていたので相手が妬いてくれるのは嬉しくて。「俺も一緒に話す」あの二人なら大丈夫だと思うけど反対される可能性がないわけではなく、相手にだけ背負わしたくなくて。「ホンマに?犬扱いとか酷いわ」首を傾げて相手を見つめ、少し拗ねたように言うも鼻をつつかれると思わず笑ってしまい。「そっか、俺も侯くんの笑顔大好きやで。でも、一緒にいるときは画面の中の俺じゃなくて目の前にいる俺のこと見てな?おん、恥ずかしい。…でも、待ち受けが俺の写真って何か嬉しい」相手のホーム画面が自分の写真というのは恥ずかしい気持ちはあるけど、嬉しくもあって。でも、画面のなかの自分ばかり見られたくはなくて、自分のことを見てほしい。自分に対して妬くなんて変かもしれないと思いながら。)
嬉しい事言ってくれるやん。来年はどっくんのクラスの担任になりたい。そしたら、学校行事とか自然と一緒に居られるやんな ? …俺があかんって意味わからへんのやけど。なっ…意地悪なことって、別に俺はそんな…! え、ええよ、読んだるわ。読めばええんやろ。
( 担任になれば、文化祭の準備が一緒に出来たり、自分の担当教科以外にHRも担当出来たりと、自然に一緒に居れる時間が増えるかと考え、高校最後の年は相手と過ごしたく。また、大学決定までの過程を見守っていきたいとも思っていて。少しキツめに言っている自覚はあったが、それが相手に意地悪として伝わってるとは知らずハッとした様子で。続けて相手に言われた一言で、相手の気持ちだけではなく、相手に勇気を出して告白をした女子生徒の気持ちも自分の嫉妬という我儘で踏み躙っているのに気が付き。今更後は引けなくなり、まだシールも剥がされていない綺麗な手紙を開けようとするが、色々な気持ちが渋滞して一歩手前の所で手を止めてしまい言葉を詰まらせ。『 … 心強いわ、有難う。明日、帰りに話そうな 』自分だけで話すつもりだったので、大丈夫だと言おうとしたが、相手の真剣な眼差しから言っても聞かないだろうと。早いに越したことはないので、明日にでも話そうかと提案し。『 いい意味で犬っぽいって事やで ? どっくんは忠犬タイプやな 』自分を一途に思ってくれたり気が利いたり、相手は忠犬の様だと思い想像してはクスリと笑って。一方、相手は動物だとウサギの様な気もしていて。『 ほんなら、たくさん笑い合える様になろうな。おん、目の前のどっくんを優先にする。画面の中のどっくんは、残業の時にでも見て元気貰うわ…って、俺危ない人みたいやん。分かる気する、俺もどっくんの待ち受けが俺かと思うと嬉しいもん 』残業の際に画面を見てニヤける自分が直ぐ浮かび、画面を見てニヤニヤして更にそれが恋人の写真を見てニヤニヤしてるとなれば周りから見たら怪しい変な人に見えるだろうと )
俺も侯くんが担任がええ!そうしたら今よりも一緒にいる時間が増えるもんな!……俺にはもったいないくらい素敵でかっこよすぎるんやもん。ずっと好きだった人と釣り合うような人になりたいって思ったらあかんの?だって、返してって言っても返してくれへん。はよ読んでや。今更できへんとか言わんよな?ほら、朗読できへんのやったら返して。
(相手が自分の担任になれば話しかけたところで不自然にはならず、話の内容には気を付けないといけないけど人前でも話せるようになるし一緒にいれる機会も増える。文化祭や体育祭、他にも行事は沢山あって、そういう行事も相手と過ごすことができるようになるんじゃないかと思うと嬉しくて。まだ、決まっていないけど早く進級したいな…と。相手は釣り合いとか気にしなくていいと言ってくれたけど、ずっと片思いしていた人と付き合うことができるようになったのだから少しでも相手の隣にいてもおかしくないような、釣り合いがとれるような人になれるように努力だったりするのはあかんことなのかなと思うと寂しくて。手紙をなかなか開けようとしない相手に勢いで言ってしまっただけで朗読なんてする気はなかったんだろうと思いはするけど引き下がるわけにもいかず、はやく読むように伝えるも、それができないようであれば手紙を返してほしいと手を差し出して。「はやめに話しといた方がええもんな。はぁ、めっちゃ緊張する」自分もはやめに二人に伝えた方がいいと思っていたため頷いて。いざ、二人に伝えるとなると緊張してしまい。「そうかな?でも、例え俺が犬だとしても侯くんの傍にいることができるようなら構わへん。」相手と自分の命がつきるまで一緒にいることができるなんて、どんなに幸せなことか。それが例え犬だとしても。「笑いのたえない暮らしができたらええね、それが一番幸せなことなんじゃないかと
思う。一人でニヤニヤしとったら変に思われるかもしれんな。」相手とはこれから先も笑いあっていたいと思う。)
俺も侯くんが担任がええ!そうしたら今よりも一緒にいる時間が増えるもんな!……俺にはもったいないくらい素敵でかっこよすぎるんやもん。ずっと好きだった人と釣り合うような人になりたいって思ったらあかんの?だって、返してって言っても返してくれへん。はよ読んでや。今更できへんとか言わんよな?ほら、朗読できへんのやったら返して。
(相手が自分の担任になれば話しかけたところで不自然にはならず、話の内容には気を付けないといけないけど人前でも話せるようになるし一緒にいれる機会も増える。文化祭や体育祭、他にも行事は沢山あって、そういう行事も相手と過ごすことができるようになるんじゃないかと思うと嬉しくて。まだ、決まっていないけど早く進級したいな…と。相手は釣り合いとか気にしなくていいと言ってくれたけど、ずっと片思いしていた人と付き合うことができるようになったのだから少しでも相手の隣にいてもおかしくないような、釣り合いがとれるような人になれるように努力だったりするのはあかんことなのかなと思うと寂しくて。手紙をなかなか開けようとしない相手に勢いで言ってしまっただけで朗読なんてする気はなかったんだろうと思いはするけど引き下がるわけにもいかず、はやく読むように伝えるも、それができないようであれば手紙を返してほしいと手を差し出して。「はやめに話しといた方がええもんな。はぁ、めっちゃ緊張する」自分もはやめに二人に伝えた方がいいと思っていたため頷いて。いざ、二人に伝えるとなると緊張してしまい。「そうかな?でも、例え俺が犬だとしても侯くんの傍にいることができるようなら構わへん。」相手と自分の命がつきるまで一緒にいることができるなんて、どんなに幸せなことか。それが例え犬だとしても。「笑いのたえない暮らしができたらええね、それが一番幸せなことなんじゃないかと
思う。一人でニヤニヤしとったら変に思われるかもしれんな。」相手とはこれから先も笑いあっていたいと思う。)
話す時は気を付けなあかんね。自然と惚気るかもしれへんし ! … そんなつもりじゃ …… 俺、どっくんの気持ち何にも知らへんかった、知ってるつもりやった。自分の事ばっか押し付けて … 。ごめんな、大人なのに何嫉妬してんねんって話やんな。
( 話している最中に人前だと忘れて、頭を撫でたり手を重ねたり ' 好き ' 等言ってしまいそうで。相手は確りしているから心配はしていないが、感情優先になってしまう自分自身の方が心配している。まだ来年の事で、更に担任になるとも決まっていないのに今から妄想は膨らみ。相手の言葉と寂しげな表情に、今迄強がっていたのが馬鹿馬鹿しく感じる程に冷静になれた。大人だから相手をリードしないと、大人だから嫉妬なんてしちゃダメだ、大人だからカッコイイ姿を見せないと、大人だから大人だから … ' 大人だから ' をある種の言い訳にして相手を思って強がって大人を演じていたけど、それが逆に相手を悲しませていたと気が付き。今までにない程、相手を強く、けれどどこか優しく抱きしめて。手に持っていた手紙を相手の手に返し、今はただ相手に対して申し訳なさで溢れている。『 緊張するよな…。あれやで、すばるは絶対に茶化しにくる ! 絶対面倒臭いで、覚悟しとき ! 』今から緊張している相手の緊張を少しでも解そうと、明るい話へと変えて。心配して緊張しているのが自分だけじゃないと知れば、心配と緊張は半減し、心做しか気持ちが楽になり。『 なんかロマンチックやん。生まれ変わってもどっくんと一緒がええな〜なんてな。乗せられてロマンチックな事言うたりして 』自分で言ったにも関わらず、柄でもない事を口にして1人で照れて。しかし、心の中では本当にそうであってほしいと願っている。『 ええ事言うた ! どっくんとなら、ホンマに笑いの絶えない暮らしが出来そう 』相手の発言に頷きながら。相手とならば、高校卒業後、そして大学卒業後には本当にそんな素敵な暮らしが出来る気がしていて )
( / 大丈夫ですよ、お気になさらず。そして、毎日お相手有難うございます、これからもどうぞ宜しくお願い致します ! こちらは蹴っていただいて大丈夫ですので … ! )
バレたらあかんから気を付けてな。俺も気を付けるから。あっ、競争率高そうやけど委員長とかなら一緒にいる時間が増えたりするんかな?…えっ、ちょっ、侯くん?何で謝るん?別に悪いことしてへんやろ。それに嫉妬してくれて嬉しかったで。
(惚気られたりするのは自分としては照れ臭く感じるけど凄く嬉しいし、自分も相手がもし担任になって一緒にいることが増えれば人前でも 好き だとか無意識に言ってしまう可能性も考えられる。そのため二人きりになる口実をつくるために学級委員になるのはどうだろう?かと。相手に用事を頼まれたりすれば断ることはないし、自然と二人でいる時間も増えそうな気がして。でも、相手は女子からモテるため自分と同じ事を考えて委員長になる人も多いだろうと。決まったわけではないけど、そうなった時のことを考えて心配になり。抱きしめられると何で謝るのか分からず少し戸惑って目をパチクリとさせるも、すぐに優しく微笑んで相手から手紙を受けとり手紙の内容を読む。そこには綺麗な字で自分のどこが好きなのか、もしよかったら付き合ってほしい…など書かれていて。手紙を読み終えると相手を見て「ちゃんと断ってくる。俺には大切な人がいるから付き合えないって」と言うとあとで手紙をくれた女子に返そうとポケットにしまい。「そんなん言ったら村上先生はめっちゃ心配してきそう!まぁ、覚悟だけはしとくわ」相手も緊張していることが分かると少し和らいだような気がする。二人が賛成してくれるか反対するか分からないし、例え反対されたとしても相手のことを離すことはできそうにないし認めてもらえるように頑張ろうと意気込み。「照れずに言えたら完璧なのに。これから何があるか分からないし、高校を卒業したら大学卒業まであまり会えないけど、そのあとはずーっと俺と一緒にいてください。俺はもう侯くんのことを離せそうにないから」照れてる相手を見て笑ったあとに相手の手をぎゅっと握って、真剣な表情で相手に自分の気持ちを伝え。)
委員長か … 俺としても、どっくんの方が仕事頼みやすいし助かるわ。俺使えへんから、他クラスの委員長より仕事多くと思うで ! … 嫉妬してくれて嬉しかった ? え、待ってや、いい歳した男が嫉妬なんかして幻滅せえへんかったの ?
( あまり関わりのない生徒が委員長になるよりも、よく知ってる相手が委員長になった方が仕事等頼み易く。それに、前に立って皆の意見を纏めたり仕切ったりするのも自分からしたらしっかり者の相手だったら安心して任せられる。今のクラスの委員長にもだが、何でも器用にこなせる程器用ではない為、ついつい委員長に手伝いを頼む事が多く。相手が委員長になったら更に頼ってしまうかもしれないので、冗談っぽく言ってみたり。嫉妬から相手に強く当たってしまったりして醜い姿を見せてしまったのに、嫉妬してくれて嬉しかったなんて言われて困惑して。チラリと手紙を覗くと、書かれている相手の好きなところは共感出来る内容が多く。『 大切な人、か。どっくんの大切な人が俺で嬉しい 』自分の目を確りと見て話す相手の瞳に嘘はなく、安堵の表情を浮かべ。改めて、相手の大切な人が自分である喜びで溢れて、今なら自信を持って自分も大切な人が居ると皆の前で言えそうな気がする。勿論、名前は伏せるがこの気持ちは相手にだけ伝わればいい と。『 あー、確かにめっちゃ心配しそう。って、今以上に心配されても困るわ。2人に話すのは不安もあるけど、少し楽しみになってきた 』自分と相手が義理の兄弟になった時も誰よりも心配してくれて、それが更に恋人となると今より過保護になりそうだな と考えて。確かに不安もあるが、やっと誰かに相手と自分の関係が話せる喜びもあって。恥じらいはあるが、人前で惚気けてみたりしたく。『 … 俺でよければ、ずっとどっくんの傍に居させて。最期の時まで、絶対に離さんといてや 』プロポーズの様な言葉に、耳を赤くして。恥ずかしくて肝心な所で相手の目が見れなくて、目を逸らしながら上記を述べて。言い終わった後に暫くの沈黙の末、やっと相手の目を見て軽く微笑み。今の自分には精一杯の答え方で )
そんなん別に構わへんで!侯くんに頼りにされるの嬉しいし。余程、受験とかで忙しくないかぎりは任せてや。嫉妬するのに年齢なんて関係ないやん。それに、俺のことめっちゃ好きってことやろ?せやから嬉しいで。
(他の先生に用事をまかされたりしたら面倒に思ってしまうし、そんなんしてる暇があったら仲のいい友達と遊んで過ごしたいため自分から委員長に立候補することはなかったし推薦されても断ってきた。委員長なんて柄にもないことをしようだなんて絶対に思わない。でも、相手が担任になってくれるのなら話は別で。もっと頼りにされたいし、ちょっとだけ頼りない相手のことを少しでもカバーすることができるんじゃないかと思うと嬉しく。来年は受験もあって忙しくて頼まれても断ってしまう可能性があるけど、できる限りはやろうと思っているため。何でそんなことを聞くんだろうと不思議になって首を傾げ。好きな人に嫉妬されて嬉しくない人はいるんだろうか?年齢なんて関係はなく、ただ好きな人が、相手が嫉妬してくれたということが嬉しくて。また、そんな姿を見るのは初めてということもあって愛されてるなーと思うとニヤニヤと口角が緩み。「名前を言えないことは残念やけどな?どうせなら侯くんは俺のだって言って独り占めしたいやん」相手が自分にとって大切な人だと言って独り占めしたい気持ちはあるけど立場を考えたらできなくて少しだけ残念に思うけど、名前を言えなくても自分にとって相手が大切な人ということは変わることなく。「あの人、めっちゃ過保護やからな!テストでいい点数とると俺の頭撫でて、 亮は偉いなぁ、俺は英語とか分からへんわ って笑顔で褒めてくれるし、侯くんが酒飲んで酔ってる時も家まで送ってくれるしホンマに有り難いわ。おん、俺も楽しみ。どんな反応するんやろ?」英語のテストでいい点数をとったときに先生に報告してみたところ、自分のことのように喜んでくれて頭を撫でて褒めてくれたのが凄く嬉しかったし、相手が飲みにいって酔って帰ってくるときは毎回のように先生が家まで送り届けてくれるから有りがたく。どんな反応をするのかも楽しみだけど、賛成してくれたら惚気することができるんだと思うと嬉しく。「侯くんが望むなら最期の瞬間まで俺は離れることなく、ずっと一緒におるよ。だから侯くんも最期まで俺の傍におってな?」相手の言葉に頷くとギュッと相手のことを抱きしめて。)
そうやんな、来年は受験生か…。マルも今忙しそうやし、来年はどっくんとデートしたり、まったりする時間減るんかな…俺寂しすぎて耐えれんかも。なんか上手く言葉に出来へんけど、胸がモヤモヤして苦しくて、初めて嫉妬したかもしれへん。ホンマにどっくんの事好きなんやろうな。
( 相手の先輩にあたる仲の良い友達の忙しそうな姿をよく見かけるので、来年も相手は毎日勉強等に追われて忙しい日々を送るのかと思うと、一緒にのんびりとする時間が減るのは寂しく。一年生の時に担任をしていたので三年生になった今も進路の相談に乗ったり、理科全般は専門内なので勉強の手伝いをしたりしていて。この経験を生かして、相手の受験の時も少しでも役立てればと。歴代の付き合った人を思い出すが、今回の様な嫉妬心が生まれたのは初めてで。付き合っている最中は ' 好き ' だとか甘い言葉を言ったし自分もそれが本当の愛だとは思っていたが、相手と付き合って初めて嫉妬心が生まれたりして本当の愛が分かった気がする。改めて相手に惚れ込んでいるのだと。口角が緩む相手を見て、自分もつられ。『 俺もどっくんの名前出して、皆の前で言いたいな。名前出さなくてもええから、大切な人が出来ましたって言いたい 』相手が名前を出して堂々と大切な人だと言いたい気持ちは凄く分かる。そして、きっと言えない理由も相手と全く一緒だろう。『 どっくんに甘過ぎやろ ! 酔った時に家まで送ってくれるのは、俺も助かってる。気が付けばいつも家のベッドでちゃんと寝てるから、毎回ビックリするねん。まあ、取り敢えず驚くんやろいな。二回位話さな、思考の理解が追い付かないと思うで 』気持ちよく飲んでいると、自分の記憶ではまだ居酒屋だが目を覚ますと家のベッドにスーツのまま横たわっている。自分は身長も高い方なので、2人で支えながらフラフラの自分をベッドまで連れて行ってくれてるのだと思うと、毎回本当に感謝している。困惑している2人の様子が直ぐに思い浮かぶと、思わず笑って。『 おん、俺もどっくんを離さへん。ずっと傍に居るな 』幸せを噛み締めながら、優しく抱き返して )
おん、マルと遊ぶ時間とか減ったからつまらんわ。侯くんとの時間が減るのはマルと遊べなくなるのよりもっと寂しいし嫌だから時間をつくれるように努力はする…あっ、時間があるときでええから勉強で分からへんとことか教えてや。そうすれば少しは長くいれるかな?なんや、そんなん言われたら恥ずかしいわ。でも、俺も嫉妬とかすんの侯くんが初めてやで
(いつでも面白いことをしてくれる彼はムードメーカー的な存在で、受験勉強で忙しいらしく遊ぶ時間が以前よりも減ってしまいギャグが見れないのがつまらなくて。来年は自分が受験生になるので今と比べて相手との時間が減ってしまうのは寂しく、相手は教師をしているので疲れてるだろうし忙しい相手に勉強を教えてもらうのは少し気がひけるけど、それなら甘えたりすることはできなくても一緒にいる時間は増えるんじゃないかと。今までに片手で数えられる程度ではあるけど何人かと告白をされて付き合ったことはある、でも、結局 好き だと思える人はいなくて。こんなにも嫉妬という感情をもったのも、離したくないと思ったのも相手が初めてなので初恋は相手なのかもしれない。「いずれ俺が歌手になったらステージの上から堂々と侯くんのことが好きだ!結婚しよう!って伝えるから見ててや」高校を卒業して全寮制の大学に行くのは付き合えるなんて思っていなかったから相手から離れられるようにというのもあったけど、音楽について、もっともっと知りたいと思ったから。いずれは歌手としてデビューをし、大きなステージで沢山のファンに自分の歌を聞いてもらうのが夢。その夢が叶ったときには
、ファンは減ってしまうかもしれないけどステージの上から堂々と相手に実際には結婚することはできないけどプロポーズができたらいいな…なんてことを考え。「大倉が村上先生に 亮ちゃんに甘い! って言ったことがあるんやけど、鈍感なのか そうか?別に他と変わらんやろ って。俺に対して過保護なことに気づいてないねん。あまり迷惑かけないようにするんやで?ははっ、せやな。何回でも理解してくれるまで言おう。そんで認めてもらお」自分に対して甘いということに鈍感なのか、何なのか気付いていない様子で。相手を家までタクシーで送り届けたあとに酔っ払った渋谷先生を家まで送り届けるらしく、申し訳ないなと思う回数は多い。「あっ、そろそろ昼休み終わるで?はよ弁当食べないと」抱き返されると照れ臭くて、チラッと時計を見るともう少しで昼休みが終わる時間。相手と話すのに夢中になっていて弁当を食べておらず、相手から体を離すと急いで弁当を食べ始め。)
マルは頑張ってるからな…意外と真面目やんな。努力してくれるのは有難いけど、無理はせんといてや ? 勿論やで。人に教えるの好きやから、気軽に聞いてな。放課後とかもメールしてくれれば、答えるから ! 俺も言ってて恥ずかしかった。なあ、どっくん… 大好きやで。
( 皆の前ではムードメーカーでおちゃらけた様に思うが、自分に何度も進路の相談をしたり復習を怠らなかったりと心配性で真面目な一面を見かける機会が増えたので、感心したように頷きながら話を進め。勉強に追われて忙しい毎日を送ると思われるので、無理をして相手が体調を崩したりしては心配で。教師という仕事をやってるだけあって、勉強を教えるのは好きで、任せて欲しいと自信満々に。放課後に付きっきりで見てやりたい気持ちはあるが、仕事もあるので、自分が居ない時に分からない問題が有ればメールで答えればいいのではないかと考え。付き合う事になった告白も相手からで、自分からちゃんと相手に好きだという気持ちを伝えたことがない事に気が付き、照れながらも自分からちゃんと相手の目を見て気持ちを伝えて。目を確り見て ' 大好き ' だなんて伝えるのは照れ屋な自分にとっては難易度は高く、耳は真っ赤で。『 … ! アカンな…最近涙腺緩々やねん。歳のせいなんかな 』結婚なんて出来ない事は分かってるけど、相手からの言葉は自分にとってとても嬉しくて、薄らと涙を浮かべて今までで一番幸せそうな笑顔で 『 有難うな 』と続け。初めて聞いた相手の夢は、難しく厳しい世界かもしれないけど、相手なら叶えられると信じている為、全力で応援するつもりだ。そして、いつか一番の特等席で相手が大勢のファンの前で歌っている姿を見ることが自分の夢になり。『 変な所で鈍感やから、何か放っておけないねん。ヒナとどっくん見てると、親子にしか見えへんもん。ん、分かりました、気を付けます。どっくんは俺みたいにお酒で迷惑かける大人にならんようにな ! 』面倒見もいいし頼りになるが、鈍感故に全て任せられなく、何となく放っておけない存在で。真面目に返答するが、結局自虐ネタに走り苦笑いして。『 すっかり忘れてた、今昼休みやん ! いただきますって、うわ、めっちゃ可愛ええ ! キャラ弁やん、写真だけ撮る ! 』自分も慌ててカバンからお弁当を出して食べようとするが、今日のお弁当はキャラ弁でとても可愛いので写真を撮りたく。時間が無いのにも関わらず、選りに選って携帯が行方不明でポケットやカバンの中を忙しく探し回り )
俺にできることとかないから、せめて合格するように応援せな!合格したときにお祝いとかしたら喜ぶかな?俺が体調崩したら家事とか困るのは侯くんやん?だから、無理しないし、体調には気を付けるから大丈夫やで。ええの?おん、忙しそうにしてたらメールする。ありがとう!侯くん、耳真っ赤やで!
(同い年であれば勉強を教えあうこととかできたりするけど、ひとつ年上のため勉強を教えることはできないし特にしてあげれることもない。せめて勉強に疲れてる友達の話を聞いたり、お菓子を作ってもっていったり受験に合格するように応援していこうと。そして合格したときには簡単にではあるけど祝福したら喜んでくれるかな?なんて首を傾げ。相手は料理だったり家事に関してあまりできないので自分が体調を崩したら、食事はコンビニ弁当にするんじゃないか…、忘れ物とかして困るんじゃないか…など考えると心配で安静にしていることなんてできないだろう。相手が仕事だったり人付き合いで時間がないのは分かっているので断られてもしかたないと覚悟していたけど、メールしてくれれば答えると言ってくれた相手の気遣いが嬉しくて頷くと礼を言い。確りと目を見て大好きだと伝えられると照れ臭くて、つい相手をからかうように耳が赤いと言うも、自分も相手と同じように耳が赤くなっている可能性がある。嬉しくて思わずニヤけてしまう口角を隠すように俯いて。「ちょっ、泣くのはやいって!まだ、叶うか分からへんから、ちゃんと俺の夢が叶うまでとっといて」薄らと涙を浮かべる相手に驚くも、幸せそうに微笑んで相手の頬に優しく触れ。夢を叶えたときには相手に自分の姿がしっかりと見えるように特等席にいてほしくて。「しっかりしてて頼りになることが多いんやけど、たまーに。村上先生となら親子になってもええかもな!実際に飲んでみないと分からへんけどさ、いつか一緒に飲みたい」普段はしっかりとしていて頼りになったりするけど、たまにだけど鈍感なところがあり心配になることがあるけど親になってくれるならいいなと。どんな風に酔ったりするのかは実際に飲んでみないことには分からないけど、二十歳になり飲めるようになったら相手と酒を酌み交わせたらと。「初めて作ってみたから少し自信なかったんやけど良かった。あっ、味はどう?って、また……ほら、机の上にあるやん。ちゃんとしてや」友達にキャラ弁を見せてもらったときに作ってみたいと思い、普通に弁当を作るよりも大変だし、時間もかかったけど褒めてもらえたのが嬉しく。味の感想も聞きたいなと思ったけど携帯をなくしたらしい相手に気付いて探そうとするも、相手の携帯は机の上においてあるため探すまでもなくて。)
受験生の時って、何だかんだ言って応援が一番嬉しいよな…。お祝いか、喜ぶんちゃう ? 皆で派手にお祝いパーティーとか ? あっ、計算の解き方とかやったら、写真送る ! 受験の時だけじゃなくて、今でも分からへん事あったら言うてな。ああ、もう、うっさいわ ! 仕方ないやん、恥ずかしいんやもん !
( 自分が教員免許を取る際の事を懐かしそうに思い出すと、励みになったのは周りからの応援で。お祝いや応援されて嫌な人など少ないだろうと、相手の意見に賛成して。ただのパーティーじゃなく、皆でわちゃわちゃと派手で楽しい雰囲気の方がらしくて喜ぶのではないかと思って。それだったら、お世話になってるだろう先生や仲の良い友達中心に呼びかける手伝いぐらいなら出来るだろう。口だけで説明するのは苦手で、図や表に表した方が説明しやすく、文だけの説明では長文のメールになってしまう恐れがあり。それならいっその事、写真を送ればいいかと。今の自分の言い方だと、受験の時だけみたいになっていたので、今でも気軽にメールなりで質問しても大丈夫だと補足して。うるさいだなんて口の悪く愛想もない返事をするが、それも照れ隠し故で。俯いた相手の少し見えた耳は、自分の様に紅くなっている事に気が付き、ふは と吹き出して。『 だって嬉しかったから、ついつい…! 俺はどっくんなら叶えられるって信じてる。叶うまで応援し続ける。せやから、何年後、何十年後でもええからいつかホンマに聞かせてな 』片手で涙を拭ってから、自分の頬に触れる相手の手に重ね。何年先だっていい、何十年先だっていい、自分は相手の夢が叶って本当に言ってくれるまで待つつもりだ。自分と相手の夢が一つに纏まった様でなんだか嬉しくて。『 俺、ヒナがオカンなんて嫌や…めっちゃ口煩そう ! 俺も早うどっくんと飲みたい。気分が良え日に酒飲むと、甘えたがる癖あるねん…恥ずかしいから気を付けなあかんな…! 』相手と違って、過保護よりも口煩い大阪のオカンという印象が強いのか首を横に振り。自分は記憶にないが、どうやら直ぐに人に甘えるらしく、相手の前でそんな姿を見せるのは恥ずかしいので直したいとは思って。『 味も勿論、いつも通り美味しいで ! けど、食べるの勿体無いわ。…! ほんまや、有難う。しっかりせなな〜 』一口食べてみるが、いつも通り美味しくて。けれど、可愛い見た目から食べるのは勿体無く感じ。探すまでもなかった自分の携帯を机に取りに行くと、キャラ弁の写真を2枚ほど写真を撮り。しっかりしないととは思っているけど、直らない忘れ物癖に最早苦笑いするしかなく )
応援されて嫌な人っておらんよな。そういえば、何で教師になろうって思ったん?学生の頃、金髪にしとったし教師目指すって感じには見えへんかったから。あっ、それええな!そんでサプライズにして驚かせるとかどう?マルが喜ぶとええなぁ。おん、分かった!沢山するかもしれへんけど大丈夫?ちょっ、笑うなや!…ほんま、侯くんってズルいわ。
(相手の言葉に頷いて、ふと何で相手は教師という仕事をしようと思ったのか気になり。昨晩見せてくれたアルバムを見たら金髪にしていて少し不良っぽく見えて教師を目指しているようにはあまり思えず、理由を聞くことができたらと。派手に祝うのに賛成で、どうせ祝うんだったらサプライズにして友達を驚かせるのも面白いんじゃないかと思って。友達が喜ぶ姿を想像して微笑みをうかべ。受験のときだけでなく今も勉強を見てくれようとする相手の気持ちが本当に有難く、その言葉に甘えて沢山質問をしてしまうかもしれないので念のため。耳が赤くなっているのは何となく分かっていて吹き出す相手を睨むように見るも、瞳は少し潤んでいて恥ずかしさの方が強いため怖さはなく。相手に聞こえるか聞こえないくらいの声で拗ねたように呟いて。「おん、ありがとう。へへっ、俺のファン一号は侯くんやね?絶対に聞かせたるから、そんときには侯くんの嫁にしてな?」相手が応援してくれるのが一番の励みで、夢が叶うのがいつになるかは分からないけど絶対に相手に伝えようと誓い。「そんなん侯くんにだけやろ?あと、渋谷先生。…甘えるって村上先生と渋谷先生にだけやんな?他の人にも見せてるなら酒禁止にさせるで。」自分に対して口煩く言ってくることはあまりなくて、くすくすと笑い。酒を飲むと甘えたがるという相手の言葉に少し心配になって、ふたりのことは信頼しているので相手が甘えたりしたところで何とも思わないけど他の人となると別で。そんな無防備な姿を見せたら相手に惚れる人が増えてしまうのが嫌で、そんな姿を見せてくれたことは1度もなく。余計にモヤモヤとしてしまい、もし見せているようであれば酒を禁止にして欲しくて。「ホンマに?良かった!えー、食べへん方がもったいないから食べてや。ホンマやで。」褒められると嬉しくて、頬をかき。見た目は可愛らしくできたし勿体ないという相手の気持ちも分かるけど、食べない方がもったいないので食べていき。なくした時に相手が 携帯あらへん、財布もあらへん と口ずさんでいるのが好きで直してほしくない気持ちもあるけど、ものをなくして困るのは自分ではなく相手なので)
教師になった理由か…オトンを安心させたかったから、が一番やね。男手ひとつで育ててくれたから、ちゃんとした職に就いてお金稼いで、オトンに早う楽させてあげたかったからかな。サプライズええやん ! 俺が怒るふりして呼び出したら、皆が居って…とか ! そんな気にせんくって大丈夫やで。寧ろ、どっくんなら喜んで。…ん ? 何か言うた ?
( 自分が教師になった理由なんて親にも話した事なくて、人に対して話すのは面接以来。少しグレた時期もあり色々と親に迷惑を掛けたので、何よりも自分がちゃんとした大人になったと安心感を持たせてあげたかったのと、自分に不自由なく生活をさせる為に一生懸命働いてくれたので親孝行がしたいのも理由の大きな一つで…と、珍しく真面目な様子で話しをし。サプライズとなれば、皆で一斉にクラッカーを鳴らしたりするイメージがあり、それをするのに憧れもあって、ワクワクしていて。気を遣ってくれるのは、此方としても有難く。しかし、相手ならば何通も質問のメールが来ても鬱陶しいとも思わない為、大丈夫だと繰り返し。ボソリとズルいと呟いたのは聞こえたが、これ以上何か言ったり質問したりすると自分が照れるだけではないかと思って聞こえないふりをして。心の中では、自分からしたら相手の方がズルいのに と思っていたりして。『 おん、どっくんのファン一号。大物になったら、義兄がファン一号ですーって言うてな ! お嫁さんか、わかった。約束な 』テレビに出たりしたら自分がファン一号だと言って欲しいと目立ちたがり屋な部分が出て。結婚式をするなら、相手なら和式の袴も似合うだろうし洋式の白いタキシードも似合うだろうし、と妄想してはニヤニヤとしてしまい。『 これは、愛ゆえにって事でポジティブに捉えることにするわ。…うん、まあ飲みに行くのは、ヒナとすばると俺とで3人が多いから、そうなんちゃう ? 酒禁止はキツいから嫌や ! ホンマに、気を付けます ! 』口煩いのは思っているからだなんて言っては、自分で納得して頷き。相手が何で不安げな様子なのか分からず、酔っていて記憶が確かではない為、疑問形になり。お酒禁止なんて考えただけで嫌で、手合わせ頼み込むような形で宣言をし。『 ちゃんと食べるで、お腹も減ったし ! なんで俺の携帯と財布は無くなりやすいんやろ… 』可愛いし食べるのが勿体無いとか言いつつ、食欲には負けるのかパクパクと美味しそうに食べ進め。勿論、自分が悪くてよく無くすのだと分かっているが、冗談めかして財布と携帯が悪いと言ってみたりして )
こうやって教師っていう仕事につけてるってことは親孝行できてるってことやん?凄いなって素直に思うで。俺もオカンには迷惑かけてばかりだから安心させれるように、はやめに夢を叶えないとな。せやろ?ええやん!!でも、侯くんって怒る演技できる?途中でバレたりしないようにしてな。出来る限りは努力してはみるけど、ホンマに分からへんときはよろしくな?頼りにしとるで!何も言ってへんよ。あっ、章ちゃんが言ってたんやけどキスってする場所によって意味があるんやって!知っとった?だから……
(教師という職につくのは大変だろうし、オトンのことを安心させられるように頑張って夢を叶えた相手のことは凄くて。自分は小さい頃からオトンがおらず女手ひとつで自分のことを育ててきてくれたオカンには本当に感謝をしていて、歌手という夢を叶えるためには迷惑をかけてしまうことも多いと思う。だからこそ夢をしっかりと叶えてオカンのことを安心させたい、少しずつでも親孝行していきたいと。相手の言葉には賛成で頷くも演技しているところを見たことがなく、ちゃんとバレない様に怒ったふりをすることができるのかと心配で問いかけ。実力をつけるためには自分で出来る限りは考えてみてから聞くようにしないと相手に頼りっぱなしになってしまいそうで、考えて分からないときには相手に質問をしていこうと思い。伝えるのは何となく照れくさく首を横に振り。友達の言葉を思い出し、少しでも仕返しすることができたらと相手の手を持つと手首にキスをして。「そんなん嫌や。…義兄じゃなくて大切な人がって言いたいもん。それじゃ、あかん?おん、約束!何かいやらしい事でも考えとるん?ニヤニヤしててきしょいで」兄としての相手も好きだけど、どうせなら義兄じゃなくて大切な人がファン一号だと言いたくて首を傾げ。ニヤニヤしている相手を見て、笑いながら毒をはき。「それなら、めっちゃ愛されとるやん。酒を禁止にはしないけど、ホンマに気をつけてな?特に女性!浮気したら別れるから」いくら何でも仲のよくない人に対して口煩く言うことはないだろうし、仲がいいからこそ相手に口煩く言うんじゃないかと思うと愛されている証拠だなと。相手が酒を大好きだということを知っているので余程のことがない限りは禁止にするようなことはないけど疑問形で返す相手に納得はしておらず。間違いとかがあって浮気が発覚した時には別れるとつい言ってしまい。「侯くんに構ってほしいんとちゃう?なくなれば必死に探してくれるやろ。」弁当を食べる相手を満足そうに見て、相手の冗談に冗談で返し)
だとええな…有難う。確かに早く叶えるのも大切やけど、どっくんのペースで叶えればええからな。きっと、オカンもそれは理解してくれるで。怒る演技 ? 出来るやろ。どっくん、自分何して…っ、アカン、途中で笑ってまう。キスする場所で意味なんてあるんや。あっ、確か俺も漫画で読んだこと……て、くび…
( 未だ自分が親孝行出来ているのか答えは出せていないけど、相手がそう言ってくれるので少しでも親孝行出来ているのだと安心した様子で。真面目に褒められれば、照れくさそうに ふにゃ と笑顔浮かべ。急いで夢を叶えようとして、自分の本当にやりたかった事や自分の気持ちを見失って欲しくなくて。歌手という夢は、確かに大変だが自分の気持ちを大切にして欲しいと。怒る演技は確かにやった事ないが、何となく出来そうな気がして ' どっくん、自分何してんねん ! ' と怒って言ってみたが、途中で笑ってしまい。以前、クラスの女子が半ば無理矢理押し付けてきた恋愛漫画にそんな様な内容が描いてあったのを思い出し。確か手首へのキスは欲望。丁度自分が意味を知っていた事もあり、話をしている最中に突然手首にキスをされれば一瞬 ポカン として。音を立てる様に一瞬で耳だけでなく顔まで真っ赤になり。『 逆に、ええの ? 大切な人で言うてもらった方が嬉しいに決まってるやん。ちゃうって ! どっくんなら、結婚式は袴もタキシードも似合いそうやなーって思ってて ! 』 自分としては、勿論大切な人として言われた方が嬉しく。流石に大切な人って言ってだなんて我儘だと思っていたので、相手から言ってくれたのは本当に嬉しくて。首を横に振ると、自分が勝手に妄想してた内容を咄嗟に言い。『 やった、俺愛されてるんやーってヒナからか…。女性と飲みに行く機会は、先生同士の打ち上げぐらいしか無いから大丈夫 ! それに、それやったら余程のことがない限り、ヒナかすばるのどっちかは居るし。いやいや、浮気なんて絶対せえへんから ! 』友人として好かれてるのは嬉しいが、態とらしく嫌そうに言ったりして。これも信頼してるからで。心配してくれてる相手の話を真面目に聞き、浮気したら別れると言われれば、そんな事しないと全力で否定し。『 なにそれ、俺の携帯と財布めっちゃ可愛ええやん。せやけど、あんまりどっか行かんといてやー 』携帯と財布が構って欲しくて隠れんぼをしついる様子を想像すると、可愛くて何となく愛着が湧き、携帯と財布に向かって話しかけ。まさか冗談に冗談で返してくれると思ってなく、相手の言った事がメルヘンチックで可愛かったので、意外そうに見つめ )
うーん、分かった。俺は俺のペースで夢を叶えていく、焦ったところでええことないしな!笑ったらあかんやん。おい、マル!!テメェ、ふざけんなやっ!ちょっと来い!!!…って、睨みきかせて胸ぐらつかめば大人しくついてくるんとちゃうかな?それなら、ここにキスする意味も分かるよな?こことか、こことか、キスしたい場所は沢山あるし痕もつけたいんやけど我慢しとく。
(はやめに夢を叶えて親孝行できたらいいと思ったけど、相手とのこれからを考えると焦って目的を見失うようなことはしたくなく。一歩ずつ確実に自分のペースで夢を叶えていきたいと思い。相手の怒った演技に一瞬だけどビクっと肩をゆらすも途中で笑い出した相手につられて、自分も笑えば。自分だったらどんな風に怒るだろうと考え、相手に対して怒鳴ることはできないため相手をマルだと思って演技をし。キスした手首に再び口づけをして相手を上目遣いで見て、ニヤっと口角をあげてから離れ。相手の胸や腰をつつき、本当なら軽くキスをするだけでなく自分のだっていう所有印をつけたいが、バレることになったら相手は誤魔化すことはできないんじゃないか?生徒に指摘されて顔を今みたいに真っ赤にして焦る姿を見てみたい気もするけど、そんな姿を見せたくないという気持ちの方が強くて。「ええよ?嫌なら言わんし。それなら大切な人がって言う!ふーん、そんなこと考えてたんや。……どっちもええと思うで。俺も侯くんの袴とタキシードを見てみたい」大切な人が…と言えるのが嬉しくて微笑んで。結婚式のときのことを考えると相手なら袴もタキシードも似合いそうで、そのことを妄想するとニヤニヤしてしまい、相手のことを言えないなと。「嫌なん?村上先生に愛されるの。絶対に浮気したらあかんからな。…まぁ、二人がおるなら安心か。それと甘えるんやったら俺に甘えてほしい!侯くんの甘えてる姿、見たいから今度見せてや!」嫌そうに言う相手に首を傾げて、クスクスと笑って。全力で否定をする相手に安心をし。相手が酒に酔って甘える姿を見てみたくて。「そう思えば可愛く思えてくるやろ?もう、俺だってこれくらい言うからな」財布と携帯に向かって話しかける相手が可愛らしくて微笑ましそうに見つめ。意外そうに見てくる相手に)
俺は何年かかっても、絶対に夢が叶うまで付いて行くから。うわっ、びっくりした … ! どっくん、歌手も向いてるけど役者もいけるんちゃう ? ホンマにびっくりしたわ ! … よ、欲望。手首は欲望やんな ? … 腰とか、バレへんやろ
( 納得してくれた相手の頭を撫でてやると、改めて1人ではない事、自分も応援する事を伝え。自分の名前で怒られた訳ではないのに、その迫力から本当に自分が怒られている感覚になり背中がヒヤリとして。歌も上手いし歌手も向いているが、今の演技を見て相手は役者としてもやって行けるのではないかと思い、憧れの存在を見るように目を輝かせ。手首のキスの意味を答えるなんて恥ずかしかったが、相手の上目遣いに負けポツリと答えて。胸や腰をつつかれると、くすぐったくて身体を震わせ。手首なら黒板を書いている際に見えてしまうかもしれないが、夏も終わりプールで上を脱ぐこともなく、暑いからといってスーツを緩めたりしないので、腰辺りならバレないのではないかと。キスをされるのは恥ずかしいが、嬉しい気持ちもあり、相手にバレるかバレないかの声の大きさで小さく呟き。『 有難う。楽しみやな…ファンの人に囲まれて歌うどっくんを特等席で見て、皆の前で大切な人って言われて。どっくんもニヤニヤしてるやん ! タキシード着たら本物の王子様みたいやね 』相手につられて微笑むと、夢は膨らみ今からとても楽しみで。ニヤニヤする相手の頬をツンツンとして。相手がタキシードを着た姿から改めて想像すると、絵本に出てきそうな王子様のように思えて。『 嫌ちゃうけど、一瞬ゾッとしたわ ! 今度見せてって言われてもな…。それなら、今度家で、どっくんと話しながら飲む。迷惑かけるかもしれへんけど 』本当は嬉しいくせに、素直に嬉しいとは言わずに曲がったことばかり言って。相手を飲み会に連れて行くわけにもいかず、少し考え。今までは、酔った後に相手に迷惑をかけるわけにもいかないと思って家で沢山飲むのは控えていたが、迷惑をかけるのは先に了承を得といて家飲みをしてみようかと。『 おん、可愛ええわ。名前付けたなるな。ちょっと以外やったわ。馬鹿にされるかと思った 』相手の事だから、何言ってんねん と馬鹿にされるかと思っていたので、乗ってくれたのが嬉しくて。本当に名前を付けるつもりなのか、携帯と財布を真剣そうに見て )
ありがとう。でも、夢が叶うまでやなくて、叶ったあとも傍にいてほしいな?ホンマ!?そっか、じゃあ、いずれは歌手としても役者としても活躍できるようになれたらええな。そう、欲望。侯くんのことが好きで胸が痛くなるくらい恋焦がれとるから。何?ちゃんと聞こえるように言ってくれな分からへんよ。…なぁ、ココに痕つけてええ?
(頭を撫でられると照れくさそうにしながらも頷き。夢が叶うまでついてくるんじゃなくて、夢が叶ったあとも自分の傍で応援してほしいと。去年の文化祭ではクラスの催物として演劇をやることになり、演技をするのは初めてだけど主役を任されることになったので頑張って台詞とかを覚えて舞台で発表したときのお客さんの笑顔と拍手が忘れられず、役者という仕事にも興味をもつようになり。夢は歌手になることだけど、いずれは歌手としても役者としてもマルチに活動できるようになっていくのもいいかもれしない、相手の言葉が嬉しくて叶えてみたいと思い。手首へのキスは相手の言うとおり 欲望 という意味で、相手のことを考えると胸が痛くて苦しくなる、相手の全てが欲しくなる。相手に恋焦がれている自分に合っているんじゃないかと。ここは学校だし、バレたときのことを考えると我慢しないとと思ったけど、相手の聞こえるか聞こえないかくらいの小さな声に口角を上げ。わざと聞こえないふりをしながら距離を縮めると相手の腰のあたりを撫で、耳元で囁き。「俺も侯くんにプロポーズできるの楽しみやで。…そんなん、しゃあないやろ。それに俺よりも侯くんの方が王子様みたいだと思うで?色白で綺麗だし白馬とか似合いそうやん」歌手になってステージの上からプロポーズできる日のことを考えると楽しみで。頬をつつかれると拗ねたようにそっぽを向き。自分には相手の方が王子様のように見え、今は妄想することしかできないけど、いつか相手のタキシード姿が実際に見ることができたらいいなと思い。「ホンマは嬉しいんやろ?おん、そうしてや!甘えたな侯くんが見れるなら迷惑とか思わへんよ」クスクスと笑ながら首を傾げ。自分に甘えてくる相手の姿を見ることができるのなら多少のことなら迷惑に思うことなんてないだろうと。「それで愛着わいて失くす回数が少なくなるんだったらええんとちゃう。まぁ、馬鹿にすることもあるけど、たまにはな?」普段、脳内お花畑な友達と一緒にいることが多いからかメルヘンチックな発言をしてしまうも、馬鹿にしたような発言をしてしまうことが多いのでたまにはいいんじゃないかと)
当たり前やん。だって俺、ファン一号やし ! 勿論、恋人としても傍に居るからな。映画とか出たりしたら、主演で主題歌も歌って…宣伝でバラエティ番組出たりして ! … どっくんのこと考えると胸が苦しくて愛おしくて … 俺も、これが欲望なんかな ?
