黄色 2017-08-28 18:40:11 |
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俺も侯くんが担任がええ!そうしたら今よりも一緒にいる時間が増えるもんな!……俺にはもったいないくらい素敵でかっこよすぎるんやもん。ずっと好きだった人と釣り合うような人になりたいって思ったらあかんの?だって、返してって言っても返してくれへん。はよ読んでや。今更できへんとか言わんよな?ほら、朗読できへんのやったら返して。
(相手が自分の担任になれば話しかけたところで不自然にはならず、話の内容には気を付けないといけないけど人前でも話せるようになるし一緒にいれる機会も増える。文化祭や体育祭、他にも行事は沢山あって、そういう行事も相手と過ごすことができるようになるんじゃないかと思うと嬉しくて。まだ、決まっていないけど早く進級したいな…と。相手は釣り合いとか気にしなくていいと言ってくれたけど、ずっと片思いしていた人と付き合うことができるようになったのだから少しでも相手の隣にいてもおかしくないような、釣り合いがとれるような人になれるように努力だったりするのはあかんことなのかなと思うと寂しくて。手紙をなかなか開けようとしない相手に勢いで言ってしまっただけで朗読なんてする気はなかったんだろうと思いはするけど引き下がるわけにもいかず、はやく読むように伝えるも、それができないようであれば手紙を返してほしいと手を差し出して。「はやめに話しといた方がええもんな。はぁ、めっちゃ緊張する」自分もはやめに二人に伝えた方がいいと思っていたため頷いて。いざ、二人に伝えるとなると緊張してしまい。「そうかな?でも、例え俺が犬だとしても侯くんの傍にいることができるようなら構わへん。」相手と自分の命がつきるまで一緒にいることができるなんて、どんなに幸せなことか。それが例え犬だとしても。「笑いのたえない暮らしができたらええね、それが一番幸せなことなんじゃないかと
思う。一人でニヤニヤしとったら変に思われるかもしれんな。」相手とはこれから先も笑いあっていたいと思う。)
話す時は気を付けなあかんね。自然と惚気るかもしれへんし ! … そんなつもりじゃ …… 俺、どっくんの気持ち何にも知らへんかった、知ってるつもりやった。自分の事ばっか押し付けて … 。ごめんな、大人なのに何嫉妬してんねんって話やんな。
( 話している最中に人前だと忘れて、頭を撫でたり手を重ねたり ' 好き ' 等言ってしまいそうで。相手は確りしているから心配はしていないが、感情優先になってしまう自分自身の方が心配している。まだ来年の事で、更に担任になるとも決まっていないのに今から妄想は膨らみ。相手の言葉と寂しげな表情に、今迄強がっていたのが馬鹿馬鹿しく感じる程に冷静になれた。大人だから相手をリードしないと、大人だから嫉妬なんてしちゃダメだ、大人だからカッコイイ姿を見せないと、大人だから大人だから … ' 大人だから ' をある種の言い訳にして相手を思って強がって大人を演じていたけど、それが逆に相手を悲しませていたと気が付き。今までにない程、相手を強く、けれどどこか優しく抱きしめて。手に持っていた手紙を相手の手に返し、今はただ相手に対して申し訳なさで溢れている。『 緊張するよな…。あれやで、すばるは絶対に茶化しにくる ! 絶対面倒臭いで、覚悟しとき ! 』今から緊張している相手の緊張を少しでも解そうと、明るい話へと変えて。心配して緊張しているのが自分だけじゃないと知れば、心配と緊張は半減し、心做しか気持ちが楽になり。『 なんかロマンチックやん。生まれ変わってもどっくんと一緒がええな〜なんてな。乗せられてロマンチックな事言うたりして 』自分で言ったにも関わらず、柄でもない事を口にして1人で照れて。しかし、心の中では本当にそうであってほしいと願っている。『 ええ事言うた ! どっくんとなら、ホンマに笑いの絶えない暮らしが出来そう 』相手の発言に頷きながら。相手とならば、高校卒業後、そして大学卒業後には本当にそんな素敵な暮らしが出来る気がしていて )
( / 大丈夫ですよ、お気になさらず。そして、毎日お相手有難うございます、これからもどうぞ宜しくお願い致します ! こちらは蹴っていただいて大丈夫ですので … ! )
バレたらあかんから気を付けてな。俺も気を付けるから。あっ、競争率高そうやけど委員長とかなら一緒にいる時間が増えたりするんかな?…えっ、ちょっ、侯くん?何で謝るん?別に悪いことしてへんやろ。それに嫉妬してくれて嬉しかったで。