( ファンとしてテレビの前で応援したりもしたり、義兄として仕事の悩みに相談に乗ったり、恋人として疲れた相手を癒してあげたりと、自分にしか出来ない傍に居方は沢山あると思う。どんな形でも、相手の傍にずっと居るつもりで。映画に出たら自分までも緊張してしまいそうで、相手に言わずに何回も映画館に観に行ったり、番宣で出たバラエティ番組を何回も見直したりする自分の姿が想像出来る。音楽番組やドラマに映画と色々な場面で活躍する相手を見るのが楽しみで。相手の発言に自分も共感できる点が多く、これはきっと相手と同じ欲望という感情なんだと。相手の問いかけに無言で小さく頷き、羽織っていたスーツの上を椅子に掛けネクタイを緩めると右の腰辺のカッターシャツをほんの少しだけ捲り上げて。誰かが入ってきたらどうしようという不安や、痛かったり擽ったかったりするのかというドキドキから相手の目を真っ直ぐ見れなく。『 俺が王子様 で白馬が似合う ? ! いやいや、ありえへん ! 分かった、もう袴もタキシードも両方着ればええねん 』自分を指差し、大きく首を横に振り。袴かタキシードかなんて選べないので、もういっそのこと両方着てみたらいいのではないか と提案して。『 ホンマは、な ? なら、そうする。俺がどんな風に酔ってるか分からへんから、次の日どんな風やったか教えてや 』普段、周りから昨日はすごい酔ってた 等言われても覚えてない故に本当かどうか疑いも少しあって。酔っている自分のことを聞くのは少し怖いが、興味の方が勝って相手にお願いをしとき。『 愛着湧いても、失くす物は失くすねん…。ギャップ萌えってやつやな ! 』一時期、失くし物をしない様にともらったキャラクターのポシェットを首から掛けさされたのを思い出し苦笑いしつつも、もう二度とあんな恥ずかしい事はしたくないと思って。よくテレビ等で見るギャップ萌えというのはこういう事なのかと。恋愛関連のドラマや漫画を見てもイマイチ共感できたりぴんと来るものはなかったが、今ならなんとなく分かる気がして )
そうやな、ファン一号やもんな!ありがとう、侯くんが応援してくれると思うと心強いわ。役者やるってことは恋愛系もあるかもしれんし、そういうのは照れ臭いから見てほしくないけどな。そっか、俺と同じように思ってくれてるんやったら嬉しい
(相手が傍で応援してくれていると思うだけで心強くて、頑張ろうという気持ちにさせてくれる。ファンとしても義兄としても、恋人としても自分の傍にいてくれる相手には感謝しかなく、自分も出来る限り相手の力になることができたらいいなと思い。ドラマや映画にでるようになれば恋愛もののオファーがくる可能性が少なからずあるかもしれない、きっと相手のことだから自分が出ているものを何度も見ては仲のいい二人に報告する姿が思い浮かぶけど、それだけは照れくさかったりするし、相手以外とキスだったりしている姿を見てほしくなくて。相手も自分と同じように胸が苦しくなったりするんだと思うと嬉しく。立ち上がるとカッターシャツを少しだけ捲りあげる相手のの近くに跪き、腰辺りにキスをして一つだけでなく、途中で相手をチラッと見あげながら何度もキスをして痕をつけていく。白く綺麗な肌に自分のものだという紅い印がついていくのが嬉しくて手で痕がついた箇所を優しく触れながら「今、誰かがはいってきたらどうする?それとも見られたい?」と。「似合うと思うんやけどな?それなら俺が王子様みたいっていうのもありえへんし!それがええな、どっちの侯くんも見られるってホンマに嬉しい」自分には相手に惚れているということもあってかタキシードを着た相手は白馬が似合う王子様のように見えてしまい、相手がありえないのなら自分はもっとありえないと。袴姿の相手も、タキシードの相手も見ることができるんだと思うと楽しみで。「それなら二人で飲みに言ってあげればええやん。村上先生、侯くんと二人で飲みに行きたいって言ってたで?おん、何なら証拠としてビデオでもまわしとく?」こんな風に酔ってたと言っても信じてくれるか分からないので、あらかじめビデオをまわしておいて次の日に見せるのはどうだろうかと。「なんで?もう、どうやったら直るんやろうな。ギャップ萌えしてくれたんや。たまには柄じゃないこともしてみるもんやな」携帯とかに愛着をもてば失くす回数が減るんじゃないかと思ったけど、それが無理なのだとしたらどうすれば直るのか分からず。柄じゃないことをしたので引かれたりしたらと少しだけ不安ではあったが、ギャップ萌えしてくれたらしい相手を見て。たまには柄じゃないことをして、もっともっと自分のことを好きになってくれたらと)
確かに、恋愛系も来るんやろな。仕事が来るのは有難いし嬉しいけど、どっくんが俺以外の人とキスしてるのは見たない… 気持ちが複雑や。キスシーンだけ目瞑ればええか ! いや、でもそれまでの過程も見ててモヤモヤするし…。俺ら、共依存ってやつかもしれへんな。
( 恋愛系のドラマや映画を全く考えてなかったのか、相手と発言にハッとして。恋愛系は若手俳優の通り道故に避けては通れないと思うし、仕事が来るのは嬉しいが、相手は仕事でやっているんだと割り切れない部分もあり。だからといって、相手が出ている作品を観ないわけにもいかず、どうにかして観る手はないかと頭を捻らせ。どこかで耳にしたことある共依存。人に依存するなんて、そこまで他人を愛すことは自分には出来ないと思っていたが、相手にきっと自分は依存状態なのであろう。腰にキスをされると、ピクリと身体が小さく動き、恥ずかしさと弱々しい声が出ないようにする為に口元を手の甲で隠し、首には薄らと冷たい汗が首筋を辿っていて。相手に問いかけられれば、暫く間を開けて 『 いっそのこと、バレたら楽になれるかもしれへん 』と。『 似合うんかな ? 言うても、着るのはどっくんがプロポーズしてくれてからなんやけどね。先の話で盛り上がり過ぎたな 』王子様みたい と言われるのが満更でもなく、何処となく嬉しそうで。早々と結婚式や服装の話までしたが、今はまだ相手は高校生だし先の話し。しかし、相手と将来の話をするのは楽しくて。『 2人で ? いや、別にええけど、すばるも誘いたい。ビデオか…ほんなら、お願いしようかな。変な事せえへん様に気を付けよ ! 』2人で飲みに行くのは嫌ではないが、今更2人で何を話せば良いのか分からないのと照れくささが少しあり。ビデオの案には賛成だが、記録に残るビデオで醜態を晒す訳にもいかず、多少は気を付けようと気を引き締め。『 なんでなんかな…俺が知りたい ! もう直らへんやろ、諦めてきたわ。もっともっと色んな姿見せてな。ホンマに、どっくんと一緒に居ると飽きへん 』この年まで直らないと、最早諦めも生まれてきて。忘れ物や物を失くしても、今は相手が近くに居るので、別にいいか と頼りっぱなしで。相手の様々な姿を見る度に好きが増して、まだまだカッコイイ姿や可愛らしい姿を見ていきたく。沢山笑ったり、色々考えたり、話し合ったり、相手と居ると本当に楽しくて、この先も相手となら楽しい毎日が送れるだろうと思っていて )
俺も仕事とはいえ侯くん以外とキスとかしたくないけど、オファーがきたら断るわけにはいかないやん?恋愛ものよりも刑事になって事件を解決したり、戦隊ものでアクションシーンとかやってみたい!あっ、あとは医者になるのもええな!せやね、俺は侯くんが居らな生きられへんもん
(綺麗な女優さんと恋愛ものをやることができるとなれば少なからず嬉しいし照れくさく思えるけど、相手以外とキスをするなんて自分には考えられないししたくない。それでも仕事のオファーがきたら断るわけにはいかず受けるしかなく。刑事になってカッコよく事件を解決したり、アクションシーンが沢山あるような戦隊ものにも挑戦してみたく。色々な役をやって活躍することができたらと。相手の共依存という言葉に頷いて、自分には相手がいなければ生きていくことなんてできないし、相手にとっても自分が…。こんなにも人を好きになったのは初めてで、これから先も相手以上に好きになれる人はできない。小さく身体を動かすものの恥ずかしさからか口元を手の甲で隠す相手が可愛くて立ち上がると手のひらにキスをして。手のひらへのキスは確か 懇願 、自分のものになってくださいという意味だった気がしたと思い。「嘘つき。ホンマはそないなこと思ってへんのやろ?」自分との関係がバレたときのことを考えると心の底からバレたら楽になると思ってないんじゃないかと思えてしまい。「似合う!そんときは絶対に両方とも着てな?楽しみにしてるから!!せやね、先のことを考えるとつい楽しいわ。」今すぐに結婚することはできないし、叶うまでに何年かかるかも分からないけど叶ったときのことを考えると楽しみで。「そう、二人で…って思ったけど、渋谷先生を誘うんだったら家で飲んでほしい!変なことしないように気を付けたらつまらんやん。ビデオはやめるから見せてや!」たまには二人で飲んでくればいいんじゃないかと思ったけど、憧れの人を誘うのであれば酒を飲むことはできないけど機会があるのなら話したりできたらと。気を付けるようなことになったら何となくだけどつまらなくて、とりあえずビデオはやめると言っておき、バレなさそうなところに隠して撮影しようと思い。「そっか、侯くんが諦めてるんやったらしゃあないもんね。それなら侯くんの色々な姿も見せてや」できるだけ忘れ物をしないようにしてるのを知っているため、直そうと思えば大丈夫なんじゃないかと思ったけど長年直らないのなら…と。相手の色々な姿を見てみたく。)
俺も、どっくんの仕事やからキスするな ! 恋愛系は出るな ! って言われへん。刑事も医者もスポーツ選手とか先生も似合いそう。あっ、戦隊ものやったら、俺も出たい。どっくんと必殺技したり…敢えて俺がボスとかでもええな ! この先、どっくんが居らへん生活なんて考えられへん。…重すぎかな ?
( 相手の言う通り、自分の我儘で仕事を断るなんて出来ないのは自分も分かっている。俳優も挑戦してみたいという夢を応援する為には我慢をする事だって必要だと思い、仕事だからと無理矢理割り切って。刑事でカッコよく事件を解決したり、医者で沢山の命を救ったり…どんな相手を想像してもカッコよく、そして似合っている様に見える。スポーツ選手や先生の役をする相手も似合うのではないかと。戦隊ものといえば、小さい頃からの自分の憧れで。勝手に自分も出る程で、夢を語る子供のように目を輝かせながら話し。気持ち的にも、相手が居ない生活も人生も考えられない。こんなことばかり言っていて、相手に重いと思われているのではと心配し。手のひらと腰にはにまだ相手のキスの感覚が鮮明に残っていて、軽く痕を撫でて。『 … 俺もどっくんにキス痕付けてええ ? 』と、相手の返事を聞く前にゆっくりと近付いて壁へ追い込み、手をガッチリと掴み壁に押し当て、首元でも喉に近い所で甘噛みをし、相手をチラリと見て。『 どっくんがそこまで言うなら、タキシードも袴も絶対着る ! 服装の話しかしてへんけど、結婚式するなら場所も決めなね 』上手く乗せられ、案外ノリノリで。結婚式をするなら、やはり生まれ育った大阪もいいし、せっかくだからハワイ等の海外でもいいかな なんて。『 もー、どっくんはホンマにすばるのこと大好きなんやから。それもそうやな。ビデオ撮らへんのなら、思いっ切り楽しまなね ! 』この手の話になると、直ぐに飛び付いてくる相手に笑いながら上記延べ。まさか隠し撮りされるなんて考えていない為、ビデオを撮らないなら思いっ切り楽しんじゃえと。『 ほら、これも個性やん ? 機会があればな。いつ見れるか楽しみにしといてや 』無理矢理ポジションに考え、謎の決め顔をして。機会があれば、と言ったが自然と出るものなので、偶々見れたらラッキー程度で考えてほしく )
おん。でも、侯くんの気持ちは嬉しいで…愛されとるなーって。まだまだ先のことだろうし、実際にオファーがくるかも分からへんけど。スポーツ選手とか先生もええな。それええやん!俺も侯くんと一緒にヒーローになって戦ってみたい!それまでに演技できるようにしとくんやで?別に重すぎへんよ、それだけ俺のこと好きってことやん。出来ることなら侯くんを部屋に閉じ込めて自分だけのものにしたいって思っている俺の方が重いと思うで?
(恋愛系は出るな!など言ってくれるのは自分のことを好きだからこその言葉なので愛されてるなと思えて嬉しく、まだまだ先のことだろうし当分は歌手としてやっていくつもりなのでいつになるか分からないし実際にオファーがくるとも限らない。それでも相手が提案してくれたスポーツ選手や先生、どんな演技がしたいとか考えるのは楽しくて叶うことがあったら絶対にやってみたい。相手とヒーローになることがあったら相手の友達や自分の友達も目立ちたがりやなのがいるので やりたい! と言ってくるだろう、いつか7人で個性豊かな戦隊ものをやることができたらと想像するとクスクスと笑って。相手のことを好きな人は多いので自分だけのものにするために部屋に閉じ込めて、誰とも接することができないようにしたい。そんなことをしたら相手に嫌われてしまうのは分かるし、そんな我儘で相手の自由を奪おうとする自分に嫌気がさす。それでも閉じ込めてしまえたら…と複雑な感情になり。壁に追い込まれて手を掴まれると少し驚いた表情を見せるも、喉の近くを甘噛みされると少しの痛みとくすぐったさに肩を小さく揺らし「……きみく…んっ…」と声が出てしまったので我慢するように手のひらで口をふさぎ。「約束!あっ、結婚式するんだったら海外がええな」男同士での結婚式なので日本よりも海外のほうがいいんじゃないかと思うけど、相手と結婚式ができるのであれば場所は日本でも海外でも何処でもよく。「おん、渋谷先生のこと大好きだし酔っ払いの面倒をみる村上先生が可哀想やん。おん、思いっきり楽しもうな!」いっぱい話せたらというのが一番ではあるけど、居酒屋とかで飲んだ際に面倒をみるのは一人だけなので、次の日が休みであれば家で酔ったあとのことを気にせずに飲めるんじゃないかと。どこにビデオを隠しておこうと考えるのが楽しくて、笑顔で頷き。「侯くんみたいに沢山の物を失くす人って珍しいしな。分かった、機会があるのを楽しみにしとく」少し口調を悪くしながら言って。いつ機会がくるのか分からないけど色々な表情を見れたらと)
だって、恋人が他の人とキスしてたりするところなんて見たないやん。俺のやのに手出さんといてや ! って画面に向かって言いたなるわ。そうやな、それにどっくんの夢は歌手やし。戦隊モノええよなあ、カッコええ ! 演技か…出るかな ? 取り敢えず、直ぐに笑わんようにせな ! … 俺、めっちゃ愛されてるやん。重いとも気持ち悪いとも思わへんから、どっくんの好きな様にしてええのに
( 画面に向かってぶつぶつと文句を言いつつ、きっと相手が恋愛系に出る時は観てしまうのだろう。相手の夢は歌手で、俳優業も興味があるというだけの話しだったが、ついつい先の事ばかり考えてしまう。相手が自分の案に賛成してくれたのが嬉しくて、戦隊モノへの夢は広がり。怒る演技をした時も途中で笑ってしまったし、取り敢えず演技が出来るようになる第一歩は笑わない様にする事だと。相手から自分を部屋に閉じ込めて自分だけのものにしたいと聞いた時は、驚きもあったが、それよりも愛されている実感で心が満ちて。相手に自分を託してみたら、相手はどの様なことを望み、どの様なことを自分にさせるのだろうかと興味が出てきて目を細め妖艶な笑みを浮かべては、' どうぞ好きにしてください ' とも捉えれる言葉を述べて。小さく肩を揺らし、弱々しく自分の名前を言う相手が可愛くて 『 こんな所にキス痕あったら、友達になんて言われるんやろうな 』と耳元で囁くと、再度甘噛みをしては相手が自分にキス痕をつけた時のように何度もキスをして。『 おん、約束な。んー、確かに俺らの場合は海外の方がええかもね。そんな派手やなくても、どっくんっ式挙げれるならどこでもええわ 』広い会場で、きらびやかな豪華な装飾で、たくさんの人に囲まれる様な結婚式じゃなくても、本当に信頼している人だけを呼べばいいし、会場だって大きくて派手じゃなくても構わない。ただ相手と式を挙げるということが自分にとっては重要な事で。『 酔っ払いの面倒な。そう考えると、親孝行やなくてヒナ孝行で家で飲むことにする。なになに、めっちゃ笑顔やん、何考えてるん ? ! 』酔っ払いの面倒と言われれば、苦笑いし。相手の意見に納得して頷き。いつもの約束をする時よりも嬉しそうな表情をする相手に、何か考えているのではないかと怪しさを感じ。『 それは、レアリティが高いって事やな。どっくんの周りの人皆個性的やから、物をよう失くすってのはキャラ薄すぎって気もするけど 』相手の周りの友達や先生の事を考えると皆個性的で自分はキャラ薄いほうだと、どうでもいい心配ばかりし )
うんうん!それは、俺も侯くんが俺意外とキスしてたら嫌だから分かるで。おん、めっちゃカッコええ!!せやな、すぐに笑ったらあかんから直さなあかんけど、侯くんなら頑張ればできるんとちゃう?安易にそないなこと言ったらあかんよ。でも、ホンマに好きな様にしてええんやったら俺の夢が叶うまで待って。そん時には覚悟しとけや?ここに首輪つけて俺以外のこと見えなくなるくらい可愛がったるから
(相手が嫉妬のような感情をもってくれるのが嬉しくて、相手の言葉に頷きながらも嬉しさからニヤニヤしてしまい。恋愛系のオファーがきたら嫌ではあるけど、相手のそんな姿が見てみたくて受けてしまう可能性も考えられるなと思うと苦笑をし。もし、相手が自分以外の人と仕事とはいえキスをしているのを見てしまったら嫌だし嫉妬してしまうだろう。自分も小学生の頃は戦隊モノを見て正義のヒーローに憧れて変身ポーズをしたりして友達と遊んだ記憶がある、見返りを求めることなく平和のために悪の組織と戦う姿は本当にカッコよくて。今の相手は演じてもすぐに笑ってしまうけど、ヒーローだけでなくクールな刑事の役なんかも頑張れば演技できるんじゃないかと。相手が 好きなようにしてええ と言ってくれるなら部屋に閉じ込めてしまいたいけど、今の自分は未成年だし親の金で生活をしている身であってすぐにでもというわけにはいかず。夢を叶えて親に頼ることなく生活できるようになったときには部屋に閉じ込めて、首輪をつけて、二度と外には出れないように、自分以外を愛することができないように可愛がって愛情をそそぐ。喉のあたりにつけられた相手のものだという印。隠すことなんてできないし誤魔化したところで鈍いようでいて勘が鋭い友達にはバレてしまうだろうし、友達だけでなく周りにも気付かれてしまうだろう。そのことを考えると恥ずかしいというよりも興奮の方がどうしても勝ってしまう、相手のものである印なら質問されても相手の名前は言うつもりはないが隠すなんてことはせず普段通りでいられる自信がある。「…っ、…なぁ、他にはどこにしたい?もっと侯くんのものだって印つけてや」と。「おん、そこに侯くんがおってくれれば俺は永遠を誓える。例え誰にも認められなかったとしても」場所なんてどこでもよく、隣に相手がいてくれるのであれば誰かに認めてもらうことができなくても永遠に愛を誓える。自分のこれからを相手に捧げても構わないとさえ思えてしまう。「ええんとちゃう?俺も料理を沢山作っておもてなしするから。別に、侯くんがどんな風に甘えてくれるんだろうと思うと楽しみなだけ」自分も普段世話になることが多いので好きそうな料理を沢山作って、口で感謝の気持ちを伝えるのは照れ臭くてできないので料理で伝えようと。怪しまれていることを察するとカメラのことは言わず、相手の甘え方について。「確かに俺の周りって変なやつが多いわ。でも、侯くんもそのなかに確実に含まれるからな!侯くんは物を失くすだけじゃないやん」自分の周りには変なやつが多く。そのなかだったら物を失くすだけなら影は薄いほうだけど、すぐにムキになったり子どもっぽい面も沢山あり。)
せやろ ? あと、どっくんの前の恋人の話なんて聞きたないし、どっくんも俺の前の恋人との話なんて聞きたないやろ ? 俺は頑張れば出来る子やから。取り敢えず明日から演劇部にちょっかいかけてくる ! … ええよ、待つ。俺の頭の中が、全部どっくんに染まる時を楽しみに待ってるな。その時は沢山可愛がってや。
( 相手がニヤニヤしている時は、何かしら自分の事を考えていて嬉しい時だと分かってきて、なんだか相手の心が読めている様な気がして不意に笑って。過去に誰かしらと付き合ったことがあると思うが、そんな過去の人より今の自分を見てほしい。相手も共感してくれるのではないかと思い聞いてみて。褒められたりするのは好きな為、少しも出来ると言われれば自分で出来る子なんて言ったり。演技が出来るようになる為には、一先ず明日にでも演劇部に顔を出して練習風景を見たりちょっかいかけに行こうかと。もし相手が本当に自分を部屋に閉じ込め、首輪までつけられて只管に愛だけを注がれたら自分はどうなってしまうのだろうか。そんな事をかんがえたらゾクゾクして、自分でもどうかしてると思う。覚悟しとけ、と言われても未だ余裕がある返事と表情で。相手から印をつけて欲しいと言ってきて嬉しいが『 … どっくんは何処につけて欲しいん ? 』と焦らすように首元から胸と腰を通って太もも辺りまで指でなぞって。今はキスをする場所の意味なんてどうでもよくて、ただ相手の綺麗な身体に自分のモノだという印を付けたいし、相手の弱々しく何処か自分に甘える可愛らしい声がもっと聞きたい。どうせなら、自分と同じ腰に付けるのもいいし、首と一緒で目立つ所に付けるのもいいだろう。敢えて相手に何処につけて欲しいか なんて質問をして。『 考えてる事は同じやね。絶対に、どっくんを幸せにするな。何があっても俺が守る 』相手も自分も結局は考えていることは同じ、ただ2人で幸せなら、一緒に居られるのならそれでいいのだ。相手を何があっても自分が守りたいし、自分を選んでよかったと心から言ってもらえるように幸せにしたいと。『 ええやん、絶対喜ぶで。どっくんの料理美味しいからな ! なんや、そんな事考えとったんか 』相手の料理は美味しいのでそれなら2人も喜ぶだろうし、自ら料理を作ってくれると言ってくれるのは助かるし嬉しくて。特にこれ以上聞くわけでも疑うわけでもなく、相手の言葉を完全に信じて そんなことか と笑って流し。『 えっ、俺含まれるん ? そんな思い当たる点が無いんやけど ! 』まさか自分もその中の1人だなんて思ってもなく、自分の性格を考えてみるも本人的には至って真面目なのか顎に手を当て うむ と考えて )
それは…興味がないかって言われたら否定できへんけど、聞いたところで俺には何もできへんから。それに侯くんは俺のことが好きなんやろ?なら、聞く必要ないやん。ちょっ、自分で言うなや。でも、ええんとちゃう?演劇部も侯くんが来てくれたら嬉しいだろうし。はぁ、その余裕な表情を今すぐにでも崩したいのにできへんとかムカつく…、
(相手が今までに付き合ってきた恋人に関して多少は気になるため気にならないと言えば嘘になるし、そのことを聞いたところで嫉妬することはあっても何かしてあげることはできない。それに相手が自分のことを好きだと分かっているので過去の恋人のことは聞く必要がないなと。 頑張れば出来る子 と言う相手にクスッと笑うも、相手が演劇部へと顔をだせば嬉しがる人が多いんだろうなと考えて。余裕のある返事と表情に、自分がもし相手と同じくらいの年齢で相手を養っていけるくらい安定した生活ができていれば今すぐにでも…と考えると悔しく。「んん…、やめ……っ。」相手の指が自分の身体をなぞっていき、そのくすぐったさに声を我慢するように下唇を噛んで俯くも腕を相手の首にまわして「…どこでもええよ。なぁ、後でココにも痕つけさせてや」と言って相手の首筋を舐め。相手が痕をつけてくれるのなら喉のあたりにつけられた痕のように目立つ場所でも、服の下、誰にも気付かれないような胸や腰、背中などどこにつけられても構わない。もっと痕をつけて身体中に相手のものだという印をつけてくれたら…。「ありがとう、俺も侯くんのことを幸せにするし何があっても絶対に守ってみせる。後悔はさせへんから」相手が自分と付き合ったことに後悔しないように、この手で相手のことを幸せにしたい。この先、何があるか分からないけど守っていきたい。「よしっ、頑張って喜んでもらおう!あとで好きなもの聞いてこないとな。だって、侯くんが甘えてくることって珍しいやん。」放課後にでもさっそく二人に好きな食べ物を聞きに行こうと。相手が自分から甘えてくることは滅多にないため酔っ払っているとはいえ甘えてくれるのは嬉しく。はやく、そんな日がくればいいなと。「すぐにムキになったりして結構子どもっぽいとことかあるし、個性的だと思うけどな。」微笑みながら)
まあ、どっくんが俺の前の話聞きたいって言うなら話すけどな。だって、どっくんの話纏めたら出来る子って事やろ ? せやから、自分で言うても大丈夫。嬉しがるんかな…なんでお前が来るねんって顔されたら傷付くわ。… 俺は楽しみにしてるだけやで ? どんな風に壊れて染まっていくのかなーって。
( 強く否定しなかったという事は、興味が少しでもあるということだと捉えて。相手が気になるのならば、話してもいいかな と。一度褒められると直ぐに調子に乗り、ふふん と得意げな様子で。演劇部に顔を出すとは言ったが、急に行くと迷惑になるかもしれない。それを露骨に顔に出されたら、自業自得といえばそうなるが多少な傷付くので、そこだけは心配していて。普通の人なら嫌がったり怖がったりするのだろうが、自分は楽しみの方が勝つし相手に染まっていくのを身体が歓迎をしているようにも思え、くすり と小さく笑って。『 … 今のどっくん、可愛ええよ。こんな声、他の人には聞かせんでな 』やめて と言われるほど、もっと何かしてやりたい悪戯心を擽る。しかし、今は学校でこれ以上何かをするのはリスクが有りすぎると考え、太腿辺りで指をそっと離して。『 …っん…ええよ、付けてや。今は完全にどっくんのモノになるから 』首筋を舐められては、控えめな声を出して。上記を述べながら、手では相手のシャツのボタンを二つ程外していて、相手を真似るように鎖骨を舐めては、鎖骨の少し下の辺りにキスをして。上半身でも上の方にするのは、他の人にキス痕を見られて欲しいからで。『 頼もしいわ、ありがとう。一緒に幸せになろうな 』まだまだ高校生で、今から無限の未来が広がる相手から幸せにすると言われたり守るなど言われると心強くて頼もしくとも感じ。『 おん、任せといて。2人にインタビューしてくる。珍しい…まあ、確かにそうなんかな 』自分に手伝える事と言えば、2人に嫌いな物や好きな物を聞くことぐらいで。自分はシャイな方だし、確かに人に甘えたりするのは珍しいと自分でも思い。『 良い言い方したら、負けず嫌いってやつやな。子供っぽい、は良い言い方出来へんか 』言われてみれば、自分でも思い当たる点がいくつかあり、苦笑いをして )
いや、別にええ。俺にはデカい胸とかないから元カノと比べられても虚しくなるだけやん。俺も侯くんが聞きたくなったら話してもええよ。それは否定しないけど。あらかじめ演劇部の先生とかに話しておけば大丈夫だと思うけどな?…からかってるんとちゃうよな?なぁ、嫌なら嫌って言ってええんやで。侯くんはどんな風に可愛がってほしい。俺は侯くんが望むなら何でもするよ
(首を横に振って否定をし、相手が今までに付き合ってきたのはきっと綺麗でスタイルがよくて笑顔の可愛い女性だろう。自分とは違って、相手の隣にいてもお似合いのカップルだと言われる人。自分は男だからデカい胸なんてないし聞かされても虚しくなりそうで。自分は大して恋愛をしておらず初恋の人は幼稚園の先生で小、中と恋愛には興味がなく告白されたら適当に付き合うだけ。ちゃんと誰かのことを好きになったのは相手が初めてで、ろくな恋愛をしてきていないことを知られるのは何となく恥ずかしく。相手のことを やれば出来る と思っているので否定はできず頷き。自分だったら相手が部活を見に来てくれたら嬉しいけど、演劇部の顧問の先生に伝えておけば嫌な顔をする人はいないんじゃないかと。相手の余裕な態度に比べて、余裕のない自分に腹がたつ。部屋に閉じ込めるのも首輪をつけるのも周りからしたらおかしいと思われることだと分かってはいる。それでも、そこまでしないと相手がいつか自分から離れていくんじゃないかと怖くて不安でぎゅっと相手を抱きしめ。「…あっ……。別に可愛くないし侯くん以外に聞かせへんよ」今が学校ではなく家だったら相手の指は離れていくことなく自分のことを…と考えると離れていく指が名残惜しく。「……んっ、…あ、……好きやで、侯くんのこと」誰かにバレてもおかしくない場所に痕をつけられていき、バレた時のことを考えるとゾクゾクと興奮のようなものがあって自分に触れる相手の舌も唇も愛おしく。首筋にキスをして痕をつけていくと、相手の唇に自分の唇を重ねて。「おん、めっちゃ嬉しい」相手と幸せになれる今後のことを考えていくと嬉しくて思わず、頬を涙がつたい。「ええの?そんじゃ、しっかりと食べ物の好み聞くのよろしくな。俺はもっと侯くんに酒の力じゃなくても甘えてほしいけど」自分よりも相手の方が二人と仲がいいので色々と食べ物の好みについて聞くことができると思うし、何を作ろうかと楽しみで。酒の力によって甘えてくるんじゃなくて普段から甘えてくれたりしたら嬉しく。「でも、負けず嫌いなとこも子どもっぽいとこも好きやで。」負けず嫌いなところはカッコいいと思うし、子どもっぽいところは可愛らしくてどんな相手でも好きだなと)
俺も別にええ。… この話はやめようか。今は、俺にはどっくんが居って、どっくんには俺が居る。過去よりも今からを大切にしよ。せやな、後で話しとこ。 からかってないし、嫌なら嫌って言うやろ ? …って、急にどないしたん ? また何か考えとったんやろ
( 今の相手には自分が居るし自分には相手が居る。こんな過去の話をするより、これからの自分達の話をした方がいいに決まってるし、過去よりも今を大切にしたいと。相手の話に納得し確かにアポ無しで行くのも失礼なので、後で話をつけておこうかと思って。相手にされて嫌なこと等ない、例えそれが外から見て異常てだとしても。それで自分は愛されていると実感し、心が満たされるからだ。話している最中に急に抱きしめられ少し驚きを見せ。いつもの暖かさではなく、相手からは、胸の底に有りながらも誰にも言わずに溜め込んでいた不安や何かを恐れている恐怖心が伝わってくる。相手の悪い癖で、きっとまた何か相手にとって不都合な事を考え、心配をする必要の無い事を1人で心配をしているのではないかと思って、包み込む様に抱き返しては背中を ぽんぽん と軽く叩きながら優しく上記を問いかけて。『 … っん … 勘のいい人やったら、俺とどっくんが同じ場所に痕があるから気が付くかもね。…. こんな目立つ場所にあったら、言い訳出来へんなあ … 』首筋にキスをされれば、息を吐くように小さな声を漏らして。相手と同じ場所にキス痕があるので、勘の良い人は何かしらの接点があると気が付くかもしれない…相手と自分のキス痕を指差しニヤリと。バスケ部の副顧問をしている為、スーツからジャージに着替える際や少しネクタイを緩めた時に誰かに気付かれたら言い訳は出来ない と口では困った様に言うも、表情は満足げで。キスをされると、それに応えるように相手の頭を確りと手で押さえ自分に押し寄せ。『 えっ、待って ! どっくんも泣くの早いで ? 』先ほど自分に泣くのは早いと言っていた相手が今度は泣く側になっていて、小さく笑いながら指で涙を拭き取ってやり。『 あ、先にリクエストしとくと俺は肉やったら、なんでもええよ … というか、肉がええ ! … ほんなら、今日帰ったら甘えさせてや 』何方かと言えば、自分は家に招くのでおもてなしをする側だが、ちゃっかりと自らもリクエストをしといて。酒の力がないと、イマイチ何をするのも相手に対しては恥ずかしくて。けれど、相手がそこまで言うのならば と、目線逸らして普段より小さめの声で上記述べ。『 どっくんが好きって言ってくれるなら、ええか 』相手に好きと言われれば、単純な思考で頬が緩み )
おん、侯くんが俺の隣におってくれればそれだけでええよ。この先も何かあるかもしれへんけど、一分一秒でも長く一緒にいたい。今度、軽音部にも来てや。別に大したことじゃないんやけどさ?周りからしたらおかしいことだと思うんよ。部屋に閉じ込めるとか…、村上先生とかが知ったら絶対に やめとけ! って怒るやろ。でも、俺は侯くんが離れていくことを考えると怖くてたまらない。教師してる侯くんが好きなのに自分だけのものにしたいって。俺の我儘で部屋に閉じ込められるより、こうして教師として働いているほうが幸せなのは明確で…いっそのこと別れたほうがええのかもしれん。別れようって言えなくてごめん、離してあげることができなくてごめんな。
(過去のことをいくら考えたところで変えることなんて自分にはできないし、相手がただ隣にいてくれればそれだけで幸せで。この先、沢山の困難があるかもしれないけど相手と少しでも長く一緒にいることができたらと。演劇部を見にいくのであれば自分が入部している軽音部にも少しでいいから来てくれたらいいなと思い。背中をぽんぽんと軽く叩かれると抱きしめる力を少し強めて、相手の肩に額をつけ。思っていることを、ぽつりぽつりと小さく弱々しい声で呟いていく。相手を部屋に閉じ込めるのは周りからしたらおかしなことで知られたら反対されるのは分かるし、自分の我儘によって相手の自由を奪っていいわけがない。それでも相手が離れていくことを考えると怖くてたまらないし独り占めしたくなる。いっそのこと別れたら相手も自由になって幸せになるのかもしれないけど離すことはできなくて。「…んん、…あっ、ん……俺は気付かれてもええよ?でも、侯くんは困ると思うから…あった!これで隠れるかな」相手と同じ場所にあるキスマーク。自分としては誰かに気付かれたところで特に困るようなことはないけど、相手に痕がついているのがバレたら女子を中心にうるさくなるのは明らかだし、ましてや相手が自分となったら女子が騒ぐだけじゃすまないだろう。ポケットの中には絆創膏が入っていて、それを痕をつけたところに貼っておけば少しは誤魔化すこともできるんじゃないかと。「愛されて幸せだなって思ったら…。侯くんのこと言えへんな」先ほど相手に指摘したばかりだというのに涙が頬をつたってしまい苦笑し。「はいはい、肉はいれる予定だから大丈夫やで。はよ会議終らせて帰ってきてな」相手が肉を好きなのも知っているし、自分も唐揚げや生姜焼きなどの肉料理が好きなのでいれようと思っており。相手の言葉に目を輝かせて、どんな風に甘えてくれるんだろうと考えると嬉しく。「注意することはあるかもしれんけど嫌いなところとかないし」物を失くすことは多いし、子どもっぽいところがあるし注意は沢山するかもしれないけど嫌だと思ったことは一度も無く。)
ヤスとかも軽音部やんな ? なんか差し入れ持って行くから、楽しみにしといて。… 俺もな、どっくんが歌手になってお芝居とかもさせてもらうようになったら、ファンとして好きな子も居るかもしれへんけど、どっくんの事を恋愛感情として好きな子も出てきて…年上の俺よりも年齢が近い子の方がどっくんは幸せなのかもしれへんなーって。あと、忙しくなったら、もしかしたらテレビでどっくんを観る回数の方が多なって遠い存在になったら嫌やなーって。…夢を応援する立場なのに、こんな事思ってたらあかんよな。…別れた方がええかもなんて、もう二度と言わんで。俺はそんな事望んでない。それに、どっくんが謝る必要なんてない。
( 軽音部といえば、確か相手の周りの友達も入部しているので折角ならお菓子やスイーツを買って持って行けば皆喜んでくれるかと。楽器のことは詳しくないが、ギターを弾いたり歌ったりしている相手を見るのは好きなので行くと決まれば早く行きたくて。相手の話1つ1つに丁寧に相槌を打ち、素直に話をしてくれたので、自分も正直に思っていた事を話し始め。どうしても自分としては気にしてしまうのが相手との年齢差。高校生なら、恋人と一緒に登下校したりプリクラを撮ったり沢山遊びに行ったり…一番輝く相手の高校生活を、青春を、自分が潰していると思ってしまう。そして、芸能界に入ってしまったら更に遠い存在になってしまうような気がして。謝る相手に対して、相手の肩を力強く掴み目を真っ直ぐに見て珍しく力強い口調で話して。『 … 絆創膏、成程な。家に帰ったら直ぐに剥がす。学校に居るとき限定にするな。…皆には内緒やで 』相手に貰った絆創膏をキス痕の上に貼り。キス痕が隠れてしまうのはなんだか寂しくて、家に帰ったら直ぐに剥がすつもりで。秘密 という意味で相手の口の前で人差し指を立て、クスリと微笑み。『 幸せって感じて流せる涙やからええか。せやけど、どっくんは笑ってる顔が一番素敵なんやから、ほら笑って ! 』相手の頬を軽く持ち上げて笑顔にすれば、自分も笑顔で返して。『 流石どっくん、期待してまっせ ! おん、会議終わったら真っ直ぐ帰ってくるな。会議終わったらメールする 』ぱっと顔が明るくなり、上から目線で言ってみたりして。会議が終わったらメールをした方が、ご飯を作り温め直すタイミングなどが分かって相手的なは都合が良いのかと自分なりに気を使って。『 注意してもらった方が、俺としては助かってるよ。そう考えると、どっくんにお世話になりっぱなしやん…何か欲しい物とか、してほしい事とかない ? 』出勤前に持ち物をチェックしてくれたり、何かを失くしたときは一緒に探してくれたり、注意してくれたり、自分としてはとても助かっている。生活面で頼りっぱなしなので、せめてものお礼で何かお願い事があれば叶えてやるつもりで )
ええの!?侯くんが来てくれたら、みんな喜ぶと思う。あかんことないで?…年齢とか関係ないって言いたいけど気になるし、俺にはまだ大人の余裕?みたいなのもない。俺にとって侯くんが隣にいてくれるのが一番幸せだから仕事がどんなに忙しくなっても侯くんのところに帰ってくる。それに心配しなくても俺のこと好きになる人なんて、たまーにしか現れへんから。っ…侯くん、痛い。二度と言わへんって約束するから離して。
(友達と相手は仲がいいのもあって差し入れを持って様子を見に来てくれたら喜ぶだろうし、相手が来てくれたら自分が一番嬉しい。歌うのもギターを弾くのもいつも以上に上手くできる気がする。相手の思っていることを静かに聞いていく。男同士、歳の差など不安になる要素は沢山あるし大人の余裕みたいなものは自分にはない。年齢的にも結婚や子供のことなど親だったり、周りも言うころだと思うし相手も気にしていたりするかもしれない。相手が子供が好きなことを知っているので普通の幸せを奪ってしまっている罪悪感も少しあって。この先どうなるかは分からないけど相手が隣にいてくれること以上の幸せなんて自分にはないし、どんなに仕事が忙しくなったとしても相手との時間は大切にしていきたいと思っている。恋愛感情として好かれたことはあまりないし、告白だってたまにしかない。相手が心配するようなことは多分だけどないと思う。肩を力強く掴まれているため少しだけど痛みがあって、それでも真っ直ぐに見られると目を逸らしたくてもできず向き合って。「感の鋭い人だったら気付く可能性はあるから気をつけてな?せっかくつけたのに隠したままって嫌だから家では絶対にとってよ。分かってるって、相手が侯くんだって言わない」せっかく痕をつけたのにバレるわけにはいかないので絆創膏で隠すように渡したけど何となく隠されるのは寂しく感じてしまうのが嫌で。口の前にある相手の人差し指を味わうように舐めながら相手を見て。「ちょっ、やめてや」頬に触れられるとくすぐったくてクスッと笑い。「おん、めっちゃ美味いの作ったるから期待しといて!分かった。」料理を温かい状態で美味しく食べてほしいので会議が終わったらメールで知らせてくれるのは有難く。「侯くんも俺に直してほしいとこがあったら言ってな?んー、欲しい物は特にないんやけど。してほしいことだったらあるかな。あっ、言っても絶対に笑うなよ?…その、侯くんと同じ布団で寝てみたいなって」欲しい物と言われても相手からの愛とか相手との時間だし、してほしいことなら沢山あるけど伝えるのは恥ずかしくて頬を紅くしながら。)
ええよ、行くの楽しみやわ…! 俺も何か楽器してみたいな。俺も、気にしたらあかんって思ってるんやけど、やっぱり気になってまう。大人の余裕な…俺はどっくんに不安な想いさせたり心配させたりしたないから、結構頑張って大人装ってるだけなんやで。…有難うな、そう言ってくれて嬉しい。絶対約束やで、もうそんな寂しい事言わんでな。
( 相手がギターを弾いたりボーカルとして歌っている姿はカッコよくて、憧れに近いものを感じる。自分も高校生時代に何か楽器をしていれば、セッションなども出来て楽しそうだなと。相手に色々と気にするなと言ってはいるが、自分も年齢を引きずっているので、ついつい色々考えてしまう相手の気持ちはすごく分かる。相手に色々と不安に思って欲しくないから自分は大人を装っているだけで、大人の余裕なんて無くて、相手が思っている以上にまだまだ考えや心は子供っぽく。相手が自分の元へ帰って来てくれるなら、代わりにご飯を作って待っていたりして、今日も1日頑張って良かった、ここに帰って来て良かった、と思ってもらえるような環境を作りたい。自分も相手が隣にいてくれるのが一番幸せで、相手も同じ事を考えていたことが嬉しくて。別れた方がいいなんて、お互い思っていないし悲しく寂しくなるだけ。それに、自分の事に関して謝る相手なんて見たくはない。痛いという相手を無視して、再度念を押すと今度は先程と違って暖かく優しく抱きしめて。『 おん、気いつけるわ。前髪少し切っただけで気付くんやから、女子が一番勘づかれそうで怖い。取るよ、俺もせっかくどっくんが付けてくれたんやから隠したくないもん。ちょっ、擽ったい…! 子猫とか子犬に舐められてる感覚や 』少し前髪を切ったり、洗剤を変えてみたりしただけで直ぐに女子は敏感に捉えて気が付く。首筋の絆創膏から勘付くなら、きっと女子だろうと。滅多に首筋に絆創膏を貼らないので違和感があるのか、気になったように絆創膏を触っていて。舐められたのが擽ったくて、思わず手を引いては楽しそうに笑って。『 今のところ、直してほしい所は無いかな。… 同じ布団 ? ! ええよ、ええけど、シングルベッドやで ? それに、どっくんの部屋みたいに綺麗ちゃうよ ? 取り敢えず、帰ってから片付けな …! 』笑うなと言われたので、どんな無茶難題が出るのかと思ったら、一緒の布団で寝てみたいという可愛らしい願いでニヤニヤとして。勿論、自分としても嬉しいがシングルベッドという事もあり男2人では狭いかもしれないので一応確認を取り。会議の書類に好きな漫画に…で部屋はお世話でも綺麗とは言えないので、相手が来るのなら一先ず掃除をしなくては と )
ギターだったら教えるで。でもパーカッションとかトランペットの方が、侯くんがやったらカッコいいし似合いそうな気がする。そっか、不安になったりするの俺だけじゃないって思ったら何か安心したわ。約束する。急に、こんなん言ったりしてごめんな?
(ギター以外にもハーモニカなど幾つかできる楽器はあるし教えてほしいと言われたら自分が好きなものに興味をもってくれるのは嬉しいので相手にならいつでも教えるけど、相手にはギターもいいけどパーカッションやトランペットが似合いそうだと思っていて。どちらの楽器もやったことがないので教えることはできないけど、いつか皆でセッションすることができたらいいなと。不安になったりするのは自分だけでなく、相手も不安になったりすることはあるけど自分のことを思って大人の余裕を装ってくれていることが分かると気が楽になったような気がして。性別、年齢、他にも…相手を不安にさせたり心配させることがあるかもしれないけど、何があったとしても自分の相手への好きという気持ちが変わることは決してないし、これから先もずっと自分の隣にいてほしい。相手の背中に腕をまわして優しく抱きしめて謝り。「女の勘って鋭いよな。もう、ホンマに気をつけてよ?蚊に刺されたー、とか何か適当に言って誤魔化すんやで。見えるところには痕をつけれないけど家で、またつけてええ?…なんやねん」ちょっとした変化でも男性よりも女性の方が気付くことが多く、相手がちゃんと誤魔化すことができるのか心配になり。あまり見えるところにつけるわけにはいかないけど腰以外にも相手の身体に自分のものだという印をつけたくて。子猫とか子犬に…と言われると少し拗ねるも、再び離れていった手を掴んでクスッと笑うと舐めはじめ「子猫とか子犬に舐められてる感覚なんやったら構わへんよな?それとも、ニャーとかワンとか語尾につけた方がええ?」と。「ニヤニヤするのも禁止!ぎゅって抱きしめながら寝てくれるなら別にええよ?それに俺の部屋も綺麗ってわけとちゃうし片付けなくてええって、…その時間あったらイチャイチャしたい」ニヤニヤとしている相手を少し睨んで、先ほど笑うなと言ったけどニヤニヤするのもあかんと言っておけば良かったと思いながら。シングルベッドの方が相手の体温を感じながら、くっついて眠ることができるんじゃないかと思うと断る理由はなく。相手が仕事が終わってから片付けをするとなると大変だと思うし、帰ったら甘えてくれるといったのでイチャイチャしたいと)
ほんまに ? 今度、少しでもええから教えて ! トランペット出来たら色んな所で自慢出来そう。習ってみたりするのもええかも。… どっくんの本音も聞けたし、俺の本音も話せたし、こうして今日ちゃんと話せて良かった。俺こそ、強く言い過ぎたかもしれへん…ごめんな。
( 楽器に対して憧れがあり、快く教えてくれると言ってくれてた相手に食い気味に返事をし。文化祭で吹奏楽の演奏などを見ていて、トランペットはカッコイイとは思っていたので乗り気で。自分はトランペットで相手はサックスを吹いてデュエットなんてしたら、自分でもそれはカッコイイんじゃないかと想像して。安心したという発言に対して自分は安心をし。なかなか本音で話し合う機会なんて無いので、今日話し合えたのは良い経験だったと思う。相手のことを改めて知れたし、相手にも自分を更に知ってもらえて良かったなと。他の恋人同士より悩みや不安は多いと思うが、自分が選んだ相手とならばどんな困難でも乗り越えていけると信じている。自分でも強く言い過ぎたと反省はしていて、相手に誤りをいれ。『 大丈夫やって。これも演技の練習だと思えば … ! ええよ。次は何処につけてくれるのか楽しみにしてるな。俺的には、犬好きやから褒めたんやけど ? 』心配する相手の反面、自分は何も心配していないのか 演技の練習 なんて言って。今回でキス痕を付けるのも付けられるのも癖になってしまいそうで、またこんな気持ちを感じられるのならばとあっさりと承諾して。子供のように拗ねる相手は見ていて可愛いから好きで油断をしていると、指には既に相手の舌の感覚があり 『 … もう、ホンマに擽ったいんやで。語尾に付けてくれるん ? 今言うたから今日家帰ったら、どっくんには猫になってもらおうかな 』擽ったさの中にも照れがあり、嫌というよりも恥ずかしい気持ちで上記述べ。相手から言ってきたのだから、今ではなく楽しみは取っておくために家に帰ってから相手には語尾にニャーなんて付けてもらう気で。『 ニヤニヤもしたらあかんなら、どんな反応が正解だったん ? 最近寒なってきたし、くっつくと暖かいからええか。ん、分かった … って、もうほらチャイム鳴るやん ! 次の時間移動教室やったら、早うしな遅れるで ? 午後も頑張ってな 』最近急激に寒くなってきたので、抱き締めながら寝たら暖かくていいのではないかと思うと、相手の意見に納得して。イチャイチャしたいと言う相手に恥ずかしさから素っ気ない返事をし。ふと目線に入った時計は気が付けばもうお昼の終わりを指していて、自分も次の授業の準備をする為に立ち上がると相手の頭を撫でてやり手を ひらり と振れば小走りに隣の実験室へと姿を消し )
(自分の頭を撫でてから実験室へと去っていく相手の背中を見送ると教室へと戻り。授業開始前ということもあって席に座ってる人が多く、相手が首元につけた痕に気付かれることなく放課後までいけるんじゃないかと思ったものの前の席に座っている友達に気付かれ、 あー、恋人が… と言うと先輩?後輩?どこのクラス?など質問攻めにあうも相手の名前をだすことなく適当に誤魔化し。授業を終えて、放課後になると部活に少し顔を出してからスーパーによってから家へと帰るのが日課になっており。洗濯や部屋の掃除をすませてから自室に行くと宿題をやって、時計を見るも相手が会議が終わって帰ってくるんじゃないかと思われる時間まである。夕飯に唐揚げやサラダを作るとソファに座ってギターを弾き、相手の帰りを待つことにし。)
( 心配していた体調の事もキス痕の事も特に異常がないまま授業を終えて会議へ。無事に授業を終えた安心感か、体調が優れないのか、いつも以上にぼーっとしていたのを仲の良い先生に指摘され、他方には首筋の絆創膏を ' ヨコ、その絆創膏どうしたん ? ' と言われ何かを勘付いた様にニヤニヤされ焦って適当に返事をし。体調のことを知っているからか飲みに誘われることもなく、廊下で生徒に捕まり雑談をしてから車で帰宅して。『 どっくん、ただいま 』と靴を脱ぎながら普段より少し大きめの声でリビングに居ると思われる相手に届くよう挨拶をして、ギターの音色に気が付くとソファに座る相手の後ろから 『 前聴いた時より上手なってない ? 』と声をかけ。カバンを椅子に起きネクタイとスーツの上を掛けると、相手の友人から誕生日の際に貰ったまだ未開封のモコモコのメンズ用ルームウェアを出してきて『 これヤスに貰ったんやけど … こういう可愛らしいのって、俺が着たら変かな ? 』と続け )
おかえり!ほんま?褒められると照れくさいわ
(夢中になってギターを弾いていると気が付けば相手が帰ってきており、振り返ると微笑みながら言って。将来、歌手になりたいということもあるけどギターを弾いたり、歌うのが好きで毎日のように触れているので褒められたのが嬉しくて照れくさそうに笑い。「ん?どんなん?…まぁ、ええんとちゃう。」相手が持っているルームウェアを見ると友達が選びそうな男性が着るには可愛すぎるようなものではあるけど、相手になら不自然さを感じることなく普通に似合うんじゃないかと思うし、単純に相手が着ている姿を見てみたい。これをプレゼントしてくれた友達には今度、スイーツか何か友達が好きなものを奢ろうと心に誓いながらもニヤニヤしているのを悟られたくなくて、そっけなく返事をし。唐揚げとか作ってみたけど、相手の体調のことを考えると油っこいものよりも雑炊とか消化がよくて食べやすいもののほうがいいんじゃないかと思い、「体調の方はどう?雑炊とか食べやすいものの方がええかな。」とキッチンに行きながら相手に問いかけ。)
練習頑張ってるもんな。偶に部屋に居るとギターの練習聴こえてくるで。どっくんが頑張ってるから、俺も頑張ろーって思って資料とか進みが良くなるねん。
( 部屋に居るとギターの練習音が聞こえてくることがあり、けれどもそれは五月蠅くも思わなくて逆に自分の頑張る気力や励みになっている。なんだか一緒に頑張っている感覚になり、聴こえてくるのは楽しみでもあり。『 ホンマに思ってる ? 寒なってきたし、今日はこれでええか 』素っ気ない返事に、本当に思っているかと疑い じーっと相手を見て。他のを出してくるのも面倒臭いし、近頃寒くなってきたので今日はこのまま着ることにし。着替えながらキッチンに居る相手に顔だけ向けて 『 … 少しぼーっとする、身体が怠い。頭痛くないし、食欲はあるかな 』と。' 大丈夫 ' だと言いかけたが、今日は帰ってから相手に甘えると決めたので無理せずに本当の事を言って。キッチンの方から漂う美味しそうな匂いに食欲はあり。1度相手に甘えると決めたら、恥ずかしさよりも体調が万全ではないこともあり甘えたい気持ちが強くなって )
そっか、うるさいとか思われてたらどないしようって思ってたけど良かった。あっ、集中できへんとかなったら気を付けるから言ってな?
(部屋の壁が防音になっているわけじゃないので、練習していて相手の邪魔になっているんじゃないかと気にしていたこともあり。頑張ろうと思えるという言葉は嬉しく。それでも、相手が集中することができなかったり気になったときには言ってくれれば一先ずギターを弾くのをやめて静かに作詞、作曲を考えていこうと。「思っとるよ。その服、俺以外の前で着てほしくない」疑いの目で見られるとクスッと笑って。相手になら似合うと思っているということと、自分以外の前で可愛らしい服を着てほしくなくて子供っぽいと思われるかもしれないけど素直な気持ちを伝え。レンジに作った料理をいれて温めているあいだに相手へと近付いていくと相手の額と自分の額をくっつけて相手に熱がないかを「朝に比べたらええんとちゃう。と言いながら確認をし」)
そんな、気にせず練習したい時に練習してええから ! せやけど、気遣ってくれて有難う。
( 変に気を遣わせてしまったかと思い、首を振り自分は気にしなくても大丈夫だと。自分が高校生の頃に文句も言わず好きな事をさせてくれた父親に感謝していて、相手にも好きな事をやらせてやりたく。今回に限らず、小さな気遣いが出来る相手の心遣いに感謝していて。『 着ない着ない、どっくん専用な。… ん、絆創膏取るの忘れてたわ 』こんな恥ずかしい部屋着を他の人の前で着るのは恥ずかしいのもあるが、相手が他の人の前で着て欲しくないと言ってくれたので相手専用だと頷き。ふと、首筋の絆創膏を取っていなかったのに気が付き痛くないようにゆっくり取って。『 どっくんが心配してくれたから、良くなかったかもしれへん
』相手の言う通り、朝よりは楽になっていて、きっと相手が心配してくれたお陰じゃないかと。風邪を移すわけにはいかないので、口ではなく鼻にお礼の代わりにキスをして )
ありがとう!じゃあ、遠慮せずに弾きたくなったら弾くわ。それと一緒に暮らしていたら気遣ったりするのは当たり前やん?だから別にええよ
(一緒に暮らしていたら我儘ばかり言うわけにはいかず、相手のことを想って気を遣ったりするのは当たり前だと思っており。さすがに夜とかは近所迷惑になったりする可能性があるので時間帯とかは気をつけるけど、相手の心遣いが嬉しくて感謝をし。「ホンマ?俺専用とか嬉しいわ。あっ、俺も去年の誕生日に章ちゃんに うさぎの着ぐるみ みたいなん貰ったんやけど恥ずかしくて着れへんから侯くんにあげる。…これ、誰かに気付かれたりしなかった?」友達に誕生日プレゼントだと渡されたのは、うさぎの耳がついた可愛らしい着ぐるみ。恥ずかしくて着ることができずにクローゼットの奥の方にしまっておいたけど着ずに置いておくのはもったいない気がして。相手の首筋についている自分がつけた痕を見つめて首を傾げ。「それならええけど、はよ治してな?鼻もええけどコッチにキスしてほしい」鼻にキスをされるとくすぐったそうに笑って、自分の唇に人さし指で触れて。)
当たり前、か … せやね。あ、偶には我儘も言うてええんやで ?