(惚気られたりするのは自分としては照れ臭く感じるけど凄く嬉しいし、自分も相手がもし担任になって一緒にいることが増えれば人前でも 好き だとか無意識に言ってしまう可能性も考えられる。そのため二人きりになる口実をつくるために学級委員になるのはどうだろう?かと。相手に用事を頼まれたりすれば断ることはないし、自然と二人でいる時間も増えそうな気がして。でも、相手は女子からモテるため自分と同じ事を考えて委員長になる人も多いだろうと。決まったわけではないけど、そうなった時のことを考えて心配になり。抱きしめられると何で謝るのか分からず少し戸惑って目をパチクリとさせるも、すぐに優しく微笑んで相手から手紙を受けとり手紙の内容を読む。そこには綺麗な字で自分のどこが好きなのか、もしよかったら付き合ってほしい…など書かれていて。手紙を読み終えると相手を見て「ちゃんと断ってくる。俺には大切な人がいるから付き合えないって」と言うとあとで手紙をくれた女子に返そうとポケットにしまい。「そんなん言ったら村上先生はめっちゃ心配してきそう!まぁ、覚悟だけはしとくわ」相手も緊張していることが分かると少し和らいだような気がする。二人が賛成してくれるか反対するか分からないし、例え反対されたとしても相手のことを離すことはできそうにないし認めてもらえるように頑張ろうと意気込み。「照れずに言えたら完璧なのに。これから何があるか分からないし、高校を卒業したら大学卒業まであまり会えないけど、そのあとはずーっと俺と一緒にいてください。俺はもう侯くんのことを離せそうにないから」照れてる相手を見て笑ったあとに相手の手をぎゅっと握って、真剣な表情で相手に自分の気持ちを伝え。)
委員長か … 俺としても、どっくんの方が仕事頼みやすいし助かるわ。俺使えへんから、他クラスの委員長より仕事多くと思うで ! … 嫉妬してくれて嬉しかった ? え、待ってや、いい歳した男が嫉妬なんかして幻滅せえへんかったの ?
( あまり関わりのない生徒が委員長になるよりも、よく知ってる相手が委員長になった方が仕事等頼み易く。それに、前に立って皆の意見を纏めたり仕切ったりするのも自分からしたらしっかり者の相手だったら安心して任せられる。今のクラスの委員長にもだが、何でも器用にこなせる程器用ではない為、ついつい委員長に手伝いを頼む事が多く。相手が委員長になったら更に頼ってしまうかもしれないので、冗談っぽく言ってみたり。嫉妬から相手に強く当たってしまったりして醜い姿を見せてしまったのに、嫉妬してくれて嬉しかったなんて言われて困惑して。チラリと手紙を覗くと、書かれている相手の好きなところは共感出来る内容が多く。『 大切な人、か。どっくんの大切な人が俺で嬉しい 』自分の目を確りと見て話す相手の瞳に嘘はなく、安堵の表情を浮かべ。改めて、相手の大切な人が自分である喜びで溢れて、今なら自信を持って自分も大切な人が居ると皆の前で言えそうな気がする。勿論、名前は伏せるがこの気持ちは相手にだけ伝わればいい と。『 あー、確かにめっちゃ心配しそう。って、今以上に心配されても困るわ。2人に話すのは不安もあるけど、少し楽しみになってきた 』自分と相手が義理の兄弟になった時も誰よりも心配してくれて、それが更に恋人となると今より過保護になりそうだな と考えて。確かに不安もあるが、やっと誰かに相手と自分の関係が話せる喜びもあって。恥じらいはあるが、人前で惚気けてみたりしたく。『 … 俺でよければ、ずっとどっくんの傍に居させて。最期の時まで、絶対に離さんといてや 』プロポーズの様な言葉に、耳を赤くして。恥ずかしくて肝心な所で相手の目が見れなくて、目を逸らしながら上記を述べて。言い終わった後に暫くの沈黙の末、やっと相手の目を見て軽く微笑み。今の自分には精一杯の答え方で )
そんなん別に構わへんで!侯くんに頼りにされるの嬉しいし。余程、受験とかで忙しくないかぎりは任せてや。嫉妬するのに年齢なんて関係ないやん。それに、俺のことめっちゃ好きってことやろ?せやから嬉しいで。