( それを当たり前と言える相手を素直にすごいと思って。高校生なんだから、もっと あれしたい これしたい が有るのではないかと考え、偶にはそういう子供らしい部分を見せてもいいのではと。『 すごい … フードにうさ耳付いてるんや ! って、俺が着るん ? ! … すばるにニヤニヤされたわ。絶対何か勘付いてたで … アカン、恥ずかしい。どっくんはどうやった ? 』渡された服には猫耳に尻尾まで付いていて、広げたりして珍しい物を見るかのように見て。こんな可愛らしい着ぐるみが似合うとも思えなくて、首を横に振り。午後だったということもあり、生徒には怪しまれなかったが仲の良い先生からは気付かれたかもしれないと、会議中に言われた事を話し。生徒にバレるよりも、選りに選って先生にバレるのは近い内に相手との関係を話すとはいえ恥ずかしく。相手の方はどうだったのか気になり問いかけて。『 おん、早う元気になる ! キスしたら、どっくんに風邪移ってまうで ? 』口ではそんな事を言うが、手は相手の顎にあり。身長差から、相手の顎を少し上げて軽めのキスを1つして )
でも、恋人になったから我儘を言ったり甘えたりすることが増えると思うけど大丈夫?遠慮とかせぇへんで?
(相手と付き合う前、弟という立場だったときに比べて恋人になったので気を遣うところはつかうけど相手に我儘を言ったり甘えたりすることが沢山あるかもしれない。「俺には似合わんし、こういうのは似合う人が着たほうがええと思うんよ、いらんならクローゼットの奥に閉まっとくわ。バレたのが渋谷先生なら良かった。生徒にバレたら面倒なことになりそうやん?めっちゃ質問とかされた!どこのクラス?とか。」自分が着ても似合わないことは分かっているので、相手ならと思ったけどいらないようだったら再びクローゼットの奥にしまっておこうと。自分も仲のいい友達にバレたので恥ずかしいという気持ちは分かるも、あした報告しにいくし生徒にバレるよりも良かったんじゃないかと。たくさんの質問をされた時のことを思い出すと溜息を吐き。「侯くんになら移されてもええよ」相手の首に腕をまわして目を瞑るも、電子レンジの音がして「夕飯食べへん?腹、減ったわ」と言って離れてキッチンへと向かい)
大丈夫、遠慮せんと何でも言うてな。俺は出来る限り応えるから。
( 我儘を言うということは、一緒に暮らす事になった時より気を許してくれていると捉え。そう考えると、我儘を言ってくるのは鬱陶しいとも思わなく、逆に嬉しいことで。『 … あー、いや、そこまで言うなら着るで ? 見るのどっくんだけやし、恥ずかしさも無いわ。確かに、すばるで良かった。どっくんもやっぱりバレたんや。名前出さんと凌いでくれて有難う 』 ' 似合う人 ' と聞いた瞬間に気分が良くなり、さっきまでの嫌々は何だったのかと思う程あっさり着ぐるみを受け取り。正直、バレた時は恥ずかしさもあったが同時に興奮も覚え、何度も学校で絆創膏を取ろうとした。勿論、そんな事は相手には言わず。目立つ場所に痕を付けたので、やはり という苦笑いを浮かべ。どんなに質問されても、自分の名前を決して出さなかった相手に感謝して頭を撫でてやり。中途半端なキスしか出来なかったので離れる相手を物恋しそうに見ては『 … 俺も腹減った 』と拗ねた子供のように むっ とした表情で答え。大人しく椅子に座ると、夕食が運ばれて来るのを待ち )
俺も侯くんの言うことだったら出来る限り叶えてあげたいと思っとるから、何かあったら遠慮せずに言ってな?
(自分は相手よりも年下ということもあって、相手からしたら自分に甘えたりする行為は恥ずかしいという気持ちがあるかもしれない。それでも何かあったら相手の力になってあげたいし、甘えたいと言えば喜んで受け入れる。「うさぎの着ぐるみを着た、侯くんを見るの楽しみやわ。あっ、今日じゃなくてええからな?今はモコモコの着た姿を見ていたい!せやろ?でも、侯くんとの関係がバレたらって思ったら興奮した」今はモコモコの可愛いルームウェアを着た相手の姿を見ていたくて。着ぐるみを着てくれることになったのは嬉しく、その時にはスマホで沢山写真を撮ろうと思い。自分の恋人が相手だと気付かれることはなかったけど、相手と同じように首元に痕があるので関係がバレたときのことを考えると興奮して。キッチンに行って電子レンジから唐揚げを取りだして机の上に準備をしていく。「食べるの大変だったら言ってな。…そない俺とキスしたかった?」先ほど食欲はあると聞いたけど心配で。相手を見ると拗ねたような表情をしており、いつもは正面の席に座ってご飯を食べるけど、相手の隣の席に座って「甘えてくれるんやろ?キスしたいって言ってくれたらしたるよ」相手の唇の隣、触れるか触れないかのところに軽めのキスをし。)
俺も遠慮とかせぇへんで ? 今日もたくさん甘えさせてもらうつもりやし。
( 今でも日常生活で頼りっぱなしなので、これ以上我儘を言うのは申し訳ない気もするが、せっかく相手が言ってくれているのでお言葉に甘えようかと。学校でも言ったように今日は恥を捨てるつもりだ。『 じゃあ、明日着るな。モコモコ暖かいし着心地ええから、案外好きかもしれへん。… 少し分かる気する。俺もドキドキした … 正直興奮したわ 』最初は半ば嫌々着ていたが、いざ着てみると着心地もよくて、それを伝えるために袖を萌え袖のようにし相手の頬に手をくっつけて。こんな事で興奮を覚えるのは変な事かと思っていたが、相手も自分と同じと知れば少し嬉しそうで。言うのは恥ずかしいが、自分も同じだと伝え。『 さっきも言うたけど、食欲は有るから大丈夫 ! 心配してくれて有難う。… いや、別にそういうわけちゃうし ! 』心配そうにする相手に大丈夫だと笑顔向けて。キスが出来なくて少し拗ねていたのが相手にバレバレで、逆に不自然な程否定し。相手の唇の感覚が伝わって来るか来ないのかの距離がもどかしくて 『 … キス … したい 』と改めて言葉にするのは恥ずかしくて小声で呟き。相手からキスしてくれるのを待つかのように見詰めて。普段の自分なら甘えるなんて素直に出来ないが、今日だけは相手に身を委ねてみてもいいかなという気分で、甘える行為自体は恥ずかしく思わなくて )
ええよ、侯くんになら甘えてほしい。たくさん甘えて、たくさん頼って、俺なしじゃ生きられなくなればええねん
(相手が甘えてくれたり頼ってくれるのなら出来るかぎりのことは受け入れるし、そのうちでいいから自分なしじゃ生きていくことができないくらい深く深く依存していってくれたらと思っており。とりあえずは普段甘えてくれることがない相手がどんな風に甘えてくれるのか楽しみで口角が弛み。「もう、そういうのワザとなん?…そのうち襲われても文句言えへんからな。侯くんも興奮したんや。恋人としては嬉しいけど、教師としては生徒に痕つけられて興奮とかあかんのとちゃうん?横山先生」袖を萌え袖のようにしている時点で可愛さに直視できないというのに、その手で頬に触れられると少しのあいだフリーズをし。相手の方が年上ということもあって経験豊富だろうから身体の隅々まで愛してほしいという思いがあるけど、相手の可愛さを目の前にすると襲うのもありかもしれんなと思えてしまい。いつ理性がきれるか分からなくて、そのことを考えると思わず溜息を吐き。相手も自分と同じように興奮したんだと思うと嬉しくて微笑むも、ほんの少し意地悪なことを言ってみたく。「それならええんやけど。…で、そういうわけちゃうんやったら何?」不自然な程に否定をしてくる相手の言葉は疑わしく、キスできなくて少し拗ねていたというのが分かりやすく伝わってくるので首を傾げ。声は小さかったけど相手が甘えてくるということは珍しく、相手の唇に優しく口づけて微笑み「これでええやろ。それとも、これだけじゃ満足できへん?」耳元で囁くと、チュッとリップ音を聞かせるようにキスをして。)
どっくんも、俺なしじゃ生きられなくなってな。もしかして、めっちゃ期待されとる ? そんな上手く甘えられるかな
( このまま共に過ごせば、身も心も相手に深く依存している未来が見えてくる。そうなれば、相手も自分に全て依存してほしくて。相手の頬が緩んでいることから、きっと どんな甘え方をしてくれるのかな なんて考えて期待しているのではないかと考え。何せ普段甘える機会なんてないので、相手の期待を裏切ったら悪いと思いハードルを下げておいて。『 わざとちゃうよ。 待って、襲われるって俺が ? … どっくんも襲われても文句言わんでな。普段呼ばないくせに、こういう時だけ先生って呼ぶ。そんなこと言うたら、先生に痕つけられて興奮する生徒も充分あかんやろ 』本人としては、何一つわざとでもなく何がわざとなのかもピンと来てない様子で。' 襲われても ' と言われた直後は思考が追い付かなくポカーンとしていて、暫く間が空き。自分としては、大人として相手をカッコよくリードして … と考えていたので、まさか自分がリードされる側になるなんて考えてなく。しかし、相手にリードされる自分を想像しては、それも悪くはないと思い。意地悪いことを言う相手に対して、ドキリとするも自分も相手に対抗してみて。『 … ああ ! もう、ええから ! どっくんが離れるのが寂しかっただけ ! 』首を傾げる相手に言い訳も嘘も付けず半ば自棄糞に先程の自分の気持ちを伝え。『 … ん。… なあ、わざとリップ音出して絶対誘ってるやろ ? こんなことされて、これで満足しましたーって言うわけないやん 』やっと触れることが出来て、嬉しそうに目を細め微笑み。しかし、相手の行動に気が変わり今以上を求めたくなり、身体を相手側に乗り出し自分の唇を指差しキスを誘惑し )
ん、侯くんなしじゃ生きられなくなるから離れんといてな。それは期待するやろ?あまり甘えてくれることってないから。でも、侯くんなりにでええから甘えてほしい
(相手のことがどんどんと好きになっていき、既に相手がいなければ生きていくことなんてできないんじゃないかと思うくらい好きだけど、更に依存してしまったら離してあげることができなくなりそうで。シャイなところがあるので相手なりに勇気をだして甘えてきてくれたら、それだけで嬉しく。「…少しは自分の可愛さに気付けや。俺の全て捧げる覚悟はできとるから文句は言わん。でも、俺より侯くんの方が可愛いしええんとちゃう?侯くんにされたって思ったら興奮してもしゃあないやん、」頭に?を浮かべていそうな相手を見て再度溜息を吐いて。叶うことはないけど結ばれるとしたら…と付き合う前から思っており、そういうのを相手とやるとしたら自分が受け側になっても構わないと覚悟はできていて。対抗されるとは思っておらず少し間をあけたあとに相手を見つめて。「ふーん、寂しかったんや。」何となく気付いてはいたものの実際に言われると嬉しくて口角が弛んでしまい。「誘ったらあかん?なぁ、あんなんじゃ満足できへんからしてええ」相手の誘惑にまけて優しく抱きしめると先ほどの軽く触れて離れるキスではなく、何度も角度を変えてキスをすると相手の唇を舌でなぞり「口あけて、舌いれたい」と)
離れへんよ。離して欲しいとも思わへんし。… 俺なりに甘えてみる。あっ、明日はどっくんが俺に甘えてや。べったベタに甘えてくるどっくん見たい。
( 自分から相手に離れるなんて絶対にないと約束が出来る。それは、きっと相手も自分と同じなのではないかと確信と希望の半分半分で。普段から相手は甘えてくれる方だが、少し遠慮している所も有るのではないかと思って明日は思いっ切り甘えて欲しく。『 俺が可愛い ? どっくんも物好きやな。… 俺にはまだよく分からへんわ。どっくんは、俺を襲いたい? 襲われたい ? … 俺もそういうこと 』漸く相手の言っていることが何か分かって、相手は冗談で言っているのかと思い笑いながら返して。自分にはまだ、男同士の恋愛について詳しくないし具体的に想像も出来ない。自分には攻めだとか受けだとか、どちらが合うのかと相手に質問し。自分が興奮を覚えた理由は相手の理由と同じで、結局考えてることなんて一緒なんだと クスリ と笑って。『 ニヤニヤすんなや、恥ずかしいわ ! 』ニヤニヤとする相手をムスっとして見て。普段ニヤニヤするなと言ってくる相手の気持ちがなんとなく分かった気がし。何度もキスをされたので一度呼吸を整えて『 …っ …… 入れてええよ。せやけど、どっくんしたことある ? どっくんの好きなようにしてみて 』と続け。相手はまだ高校生で、きっとキスの経験も豊富ではないだろうと思い、試すようにニヤリと笑うと口を少し開けて )
俺も絶対に離れへん。普段から甘えてるつもりなんやけどな?ニャーって語尾につけるって言ったやん、それ明日やる!いざ甘えるってなると何したらええか分からんし
(自分と同じように相手も離れないでいると思ってくれていることが嬉しくて、ぎゅっと相手を抱きしめ。普段から相手に甘えることが多いような気はしているけど、いざ甘えていいと言われると何をしたらいいか分からず相手は忘れているかもしれないが昼に猫のように語尾にニャーとつけると言ったので、それなら甘えることができるんじゃないかと思って恥ずかしいけど相手が見たいと言えばやってみるのもいいかなと。「せやね、物好きかもしれん。でも、俺のことを好きな侯くんも物好きやと思うで。初めてだからどっちをって聞かれても答えられないから勉強する。侯くんが襲いたいって言うなら受け入れる。一緒やな」自分が物好きなら、こんな自分を好きな相手も物好きなんじゃないかと。やってみたいという気持ちはあってもやるのは初めてということもあり襲いたいか、襲われたいかと問われると答えることはできなくて、相手はどうしたいんだろうという疑問があり。相手が襲いたいというのなら受け入れるつもりで。一緒なんだと思うとクスッと笑って、また首元とかに痕をつけるのも悪くないなと。「そんなんニヤニヤもするやろ」ニヤニヤすんなと言われてもとまらず、むすっとしている相手の頬をつついて。高校に入学してからは相手に一途になりやめたけど、中学の頃は興味本位で女遊びのようなことをしていて軽く触れる程度のキスなら何度か経験はあるけど、深く舌を絡めるようなキスをしたことはあまりなく。それでもニヤリと笑う相手を見ると経験が少ないと言うことはできず「…何回かやけどあるで?経験豊富な侯くんを満足させられるかは分からんけど……んっ、…」相手の口内に自分の舌をいれて)
暖か … 抱きしめると暖かいから、冬は好きかもしれへん 。そういえば、そうやった ! 明日楽しみやな … どっくんのニャーが早く聞きたい。
( 相手の体温が伝わってきて暖かく、もそもそ と腕を相手の服に突っ込みシレーっと暖まり。相手に言われて昼間のことを思い出し。明日は会議もないので、早く相手の姿を見る為に今日のように真っ直ぐ家に帰ってこようと。『 お互い物好きなんやって。何だかんだで、どっくんと俺って考えとか似てるやんな ? そう急いで決めることちゃうし、両方の立場を経験するのもええかもしれへんね。… また痕付けてもええで ? 』相手に共感出来る点が多かったりするので、似てないように見えて内心は似てるのではないかと思っていて。これから大切になる事柄なので、両方の立場を経験して慎重に決めていけばいいと。それに、どちらか決定しないで雰囲気に任せて毎回変わるのも手かと考えていて。上から目線で ' つけてもいい ' なんて言ったが、それは ' つけて欲しい ' の裏返しで。『 … そない嬉しかった ? 』未だニヤニヤする相手を見ていると、最早笑えてきて。それ位喜んでくれたのかと思うと、自分も嬉しくなり。『 … んっ、ん …… どっくん、可愛ええわ。けど、気持ち良かったで ? 』相手に任せてみると決めたので、自分からは絡ませずに相手の舌の順序に従い。不慣れでも頑張っているのが伝わってきて、それが自分にとっては可愛くて、気が付けば気持ちいいとも変化して。糸を引くためにワザとゆっくりと相手から離れ )
…んん……っ…ちょっ、くすぐったいからやめてや。だから明日は早く帰ってくるニャー…なんて、あーっ、くそ、めっちゃ恥ずいわ!
(体温が暖かくて心地よく感じていたものの相手の腕が服の中につっこまれると何処となくくすぐったくて、やめてと言ったけど嫌というわけではなく。試しに語尾にニャーとつけてみたけど思っていた以上に恥ずかしくて頬を紅く染め、照れているのを隠すように相手の肩に額をくっつけ。「確かに考えてること似てるときあるよな。おん、焦ってやってもええことないやろうし互いのペースでやっていこう。痕つけてほしいんやろ?…キスマークじゃなくて歯形つけんのもありやと思わへん?」周りには似ていないと言われることがあるけど、話してみると考えていることが似ているときが多くて相手の言葉に共感し。そういうのをやるのが初めてということもあるけど二人のペースで、大切にしていければと。腰や首元、次はどこにつけようかと痕をつけた場所に触れていき、鎖骨とかに歯形をつけるのもいいんじゃないかと思って。「嬉しいで。 俺が離れていくのが寂しい って言っても嬉しくないの?」寂しいだけじゃなくて相手に言われるならどんな言葉でも嬉しいけど、相手はどうなんだろうと思って問いかけ。「…可愛ええって言われても嬉しくないんやけど。侯くんは上手くできるんやろ?どうすれば満足できるキスができるか教えてや」離れていく唇を名残惜しそうに見つめ。
相手に 可愛ええ と言われたら普段なら嬉しいけど、不慣れなキスをしたあととなると複雑で。相手なら自分のような不慣れなものではなく、相手が満足できるようなキスができるんじゃないかと思うと ちゅっ と軽く触れる程度のキスをし。)
ほら、どっくんも俺の手暖かくなってきたやろ ? …… 待って、もう1回 ! あー、明日帰りに猫じゃらしのおもちゃ買ってくる !
( 擽ったそうにする相手のリアクションが面白くて、クスクス笑いながら、腕をぴたっと相手にくっつけて問いかけ。相手のニャーが可愛くて、暫くフリーズした後に手を顔の前で合わせてもう1回と頼み込み。猫じゃらしなんて買ってきたら面白いのではという悪ノリで。『 夫婦って似てくる言うやん、これからもっと似てくるかもな。… おん、つけて欲しい。どっくんは ? また痕つけて欲しい ? 歯形付けてや、吸血鬼みたいに 』今でも似ているのに、これから長い間共にしたら本当の夫婦みたくもっともっと似てくるのではと。自分の本音がバレバレで、もう相手に嘘は付けないと苦笑いし。ここに歯形を付けてほしいという意味で、キス痕を付けてもらった箇所を触る相手の手を自分の鎖骨に持って行き。自分も、相手の鎖骨や首筋辺りに歯形を付けれたらと。『 嬉しい。大好きな相手から、寂しいなんて言われたらキューンってなる 』相手から寂しかったとか離れないでとか言われる度に、嬉しくて少女漫画の様に胸がドキドキして、母性本能をくすぐられる感覚にも近く。『 褒めてるんやで ? キスしてる時のどっくんの表情も、甘えてくるどっくんも、頑張ってキスしてくれるどっくんも … 全部可愛ええ 』相手を褒めながら、髪をかきあげる様に頭を撫でて。もう一度触れる程度のキスをして二度目のキスで相手の口内へ舌を入れ、暫く絡ませると一旦離れ息を整え目を細め微笑むと、再度キスをし舌を絡めて )
あっ、暖かくなってきたわ。…そんなんいらんから早く帰ってこないと拗ねるからニャ。これでええやろ?もう、今日はやらんからな!
(先程よりも暖かくなってきた腕に頷き。相手と仲のいい友人なら猫じゃらしだけじゃなく猫耳だったり色々と持っていそうだな、と思うも借りてこられても困るので、相手からの頼みに少し考えてから小さな声で言うと照れ臭さから少し睨んで。「そうなったらええな!でも、忘れもん多いとこは似たくないわ。俺にも痕つけてや。…痛くてもしらんで」夫婦みたく似ていくことができたら嬉しいけど、忘れ物が多いとこは相手を支えていけるように似ないように気をつけていかないとだなと。入学してから相手のことをずっと見ていたということもあってか思っていることは何となくだけど分かり。自分にも痕をつけてほしくて相手の目をしっかりと見て微笑むと相手の服のボタンを上から3つほど外していき、はだけさせると鎖骨のあたりを噛んで血を味わうように舐めると相手をチラッと見て「もっとつけてええ?」と。「せやろ!俺も侯くんに言われたらキューンってなって嬉しすぎて自然と口角が弛むんやって」相手も自分と同じように 寂しい と言われたら嬉しいんだと分かると嬉しく。女子が男性の弱った姿が可愛いと漫画を見ながら話していたけど、それと同じような感覚で相手の 寂しい という言葉が可愛く感じて。「んっ…ぁ…んん…きみくっ…すき…ぁっ…」キスに酔いしれるように目を とろん とさせて、相手の首に腕をまわすと必死についていき。)
せやろ? 今晩はゆっくり寝れそう。おんおん、早う帰って来るから、お出迎えしてや。えー、まだ聞きたかったな … !
( 相手からのリクエストで今日は一緒の布団で寝るため、くっついて暖かくなったら熟睡出来そうだと。猫をあやすように顎の下を撫でて、恥ずかしそうに睨む相手を見てニヤニヤし。『 忘れ物する部分が似たら俺も困る。そしたら誰が俺の面倒見るねん ! … 後でじっくり可愛がったるな 』相手の発言に自分でも情けないとは思うが共感出来て、冗談交じりで誰が面倒見るなんて言って。痕を付けてほしいと言われ満足気な表情をし。キス痕と違って痛むと思うので、全身に力入れるが、相手に噛まれると一瞬にして力が抜けてガクンと弱々しく相手にもたれ掛かり 『 …ぁっ … つけて … もっと、もっと、どっくん色に染めてや 』とこの絶妙な痛みが癖になりそうで、相手を虚ろに見ながら。『 … って、俺らやっぱりバカップルかもしれへんね 』2人してお互いにデレデレで褒めてはニヤけての繰り返しで、やはり相手が言ってたようにバカップルなのかもしれないと自覚が薄ら出てきて。『 … っ、俺も好き、大好きやで 』相手から一度離れると、耳元で何度も 好き と繰り返して、相手を軽々しくお姫様だっこをすると床に寝転ばせ押し倒す形で再度キスをして舌を絡め。必死に食らいついてくる相手とうっとりとした顔で理性はギリギリで。気が付けば離してはキスをして、また離してはキスをしてを自分のペースで繰り返していて、ふと 我に返ると相手は息苦しかったかもしれないと慌てて離れ、手を引っ張り座らせると 『 … ホンマにごめん、大丈夫やった ? 』と申し訳なさそうに相手を見て )
おん、俺も。別にお出迎えくらいならしたってもええで。あー、もうっ、明日!…章ちゃんとかにやって慣れとこうかな
(相手と一緒に寝たら緊張して ドキドキ と鼓動がうるさくて眠れないかもしれないけど、きっと相手に抱きしめられてしまったら安心して熟睡することができるんだろうなと頷き。猫のような扱いに若干の気恥しさを感じるも ニヤニヤ としている相手を見ると肩を軽く殴って、相手にやる前に友達にやっておけば慣れて照れくさく感じることもなくなるんじゃないかと。「俺くらいしか面倒見れる人おらんやろ?しっかりしてくれな困るで。…ん、たっくさん可愛がってな」自分まで忘れ物をしたりするようになってしまったらと考えると面倒を見てくれる人が思い浮かばず、相手がもう少しでいいから気をつけてくれたらと思い。相手の言葉に嬉しそうに微笑んで。弱々しくももたれ掛かってくる相手を支ながら残りのボタンをはずしていくと胸のあたりを噛んで「…侯くん、可愛い…もっと、もっと、俺の色に染めたるよ」と頬を撫でるとキスをして、昼に痕をつけた近くを噛んだりと白くて綺麗な相手の肌に自分のものだという歯形がついていくのに興奮をして何ヶ所か噛んでいき。「侯くんとならバカップルもええな。」クスッと笑ってから頷き。人前では気をつけなきゃいけないけど、愛しあっているからこそバカップルなんじゃないかと思うので嫌な気はせず。相手のペースで繰り返されていくキスが嬉しくも息苦しさを感じており、必死になってついていくのが精一杯で、相手が離れていき手をひかれて座らされたあとは息を整えるように呼吸を繰り返して「…ふざけんなや、後悔して情けない面してるんやったら二度とキスせぇへんからな」何となく申し訳なさそうに謝ってくる理由が分かるからこそ謝られたのが嫌で、息苦しくさせたからとかなら相手が悪いんじゃなく、自分にあまり経験がなくて息をうまく吸うことができなかったから。そう思うと「ごめんな?俺に経験とかあれば、そないな表情させずにすんだのに…」と謝ると立ち上がって、 ご飯冷めてもうたから温めてくる とキッチンに向かい。)
ほんなら、お出迎えしてや。猫が飼い主の帰りを楽しみに待ってたみたいな。明日、どっくんのクラスの授業あるからヤスに ニャー って言うてるどっくん見れるかも。
( 好きな動物と苦手な動物の区別が激しいが、犬や猫が帰って来て玄関でお出迎えしてくれるのは好きで、それを相手にやって欲しく。肩を軽く殴られるのも慣れたもので、ヘラヘラ笑って顎の下を撫でるのを止め。明日は相手のクラスの授業があるので、早めに行って放課中に聞けるのではないかと期待をし。『 待って、なんか介護みたいになってるやん ! おん、気を付けます、気を付けます 』話を整理すると、自分の介護みたいな話になっていて一旦相手の話を区切り、ツッコミの様なものをして。しっかりして言われては一応返事はするが、適当に流し。ボタンを全て外され寒い筈だが、相手の体温か直接伝わってくるのと興奮しているせいか暖かく感じ。風邪気味なので、肌が敏感でいつもに増して程よい痛さが伝わりやすく相手の言葉に返す余裕も無く 『 … んっ、ぁ … 』と噛まれる度に声を漏らし、ビクンっと身体震わせ。『 その内、持ち物もお揃いにしたりしてそう。めっちゃ想像出来る 』学校でも使えるようにお揃いのペンやストラップ等を職員室で頬を緩めながら見る自分が直ぐに想像出来て苦笑いし。相手の発言に上手い言葉も返せず、キッチンへと姿消す相手も見ることが出来なくて。電子レンジの音だけが薄らと聞こえるのが余計に気まずく、時の流れが遅く感じ。気が利く言葉を掛けようと思えば思う程に何も思い浮かばず、空気に耐えかねスマートフォンを見始め。徐ろに相手とのトーク履歴を見ると、一緒に暮らす事になって連絡先を交換した日の自分が緊張して文を何度も何度も読み返して確認した後に送ったのを昨日のように思い出したりして )
どんなんやろ?あっ、あそこの扉から ただいま って出てくるからやってみてや。女子に囲まれてること多いから見れても聞こえないんとちゃう?
(猫が玄関でお出迎え…と言われても想像することはできても見たことがないので少し考えたあとに、試しに自分がリビングの扉を開けて ただいま と言って出てくるのでどうやって猫がお出迎えするのか相手にやってほしいと。授業とかで教室に訪れる際に女子に囲まれていることを目にすることが多いので自分が友達にやっていても聞こえないんじゃないかと思って。「将来的には介護もしたるで!ホンマ?まだ、**るには早いからな」このまま一緒に過ごしていれば相手の方が年上なので自分が相手の介護することになるだろうなと思うけど、まだまだ先のことなので。噛むたびに声を漏らして可愛らしく反応をする相手に「こないに噛まれてるのに可愛い声だして震えるってドMなん?」と言うと最後にキスマークと比べてバレて歯形だと誤魔化しようがないので軽く甘噛みだけして離れ。「お揃いにしたらペンとか見る度に侯くんのことが思い浮かんで頑張れそう!」ペンだったりお揃いにして持つようになったら授業中や宿題をしている時など、相手のことが思い浮かんでニヤニヤしてしまいそうだけど頑張れるだろうなと。何か発言するわけでなく沈黙が続くのが気まずく、電子レンジの音だけが聞こえてくるのに耐えることができそうになくて相手の分だけ温めると机の上に置いて「ちょっと一人にさせて」と言ってリビングから出て、自室に行ってダウンを羽織ると外に向かい。)
俺がやるん ? 嫌やって、それって俺が恥ずかしいだけやん ! んー … なら、俺からどっくんとヤスに話しかけに行く。
( 猫のように出迎えするなんて恥ずかしいのでやりたくはないが、文句は言いつつ断れない性格と相手に甘い故にフラフラと扉の近くに行き。ただ単純に相手と学校でも話したいだけで、その為なら自ら話しかけに行くつもりで。『 おっ、頼もしい。これで老後も安心出来るわ。最期まで面倒見てもらお 』と、まだまだ先の話過ぎて想像も出来ないので、笑いながら冗談交じりで話し。『 … ドMとか、そういうのちゃうし。風邪気味で肌が敏感なだけやし 』相手に言われ、今になって恥ずかしくなり自分の口元を手で押さえて。ドMということに関しては、自分では否定し、ぶつぶつと言い訳して相手のお腹を ぽすぽす と壁に向かって意地ける様に軽く殴り。『 どっくんが頑張れそう言うなら、これあげるわ。俺もどっくんのこと思い浮かべて頑張る 』普段使ってるシンプルなペンポーチから、同じシャープペンを2本取り出し相手に渡し。描きやすくて同じ物を2本買っていた物で。シャープペンには失く物が多いので、自分のイニシャルである ' Y.Y ' と書いてあり目印で黒色の小さな星のシールが貼ってあり。外へ向かう相手を止めることすら出来ない自分を恨み。だからと言って、未だに何と声を掛けたら良いか分からなく、暫くしたら帰ってくるだろうと小さな望みに賭けご飯を食べ始め。チラチラと時計を見たり相手から連絡が来ていないか携帯を小まめに確認したりし。いてもたってもいられなく、箸を勢いよく机に置くとコートを羽織り外へ飛び出し、近所を走り相手を探して )
やってくれへんのやったらお出迎えは無しな?でも、そう言いながらもやってくれる侯くん大好きやで。俺も話したいから、約束!
(文句を言いながらもやってくれようとする相手のことが好きで、どんな風に出迎えてくれるんだろうと微笑みながらリビングから出て 大丈夫? と。学校では二人きりにならないと相手と話すことができないので相手から話かけてくれるのが嬉しくて、満面の笑みを浮かべて小指を差し出し。「最期まで面倒見たるから任せてや!」老後のことなんて想像もできないけど、離れるつもりはなく将来的にはそのつもりで。「じゃあ、風邪が治ったら歯形つけてええ?ドMとちゃうなら感じたりしないよな」恥ずかしさから意地けて自分を軽く殴る姿が可愛く思え、ニヤニヤするのを抑えながら意地悪を言いたくなって次は甘噛みではなくて痕を残したくて首元を舐め。「貰ってもええの?侯くんのペンとか、めっちゃ嬉しい!大事にする!」使っている姿を見たことがあって相手のイニシャルがついていたりと特別な感じがし、貰うことができるのが嬉しく。お礼になるか分からないけど友達と行ったゲーセンでとった黄色のリボンをつけた可愛らしいウサギのぬいぐるみを鞄から外すと「よかったらあげる。好みじゃないかもやけど、俺だと思って大事にしてや。って、こない可愛くないけどな」と言って相手に渡し。友達の家にでもと思ってポケットを探すけど携帯も財布も家に忘れたらしく、コンビニに行ったりして時間を潰すこともできないので近くにある公園に行くとベンチに座って項垂れ。相手と気まずい雰囲気になりたかったわけじゃなく、ただ相手からのキスが嬉しかったのに謝られたのが嫌だっただけ。そのあとも返事は一切なく黙りこんでしまったので、キスした経験が数えられるほどしかない自分じゃなくて、もっと経験豊富で綺麗な女性だったら相手も謝ることはないし後悔することもなかったんだと思うと相手の顔を見ることもできず何て声をかけたらいいかも分からない。溜息を吐くと目の前に誰かがいることに気付き、もしかしたら相手なんじゃないかと顔を上げるも見知らぬ人。 僕、どうしたの?おじさんと一緒に… と話しかけられ、相手に嫌われてしまったので家に帰ったら別れ話でもされるんじゃないかと思うと不安で思わず頷くと見知らぬ人の手を握って。)
俺も、いざやるとなると分からへん。猫って、ツンデレやけど甘え上手やんな … 。おん、約束。お互い話す内容とかは気を付けなね。
( 言い出した本人も具体的な想像は出来てなく、顎に手を当て考え独り言のように呟き、ええよー と扉の向こう側に居る相手に伝え。相手の小指に自分の小指を絡めて、ゆびきりをして。2人っきりの時みたいに、惚気たりしないか等に気を付けないといけないな と。『 … っ … え、ええよ … 明日には … っ、完全に治ってるから 』風邪気味とはいえ、薬を盛られたかのように過度に反応してしまい、ついつい声が出てしまいそうになるが我慢をして舐められてる最中に途絶えながらも返事をして。『 喜んでもらえてよかった。… えっ、貰ってええの ? めっちゃ可愛ええ ! それに、このウサギ どっくんに似てるわ。大切にする ! 』喜んでもらえたのが嬉しくて、自分も笑顔になり。貰ったウサギのぬいぐるみストラップを通勤用カバンに付け、嬉しそうにウサギを見て。寂しがり屋な部分や時折見せる可愛らしい表情から相手は動物に例えるとウサギというイメージがあり。冬で日没も早く、辺りは気が付けば真っ暗。家と家の間以外は細い道が多い故に余計暗く感じ、この時間帯は人通りも少なく、頭を過ぎるのは何か変な事件に巻き込まれていないか等の不安要素ばかり。そんな不安と後悔が募って、相手を探す足は早くなる。しかし、それと同時に ' 一人にさせて ' と言われたので追いかけて探したら迷惑か、何て声を掛けたら正解なのか、相手に嫌われていたらどうしよう … と弱い感情も出てきて、思わず走る足を止めてしまう。相手の気持ちも分かってやれなく、何も出来ない自分が悔しく下を向いて歯を食いしばり太ももを無言で殴って。人の話す声と足音が薄らと聞こえてきて、ふと顔を上げると目に映ったのは自分以外の誰かと確り手を繋ぎ歩いている相手。もしかしたら、自分が知らないだけで相手の中学時代の先生だったり昔お世話になった人かと思ったが、そう考えると手を繋いでる事は明らかに不自然。自分が心配していた不安要素が的中したように感じ、咄嗟に走り出して 『 あー、ここに居ったんか ! オカンと喧嘩したからって、家出はないやろ、ホンマに心配したんやで ? おっちゃん、弟が迷惑かけたみたいやな、おおきに。ほら、帰るで 』と怪しまれない様に母と喧嘩して家出した弟を探す兄を装って話しかけ、相手の服を引っ張って角を曲がると手を強く握り走り出して )
…ただいま。話す内容もやけど表情に出ないか心配やわ。
(相手の声が聞こえて ワクワク と嬉しそうな表情でリビングの扉を開けて。二人きりの時みたいに 好きやで とか言うことはできないので気をつけないとだし、話しかけてくれたら嬉しくて表情にでてバレたりするんじゃないかと心配になり。「はよ治してな?今日はもう俺からは舐めたりしないから、…たくさん可愛がって。歯形とか つけてくれるんやろ」風邪ということもあって無理させるわけにはいかず、まだ舐めたり噛んだりと自分のものだという印をつけたいけど我慢をし、舐めていた場所にキスをして痕をつけてから離れ。「おん、これで勉強頑張れるわ。似てへんて。章ちゃんにも言われたんやけどウサギと俺って、どこが似てるん?」来年は受験ということもあって勉強で忙しくなるだろうけど相手から貰ったペンがあれば頑張ることができそうで。友達にも似ていると言われたけど、どこが似ているのか分からなくて首を傾げ。嬉しそうに通勤鞄につけている相手を見て嬉しそうに微笑み。逃げるように家を出てきたので相手に嫌われてもしょうがなくて…、そう考えると自分なんていてもいなくても変わらないんじゃないかと思うと見知らぬ人の手を握ってしまい。途中で怖気づいてしまい逃げる隙をうかがうも手を握ってしまっているので逃げ出すことができず。誰かが走って近づいてくる気配がし、顔を上げると相手に服を引っぱられて角を曲がると強く手を握られ走りだすと「なぁ、離してや…手 痛いんやけど」と ぶつぶつ と呟きながらも相手にどんな顔をすればいいか分からなくて俯き。)
… おかえり … にゃん。ニヤニヤせんでな ! まあ、バレたらバレた時やって !
( 出てきた相手を無言で抱きしめ、暫くしてから口を開くと恥じらいながらも語尾はちゃんと ' にゃん ' を付けて。バレることの心配を考えたらキリがないので、大丈夫だろうと高を括り。それに、相手の友達ならバレても適応能力が高そうだな とか考えたりし。『 … やっと俺の番来たか。どっくんも、痛くても知らんで 』先程の弱々しく虚ろな表情とは打って変わって、一気に雰囲気までクールな印象に変わり。左手は相手の頭を押さえ、右手は腰元を支え。自分の舌を ぺろり と舐めると、気分は吸血鬼で相手の右の首筋辺りを噛むと血を吸うようにして。『 勉強頑張れるって言うてくれるのは、先生嬉しいわ。似てるで ? 実は寂しがり屋なところやろ、後は何よりも可愛ええってこと 』勉強を頑張ってくれるのは嬉しく、頷きながら一人称を先生にして、完全に教師目線で。ウサギと似ているところを幾つか挙げて、自分からしたら小さいところ も言いかけたが、相手に反論されるだろうと敢えて言わなく。やはり、寂しがり屋で可愛い部分がウサギらしいと。逃げるために無我夢中で走って、ある程度まで走ると尾行されていないかと後ろを何度も確認して。安全だと分かれば、俯く相手に 『 何してんねん ! なんで知らへん人に付いて言ったりしたん ? 自分、どんな目に遭ってたか分からへんで ! 』と愛故に説教をした後、強く抱きしめ 『 … せやけど、ホンマに無事で良かった 』と今は気まずい雰囲気だったことなんか自分は忘れていて、何よりも相手が無事だった事に安心していて )
……、ニヤニヤしないとか無理やって。あーっ、もう1回やってや!撮るから!俺はバレてもええけど、侯くんはバレたら困るんとちゃうん?まぁ、何とかなるか。
(恥ずかしそうにしながらも にゃん と語尾につける相手が可愛くて、 ニヤニヤせんでな と言われてもニヤニヤと口角が弛んでしまい。この先やってくれるか分からないのに撮影しなかったことを後悔し、動画として残すことができたらと相手を上目遣いで見つめて頼んで。相手の言葉に心配な気持ちはあるけど、いざとなれば何とかなるんじゃないかと思えてきてしまい。「…んんっ…あっ…痛くてええから沢山つけて」首筋辺りを噛まれると痛さはあるけど、噛んでいるのが相手だと思うと嬉しさの方が勝ってしまい。痛みが気持ちよく感じて身体を震わせるも 余裕があるフリをして 相手の首に腕をまわすと微笑みを浮かべ。「じゃあ、質問!横山先生は好きな人っていますか?別に可愛くないけどな。でも、寂しがり屋ってのはあってるかも…、あまり寂しくさせたら死んでまうよ。」教師目線になって話す相手に手を上げて、新しいクラスになると自己紹介をするので 相手のことが好きな女子に質問されることがあるんじゃないかと思うと どう答えるのか気になり。ウサギは寂しいと死んでしまうと聞いたことがあったので、ウサギと一緒で自分も相手と会う時間が少なかったりしたら寂しくて死んでしまうと。「…別に侯くんには関係ないやろ。あの人ならキスした直後に謝ったりしないだろうし、邪魔せんといてほしかったわ」もし相手が来てくれなかったらと考えると震えが止まらなくて、掌に爪のあとがつくくらい強く握りしめて意地になり思ってもないことを言い。「ちょっ、離せや!俺のことなんて好きじゃないんやろ、抱きしめてほしくない」と)
もう1回 ? ! いやいや、絶対嫌やから ! …… あと1回だけやからな。困るっちゃ困るけど、ヤスなら他の人に言わへん気がするし。
( 耳を紅くし。相手から もう1回 と言われ、こんな恥ずかしい思いはしたくないと断るが、相手の上目遣いに負け渋々承諾して。最近、相手に甘くなってきているかもしれないと自覚は一応あり。明日バレるとしたら相手の友人で、誰にも言わないだろうと信頼をしているので特に心配している様子もなく。『 …… あれ ? もしかして、どっくんもドMなんちゃう ? 』と耳元で囁き、万歳させて上の服を脱がせると首筋から腰にかけてを指でなぞり。先程の相手と同じように胸の辺りを噛み付き、チラチラと相手の可愛らしい表情を見て。『 好きな人 ? 皆が居ると思ったら居るし、居らへんと思ったら居らへんよ。先生のモテ話聞きたかったら、個別に聞いてや。… ホンマはいるって言いたいんやけどね。死なれたら困るから、ずっと一緒に居る。増々、このウサギがどっくんに見えてきた 』普段よりハキハキと話す授業での声色で話し、いると本当は言いたいが、そんなことを言えば後々の対応が面倒臭くなると思い、明確な答えは出さずに曖昧な答えをして。寂しかったら死んでしまう と言う寂しがり屋な発言が可愛くて頭を撫でながら。改めてウサギのぬいぐるみストラップを見ると相手にしか見えなくて、ストラップにも撫で撫でをして。『 …… おい、それホンマに言うてるんやろうな 』先程のように叱るのではなく、低いトーンで少ない口数で相手の目を確りと見て重く問いかけ。『 絶対に離さへん。俺がどっくんに対して好きって気持ちは変わらへん。… いつ言うた ? 俺がどっくんの事 好きじゃないなんて 』頑固に相手を離そうとせず。例え相手に飽きられたとして、相手が思っている様な 好きじゃなくなる なんてことは絶対になく。たくさん喧嘩をするかもしれないし、たくさん色々な事を言うかもしれないし … 我儘かもしれないが 相手のことをこれから先も離す気なんて無くて )
お願いっ!…えっ、やってくれるん?じゃあ、どっくんのことが好きだにゃんって言ってほしい。章ちゃんなら絶対に言わんと思う!大倉と付き合っとるから理解もあるやろうし…って、あまり言わんといてって言われとるから内緒にしてな?
(渋々ながらも承諾してくれた相手の頬に ちゅっ
とキスをすると、先程の おかえり も良かったけど 自分のことが好きだと可愛く言ってほしいとリクエストをして。自分の友達なら一つ年下の友達と付き合っているのでバレたとしても受け入れてくれるんじゃないかと思って言ってみたけど、男同士ということもあって あまり人に言わないでほしいと言われているので秘密にしておいてほしいとお願いをし。「…っ…ちがっ…ぁ…んっ…」耳元で囁かれると ビクッ と肩を揺らすも否定をし。服を脱がされると暖房がついているとはいえ少しの肌寒さを感じるも 相手の綺麗な指が自分の身体をなぞると擽ったさがあって ドキドキ と心臓はうるさく、相手が触れた場所から熱をおびていき。瞳を潤ませて 声が出ないように手の甲で口を隠し。「個別でだったらモテ話聞かせてくれるんや!どんなこと話してるん?聞きにいく人おるやろ、絶対。おん、ずーっと一緒に居って!よしよし、俺がいない間は ちゃんと侯くんのこと見守るんやで」 好きな人は? 以外にも聞きにいく人が沢山いると思うので、どんなモテ話をしているのか気になって。後々のことを考えると好きな人がいると簡単に言うことはできないけど、今は自分のものだという所有印が首元についているので勘が鋭い人だったら好きな人がいる、恋人がいることに気付くだろうなと。相手に頭を撫でられるのが好きで照れ臭そうに笑って。自分がいない間は相手のことを…とウサギの頭を撫でて。「……ホンマやって言ったらどないするん?」目をしっかりと見て重く問いかけてくる相手に対し、目を背けると ぽつり と呟き。「絶対に俺のこと離さない?好きって気持ちが変わらないんやったらキスしてや。さっきみたいに舌と舌を絡めるようなの。息苦しくても止めなくてええから。誰が通るか分からへんのにできへんよな?ほら、離して」電灯しかなく、薄暗いけど 誰も通らないというわけではなくて 生徒、保護者、近所の方が通ったときのことを考えると 外で手を繋いだり ましてやキスをすることなど相手にできるわけがないと思い。試すように言うと相手の胸を押して離れようとし)
… んー、分かった。やると決まれば早うやろ、この時間が恥ずかしいわ ! 確かに、ヤスと大倉仲ええな〜とは思ってたけど、付き合ってたんや。なら、尚更ヤスにならバレてもええかもね。
( いつもならリクエストされた台詞は恥ずかしくて言いたくないと断るが、頬にキスもしてもらったので承諾し、やるまでが恥ずかしいので 相手の背中を押して、早く早くと急がせ。あの2人が付き合っている事に少しは驚いたが、自分と相手も男同士なので然程 驚いた様子もなく。自分達以外に身近な同性カップルが居たので、どこか安心し嬉しい感じがして。『 … 違くないやろ。人の事言われへんで ? ほら、もっと声聞かせてや 』相手の反応から耳が弱いのでは と思い、耳を甘噛みしたり舐めてみたりして。口元を隠してしまっては、相手の可愛らしい声が聞こえないので無理矢理 口から手を離れさせては 恋人繋ぎのように手を絡ませ。『 普通に、高校生時代の話とか。ホンマは どっくんの名前を伏せて、惚気たりしたいんやけどね。… 見てみて、ウサギを撫でて話しかけるどっくん ! 』モテ話と言っても、女子には高校生時代の話をしたり男子には少し下ネタを交えて話す程度で。どうしても人前で惚気けたくて、一層の事 好きな人が居ると言ってしまおうかとも考えていて。相手がウサギに話しかけている姿を こっそり写真で撮り、その写真を笑顔で相手に見せて。『 目逸らすなや。ホンマなら、俺の目を確り見て言わんかい 』甘やかしてばかりではなく、ちゃんと分かって欲しい事は真面目に話す必要があると 相手を思った故に厳しいことを言って。周りを見渡すわけでもなく、迷いなしに相手にキスをし舌を絡ませて。一度離れ 『 … 誰かに見られたら、俺らの事 誰も知らへん所に2人で行こ。絶対的に離さへん。俺は本気やから 』と 再びキスをし、自分の気持ちをストレートに伝え。元はと言えば、自分が相手の気持ちを考えていなかったから相手を軽率に傷付けてしまったこと。しかし、自分からしたら相手を大切にしたくて掛けた言葉。互いの すれ違いから生じたことだが、相手とちゃんと話せば理解し合えた事なのではないかと思っていて )
じゃあ、開けるで?…ただいまー。おん、章ちゃんになら大丈夫!むしろ、もうバレとるかもしれん。
(背中を押されながらリビングを出るとポケットからスマホをとりだし、先程の相手を思い出すと可愛すぎて口角が弛んでしまうので一つ深呼吸をしてから扉を開けて。 横山先生、カッコええ! 、 横山先生のこと好きやわ など友達には話していて。恋愛感情で好きだとは言っていないものの勘が鋭いので、昼休みが終わって教室に戻ってからの友達の表情を思い出すと、もしかしたら…と。「…あっ、…みみ…あか…っ…んん…」耳を甘噛みされたり舐められるたび敏感に ビクン と肩を揺らして声をだしてしまい、隠すようにしていた手も相手と繋がれてしまっているので隠すことができず、恥ずかしそうに潤んだ瞳で相手を見て。「バレンタインのチョコの数とか、卒業式のボタンとか?アルバム見せてもらったけど高校時代の侯くんのこと もっと知りたい!それで告白される回数とか減るんやったら俺は構わへんけどな。…ちょっ、めっちゃ恥ずいんやけど」高校時代のアルバムを見せてもらったけど、他にも どんな部活に入ってた など知りたいと。好きな人がいると言ってくれるのは嬉しく、それで告白されたりする回数が減ったらいいなと思い。相手の声に顔を上げて写真を見るとウサギを撫でる自分の姿が映っていて 消してほしい というように写真に手を伸ばし。「……目、合わせたら嘘つけへんくなるから嫌や」相手としっかりと話をしなければいけないという思いはあるけど首を横に振り、尚も目を合わせようとせず。試しに言ってみたけどキスをされるとは思っていなくて驚いたように少し固まってから周りに人がいないかを見て、誰もいないことを確認すると安心したように息を吐き「誰かに見られたらどないすんねん…って、俺が言ったから文句は言えへんけど。侯くんのこと信じるから離してや?」人に見られていたときのことを考えると注意するように言うも、自分から言ったことなので文句を言うことはできず。抱きしめられたままだと二人きりになって話すこともできないので相手の服の裾を掴むと「これならええやろ?逃げたりしないから移動しよう」と相手を見て)
… あー、えっと … どっくんの事がすき … だにゃん 。もしかして、キス痕でバレた ? 俺も すばるに恋人居るの勘付かれたっぽいし、キス痕ってすごいんやな。
( 録画されているので、リクエストされた台詞を言ってみるも ぎこちなくて。明日は自分が相手のお出迎えを録画し、この恥ずかしさを知ってもらおうと。恋人が居ると確信されたのなら、きっとキス痕だろうかと考え。キス痕を隠していた自分でさえ気付かれたので、自分のモノだと示すにはキス痕は最も最適だと改めて実感し。『 やっぱり、耳弱いんや。… 風邪ひくとアカンし、今はここまで。寝る前にもう少し遊ぼうな 』潤んだ瞳で見られ、もっと痕を付けたり たくさん可愛がりたいが、上半身裸だと寒いし風邪をひかせてしまったら元も子もないので、続きは暖かいベッドの中でと。椅子に掛けておいた相手の服を再び万歳して着させてやり。『 まあ、その程度の話しかせえへんよ。高校生時代 ? ええよ、何か質問有れば答えるし。こんな可愛く撮れたのに、消すなんて勿体無いわ ! 』女子が求めているキラキラした少女漫画のような話ではなく、バレンタイン等の小話で。相手なら高校生時代の話をしてもいいかと思い、質問が有るなら答えると。写真に手を伸ばす相手に取られないように、携帯を高く上げてニヤニヤし。『 今、嘘って認めたやんな ? 今みたいに素直に話してや 』反抗的だが、相手の素直な言葉を聞けた気がして先程までに比べて少しだけ優しく問いかけ。『 … あんまり大人を誑かしたらアカンよ。本気にれば、何でもするんやから 』と、相手に離れてから淡白に答え。相手の提案通り、人の気配が少ない小さな公園に移動してベンチに腰を掛け。仕事にも着ている上着だったので財布が入れっぱなしで、近くの自販機で温かいココアを2本買うと相手に差し出し。一先ず互いに気持ちを落ち着かせる必要が有ると考え、『 … 最近、ホンマに夜寒なってきたな 』と たわいも無い事から話し始め )
俺も侯くんのこと好きやで!仲がええから余計に小さな変化でも気付くんやろうな。
(録画したものを再生して ちゃんと撮れているかを確認すると相手を抱きしめて背伸びをし、背伸びをしないと届かないのを少し悔しそうにしながらも額にキスをして。今回のキスの痕だけでなく髪を少し切ったりしただけでも すぐに気付いてくれるので 普段から仲がいいから余計に小さな変化にも気付いてしまうんだろうと。「ん、耳だけはあかんねん。…ありがとう。あんまイヤらしいことせんといてな?」他にも探せば弱いところがあるかもしれないけど耳は特に弱く、少しの刺激にも反応してしまい。服を着せてくれる相手に感謝をすると 急に離れた相手の体温が寂しくて 黙って手を握り。次にやるとしたらベッドの中なので冗談を言って首傾げ、若干ではあるけど期待している自分もいて悟られないように。「じゃあ、質問する。侯くんって高校生時代は学ランだったやん?第二ボタンって誰かにあげたりした?あっ!俺のこと可愛いなんて言うの侯くんと村上先生くらいやで」学ランといえば卒業式になると人気のある男子はボタンをくださいと頼まれるのが思い浮かんで、相手は誰に渡したんだろうと気になるも当時の恋人とか好きな人だったら嫌だなと。手を高く上げられると身長差もあって届かないので諦め、自分のことを可愛いといってくるのは相手と相手と仲のいい先生くらいなので不思議そうに。「…っ!?あーっ、認めたで!あんなオジサンと関係なんかもちたくないし、侯くんが来てくれて…その、嬉しかった」気が付いたら嘘だったと認めてしまっており、開き直ったように頭を
ガシガシ とかいて素直な気持ちを伝えて。「だって、ホンマにするとは思わなかったんやもん。侯くんは教師だから」と、少しだけ拗ねたように言い。相手につれられて来たのは小さな公園でベンチに腰掛け。離れていく相手の背中を見つめるも戻ってきた相手の手にはココアが握られていて受けとり「ありがとう。ん、これから どんどん寒くなっていくんやろ」感謝をするとひと口飲んで。)
うっわ、俺 顔真っ赤やん。けど、どっくんが喜んでくれてよかった。仲良くても、鈍感で気付かへん奴も居るけどな。' ヨコ、そんな所 蚊に刺されたんか ! ' ってガハハ言うて笑われたわ。
( 録画された自分の姿が気になりチラリと覗くと、自分が思っていたより顔は紅く、ここまでか と少し驚いた様子で。嬉しそうに額にキスする相手を見たら、やって良かったとも思えて。会議が終わった後に言われた事を思い出して、口調を真似て話し、その時に背中をバシバシと叩かれたので同じ様に相手を自分に見立ててやってみて。『 俺ってどこが弱いんやろ。俺が甘える日やのに、どっくんの方が甘えん坊やね。明日もお互い学校なんやから、夜更かしはせぇへんよ 』自分の弱い所が特に思い浮かばず、無自覚に反応していたのかもしれないと思い、過敏に反応してた所はないかと相手に問い。黙って手を握る相手が可愛くて、軽く笑を浮かべながら相手を見て。そんな事を考えていたのかとニヤニヤし、期待している自分もいるが、明日は互いに学校という事もあり否定はするが、今度を思わせるような 今日はな という言葉を付け加えて。『 第二ボタンな … ホンマに恥ずかしいんやけど、イキって 俺の第二ボタンは誰にもやらねーよっていう風吹かせて、誰にもあげてないねん。そんな事言うたら、俺のこと可愛いって言うの どっくんくらいやで 』黒歴史だからこそ鮮明に覚えていて、苦笑い浮かべながら話し始め。この歳になっても可愛いと言われるのは変な気もするが、そんなことを言ってくれるのは相手ぐらいで。印象といえば、生徒からどんな風に思われているのかも気になりだし。『 おんおん、そっか。怖かったやろ。もっと早う行ってあげれなくて ごめんな 』頷きながら話を聞くと、頭を撫で髪を整えてやり。嬉しかったという相手の言葉に自分も嬉しくて、軽く微笑みかけ。『 これ以上寒なったら、敵わんわ。… もっと、どっくんの気持ち考えてあげなあかんな 』ココアをカイロみたいに頬にくっつけたりして温まると、重い口を開き、情けない事を ぽつり と独り言のように呟き )
色白だから真っ赤なの分かりやすいんとちゃう?可愛い侯くんを見れて嬉しい。痛いって!それ、村上先生やろ。…はぁ、明日の授業嫌やな。
(シャイということもあるけど肌の色が白いので余計に照れたりしたときに紅くなるのが目立つんじゃないかと。でも、そういうところも好きで にこっ と微笑んで。相手の口調から誰が言ったのかが容易に分かり、明日は体育があるので気付かれないようにジャージを着ようと思っていたけど 亮も首んとこ蚊にさされたんか、ヨコと一緒やん! とか笑ながら言われたら どうしようかと不安になって溜息を吐き。「えっ、どこやろ?風邪ひいとるから敏感になっとるし、回復したときに見つけたるわ。…俺ばかり甘えたらあかんやんけ。何してほしい?膝枕とか?今日は甘えたりしないから何でも言って。残念。今度してくれるんやろ?楽しみにしとく。」風邪をひいているということもあってか何処を触っても敏感に反応してくれているような気がして、回復した時に触れて弱いところを見つけたいと。甘やかすと言ったのに気が付いたら自分ばかりが甘えてしまっており、相手は自分に何をしてほしいんだろう?自分だったら膝枕とかを相手がしてくれるとなったら嬉しいなと思い。明日は学校ということもあってできないけど機会があったら今度こそは…なんて考えるとニヤニヤしてしまい。「そっか、誰にもあげてないんや、…めっちゃ嬉しい。あっ、バレンタインは?それならええんやけど結構聞くで、侯くんのこと可愛いって言っとるの。」黒歴史なのか苦笑しているけど、自分としては相手が誰にもボタンをあげていないことに安堵して。ボタンは相手が断っていたから無事だけどバレンタインはどうなんだろう?と。あげるときのことを考えると好みとかも聞ければ、なんて。忘れ物するとこが可愛い、噛むとこが可愛い、笑顔が…どれも共感することができるけど相手が可愛いということを自分以外も知っていると思うと モヤモヤ とし。「…ん、めっちゃ怖かった。そんなことない!来てくれてありがとう」思い出すと怖くて身体が震えてしまうも頷いて、首を横に振って相手の言葉を否定すると少し微笑み。「おん。…侯くんは ちゃんと俺のことを考えてくれてるって分かるで。だから、侯くんじゃなくて俺が悪いねん」自分が着ているダウンを脱ぐと相手の肩にかけて、もっと気持ちに余裕をもてるようになったら今回のようなことにはならなかったんじゃないかと思うと ごめんな と謝り。)
そうなんかな ? 明日は俺がどっくん録画する。撮られるの恥ずかしいから、覚悟しとき ! そうそう、ヒナ。大丈夫やって、アイツめっちゃ鈍感やし。どっくんが本当に気を付ける相手は、すばるやで。
( 確かに自分は色が白い方なので、納得し。そもそも自分は明日の相手の例としてやったので、明日は相手を録画してやるぞと既に恥ずかしい思いをした故に得意げに ふふん と笑って。何れ自分達の関係について話す予定だし、相手が思っている以上に恋愛系に関しては特に鈍感なので大丈夫だと。『 見つけてな、楽しみにしてるで。尚更、早う治さんと ! あっ、膝枕してや。膝枕って、なんか安心してええよな。ニヤニヤして、どんな事考えてるん ? 』今日は何に関しても敏感になっていたので、自分の弱点を知れば、もっと相手を感じる事が出来ると思うと早く弱点を見つけて欲しく。相手の膝枕という提案に賛成し。自分がまだ子供の頃、風邪をひいたりした時に母に膝枕をしてもらったのを思い出し懐かしく。膝枕をしてもらう為に、椅子からソファに移動して。今日、相手と色々なことが出来ないのは惜しいが、その気持ちを溜めて機会が出来たら存分に可愛がってやろうと。ニヤニヤする相手を ちらり と見ては問い。『 嬉しいことなん ? バレンタインは、バスケ部ってこともあったし、貰ってた方やと思うでって自分で言うのも変やけど。えっ、そんな事言われてるんや ! …男子って俺のことなんて言うてる ? 』嬉しそうにする相手が理解出来なくて、首を傾げながら。バレンタインは自分が甘い物好きだと知っているからか と バスケ部に所属してスポーツをしていたからか で他の人に比べては多かった記憶があり。まさか可愛いだなんて生徒に言われてるとは思ってなく、言っているとしたら女子だろうと。なかなか男子からの評判を聞く機会もないので、男子からの印象も気になり。『 もう こんな事せんでな、約束やで。後、次出て行きたくなったら、友達の家とかに行ってな ! 』思い出して怯える相手に もう大丈夫 だと手を優しく握ってやり。万が一また1人になりたい時があったら、友達の家に行くようにと、半分は冗談を交えて笑みを浮かべながら話し。『 … 風邪ひくで ? 確かに、何も話し合おうとせんと出て行ったどっくんも悪いし、それを止めないで迷っていた俺も悪い。今回はお互いに悪い所があった。せやから、俺もごめんな 』掛けてくれたダウンを相手に掛け直して、相手を否定せず、言い分も受け入れつつ自分にも非があると謝り )
あと、照れたときに汗めっちゃかくんやろ?そういうとこも可愛いと思うから 俺以外にあまり見せてほしくないな…って。そうやん、明日やらなあかんから覚悟しとく!ほんま?それならええんやけど、渋谷先生の方が大丈夫なんとちゃうの?
(飲み会でのゲームで女性と5秒間見つめあった時に顔を真っ赤にして、たくさん汗をかいていたと聞いたことがあり独占欲から そういう姿だけじゃないけど自分以外にはあまり見せてほしくないと思い。明日やるときに録画されると思うと恥ずかしいのでやるまでに覚悟しておこうと。相手が 大丈夫 だと言えば大丈夫な気がしてくるけど、もう一人の先生とは気まずいと周りから言われることがあるので大丈夫なんじゃないかな?と首を傾げ。「俺だけ弱点知られてるとか悔しいし、侯くんのこともっと知りたいから絶対に見つけたる。女性と違って柔らかくないけどええ?恥しくて言えんから想像に任せるわ」自分ばかり弱点を相手に知られていると思うと何となく悔しくて、でも、相手のことを知ることができたら今以上に満足してもらえるようになるかもしれないと思うと見つけたくて。ソファに移動をすると座るも、女性の肌と男の肌では柔らかさだったり違うので安心とかできないんじゃないかと相手を見て。どんなことを考えていたのかを話すのは恥しくて言えそうにないので顔を背け。「心臓に一番近くて大切な人にあげるって意味があるから、制服がブレザーじゃなくて学ランだったら卒業式に侯くんに渡すのにな。そっか、どんなチョコが嬉しかったとかあるん?男子には黙ってたら美人だけど話してみると意外に面白いって感じだった気がする」第二ボタンをあげる意味を考えると相手が誰にもあげなかったというのは嬉しくて、自分の制服がブレザーじゃなくて学ランだったら卒業式になったら相手にあげていたのに…と。あの見た目でバスケ部となればモテるだろうとは思うし、今もバレンタインになると学校で相手に渡している女子を見たことがあるので気にはせず。やっぱ貰ってたんだと思いながらも どんなチョコをもらった時が嬉しかったんだろうと作る時の参考にするために。相手と仲のいい先生の話は男子の中ではよくあるけど、そういえば…と思い出して。「おん、約束する。これからは友達のとこに行くから今日みたいに迎えにきてくれる?」相手の手の温もりが優しくて頷き、この先、今日みたいに一人になりたいと家をでていくことはあまりないと思うけど迎えにきてくれるのなら友達の家にいくと。「侯くんの風邪が悪化したら嫌だから掛けといて、俺は大丈夫だから。…ん、これからも俺と付き合ってくれるなら手を繋いで家まで帰りたい。今度は試すとかじゃないから。」風邪をひいているのに自分のことを探して家を出てきてくれたので悪化してほしくなく、自分に掛けてくれたダウンを相手に掛けると少し笑って。相手の優しさが身にしみて泣きそうになるのを我慢しながら手を握って。)
そうやねん、めっちゃ汗かく。そこまで知られてるの恥ずかしいんやけど ! 今日俺の見たんやから … お出迎え、期待してまっせ。確かに、すばるがどっくんに気が付いても言うとは思えへんな。その分、俺に回ってくるんか …
( 相手に自ら そんな事を話したりしないので、何でも知っている相手にビックリしつつ、誰から相手に自分の恥ずかしい話が伝わるか分からないので、これからは飲み会等でも油断出来ないな と。明日の出迎えを期待しているという意味で ニヤリ と相手を見て。2人がガツガツ話してる姿を直ぐに連想も出来ず、ましてやキス痕なんて際疾い話をするとも思えず。その分、職員室で色々言われると思うと対応が面倒臭いと感じ。『 弱点が耳って可愛ええよな、瞳うるうるさせて 必死に声抑えてるのホンマに可愛かったで ? ん … ゴツゴツしてるけど、安心する。そんな言うのも恥ずかしい事考えとったんや 』まだ自分の弱点を知られていないのをいい事に、先程の相手の状態を思い出し つらつら と述べて、伺うように相手を見て。元から相手は細身寄りということもあり お世辞にも柔らかいとは言えないが、膝からは自分を想ってくれている相手の優しさが伝わってきて居心地が良く、下から相手を見て微笑み向けて。顔を背ける相手の目を じーっと見ると、寝転がっているので腕を伸ばし相手の頬を つんつん と突き。『 ほんなら、今度 俺の第二ボタンあげる。オトンに聞けば制服の在り所分かるはず。やっぱり手作りかな。俺の事思って作ってくれたと思うと、何でも嬉しいわ。美人なんて思われてるんや ! 俺が女性やったら、言われて嬉しいんやろうな … 』あまり意識して第二ボタンをあげる意味なんて考えたこと無かったが、意味を聞くと自分の第二ボタンは相手にあげたいと思い。貰ったチョコレートの種類を思い出すと、種類とかよりも手作りか手作りじゃないかの方が自分にとっては重要で。次のバレンタインは相手からチョコレートを貰えたらな、と内心期待していて。美人と言われても嬉しくとも嫌とも何とも思わず、自分が女性だったら嬉しいのだろうな と。『 当たり前やん、何処に行っても必ず迎えに行くで 』手を優しく、どこか強く握り相手の目を確りと見て。『 有難う、どっくんのそういう所好きやで。… 帰ろうか、もう お腹減ったわ 』さり気なく気遣いが出来て、さらっとカッコイイことをする相手のそんな所が大好きで。随分と冷めてきた残ったココアを一気飲みしゴミ箱に投げ入れると、立ち上がり相手の手を握り返して、また相手と居れる幸せを噛み締めるように微笑み )
あっ、ホンマなんや。いや、村上先生が侯くんのこと色々と教えてくれるから。可愛くないから期待はせんといて。…ただいま、にゃん…ただいま、にゃん…はぁ、めっちゃ恥ずい。 亮の首のヨコがつけたんか? ってニヤニヤしながら言うんとちゃう、渋谷先生は勘が鋭いから。
(飲み会で酔っ払った相手を送ってくれたときに こんなんやってな、ヨコ めっちゃ汗かきながら照れとったで! と教えてもらい。照れると汗をかく以外にも色々と教えてもらうことが多く。あまり可愛くお出迎えすることはできないと思うので練習するように ぶつぶつ と小声で何度も呟くも慣れそうになくて溜息を吐き。相手につけた痕に気付いたくらいなので、もし自分に相手と同じ場所に痕がついていることを知ったらニヤニヤとしながら相手をからかうんじゃないかと。「そんなん きしょいだけやろ、はよ眼科行ったほうがええんとちゃう。それならええけど、今度でええから侯くんの膝枕で寝てみたい。年頃の男なら好きな人と一緒に寝れるってなったら考えたりするやろ、あかん?」可愛いとか言われると恥ずかしさから顔を真っ赤にして、明日は絶対に相手の弱点を見つけて言ってやろうと。髪の毛を撫でながら微笑みを浮かべ、機会があったら自分も相手の膝枕で寝てみたく。つついてくる手を掴むと恋人繋ぎで握り。自分だけでなくて年頃の男性なら好きな人と一緒の布団に寝るとなったら何かしらの期待はするだろうし、無防備な相手を襲うことだって可能なわけで、嫌われたくないから今日はしないけど。「ええの?婚約指輪の変わりに大事に持っておく。これ調理実習で作ったマフィン。…今度、安モンやけど指輪用意するから今は。手作りってええよな!市販のでも嬉しいけど、作ったり買うときに自分のことを考えながら…って思うと何でも嬉しい。そう?俺も侯くんのこと美人やなって思うけどな。」こんなこと言ったら重いって思われるかもしれないけど 第二ボタンを貰ったら大事に肌身離さず持っていようと思い。鞄から調理実習で作ったマフィンを取り出すとリボンを解いて相手の右手薬指に結んで、学生という身では本物の指輪を渡すことはできずリボンとか安いものになってしまうけど 大人になって買えるようになったらプレゼントすると誓い。家で練習をすると相手にバレてしまうので、折角ならバレンタインまで友達の家で練習をして上手く作れるように努力しようと。自分も相手のことを美人で綺麗だと思っているので相手が嫌なら言わないようにしようと思い。「ありがとう。俺も侯くんが何処に行っても絶対に探しだして迎えにいく」相手の目を逸らすことなく確りと見て ぎゅっ と握る手に力をこめて。「俺も侯くんの優しいところ好きやで。おん、お腹減った」自分のことを迎えにきてくれた優しい相手のことが大好きで、周りに人がいるか確認せず 暗いので分からないだろうとキスをして。 ぐー とお腹の音が鳴って恥ずかしさから苦笑をするも家へと向かって歩きだし。)
余計な事まで話しよって … ヒナやって、この前 車で家まで送ってあげたら、シートベルト付けたまま立ち上がろうとしたんやで ! 恥ずかしそうに言うのが可愛ええんやから、あんまり言うのに慣れんといてや。嘘が通じる相手ちゃうし、どっくんと話す予定やったけど、バレたら話しとくな。
( 自分の恥ずかしい話をされたので、仕返しで この前車内であった恥ずかしい話をしてやろうと悪戯っ子の子供みたく笑って。照れずに ニャン と語尾に自然に付けるのも勿論可愛いが、自分としては 照れながら言うのがポイントらしく。教員免許を取得する際に通っていた大学からの仲のため、嘘を付いても直ぐにバレてしまうので、バレたら素直に話をするつもりで。『 はいはい、眼科な。俺でええなら、膝枕ぐらいしたるよ。俺こそ、柔らかくないけどな。…その気になったら、いつでも襲って来てええんやで 』顔を真っ赤にする相手を可愛いな と内心思いつつ、相手の話は はいはい と軽く受け流し。相手から髪を撫でられたのは初めてで、いつも相手が撫でられて嬉しそうな表情をするのが なんとなく分かる気がして。相手が望むのなら、膝枕なんて容易いことだと。付き合い始めて思ったのは、自分は実は恋人に甘くて無意識に尽くしてしまうタイプなのかな と思っていて。何とも高校生の年頃らしい理由に、自分の高校生時代を重ね合わせたら確かに自分も期待するだろう。襲いたい欲も有るだろうから、自分はいつでも受け入れる準備は出来ていると補足で伝えておいて。『 … ! ありがとう、ホンマに嬉しい。お金は友達と遊びに行く時や今の歳でしか出来ない事に使って、指輪は、どっくんの夢が叶ってから買ってや。それまで俺は待つから。よっしゃ、次のバレンタインはどっくんにチョコ作る ! どっくんに言われると、急に褒め言葉に思えてきた。美人っていうのも、案外悪くないな 』マフィンを受け取ると、薬指に付けられたリボンにキスをして、目を細め微笑み。相手の気持ちはとても嬉しが、今は相手自身の為に使ってほしくて。指輪は何年先になってもいい、相手から貰う指輪なら何年でも喜んで待つと。相手とは反対に、チョコを作る事を事前に言って、やる気満々で にっ と笑って。美人なんて男の自分からしたら、素直に喜べる事ではなかったが、相手に言って貰えるのは嬉しく、満更でもなさ気で。『 キスしてもらう度に、両想いってええなって改めて思うねん。あっ、鍵掛けてないかもしれへん ! 急いで出てきたから、電気も付けっぱなしやし … やらかした … 』キスする度に、相手が自分を選んでくれて良かった、自分が相手を選んで良かった と心から思い。手をしっかり握り、相手に続いて歩き出し。そういえば と鍵を掛けていなかったり電気を付けっぱなしだったことを思い出して相変わらず自分の頼りなさに はあ と溜息をついて )
そうなんや、しっかりしているようにみえて、どっか ぬけてるとこが村上先生らしいわ!…えー、でも、少しは慣れとかな にゃん とか恥しくて言えへんよ。分かった、そん時は よろしく頼むで。
(しっかりしていて頼りになるのに時々どこか ぬけている一面があり クスッ と笑って。別に慣れたいわけじゃないけど、少しは慣れておかないと語尾に にゃん とつけて甘えるなんてできそうにもなく。報告するときに一緒にいることができないのは残念に思うが、バレてしまった時には相手に任せようと思い。もしも、関係を反対されたとしたら二人で何度でも賛成してくれるまで伝えにいこうという意を込めて頷き。「もう!ちゃんと聞いとる?侯くんがしてくれるなら柔らかさなんて どうでもええねん。ん、そん時には ちゃんと侯くんのこと大事にする」軽く受け流された気がして頬を少し膨らめて拗ね。柔らかさなんてどうでもよく、そんなことよりも誰がしてくれるかということの方が大事に思えて。相手と一緒にいる時間が自分にとっては心地よくて こんなにも心を許して甘えることができる人は今までも、これからも相手だけに思える。だからこそ、襲いたいという欲はあるし 相手を前にしたら我慢することだってできないかもしれないけど大事にしたいという気持ちはあり。「夢を叶えた時には左手じゃなくて右手の薬指にしたい。いつになるか分からないけど絶対に渡すから。手作りチョコくれるん?侯くんからのチョコとか楽しみやわ。侯くんの顔、ホンマに好き」友達と遊んだり今しかできないことを沢山やって、いずれ夢を叶えた時には指輪をすることができたらと相手の左手を握ると薬指にキスをし。相手から貰えるというだけでも嬉しいのに相手が自分のためにチョコを頑張って作ってくれるという気持ちが嬉しく。料理を美味しそうに食べてくれるところや笑顔、照れた表情など…どの表情も好きで。「俺も侯くんとキスする度に思う。笑顔を見ることができたら嬉しいし、幸せにしていきたいって。俺のことを選んでくれてありがとう。それだけ俺のこと心配してくれたってことやろ?電気つけっぱなら泥棒とかも入らないやろうし大丈夫だから、はよ帰ろう」自分のことを選んでくれたということが奇跡のように感じることがあって、相手の笑顔を隣で ずっと見ていることができたら幸せだなと。家に帰ったら夕飯を食べるので手を離してしまうのが嫌で、ゆっくり帰れたらと思ったけど落ち込む相手を安心させたくて足速に)
あとこの前な、3人でご飯食べに … って、喋りすぎたらヒナに怒られるわ。恥ずかしくて全然言えへんのは詰らんから … んー、程々にな ? おん、任せて。… そう言えば、どっくん、今週の土曜日空いてる ?
( 自分の話で相手が笑ってくれるのが嬉しくて、ついつい余計に喋ってしまいそうになり。相手の言う通り、多少の慣れは必要だと納得し。相手の力強い頷きに応える為に自分も意を込めて頷き返し。徹夜のお陰で仕事は順調に進んでいて、土日に当番や部活も入っていない為久しぶりにちゃんとした休みが取れそうなので、もし相手が暇なら買い物と題したデートをしたくて。『 聞いとるって ! もしかして、可愛いって言われるの嫌やったりする ? そう言ってもらえて安心した。なら、明日は俺が膝枕する番な。ありがとう、どっくんになら安心して身を委ねられる 』自分が 可愛い という度に否定しているので、もしかしたら と少し不安になり。高校生なのだから、可愛いなんて言われるのが一番嫌な年なのではと。相手の膝枕が余程安心するのか、大きく欠伸を一つし。明日は、自分が相手に膝枕をしてやりたく。自分の事をちゃんと考えてくれる相手になら、襲われるのだって安心出来るし、これから先の様々な事にだって身を委ねられる気がする。『 楽しみにしとく。まさか、指輪を貰う側になるなんて数年前の俺は想像してなかったやろうな。手作り頑張ってみる ! … 味の期待はせんで。俺も、どっくんの顔好きやで 』自分の方が歳上なのだから、本来 指輪は自分が買うべきなのだろうが、せっかく相手が買ってくれると言うならば相手の気持ちを潰したくなくて。数年前の自分は、こんな素敵な相手が現れるだなんて思ってもいなかっただろうと。料理は得意ではないし、だからと言って他人にチョコの作り方を教えてもらうなんて恥ずかしいので、ネットで調べて自己流になってしまう可能性があるので味の期待はしないでほしく。相手の笑った顔、いじった時に少し拗ねた顔、ギターに向き合う真剣な顔、自分にとっても どんな相手も一つ一つの表情が愛おしいくて。『 どっくんが勇気を持って告白してくれへんかったら、今の幸せはなかったと思う。俺こそ、ありがとう。辞めた物理の先生にも感謝やし、再婚してくれた親同士に感謝やね。だとええんやけど … ほんま、頼りなくて ごめんな 』物理の先生が辞めなかったら自分は相手と同じ学校に居ないし、親同士が再婚してくれなかったら こんなに仲良くなれたことも出来ないだろうし、全ての偶然が運命に導かれる様に重なった事に対して本当に奇跡だと思い。最早 ここまで来ると時分の頼りなさに苦笑いをして。相手につられ早足気味で着いて行き )
途中でとめたら村上先生何したか気になるんやけど?おん、程々にしとく。今度の土曜日なら空いてるで?
(相手が怒られるのは嫌だけど話を途中でとめられると何があったのか気になって。何回も練習をするのは、それはそれで恥ずかしいような気もするので程々にしておこうと。友達に遊びの誘いをしてみたところ その日は大倉とデートするからごめんな と断られたばかりで予定は空いており、何かあるのかなと首を傾げ。「別に嫌ってわけとちゃうけど照れくさいねん。風呂の準備してくるから頭上げてや。風邪ひいて いつも以上に疲れとると思うから風呂に入って はよ寝たいやろ?今は頼りにならんこと多いやろうけど もっと安心して委ねてもらえるように頑張る。」相手から可愛いと言われて嫌と思ったことはなく、ただ言われなれていないのもあるのか照れくさく感じてしまい。欠伸している姿を見ると、まだ膝枕していてほしいし 甘えてほしいという気持ちはあるけど今日は早めに風呂に入って寝たほうがいいんじゃないかと思い。学生という身分では頼りにならないことが多く、相手が言うように安心して身を委ねてもらえるようになるには時間がかかるかもしれないけど少しずつでも頼りにされるように頑張っていこうと気合を入れ。「俺も男に指輪を渡すなんて想像してなかった。でも、好きになって後悔していないし 生涯愛しぬくことを堂々と誓える。味も大事だけど、侯くんが俺のことを考えながら心を込めて作ってくれたら嬉しい。ホンマ?どこが好きか言ってや」男の人に恋をし、指輪を渡して自分だけのものにしたいなんて想像していなかったけど後悔はしておらず。こうして付き合うことができてよかったと。相手からもらえるなら どんなチョコでもよくて、味よりも愛情込めて自分のために作ってくれたら嬉しく。次のバレンタインは友達とは交換したりするけど、相手から貰えるなら他は断ろうと決め。どんなところが好きなのか言われるのは恥ずかしいけど、気になるので。「侯くんが俺の告白を受け入れてくれたからやろ。世間からは反対されるような関係なのかもしれない、それでも出会うことができて良かったって思うから絶対に離したりしない。…到着っと、そりゃ少し頼りないとこもあるけど 今回のは侯くんのせいとちゃうやん」親同士が再婚したりとかしなかったら、こうして相手と付き合うことができていたかも分からず。世間から受け入れてもらえるような関係ではないのかもしれないけど何があったとしても相手を離すつもりはなく。家に到着をして無事を確認すると相手と向き合い。自分が家から出ていかなければ相手が電気をつけっぱなしにしたりして家を出ることはなく、頼りないのは相手じゃなくて自分で)
これ以上話したらヒナに怒られるから、また機会があれば話したる。衣替えしたら冬服少なくて、服欲しいな思うてて … せやから、一緒に買い物行かへん ?
( ここまで話したのだから、何があったか話したい気持ちは山々だが、後々を考えると また今度 ということにしといて。空いてると聞けば、ぱっと表情が一瞬明るくなり。服が欲しいとは思っているが、自分に何が似合うとかが分からなく、どうせなら相手にコーディネートを決めてもらおうと。『 なら 良かった。これからも、遠慮なく 可愛ええ って言えるわ。… もう少し、もう少し膝枕してや。行かんといて。俺も、もっと頼ってもらえるように頑張ろ。大人の余裕ってのを磨く !
』相手に可愛い可愛いと言って甘やかすのが好きなので、これからも遠慮なく言えることが嬉しくて、頭を わしゃわしゃ と撫でては額をくっ付けて にんまり とし。疲れているからこそ、まだ膝枕をして欲しくて相手の服の袖を掴み、寝転がっているので自然と上目遣いになり小声ながらも甘えてみて。自分も相手が安心して身を委ねられる様な頼り甲斐のある大人になろうと心に誓い。『 俺も後悔してない、永遠を誓える。あっ、はい ! どっくんに質問 ! 俺から何て呼ばれたい ? どっくん呼んでるけど、今って戸籍上は横山やんな。味を保証出来ない分、気持ちは沢山詰まってるのは保証する。まず、たれ目と泣きボクロがセクシーなところ 』永遠を誓う、と言えば相手の苗字が自分と同じになるのか と思っていたけど、父と再婚したのだから相手と既に同じ苗字だったことを学校では ' 錦戸 'のままなので忘れかけていて。そうなると何て呼べばいいか気になり。味に自信がない分、相手に対しての愛や今までの感謝は沢山詰め込みたいと。相手の顔で好きな所は数え切れない程あるので、 まず と付けて この続きも語り気満々で。『 ここまで偶然が綺麗に重なり合ったんやから、出会ったのは運命だって信じてる … この歳で運命とか痛いかな ? 全部 自分のせいだって思うの、どっくんの悪い癖やで。俺にも責任 少し背負わせてや 』運命だなんて言うのは照れ臭いが、それでも自分は運命なのだと信じているからこそ相手に話し。自分も何があっても離さないという意味で、恋人繋にして、照れくさそうに相手を見て。全部背負い込んで悩んだりしてほしくなくて、責任だとかを一緒に背負えるのは恋人である自分なのだと。家に入ると、暖房も付けっぱなしだった部屋は暖かく出迎えてくれ、リビングに着くと相手のダウンと自分のコートを掛けて。急いで勢いよく置いたせいで落ちた箸を発見し、その時の自分の焦りが伝わってきて苦笑いをし )
村上先生って怒ると怖いみたいやもんな、侯くんが怒られとるとこみたくないし今度にしとく。行きたいっ!初デートや。侯くんに俺の選んだ服を着てほしいし、俺の服を選んでほしい
(実際に怒られたことはなくて噂で聞いただけだが何となく怖そうというのは想像ができて、怒らているところを見たくないので。相手との初めてのデートに どの服を着ていこう 、 どんなお店にいこう などのプランを考えると楽しく、満面の笑みで頷き。「他の人に言われたら嫌だけど侯くんになら沢山言われたい。可愛いだけじゃなくて、好きとか、他にも…。分かった、もう少しだけな。もう、上目遣いとかズルいで。十分 頼りになると思っとる、今のままでええよ」他の人に言われたら嫌なことでも相手からの言葉なら嬉しくて、可愛いだけでなく、好きやでとか色々と言ってほしいと
。服の裾を掴んで上目遣いで言ってくる姿に断ることなんて自分にはできそうにない。あまりの可愛さに直視することができないので視線逸らして、ぐしゃぐしゃっと頭を撫で。たまにぬけてるところもあるけど頼りになって大人の余裕だってある、もっと頼ってしまったら どんどんと依存してしまいそうで 今のままでいいと言ってしまったけど、相手の気持ちは嬉しく ありがとう と付けたし。「うーん、どっくんっていうの気に入っとるから暫くは そのままでええけど、たまにでええから亮って名前で呼んでほしい。気持ちが沢山詰まってるんだったら有難く受け取る。タレ目と泣きぼくろな、それから?」戸籍上は親が結婚をしたので錦戸から横山に苗字が変わったけど、どっくんと呼んでくれるのは相手だけということもあり特別という感じがして気に入っているので変えて欲しくなく。たまにでいいから名前で 亮 と呼んでもらえたら嬉しいな、なんて思い。相手がチョコに気持ちを沢山詰めてくれるのなら、自分も相手に負けないくらいの愛情をチョコに込めて日頃の感謝を伝えようと。照れくさいという気持ちはあるけど相手が自分の好きなところを言ってくれるのなら聞いていたくて、続きを促し。「痛くない。侯くんと出会えたのは運命だと思う。こんなにも素敵な人に出会わせてくれた神様に礼を言わな。…ん、分かった。」色んな偶然が重なって相手に出会い、恋をすることができたのは運命だと思えて。正月に初詣に行った際には気が早いかもしれないけど 相手とのこれから を願って感謝しようと思い。恋人という関係になれたので責任だけでなく、嬉しいことも辛いことも一緒に分け合えたらと。夕飯を電子レンジで温めてから代わりの箸を持って相手に近づくと交換をし。「席、ついて!腹減ったしご飯食べようや」と明るく振る舞い。)
どっくんもヒナ怒らせたらアカンよ ! まあ、どっくんは怒られる心配してへんけどね。ほな 決まりやな。俺もどっくんの服決めたい ! デートのために、明日の仕事も頑張ろ
( 提出物も ちゃんと出してくれるし、相手が怒られる様な やんちゃな事をするとは思えないので、その辺は心配してなくて。嬉しそうな相手の表情が見れて自分も嬉しく、つられて笑顔になり。週末という事もあり、疲れが蓄積されて出勤するが面倒臭いと少しは思ってしまうが、相手とのデートの為なら と気合いを入れ。『 ホンマに ? … カッコよくて可愛ええ どっくんが大好きやで。足痺れてへん ? 大丈夫 ? しゃあないやん、寝転がってるんやから、自然と上目遣いになってまう。嬉しいわ、ありがとう。もっと頼ってな 』普段なら恥ずかしくて言えないけど、今なら気分も良くて素直に言える気がして、相手に対しての気持ちを並べて。我儘を言ってしまったが、大人を膝枕してるのだから足は痺れていないかと心配になり相手に問い。目を逸らす相手の反応が面白くて、更に構って欲しく ぐいぐい と袖引っ張ると意識して上目遣いをして へにゃ と笑顔を向け。頼りになると言われ、照れくさそうに頬をかいて。『 俺も、どっくんって呼び方は気に入ってる。どっくんが侯くんって呼んでくれるのも気に入ってるねん。… 分かったで、亮。ん、楽しみにしといてな。眉毛がキリッとしててカッコええ ! あと、笑う時に綺麗に歯が並んで見えるのも好き 』侯くん なんて可愛らしく呼んでくれるのは相手ぐらいで、最初は恥ずかしいし慣れなかったけど、今は気に入っていて。相手からのお願いを承諾し、流れで ぎこちなく名前で呼んでみて。まだまだバレンタインなんて先の話だが、今から とても楽しみで、相手にも楽しみにしていて欲しく。好きな所を言うのに悩み時間も無しでサラサラと言葉は出てきて、それ位 相手の顔だけで好きな所は沢山有り、性格も含めたら まだまだ話し足りなくて。『 オトン達、出張が長引いて正月も帰れそうにないって。せやから、今年の年越しは2人っきりやね。一緒に初詣行って、神様にお礼言おうな 』先日、まだ仕事の案件が終わりそうにないので正月も帰れない と親から連絡があった事を思い出し。大体 年末は忙しそうで、毎年1人の年越しだったが、今年は相手が一緒なので嬉しくて。相手から箸を受け取るとお礼を言い。明るく振る舞う相手に もう大丈夫だろうかと心配はあるが、一先ず席に着き。『 いただきます ! … うん、うまい ! 』手を合わせ挨拶を済ませると、美味しそうに唐揚げを頬張り満面の笑みを浮かべ )
怒らせへんように気をつけとく。俺も明日の授業頑張る!はぁ、めっちゃ嬉しいけど緊張する
(自分に対して甘いような気がするし、怒らせるようなことはしないので大丈夫だとは思うけど決して怒らないというわけではないので気を付けると。デートのことを考えると授業もいつも以上に頑張れるような気がするがして、でも緊張して空回ってしまい喋れなかったら…なんて心配もあり。「ホンマやで!侯くんに言われるから嬉しい。ありがとう、優しくてカッコいい侯くんのことが大好き。ん?大丈夫やで…って、ズルいって言うたやろ?余裕とかないんやからやめてや。もっと頼りにするから俺にも頼ってな」恥ずかしがり屋な相手が自分のことを 大好き だと言ってくれたのが嬉しく、 にこっ と微笑んで自分も相手のことが大好きだと伝え。誰かを膝枕するということはなくて若干の痺れはあるものの離れたくなくて余裕の笑みで頷くも、裾を引っぱられて見ると上目遣いの相手と目が合い。自分の反応をみて面白がってるんだろうということが分かり 大事にしたいし、明日のことを考えると我慢しなければいけないことは分かる。それでも今すぐに抱いて ぐちゃぐちゃ にしたいという気持ちもあり、大人の余裕をもちあわせていない自分を情けなく思いながら やめて と言って、相手の瞳を隠すように手の平をそっと目の上に置き。「名前で呼ばれるのも悪くないな!侯くんは何て呼んでほしい?名前?それとも横山先生とか侯にいちゃんの方が禁断って感じがして好き?おん、楽しみにしとく!性格もって思ったけど照れくさいから、また今度話して。それにしても侯くんって俺のこと好きやな」呼び慣れてないからか ぎこちなさはあるものの呼ばれると照れくさく、頬をかき。自分は名前で呼んでほしいと思うけど相手は何て呼ばれたいんだろう?と首を傾げて、恋人とはいえ名前を呼び捨てにはできないため今のまま。それとも先生や兄ちゃんとつけてみるのも禁断という感じがしていいんじゃないかと、他になにかあるようなら…と。次から次へと自分の好きなところを言われると聞いていたいけど恥しくて、茶化すように。「そっか、めっちゃ忙しそうやな。一年の終わりと始まりを二人で過ごすことができるってええね」たまには会って話すことができたらという気持ちはあるけど、一生懸命に働いている親のことを尊敬してるので無理してほしくないなと。去年は友達と初詣に行ったけど今年は相手と過ごすことができるのが嬉しくて、好きな人と正月をのんびりと過ごすことができることに幸せを感じ。席につくと手を合わせて「いただきます。侯くんって美味しそうに食べてくれるよな?そういうん めっちゃ嬉しい」好きな人が自分が作ったものを美味しそうに食べてくれると励みになり)
どっくんは提出物も出してくれるし、授業中の態度もええからね。緊張て ! 友達と買い物行く感覚で行けばええんちゃう ?
( 誰よりも真剣に授業を受けてくれて授業をする側としても助かっているので、学校で自分が怒ることはないだろうと。言葉では大丈夫そうに振る舞うが、内心は自分も緊張はしていて。友達と買い物に行く感覚で行けば、少しは自然体で居られるのではと考え。『 … 嬉しい、ありがとう。どっくんに首ったけなんやろうな。そっか、痛くなったら言うて。… せっかくのどっくんの表情が見えへんのやけど。なあ、どんな表情してるん ? おん、頼りにしてる 』嬉しいからこそ、ぶっきらぼうな返事しか出来なくて控えめに微笑み。今までの恋人にも好きだとか言ってきたが、相手に対して言う好きは今までとは違い緊張もするし重みが違う、きっとこれが本当の好きという感情なのだと。大丈夫だという相手の言葉を信じて、心配の表情は消え。突然置かれた相手の手の隙間から差す微かな光だけの世界になり、表情が見れないのが惜しく。どんな表情をしているのかと、手を伸ばし相手の頬を撫でるように触り、今の相手の理性の限界を試すように問いかけ。『 侯くんのままでええよ … 家で横山先生っで呼ばれるのドキドキするし。あっ、候隆さんとか呼ばれてみたい。次は俺の顔で好きな所言うてよ ! ホンマ、俺どっくんの事めっちゃ好きやな 』家で先生と呼ばれたり学校でお兄ちゃんと呼ばれると、相手が言う通り禁断という感じがしてドキドキし。相手から呼び捨てで呼ばれるのは何かが違うと思うが名前で呼んで欲しく、候隆さん なんて呼ばれたら健気さもあって先程とは違う意味でドキドキしてしまいそうで。相手も自分の顔が好きだと言ってくれたので、せっかくなら聞いてみたいと。相手の好きな所はまだまだ話せる自信があり、心から相手の事が好きなんだなと自分でも思っていて。『 せや、オトンと飲みに行った時に、早う どっくんと2人で飲みたいって言うとったで。大切な人と一緒に過ごせるって、幸せなことやね 』以前、近くに寄った際に飲んだ時に言っていた事を思い出し。再婚したての頃は不安も沢山あったけど、父親が嬉しそうに相手の話をしているのを聞くと安心出来て。仕事とか学校の事は忘れて、正月ぐらい暖かい部屋で のんびり と2人で過ごせたらいいな と。こんなにも正月が楽しみだと思ったのは始めてで。『 ホンマに美味しいねん。一人暮らしの頃は毎日コンビニか外食やったから、手料理が一層 美味しく感じるのかもしれへん 』学校もあり、家事まで任せっきりにも関わらず、毎日こんなに美味しい手料理を作ってくれる相手に口には出さないが深く感謝していて。親が仕事で家を空けてる事が多く、一人暮らしの様になっていた時期の事を懐かしそうに思い出し )
そんなん成績のこと気にしたら授業態度はよくしといて損はないからな。でも、侯くんの授業は見蕩れてて聞いてへんことある。…友達と恋人は違うやろ?友達と買い物に行く感覚なー、そう思ったら緊張しないかもしれん
(今後の将来のことを考えると提出物を忘れたり授業態度が悪かったりと成績を下げるようなことはできなくて、それでも相手の授業だけは たまにだけど授業をしている姿に見蕩れてて頭にはいってこないことがあって。 友達と行く感覚 と言われても友達と恋人では関係が違うので緊張せずにいられるか分からないけど、少しでも緊張せずにデートできるならと。「もっと首ったけになってええよ、全力で愛していくし 愛して。…膝枕終了。風呂の準備してくるから起きて」好きだとか愛の言葉を伝えるのは照れくさく感じてしまって今まではできなかった。照れくさいけど相手には自分がどれだけ相手のことを好きなのかという気持ちを知ってほしくて。視線が合えば理性なんてものは簡単になくなってしまう、それだけは何とか阻止しようと相手の視界を遮っていた手をどかすも視線を合わせようとはせず。風呂の準備をしてくると言って 相手から離れて少しでも冷静を保てるように頭を冷やそうと思い。「そんなん お淑やかで可愛い女性が言うからええんやで、侯隆さん。まず透明感のある白くて綺麗な肌、ふっくらとした柔らかそうな唇やろ」さん付けをするのは自分の柄じゃないような気がして、お淑やかで可愛らしい女性なら似合うんじゃないかと思うけど 相手が呼んでほしいならと。相手の好きなところなら沢山あって、好きなところを言っていくのにあわせて頬や唇に触れていき。「まだ17だから気が早いって、おかんは酒とか飲めへんから男三人で居酒屋とか行って話したりできたらええな。おん、今も めっちゃ幸せ。あっ、コタツだそうや?」誕生日がきて17になったばかりなので酒を飲めるようになるには3年かかる。それでも飲みたいって言ってくれているのは嬉しくて。おかんと二人で暮らしていた時は小さなアパートでストーブのみだったので、コタツがあると知ったときから楽しみにしており。「たまにならええけど栄養バランスのとれたもん食べないと体に悪いで?今は俺がおるからええけど。」コンビニ弁当も種類が豊富で美味しいものが多いけど、手料理に比べたら栄養バランスが悪いような気がして、相手の体調のことを考えると自分がいる間はしっかりと作ろうと。)
提出物 出してへん人に聞かせてやりたいわ。見蕩れてくれてるのは嬉しいけど、ちゃんと授業受けてや。まあ、初デートは緊張するものやしね。言うても俺も緊張してるし。
( 完璧な模範解答に感心し頷き、相手とは違い未だに弛んで提出物も出していない生徒に聞かせてやりたいと。一応注意はするが、見蕩れてる なんて言われたものだから、口調は優しく頬も緩んでいて。付き合う度に初デートは緊張するし、緊張するのも初デートの醍醐味なのではと考え。相手だけ緊張しているのではなく、自分も緊張していると知れば少しは和らいでくれるのではないかと。『 愛し愛されって何一つ文句ないな、恋人の理想の関係性やん。… はーい。また膝枕してな ? 』愛してもいいと言ってもらえ、愛すとも言ってもらえ、それって凄く幸せな事だと思い。片方だけの愛じゃなくて、互いの愛で満たされるのは恋人同士として最高の関係なのではと。突然開かれた視界に容赦なく差す光に目を細め。もっと相手の反応を伺いたくて、本当は まだ膝枕して と我儘を言うところだが、今の相手にこれ以上しても反応は変わらないのではないかと思い、諦めたように雑に返事をして。せっかく面白いオモチャを道つけたので、また近い内にしてほしいと。『 … ! めっちゃええ ! これからも、偶にでええから、候隆さんって呼んで ? 肌に唇か … 他には ? 他にはある ? 』一気に大人びてお淑やかさと可憐さが増した相手が愛おしくて強く抱きしめ、嬉しそうにニヤニヤし。毎日呼んでもらうと、このドキドキとレアリティが無くなってしまいそうで、偶に呼んでほしいと 偶に を強調し。大好きな相手から好きな所を言ってもらうのは気分も良くて、食い気味に続きを求め。触れる相手の指を目をキョロキョロさせ追って行き。『 10代の3年なんてあっという間やって。男だけの居酒屋もええな ! せやけど、ホテルとかのお洒落なレストランでオカンに美味しいもん食べさせてあげたいわ。もう炬燵の季節か … どっくんが風呂入ってる間に出しとくな 』自分も10代の頃に父親から同じことを言われたことがあり、その時も相手と同じような反応をしたがあっという間に3年なんて過ぎ。親孝行だけは何があっても確りしたくて、女性だったら何が喜ぶかと考えた結果がお洒落なレストランで。態々炬燵を出すのが面倒臭くて、近頃は出していなかったが、相手が楽しみにしているのならばと張り切って。『 成る可く自炊しようと思ってるんやけど、ついつい妥協してまうねん。まあ、今はどっくんが居るから栄養バランスに関しては安心出来るわ 』自炊しよう、今日こそは自炊しようとは思うが、仕事から帰ってくると疲れから、ついつい甘えて妥協してしまう。しかし、今は相手がバランスの良い食事を作ってくれているので安心だと )
たまに提出物ださん人おるよな、あとノート見せてーって。ただ見せるだけだと 相手のためにならんから時間あるときは面倒やけど教えてる。そこは分かっとるよ。テストで悪い点数とったことないやろ?そっか、侯くんも緊張してるんや。そうだ、買い物行くときに映画も観たい!