(他の先生に用事をまかされたりしたら面倒に思ってしまうし、そんなんしてる暇があったら仲のいい友達と遊んで過ごしたいため自分から委員長に立候補することはなかったし推薦されても断ってきた。委員長なんて柄にもないことをしようだなんて絶対に思わない。でも、相手が担任になってくれるのなら話は別で。もっと頼りにされたいし、ちょっとだけ頼りない相手のことを少しでもカバーすることができるんじゃないかと思うと嬉しく。来年は受験もあって忙しくて頼まれても断ってしまう可能性があるけど、できる限りはやろうと思っているため。何でそんなことを聞くんだろうと不思議になって首を傾げ。好きな人に嫉妬されて嬉しくない人はいるんだろうか?年齢なんて関係はなく、ただ好きな人が、相手が嫉妬してくれたということが嬉しくて。また、そんな姿を見るのは初めてということもあって愛されてるなーと思うとニヤニヤと口角が緩み。「名前を言えないことは残念やけどな?どうせなら侯くんは俺のだって言って独り占めしたいやん」相手が自分にとって大切な人だと言って独り占めしたい気持ちはあるけど立場を考えたらできなくて少しだけ残念に思うけど、名前を言えなくても自分にとって相手が大切な人ということは変わることなく。「あの人、めっちゃ過保護やからな!テストでいい点数とると俺の頭撫でて、 亮は偉いなぁ、俺は英語とか分からへんわ って笑顔で褒めてくれるし、侯くんが酒飲んで酔ってる時も家まで送ってくれるしホンマに有り難いわ。おん、俺も楽しみ。どんな反応するんやろ?」英語のテストでいい点数をとったときに先生に報告してみたところ、自分のことのように喜んでくれて頭を撫でて褒めてくれたのが凄く嬉しかったし、相手が飲みにいって酔って帰ってくるときは毎回のように先生が家まで送り届けてくれるから有りがたく。どんな反応をするのかも楽しみだけど、賛成してくれたら惚気することができるんだと思うと嬉しく。「侯くんが望むなら最期の瞬間まで俺は離れることなく、ずっと一緒におるよ。だから侯くんも最期まで俺の傍におってな?」相手の言葉に頷くとギュッと相手のことを抱きしめて。)
そうやんな、来年は受験生か…。マルも今忙しそうやし、来年はどっくんとデートしたり、まったりする時間減るんかな…俺寂しすぎて耐えれんかも。なんか上手く言葉に出来へんけど、胸がモヤモヤして苦しくて、初めて嫉妬したかもしれへん。ホンマにどっくんの事好きなんやろうな。
( 相手の先輩にあたる仲の良い友達の忙しそうな姿をよく見かけるので、来年も相手は毎日勉強等に追われて忙しい日々を送るのかと思うと、一緒にのんびりとする時間が減るのは寂しく。一年生の時に担任をしていたので三年生になった今も進路の相談に乗ったり、理科全般は専門内なので勉強の手伝いをしたりしていて。この経験を生かして、相手の受験の時も少しでも役立てればと。歴代の付き合った人を思い出すが、今回の様な嫉妬心が生まれたのは初めてで。付き合っている最中は ' 好き ' だとか甘い言葉を言ったし自分もそれが本当の愛だとは思っていたが、相手と付き合って初めて嫉妬心が生まれたりして本当の愛が分かった気がする。改めて相手に惚れ込んでいるのだと。口角が緩む相手を見て、自分もつられ。『 俺もどっくんの名前出して、皆の前で言いたいな。名前出さなくてもええから、大切な人が出来ましたって言いたい 』相手が名前を出して堂々と大切な人だと言いたい気持ちは凄く分かる。そして、きっと言えない理由も相手と全く一緒だろう。『 どっくんに甘過ぎやろ ! 酔った時に家まで送ってくれるのは、俺も助かってる。気が付けばいつも家のベッドでちゃんと寝てるから、毎回ビックリするねん。まあ、取り敢えず驚くんやろいな。二回位話さな、思考の理解が追い付かないと思うで 』気持ちよく飲んでいると、自分の記憶ではまだ居酒屋だが目を覚ますと家のベッドにスーツのまま横たわっている。自分は身長も高い方なので、2人で支えながらフラフラの自分をベッドまで連れて行ってくれてるのだと思うと、毎回本当に感謝している。困惑している2人の様子が直ぐに思い浮かぶと、思わず笑って。『 おん、俺もどっくんを離さへん。ずっと傍に居るな 』幸せを噛み締めながら、優しく抱き返して )
おん、マルと遊ぶ時間とか減ったからつまらんわ。侯くんとの時間が減るのはマルと遊べなくなるのよりもっと寂しいし嫌だから時間をつくれるように努力はする…あっ、時間があるときでええから勉強で分からへんとことか教えてや。そうすれば少しは長くいれるかな?なんや、そんなん言われたら恥ずかしいわ。でも、俺も嫉妬とかすんの侯くんが初めてやで