(提出物を出さなかったりするのは信じられないというように呆れた感じで言って。ノートを見せてほしいと言われれば 頼りにされるのは嬉しいので見せるけど、相手のためにはならないと思うので休み時間など時間があるときに教えてあげることがあり。兄弟になってからテストでいい点数をとると相手が褒めてくれるのが嬉しくて、がっかりさせないためにも他の教科よりも予習復習をしっかりしていて。緊張してしているのが自分だけじゃないと分かると肩の荷がおりたように緊張感がほぐれていき、しっかりとエスコートしていこうと気合を入れ。近くに映画館があるので一緒に観たいし 暗いところなら手を繋いでも気付かれないんじゃないかと思い。「互いのことを思い合えるような関係ってええよな!…ほんま、ええ加減にせえよ。明日は膝枕してくれるんやろ?理性たもてへんようにさせたる」互いに愛し愛されて思い合えるような関係になっていきたく。相手のことをソファに押し倒し 面白がるような言葉に少し苛ついたように眉間に皺をよせて、がぶりと噛みつくようなキスを角度を変えて何度か繰り返してから離れ。 風呂の準備してくる と付けたして風呂場へと向かい。明日は相手が膝枕をしてくれるので、その時には…と。「喜んでもらえるなら偶に侯隆さんって呼ぶ!表情が豊かなところも好きやな、笑顔のときと真剣なときとのギャップがええ」抱きしめられて驚くも嬉しそうに笑っている相手を見て、柄じゃないとは思うけど喜んでくれるなら偶に呼ぶのもいいなと思い。笑顔、照れた顔、真剣な顔、など どの表情も魅力的で。性格も含めれば好きだと思うところは沢山あり。「それなら時間を大事にしていかなあかんね。それええな!オトンとオカンで夜景の綺麗な洒落たレストランでデートでもってプレゼントしたい。ええの?でも、一人で出すの大変やろうから手伝うで?」あっという間に時間が過ぎていくのなら学生のうちしかできないことを沢山やって、大事に過ごしていかないとと。仕事が忙しくてゆっくりとデートとかできないんじゃないかと思うと、せっかくなら二人で過ごす時間をつくってあげたい。親孝行するためにも大学に入学したらバイトしてプレゼントしたいと。仕事で疲れているのに今から出させるのは大変なんじゃないかと思うと風呂に入る前に手伝いたいと思って。「働いてると時間ないやろうし大変そうやもんな。今は俺がおるけど、自分でもちゃんと考えていかなあかんよ?」仕事から帰って料理をするとなると大変な気がして。)
どっくん、ホンマに偉いなあ。面倒やと思うけど、これからも教えたって。俺としても助かるわ。おん、丸付けしたてて気持ちええもん ! この調子で頑張ってな。ええよ、映画観よ ! せっかくなら、車出すし少し遠くまで行こうか
( 休み時間の相手の様子まで知らない為、教えてあげている事なんて初めて知り。面倒見が良い しっかり者の相手を素直に偉いと思い褒めては頭を撫で。理系教科なので得意な人と不得意な人で格差が生まれやすく、皆が付いて行けているか心配だったが、相手が教えてくれているなら その心配も薄まり助かると。相手のテストを採点している時は、丸をつける数が多いので採点していて気持ちよくて。このいいペースのまま頑張って欲しいと。映画ならゆっくり出来るし、賛成をして。少し遠出したら、知り合いに会うかもという心配は薄まるのではと。『 ちょっ、…んっ…っ … ! 』突然押し倒されると、嫌ではないが人間の反射的に抵抗をし。相手の苛つきのある表情に ぞわっ とビビってしまい抵抗を止めると、されるがままにキスに応じて。突然キスされ、更に突然 風呂場へ去って行くので思考が追い付かず、まだ相手の感覚が残る唇を優しく触りながら相手の背中を ぼーっと見送ることしか出来ず。『 候隆さんって呼ばれると、守ってあげたくなる。俺も、偶には亮って呼ぶな ! … そろそろ俺の恥ずかしさが限界になってきた。ありがとうな 』可憐さが増す故に、自分が守ってあげないと という気持ちが燻られ。相手も名前で呼んだら喜んでくれたので、偶には、と。聞いていると、自分からリクエストしたのに じわじわ と耳が紅くなり。まだ聞きたい気持ちはあるが、恥ずかしさの限界で。『 やりたい事を沢山やればええよ、俺は反対せえへんから ! 確かに、2人っきりの時間もプレゼントしたい。いつか一緒に計画しような。大丈夫、大丈夫。任せてや ! どっくんは楽しみにしとって 』高校生という架け替えのない時間をやりたいことに使って欲しく、相手のやりたいことなら自分は協力するし反対もしないと。相手の提案に賛成し、いつになるか分からないが、いつか本当に計画し実行出来たらと思って。力仕事は、それなりに自信があり。何よりも相手を喜ばせたくて、お風呂から出てきて炬燵があったら喜んでくれるのではないかと考え。『 おん、分かった。… ごちそうさま ! 今日も美味かった 』先程、半分食べていた事もあり相手より早く食べ終わり。食器をキッチンに持って行くと、席に戻り食事をしている相手を微笑ましそうに見て )
断る方が面倒やん。それに…これ言ったら怒られそうやからやめとく。あっ、頑張るから次のテストでええ点数やったらご褒美ほしい!おん、侯くんはどんな映画がええ?
(断るのも教えるのも面倒臭いけど、 渋谷先生の写真をあげるからノート見せて!教えて! と言われたら断る理由なんてなくて。携帯には何枚か保存してあり。褒められたら嬉しいし、それに加えて何かしらのご褒美みたいなものがあったらもっと頑張れそうだと思い。相手とドライブして、映画観て、買い物して…とプランを考えると口角を弛め。アクション、恋愛、ホラーなど種類は沢山あって、どんな映画が好きなんだろう?と。風呂場へと向かうと蹲り「…はぁ、嫌がっとったよな」キスした直後の相手の表情を見ることができず、そのまま風呂場へと来てしまったけど 抵抗をされなかったが嫌だったんじゃないかと思うと溜息を吐いて。何て謝ろうかと。「じゃあ、侯くんって呼ぶ 俺のことは守ってくれへんの?おん、偶に呼ばれるからドキドキするんやろうから。…あっ、その照れた顔も好き。」侯隆さんと呼ぶ自分のことは守ってくれるのは嬉しいし、男なので守ってほしいってわけじゃないけど拗ねたように言って首を傾げ。ふとした拍子に名前を呼ばれたりしたらドキッとしそうだと思い。まだまだ好きなところはあるし、言うんだったら今度にしようと思ったけど耳を紅くして照れる相手を見ると呟いて。「ありがとう、そう言ってくれると心強いわ。せやろ、オトンとオカンの喜ぶ顔が見たい。腰とか痛めたりしないように気をつけるんやで?じゃあ、先に風呂に入ってくる」自分がやりたいことに反対せずに協力してくれるっていうのは心強く、沢山やりたいことをやっていこうと。いつも一生懸命に働いてくれている二人に喜んでほしくて、いつか二人で絶対に叶えようと思い。実際に炬燵を見たことはないので分からないけど、それなりに力がいるんじゃないかと思うと腰とか痛めないように気をつけてほしくて。自室に行くと着替えを持って風呂場に行き。「おん、ありがとう。見られてると食べにくいからテレビでも見ててや?侯くんが好きなアナウンサー出てるかもしれんよ」美味かったと言われると嬉しそうに微笑み。見られていると何となくだけど食べにくいような気がしてテレビを指さして。以前、テレビを見ながら この人、可愛ええな と呟いていたような気がし。)
… めっちゃ気になるんやけど。絶対に怒らへんから、お願い ! ご褒美か … ええよ、何か欲しい物とかある ? アクション見たい ! 洋画の派手なアクションが見たいねん。
( 途中で話を止められたら気になり、' 一生のお願いだから ! ' と駄々を捏ねる小学生の様に顔の前に手を合わせ、ちらり と相手の表情を伺い。自分の高校生時代は、ゲーム好きもあってご褒美に新発売のゲームを買ってもらったりしていて。相手は何が欲しいのだろうかと。恋愛映画は見ていて恥ずかしくなるし、ホラーは怖がっている情けない姿を相手に見せたくないし、そう考えると無難にアクションを選び。風呂の準備、と言ってもお湯を沸かすのはボタン一つだし、それにしては遅いな と感じ 『 どっくん、大丈夫 ? 』と何かあったんじゃないかと心配して風呂場に聞こえるように大きめの声で叫び。『 そういう意味ちゃうって、どんな どっくんでも俺が守るから ! 毎日 呼ばれたら慣れてまうからな。偶にが丁度ええねん。… あー、もう褒めるのストップ ! 』何とも可愛らしい理由で拗ねる相手が可愛くて、ふは と笑みを零しながら ぬいぐるみを抱きしめる様に愛おしそうに抱きしめ。毎日呼ばれるのも勿論 嬉しいが、偶にだからこその嬉しさもあると。抱きしめたりキスしたりするのも、本当は偶にやるから良いのだとは思うが、相手を前にすると我慢なんて出来ないと毎回思っていて。どんな自分も 好き と言ってくれるのは嬉しいが、これ以上 顔が紅くなるのは恥ずかしく。相手の口の前に人差し指を立て。『 今の時点で、やりたいことってあるん ? 喜ぶ顔見たいな …なんか久しぶりにオトンとオカンに会いたくなってきた。おん、気いつける。ゆっくりしてきてな 』もしやりたい事があるなら、事前に聞いといたら何か準備できたり手伝えるのではと考え。相手が今 何に興味があるのか気になっている部分もあり。両親の話をしていると、久しぶりに話をしたい気分になり、後でメールでもしようかと。何歳になっても子供は親が気になる大切な存在なのだと改めて実感し。風呂場に向かう相手を見送ると、押し入れから炬燵掛け布団を運んだりと炬燵の準備を手際よく始め。『 テレビのアナウンサーか目の前にいる恋人かなら、俺は恋人を見てたいんやけど 』ご飯を食べている相手が可愛くて見ていたいが、食べにくいと言われたのでソファに移動して渋々テレビを付けて。構ってほしくて、テレビを観ている間も ちらちら 相手の方を見たりし )
ほんまに怒らへん?…その、勉強教える代わりに写真貰ってるんよ。ギターのピックとかチューナーが欲しい!アクションな、俺も洋画のアクション映画気になってたから それにしよ!
(お願いをされると断ることができず、恐る恐るといった感じで首を傾げると携帯を渡して写真を見せ。ギターのピックやチューナーなど普段使うものを相手から貰うことができたら 見るたびに相手のことを思い出して頑張れそうで。洋画は好きで観ることがあり、ちょうど気になっているものがあるので頷き。ホラーと言ってみたものの あまり好きではないし、恋愛系も周りは女性かカップルばかりなので男同士で観るとなると気まずいような気がしていたので安心して。名前を呼ばれると立ち上がって 急いでボタンを押すとリビングへと戻り「大丈夫!ちょっとシャンプーきれそうやったから気になって見てただけ」表情を見ることができず下を向き、「さっきはごめん」と。「ん、ありがとう。俺も侯くんに何かあったら絶対に守るから。おん、偶にでええ。分かった、耳紅くなっとる」守ると言ってくれたことも
優しく抱きしめられるのも嬉しくて微笑み、困ったことがあったら何があっても守ると誓い。相手の言葉に頷いて。首に腕をまわすと紅くなった耳にキスをし、いずれキスしたり相手に触れたり触れられることが少なくなるんじゃないかと思うと寂しく感じて「おじいちゃんになっても傍におってな?」と。「趣味でやってみたいのはサーフィンやな、って言っても夏になったらやけど。あっ、俺もオトンとオカンに会いたい!」サーフィンをやってみたいと ずっと思っていて、雑誌とかを持っているものの今は寒くてできないので夏になったらやりたいと。あまり会う機会がないので近いうちにでも電話をしたら喜んでくれるんじゃないかと思い。「ふーん。…何?もう少しで食べ終わるから待って」ニヤけてしまいそうになるも引きしめ ご飯を食べているも、視線を感じて相手のことを可愛いと思い。早く夕飯をすませて相手のところに行きたくて食べるスピードを少し早め。)
…… なんや、すばるの写真貰ってたんか ! どっくんが、尊敬や憧れとして すばる好きなこと知ってるし、怒らへんって ! わかった。ギター関係分からへんから、買う時は一緒に来て。… ホンマ楽しみ。早う土曜日にならへんかな … !
( 自分が怒る事なので どんな物を見せられるかハラハラしていたが、見慣れた人物の写真で少しの沈黙の後、そんなことか と お腹抱えて笑って。相手らしいお願いに勿論否定せず。本当なら、こっそり買ってサプライズで渡したいが、ギター関係は詳しくなく何が良いのか分からないので、買う際は一緒に来て欲しく。愈々、予定が明確に決まってきたので現実味が増してドキドキと楽しみは膨らむ。明日を頑張れば明後日はデートだと思うと、自然と頬は緩み。『 なんや、そうやったんか。それは有難う。…… どないした ? さっきの事気にしてるん ? 』自分の心配し過ぎだったかと何も無かった様で安心し。下を向く相手を不思議そうに見て、突然謝られたので何事かと。' さっきは ' と言ったので何となく目星は付いて、自分は気にしていない と相手の言い分も聞かずに言い切るのは良くないと感じ、相手に優しく問いかけ。『 ありがとう。…あっ、ちょっと待ってて ! 』何かを思い出して、相手から離れると小走りに自分の部屋へと何かを取りに行き。『 … 当たり前やん、最期まで傍に居ってな 』耳にキスをされると、擽ったそうに目を細めて。お返しに自分は相手の右頬に軽くキスをし。相手と自分の年齢差を考えると、普通に行けば自分が先に逝くだろう。相手の最期まで一緒に居れない分、それまでの期間は沢山の愛を注いで、手紙を残したり出来る限り寂しくないようにしたい と。『 だから、リビングにサーフィンの雑誌置いてあったんや ! サーフィンってカッコええよな…。よっしゃ、夏休みに海連れてったる。後で電話でもしてあげてや、喜ぶと思うで 』以前、リビングに置いてあったサーフィン関連の雑誌を見かけた事があるので納得し。まだ先の話だが、せっかくなら自分が海に連れて行ってやりたいと思い。仕事で疲れているからこそ、息子から電話が掛かって来たら両親も喜ぶのではないかと。『 … あっ、いや、別に何にもない ! ホンマに何にもないで、見てへんから ! 』構って欲しくて見ていたのを勘付かれたのが恥ずかしくて、焦って不自然な位否定し。言葉では言うけれど、携帯をいじったりテレビを見たりとソワソワとしていて )
教える動機が 渋谷先生の写真がほしいからって不純やん?もう、笑わないでや…怒られたらって思うと怖かったんやで。おん、一緒に行く!明後日のこと考えるとニヤけてまうな。
(勉強を教えてもらう代わりに写真を貰うことが不純に感じてしまい、視線があっていないものが多く 本人に許可をとって撮ったものではないということもあり 怒られたらと思うと怖かったので笑われると むすっ とし。一緒に行くことができたら 少しでも自分の好きなものについて知ってもらえるかもしれない。それに楽器店に行くだけとはいえデートのように感じて嬉しそうに。相手との初めてのデートに口角が緩んでしまい引きしめることはできなさそうで。「あっ、…おん。…嫌やったやろ?その、いきなりキスとかされたら」優しく問いかけられると相手を見て頷くも、すぐに視線をそらして目を泳がせながら何て言おうかと少し悩んだあとに。許してもらえなかったことを考えると、相手に近づいていき服の裾を掴んで再度 ごめんな と謝り。「えっ、侯くん?」突然、離れた相手に寂しく感じて早く戻って来ないかな?と去っていった方をチラッと見て。「おん、最期までずっと侯くんの傍にいる」頬にキスをされると照れ臭そうに微笑んで。時間が過ぎていくのは あっという間なので相手との思い出を沢山つくって、一瞬一瞬を大切にしていこうと。 ぎゅっ と離さないというように力強くも痛くない程度の力で抱きしめ。「めっちゃカッコええ!えっ、ええの!?侯くん、水着 着る?そうするわ、声聞きたいし」相手の言葉に目を輝かせて頷くと、連れていってくれるのだとしたら水着姿を見たくて問いかけ。喜んでくれるならあとで電話をしようと。「絶対見てたやろ!もう、何で嘘つくん?ソワソワしとって怪しいんやけど」食べ終わって食器を洗いながら相手のことを見るとソワソワとしていてクスッと笑い。)
怒らへんよ、すばるも写真で怒る人ちゃうし。… それに、俺も隠し撮りしてるから人の事 言われへんわ。いい機会やし、俺も楽器見てみようかな。前にトランペットおすすめしてくれたし。お互い、口元緩みっぱなしやで。
( 写真を隠し撮りされた位で怒る相手でもないし、居眠りをしてた所や酔っている所等を自分も隠し撮りをしているので人の事は言えなく。携帯を取り出してきて、隠し撮りした写真を相手にスクロールして見せていき。以前に相手からトランペットをオススメしてもらったことを思い出し、せっかく見に行くのなら自分も楽器を始める良い機会だと思い。お互いニヤニヤしているので、周りから見たら本当にバカップルなんだろうなと。『 嫌ちゃうよ、嬉しかったで ? あと、誘ったの俺やし。…どっくんが謝ることないのに』うんうん と頷きながら相手の話を確り聞き。相手からキスされて嫌だと思ったことないし、押し倒されて相手が主導権を握って、それに従うキスも悪くはないと感じていて。自分の裾を握る相手の頭を ぽんぽん と撫でてやり。『 このペアのピンキーリング、俺が高校生の時にバイトして初めての給料で買ったやつやねん。いつか心から好きな人が出来たら渡そうかな、思って。薬指に付ける指輪は、どっくんを待つ。それまでの期間に付ける指輪として、良かったら貰ってください 』少し色褪せた指輪ケースの中からは、銀に輝くシンプルなピンキーリングが2つ入っていて。1つを自分の小指に付け、もう1つは相手の前に立膝を付いて差し出し。相手が指輪を買ってくれるまでの繋ぎの指輪として と 心から好きな人は相手だという意味を込め、相手に受け取ってほしく。『 ええよ、行こ ! 水着 ? … 俺の頑張り次第やな。水着着ても恥ずかしくない腹筋がある程度作れたら、水着着ようかな… 』喜んでくれた相手が嬉しくて、にっ と笑顔向け。水着を着ても恥ずかしくないお腹なら着ると。夏に向けて春辺りから腹筋でも鍛え始めるか … と呟き。『 見てへんから、嘘ちゃうし ! … だって甘えてええんやろ、早うどっくんに構って欲しかったから 』ムキになって否定するが、相手に聞こえるか聞こえないか程度に構って欲しかった事を認め。クスッと笑う相手を飼い主の帰りを待つ犬様に じと と見て、洗い物が終わるのを待って )
そっか、良かった。うわぁ、それ めっちゃええやん!欲しい!!俺もサックスとか気になってたから見てみようかな?そんで、いつか一緒に演奏とかできたらええな。ほんまやな、周りに誰もいなくて良かった。
(相手が言うならバレたとしても怒られる可能性は低いだろうと思うと安心して。画面には信頼しているからこそ見せるであろう憧れの先生の姿が映っており、可愛かったり、カッコよかったり、中には老人のような面白い写真もあって相手の顔を見て欲しいと伝え。気になってはいるものの挑戦してみたことはないので、相手がトランペットをやるのなら練習をして二人で演奏することができたらと。二人してニヤニヤとしていたら周りは何て思うんだろうと思うし、授業中とか人前でデートのことを思ってニヤけたりしたらどうしようと思い。「ほんまに?怒ってたりせぇへん?…もう、あないな風に誘ったらあかんで」様子を窺うように顔を見て 何度か首を傾げて。次に可愛らしく上目遣いなんてされたらキスだけで止まれる自信はなく、安心して委ねられると言われたし大事にしていきたい気持ちもあるけど 経験なんてものも少なくてタイミングが分からず「侯くんが俺のことを抱いてくれたら 俺は侯くんのことを抱く。それまでは何があっても我慢する」と。「……えっ、…あー、もう、嬉しすぎて何て言ったらええか分からへん。…ありがとう。なぁ、つけてくれるんやろ」ピンキーリングを見せられると何て言えばいいのか分からず戸惑いを見せるも嬉しくて、泣きそうになるのを我慢しながら左手を相手の前に差し出し。左手の小指には恋人との仲を大切にするという意味もあり、相手とのこれからを大切にしていきたい、相手と離れたくない自分には合っているような気がして。夢を叶えて相手に指輪を渡したあとも ずっと大切にしていこうと。「は?着る気ないんやったら別にええけど、春辺りからじゃなくて 今日は無理だから近いうちにしてや!」どうせ海に行くのなら水着姿の相手を見たいけど、相手のことだから春辺りになったら忘れているか 鍛えるのを先延ばしにするかしそうで心配になり。体調が悪いのに明日からというのも酷なので近いうちに始めてほしく。「はいはい、嘘とちゃうな。今日は甘えてくれるんやろ?洗いものも終わったし甘えてくれる侯くんが見たいな」素直になれずムキになる相手も、聞こえるか聞こえないくらいの小さな声で 可愛かった と言う相手も可愛らしく すぐにでも抱きしめて、たくさん甘えてほしくて。食器洗いを早めにすませると手を拭いてから隣に座って、にこっ と微笑み。)
俺もよく、ヒナとすばるに隠し撮りされて、その仕返しで隠し撮りするねん。えー、送るのは どないしようかな … って、嘘やって。ええやん、演奏したい ! トランペット難しいらしいけど、俺に出来るかな ? 学校でも気を付けな。
( いい歳した男3人が、わちゃわちゃと隠し撮りをし合うのも如何かとは思いつつ、ついつい写真は増えていくばかりで。意味が異なる 好き だと分かっているが、自分以外の選りに選って友人の写真を欲しがるので若干妬いてしまう気持ちもある。冗談っぽく言った後に写真を幾つか相手に送り。相手と一緒に何かを出来るなら何でも嬉しくて。以前、相手にトランペットをおすすめしてもらった際にネットで調べてみたが、上手く音が出なかったりで難しいと書いてあり、手先が器用な方ではない自分に出来るか不安もあり。会議中などにデートの予定を思い出してニヤけないよう気を付けなければと。『 おん、ホンマに。せやから、そんな心配そうな顔せんで、な ? どっくんの反応が面白くて、ついつい 』心配そうに浮かない顔をする相手の頬を持ち上げて笑顔を作らせて、自分も笑顔を見せ。今回は遊び過ぎたと自分でも反省していて、自分が相手の立場なら同じ様に押し倒してキスをしていただろうと。『 ん、分かった。… 男の人を相手にしたことないから、緊張するわ 』自分を大切にしてくれているという事が伝わってきて嬉しくて。男の人を抱いたことなんてなくて、相手を満足させられるか や 後のケア等の心配事や緊張は沢山有り。『 喜んでもらえて良かった。… 受け取ってくれて ありがとう。サイズ大丈夫 ? 』差し出された左手にピンキーリングを付けてやり、受け取ってくれた事に対して感謝を伝え。自分のピンキーリングと相手のピンキーリングを合わせて。何年も前に買った物で、自分よりもワンサイズ小さいサイズを買っていたので小さすぎたり大きすぎたりしないか問いかけ。『 最近、体重増えてたし … いい機会やから体調良くなったらダイエットを兼ねて鍛えるか 』相手が作ってくれるご飯が美味しくて沢山食べてしまうし、女子生徒から手作りのお菓子を貰ったりして、健康診断の際に体重が増えていたのを思い出して。せっかく相手が水着姿を見たいと言ってくれているので、頑張ってみるか と意気込み。『 洗い物ありがとう、お疲れ様 』相手が隣に座るとテレビを消し。思いっ切り甘えたいが、恥ずかしくて隠すのが下手なせいで むすっ とした愛想のない表情になってしまいながらも、相手の肩にもたれ掛かり )
そうなんや、渋谷先生と村上先生な…ふーん。ありがとう。ん?…どないしたん?難しいとは思うけどやってみないと分からへんやん?それに俺は侯くんなら出来るようになると思う。
(自分以外の携帯に相手の写真が入っているというのが嫌で、仲がいいことは知っているし 自分の携帯にも友達の写真があるので文句を言うことはできず。明日にでも二人に話しかけて写真を貰えるように交渉しようと決め。送信されてきた写真を見て喜ぶも雰囲気が先程までと違う相手に首を傾げて問いかけ。何事にも向き不向きがあるので実際にやってみないことには分からないけど、やると決めたら努力を惜しまない気がするので 興味をもってやってみたら案外できるんじゃないかと。「…ん。ちょっ、やめてや。何なんそれ、めっちゃ我慢したんやからな」小さく頷くも、相手の手によって笑顔をつくらされると ふふっ と笑って。大事にしようと襲わないように我慢していたのに対して自分の反応を見て面白がっていたんだと思うと少し拗ね。「俺だって男に抱かれたことなんてないから緊張する。でも、相手が侯くんなら優しくしてくれるやろうし 少しくらい痛かったとしても委ねられる。…俺のこと抱いてくれる?」心の準備はできているし 相手になら委ねることができるけど、初めてのことで どうしても緊張してしまい。それでも相手と繋がりたいと思うので手を掴んで 潤んだ瞳で上目遣いに相手のことを見ると首を傾げて。「大丈夫、ぴったしやな。あれみたい シンデレラだっけ?ガラスの靴がぴったり合うみたいなん」少し小さめの自分の指には指輪はぴったりで。王子様が運命の人であるシンデレラをガラスの靴によって見つけたように、自分の運命の人である相手がくれた指輪がぴったりなのが物語と重なってみえて。「お菓子を出来るだけ減らして、適度な運動をしていけば大丈夫なんとちゃう?」女子生徒から沢山のお菓子をもらっていることは知っているし、仲のいい先生に配るものの沢山食べていることを知っており。それをやめて 適度に運動をしていけば鍛えられていくんじゃないかと思い。「侯くんも お仕事お疲れ様」もたれる相手の肩に腕をまわし、距離を少し縮めると頬にキスをして。
あっ、2人に写真貰おうとか考えてるんやろ ? … いや、すばるが羨ましかっただけ。せやな。俺、頑張ってみるわ ! 一緒に頑張ろな
( 相手の表情が少し変わったので、相手の事だから写真を貰おうと考えていたんじゃないか と予測し。目を輝かせて写真が欲しいと言われ、更に普段からカッコイイだとか憧れだとか言われるのが羨ましく感じ。可愛い や 美人 と言われるのは嬉しいが、偶にはカッコイイと言われたくて。相手に出来ると言われれば何でも出来る気がして、頑張ろうという前向きな気持ちになれ。1人で頑張るより、仲間が居た方が頑張れる気になれると思って、共に頑張ろうと。『 今のどっくん、ええ笑顔やで ! 我慢してるんやろうなーって思ってた。… 明日は仕返しするつもりで、沢山甘えて誘惑してもええんやで 』やはり自然に笑う相手の笑顔が一番で、相手の笑顔を見ると自分まで幸せな気持ちになれ。自分だけ面白がるのは不平等なので、拗ねる相手の耳元で明日の話を呟き。『 そう言ってくれて嬉しい。…… 明日、学校なんやけどな … 腰めっちゃ痛なるらしいから、どっくんに無理させたないし … 』相手の期待に応えたく、優しく丁寧に接しようと決意を決め。今にでも相手を抱きたい気持ちはあるが、冷静な大人の意見もあり気持ちが葛藤し。そんな気持ちの葛藤も、相手を基準に考えていて。相手と付き合うことになった日、何れ来るであろう日の為に調べていて、抱かれる側は負担が多いことも理解しているつもりだ。だからこそタイミングを慎重に考えたくて。『 シンデレラと重なるなら、俺らのこれからも物語みたいに ずっと幸せなんやろうな 』物語の王子様とお姫様は2人で幸せになる結末で、もし自分たちが物語と重なるなら、きっと王子様とお姫様の様な幸せが何年先も待っているのだろうと。『 適度な運動か … これから毎日、バスケ部に顔出そうかな。一応 副顧問やし 』顧問の先生が用事があったり忙しそうな時だけバスケ部を見ているが、適度な運動と言えば自分にとって身近な運動はバスケなので、体を少し動かしてから帰宅するのを習慣にしようかと考え。『 … 今日は普段に比べて疲れた。頑張ったねん 』普段なら相手に 疲れた なんて弱音は言わないが、甘えていいならば と珍しく弱音を吐き。頬ではなくて ちゃんとキスをして欲しくて、相手の目を見て自分の唇を指で2回程触れ )
写真持ってるんやったら貰いたいなって思ったんやけど、あかんよな。渋谷先生はカッコいいし憧れの存在やけど、俺が一番カッコいいと思ってる人は誰だと思う?侯くんなら分かるやろ。おん、一緒に頑張ろう!
(せっかくなので二人が持っている写真がほしいけど、仲間うちで撮った写真なので嫌なら諦めると。自分が相手の立場だったらと考えて、もし友達のことをカッコいいなど褒めていたらモヤモヤとしてしまいそうで。カッコいい、憧れという気持ちが変わるわけではないけど 一番カッコいいと思っている人は別にいて。一緒に演奏できることを考えると 練習の時間も楽しくて頑張れそうな気がし。「明後日のデートのこと考えたら明日は甘えたいけど控えめにしとく。控えめにできるか分からへんけど。そのかわり明後日覚悟しといてや?誘惑するつもりで沢山甘えたるから」せっかくデートすることができるのに腰が痛いという理由で台無しにはしたくなくて 甘えるのを控えめにするけど、その日なら次の日は休みなので沢山甘えて誘惑すると。「冗談や、冗談。明日は学校だし、侯くんの体調のこと考えたらせぇへんよ」腰が痛くなるというのは調べて どれくらい痛いのかは分からないけど相手と繋がることができるのなら痛くなっても構わない。今すぐに抱いてほしいという気持ちだってある。それでも相手のことを考えると無理にでも、ということはできず。冗談だと へらへらとした笑顔で言って。それに これから一緒にいることを考えるとタイミングはいくらでもあるだろうと。「せやね、ずーっと幸せに暮らすことができるやろうな。あっ、学校だとつけてることできへんから そのあいだはネックレスとしてつけとく。それならバレへんやろうし」相手といると いつだって幸せで、物語のような幸せな生活が送れるのなら嬉しく。校則だと指輪をつけておくことはできないので 鞄からネックレスのチェーンを取り出して、冬ならシャツのボタンを外すこともないし体育のときだけ気をつければバレることはないだろう。本当ならずっとつけておきたいけど つけておくことができないのを残念に思い。「侯くんがバスケをしている姿はカッコいいから見たい!見学しに行ってもええ?邪魔はしないから」前に女子に体育館の裏に呼び出された際にバスケをしている姿を見て、そのあとも何度か行ってみたけど相手の姿は無かったので 毎日バスケ部に顔を出すのなら見に行きたいと。「頑張った侯くんにご褒美」普段は弱音を吐くことがないし 甘える姿だって珍しく、目を瞑ると唇に優しく触れる程度のキスを何度かして)
あかんくないし、嫌ちゃう。だって、好きな人が自分の写真を欲しがってるのって嬉しいやん。… ん、分かるけど俺から言うの恥ずかしいんやけど。
( 嫌だなんて思ってなく、好きな人が自分の写真を欲しがっているなんて可愛らしくて嬉しくて。本当は自分も相手の友達に写真を貰ったりしたいが、関係がバレてしまうのを避けて 写真が欲しい なんて言えるわけなんてなく。相手が自分の事を一番カッコイイと思ってくれているのは分かるが、万が一違ったらどうしよう など考えると自分から言うのは恥ずかしく感じ。『 それもそうやな。控えめにせえへんかったら、ほんまに知らんで 』相手の言う通り、初デートという事もありお互い緊張しているのに、加えて どちらかが万全ではないとグダグダになってしまいそうで。相手が控えめにしなければ、自分だってどうなるか分からないと。相手の対応次第では何があっても知らない と先に言っておいて。『 … 冗談には思えへんのやけど。…… なんてな。タイミングはいつでもあるし、雰囲気も大切にしたいねん 』へらへら と笑う相手だが 先程までのが冗談とは思えなくて、顎を少し持ち上げ引き寄せると距離を詰め。相手の顎から手を離すと、 なんてな と続けては へらり と笑って。お互いに初めてなので、雰囲気とかも大切にしたく、タイミングは幾らでもあるので慎重に進めて考えていこうと。『 先生から言わせれば、ネックレスも校則違反やで ! … とは言いたいんやけど、ええんちゃう ? 俺は明日から付けてく。ずっと、どっくんが傍に居ってくれてる気分やな 』ネックレスも校則違反だが、付けている生徒も居るので その辺は普段からも目を瞑っていて。それに、相手が学校でも持ってくれるのは嬉しく。相手とお揃いの指輪だと、学校で別々の教室に居たとしても相手がずっと傍に居る感じがして、そう考えると学校でも寂しさは感じなく。『 ええよ、寧ろ来てや ! どっくんが見てるなら、張り切ってカッコイイ姿見せな ! 』相手が自分の好きなバスケに興味を持ってくれたのが嬉しくて、大歓迎だと。相手に普段とは違う格好良さがアピール出来るのではと考え、これはチャンスだと内心思っていて。炬燵を出し終わると、相手が風呂から出てくるまで少し炬燵に入るつもりが、気が付けば居眠りをしていて。『 … 頑張って良かった。どっくんにキスしてもらうの、ほんまに好き 』満足そうに相手を見て微笑み。相手のキスはいつだって優しくて、ドキドキもするが安心もし。そんな相手のキスが大好きだと )
じゃあ、明日 貰いにいく。侯くんが俺の写真欲しいって言ったら嬉しいし…でも、言われたら言われたで恥ずいわ。思ってるので合ってると思うで?俺が一番カッコいいって思ってるのは侯くんだから
(嫌だと思っていなかったことに安心をして、昼休みか放課後 時間があるときに話しかけに行こうと。もし相手が自分の写真をほしいと言ってくれたら 友達から送られてきた居眠りしてるところやギターを弾いてる姿の写真が何枚かあるのであげるのは構わないけど恥ずかしく。恥ずかしそうにして言えない姿を見ると合ってるだろうと思い、自分が一番カッコいいと思うのは相手だし 頑張っている姿とかを見て尊敬していて。「分かっとるよ、猫っていったらツンデレな感じだしな」猫といえばツンデレといったイメージがあって、普段は抱きしめたりキスをしたりと甘えてしまうことが多いので 明日は触れる回数を減らそうと。「…だって、冗談とちゃうもん。でも、任せるって決めたから待つ」いつだって相手と繋がることができたらと思っているので半分は冗談ではないけど、体調面とか相手のことを考えたら半分は冗談で。顎を少し持上げられて距離を詰められると ドキドキ と鼓動がうるさくなるも、すぐに手を離されると淋しく。それでも へらり と笑う相手がかっこよく見え、目を逸らすことはできず。「ええかな?俺も この指輪があったら侯くんが傍にいてくれるみたいで嬉しい。」指輪があったら相手が いつでも傍にいてくれるみたいで嬉しくて。学校にいる間はネックレスとしてつけるけど、それ以外では指につけておきたく。「絶対に行くからカッコええ姿見せてな!そうだ、章ちゃんとか大倉も誘ってええ?」相手がバスケをやるとなったら女子が体育館の周りに集まってきそうな気がし、一人で見に行くとなると浮いてしまいそうで気まずく。友達が一緒に来てくれたら気まずい思いをすることなく見ていることができそうで。風呂から出てリビングへと行くと炬燵が出ていて「ありがとう…って、寝てる。」お礼を言おうとするもソファで気持ちよさそうに寝ている姿を見ると声のボリュームを下げ、スマホを片手に何枚か写真を撮ると ちゅっ と唇にキスをし「こんなところで寝てると風邪ひくから はよ風呂入ってベッドで寝よう」と。「…可愛いこと言うやん。俺も侯くんとキスするの好きやで、だから次はベッド行ったらしよ?」自分にキスしてもらうのが好きだと言う相手は可愛らしく、にこっと機嫌よく微笑んで。ここでキスをしたら止まらなくなりそうなので、ベッドに行って眠る前に何度かしたいと)
写真貰ったら、どんな写真か俺にも見せて。俺も、どっくんの写真欲しい。もっと色んな表情が見たいねん。… 嬉しい、何か改めて言われると照れるわ。俺のカッコええのも可愛ええのも、一番はどっくんやで。
( 隠し撮りされた写真なので どんな写真を撮られているのか、どんな写真を貰ったのか が気になり自分も見せてほしいと。嬉しい と言ってくれたので、思い切って写真が欲しいと言ってみて。友達にしか見せない様な表情が有ると思うし、もっともっと自分が見たことのない部活時の相手や休み時間の相手の表情が見てみたく。照れ隠しで声は小さくなりながらも、嬉しさを伝え。自分の中の一番も相手だと。『 ツンデレか … ええな。でも、ツンツンし過ぎんといてや。あんまりツンが多いと寂しいわ 』ツンデレだったり飴と鞭だったりに弱いことは自分でも分かっていて。しかし、あまりツンツンが多いと寂しく感じてしまい。『 … 俺の事を考えてくれてるから、冗談でもあるってことも分かってる。待っててくれた分、その時は思いっ切り甘えさせるから 』近頃は相手が何を思って発言したのか、行動したのかが伝わって来るように 理解が出来る。自分の直感だが、相手の発言の深い意味や心理が分かった気がして。待ってくれるのだから、その時には相手が全てを捧げたい、心の底から甘えたいと思えるように沢山の愛を注ぐつもりだ。『 他の先生にはバレへんようにな 』他の先生にバレて没収されたりしては元も子もないので、そこは気を付けるようにと。『 連れてきてええよ ! せっかくなら、3対1で勝負しようや 』大人数で賑やかなのは好きなので、友達を連れて来てくれるのは嬉しく。負けず嫌いで更に一部自信家な部分もあるため、3対1をしようと大きく出て。唇に何かが当たった感覚があって起きると、もぞもぞ と動いて目を擦りながら 『 … おん。風呂入ってくるな。頑張って炬燵出したねん、どっくんも暖まってや 』と寝起き故に虚ろな目をして大きな欠伸をして立ち上がり。相手に喜んで欲しい一心で炬燵を出したので、図々しく頑張ったことを強調し。ぐーっと伸びをしながら風呂場へ向い。『 … ベッドでは、もっと沢山キスしてや 』再びキスをしようと鼻が当たる位置まで近付くが、我慢をして元の位置に戻り。風邪気味故か、身体が熱くて今すぐにでも先程みたいに相手にされるがままのキスがしたく。こんなに相手を求めるなんて初めてで、この身体の火照りと高鳴る鼓動に自分も戸惑っていて )
分かった。ええよ、これとかこれがええかな…あっ、これはあかん!えっと、どの写真がええ?ありがとう、めっちゃ嬉しいわ。
(相手が映っている写真なので、どんな写真を貰ったのか気になるんだろうと思い。どんな写真がほしいのか分からないので 選んでもらおうと思って画面を見せ。そのなかには文化祭で男女逆転喫茶みたいなのをやった際に 女子の可愛らしいブレザーを着て、ロングヘアのカツラをつけた姿もあり、その写真を見つけると画面を見せるのをやめて どの写真がほしいのか問いかけ。相手が自分のことを一番カッコええ、可愛ええと思ってくれてるんだと思うと照れくさくて。「甘えられへんの嫌やからツンツンはせぇへんよ」ツンツンとした態度をとって触れたり甘えたりできないのは嫌で。我慢しようとしても甘えてしまうだろうなと思うと苦笑し。「ん、そん時は いっぱい甘えさせて」タイミングだったり自分のことを思ってくれているのは分かっているので、この先ずっと我慢できるかと言われたら分からないけど待って。その時がきたら待っていた分 沢山甘やかせてもらおうと。「侯くんにもらった大事な指輪だし、没収されるの嫌だからバレへんように気をつける」相手がくれた大事なものなのに没収されてしまったら なかなか返してもらえないし、注意されるのも嫌なのでバレないように気をつけようと思い。「どうせ勝負するんやったら 負けた方は勝った方の言うことを1つきくとか 罰ゲームつけようや」勝負をするんだったら罰として何かつけた方が本気でやることができるし楽しいんじゃないかと思って提案をし。体育とかでしかバスケをやることはないけど、3対1なら余裕で勝てるんじゃないかと。「ありがとう!…んー、めっちゃ暖かい」自分に喜んでほしくて頑張って炬燵を出してくれたんだと思うと可愛らしく感じて、気持ちが嬉しく、素直にお礼を言い。風呂に向かう姿を見送ると炬燵に入って携帯をいじったりテレビを見たりしていたけどつまらなくて、 はよ戻ってこないかな と呟き。「めっちゃ やらしい顔しとる。そないに俺とキスしたいんや」もっと沢山キスして とキスを求める相手は 熱のせいもあってか頬は火照っていて色気があり。相手の唇に指で触れて「…どんなキスしてほしいか言ってや。そうしたら侯くんが望むキスを沢山してあげる」と言うと微笑んで。)
さっきの写真がええな。女装なんて見る機会ないし、何より可愛いかった ! その年は、各クラス見れてないねん … 実行委員になったことを恨むわ
( 居眠りをしている写真、真剣にギターを弾いている写真、放課後にパフェを食べて鼻にクリームを付けている写真 … その他にも沢山の写真があるが、一番目を惹くのは相手が隠した写真。その年の文化祭は、実行委員で受付け等をしていて各クラスを行く時間も無かったので、相手の女装姿が見れなくて尚更送ってほしくて。加えて、女装姿も可愛かったので もっと確り見てみたく。『 なら、ええか。楽しみにしてるから 』普段から相手は甘えてくれるので、甘えるのが珍しい訳でもないが、意地悪く 楽しみにしてる なんてハードルを上げといて。『 沢山待たせると思うし、もどかしい思いをさせると思う。せやけど、それは どっくんを抱きたくないじゃなくて、大切にしたいからって覚えといて 』シャイな性格故に奥手になって、相手を沢山待たせて本当に抱いてくれるのか、本当は嫌なんじゃないか等を思わせてしまうのではということを恐れていて。相手なら分かってくれると思うが、確認の意を込めて態々口に出し。『 罰ゲーム ? お、おん … ええよ ! 絶対勝ったるから ! 』大口を叩いたが、現役の元気な高校生3人を相手に勝てるかどうか心配になってきて。負けず嫌いなので、今更後に引けず、自信ありげを装って気合を入れ。風呂に入ると更に ぼーっとするのか、気が付けば普段より長めに湯船に浸かっていて。身体をいつもより確り拭き、髪を乾かすのもドライヤーを使って ちゃんと乾かし終わると、相手の待つリビングへ向い『 … ただいま。炬燵出すと、蜜柑買ってきたくなるねん 』と後ろから話しかけ。今炬燵に入ってしまったら暖かくて出たくなくなるし、今日は大事をとって早く寝るつもりだったので、自分は炬燵に入らずに相手の近くに座って。『 … さっきみたいに、強引でもええから、どっくんの好きなようにキスしてや。俺にとって、それが一番気持ちええの 』やらしい顔 と言われる程、自分はどんな表情をしているのだろうと気になる気持ち半分、恥ずかしい気持ち半分で。自分の唇を触る相手の指を咥えると、物恋しくて、深くキスをするみたいに舌を相手の指に絡めて。強引だってもいいから、相手の好きなようにキスしてほしくて。そのキスが自分にとって一番気持ちいいし、今日は甘える日なので、リードするよりもリードされたく )
この写真だけは あげられへん!…分かった、見せるのなら。でも、侯くんが女装してくれるならあげてもええで。
(周りには 可愛い 、 似合ってる と評判ではあったけど、好きな人に見せるとなると別で。膝丈のスカートをはいて女子のように可愛らしく振舞っている姿を見せるのは、恥ずかしいので見せるのもあげるのもしたくない。それでも相手の願いはできるかぎりきいてあげたいと思っているので写真を見せ。相手の女装している姿を見てみたくて コスプレするのでもいいし、女装している写真があるのなら それをくれたら写真をあげると。「分かっとるよ!侯くんってシャイやもんな。ええよ、ずっと待つから。でも、あまりにも待たせすぎたら浮気してしらんで?」相手が自分のことを大切に思ってくれていることも、シャイな性格故に なかなか手をだすことができないんだろうなというのも分かっている。だから、相手に覚悟ができるまでは待つつもりでいるけど 待っても待っても手を出してくれないのなら浮気すると冗談で。自分には相手しかいないし 相手以外となんて考えられず。「そう、罰ゲーム!どうせなら人数多い方が楽しそうだから3on3とかどう?」高校生3人を相手に1人では大変そうだし、体育のときはグループをつくって対戦をするので 各自2人スカウトしてきてやるのはどうかなと。風呂に行ったきり なかなか戻ってこないので、のぼせてるんじゃないか、倒れていたりしたら、と心配になって様子を見にいったほうがいいかなと思ってると声が聞こえて安心をして。「おかえり。今度、蜜柑買ってくる。体調の方はどう?大丈夫?」炬燵から出るとキッチンへと向かい コップに水をいれると相手に渡し。「…っ、その表情 俺以外に見せんといて。ほんまに好きなようにしてええんやな?ほな、侯くんの部屋に行こう」唇に触れていた自分の指を咥えて更に舌を絡めている姿は 可愛らしくも色気があって煽情的で。自分以外にも…例えば相手と付き合ってきた女性も見たことがあると思うと嫉妬のような気持ちはあるけど、今 見ることができるのは自分だけ。これから先も、きっと。そんな相手と今すぐにでもキスがしたい。あわよくばキスより先のことも…と思うけど、今日は我慢をして。)
… えっめっちゃ可愛ええ ! ほんまに女の子みたい。えっ、俺が女装 ? ! どっくんの写真は欲しいけど … 見たいもんなん ?
( 見せてもらった写真には、普段でも可愛らしい垂れ目がより可愛く見え、女装して戸惑っているのか困り眉になっていて増して女の子らしくなっている。写真なので、肩や足等のゴツゴツした男らしい部分は見えなくて、相手の妹と言われれば納得出来てしまいそうで。コスプレは数回しかしたことないし、女装なんて今まで経験もなく。自分が女装した姿なんて見たいものなのかと問い。『 浮気されたないから、早う抱かな。ってのも変な話やけどね 』相手が浮気なんてしないと信頼しているからこそ、冗談と受け止めて口煩く言うわけでもなく。自分だって出来るならば今すぐにでも一緒になりたいが、初デートも済んだ土曜日がいいタイミングなのではと考え、それまでは我慢と自分に言い聞かせ。『 それええな、楽しそう ! 絶対負けたない … こっちには、体育教師という強い見方が居るんやからな ! 』高校生相手に手加減する気なんて全くなくて、仲の良い先生2人をスカウトしようと企んでいて。先程とは違い、3on3ならば負けないと自信があり。『ほんまに ? なら、蜜柑お願いするわ。水、ありがとう。良くもなってなければ、悪くもなってない。明日には良くなってるやろ 』財布から千円札を取り出すと、相手に蜜柑代として渡し。余ったら返さんくってもええよ と付けたし。水を受け取ると、お礼を言い一気飲みして。朝と変わらず、体調に大きな変化はなく。悪くはなっていないので、寝れば回復して明日には元気になっているだろうと。『 … 誰にも見せへんよ。それに、今まではエスコートする側やったから、こんな表情を人に見せたの初めて。おん、好きにしてや。後悔せえへんから 』今まで付き合ってきた人は女性しか居ないため、カッコよくエスコートしなければと気張っていたのもあり、今までにこんな表情を見せたことがなく。自分でも、こんな表情が出来るんだと少し驚いていて。好きにしていいと言ったのは自分なので、後になって後悔なんてしない。なので、相手の好きなように好きなだけしてほしいと。部屋に行こうと言われれば、無言で頷き自室へと向い。部屋は白と黒の家具で統一され、シンプルで大人っぽい印象がある一方、よく見ると本棚には沢山の漫画、机には資料も置いてあるが所々にゲームやらが紛れていて。色々な物が使用したままの状態で置いてあり、お世話にも綺麗な部屋とは言えなく『 ほんま、汚くてごめんな 』と言いながら扉を開け部屋に相手を入れ )
それ めっちゃ言われたんやけど可愛くないやろ。…女子と間違えられて告白してきたやつとかおったし。見たい!侯くんが女装したら清楚系な美女になりそう!