(いつでも面白いことをしてくれる彼はムードメーカー的な存在で、受験勉強で忙しいらしく遊ぶ時間が以前よりも減ってしまいギャグが見れないのがつまらなくて。来年は自分が受験生になるので今と比べて相手との時間が減ってしまうのは寂しく、相手は教師をしているので疲れてるだろうし忙しい相手に勉強を教えてもらうのは少し気がひけるけど、それなら甘えたりすることはできなくても一緒にいる時間は増えるんじゃないかと。今までに片手で数えられる程度ではあるけど何人かと告白をされて付き合ったことはある、でも、結局 好き だと思える人はいなくて。こんなにも嫉妬という感情をもったのも、離したくないと思ったのも相手が初めてなので初恋は相手なのかもしれない。「いずれ俺が歌手になったらステージの上から堂々と侯くんのことが好きだ!結婚しよう!って伝えるから見ててや」高校を卒業して全寮制の大学に行くのは付き合えるなんて思っていなかったから相手から離れられるようにというのもあったけど、音楽について、もっともっと知りたいと思ったから。いずれは歌手としてデビューをし、大きなステージで沢山のファンに自分の歌を聞いてもらうのが夢。その夢が叶ったときには
、ファンは減ってしまうかもしれないけどステージの上から堂々と相手に実際には結婚することはできないけどプロポーズができたらいいな…なんてことを考え。「大倉が村上先生に 亮ちゃんに甘い! って言ったことがあるんやけど、鈍感なのか そうか?別に他と変わらんやろ って。俺に対して過保護なことに気づいてないねん。あまり迷惑かけないようにするんやで?ははっ、せやな。何回でも理解してくれるまで言おう。そんで認めてもらお」自分に対して甘いということに鈍感なのか、何なのか気付いていない様子で。相手を家までタクシーで送り届けたあとに酔っ払った渋谷先生を家まで送り届けるらしく、申し訳ないなと思う回数は多い。「あっ、そろそろ昼休み終わるで?はよ弁当食べないと」抱き返されると照れ臭くて、チラッと時計を見るともう少しで昼休みが終わる時間。相手と話すのに夢中になっていて弁当を食べておらず、相手から体を離すと急いで弁当を食べ始め。)
マルは頑張ってるからな…意外と真面目やんな。努力してくれるのは有難いけど、無理はせんといてや ? 勿論やで。人に教えるの好きやから、気軽に聞いてな。放課後とかもメールしてくれれば、答えるから ! 俺も言ってて恥ずかしかった。なあ、どっくん… 大好きやで。
( 皆の前ではムードメーカーでおちゃらけた様に思うが、自分に何度も進路の相談をしたり復習を怠らなかったりと心配性で真面目な一面を見かける機会が増えたので、感心したように頷きながら話を進め。勉強に追われて忙しい毎日を送ると思われるので、無理をして相手が体調を崩したりしては心配で。教師という仕事をやってるだけあって、勉強を教えるのは好きで、任せて欲しいと自信満々に。放課後に付きっきりで見てやりたい気持ちはあるが、仕事もあるので、自分が居ない時に分からない問題が有ればメールで答えればいいのではないかと考え。付き合う事になった告白も相手からで、自分からちゃんと相手に好きだという気持ちを伝えたことがない事に気が付き、照れながらも自分からちゃんと相手の目を見て気持ちを伝えて。目を確り見て ' 大好き ' だなんて伝えるのは照れ屋な自分にとっては難易度は高く、耳は真っ赤で。『 … ! アカンな…最近涙腺緩々やねん。歳のせいなんかな 』結婚なんて出来ない事は分かってるけど、相手からの言葉は自分にとってとても嬉しくて、薄らと涙を浮かべて今までで一番幸せそうな笑顔で 『 有難うな 』と続け。初めて聞いた相手の夢は、難しく厳しい世界かもしれないけど、相手なら叶えられると信じている為、全力で応援するつもりだ。そして、いつか一番の特等席で相手が大勢のファンの前で歌っている姿を見ることが自分の夢になり。『 変な所で鈍感やから、何か放っておけないねん。ヒナとどっくん見てると、親子にしか見えへんもん。ん、分かりました、気を付けます。どっくんは俺みたいにお酒で迷惑かける大人にならんようにな ! 』面倒見もいいし頼りになるが、鈍感故に全て任せられなく、何となく放っておけない存在で。真面目に返答するが、結局自虐ネタに走り苦笑いして。『 すっかり忘れてた、今昼休みやん ! いただきますって、うわ、めっちゃ可愛ええ ! キャラ弁やん、写真だけ撮る ! 』自分も慌ててカバンからお弁当を出して食べようとするが、今日のお弁当はキャラ弁でとても可愛いので写真を撮りたく。時間が無いのにも関わらず、選りに選って携帯が行方不明でポケットやカバンの中を忙しく探し回り )
俺にできることとかないから、せめて合格するように応援せな!合格したときにお祝いとかしたら喜ぶかな?俺が体調崩したら家事とか困るのは侯くんやん?だから、無理しないし、体調には気を付けるから大丈夫やで。ええの?おん、忙しそうにしてたらメールする。ありがとう!侯くん、耳真っ赤やで!