(可愛いと相手に言われるのは嬉しいけど、自分では そこまで可愛いとは思っておらず複雑で。友達と一緒に宣伝してきて!と女装した姿でビラを配ったり看板を持っていると 女子と間違えて告白してきたり、ナンパしてくるような男子がいたのでウンザリとしており。相手が女装した姿を想像すると顔立ちがよく 肌が白くて綺麗なので似合うと思うし、清楚系になるんじゃないかと。「せやろ!それズルいって、経験者2人おったら絶対に勝てへんやん。大倉やるから村上先生ちょうだいや」前にバスケをやっていたと聞いたことがあるので経験者2人に対して、ほとんどやったことがない3人では勝ち目なんてなく。友達一人と交換したら勝敗がどうなるか分からないので。「おん!じゃあ、1袋だと すぐになくなりそうやから また買うようにとっておく。そっか、今日は はよ寝たほうがええかもな」炬燵で蜜柑を食べるとしたら すぐになくなってしまいそうな気がして、また買うことができるように大事にとっておこうと。体調が良くも悪くもなっていないのだとしたら 明日 ちゃんと治っているように安静にして早めに寝たほうがいいと思い。「…俺だけなんや。これから先も俺だけにしてな?」この表情を見たことがあるのは自分だけなんだと思うと どうしても優越感のようなものを感じてしまい。これから先も自分だけが見ることができるといいなと。相手の部屋に入るのは初めてでキョロキョロと本棚だったりゲームがあるのを見ると一つ年下の友達の部屋と変わらず、男の部屋といった感じで。机の上に置かれた資料からは学校だけでなくて家に帰ってからも頑張っていることが伝わってきて凄いなと思うも、本棚に近付いていくと「別に汚くないし普通やろ?それよりエロ本は?」と言って。男の部屋だったら少なくともエロ本の1冊や2冊くらいあるんじゃないかと思い。)
告白されたん ? ! 尚更、実行委員なんてやってる場合じゃなかったわ。ほんまに見たいん … ? … まあ、ええけど。
( 周りから 可愛い と言われるのは、恋人がどんな形でも褒められるのは鼻が高いが、ナンパや告白となれば別の話。理由を付けて、ビラ配りや宣伝をしている相手の傍に居ればよかったと。相手に甘く、嬉しそうに 見たい と言う相手を断れなくて、渋々受け入れて。自分の女装は相手にしか見せないのに、相手の女装は他の人も見たんだと思うとモヤモヤし。『 えー、ヒナあげるの ? 大倉なら、背も高いしええよ。それに、ヒナと対決してみたかったし 』相手の提案に暫く考え。相手の友達なら、背も高いし活躍してくれるのではという期待を込めて承諾し。それに、絶対に負けたくないバスケで、仲の良い先生と決着をつけるいい機会だと。『 ほな、お願いな。今日は早う寝る。沢山食べて、沢山寝て回復して、デートまでには体調を万全にせなあかんし ! 』自分だったら余ったお金は喜んで自分の物にしてしまうが、今度も帰るように取っておくなんて、相変わらず しっかりしている相手を素直に凄いと感じ。明日の授業がしっかり出来るか、なんて事よりも相手とのデートを万全な体調で挑めるか の方が自分にとっては重要で。その為にも、相手が言う通り今日は早く寝て、回復しようと。『 … 分かってる。どっくんだけが知る、俺の表情な 』心許した相手にしか、こんな表情見せたくなくて。見せてもいいと思えるのは、これから先も相手しか居ないだろうと。自分の部屋を まじまじ と見られるのは恥ずかしいもので。こんなに見られるなら、普段から片付けをしっかりすればよかったと今更後悔し。『 はあ ? エロ本 ? いやいや、あっても出さへんし ! 兄ちゃんの部屋にあるエロ本なんて見たないやろ ? それに、恋人の部屋にあったら複雑にならへんの ? 』相手から突然 問われた質問に戸惑いを隠しきれず、変に饒舌になり。そりゃあ、一応 男なんだから無いこともなくて。しかし、相手に こんなのが好きなのか 等を思われるのが恥ずかしくて、本棚を隠す様に前に立ち塞がり )
男だって言ったら去っていったけどな。好きな人が女装してくれるんだったら見てみたいって思うけど、侯くんが嫌ならしなくてええよ。俺も学園祭じゃなきゃ絶対に着ないし。
(店の宣伝をしないといけないということもあり最初は愛想よく断ろうと思ったけどやめてくれないので、男だと言って睨みつけたところ効果があって。なかには男だと言ったり、睨みつけても つきまとってくる人もいて友達に助けてもらったけど、相手が知ったら心配しそうなので言わないでおこうと。好きな人のどんな姿も見てみたいと思っており、そのなかには女装とかも含まれていて。女装をしてくれるのだとしたら見たいけど、自分は学園祭とかじゃなければしたくないので強要はせず。「あー、あいつ背は高いけど腹が減ってたりしたら役に立たへんで。章ちゃんと村上先生と一緒に侯くんのチームに勝つ!ちゃんと言うこと聞いてな?」背は高いのでシュートするにしても守備をするにしてもつかえそうだけど、お腹が減っていたりすると脱力しているので役に立たず。その点、こちらは体育の教師をやっていることもあって運動は得意だし負けず嫌いなところがあるので有利なんじゃないかと思い。勝ったら相手のチームに何してもらおうかと考え。「おん、買っておく。デートまでに体調が治らなかったら怒るからな」相手が頑張って稼いだきたものを自分のものにするのは申しわけなくて、ちゃんと忘れずに買ってこようと手帳にメモをし。初めてのデートなので体調がよくないからと延期になるのも、無理してデートをされるのも嫌なので ちゃんと治してほしくて。「ふーん、戸惑うってことはあるんや。どんなマニアックなやつ持ってるん?普通のなら見せれるやろ。…複雑にならんわけとちゃうけど、侯くんは俺の部屋にエロ本があるって言っても興味ないんやな。」変に饒舌になって本棚の前に立ちはだかる相手を見て、部屋に隠してあるのは明確で。相手と仲のいい先生が シャイなくせにむっつりやからな! と相手のことを言っていたので、隠すということはマニアックで見せることのできないようなものがあるんじゃないかと思うとニヤニヤとし。見せられたら複雑にならないというわけではないけど、興味のほうが強く。その先生から借りているのが何冊かあるが、どれを見ても相手がこんな格好をしたらと想像してしまい。そのなかでも特に女性が教師の格好をしているものは刺激が強く。興味がないと相手が言えば見せる必要はなくて、更にはエロ本を見て相手のことを想像していたことを知られずにすむと思うと安心をして。)
なら、ええんやけど。次に何かあったら、直ぐに電話してな。… どっくんのクラスが使った衣装、まだ残ってる ? あと、俺にどんな髪型が似合うか分からへんから。
( 男女逆転喫茶やコスプレ喫茶なんて文化祭の鉄板ネタなので、これから先も何かの機会があって女装やコスプレをする時に絡まれたら直ぐに連絡してほしいと。他にも何かあったらと思うと心配で。素直に女装する とは言わずに遠回しな言い方をして。セーラー服に職業系のコスプレ、相手が着て欲しいと言ってくれるのならば着るつもりで。しかし、女装なんて経験もなければ想像も出来なくて、ウィッグも相手に任せると。『 ええ事聞いたわ、逆に言えば食べ物で釣ればええんやろ ? 待ってや、よく考えたら大倉にすばるって … ! なんで俺のチームが負ける前提やねん。絶対負けへんから ! 』自分も食べるのが好きな故に、ご褒美で食べ物が絡むと気合いが入ることは分かっていて。試合が始まる前に、頑張ってくれたら好物を奢ると言っておこうと企み。同じチームの2人は、俊敏な動きをする方ではないため、勝てるか不安が過ぎって。大きな戦力を失ったのは痛いが、それでも何としても負けたくなくて。ちゃんと言うことを聞いて、と相手が勝つ前提で話すのが悔しくて宣戦布告し。『 マメやな … 俺なんて、メモしても メモした事を忘れるねん。どっくんも、最近寒いから体調管理気を付けてな 』メモする相手の手帳を覗き込み。夕飯の買い物なのか、食材の名前も沢山書いてあり、普段から確りとメモをしていることが伺え、マメさから感心して。近頃は寒いし、風邪気味の自分と何度もキスをしたので、相手も体調を崩さないか心配で。『 … そうです、持ってます。もう、好きに探ってええで。えっ、その言い方は あるんや。どっくん、まだ17歳やろ ? いや、高校生やから持ってるんか … どんなの持ってるか気になるわ 』隠しきれないと断念して、素直に認めて本棚から退き。本棚には数えられる程度の数のエロ本があり、中には王道の甘い話しから相手の言う通りマニアックな内容まで幅広く。相手はまだ17歳で本を買える年齢ではないので、持っていないと勝手に思っていたが、自分の高校生の頃も友達の間で貸し借りをしたりして持っていたことを思い出して納得して。相手は誰に貸してもらってるかも気になるが、それよりも どんな内容を読んでいるのかの方が気になり )
分かった。でも、そん時は たまたまだと思うから心配しなくても大丈夫とちゃう?確認せな分からへんけど残ってるんとちゃうかな。髪型は…そうやな、ショートヘアとか似合いそう。
(心配してくれるのは嬉しいし、また絡まれたりしたら相手に伝えようと思うけど そのときは たまたま絡まれただけな気がして。そこまで心配するようなことはおこらないんじゃないかと思い。女子や友達が作ったものや演劇部から借りてきたものが多く、せっかく手作りしたものを捨てるとは思えないけど確認してみないと分からず。女ものの服を貸してと女子に言うのには勇気がいるので友達に女装させるとは言わず、それとなく聞き出してみようかと。「あっ、言わんほうが良かったわ。あの二人って俊敏に動いたりせぇへんもんな。勝てば言うこときいてくれるんやろ?そのこと考えたら負ける気がせぇへん」好きな食べ物で釣ったりなんてしたら勝てる様に頑張るんじゃないかと思うと教えたことを後悔し。二人はどちらかというと俊敏に動いたりするタイプではなく、友達は食べ物のことになると俊敏に動いたりはするが それ以外だと。勝つことができたら相手のチームは言うことをきいてくれる、それを思うと やる気が出るしメンバー的には申し分なく。「どうやったらメモしたことを忘れるん?おん、俺が体調崩したら侯くん困るからな」買い物リストやテレビ等で見たレシピなど家事をするときに役立ちそうなことを書いていて、もう一冊あるノートは家計簿として使っていたり きちんと管理しており。自分が体調を崩してしまったら料理、洗濯、掃除などの家事をできる人がいなくなってしまったら困るのは相手で。相手のことが心配になってしまい、安静にしていることなんてできそうになく。「そんじゃ、遠慮なく探させてもらう。どれやろ?…コレ?あー、渋谷先生が貸してくれんねん。教師のとか手錠とか使ってたり 結構、マニアックなのが多いけどな」本棚を見ていくと漫画だったり小説が多いけど隅のほうに それらしき雑誌が何冊かあって、取りだすとペラペラとページをめくりながら。未成年なので自分で買うことはできないけど友達が兄が持ってた、と言って中身を見せてもらうこともあれば、相手の友達である先生から借りることが多くて…中身は甘いようなものというよりは手錠などを使ったSMだったり、教師やナースなどのコスプレをしたものだったりとマニアックなものが多いような気がして。ページをめくる手をとめると「侯くんが気に入っとるのはどれ?」と問いかけ。)
過保護すぎなんかな … 俺が心配性なだけ ? 残ってたら、着て欲しい時に持って帰って来て。恥ずかしいけど、着てみるから。ショートヘアか … 似合うとええけど。
( 相手の事がとにかく心配で、過保護過ぎるのかと思い始め。相手関係になると、何でもかんでも過度に心配し過ぎる心配性な部分もあると。自分の女装姿がまだ想像出来ないのか、似合うかどうか不安な様子で。相手が見たいと言ってくれているので、どうせやるなら可愛いくありたいと思い。『 まだ諦めてへんから、絶対に負けへんで ! 』不利な状況だと尚更燃えてきて、絶対に負けない と相手を指差し自信満々に。罰ゲームやイタズラを考えるのは好きで、勝ったら何をしてもらおうと今から考えては、ニヤニヤ と悪そうな笑顔を浮かべ。『 普段メモなんてせえへんから、偶に慣れないことすると忘れんねん。ほんまやで ! 体調だけは頼むわ 』会議の日やプリントの締切は携帯に通知が来るようにしていて、仕方なく紙にメモすることは偶にしかなく。メモを書いても、メモを見ることを忘れてしまうと。相手が体調を崩すということは、自分が日常生活が出来なくなるということで。頼りっぱなしの自分も悪いと内心は反省しつつ。『 あー、その辺り。ここにも少しあるけどな。すばる ? ! ほんま、アイツは何しに学校行ってんねん。… 教師モノあるんや。どっくんの恋人は先生なわけで、どんな心境で読んでるん ? 』一度見られたら、最早開き直り。相手が見ている隅とは反対側にもあると指差し。教師にも関わらず、生徒に本を貸すなんて何をしてるんだと呆れ。教師モノを読んでる時に少しでも自分を意識してくれていたら嬉しいな、と淡い期待を込めて問いかけ。自分も前に先生と生徒の本を借りたことがあり、その時はダメだと思いつつも、照らし合わせるように相手を想像してしまったのを思い出し。『 … これ。どっくんが俺に首輪付けたいって言うたやん。この本みたいやなって思うたら、お気に入りになった 』取り出して相手に渡した本は、地下室らしき部屋に首輪や手錠を付けた女性が表紙に描かれている本で。以前、相手に首輪を付けて部屋に閉じ込めたい と言われた時に思い出したのが この本。今までは何とも思ってなったが、相手に言われてからはお気に入りの本になっていて。自分も、この本みたいにされるかと思うと、相手には言えないがゾクゾクとし )
好きだから過保護になるんやろ?それって結構嬉しいもんやで。俺も侯くんが絡まれていたりしたら すぐにでも駆けつける。…いっそのこと買うのもありやと思わへん?
(心配してくれるということは それだけ愛されているということで、あまり心配かけたくないという気持ちもあるけど 嬉しく感じていて。自分も相手が誰かに絡まれていたら 何があっても すぐに駆けつけたい。絡まれたときだけじゃなく、寂しかったり、会いたいときに電話をしてくれれば スーパーマンよりは遅いかもしらんけどどこにいたとしても必ず行くと付けたし。女装した姿を見てしまったら理性を保つことができないんじゃないかと心配になり、そのまま押し倒して…と考えたら服を返せなくなりそうで。それなら汚れてもいいように買うのもありなんじゃないかと思い。「侯くんは勝ったら どんな罰ゲームさせんの?」罰ゲームの内容によっても絶対に負けないという やる気につながるため、どんなことをさせられるのか気になり。こちらが勝つことになったら相手のチームに何をしてもらおうと考えると楽しいけど、先生がいるし友達も真面目なほうなので帰りにハンバーガーを奢ってもらうとかになりそうだと思い。「それなら尚更 携帯をなくさないように気をつけなあかんやん。今まで どうやって生活してたん?料理はできなくても洗濯とかはできるやろ?」メモをすることがたまにしかなくて忘れてしまうのはしょうがないとしても、メモだけでなく携帯を失くしたりすることも多いので気をつけてと。料理はコンビニや外食ですませていたと言っていたけど、洗濯や掃除はどうなんだろう?と思い。一緒に暮らすことになってから まだ日も浅くて、洗濯やリビングなどの掃除は自分がやっているので相手がしている姿を見たことがなく。「あっ、ほんまや。うーん、エロ本見てるところを見つけて近づいていったら貸してくれるようになった。渋谷先生に言わんといてな?貸してもらえなくなったら嫌やから。…侯くんがしてくれたらええな、って。侯くんは教師と生徒みたいなん見たことないん?」指差されたところを見てみると そこにも何冊かあって。持っている雑誌を本棚に戻すと手にとり、先程よりもマニアックな気がし 今度やってみたら喜んでくれるかなと思うも恥ずかしくてできない可能性が高く。前に学校でエロ本を読んでる姿を見かけて 勇気をだして話しかけにいったところ、これ貸したる、今度オススメのも持ってきたるわ、と貸してくれるようになり。相手に言ったことがバレてしまったら話すきっかけがなくなってしまいそうなのが嫌で。相手と重ねて見ていたことを知ったら何て思われるんだろうと、小さな声になってしまい。こういう雑誌をみたときに女性の裸に興奮するんだろうけど 少しでも自分のことを…なんてチラッと相手のことを見て。「確かに付けたいって言ったけど、この本見てどんなん想像した?教えてや。…はぁ、今すぐにつけたいのに」渡されたのは女性が手錠だったり首輪をしているもの、前に相手に首輪をつけたいと言ったけど こういった本がお気に入りになるとは思っておらずニヤニヤとし。首輪をつけて閉じこめることは今すぐにできないので何年か先になってしまうことを思うと眉を下げて残念というように言ったあとに、首筋のあたりに顔を近付けると舐めて。)
おん、どっくんが大好きで大切だから過保護になってまう。今度、二日間位 研修に行くかもしれへんねん。寂しくなったら、スーパーマンに電話するな。… 買うん ? 反対はせえへんけど、俺が買いに行くのは嫌やで ?
( 相手の事が大好きで、他の人の手垢で汚したくないし大切にしていきたい。だからこそ、門限までは決めないが帰りが遅いと心配だし、ついつい過保護になり過ぎてしまう。勿論、恋人として大好きだからという心配の意味も有るが、義兄として心配している部分が多く。新しいことを学びたくて、相手と付き合う前から決めていた研修がもうすぐありそうで。二日程会えないなんて自分には耐えられないと。駆け付ける、までじゃなくても寂しくなったら電話で話したりしたくて。服を買う自体は止めないし反対しないが、自分が買いに行くのは恥ずかしいので絶対に嫌だと。買うのならば、相手にも何れ着てもらおうかと考えていて。『 3人で恥ずかしいTシャツをペアルックにして、それを着て1日中遊んでもらうとか。屋上で自己紹介を大声で叫ぶのもええな 』相手だけならば、もっと際どい罰ゲームをお願いしたいが、友達も含めるので攻めた内容にはせず。適当に思い付いた罰ゲームをいくつか上げては、どっくんはどんな罰ゲーム考えてるの ? と付け足し。『 どっくんと暮らすようになってから、携帯失くす回数減ったから大丈夫やって ! 洗濯とか掃除とかご飯とか、ヒナが心配して偶に来てはやってくれてん。コインランドリーとかも行ってたけどな 』相手が確りしてるお陰で、最近は忘れ物も失くし物も回数は減っているので、然程 心配はしていなく。一人暮らしをしていた頃は、偶に来てもらっては掃除をしてもらい、洗濯やアイロンを済ませてもらい、料理の作り置きをしてくれたり … と今と変わらず人に頼りっぱなしだったと。『 改めて見ると、ほんまにジャンル幅広いな … 。すばるは学校でエロ本を読むな ! 教師としては言いたいけど、どっくんがそう言うなら言わへんわ。… ふーん、俺のこと考えてたんや。俺も、教師と生徒のやつ読んだ時に、どっくんの事を想像してもうた 』自分もパラパラと読んで、改めて自分の持っている本のジャンルは王道だったりマニアックだったり幅広いな と。先生とは思えない行動に呆れて はあ と溜息をついて。本当なら、学校で読んでもいいけど生徒の前で読むな と注意をしたいが相手が言わないで と言うならば控えておくかと。自分の期待通りの返事に、満足気な笑を浮かべ。以前に照らし合わせるように相手を想像してしまった事は言わないつもりだったが、相手が素直に話してくれたので自分も素直に話をして。『 … 身も心もどっくん色に染められて、どっくんしか見えない様にされて … っ、ぐちゃぐちゃにされ、るの …
かなって … 、 』ニヤニヤとされ、更に どんなのを想像したのか なんて聞かれたら恥ずかしくて目を直に見ることが出来ずに目線を逸らして。首筋を舐められ、途切れながらも何を考えていたのか伝え。急に舐められたので、力が上手く入らず崩れ落ちるとベッドに深く座り、相手の袖を ぎゅっ と掴み )
これからも心配して甘やかして、ずーっと過保護でおってや。侯くんに大切にされていたい。…そっか、頑張ってきて!寂しくなったら電話してくれてええから。ええよ、俺が買いに行くから。でも、どんなコスプレになっても文句言わんといてな?
(大好きで大切だから過保護になってしまうのなら これから先も ずっと愛されていたい。義兄としての相手も好きなので心配したり甘やかしたりしてほしいと。二日間とはいえ会うことができないのは寂しいし行ってほしくない。それでも、スキルアップに繋がったりするのなら 行かないで と言って引き止めることはできず。電話をしてしまったら余計に会いたくなって虚しくなるんじゃないかとも思うけど、電話がなく声すら聞くことができずに過ごすのも耐えられそうになく。自分からは迷惑になるんじゃないかと電話はできないので相手から 寂しい でも何でもいいけど電話があったらいいなと。服を買いに行くのは恥ずかしい気もするけど着てくれたときのことを考えると楽しいんじゃないかと思うし、少し早いかもしれないけどクリスマスがあるのでミニスカサンタだったりも捨てがたく。とにかく露出度高めで恥ずかしがっている姿を見たくて。相手と自分とでは体格差があるので何れ着るなんてことは考えておらず。「帰りにハンバーガーでも奢ってもらおうかなって思ってたけど、そうやな…3人でカメラをしかけた部屋で過ごしてもらう。そのなかで例えば好きな人について語るとか料理をするだとか、だされたお題に次々とこたえていくっていうのはどう?」帰りに何か奢ってくれたらなんて ありきたりなものを考えていたけど、どうせしてもらうんだったら記憶に残りそうなものがいいなと思い。「それならええけど。そっか、村上先生には感謝せなあかんね。でも、そういうのがあったからなのか横山先生と村上先生はできてる、夫婦みたいだって噂も流れてるで」自分と暮らすようになって少しでも忘れ物だったりが改善されてきているのなら良かったと。料理をしたり洗濯物をしたりと友達のことが心配でやるなんてこと自分にはできないし、その先生がいたからこそ 少しはまともな生活ができていたんだと思うと安心をして感謝しかなく。生徒のなかでは二人は夫婦みたいだと噂されていることをよく耳にするので。「せやな、欲求不満だったりするん?ありがとう!でも、あれやな、侯くんが言わなくても村上先生あたりが見かけたら注意とかしてそう。…あかんかった?って侯くんもならお互い様やな。今度、してみる?横山先生」男の部屋ならエロ本くらいあるとは思っていたけど王道なものからマニアックなものまで何冊かあってニヤニヤと笑いながら問いかけて。相手が注意をしなくても、もう一人の先生が見つけていたら確実に注意してるだろうし、それでも読むのをやめない姿が想像できて。互いに想像していたんだと思うとクスッと笑い、相手が教師と生徒のどんなやつを読んでいたのかは分からないけど冗談を言うように先生呼びにして。「ちゃんと言うことできてエラいやん。そんな侯くんにはご褒美あげなあかんね?でも、その前に…ネクタイ貸して」途切れ途切れではあるものの ちゃんと言うことができた相手の頬を撫でて優しく微笑み。今すぐに相手が言うように身も心も自分の色に染めてしまうことができないのは悔しいけど、手錠なんてものはなくネクタイをつかえば少しは味わうことができるんじゃないかと。)
甘やかしすぎると、どっくんのためにならへんから時には厳しくな。これも愛故やで ? ありがとう、頑張ってくる。二日間で寂しいなんて言うたら、どっくんが寮に入る時なんて、俺は号泣なんやろうな。… なんぼ程 際どいコスプレさせる気やねん。着るから、少し位は文句言わせてや。
( 大好きだから過保護になる。勿論それもそうだが、本当に相手を思っているなら時には厳しく、ダメな事はダメと言った方が相手のためで。相手に甘い自分が厳しく出来るかは さて置き。 相手の作る美味しいご飯が恋しくなるし、おはよう と1日の始まりに相手の声が聞けないのは寂しく感じるだろう。二日間だけでも心配なのに、相手が寮に入る時なんて、今から想像して心底寂しいのだから その時には号泣だろうと。しかし、自分が心配だからという理由で寮に入ることを止めてほしくなくて、寂しさは感じてないように気丈に振る舞い。相手のことだから、普通のセーラー服等は買ってこないとは思っていたが、予想通りの発言に はあ と溜息を漏らし。だが、一度着ると決めたことを投げ出すのはプライドが嫌で、着るのだから文句は言わせてくれと。『 うっわ、それ一番キツない ? だって、どんなお題でも応えなあかんのやろ ? … 名付けて、24時間共同生活。俺のチームが勝ったら、どっくんチームにもやってもらお 』相手が提案した罰ゲームは確かに盛り上がりそうだし、何より楽しそうで。お題を出す方は楽しいが、出される方はどんなお題が来るかドキドキなんだろうと考えると、負けるのは絶対に嫌で。自分のお題を出したいので、相手が負けた場合もやってもらおうと。『 … まあ、ヒナが居らんくっても、俺なら出来たと思うで ? 俺も偶に聞くわ、すばるにも言われるし。ちょっとヒナと話とっただけで、キャーキャー言われたり。別に迷惑とは思ってへんけど、何でやろうなーって 』心から感謝しているが、他方ばかり褒められている気がして 自分も褒めて欲しい と言わんばかりに強気な発言をし。廊下で 今日会議あるから、忘れたらあかんで ! だとか何てない話をしているだけでシャッター音が聞こえたりキャーキャー言われたりしていて。他にも … とエピソード話を出せば沢山 出てきそうで。今更ベタベタにくっつく程でもないのに、何でそこまで言われるのかと不思議そうに。『 恋人居らん時は欲求不満やったけど … って、何言わせんねん。ニヤニヤすな、恥ずかしいわ。せやな、ヒナが言うまで黙っとこ。… 土曜日、帰ったら制服着てや。俺も学校に居る時と同じ格好するから。… 責任もって、クリーニング代は俺が払う 』彼女と別れた後などはキスも何も出来ないので欲求不満と思う時はあったが、今は相手が居るので然程思ってもなく。雰囲気で色々な事を話してしまったが、ニヤニヤする相手を見て話しすぎたと感じ、そこまで言わすな と拗ねたように唇尖らせ。自分よりも確りした先生が居るのだから、態々自分から言わなくてもいいかと妥協し。土曜日は相手と初夜を過ごすと心の中で決めているので、その時には互いに学校に居る時と同じ格好をしたいと。そうなれば制服は汚れるかもしれないし、皺が付くかもしれないので、クリーニングにちゃんと持って行くと。これは、遠回しに言ったが自分なりのお誘いで。『 … ご褒美くれるんや、嬉しい。ええけど … はい、ネクタイ 』褒められるのは好きで、頬を撫でられては機嫌が良さそうに微笑し。相手も優しく微笑んでくれるので、気分が良く。ネクタイでまさか手錠の代わりにするなんて想像もしてなく、何をするのだろうと疑問を浮かべながら立ち上がりクローゼットからネクタイを取り出してきては渡し、再度ベッドに座り )
はいはい、愛故な。何かあったら出来る限りになるやろうけど直すように気をつける。そこは号泣せんといてや、…侯くんに泣かれたら行けなくなるやん。ちょくちょく帰ってくるから。ミニスカサンタとかええなって思うけど、膝丈にしとく?分かった、着てくれるなら文句はいくら言ってもええよ。
(甘やかすばかりなのも嬉しいけど 何か直して欲しいところがあったらダメだと言ってくれて、ダメなんだと納得さえすれば直す努力はすると。でも、相手が自分に対して厳しく言うことができるのかが分からず。寮で暮らすようになったら料理を振る舞うことができなくなるし、甘やかしてくれる人もいなくなってしまうと思うと寂しいけど
ちゃんと食べているか、洗濯や掃除は大丈夫なのかなど相手のことが心配で ちょくちょく帰ってこようと思い。男が丈の短いスカートをはくのは恥ずかしいというか抵抗があるのは分かるので、ミニスカがダメなら膝丈にしようと思い。せっかく着てくれるのに際どいものにして着ないとなったら困るので文句を受け入れると。「そう、どんなお題にも応えることができなかったらペナルティ。…負けたらやるけど 侯くんに触れることができないっていうのが一番キツいかもしれん。」どんなお題を出そうか、どんなお題を出してくれるのか楽しそうだし自分が提案したものなので負けたらやるのは構わないけど、どんなお題よりも相手に触れることができないということが一番キツいんじゃないかと思い。「ほんまに?じゃあ、今度 時間があるときにでも洗濯とか掃除をやってもらうけどええよな。長いこと一緒にいたってこともあってか、テレパシーみたいなんあるやん?侯くんが何かなくした、とか言うたら村上先生はすぐに見つけたりするし。そういうのが夫婦に見えるんとちゃう」料理をあまりやったことがないのは分かっているけど、洗濯や掃除はやったところを見たことがないだけで もしかしたらできるんじゃないか…と。学生の頃からの仲ということもあってなのか何も言わなくても通じあっていたり、雰囲気が夫婦のようだと感じることがあり。相手と付き合っているのは自分なのに…と思うことはあるけど、ちゃんと愛されていることは分かっているし、二人が そういう関係じゃないことも知っているので嫉妬をしたことはなく。二人みたいな関係になれたらいいなと思い。「いや、こないにあるから欲求不満なんかなって。それに俺がおるんやからいらんやろ?…ええよ、帰ってきたら制服着る。だから、どんなん想像したか教えて」普通に相手の部屋にあるものを読むことはできるけど、少しだけ複雑に思っていて。相手には自分がいるのだから全部捨てろとは言わないけど、少しくらい減らしてもいいんじゃないかと。遠まわしだったので少し首を傾げるも すぐに誘いだと理解をして。初めてのデートのあとには初めてを捧げることができるのだと思うと少しだけ照れくさく、そっぽを向くも了承をし。「…侯くんがしてほしいこと何でもしてあげる。ん、ありがとう…ほら、両手前に出して」ネクタイを受け取ると相手の手首に解けないように しっかりと、それでいて痕がつかない程度に優しくまいていき。)
言うても、今のところは直してほしい事とかは無いけどな。注意する様な行動もしれへんし。… 嘘やって、泣かへんから。俺かて一応大人なんやから、そんな心配せんでも大丈夫。 … どっくんは見たいの ? その … 俺のミニスカート姿。
( 何か義兄らしく、厳しく注意してやろうと暫く相手に直してほしい個所や注意する行動は ないかと考えるも、これといって思い付かなく。相手に甘いんだと改めて実感し。本当は、相手が行ってしまうのは寂しいし、我儘を言えるのならば傍に居てほしい。しかし、相手が学びたいと決めたことを自分を理由に辞めてほしくない。そんな二つの気持ちが渦巻き。中途半端に会ってしまうと、それこそ寂しくなってしまうので、大人ぶって困ったように笑い。ミニスカートを履いたら、女子の柔らかく靭やかな太腿ではなく、男のゴツゴツとした太腿が見えてしまうと思うし、何より自分のミニスカートなんて痛いだけじゃないのかという、ミニスカートを履く躊躇よりも心配の方が強く。露出が多い服なんて着たら、自分は顔が真っ赤になってしまうんだろうと簡単に想像が出来てしまうのが情けなくて。『 1週間キス禁止、とかな。耐えた分、1週間越しのキスは気持ち良さそうやけどね。けど、それは俺もキツいわ 』1週間キス禁止、抱きしめるの禁止、頭を撫でられるの禁止 … どれも自分には耐えれないだろうと。1週間我慢して我慢して、やっとキス禁止から解放された一番最初のキスはとろけるように甘く気持ち良さそうだとは思って。『 ええよ、やったる。今度、一人で晩ご飯も作る ! テレパシーか … いつか俺と どっくんも使えるようになろうな、夫婦みたいな関係にもなろ。いつか周りから夫婦って呼ばれるようになりたい 』相手と暮らし始めてから洗濯機を買い替え、買い替えてから一度も使ったことがないので心配はあり。それでも褒められたい一心で、やったる なんて上から目線で、更に出来ないのにも関わらず夕飯まで作ると大口を叩き。相手の発現に納得し、ならばいつか自分と相手も何も言わなくても分かり合えるようになりたいと。あわゆくば、他の人が自分と聞いて真っ先に相手を思い浮かべるまでになれたら。『 どっくんに手出せへん時には本で我慢するから、要らんことはない。せやけど、減らしてみるな。 … 最初は先生と関係持つなんてっていう罪悪感で素直になれへんのやけど、徐々に目の前の快楽の海に溺れて積極的になってくれたり、とか 』互いに学校や仕事があるため、抱きたい気持ちはあっても我慢しなければいけない時はあるわけで。そうなった時用に本は必要だと。相手が嫌なら減らす努力はするつもりで。想像、ではなく以前読んで相手に照らし合わせて見ていた本の内容を伝え。相手の少し生意気な部分も好きなため、最初はこんな感じなんかな … と想像はしていて。『 … なら、さっき言うたみたいに、どっくんの好きなように沢山キスしてや。… ん、ほんまに動けへん。今何されても抵抗出来へんわ 』自分が想像していた以上に、手首を締められるのは恥ずかしくて、今すぐにでも手で顔を隠したいが今の状態では出来るわけもなく。一方、恥ずかしさと同時にゾクゾクとした興奮も覚え。耳を紅くしながらも、何をして欲しいかを伝え )
直してほしいとこできたら言うてよ?それはそれで寂しい気もするんやけど。…ほんまに大丈夫?大人だからって、無理することないんやからな。寂しいときは寂しいって言ってええんやで。いつだって電話してきてくれてええから。うーん、男だからゴツゴツしとるのは分かっとるけど侯くんがはいてる姿だったら見たい。
(厳しく言う姿なんて滅多にみることができないと思うので、何を言われるんだろうと少しだけドキドキとしながら待ってみるも特になくて。相手が自分に対して甘いと言うことを改めて実感をし。号泣をされたら行くことなんてできなくなりそうだけど泣かないと言われるのも少し寂しいような気がして、大人だからといって我慢してほしくなく。離れるのが寂しいから会いたい、相手に触れたいと思ってしまう自分は子供みたいで。心配ないと言われたら信じることしかできず、普段会いに行くことができないけど夏休みだったり長期の休みの時には必ず会いにいこうと思い。男だからゴツゴツとしているということは知っている、相手以外が履くとなったら見たくないけど 相手が履いてくれるのなら見てみたいという気持ちがあり。露出度高めの服を着て、頬を紅くし 恥ずかしそうに もじもじとされたら可愛くて思わず抱きしめてしまうだろうなと。「ええで、明日から一週間キス禁止にしても。でも、その一週間は侯くんのこと避けるけどええよな?」キス禁止、抱きしめたりするのを禁止にするのは別に構わないけど 相手が傍にいるのに触れずにいられる自信はないので、そうなったときには一週間 相手のことを避けると。「そっか、できるんやったら任せる。せやな、俺もいつか侯くんと夫婦みたいになりたい!」相手が一人でできると言っているなら大丈夫なんだろうし、自分が横から口出しする必要もないと思いつつも心配なので その日はリビングで本を読んだりギターを弾いたりして過ごそうかなと思い。相手といつか夫婦みたいな関係になりたいし、周りからも夫婦みたいだと思われるようになれたらいいななんて。「分かった、減らさなくてええよ。…俺の写真見てやるってことはないんやな。ふーん、そういうのが侯くんの好みなんや。……あんた教師やろ?こないなことしてええと思っ…んっ、…ちょっ、離せや!…みたいな感じ?それとも、…先生、やめとこう?やっぱ、教師と生徒とかあかんと思うんよ。今なら引き返せるから…って感じ?もう、その本貸してや」学校や仕事があるので我慢しなくちゃいけない時があるのは分かるので、別に減らさなくていいけど。どうせなら女性の身体を見て我慢するんじゃなくて、自分の写真を見て想像してくれたりした方が まだいいなと。相手が言った設定を想像しながら、強気というか生意気な感じで素直になることができないのと、少し汐らしくて素直になれないのとどちらなんだろう?と言ってみるも本を見た方が分かりやすいかなと。「手首縛られただけで興奮してるん?ほんま、侯くんってドMやな。…まぁ、ええわ。沢山キスしたるから目瞑って、それとも、ここにもまいて目隠しされたい?」手錠のかわりにネクタイを手首にまけば少しは味わえるんじゃないかと思ったけど、相手が恥ずかしそうに耳を紅くしながらも興奮しているのが伝わってきて嬉しそうにクスッと笑い。相手の耳元へと顔を近付けると囁いたあとにワザと音をたてるように何度か舐めてから離れると、チュッと軽めのキスを瞼にして。)
どっくんも、何か直してほしいところあったら言うてや。… 大丈夫、大丈夫やから。それに無理してへんし。電話なんてしたら、余計に会いたなるやろ ? どっくんも心配しすぎやって。ミニスカか … もう任せるわ。
( 自分に対して、止めてほしい だとか 直してほしい だとか不満を一切言わないので、気を遣わせて言えないんじゃないかと思っていて。だとしたら、遠慮なく言ってほしくて。相手に心配させまいと 大丈夫、大丈夫 と繰り返し。こういう時に素直に人に頼ったり甘えたり出来ないのは自分の悪い所。さみしい、そのたった四文字が言えなく。下を向いたまま、気丈に明るい口調で強がった言葉を並べるが、手は自然と相手の服を掴んでいて。大好きな両親が離婚し母が去り、残された父も仕事で一緒に居られる時間は少なく、今までの恋人も気が付けば去っていて … また大切な人が遠くなる感覚に襲われ。ミニスカートなんて、正直 男のプライドはズタズタ。他の人に着てほしいと言われたら絶対に嫌だが、相手に着てほしいと言われればプライドなんてものは直ぐに無くなり。『 待って、嘘やから ! どっくんに避けられるなんて嫌や、ちゅー出来ないのも絶対に嫌 』まさか本当に相手がやると言うとは思ってもなく、嘘だから と止め。相手に触れたいし触れられたいし、キスしたいしキスされたいし … 。キスの事を ちゅー だなんて普段なら言わないが、今日は甘えていい日なわけで、無意識に言い換えていて。言ったあとに ハッ として口元を手で隠し。『 せやから、どっくんは ゆっくりしといてや。親孝行ならぬ、どっくん孝行やな。いい嫁さん貰ったわ。あ、旦那さん ? もうどっちどもええか 』任せる の一言が期待されているのだと感じて嬉しく。まさか心配されてるなんて思ってもなく、ゆっくりしてほしいと。それもこれも、相手に日頃の感謝がしたいからで。実際にクラスの女子達から 村上先生がお嫁さんだね、横山先生 ! と言われたりする事があるので、自分と相手ならどちらなのだろうと考え。相手とならば、どちらでもいいかと。『 どっくんの写真で我慢するとか、もう完全に変態やん。… どっくんがええって言うなら、そうさせてもらうけど。あー、正に最初の方の感じ。ほら、見てや ! … せや、そういどっくんは、どんなの想像しとったの ? 』出来ることならば、相手の写真が一番だが、流石に引かれたり嫌だと感じるかと思って控えてきて。この際だから、ちゃんと許可を取って了承済の上で写真を使わせてほしい と。最初の相手の反応が、正に本と一致していて、あまりに一緒だっので興奮気味にページを相手に見せて。相手も教師モノを見て自分を連想していたと聞いたので、一方の相手はどんなのを想像していたのだろうかと気になり。『 … なっ、興奮してへんし、うっさいわ。… 目隠しされたら、どこからキスされるか分からへんやん。今以上に甘い声出てまうから 』図星なのが悔しくて、拗ねたように言うことが聞かない手で ぽすり と軽く相手の胸を叩き。囁かれ、舐められ、甘い吐息と声が出てしまいそうになるのを下唇を少し噛んで我慢し。目隠しなんてされたら、いきなりキスされ、声を我慢することなんて出来ないだろう。そうなったら恥ずかしいので、相手を止めたいが両手の自由が無い今は言葉で言うだけしか出来なく )
…酒を控えめにするとか?家なら構わへんけど、人前で飲んで無防備な姿を見せてほしくない。嫉妬ならいくらでもあるんやけどな…。俺には寂しいから傍にいてって言ってるようにしか聞こえへんのやけど。…高校卒業したら一旦別れよう。寂しくなるから会いたくない、電話もしないでって言うんやったら 侯くんが寂しいって思っていても俺は会いにいくこともできなければ 抱きしめることもできない。夢が叶うのがいつになるか分からへんけど、叶ったら迎えにいくから。おん、考えておく。
(誰にでも愛想をふりまかないで、酒を飲んで無防備な姿を見せないで、とか他にもあるけど全てが嫉妬からくるもので。絶対に直してほしいというわけではなく。大丈夫だという言葉が自分には 寂しい と言っているようにしか聞こえなくて。それでも強がってなのか、会いにいくと言えば心配せんでも大丈夫、電話をすると言えば会いたくなるから と言われたらどうすることもできず。年下だから素直に寂しいと言うことができないのなら そんな頼りにもならない自分に縛りつけておくのは申し訳なく、いっそのこと一旦別れてしまって、夢を叶え迎えにいったときに恋人がいなければ付き合おうと思い。ミニスカート以外にも相手に似合いそうなものは沢山ありそうなので、店に見にいったりして考えておこうと。「嘘つくんやったらお仕置きせなあかんよな?明日から一週間、俺からはしないから侯くんが ちゅーして。一週間後に俺からするキス気持ちええかもしれへんよ?」自分も相手とキスできない、触れることができないとなるのは無理そうで安心しながら。キスのことを ちゅーと言う相手が可愛らしく意地悪を言いたくなり。一週間、自分からは一切キスをしないと。「ありがとう。その日は ゆっくりさせてもらう。どっちでもええけど、どちらかといえば侯くんの方が年上やから旦那さんとちゃう?」家事を任されて嬉しそうにしている相手に 心配だから助けてあげられるように見守っていると言うのは傷つけるような気もするので、そのことは悟られないようにしようと決め。旦那か嫁かとなれば、自分としてもどちらでもよく。しいていうのであれば相手の方が年上なので旦那さんなんじゃないかと思い。「してええから言うてるんやけど。女性の身体を見て我慢されてる方が嫌だ。あっ、ほんまや。結構、強気な感じなんやな。…俺のはあれ、渋谷先生から たまたま借りたって感じやけど。生徒に対して教師が従順で刺激が強めなやつなんやけど見たい?」引いたり嫌だなんて思っておらず、そもそも自分の写真をつかわれるのが嫌なら言っておらず。ノンケということもあって女性の載ったやつがいいというのなら それはそれでしょうがないので文句を言うつもりはなく。興奮ぎみに見せられたページには生意気な感じの生徒が教師とやっているもので。土曜日に こんなのをやるんだと思うと照れくささから視線をそらし。自分が見ていたのは借りたものなので自分の好みというよりは貸してくれた先生の好みではあるけど、相手のものとは逆で教師が受けのもの。相手のことを想像しながら見てみると刺激が強くて 説明するよりも実際に見た方が分かるだろうと。「…嘘つき。嘘つくんやったらキスすんのやめようかな?今以上に感じて甘い声出してる姿が見たいんやけど」素直になるまでキスするつもりはなく、相手の唇に指で触れたり舌舐りをしたりしながら蔑むような目で相手を見て。目隠しをして今以上に甘い声を出している相手の姿が見たいのでキョロキョロと周りを見てから離れるとタオルを持って、相手のもとへと戻り。)
必要最低限の飲み会以外は気を付けるな。そっか、嫉妬か … 嬉しいわ、俺のこと好きなんやなーって。… ほんまは、すっごい寂しい。電話もしたいし、定期的に会いたい。けど、こんな事言うたら、どっくんが選んだ大学って道を否定してる感じがして。ああ、どっくんも俺を置いて行って独りにするやって。迎えに来るって言うて、俺から離れてった人を何人も見てきた。… どっくんは、俺を絶対に迎えに来るって心から誓えるん ?
( 相手が直してほしい個所を言ってきたのは初めてに近くて、言ってくれたのが嬉しく注意されてるのにも関わらず穏やかに うんうん と頷き。嫉妬は愛から来るもの、愛がなければ嫉妬もしない。嫉妬ならいくらでもある は 愛ならいくらでもある と同じ意味だと捉えて。相手の頭を撫でると軽く微笑み。高校を卒業したら別れよう、別れよう、別れよう … 同じ言葉が頭の中に谺響する。真っ白になった頭で理解をするのには、随分と時間が掛かり、気不味い沈黙が流れ。そんな空気が耐えれなくて、何か話そうと咄嗟に出た言葉は今の素直な気持ちで。自分が最も怖いのが 独り。また独りになるのか と思うと、意志と反して涙が情けなく零れ落ち。迎えにいく と言ってくれている相手の言葉を信じてやれない自分が憎たらしくて、確信が欲しいが為に ぐしゃぐしゃになった顔の涙も拭かず、相手の目を確りと見て問いかけ。『 無理、俺がシャイって事は どっくんが一番知ってるやろ。… えー、ほんまにするん ? 』相手からの提案に目を丸くして。今日は気分的に恥ずかしがらずにキスして、膝枕して、と言えたが普段の自分なら恥ずかしくて絶対に出来ないと。嫌だと言って やめる相手ではないと分かっているが、少しの望みを掛けて再度確認し。『 そうなるんかな、俺が旦那さんか … へへ、旦那さんやって。どっくんがお嫁さんって、なんか響き可愛くて好きやな … ! 』年上だからという理由に妙に納得し、旦那さん というのが夫婦みたいで何度も繰り返してはニヤけて。他の人が聞いたら、くだらない内容かもしれないけど、今の自分は そんな何てない会話がとても幸せで。誰が見ても幸せそうと思うような笑顔で、楽しそうに話し。『 それもそうやんな。綺麗な ねーちゃんもええけど、やっぱり恋人が一番やし。なに目線そらしてるの ? 土曜日、これやるんやで。言うたのどっくんなんやから。おん、見せて。俺もどっくんの要望には応えたいし 』簡単に許可してくれた事と、引かれなかった事に安心し。自分は女性を見ても興奮するが、どんな綺麗な女性よりも相手が一番で。目線を逸らす相手の顔を覗き込み、今更嫌だと言われたくなくて。言ってきたのは相手なのだから、自分も期待はしていると。どんな刺激的な本が来るのかと多少の心構えをして、見せてほしいと答えを出し。自分が相手の想像している様な感じに出来るのかと不安はあり。『 … 嘘、興奮 … した。心臓の音が聞こえてまうんじゃないかって思う程、ドキドキした。… っ嫌、何も見えへん … どっくん、なあ 』指で触られたり、焦らされるのが我慢出来なくて、恥じらいながらも話し始め。こんなに近くに居るのに、何も出来ずに相手に従うままの自分がもどかしくて。離れる相手を止めようと手を伸ばすも、止めらるわけもなく。タオルで隠された視界は、想像以上に何も見えなく、いつキスをされ、いつ何をされるのかとハラハラとドキドキが混ざりあって。相手の居場所を確認するかのように、弱々しく名前を呼び )
村上先生がいないときだけ気をつけてくれればええよ。…ん、大好き。侯くんがおらな生きられへんもん。俺だって寂しいから会いたいし、電話だってしたい…だから、寂しいときは寂しいって言ってくれたら嬉しい。否定してるなんて思わないから。あー、もう、泣くなや。絶対に迎えにいく。信じて待っててくれるんやろ?そのための指輪やんか。俺の夢は歌手になることもだけど、その夢を叶えたときに侯くんが隣におってくれなかったら意味がないんやで。
(酔っ払ってしまった相手を家まで送ってきてくれるのは いつも相手と仲のいい先生なので、その先生がいるときは心配になったりすることはなく。注意しているつもりなのに穏やかな表情で頷かれると ちゃんと気をつけてくれるんかな? と。自分の人生は相手を中心にまわってるんじゃないかと思うくらい大切な存在で、相手が傍にいてくれなかったら寂しくてたまらない。いつだって気がつけば相手のことを考えてしまっていて、会えない、電話もない、となれば勉強に集中することはできなくなりそうで。だからこそ否定してるなんて思うことは決してなく。涙を流す相手を優しく抱きしめ、好きな人を泣かせてしまったことに情けなく思いながら どうしたら泣きやんでくれるんだろうと思うも目を確りと見て気持ちを伝え。「侯くんシャイやもんな…。それなら諦める。侯くんがキスしてくれるの待ってたら俺が我慢できなくてキスしてまうと思う」恥ずかしがり屋な相手には少し難しいよな、という気持ちは少しだけあって、それと自分からキスすることができないというのも我慢することができそうになく大人しく諦めて。「侯くんが俺の旦那さんなら嬉しい。呼び方も可愛ええけど、俺からしたら今の侯くんの方が可愛ええと思うで?」夫と妻、どちらがいいかとなったら男だし夫の立場の方がいいけど相手が旦那さんなら妻という立場でも嬉しくて。呼び方も可愛いと思うけど幸せそうに笑っている相手の方が可愛くて、その笑顔を見て幸せそうに微笑み。「ふーん、そっか、めっちゃ嬉しい。これやるんだって思ったら恥ずかしいんやって、ちゃんとやるから貸して。土曜までに見とく。じゃあ、持ってくるから ちょっと待ってて」綺麗な女性よりも自分が一番だと言われると嬉しそうに少しニヤニヤとして。自分から言い始めたことなので土曜日にはやるけど、恥ずかしいという気持ちが強くて まともに見れそうにないので後で見ておくために貸してほしいと。部屋を出ると自室へと本を取りに行き。「…侯くんってホンマに可愛いな。何?侯くんが嫌なら外すけどどうしてほしい」恥じらいながらも話し始める相手が本当に可愛らしくて。はやく夢を叶えて相手のことを独り占めしたい、自分のことしか見れなくなればいいのに…と思いながら頬を撫でて触れる程度のキスを何度かし。目隠しされるのが嫌だと言えば、すぐにでも外すつもりで問いかけるも 相手が嫌だと言いながら、この状況に興奮しているようにしか見えなくて。)
せや、帰ってから家で呑みたいって思ってるから、明日はヒナやなくて どっくんに後の事は任せるな。もう、話盛りすぎやで。… 信じて待つって堂々と言えたらカッコええのに、俺はそんな完璧な大人ちゃうから、別れた後に寂しさに負けて誰かと抱くだけの関係を持つかもしれへん。どっくんが思ってるより、俺は汚れてる。抱き返したいし、待ってたいけど、どっくんを汚すのが怖いねん。夢が叶った時にも、隣に居りたいのに
( 前に家で飲んでほしいと言われたので、明日は甘える相手を堪能しながらお酒でも呑もうかと予定していて。酔ったら、可成りめんどくさくなるので、後は任せたと。話を盛りすぎなんて言うが、自分も相手がいなければ生きた心地もしないだろうと心の中で共感し。相手の言葉が何も入ってこない程、思考回路は使い物にならなくて、気が付いた時には相手の腕の中。綺麗な相手の隣に居ると、自分の黒で汚してしまうんじゃないかと不安になってしまう。強く強く抱き返して、待っていると言いたいのに、相手の優しさに自分が怖くなって、抱き返しもしなければ恋人として最低な発言をしてしまい。いっそのこと、自分なんか切って他の人と愛の続きをした方が相手は幸せなんじゃないかと思うのに、自分を真っ直ぐに見る相手を見れば、涙は止まらなくて。『 … 諦めてくれるんや。なら、明日からも沢山キスして。我慢なんてせんくってええから 』諦めてくれたのは嬉しいが、簡単に諦めてくれたので意外そうな反応し。キス禁止が無くなるなら、相手もキスを我慢しなくてもいいし、もっともっと普段から沢山愛してほしいと。こんな時に自分のシャイな性格を恨み。『 あー、あかんわ、幸せすぎる。最初は慣れなかった 可愛いって言われるのも、最近はどっくんから言ってもらえたら嬉しいねん 』大好きな人から 可愛い と言ってもらえるのは、案外気持ちが良くて。お互い幸せそうに笑って、たわいもない話をして … 幸せ過ぎて、いつか罰が当たるんじゃないかとも思えてしまう程で。『 で、どっくんは ? 俺の写真見たりしてせえへんの ? おん、ええで。貸す貸す。貸すから、その分期待してる ! 』ニヤニヤとする相手だが、一方の相手は一人で自分の写真を見たりしないのかと。相手も やはり、女性の裸を見て興奮したりするのかな とも気になり。本を貸すのだから、予習してくれて土曜日は完全に自分好みなシチュレーションなのかと思うとワクワクし、期待の眼差しで相手を見て。相手が行ったことを確認すると、先程の 恥ずかしいから という発言が可愛くて可愛くて、枕を ぎゅーっと抱きしめ顔を疼くめると なんやねん、可愛すぎか ! と軽く叫び一人でニヤニヤし。『 … 俺な、どっくんに頬撫でられるの好き。あっ、外すのめんどくさいからええ … ! このまま、このままで 』相手に頬を撫でられるのが最近増え、回数を重ねる度に好きになっていく。やっと相手の唇の感覚が伝わってきて、触れる程度のキスにも関わらず胸は煩くなり。手足を縛られ、更に目隠しまでされた この状況下で興奮してしまう自分がいて。普段なら口が達者で気付かれない嘘も、今は分りやすい見え見えの嘘。手探りで相手の手を見つけると、行かないで と言っているかのように ぎゅっと握り )
それは別にええんやけどさ。あっ、直してほしいとこ思い出したんやけどええ?…酔っ払ったときに電話かけてくんのやめてほしい。別に盛ってへんし。他の人を抱くとか嫌だ…って こんなん言ったらあかんて分かってる。てか、汚れてるとか汚すのが怖いとか何なん?俺は侯くんのことを汚れてるなんて思ったこと1度もないし、侯くんと一緒にいて汚れるんだったら汚せばええやん。迎えに行ったときに他に好きな人ができたとかなら幸せになってほしいから大人しく諦めるけど、そうじゃなくて今みたいなん言うとったら怒るからな。
(よそで飲んで酔っぱらうくらいなら家で飲んでくれた方が対処もできるし、めんどくさいことにならなければいいなと願って頷き。先程、直してほしいとこがあったら言ってほしいと言われて一つだけ思い出し。先生方との飲み会でも何でも酔うと電話をかけてくることがあり、電話越しに どっくん と甘い声で言われたら すぐにでも会いたくなってしまうのでやめてほしく。別れてしまったら相手が自分以外の誰かを抱いていたとしても文句を言うこともできなければ、嫉妬する資格だってなくて 自分から別れようと言ったのに こんなん言ったらあかんよな、と反省しつつ。汚れてるとか汚すのが怖いの意味が分からないというように眉間に皺をよせて、若干苛々とした雰囲気で相手を見て。寂しいからと言って誰かと抱く関係になってしまったとしても汚れてるなんて思うことはなく、そんな思いをさせてしまった自分を責めると思う。それに自分は相手が思うような綺麗な存在ではなくて、男である相手のことを好きになって、首輪をつけて独り占めしたいと思っている時点で相手よりも自分の方が汚れている。別れたあとに好きな人を見つけて幸せな生活を手に入れているのであれば、大人しく身を引く覚悟はできていて。相手のことを思って2度と会いに行くことはないと思う。でも、その時に自分のことが好きなのに 今みたいに汚すのが怖いと言っていたりしたら本気で怒ると。「侯くんからキスするの恥ずかしいから嫌なんやろ?それなら諦めるしかないやん。」相手が自分からキスするのは恥ずかしいからできないと言うのであれば諦めるしかなくて、いつかでいいから相手からも沢山キスしてくれるようになったらいいなと。「ん、俺も幸せ。この幸せが これから先も続いていけばええのにな…。じゃあ、もっと可愛いって言うことにする」こうしてたわいもない話で幸せそうに笑っている時間が これから先も ずーっと続いたらいいなと思い。可愛いと言われると嬉しいといってもらえたので これからは もっと言っていこうと。「……してる。そんなん女性の見て興奮もするけど、侯くんに こんなんされたい、とか したいとか想像しながらした方が…その…。期待はせんといて、理想通りにできるか分からへんから」女性の裸を見て想像しないというわけではないけど、相手の写真を見て してしまったことがあって恥ずかしさから頬は紅く染まり。こんなこと言われたら引かれるかな?と少し心配で小さな声で呟くように伝えて。本は読むし近づけられるように頑張るけど、相手好みのシチュエーションを演じられるか心配なので期待はしないでほしいと。本を持って戻ってくると枕に顔を疼くめている相手を見つけて 怪訝に思いながら近づいていくと「侯くん?本、持ってきたけど別にやってほしいわけとちゃうからな?」と言って渡し。本の内容は生徒の言うことを従順にきいている教師が激しく乱れているものや色気のあるポーズをとっているのが多く、相手で想像すると刺激が強いと思うようなもの。自分が相手を抱くなら最初は設定なんて気にせず ありのままの相手を愛したいので やらなくていいと。「…ん、俺も好きやで。分かった、外さない。…目隠しされて、縛られて興奮するような変態だって周りが知ったらどう思うんやろうな?」相手の頬を撫でるときはキスする時が多いというのもあって、頬を撫でたときの相手の表情は可愛らしく その表情を見るのが好きだと。目隠しをされて 手を縛られて 興奮を隠せない相手のことを周りが知ったら、なんて言ってみるも誰にも知らせるつもりなんてなく。この姿を見れるのは自分だけなんだと思うと優越感から口角を弛め。軽く触れる程度のキスから相手の口内に舌をいれて絡める深いキスにしていき。)
… うっわ、俺 電話なんてしてたんや。酔って電話かけるなんて、都合よすぎやろ。… せやねん、俺は汚れてる。せやから、もう別れ … って、え ? 何なんって、いや … 思ったことない ? 怒る ? ちょっと待って。 …… あんな、夢が叶った時に、おめでとうって一番に言わせてや。そんで、隣には絶対に俺が居たい。ちゃんと信じて待つから、こんな俺でも迎えに来て。何年、何十年かかってもええから
( 酔って無意識に電話していた定で話すが、本当は毎回記憶にあって。どんな話をしたかまでは覚えてないが、相手の声が聞きたくなって自らの意思で電話したもので。相手の声が聞きたくなった なんて理由で電話かけるのは恥ずかしいので、お酒の力を借りるしかなく。汚れてる侯くんは嫌や、そう言われた後に別れようって言われると思っていたので、先に自分から別れ話をしようと相手の話を最後まで聞く暇もなく切り出し。その時に ふと見上げた相手の表情は誰が見ても分かる苛立ち具合。別れ話を言い切る前に、相手の話をよくよく聞くと自分に対して嫌だとも言わずに、我儘で自分勝手な意見を真っ直ぐに受け止めてくれていて。相手の言葉を全て理解するのには随分と時間が掛かり、長い沈黙の後に今まで気張っていた糸が切れたかのように相手に凭れ掛かり、恐る恐る相手を優しく抱きしめ。こんな自分の全てを理解し、受け止めてくれる素敵な相手に、自分は何て事を言ってしまったのだろうと後悔の念が積もる。先程までの悲しさの涙とは違い、今は嬉しさの涙が溢れ出て止まらない。もっと早く、こうして素直な気持ちを伝えられていれば …そんな後悔を背負って今の素直な我儘に近い気持ちを相手にぶつけて。『 俺からキスしようって努力はしてるんやで ? けど、いざ目の前にすると緊張するねん 』何回も、いってきますのキスや おやすみのキスをしようと試みたが、相手を目の前にすると緊張して自分からは出来なくて。義弟だと思って見ると緊張しないのに、恋人だと思って見てしまうと一気に恥じらいが出てきてしまうのだということも伝え。『 … 続けばええのにな、じゃなくて絶対に続く。偶には、カッコいい も言うてや 』相手と一緒に居る未来は、幸せな未来しか見えなく。だから、それは希望じゃなくて約束された未来なんだと。こんな事言うキャラやったっけ と心の中では照れ故の自分へのツッコミを入れ。可愛い だって美人だって、勿論カッコイイだって、相手からの言葉は全てが自分にとっては褒め言葉。相手もそう思って、自分の言葉を感じ取ってくれていたら いいな と。『 ふーん、その 何 ? 顔 真っ赤やで、そんなに俺に興奮するんや 』期待通りの発言と予想以上の可愛らしい反応に、すっかり気を良くしてニヤニヤと口角を緩め。相手が顔を紅くするのは珍しく、もっと見ていたいと思い、その で終わったので続きがあるのかと思い意地悪そうに問いかけ。男である自分に、そこまで興奮するものなのかと興味が湧き。パジャマであるスウェットの下を腰辺りのギリギリまで下げ、上を チラリ と捲ってみて。油断していたので、突然話しかけられると慌てて枕から顔を上げ『 あっ、本な。ありがとう。… わかった。やってほしい時になったら言うてや 』と。本を受け取ると、パラパラと本に目を通し。見ているこちらが恥ずかしくなるような内容で、これを見て自分を想像していたのかと思うと恥じらいは増加し。やらなくていい と言われ安心したのも半分。残りの半分は、何かを演じないと羞恥で無駄に抵抗したりして、相手が満足に抱けないんじゃないかという自分に対しての心配で。『 … 誰にも言わんでな、絶対に言わんで …っ、…… こんな姿、どっくん以外に見られたくないし、どっくん以外に知られたくもない … っん、ぁ 』相手の言う通り、こんな状態で興奮している自分は我ながら変態だと思う。いつのまにこんな癖を覚えたのか、と心の中で自分に自問自答し。話している最中に急に塞がれ、視界から判断出来ず唐突だった為、ぴくり と小さく身体を震わせ。いつ相手が離れて、今はどんな顔をしていて、今度は何をされるか分からないキスは新鮮かつ刺激的で。少しの隙を見つけ離れると、続きを話し始め、再び相手の口へ戻ると、態とかと思う程いやらしい音を響かせながら舌を絡め )
…覚えてへんの?侯くんから電話がきたら嬉しくて会いたくなるのに すぐに帰ってきてくれるわけとちゃうからやめてや。は?侯くんは 別れたいから そないなこと言い出したん?違うやろ?…俺は侯くんと幸せになりたいから嫌だけど別れを選ぶことにする。だから、夢が叶った時には おめでとうって言って隣にいて。絶対に迎えにいくし、もう2度と離さないから。勝手なこと言ってごめん!
(電話越しにでも声を聞くことができるのは嬉しいので嫌というわけではないけど、相手は電話をかけてきても 帰ってくるのは夜遅く。その頃には すっかり酔っぱらっており帰ってきても すぐに眠ってしまうので、電話をするくらいなら早く帰ってきてほしいと。将来のことを考えた時に一旦別れないと甘えてしまい 何年かかってもいいと言ってくれるけど、いつまでも夢を追い続けるわけにもいかず 才能がないんだとしたら諦めることも大切だとは思う。でも、それまでは何を犠牲にしたとしても夢を叶えるために頑張りたい。その夢が叶ったときには相手が言うとおり おめでとうと言って隣にいてほしい、その先は どんなことがあったとしても離すことはないし ずっと守りたい。寂しい思いをさせないという意味を込めて抱きしめ。自分の都合で相手に別れを告げて 夢を叶えたときには隣にいてほしいから待っててほしいと言うのは あまりにも自分勝手で、相手から離れると頭を下げて謝り。「それだけ恋人として意識してくれてるってことやろ?でも、努力してくれてるなら いつか侯くんからキスしてくれるのを待ってる」恥ずかしくてできないから努力してるんだと思うと可愛らしくて、いつかでいいから相手からキスしてくれたらいいなと。「せやな、絶対に続く!いや、侯くんってカッコいいけど可愛いんやん。カッコいいって思われたいなら思うようなことしてや」相手の言葉に頷いて、二人でいれば幸せな未来が続いていくんだと思うと嬉しく。カッコいいと思わないことはないけど どうしても一緒にいるとカッコいいよりも可愛いと言ってしまうことが多い気がし、自分にカッコいいと言ってほしいならカッコいいと思われることをしてと。「…言わなあかん?興奮する。…そんなんしてると襲われてもしらんからな。…そういえば首元だけじゃなくて こっちにも侯くんがつけてくれた痕が沢山あるんよな。めっちゃ嬉しい。」女性の裸を見るよりも 相手の写真を見て想像しながらやったほうが気持ちいいなんて恥ずかしくて言うことはできず、頬を紅くしたまま上目遣いで見つめて。わざと反応を楽しむためにやっているのは分かっているけど ドキドキ と鼓動は高鳴り、興奮していることを隠すことはできないので 相手のことを見ないように視線を逸らして。相手は余裕があるのに自分ばかりが照れているのが悔しくて、自分の首元を撫でてからパジャマのボタンを上から順番に外していき 前をはだけさせた状態で相手がつけてくれた痕を愛しいというように撫でていき。誘うような目で見つめると なぁ、次はどこにつけたい? と付けたし。「…どう?結構 刺激的なん多いやろ?侯くんは こういうのしてほしい」隣に腰かけて本を見てみるけど やはり刺激的だと感じてしまい、まともに見ることはできず。もし相手がやってみたいと言うのであれば 興味はあるのでやりたいけど、嫌なら別にしてもらう必要はなく。他のもので もしやってみたいものがあったら見せようかな、なんて。「…言わない…ぁ、っ…こないに可愛い姿 誰にも見せたくない……んっ…」ネクタイで手を縛って、目隠しをしているのは今だけ。いつキスをされるのか分からずに小さく身体を震わせる姿は可愛らしく、まだ見ていたい。こんなに可愛い相手のことを誰にも見せたくない。侯くん、可愛い、侯くん、エロい、侯くん、侯くん…と相手のことしか考えることはできず。相手からのキスは いやらしい音をたてていて どんな表情でしているのかが気になり、目隠しをしているタオルをはずし。)
… おん、覚えてへんわ、覚えてへん。あっ、一応 嬉しいんや ! ごめんな、成る可く早う帰ってくるから。ちゃう、どっくんと別れたいなんて思うた事ない。… この別れは、寂しい別れじゃないと思うねん。お互いが成長する為に必要な別れ。せやから、さようなら じゃなくて またね。どっくんを信じてる、約束やで。俺こそ、変な事 言うてごめん。今まで、人前でこんなに泣いたことないから、なんて反応すればええのか分からへんわ。
( 目をキョロキョロ泳がせながら、覚えてないの一点張りで。迷惑に感じ、嫌がっていると思っていたので、嬉しい と聞いた瞬間に安心して顔が明るくなり。それなら、また電話をして覚えていないということで話を進めたらいいか と。相手は夢を叶え、自分は先生としてルベルアップして … 二度と会えない悲しい別れじゃなくて、お互いに必要な別れだと、ネガティブな自分には珍しく前向きでポジティブな発言をし。相手を信じて、いつ帰って来ていいように待つ。どんなに寂しくても、相手が夢の為に頑張っていると思ったら我慢し待てるような気がして、約束 だと小指を相手に向け。謝る相手に続いて、恋人に最低なことを言ってしまったと反省し謝り、顔上げてや と相手の肩を ぽんぽん と軽く叩いて。今まで、人前でこんな弱音を吐いて目の前が見えなくなる程泣いたのは初めて。こんな姿見せたくないが、相手なら不思議と安心して弱い部分を隠さずに見せることが出来る。やっと涙を拭うと、照れと困惑とで困ったように小さく笑い。『 意識し過ぎてるってのも問題やけどな。…… やっぱり あかんわ。いつかな 』今ならキス出来るんじゃないかと試しに顔を近付けてみるが、相手の甘ったるく彫りの深い男前な顔を目の前にすると恥ずかしさから元の位置に戻り、ため息をして。自分からキスするなんてまだまだ先の話かもしれない、と苦笑いし。『 カッコイイけど可愛ええって意味分からへんわ。思うような事って言われてもな … このポーズをとかどう ? 』意識してカッコイイと思ったことをやったことがないので、暫く顎に手を当て考え。以前、本屋で見かけた雑誌の表紙に首に片手を掛け、首を軽く傾けるポーズをしていたのを思い出し いざ実戦してみて。伏し目がちの目を憂鬱気にし、口を半開きにしてキメ顔もしっかり作り。『 今度さ、本物の俺を目の前にして、どこまで耐えられるかやってみようや。… その言葉、そっくりそのままお返しするわ。そんな目されたら、何もしない訳にはいかへんよな 』上目遣いに見てくる相手は すごく可愛くて、もっと困って照れた可愛い顔が見たい欲求が出てきてしまい。例えば上だけ脱いでみたりして、そんな自分を見た相手は手を出さずにどこまで我慢できるのかやってみたい と言い始め。目のやり場に困り目線を逸らす相手の反応に満足したのか、服を整え。相手の上を完全に脱がせると、軽々しく相手を持ち上げ座っている自分の上に乗せて向かい合わせる状態にして。唾液を沢山含ませ、態と音を立てて胸辺りを 甘噛みしてはキスをし舐めて と何度も繰り返し。『 おん、何ていうか想像以上やった。… まあ、嫌ではないで。してほしいかって聞かれたら、興味はある 』本を読みながら返事をしたので、返しは少々淡白気味で。こんな刺激が強い本で、真っ先に自分を想像してくれたのは嬉しい気持ちに変化して。こんな恥ずかしい事が照れ屋の自分に出来るかというのは思うが、それと同時に興味もあり。『 … んんっ、ぁ … あかんって、こんな顔見んといてや … 』いつもなら相手の表情や息遣いを確認し、どのタイミングで絡めれば気持ちいいか等を考えながら出来るが、今は少ない情報で必死に相手に着いて行くことで精一杯で。そのせいで普段よりも荒々しく淫れるキスは刺激的で気持ちよく。目隠しをしているので、目先の気持ちよさに負け気を抜いていたところに急に目隠しを外され、こんな締りのない虚ろな表情を見せるのは恥ずかしく、手で隠そうにも出来ない為 一旦相手の口から離れると目線逸らし息を整え )
酔っていると甘えたになるって言ってたやん。電話くれるってことは それだけ俺のこと好きなんや…って思ったら嬉しい。…どっくんって何度も甘ったるい声で名前を呼んで、好きやで、愛しとるって言ってくれたのに覚えてへんとか。嘘だったら嫌やな。そっか、良かった。言ったやん?俺は侯くんがいないと生きれないって、何があっても迎えにいくって約束する。どうしても辛くて耐え切れそうにないってなったら電話して?義弟として会いにいくから。
(前に酔っ払うと甘えたになると話したことがあったので そのことと、テレビかなにかで酔うと人は素直になりやすいときいたことがあるので…普段は素直になることができないけど酒の力を借りて自分に電話をかけてきてくれているのかな?なんて思うと嬉しく思ってしまい。目をキョロキョロと動かしているところを見ると覚えていないっていうのは嘘だということが分かり、嘘をつけない相手は可愛らしく。何度も名前を呼んで好きやで、愛しとると言ってくれたのに…と物凄くショックをうけたというようにワザと目をウルウルとさせ 念押しするように嘘だったら嫌だと。互いを前向きにさせてくれる別れに寂しくないというわけではないし、何度も相手に会いたくなるけど 気持ちをおさえ。困ったことがあったときに何もすることができないというのは嫌なので義弟という立場を利用して助けにいくと伝え。小さく笑う相手の頬には涙のあとがついていて罪悪感を感じながら優しく触れて。「あと少しの距離やん。」顔が近づいてきたので目を閉じてキスしてくれるのを待っているけど 一向にきすしてくれる気配はなく。今は無理かもしれないけど少しずつでも慣れてくれたらと。「…ふーん、まぁ、カッコいいで」カッコいいと思うようなことをしてと若干無茶ぶりのようなことを言ってしまったけど、予想していたものよりも色気があってカッコよくて。カッコいいと素直に伝えることができず そっけなく返し。「…ええけど、侯くんもやってよ?俺を前にして どこまで耐えることができるのか。えっ、侯くん!?……んっ…、あかん…って…ぁっ、」相手の提案には賛成で どうせやるんだったら自分だけが耐えるのではなく、相手は 自分が何をどこまでやったら興奮するんだろう?と興味があり。悔しかったのでワザとパジャマをはだけさせて誘うような目で見つめて…と軽い気持ちでやったので まさかパジャマの上を脱がされて向かいあうように相手の上に座らさせるなんて思っておらず 慌てて相手の名前を呼んでみるけど胸の辺りを何度も何度も噛んだり、キスされたり、とされると気持ちがよくて もっとしてと言うように相手の首に腕をまわし。「…ほんまに嫌とちゃう?それならやってみたい」再度確認するように恐る恐るといった感じではあるけど問いかけ。激しく乱れる相手の姿を想像しただけで緊張してしまいそうだけど、自分の下で…と思うと嬉しく。「…っ……はっ、めっちゃエロい。…そない気持ちよかった?」目線を逸らさないで、というように離れていった唇に1つ軽めのキスをし。目隠しをはずしたら どんな表情をしているんだろう…と思いはずしてみたけど、普段よりも激しく乱れるようなキスに想像していたものよりも色気があり 目線を逸らしてほしくないと思ったけど 自分も まともに相手のことを見ることができそうになくて。このまま襲ってしまいたいという気持ちを抑えるためにネクタイをはずしていくと少しだけ距離をとって「そろそろ寝よう?」と。)
確かに言うた。この前、すばるに どっくんどっくんって言うてくっ付いてたらしいわ。そんで電話するから、ブラコン扱いされるし … 。… ああ ! そんな顔せんで。覚えてるし、俺の意思で電話したから ! 大学に行ったら、勉強や人間関係に沢山悩むし壁に突き当たると思う。実際に、俺も悩んだし。そしたら、どっくんも兄ちゃんに頼ってな。
( 相手だと勘違いして くっ付いていたのは完全に酔った勢いで無意識にやっていて。くっ付いたり電話したりするのは、最早飲み会では周りからしたら見慣れた光景らしく、ブラコン イジリは鉄板で。自分は恋愛的な意味で 好き だとか言っているが、周りが兄弟としての すき で捉えてくれるので人前でついつい電話をしてしまう。切なげな相手の目に負けて、毎回覚えていると自白し。大学には気の合う人から、苦手だと思う人も居るし、急に忙しくなって勉強面でも上手くいかない事もあると思う。自分みたいに、頼りになる友達に相談するのも手だが、自分もいつでも相談に乗ると。恋人としては支えてあげれないので、せめて義兄として支えてあげればと。優しく触れる相手の手は暖かくて、心まで温かな気持ちになり、ありがとう と伝えると涙で赤くなった目を細めて照れくさそうに、先程とは違い困った笑みではなく幸せな笑みを一つして。『 まぁって ! なら、どうしたらよかったん ? カッコイイって難しいんやな … 』イマイチ素っ気ない返事に手を元に戻すと、 うーん と再度考えてみて。テレビでカッコイイとキャーキャー言われてるアイドルやモデルは すごいな とテレビ好きならではの感想が浮かび上がり。『 … ええよ。俺がなかなか手出さへんくって、逆にどっくんが我慢出来へんかったり。…… あかんなら、止めようか ? なぁ、どうなん ? 』相手だけさせるのは不平等なので、賛成し。正直我慢なんて出来る気はしないので、自分に言い聞かせるつもりで強気な発言をしては ニヤリ と意地悪っぽく相手を見て。あかん と言われてはキスや甘噛みを止め、相手が耳が弱いという事は知っているので耳元で囁き、片手は相手の腰に絡ませ。自分は相手の可愛い声が聞けたので満足はしていて、嘘やって と続けるとパジャマを手に取り放心状態の相手に人形に服を着せる様に優しく着せてやり。『 恥ずかしいけど、嫌って程では。なら、また今度な。俺もこの本借りるで 』恐る恐る聞く相手に、大丈夫なのに と クスリ と笑い、頭を撫でてやり。相手の隣で読むと緊張するので、一人の時に読みたくて借りると。恥ずかしい気もするけど、相手が喜んでくれるならいいか なんて相変わらず甘く。『 …… 気持ち、よかった。どっくんは ? 俺だけ気持ちよかったのは申し訳ないやん 』だらしがなく口元から垂れた涎を拭き取ると、相手の質問に こくこく と小さく頷き。自分は気持ちよくて満足をしたけど、一方の相手は満足してくれたのか心配で。少し距離を取り離れる相手が寂しくて、その分 自分から近付き 『 ん、寝よ。夜更かしし過ぎたな 』と。シングルベッドなので、枕は一つしかなく、相手の寝る方へ置いてやり。先に寝転び布団を掛けると、ここに来いと隣を ぽんぽん と叩き )
……二人とも羨ましいんやけど。俺も侯くんにくっつかれたいけど、渋谷先生にくっついてみたい。恋人っていうのもあるけどブラコンっていうのも間違ってへんやん。あっ、でも、それで飲み会の次の日とか 大変やな って同情されること多いんやな。ふふっ、分かっとる。侯くんって嘘つくの下手くそやもん。ありがとう、何かあったら頼りにする。
(酔っぱらってくっついてくる相手は きっと可愛いだろうから くっつかれてみたいけど、憧れの先生にくっつくことができる相手のことも羨ましくて。自分は緊張してしまってできないけど今度勇気をだして くっつきにいったら迷惑だったりするんかな?でも…と考え。付き合うようになってから電話してくれるようになったりと変化はあったけど、その前から相手は自分に対して甘かったような気がしており。周りがブラコンだというのもあながち間違っていないと思って苦笑し。相手が飲み会があった翌日などは 大変やな、恋人とかできたら反対とかするんとちゃうか、何かあったら言うんやで など同情されたり心配されることが多かったので不思議に思っていたけど納得したように頷き。兄としての相手は役に立ってくれると思うけど、電話をしたら寂しくて耐えられなくなりそうで。自分から電話をすることは滅多にないと思うけど気持ちは嬉しいので微笑み。目が赤くなってしまっているので 何か冷やすものでも持ってくる と言って部屋を出て。「カッコいいって言ったら絶対に調子にのるやん。…それに侯くんならカッコいいって言われること多いんとちゃう?」照れから素直にカッコいいと言うことができないし、言ったらニヤニヤとして調子にのる姿が容易に想像でき。それに自分じゃなくても相手にカッコいいと言ってくれる人は沢山いるんじゃないかと。「そないなこと言っててええの?侯くんの方が先に我慢できなくなるんとちゃう。……っ…意地悪せんといて。まだ、たりない。もっと侯くんにキスしてほしい、噛んで 痕をつけてや」相手が言うように我慢なんてできない可能性が高いけど、先に我慢ができなくなるのは負けたような気がして悔しいので負けないというように余裕な笑みを見せ。離れていく相手の服の裾を掴み。相手は満足してしまったのかもしれないけど、自分は まだ足りなくて。もっとキスして、甘噛みして、自分のことを求めてほしくて 照れくさいという気持ちから相手の目を見ることはできず俯き。「また今度、侯くんがやってくれるの楽しみにしとる。ええけど渋谷先生のやから汚したりせんといてな?」相手に頭を撫でてもらうのが好きで もっと撫でてほしいと相手の手にすり寄り。いつやってもらおうかな、と考えると口角が弛んでしまい。本を貸すのは構わないけど 自分のものではないので、読んでいるときに汚さないようにと。「俺も気持ちよかった。…また、目隠ししてキスしような」気持ちよかったと 満足してもらえたのが嬉しくて、自分も相手とのキスは気持ちよかったので…また、こんな風に目隠しをしたり手首を縛ってキスがしたいと。近くにいたら興奮して今すぐに押し倒したいという気持ちがバレてしまいそうで少し距離をおいたけど、その距離が寂しかったので近付いてきてくれたのが嬉しくて頬にキスをし。一緒に寝るんだと思うと緊張しながら相手の隣に横になると、相手が隣にいるということもあるけど布団からも大好きな相手の匂いがして抱きしめられているような感覚になり安心して。「…ん、侯くんの匂いがする」と言って嬉しそうに微笑むと相手の手に自分の手を絡め。)
くっ付いてみればええやん。この前、どっくんの歌とギター褒めとったし、どっくんから話しかけたら喜ぶと思うで。ブラコンなんかな ? ただ、ちょっと他の人より過保護なだけやのに。いや、同情って … ほんま、アイツら何を心配してんねん ! な、なんや、バレバレやったんか。嘘つくと顔に出やすいの直したい。
( 以前から、亮の歌声好きやな、ギター上手なったんやない ? 、この曲好きそう … 等と言っていたので相手から話しかけたら喜ぶんじゃないかと。相手に直接言えばいいのに と毎回思っていて、ある意味二人は両片想いに近い感じがして見ているこっちは面白く、くす と笑い零し。今までブラコンなんて意識してなかったけど、周りからも相手からも言われるので自覚は少しだけ生まれ。ただ、義弟としての相手が大好きで可愛くて大切で … これが夜に言うブラコンなのかと。確かに、もし自分が相手の恋人じゃなかったら、相手に恋人なんか出来た日には義兄として反対するだろうし、学校で何かあれば駆け付けると思うが、それを仲の良い二人に悟られて心配されているのが恥ずかしくて、唇尖らせ拗ねたように。頼りにする と言われたのが嬉しくて、顔には出さず心の中で喜び。相手が戻ってくる間、そんなに腫れているのかと鏡を覗き、そこに写った自分は予想以上に酷い顔をしていて、頬を ぱちん と叩き。『 あー、うん。絶対に調子乗ると思うわ。 … 他の人にカッコイイ言われるのと、恋人にカッコイイ言われるのは違うやん 』すごい、カッコイイ、と褒め言葉に弱いことは自分が一番分かっていて。きっとニヤニヤが止まらないんだろうな と想像し。勿論、他の人からカッコイイと言われるのは嬉しいが、相手から言われるのは特別嬉しく。『 やってみな分からんけどな。我慢出来へんようにしたるわ。… 取り敢えず、風邪引くで服着よな。明日、皆に色々言われても知らんで 』絶対に相手から手を出させてやる と余裕そうな笑みを見て心に決め燃えて。これ以上したら、それこそ自分の理性が我慢出来なさそうだが、相手が求めてきてくれているならば続けようと。相手を心配して、一先ず服を完全に着せてやると、向かい合ったままの状態で更に抱き寄せ、抱きしめるようにし。相手の うなじを先程の様に噛んだりキスしたり舐めたり、と目立つ場所に沢山の痕を付けていき。『 せや、すばるの本やったな。これが同僚の趣味やと思ったら、複雑な気持ちや 』自分の手に擦り寄る相手が可愛くて、これでもかと頭を わしゃわしゃ と撫でてやり。相手だから、こんな刺激的な本を持っていても引かなかったが、選りに選って仲の良い友達の本なのかと思うと苦笑いし。『 ん、なら良かった。… おん、やろ。今度はどっくんが目隠しされる側でもええかもね 』相手の言葉に安堵した様子で。目隠しをされ手首を縛られてするキスは興奮もしたし気持ちよかったので、素直に頷き。今度は相手に目隠しをしたりして … というのもいいんじゃないかと。頬にキスされ、擽ったい様に片目細めて。狭いベッドに男二人が寝るのは随分狭くて、自然と体は密着し、鼓動の音が聞こえるんじゃないかと心配する程で。『 自分の匂いなんて分からへんわ。… ほな、寝ようか 』すんすん と自分の匂いを嗅いでみるが、自分の匂いなんて分かるはずもなく、どんな匂いがするんだろうと気になりつつ。絡めてくる相手の手を布団の中でギュッっと握り返し、更に足も相手に絡めてみて。片方の手で電気のリモコンを手にすると、部屋の電気を消して、本格的に眠りにつく準備をし始め )
無理やって!その、緊張するし。えっ!?渋谷先生が俺のことを?…あかん、めっちゃ嬉しい。いや、ちょっととちゃうし。あの二人が同情するくらいやから相当やと思うで?嘘つけへんとか可愛くてええと思うけどな。
(くっついてみたいという気持ちはあっても いざ目の前にすると緊張してしまってできないことが想像され。憧れている先生が自分のことを褒めてくれていたんだと思うと嬉しくて、歌とギターを これからも頑張って もっともっと認めてもらえるようになろうと思い。兄弟のいる友達と話していると、あまり話すことがないとかケンカばかりだという話を聞き 相手はちょっと他の人より過保護 という感じではなく、相手と仲がいい二人がブラコンだと言うのなら間違っていないなと。嘘つけないところが可愛いと思っているので直してほしくないなと。冷えたタオルを持って戻ってくると目を冷やすように渡して。「せやろ?まぁ、そうやな。…侯くん、めっちゃカッコいいって いつも思ってる。大好きやで…なんて、恥ずい」他の人に言われるのと相手に言われるのとでは違くて、頷き。少し考えたあとに照れくさいという気持ちはあるけど 勇気をだしてカッコいい相手のことが大好きだと伝えたのはいいけど、頬は紅く。「我慢出来へんようになったら責任とってくれるんやろうな?…おん。…んっ…ええよ、」我慢出来なくなったら押し倒してしまうと思うので そのときには責任をとって抱かれてほしいと思って問いかけ。目立つようなところに痕がついていたら周りからからかわれることは確実で、それでも相手に痕を沢山つけて欲しいと求めてしまい。くすぐったさから声を抑えることはできず、抱きしめられると相手の首に痕をつけるわけにはいかないので、何度もキスをしたり舐めたりを繰り返し。「侯くんに頭撫でられるの大好き。でも、渋谷先生のって これだけじゃなくて、どの本も刺激的なのが多いねん。」相手は優しい手つきで自分の頭を撫でてくれて、にっこりと笑い。この本だけでなく、何冊か借りているけど どの本も刺激的なものが多く。「ええよ。今度、目隠しした状態でキスしてみたい」目隠しをして手首を縛られて興奮している相手の姿を見ていたら、自分も相手にやってほしいと思ってしまい。男二人で寝るには少し狭いような気もするけど くっつくことができるのが嬉しく。「…おやすみ」部屋の電気も消えて欠伸を一つすると ちゅっと相手の唇に お休みのキスをすると目を閉じて。)
… やっぱり、どっくんからカッコイイ言われると特別恥ずかしい。あかん、やっぱりニヤけてまうわ。
( カッコイイに加えて大好きなんて言ってもらえたので、案の定 口角は自然と緩み。小さく 俺も とだけ付けたし。『 誘ったの俺ってことになるしな。ええよ、責任取って大人しく抱かれる。…… っ、凄いで、めっちゃ痕付いてる。続きは、また今度な ? 』そもそも、この提案をしたのは自分だし、その時になれば嫌だと文句は言えないなと。相手にキスされ舐められるのは声が出てしまいそうになるが、自分も相手を噛んだりしているため、声は出ずに吐息へと変わり。息を吸うように相手から離れると、痕の付いた場所を指で触れて。これ以上の夜更かしは明日に響くため、今日はここまでと伝えると、相手を自分の上から下ろしてやり。『 … 寝れへんくなるやろ 』愛しい人が隣で寝ている時点で緊張するのに、寝る間際にキスされては余計に意識してしまい。相手のズルい行動に参ったように独り言を呟き、目を閉じ )
*
( おやすみ と目を閉じた後も暫くは寝れなく、一人で ソワソワ としていたが睡魔は自然と襲ってきて、気が付けば寝ていたようで。もう朝か と薄ら目を開けると鼻と鼻とが少しで くっ付いてしまいそうな距離に相手の無防備な寝顔があり。寝ている最中、無意識に抱き枕のように抱きしめていたらしく。目覚めて一番最初に目に入ったのが相手の寝顔なので、驚く程に目が覚め、相手を起こさないように そーっと離れようとして )
……んー、侯くん?
(相手の体温が気持ちよくて目を瞑るとすぐに眠りについてしまい。朝の陽の光が眩しくて そろそろ起きて朝食と弁当を作って洗濯をして…とやることはあるけど起きるのが惜しいような気がして あと少しだけと眠っていると相手が動く気配がし。手を伸ばして相手の服の裾を掴むと 「…おはよ。体調はどう?今から朝食作るから仕事にいく準備して待ってて」と言って、身体を起こすと小さく欠伸をして。昨日は体調を崩していたので 少しでもよくなっていたらいいなと首を傾げて問いかけ。)
… ごめんな、起こしてもうた ?
( 起き上がろうとした時、服を引っ張られる感じがあり振り返ると、ただでさえ可愛らしいタレ目が寝ぼけて更に甘くなっていて、朝からキュンキュンと小動物を見た時と同じ感覚になり。自分が動いたせいで起こしてしまったかと思い、申し訳なさそうに。『 おはよ。… 体 楽になってるから、大丈夫そう。おん、有難う 』相手に続き、自分も起き上がり。昨日と比べ、体が だる重くなく、体調は一先ず大丈夫そうだと。朝食を作るなら手伝おうと思ったが、朝の忙しい時に下手に手伝ったら邪魔かと思い、大人しく相手の言う通り待ってようと。ぐーっと伸びをしてから、カーテンを開けて )
ううん、大丈夫。…ここ寝癖ついてるで、可愛い。
(ちょうど起きようと思っていたので大丈夫だと安心させるように微笑み。眠い目を擦りながら相手の顔を見ると ちょこんとはねているのを見つけ、その姿が可愛らしく思えて相手の髪の毛に触れて。「良かった。今日も無理せんようにしてよ?せっかく良くなったのに無理して悪化したら明日 デートできなくなるやん」大丈夫 という言葉に安堵し。明日は相手との初めてのデートがあるのに無理して悪化してしまったら計画は延期せざるを得なくなってしまうので、安静にしていてほしいと。部屋を出ようとドアノブに手を伸ばすも振り返って相手のところにいくと唇にキスをして「おはようのキス、したいなって思ってたのに忘れてた」と言ってから部屋を出て。顔を洗ったりと身支度を整えると洗濯機をまわして、相手がリビングにくるのを見計らってマシンでコーヒーを用意し。冷蔵庫の中から昨日の帰りにスーパーで買った食材を取り出すと朝食と弁当を作っていき。)
うわ、ほんまや。直すの面倒くさいわ … 。
( 相手が触れた髪を触ると、確かに寝癖が付いていて。櫛を使っても、水で濡らしてもなかなか直らない髪質で、今日は朝からドライヤーして … と考えると面倒くさく感じため息をついて。『 どっくんは大丈夫 ? 昨日、沢山キスしたから、感染ってたりしてへん ? 』相手の言う通り、デートを延期にはしたくないので、学校では安静にしてようと。昨日はキスも沢山したので、相手に感染っていないかが心配で。引き返してきた相手を不思議そうに目で追うと、いきなりキスして去って行くので目をまん丸にした後、 『 … なんやねん、ズルすぎ 』と一人になった部屋で ぽつり と呟き。相手と重ならないように、時間差で顔を洗いに行ったりして済ますと、自室へと戻りスーツに着替え。お弁当の美味しそうな匂いに誘われ、リビングに行き椅子に座り。コーヒーマシンの音をBGMに、キッチンに立つ相手を見ながら束の間のゆっくりと過ごす時が流れ )
おん、大丈夫そう!風邪ひかないようにマスクとかして今日は予防しとく
(体がだるかったり、咳やクシャミが出るといった症状は特になく。これなら次にまた相手が体調を崩したとしても 傍で看病することができると嬉しそうに。明日はデートなので今日はマスクをしたり手洗いなど いつも以上に風邪の予防をしっかりとして体調を崩さないように気をつけようと。支度を終えてリビングにきた相手にコーヒーと弁当を持っていき「はい、弁当忘れないように気をつけるんやで?」と。朝食はトースト、サラダ、目玉焼きと時間的に簡単なものしか作ることができず、作り終わると机の上に並べていき。朝食を作り終えると そろそろ洗濯機も終わるんじゃないかと見にいって、今日は天気がよさそうなので外に干していくと 自室で制服に着替え。やることを終えて ようやくといった感じでリビングに戻ると席について。)
なら良かった。… これ、貸したる。俺は車通勤やから寒くないし、遠慮せんと使って。
( 嬉しそうにする相手は見るからに元気そうで、嘘ではなさそうだと安心し。普段自分が通勤で使っているマフラーを相手に渡し、これで少しは防寒になってくれたらいいな と。『 ありがとう。あ、今日のお昼も来る ? 』丁寧に包まれたお弁当を受け取ると、忘れないように鞄の中に入れておいて。付き合うようになってから、気が付けば毎日一緒にお昼を食べていて、自分としては嬉しい事で。今日も来るだろうかと聞いてみて。相手が洗濯物を干したり着替えている間に朝食を食べ終え、食器を流しへ持って行き。そろそろ行く時間ということもあり、鞄の中身を確認したりネクタイを締め直したり … と自分の事を済ませ。相手が帰って来ると お疲れ様 と一声かけて )
ありがとう。でも、ちゃんと自分のマフラーあるし大丈夫やで。車に乗ってる間は寒くないかもしれんけど おりたら寒いやろ?侯くんが使って。
(相手の気持ちは凄く嬉しくて礼を言い。車に乗っている間は暖房もあるし寒さを防ぐことはできるかもしれないけど 車からおりて学校の中にはいる間だったり寒いんじゃないかなと思うと首を横に振って、自分のマフラーがあるし それをつかうからいいと断り。「ごめん、今日は章ちゃん達と食べるから行けない」付き合うようになってから相手と一緒に昼休みを過ごすことが多くなったのが嬉しいけど、たまには一緒に弁当を食べたい、近々 ライブハウスで演奏することが決まっているから そのことについて話したい、と言われたら そちらも優先せざるをえなくて。時計を見ると そろそろ相手が家を出る時間で「…もう時間か。忘れ物してへん?大丈夫?」と言って、玄関まで見送りに。)
そっか、そう言ってくれるなら、使わせてもらうな。ありがとう。
( いつでも、どんな時も、自分をちゃんと考えてくれる相手の気遣いに感謝し。相手がそう言ってくれるなら、普段通りに自分で使おうと。『 分かった。友達付き合いも大切にせなね 』相手が居ないお昼は寂しくも感じるが、偶には友達と一緒に過ごす事も大切だと理解があり。自分も久しぶりに職員室で食べるか と。ジャケットを羽織ると、携帯と財布と鍵がちゃんと入っているかポケットを確認し、小指には相手とお揃いのピンキーリングを付け、玄関まで見送りに来てくれた相手に 『 大丈夫 ! ほな、行ってきます。どっくんも気を付けて学校行くんやで 』と。玄関にある鏡で身だしなみを確認すると、器用に手を使わずに靴を履き、相手の頭を撫でてやると玄関を出て。すっかり吐く息が白くて冬を感じながら、車に乗り込み学校へと走らせて。 )
いってらっしゃい
(手を振って見送るとリビングへと戻り、朝食を食べて身支度を整えると外は寒くて手に息を吐いて擦り 今日の夕飯は何にしよう、寒いからシチューとか温かいものがいいな と考えながらが学校へと向かい)
(今日の夜は相手が帰ってきたら にゃー と言う約束をしているので友達に言ってみて少しでも慣れることができたらと思っているけど、いざ言うとなると友達相手でも恥ずかしく感じてしまい。「…あー、その、…章ちゃん」勇気をだして話しかけると いきなり にゃーと言われても戸惑うだとろうと相手の名前は出さず、恋人にやることになったとだけ伝えて 休み時間に友達を相手に練習をして。)
( 久しぶりに職員室でお昼を3人で食べて、話題になるのは自分のキス痕とピンキーリング。なんや、先に結婚するのヨコか と冷やかされたり 彼女居ったんか、挨拶せなあかんなあ と言われたり … で結局は相手の事を話して。戸惑っていたり大人な意見も出たが、二人とも 応援する と言ってくれ、帰ってから相手に伝えなければと。授業を終わらせ、予定通りバスケ部で運動し、< 今から帰る。今日は色んな事あったから、帰ったら話すな > と、メールを送り。二人のことや生徒に言われたこと、久しぶりにバスケをしたこと等、沢山相手に話したいと )
(スーパーで買い物をすませてから家に帰ると洗濯物を畳んだり、夕飯や明日の弁当の仕込みをしたりしながら学校であったことを思い出し。首に相手からの痕があったので冷やかされたり、相手は誰なんや と質問攻めにあい 年上で美人で優しくて可愛らしい恋人ができたと惚気け。高校を卒業したら仲のいい友達には相手が兄になったこと、将来 夢を叶えた時には一生を添い遂げることを伝えたら どんな表情をするんだろう、賛成してくれたら…と考えていると携帯の着信音が聞こえ。携帯を見てみると相手からのメール。もうすぐ帰ってくるなら 帰ってきてすぐに夕飯を食べれるようにシチューを温とめて、どんなことを話してくれるんだろうと思うとクスッと笑い)
あったか …
( 全て済ませると、車に乗って途中でスーパーに寄り。帰ってから呑む用の缶チューハイやパックの日本酒を買い、愈々 家へと到着し。暖房があり暖かい車内とは違い、外はすっかり冬色になり寒さが目立つようになっていて。鍵を開け玄関へ入ると一番最初に出てきた言葉は 暖かい で。忘れ物 防止で玄関に掛けるようにした車の鍵を指定の場所に置き、相手が待つリビングへと急いで。廊下まで漂う晩御飯のいい匂いにお腹は緊張なく鳴り。リビングの扉開けると同時に『 どっくん、ただいま 』と、挨拶を済ませ )
……おっ、おかえりにゃん?
(玄関の扉が開く音がして火を止めて ソワソワと少し緊張をしながら相手がリビングに来るのを待ち。リビングの扉が開くと小走りに近づいていって ぎゅっと抱きしめ。小さな声になってしまったので聞こえてるかな?覚えてるのかな?覚えてなかったら…と不安で上目遣いで様子を窺うも恥ずかしくて頬を紅く染め。「皿によそったり準備しとくから はよ手を洗ったりとかしてきてほしい…にゃん」と言うと相手に背を向けてキッチンへと向かい)
… 可愛いお出迎え ありがとう。
( 右手には こっそりビデオを起動させた携帯を持っていて、可愛い相手の姿が撮れたので、多少声が小さくても満足をしていて。よく出来ました と付け加え、頭撫で。『 … 猫って、尻尾の付け根とか耳が弱いんやって。後で確かめような 』相手に言われた通り、ジャージに着替えて手を洗って … と色々済ませ。キッチンに立つ相手の腰に手を廻し後ろから抱きしめ。火を使っている場で手を出すのは危ないので、今は我慢をし。耳が弱いのは知っているので、後で沢山 可愛がってやろうと )
…めっちゃ恥ずいわ。あっ、撮ってたりしてへんよな?酔っ払って渋谷先生とかに見せないようにしてよ
(休み時間に友達を相手に練習をしたので少しは大丈夫かな?と思っていたけど、相手を目の前にすると練習なんて意味がないくらい恥ずかしく。昨日、自分も相手を撮ったので撮られても文句を言うことはできないけど 相手のことだから酔っ払って仲のいい先生に見せるんじゃないかと思うと心配で。「そんなん別に確かめなくてええって。それよりスプーンとか用意しといてや」料理に集中していて後ろから抱きしめられると びくっ と肩を揺らし。付け根は分からないけど、耳は弱いので また変な声を出してしまうと思うと照れくさくて。充分温まったので火を止め。)
一生懸命さが伝わってきて良かったで ? 撮ったけど、こんな可愛い動画、軽率に誰かに見せへんよ
( 照れずに言うよりも、照れながら言った方が自分の為に一生懸命に言ってくれている感じがして、これが所謂、萌え という感情なのかと。俺の恋人可愛ええやろ と見せびらかしたい気持ちもあるが、自分だけしか見れないという優越感の方が勝って。『 そんな冷たいこと言わんといてや。… はーい 』つれない返事に不満気な様子で。しかし、相手が確認しなくてもいい、嫌だ、と言ってもやめる気は更々無く。相手の言う通りにスプーンを出して並べ。相手が来るまで買ってきた缶チューハイを飲みながら待っていて )
ほんまに?誰かに見せたりしたら消去するからな。
(見せへんという言葉を聞いて安堵するも酔っていたら、動画を見ているところに誰かが出くわしたらと考えると再度注意をし。シチューを皿によそうと机に持っていき、相手の前の席に座ると照れくささから少し睨むようにして見て「猫って言ったらツンデレやろ?そんくらい察しろや。…あと、食べさせてほしいにゃ」恥ずかしいというだけで相手に触れられるのは嫌ではなく、猫といえばツンデレのイメージがあるので素直に言うことができない自分の気持ちを察してほしいと。沢山、相手に甘えようと決めていたので口を あーん と開けて。)
心配しすぎやって。大丈夫、大丈夫やから !
( 疑いと心配の目が未だ向けられ何回も注意されるので、大丈夫 と笑って軽く流し。消去されるのだけは嫌なので、後でこっそりパソコンに落としておこうと。『 あー、ツンデレな。じゃあ、俺に都合良く察するわ。… ええよ、ほら、あーん 』ツンデレと聞いて納得し、睨んでいるのも照れ隠しだと思えば可愛く思えてきて。察しろと言うなら、自分の都合のいい様に勝手に察してもいいだろうと。スプーンでシチューを抔うと、ふーふー と冷ましてやって相手の口に入れてやり。程よくお酒も廻ってきて、甘えてくる相手は可愛いしで、いつもに増して甘やかしてしまいそうで。『 … あんな、今日ヒナとすばるに話してきたで 』何口かシチューを食べ、何てない話をするトーンで さらり と話し始め )
分かった、信じる。…こない顔を赤くして にゃーとか言ってるの侯くんにしか見せたくない。
(もし相手が見せたとしたら二人が伝えてくることが想像できて。でも、大丈夫だと言うのなら信じることにして頷き。にゃーとか言うのは自分の柄には合わず、実際に友達にやってみたところ意外だと言われたので恋人である相手以外に見せたくなく。「そうして。あーん…ん、美味っ!侯くんに食べさせてもらうと美味く感じる」余程、変に解釈されてたら ふざけんなや!となるかもしれないけど 相手なら自分の気持ちを分かってくれるんじゃないかと思い。先ほど作ったときに味見をしてみたけど その時よりも相手に食べさせてもらった方が美味しく感じ、もっと食べさせてほしいというように口を開けて 食べさせてくれるのを待ち。「…そっか、大丈夫だった?」二人なら大丈夫という気持ちはあるけど、もし反対されたらと思うと不安からシチューを食べる手を止めて。)
けど、ヤスの前では したんやろ ? どんな反応やった ?
( 友達で練習すると言っていたので、普段 にゃー なんて絶対に言わない相手が急に練習させてくれ なんて言ったらどんな反応をしたのかが気になり。『 気の所為やって。なあ、俺もそろそろ食べたいんやけど 』自分に食べさせて貰って より美味しく感じるなんて気の所為だろうと思うが、そう思ってくれるなら食べさせてあげるのも悪くないと。言葉では自分も食べたいだとか乗り気じゃない言葉を並べるが、対照的に口元は緩んでいて進んで食べさせてやり。『 子供諦めるんか、親にはちゃんと話したか … まあ、色んな事言われたけど、俺が本気やって話したら、二人とも応援してくれるって 』義理でも兄弟で男同士で… 二人からしたら、心配な要素ばかりで聞いて直ぐに応援するとは言えないのも理解でき。しかし、自分が本気だという事を伝えれば納得して ヨコが選んだなら と笑顔で伝えてくれ )
亮が そんなんするとか意外やけど、その人のこと大好きなんやね…って、ニヤニヤされた。そのあと大倉とかマルも来て 俺にも にゃーってやってって言われて恥ずかったわ。
(友達にやったあと、放課後になって二人にも にゃーとやってと言われた時のことを思い出して。普段、そんなことをやらないので凄く恥ずかしかったと。「そんなことない!そんなん言うんやったら俺が食べさせたるから あーんってしてや」気のせいなのかもしれないけど、こういうのは気持ちの問題な気がして。自分で食べるのと相手に食べさせてもらうのでは相手に食べさせてもらう方が美味しく感じるのを知ってほしくて、スプーンでシチューをすくうと ふーふーと息を吹きかけて差し出し。「そっか、二人に話してくれてありがとう。…うん、親にも早めに話さなあかんよな?いつまでも隠せると思えへんし」反対されるかもしれない、色々と考えると二人に話すのは勇気がいるだろうし礼を伝え。男同士だと子どもだってできないし、結婚も…男女のように普通の幸せは得られない。それでも相手と ずっと一緒にいたいという気持ちは変わらない。いつまでも関係を隠し続けることはできないだろうと思い。)
あー、その大好きな人って俺なんやでって自慢したい ! なあなあ、キス痕も何か言われた ? 3人も居ったなら、誰かしら気が付いたやろ ?
( 相手が友達に自分の名前を伏せて、何て紹介しているのかも気になるし、相手の友達から恋人としての自分はどんな風に思われてるのかも気になり。食い気味でキス痕も何か言われたのかと質問し。『 何で俺も あーん されなあかんねん 』文句言いつつも ぱくり と口に含み。スプーンをくわえたまま、 『 ふはい ! 』と、自分は 美味い と言ったつもりで。確かに、相手に食べさせてもらった方が美味しく感じ。『 あと、これ預かってきた。愚痴でも不満でも、何でも聞いたるわー! って。… せやね。年明けたら少し帰って来れるって言うてたし、最短でその時やな 』二人から預かってきたメモには、メールアドレスが書いてあって。自分としては、相手が相談出来たりする人が増えるのは、安心するし二人なら頼もしく。親に話すのは、やはり一番勇気がいる。しかし、このまま黙ってるわけにもいかなく。こんな大切な話を電話ではしたくなくて、直接 話せるのは年明け以降になるかもしれないと )
今は 横子ちゃん って名前の年上で美人な恋人がおることになってる。ちなみに これが横子ちゃん!侯くんも女装したことあったんやな。……言われた。亮の彼女 独占欲強いん?まだ付き合ったばかりやろ?もう、やったん?とか色々とな。
(恋人ができたことを知ると 色々と質問をされて。最初は名前でも何でも教えてしまったら相手と付き合っていることがバレてしまいそうで かわそうと思ったが、ほんまはいないんやろ?いたら言えるはずやんと言われて 横子って名前や!と咄嗟に思いついた名前を言ってしまい。それを偶然見ていた先生に呼び出されて行ってみたところ、ヨコが学生の時に女装した写真をやるから 今度俺にも弁当作ってきてや と言われたので快く引き受け。そのときに貰った写真を相手に見せ。首についた痕に すぐに気付かれて色々とからかわれたことを思い出し。「気のせいとか言うからやろ。ふはいって何?もう、スプーンくわえたまま話したらあかんよ」相手は美味いと言ったつもりだけど 自分には ふはい と聞こえて、スプーンをくわえたまま話したから変な風に聞こえたということと少し行儀が悪いのでクスクスと笑いながら。「ありがとう。何かあったら二人を頼ることにするわ。…ん、そんときは俺も同席する。簡単に認めてくれるとは思わないけど ちゃんと気持ちを伝えるから」メモを受けとると さっそく登録をして。友達には恋人ができたとは伝えてあるけど、相手ということは伝えておらず。何かあったときに頼りになる人ができたということが嬉しく。簡単に認めてもらえるような関係じゃないことは分かっているので、認めてもらえるまで何度でも 相手のことが好きだ、相手への気持ちが変わることがないと伝えると。)
横子って、もっと他に名前あったや … って、なんでその写真持ってねん ! あかんやつやって ! もう、アイツ絶対許さへん … ! … 独占欲強いな。それに、付き合って比較的 日は浅いし。月曜日には、やったって言えるやん。横子ちゃんに抱かれる側やけど。
( 相手の名前のセンスに、笑いを我慢して口いっぱいに含んだ空気を我慢出来ずに吹き出しそうになるが、見せられた写真を思わず二度見して。その写真は、学生の頃に女装版ミスコンに無理矢理出場させられ、グランプリを取った時のもので。写真に写っている自分と同じくらい顔を紅くし、右腕で口を隠し。相手が された質問を一つ一つ答えて。確かに自分は独占欲は強い方だと思う。付き合って日は浅いが、歴なんて関係ない程、愛し合っている自信はある。土曜日には一緒になれるが、友達も相手が抱かれる側でもあるなんて想像もしていないだろうと。女装写真を引き摺っているのか、態と自分のことを 横子ちゃん だなんて言って。『 美味いって言うたの。ごめんって、けど、ほんまに美味かった ! 』口からスプーンを離すと、相手につられて クスクス と笑い。相手の言う通り、食べさせてもらうと美味しさは増した気がして。シチューを食べるスプーンが進むと同じペースで、お酒も進んで。『 頼んだで。一緒に説明して、親にも認めてもらおうな 』反対もされるだろうし、真面目に結婚も考えろと言われるかもしれないし、泣かせてしまうかもしれない。自分に出来ることは、遊びなんかじゃなくて本気で相手と向き合っていて、心から愛していると伝えること。一人なら説得するのも怖いが、相手が居るのは とっても心強く感じ )
そんなん しゃあないやろ。…咄嗟に横子って名前が出たんやもん。それに女装した時も女子からキャーキャー言われて横子ちゃんって呼ばれてたって渋谷先生が言うとったし。この写真もらったの
そないにあかんかった?めっちゃ可愛くて好きやけどな。あっ、女装してくれるって言うたよな?この写真と一緒でブレザー着てや。明日は抱かれる側やけど、たっぷり可愛がったるから。
(他にも何かあったかもしれないけど その時は咄嗟に その名前が出てしまったので、笑うのを我慢している相手を見て少し拗ねたように。この恰好をしているときに女子からは横子ちゃんと呼ばれていたと写真をもらったときに教えてもらい。自分の女装と違って頬を紅く染めている姿は可愛くて似合っていて、つい貰ってしまったけど相手が嫌なら返そうと。そういえば相手が女装してくれる、と言っていたのを思い出して 何を着てもらおうかと悩んでいたけどブレザーを着てほしいと思い。相手に抱かれるのは初めてということもあって少しの不安はあるものの、照れ臭さや嬉しさの方が強く。月曜日に友達に抱かれたなんて言ったら恋人が相手であることがバレてしまいそうで言うことはできないけど、その時がきたら絶対に自慢しようと。「せやろ!また、今度 食べさせてや。酒飲むのはええけど二日酔いにならないように気をつけてよ?」美味いと言ってもらえたのが嬉しくて にこにこと微笑み。二日酔いや、気持ち悪い…と言っている姿を何度か見ているので心配で酒を飲むのはいいけど程々にしてほしく。「おん。…あー、緊張する。賛成してくれたらええな」親に相手との関係を話すのは勇気がいて、絶対に認めさせるという気持ちはあるけど緊張してしまい。上手く話すことができるように頑張ろうと思い。)
せやから、どっくんから横子って名前出た時はびっくりした。女装した時に呼ばれとった名前と同じやんって。… いや、別に嫌とかそういうのちゃう。ただ、俺が恥ずかしいだけ。ブレザー ? ええよ。確か、すばるが いつか絶対に何かに使える って言うて持ってた気がするで。それは、俺が抱かれる日を楽しみにしとかなあかんな。
( 女装をした時に、周りの女子や男子から 横子ちゃん横子ちゃん と言われ写真地獄だったのを思い出して。その時は決め台詞の様なものを勝手に決められたり、沢山写真撮られたり と散々だったと。今更 相手に見られたくない事なんてなくて、自分の写真を貰って喜んでくれているのは嬉しいので嫌とかではなく。単に自分が恥ずかしがり屋で女装していた写真を見られるのは恥ずかしいだけで。ブレザーなら、この前言っていたミニスカサンタより恥ずかしくない気がして、直ぐに快諾し。可愛がったる と自分の為に言ってくれているのだと思うと それすらも可愛く思えて くすり と微笑み。『 また今度な。大丈夫やって ! 二日酔いは迎え酒でなんとかなるから ! 』自分もまた今度して と言いたいが、そんなこと言えるわけもなく。程よくお酒が廻ってきて ほんのりと頬は紅くなっていて、大丈夫だとヘラヘラ笑いながら。『 そんな緊張せえへんくっても大丈夫やって。俺も居るんやし、な ? 』正直、自分も怖いし緊張するが、ここは年上として相手を安心させる為にサポートする側にまわり。二人なら怖くない、と相手の手を優しく握りながら )
渋谷先生と村上先生も一緒にやったんやろ?ええなー、3人がやってるの実際に見たかったわ。嫌って言われなくて良かった。絶対、着てよ!横子ちゃんに会えるんやったら渋谷先生に弁当を月曜日だけじゃなくて暫く持ってく。更に俺に惚れさせたるから、余裕でいられんのも今のうちやで。
(三人とも顔が整っているので女装をしたら写真を沢山撮られるだろうし、話しかけられることも多いだろうなと思い。自分も相手と同じ頃に産まれて三人が女装している姿を見たかったと。嫌だと言われたら返すつもりでいたけど、名残惜しく感じていたので安堵の息を吐き。写真の相手に触れる程度のキスをして。写真をあげるかわりに弁当を作ってきてほしいとのことだったので 相手のブレザー姿を見ることができるのが嬉しくて 迷惑でなければ何日か持っていこうと。口では可愛がったるとか言ってみても経験が少ないこともあり満足させることができるか心配で、相手が更に自分に惚れてくれるように頑張ったら今みたいに余裕でいられなくなるだろうと思うとニヤニヤし。「侯くんにも またやったげるな!大丈夫ならええけど。…食べ終わったし皿片付けるで」美味いと言ってくれたので、自分にやってくれるなら相手にも食べさせてあげたいと思い。相手が大丈夫と言うなら心配な気持ちはあるけど大丈夫なんだろうと思って それ以上、注意するのはやめて。夕飯を食べ終わったので お皿をキッチンへと持っていくと洗い始め。「…そうやな、侯くんが隣にいてくれるなら大丈夫 大丈夫」頷くと自分に言い聞かせるように呟き。自分の手を優しく握ってくれる相手に微笑み)
おん、三人で踊ったりしたねん。それこそ、すば子は美人さんやったで。… ハードル高いなあ、横子ちゃんも頑張らな。独り身やから、手作り弁当が恋しいんやろ。あっ、キノコ嫌いやから、キノコ入れたら泣くと思うで。ほな、俺も明日は頑張って更に惚れさせたる。覚悟しときや ?
( 懐かしそうに学生時代の文化祭での女装ミスコンや舞台での演し物を思い出し。今使っている携帯に写真を何枚か移してあったので、当時の二人の写真を見せ。照れくささも有るが、相手が喜んでくれたなら いいか と。写真の自分に対してのキスだが、熱が伝わって来た気がして照れたように頬を掻き。ここまで来れば、相手に喜んでもらおうという気持ちの方が強くて、期待を裏切らないように精一杯 女装だろうと頑張ろうと気合い入れ。自分も一人暮らしだった頃、手作りの食事が恋しかったので気持ちは分かるつもりで。せっかく食べてもらうなら、嫌いな物は無い方がいいだろうと思い、他方の嫌いな食べ物を一応教えとき。相手よりも経験はある方だと思うので、負けじと自分も惚れさせたる と。『 … おん、楽しみにしとく。ご馳走様でした ! 美味かった 』相手の発言は、正に自分が期待していた事なので自分の心が読めていたのかと少し驚き。相手が食べ終わった少し後に自分も食べ終わり、お皿をキッチンへ持って行き、洗い物をしている相手の隣に ぴったりくっついて。今なら ほろ酔いで顔もほんのり紅いので、普段なら恥ずかしくて直ぐに顔が紅くなる事も紅くなることがバレずに出来るんじゃないかと考えていて )
そのときに決め台詞みたいなん言ったん?うわぁ、確かに すば子ええな。こっちは村上先生やろ?可愛ええやん。どんな横子ちゃんでも嬉しいで。そういうもんなん?キノコは絶対に入れんといてな!って言ってたわ。あと筑前煮が食べたいって。分かった、覚悟しとく。
(歌ったり踊ったり、可愛いポーズも沢山とって周りからの評判が凄く良かったと話してくれて、決め台詞みたいなのもあったと言っていたので気になり。写真を見ると何故かイカを持っている美少女と前髪が少し短いけど可愛らしい女性が映っていて、この見た目で踊ったり色々したとなれば評判が良かったのも納得でき。自分のために頑張ろうとしてくれている相手が可愛らしく思えて どんな感じの横子ちゃんをやってくれるのか楽しみで。弁当を頼まれた際にキノコだけは絶対にいれたらあかんからな!や筑前煮が食べたいなど好きなもの、嫌いなものを幾つか教えてもらったのでノートにメモしてあり。学校の帰りにスーパーによって材料をそろえてきたので喜んでくれたらいいなと。相手に渡された本を しっかりと読んでおいて また抱きたいと思ってもらえるように頑張ろうと思い。「食べてる時の侯くん 可愛いからやりたいって思ったんやけどあかんかった?おん、ありがとう。どうしたん?今日は甘えたやな」少し間があいてから もしかしたら嫌だったんじゃないかと思うと眉下げて。洗い物をしていると お皿をおいたら また酒を呑むんだろうと思っていた相手が、自分にぴったりとくっついてきたので口角が弛みそうになるのを我慢して。恥ずかしがり屋な性格なので普段は甘えてくるなんてことは滅多になく、酔って甘えてきたんだろうけど嬉しくて 手に泡がついていなかったら頭を撫でたり抱きしめたいと思いつつも ただ隣に寄り添ってくれている今の状況も好きだなと思い。)
決め台詞っていうか、挨拶みたいな ? 色白なのは貴方色に染まりたいからーって感じのやつやった気がする。どっくんも、ヤスとマルと大倉で女装して踊ったりしたらええやん、プロデューサーは俺で ! 一人暮らしした人しか分からへん寂しさってものがあんねん。筑前煮って、すばるらしいな。
( 確か女子に考えてもらった台詞があった気がするが、何せ学生時代の事だし自分からしたら黒歴史なので、明確には覚えてなく、思い出しながら述べて。自分がプロデューサーとなれば、何となくギャグ路線に走ってしまいそうな気もするが、相手を可愛く見せることに関しては自信が有り。四人の内 一人だけ三年生という事もあり、学校で四人揃って何かすることも少なくなってくるので思い出にどうか なんて冗談混じりで。一人暮らしをしていると、料理をしようとも思わないが、人が作る料理が妙に恋しく感じたのを思い出し。筑前煮といえば、この前親の作った筑前煮が食べたいと言っていたし、学生時代から好きだと言っていたので らしいなと。『 逆、嬉しかった。またしてや。… なんとなく、くっつきたい気分。明日楽しみやなって思ったり、今日の出来事 話したいなって思ったら くっつきたくなった 』眉を下げ残念そうにする相手を見たら本当の事を言うしかなくて、目を逸らしながら小さく本音を呟き。明日のデートの事や今日の学校での出来事を考えたり振り返ったりしていたら相手に くっつきたくなったと。洗い物の邪魔になったら申し訳ないので、遠すぎず手が塞がれずの絶妙な距離感を取り、何をするわけでも何を話すわけでもなく、ただ相手に寄り添って洗い物が終わるまでの過程を見ていて )
ええやん、めっちゃ合ってる気がする!…まぁ、してもええんけど 俺とマルは似合わないと思うから七人で戦隊モノやった方が面白いと思わへん?脚本は侯くんで。そうなんや、俺の場合は手料理よりも人肌のほうが恋しくなりそうやな。
(相手の肌が白いからつけられた単純な感じのものではあるけど、合ってるような気がして。いずれ自分の色に染めることができたら、なんて考えてはクスッと笑い。友達に修学旅行の時に女形をやったと見せられた写真は周りからは不評だし、自分も自信はなく。それだったら相手は戦隊モノが好きなので脚本を考えてもらい、相手や相手と仲のいい先生二人も一緒に七人でコントみたいなのをやった方が楽しそうだと。自分で料理を作れるということもあって手料理が恋しいと思うことはないかもしれないけど、相手が傍にいてくれないと人肌恋しくなりそうで。「…ほんまに?それならええんやけど、楽しみにしといて。そっか、俺も明日のデート楽しみやで。今日の出来事も話して。侯くんの話しならいくらでも聞くから」嫌だと思われてなかったことに安心をして にこっと微笑み。相手が話したいことがあるなら どんな些細なことでも ずっと聞いていられる気がして、今日は何があったんだろうと相手が話してくれるのが楽しみで。洗い物が終わってタオルで手を拭くと相手の背中に腕を回して 優しく抱きしめ)
恥ずかしない ? 貴方色に染まりたいって、女装して言うんやで、自分がやると思って想像してみてや。戦隊モノか … ! イメージカラーとか決めなね。因みに、どっくんは黄色 ! 人肌も恋しくなるで。俺が出張行く時は、プチ一人暮らしになるな。
( くすり と笑う相手に、当時は相当恥ずかしかったので言う立場になって考えてみろ と。貴方色に染まりたい だなんて当時の自分は頑張ったな と褒めてやりたく。以前 相手と話した様に、戦隊モノは好きなので乗り気で。戦隊モノといえば真っ先にイメージカラーが思い付き、相手は自分に幸せを与えてくれる幸せの黄色だと。他にも、笑った時に くしゃ となる笑顔が明るく優しい雰囲気で黄色を連想させ。自分が出張に行き2、3日帰って来れない時は一人でご飯も食べるし話し相手は居ないしで、一人暮らしの模擬体験の様だと。『 なら、沢山話す。どっくんも、話してや。お昼の事とか休み時間の事とか 』自分の話を幾らでも聞いてくれる と言ってくれるのが嬉しくて、元から話す事は好きなので増して話すのが楽しみで。優しく抱き返し、相手にバレないように肩に顔を踞せ頬を緩め。キッチンからリビングに戻ると、夕飯を食べた机と椅子へ戻り、『 今日、ほんまに色んな事あった。けど、どれも嬉しい出来事ばっかりやで ? 』と話し始め )
俺はやりたないわ。そんなん絶対に恥ずくて言えへんし。でも、色白とちゃうけど侯くんの色には染りたいとは思うで。黄色か、ええんとちゃう。何とかイエローとして頑張るわ。…侯くんは黒とか似合いそうやな。そんときは章ちゃんか大倉のとこに行く。一人とか寂しくて嫌だ。
(女装も あまりしたいと思わないのに、女装して台詞みたいなのを言うのは恥ずかしくて自分にはできないと。相手のように肌の色が白いというわけではないけど いつだって相手の色に染りたいと思っていて。何で黄色なのかは分からないけど黄色だというなら その役を一生懸命頑張るつもりで。何レンジャーか分からないため、何とかレンジャーと言い。相手はどんな色が似合うんだろうと赤や青など想像してみるけど どこか違うように思えて、少し考えたあとに カッコいい相手には どんな色にも染まらない黒が似合いそうだと思い。普段、相手と過ごしている場所に一人で生活するのは寂しくて耐えきれないため 出張に行くとなったら友達の家に世話になると。リビングに戻ると相手の正面の席に座り「おん、俺も話すから どんな嬉しいことがあったか教えて」相手にとって嬉しい出来事ばかりあったという言葉に嬉しそうに微笑み。相手が嬉しいことは自分にとっても嬉しく感じていて どんなことがあったんだろうと首を傾げ。)
せやろ ? 恥捨てて台詞まで言った俺って すごない ? … そういうこと、サラっと言えるの ほんまにズルい。ほな、俺はブラックか ! 頼んだで、イエロー … とか言ってみたり ! 亮ちゃん、一人寂しいん ? ウサギさんやなあ。
( 改めて、恥を捨てて舞台上でやり遂げだ過去の自分を褒めてやりたいと。自分色に染まりたいだなんて言われて嬉しくない人はいなく、勿論 自分も嬉しくて。好き等も照れずに自分の気持ちを正直に伝えられる相手が羨ましく、同時にズルいと感じ。戦隊モノで黒色といえば悪役のイメージだが、クールな感じがして いざ黒と言われれば満更でもなく。昔見ていたアニメであった台詞を言ってみて、随分とノリノリで。一人は寂しいから嫌だ と言う相手が可愛くて可愛くて、小さい子に話すみたいに相手に接して、亮ちゃん なんて呼んでみたり。やはり相手は動物に例えるとウサギだと。『 今日な、ピンキーリング付けてたら、横山先生に彼女が出来たのは寂しいけど おめでとうってクラスの女子から言われてん。彼女さん羨ましいなって 』近頃は早く家に帰ったりしていたので、感の鋭い女子達は 彼女が出来たんじゃないか と薄々気が付いていたらしく、今日の指輪を見て確信に変わったと。おめでとう と言われたのも嬉しいが、これから少しだけ人前で惚気話が出来ると思うと そっちの方が嬉しく )
俺には そんなんできへんから凄いと思う。今度、女装した時にも言ってや。別にズルくないって、俺からしたら侯くんの方がズルいからな。ラジャー!…マルが卒業するまでに思い出作りとして一回でもできたらええな。子供扱いすんなや!…侯くんは俺がいなくて寂しいとか思わへんの?
(自分にはできないことなので素直に凄いと伝え。皆の前ではなくて自分にだけ 先程の台詞を可愛く言ってほしくて。常日頃から相手の言動にはドキドキさせられることが多く、自分なんかよりも相手の方が余程ズルいと。最近はやらないけど小さい頃は朝早くから起きて戦隊モノを見て目を輝かせていたなー…と懐かしく思い。手を額のあたりにもっていくとビシッとポーズをとり。1つ年上の友達が卒業するまでに思い出作りとして皆でやることができたら楽しいだろうなと。子供扱いされているような気がして、一人だと寂しいなんて言わなきゃよかったと ぷいっとそっぽを向き。自分は相手が一日でも傍にいてくれなかったら寂しく思うけど 相手は自分と同じように寂しいと思ってくれるだろうかとチラッと相手のことを見て様子をうかがい。「祝ってもらえるのってええよな!侯くんと付き合っているのは俺です!って言いたい」相手と付き合っているのが自分なんだと知ったら どんな反応をするんだろう?少なくとも おめでとうなんて言ってもらうことはないだろうけど、その女子に恥じないように 愛していこうと思え。それと同時に相手と付き合っているのは自分なんだと、誰にも渡さへんからなと言って独り占めしたいけど 実際にはできないので月曜日になったら相手と仲のいい先生に惚気にいこうと決め)
分かった分かった、ええよ。俺ら、お互いのこと好き過ぎやねん。せやから、お互いがドキドキしてズルく思うんやろうな。… そっか、マルが卒業か。ついこの前、入学式があった気がするねんけど。ごめんって ! だって、一人が寂しいからって可愛すぎやろ。寂しいで ? 出張もどっくん連れて行きたいって思うし。
( 女装する行為が恥ずかしいので、最早これ以上恥ずかしい事を増やしても変わらない気がして承諾し。お互いの事が好きだからこそ、些細な行動や ちょっとした発言だけで意識してしまうのでズルいと感じてしまうのではないかと考え。一年生の頃に担任を受け持っていて、ついこの前 入学式を終えたと思ったら、もう卒業なのかと時の流れが早く感じ。きっと相手が卒業するのもあっという間なんだろうと。そう考えると、二年生も気が付けば終わりかけで、三年生の短い期間をもっと大切に過ごしていきたく。そっぽを向く相手を まあまあ と機嫌取りで落ち着かせ。自分だって寂くて、無理な事だが出来ることならば相手を出張に連れて行きたいぐらいだと。『 せやから、今日 女子と恋バナした。年下の可愛い子でなって。写真見せてって言われたのは困ったけどな 』恋バナなんて、今までは恥ずかしいだけで好んではいなかったが、今日の恋バナは相手の話とあって楽しく。どんな人 ? と聞かれれば、年下の可愛い子 と答えたり、相手と同じように色々な質問に答えたと。しかし、写真を見せてと言われるのは、相手の女装写真を持っていないので濁しながら答え。人前で惚気話をするのは案外楽しいものなんだなと実感し )
めっちゃ嬉しい!でも、恥ずかしいって言ってたやん?嫌なときは嫌って言ってええんやからな。侯くんが嫌だと思うことはしたくない。せやな、侯くんのこと大好きだから これから先も ずっとズルいって思うかもしれん。そういえば、さっき受験合格したってメールきてた!めっちゃ頑張っとったし、絶対に合格するって思ってたけど嬉しいもんやな。許さへん!…ほっぺにキスしてくれたら許したってもええけど。ふーん、寂しいって思ってくれてるんや。
(恥ずかしそうに言ってくれたら可愛いと思うので見てみたいし、いつも自分のワガママをきいてくれるので つい遠慮せずに言ってしまうけど 相手が嫌だと少しでも思うことはしたくなく。相手のことが これから先も ずっと好きなので、行動や言葉にズルいと思うことが沢山あるんだろうなと。先程、着信があって見てみると友達からのメールで合格したから沢山遊ぼうというもの。合格するように お守りを渡したり 頑張っている友達の姿を見てきたので、大したことはできないけど お祝いしたいと思っており。自分の事のように嬉しくて。そこまで怒っているわけではないし 許しているのでクスクスと笑いながら、許さへんと冗談っぽく言い。唇にキスをするのは恥ずかしいとのことだったので せめて頬にキスをしてくれたらいいなと思い。相手も自分と同じように寂しいと思ってくれているのが嬉しくて思わず口角が弛んでしまい。「年下の可愛い子なー、…俺にだってカッコいいとこはあるんやからな?俺が女装したのあげてもええけど誰にも見せんといて。多分、俺だってバレるから」可愛い子と言われると悪い気はせず嬉しいが、カッコいいところだって沢山あるから忘れないでほしいと。女装した写真を相手にあげるのは構わないけど 文化祭で色々な人に見せたのでバレる心配があるから見せない方がいいんじゃないかと。)
俺は、どっくんが これして欲しい あれして欲しいって求めてくれるのが嬉しいからええの。求められて尽くすのが好きなんやと思うと。え、ほんまに ? ! よかった … ほんまによかった … 。月曜日にマルの口から合格したって聞けるのが楽しみやな … ! 許してほしいから頑張るわ。… あかんな、やっぱり恥ずかしい。なんじゃ、俺が寂しいって思ってるの意外やったか ?
( 相手が自分に何かをして欲しいと言ってくれると、期待されて自分を必要として求められているんだ と愛されている実感がして。何かを求めるよりも、求められて身も心も尽くすのが好きなんだろうと自分でも自覚し。合格したと聞けば、大きくガッツポーズをして自分の事のように喜び。進路の相談に乗ったり、放課後に勉強に付き合ったりしていたので、他の生徒よりも思い入れがあって喜びは増し。直接本人から合格したと聞くまでは、合格した事を知っているのは黙っておこうと。相手の様子から冗談だということは分かるが、頬にキスをしてほしい というのは冗談ではなく本気ということも分かり。キスをする右頬を軽く撫でると、そっと優しくキスをして、直ぐに顔を引き 恥ずかしかった と照れ笑いし。口角を緩める相手の頬を 軽く引っ張ってみたりモチモチしてみたりと遊んで、楽しそうに笑顔見せ。『 なら、俺がこの前やったみたいに、何かカッコいいことしてや。欲しい、送って ! 確かにそうやな、文化祭でやったならバレるよな 』相手のカッコいいことなんて、やってくれなくても分かっているが見てみたいという興味半分で、前の自分の様にカッコイイと思った事をやってほしいと。文化祭で女装をしたのなら、皆も覚えている筈なので他の人には見せずに個人的に楽しむ様で なんて )
ほんまにええの?俺、めっちゃワガママ言って甘えるで。今だって侯くんに触れてほしいって思ってる。耳とか確認してくれるんやったっけ?途中から にゃー ってつけるの忘れとったけど今日限定で猫だから触れてほしいにゃ。合格したってメールきてるやろ!マル、めっちゃ頑張ってたから報告うけた時には沢山褒めたって!ふふ、顔赤くなっとる。俺よりも侯くんの頬の方が柔らかいと思うんやけど。意外っていうか、寂しいって言われると 凄く愛されとるなーって思ったら嬉しくて。
(相手と一緒にいると女装してほしい、意外にも抱きしめてほしい、キスして、好きだって言って…など沢山ワガママを言ってしまいそうで。今だって先程キッチンで言ってくれた言葉が頭から離れず 耳やつけ根だけでなく色々なところに触れて確認してほしい、と相手のことを ぎゅっと抱きしめると恥ずかしさから顔は見せられず。メールの画面を見せて。みんなから おめでとうと言われたり、よく頑張ったやんとか沢山褒められたら嬉しいだろうなと。頑張って頬にキスしてくれたのが嬉しくて微笑みながら顔を紅くして照れている相手の頬をつんつんと軽くつつき、自分よりも相手の頬の方が柔らかいんじゃないかと思い。椅子に座っている相手のことを後ろから抱きしめ耳元で囁くように「……好き…大好き、愛してる、俺のことだけを見ててや……なぁ、侯くんは誰のものか言って。…目隠しとかされて喜ぶドMだから また目隠ししてキスしたい?言ってくれたら何でも言うこときいたげる」と言うと耳をわざと音をたてて舐めながら服を捲って相手の腹のあたりを撫で。いざカッコいいことをするとなると何をしたらいいか分からず、カッコいいと思ってくれるか少し不安ではあるものの そういった気持ちを隠し。「恥ずかしくて枚数は あまりないし章ちゃんと映ってるのが多いと思う。せやろ?あっ、どの写真がほしい」女装してる写真を撮られるのは恥ずかしくて一人で映っているものは少ないし、殆どが友達と一緒に撮ったもの。画面を相手に見せて選んだものを送ろうと思い。)
ええよ、全部受け入れたるから。… 随分と甘えたで人懐っこい猫やなあ。なら、ちゃんと顔見せて ? 確り俺の目を見て、どうしてほしいか言うてや。ほんまや ! 他の子も第一志望受かってくれたらええな。… うっさいわ、白いから赤くなると余計に目立つんやって。おん、だって凄く愛しとるから。… って、慣れないことを連続ですると、疲れるわ。
( 自分がワガママを言って甘えることが出来ない性格故に、ワガママを言え相手が羨ましくて。だからこそ、我慢しないで沢山ワガママを言ってほしく。抱きつく相手は、抱き返すと自分の体に すっぽりと収まり。自分の胸に顔を踞せる相手の顎下を猫をあやす様に撫でていると、やっぱり相手の顔が見たくなり、顎を軽く持ち上げ上を向かせ。この自然と上目遣いのまま、何をしてほしいか言われたくて、少し意地悪っぽく要求し。メールを見ると、合格の文字が見え本当なんだと。この調子で他の生徒からも笑顔で合格した と聞けたら、それは最高の幸せで。照れ隠しで、頬をつつく相手に軽くデコピンし。自分から頬にキスしたり、愛してると言ったり、慣れないことの連続で一気に緊張したと。それでも相手が喜んでくれるなら、偶には慣れないことも いいな なんて。『 ちょっ、どっくん待っ … んぁ、…… っ、俺は…どっくんの。もう、どっくんしか見えへん … キス、してや 』心の準備が出来ないまま、突然抱きしめられ囁かれで 待って と言いかけるが舐められると そんな事言っている余裕なんてなくて。零れ落ちそうな甘い声を我慢し、相手に言われた通りに答え。キス以上を求めている自分が居るが、自分が手を出すまでは我慢をする と言っていた相手の言葉を思い出し一先ずキスを要求し。腹部を触られ、耳を舐められ で声を我慢出来る筈もなく、無意識に口元を手で覆っていて隙間からは息が漏れ。『 そんな枚数ないなら、一層の事 全部送ってや。って、ヤスも可愛ええな ! 』単独の写真が無いのは少し残念に思うが、相手の写真なら、何枚あってもよくて。勿論 相手の女装も可愛いが、隣に映っている友達も本当に女の子みたいで可愛いと )
ありがとう、めっちゃワガママ言うから覚悟しといてや。……侯くんに沢山触れてほしいにゃ、耳とか つけ根が感じるか確認して。…あー、めっちゃ恥ずい。他の人も無事に合格してくれるとええな!…もう、痛いって。そういうところ可愛ええと思うけどな。俺も愛してる!世界で一番好きやで。…って、ほんま照れ屋やな。少しは しっかりしてや。
(時には相手のことを困らせてしまうようなワガママを言うかもしれない、それでも沢山ワガママを言いたいし、沢山甘えたいと思っているので全部受け入れるという言葉が嬉しくて。抱きしめ返されると相手との距離が近くなったような気がして体温が心地よく、暫く このままでいたいという意味を込めて抱きしめる力を少しだけ強くし。顎を軽く持上げられて目と目が合うと照れくささがあり。少し考えたあとに身長差もあって上目遣いで相手の目を しっかりと見て何をしてほしいのか伝えるも恥ずかしくて すぐに視線を逸らしてしまい。軽くなので痛みはないけどデコピンをされると額をおさえて。肌が白いので赤くなったときに目立つのが可愛くて好きだと。愛してるなんて言ってくれることは滅多にないので目を輝かせて自分もだと伝え。「声出すの我慢したやろ?上手く聞こえなかったから やり直し。あと一つだけええ?少しでもカッコいいって思ったら この手どかして振り向いて。そうしたら望み通りにするから」相手の甘い声を聞きたいということと、意地悪を言って困った相手の表情が見たくて やり直しを告げ。相手に抱かれてからにすると言ってしまったので襲いたい気持ちを抑え 冷静を装いつつも、右手では腹から腰にかけて触れていき、左手で服の上から胸に触れ。ほら、はよ言ってや とつけ加えると うなじや首筋に何度もキスをして痕をつけていき。カッコいいことしてと言われてやっているので少しでも自分のことをカッコいいと思ってくれたなら口元を覆っている手をどかして振り向いてほしいと。「…やっぱあげるのやめた。どうしても欲しいんやったらマルか大倉なら俺のもやけど、章ちゃんの写真 沢山持ってると思うから二人から貰って。」自分から見ても友達は女の子みたいに可愛らしいけど、相手が友達のことを可愛いと言うとモヤモヤとしてヤキモチのような感情が芽生え。文化祭のときに面白がって写真を何枚か撮っていたので友達の方が沢山持っているだろうし、相手が勇気を出して友達に写真がほしいと言うことができないのも分かっていて。)
よう言えました。… どっくん、耳弄るといい反応してくれるよな。あれ、ほんまに可愛ええで。今日は どんな反応してくれるん ? 楽しませてや。世界で一番って、言い過ぎやって。あかんねん、ほんまに照れ屋 直らへんわ。しっかりせな あかんって、俺が一番分かってんねん。
( 相手からの注文に満足そうに目を細めて微笑めば、頭を撫でて褒めてやり。耳元に ふー と息を吹きかけ、囁いていき。耳朶に甘噛みし、徐々に上へと舌を這い寄らせ舐めたり甘噛みしたりを執拗い位に繰り返し相手の様子を伺い。世界一なんて大袈裟な とは思うが嬉しくて クスッと微笑み。忘れ物や失くし物は努力をすれば少しは減るが、照れ屋でシャイな部分は どう頑張っても直らなく。もっと素直になって、自分から相手にキスしたり愛してると愛の言葉を並べたいのに それが出来ない自分の性格を恨めしく思い。しっかりしないとな とため息をつき。『 っ… ! ん、ぁっ … お、れは … どっくんのもの … 』困ったように眉を軽く下げ、渋々 手を退け。また恥ずかしい台詞を言うのかと思うと口を開くのを戸惑うが、腰からも胸からも首からも伝わってきた相手の感覚に そんな事どうでもよくなって、再度 相手のもの だと伝え。小さく小刻みに漏れる甘い声が恥ずかしくて口数は少しばかり減り、目は既に半泣き状態で。行き場の失くした手は、相手の袖を掴んでいて、感じる度に握る力をぎゅっと込め、言われた通りに順従に相手の方を振り向き。今は頭の中が相手しか考えられなくて、目に潤いを保ちながらも目の奥には色香を含んでいて。『 ええやん、なんで そないな事言うん ? もう、俺なんか言うた ? 』相手がヤキモチを妬いているなんて考えてもなくて、なんで急にそんなことを言い出すかと不思議そうに。全て無意識に言っていることなので、自分としては何と無く発した言葉で変なことを言ったのかと相手に問い。元カノに 女心全く分かってないよね と言われた経験があり、相変わらず恋愛って難しいな と内心思いつつ )
…っ、侯く…ん、あ…きもちー…あんっ…。言いすぎとちゃうし。侯くんがいなくなったら俺は生きていけないもん。だから、逝くときは俺も後を追う…なんて、そんときになってみな分からへんけど。直らへんなら直らへんでええねんで、俺、侯くんの照れた顔好きやし。もう少ししっかりして、って思うけど無理に直してほしいわけとちゃう。
(最初は擽ったいと思っていた行為も執拗いくらいに舐めたり甘噛みを繰り返されると気持ちよく感じて。ピチャピチャと舐めるときになる音にも酔いしれて段々と自力で立っていられなくなると相手の肩に腕をまわして距離を縮めると ご主人様、もっとして と相手の目を潤んだ瞳で見つめながら呟き。自分が猫なら相手はご主人様だろうと。自分にとっては大袈裟でも何でもなく、相手が自分の前からいなくなったら相手のいない世界で生きていくことなんてできず、真っ先に後を追うことを選ぶだろうと。それくらい好きだけど そんなこと言ったら困ることも分かっているので冗談っぽく。積極的にキスされたいし、愛してると言ってほしい気持ちはあるけど、今の照れている相手の姿が見れなくなるのも嫌で。「ちゃんと言えるやん!……ほんま、侯くんってエロいよな。そないにキスしてほしかった?それとも肌を触られて興奮した?まぁ、どっちでもええんやけど約束通りキスしたる」先程に比べたら口数は減ってしまったものの甘い声で自分のものだと言ってくれている相手の顔を見れないことだけが少し不満で、正面から抱きしめれば良かったと思いながらも満足そうに微笑み。自分が言うことに従って振り向いた相手の表情は頬は火照っており、目が潤んでいて色香のようなものを感じ。直視し続けていたら理性なんて あっという間になくなってしまう。今だってギリギリの状態で この場で押し倒してしまいたい衝動を抑え、抱きしめていた手を離すと頬を撫で何度か軽く口付けたあとに唇の隙間から舌をいれ 舌と舌を絡めていき。「別に何も。俺、風呂入ってくるわ」相手が友達のことを可愛いと言ったくらいでヤキモチをやくなんてカッコ悪くて言うことはできず。何でもないとだけ言うと そそくさと自室にいってスウエットを持つと風呂にいき。)
… どっくん、可愛ええで。ほんまに可愛ええ。ほな、こっち行こ ? そんな、後を追うなんてやめてや。そんな事したら、あの世で説教やな。嫌や、俺が嫌やねん。もっと どっくんに気持ち伝えられるようになりたい。
( 気持ちいいと言ってくれ、蕩けるように甘い声を聞かせてくれるだけで自分は満足で。耳元で何度も可愛いと囁き、相手をお姫様抱っこするとソファに寝かせて、腰辺りに跨り。指で首筋から太腿までをなぞると、服に左手を入れて胸を そっと優しく撫でてやり。右手は相手の髪を掻き上げるように乱雑に撫でて。上から自分の下にいる相手を見ると、にや と口角上げ。冗談っぽく言う相手に対して、困ったように笑顔向け。自分の方が先に逝く可能性は高いので、自分が居なくなった後も相手には幸せに過ごして欲しく。後を追うなんてしたら、説教だと自分も冗談っぽく返し。相手は照れた顔も好き、無理に直さなくてもよい と言ってくれるが対して自分は直したい、嫌だと。愛してる と言ってくれるのに返せない自分が嫌で、キスして と相手にお願いさせないと自分からキス出来ない自分が嫌で。『 んぅ、ぁっ … んん … どっく、 … 』振り向き見上げた相手の顔は、自分と同じく理性を我慢し耐えてい乍も支配感に満たされた満足気な様子に見え、いつもの可愛らしい甘える表情ではなく一気に男らしく感じ背筋がゾクッとし。相手に問いかけに、肌を触られて興奮した方だと小さく頷き。先程まで身体を触っていた相手の手が離れていくのが恋しく、熱を帯びた身体だけが残り。しかし、恋しいと感じ直ぐに もっと直に相手の舌から熱が伝わってきて。気持ちよくて頭が真っ白になりそうで、もっともっと と器用に舌を絡めていき。途中で相手の名前を呼ぶが、最後まで言う前に目先の気持ちよさに負け、虚ろな目で相手を見て。『 … 何もないわけないやろ。俺にはさっぱりわからん 』風呂場へと姿を消し、一人残されたリビングで独り言を呟き。携帯を取り出し、宛先を〈 すばる 〉と選択してメールで事情を説明すると直ぐに返信が来て、やっとヤキモチを妬いていたと理解して一人でニヤニヤし。早く相手が帰ってこないかとソファに座り待っていて )
可愛ええ言われて姫抱っことか めっちゃ恥ずいんやけど……んっ、くすぐった、い…っ…。えー、説教するん?侯くんに怒られたくないからやめとくわ。万が一、俺が先に逝ったとしても後を追うとかやめてな。侯くんからキスしてくれたり好きって言ってくれたら嬉しいから待つ。でも、無理とかしなくてええから。
(可愛ええと何度も耳元で囁かれてお姫様抱っこされると大事にされていることが伝わってきて嬉しいと思う気持ちもあるけど、女性に対する扱いみたいで恥ずかしく ソファに寝かされる際に ぽつりと呟き。首筋から太ももにかけて指でなぞられたり直に肌を触れられると 慣れていないということもあって擽ったく感じてしまい身を捩ってクスクスと笑いそうになるも 上から自分のことを見て にや と笑う相手の表情に、これから何をされるんだろうと想像しただけでドキドキと鼓動はうるさいほど高鳴り。自分に対して甘い相手が どんな風に説教するんだろうと少し興味はあるし、相手がいない世界で一人で生きていく自信なんてない。それでも相手が望まないのなら後を追うことはできず。年齢だけでいったら相手の方が先に逝く可能性は高いけど いつ何があるかなんて分からない。相手なら大丈夫だと思うけど、もしも自分が先に逝くことになったとしたら後を追うのはやめてほしいと。照れくさいという気持ちが強いんだろうけど、恋人である以前に兄弟で、男同士、教師と生徒の関係である自分とキスしたりするのは抵抗があるのかもしれない…と考えたら無理にでも直してほしいなんて言うことはできず。「んっ…侯、く…ん…っ…、」自分だけでなく相手も積極的に舌を絡ませるキスは意識が朦朧としてしまうくらい気持ちがよく。一度、唇を離すと どちらのものか分からない唾液を飲み込んでから息を整え。虚ろな目で自分のことを見る相手の瞼に ちゅっと軽めのキスをして微笑むと、先程の問いに肌に触れられて興奮したという方に頷いた相手を思い出し。理性はギリギリでキスだけですまそうと思ったけど我慢することはできそうになく、相手の服を胸のあたりまで捲ると腰のあたりから胸まで指をすべらせ 突起を少し強めにつねり。もう片方の突起は口に含み 舐めたり甘噛みを繰り返しては時々相手の反応を窺うようにチラッと表情を見て。風呂から出て そのまま自室に行ってしまいたいけど明日のデートのことを考えると このままでは少し気まずい気がして、リビングへと行くも一人でニヤニヤしている相手を見つけ。このまま相手のところに行ったら確実に からかわれる、と思うとキッチンに行って水を飲み。「そろそろ寝るわ」と一言残すとリビングから出ようとし。)
ほんまの事を言うただけ。お姫様抱っこも、出来るのは高校生のうちだけやと思うし、今の内に沢山しとかなって。… なぁ、鼓動 聞こえるで。すごいドキドキしてるやん。追わへんよ … って、この言い方だと冷たい感じになってまうな。そう言ってくれて助かるし嬉しい。… うん、やっぱり どっくんが好き。
( 相手は細いし自分よりまだ小さくてお姫様抱っこも容易く出来るが、大学生で更に成人式も終わったら体格的にお姫様抱っこも出来なくなるんだろうな と。女性らしい扱いに嫌だと感じさせてしまうかもしれないけど、今しか出来ないことをやっておきたく。上に乗っているからこそ、相手の高鳴っていく鼓動が自分にも伝わってきて。頭を撫でていた右手も服の中を這い寄っていた左手もピタリと止め、相手の心臓辺りに耳をくっつけて、鼓動の音を聞き。相手が先に逝って独りになったことを考えると、後を追いたいと言っていた気持ちが何となく分かる気がして。後を追わなとだけ言ったが、それだと冷たい感じだな と クスッと笑って。奥手故に もどかしい気持ちにさせたり、待っている間に寂しい思いをさせたり … 色々な葛藤をさせてしまうかもしれない心配もあり。相手の頬に軽めのキスを一瞬だけすると、やっぱり相手が好きだと再実感し。『 んあっ ! … ぃ、っ … あぁっ、ん … あ、かんって、待って … っ 』糸を引き口から垂れる唾液を拭う間もないまま、感じたこともない刺激が伝わって来て普段より少し高めの声で叫んでしまい。甘噛みされる度に身体を大きく ビクッ と跳ねらせ。これ以上 気持ちよくなってしまうと頭がおかしくなりそうで、相手の顔を離れさせようと手を伸ばすが、調子に乗ってお酒を呑んだせいで力なんて入らなく、どこかに止めてほしくないと思う自分も居るのもあって何も出来ないまま甘い声を出し続け。女性じゃあるまいし、こんなにも感じるなんて思ってもなく、今まで感じたことのない快感に声を出すのが恥ずかしいだとかは何も考えられなくなっていて。廊下を歩く相手の足音が聞こえ、リビングの扉が開くと直ぐに振り返り、まだ素っ気なく そっぽを向いている相手を目で追い。『 どっくん待って ! ほら、ここ来てや 』リビングから出て行こうとする相手を声で止めて、座っているソファの隣を ぽんぽん と叩いて手招きし、にっ と笑顔向けると両手を広げ抱き締める気満々で )
そういうとこ ほんまズルい。…高校生のうちだけやったらお姫様抱っこ沢山してや、恥ずいってだけで侯くんにならされるのは嫌とちゃう。…しゃあないやん、好きな人に触られてるんやからドキドキくらいするよ。冷たいとか思わへんて、むしろ安心した。そん時は綺麗な女性と結婚して、子供作って、幸せな家庭を築いてや。そんで親孝行して。俺は幸せになっていく姿を見守ってるから…って辛気臭くしてごめんな。俺も侯くんのこと好きやで。
(相手に可愛ええと言われたり お姫様抱っこされたりと恥ずかしいという気持ちはあっても嫌というわけではなく。高校生のうちしかしてもらえないのなら お姫様抱っこだけでなくて、他にも何かしたいことがあったら沢山してほしいと。今だけでなく相手に触れられたときには相手に聞こえてしまうんじゃないかと思うくらいに鼓動の音は煩く、そんなん どうでもええから もっと触って と付けたし。追わないと言われると心底安心したように微笑み。もしも自分が先に逝くことになったとしたら相手には綺麗な女性と結婚してほしいし幸せな家庭を築いてほしい、幸せになっていく姿を見守っていたいと思うけど相手から離れるつもりなんてなく。家事はできない、忘れ物や物を失くすことが多い相手を一人にしたら心配で成仏なんてできそうにないなと思い。どうせなら相手より後に逝きたいと。頬にキスしてくれたのも勇気をだしてくれたんだと思えば嬉しくて、思わず緩みそうになる口角を引きしめ 自分も相手のことが好きだと伝え。「…侯くん、可愛ええ。でも、嘘はあかんて。こんなに感じて やめてほしいなんて思ってへんやろ?」甘噛みしたり指で触れていると甘い声が聞こえ、時おり体を跳ねらせて感じている相手の姿は妖艶でありながらも可愛らしく。もっと喘ぎ声を聞きたい、もっと乱れている姿を見たいと思うけど あかん と言われると尖ってきた突起を爪で引っ掻いてから体を離し。相手の反応を見ているとやめてほしいなんて思っていない気がしてクスッと笑い、首を傾げて問いかけ。相手の頬を撫でると「抱くのは侯くんに抱かれてからって言ったし、続きは また今度にしとく?」と。リビングを出ていこうとするも呼び止められると振り返り。「…何の用?何か用があるから呼んだんやろ?」相手のところまで行くも笑顔からは嫌な予感しかせず、少し距離をとって座り。)
それ ええやん!何なら土曜日にするデートは制服デートにしよ?…分かった、今日は我慢しとく。そのかわり沢山 俺のこと愛してくれなかったら許さへんからな。ん、侯くんが幸せになるならと思って結婚してとか言ったけど 俺以外の人と一緒にいるとこなんて見たくない。だから、無理に果たさなくてええ。
(制服でするデートは高校生のうちしかできず、知り合いにあったとしても怪しまれることなくデートができるならいいかもしれない。どうせ帰ってきて制服に着替えるのなら 一日中着ていた方が思い出に残るんじゃないかと思うと、相手の提案に頷き。自分の上から相手が降りると急に心細く感じてしまい。手を引っぱられて体を起こされると隣に座った相手を ぎゅっと 力強く抱きしめて、土曜日には今日我慢する分も沢山愛してほしいと伝え。相手のためにと思って女性と結婚して…と言ったけど本音では誰かと結婚する相手のことを見守るなんてできそうになく。自分が言ったからといって無理に果たそうとしなくていいと。相手の頬をつたう涙さえ愛おしく感じて口付けをしてから優しく微笑み「…ここだと体を痛めると思うから俺の部屋にいこう。歩ける?姫抱っことかできたらええんやけど無理やから肩貸すで」大切に思っているので出来る限り優しくするつもりではあるけど、相手を前にして冷静を保つことができるか分からず。同性とやるのが初めてで知識も少ないため もしかしたら無理をさせるんじゃないかと心配な気持ちがあり。それでも このまま放置することも自分にはできず、責任をとるという意をこめて 少し考えたあとに自分の部屋に行って続きをしようと。「…侯くんが章ちゃんのこと可愛ええって言うとモヤモヤすんねん。こんなんで嫉妬するとかカッコ悪いやろ?」ヤキモチをやいていたことがバレると、ニヤニヤしているであろう相手の表情をみることができず俯いて。)
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