(同い年であれば勉強を教えあうこととかできたりするけど、ひとつ年上のため勉強を教えることはできないし特にしてあげれることもない。せめて勉強に疲れてる友達の話を聞いたり、お菓子を作ってもっていったり受験に合格するように応援していこうと。そして合格したときには簡単にではあるけど祝福したら喜んでくれるかな?なんて首を傾げ。相手は料理だったり家事に関してあまりできないので自分が体調を崩したら、食事はコンビニ弁当にするんじゃないか…、忘れ物とかして困るんじゃないか…など考えると心配で安静にしていることなんてできないだろう。相手が仕事だったり人付き合いで時間がないのは分かっているので断られてもしかたないと覚悟していたけど、メールしてくれれば答えると言ってくれた相手の気遣いが嬉しくて頷くと礼を言い。確りと目を見て大好きだと伝えられると照れ臭くて、つい相手をからかうように耳が赤いと言うも、自分も相手と同じように耳が赤くなっている可能性がある。嬉しくて思わずニヤけてしまう口角を隠すように俯いて。「ちょっ、泣くのはやいって!まだ、叶うか分からへんから、ちゃんと俺の夢が叶うまでとっといて」薄らと涙を浮かべる相手に驚くも、幸せそうに微笑んで相手の頬に優しく触れ。夢を叶えたときには相手に自分の姿がしっかりと見えるように特等席にいてほしくて。「しっかりしてて頼りになることが多いんやけど、たまーに。村上先生となら親子になってもええかもな!実際に飲んでみないと分からへんけどさ、いつか一緒に飲みたい」普段はしっかりとしていて頼りになったりするけど、たまにだけど鈍感なところがあり心配になることがあるけど親になってくれるならいいなと。どんな風に酔ったりするのかは実際に飲んでみないことには分からないけど、二十歳になり飲めるようになったら相手と酒を酌み交わせたらと。「初めて作ってみたから少し自信なかったんやけど良かった。あっ、味はどう?って、また……ほら、机の上にあるやん。ちゃんとしてや」友達にキャラ弁を見せてもらったときに作ってみたいと思い、普通に弁当を作るよりも大変だし、時間もかかったけど褒めてもらえたのが嬉しく。味の感想も聞きたいなと思ったけど携帯をなくしたらしい相手に気付いて探そうとするも、相手の携帯は机の上においてあるため探すまでもなくて。)
受験生の時って、何だかんだ言って応援が一番嬉しいよな…。お祝いか、喜ぶんちゃう ? 皆で派手にお祝いパーティーとか ? あっ、計算の解き方とかやったら、写真送る ! 受験の時だけじゃなくて、今でも分からへん事あったら言うてな。ああ、もう、うっさいわ ! 仕方ないやん、恥ずかしいんやもん !
( 自分が教員免許を取る際の事を懐かしそうに思い出すと、励みになったのは周りからの応援で。お祝いや応援されて嫌な人など少ないだろうと、相手の意見に賛成して。ただのパーティーじゃなく、皆でわちゃわちゃと派手で楽しい雰囲気の方がらしくて喜ぶのではないかと思って。それだったら、お世話になってるだろう先生や仲の良い友達中心に呼びかける手伝いぐらいなら出来るだろう。口だけで説明するのは苦手で、図や表に表した方が説明しやすく、文だけの説明では長文のメールになってしまう恐れがあり。それならいっその事、写真を送ればいいかと。今の自分の言い方だと、受験の時だけみたいになっていたので、今でも気軽にメールなりで質問しても大丈夫だと補足して。うるさいだなんて口の悪く愛想もない返事をするが、それも照れ隠し故で。俯いた相手の少し見えた耳は、自分の様に紅くなっている事に気が付き、ふは と吹き出して。『 だって嬉しかったから、ついつい…! 俺はどっくんなら叶えられるって信じてる。叶うまで応援し続ける。せやから、何年後、何十年後でもええからいつかホンマに聞かせてな 』片手で涙を拭ってから、自分の頬に触れる相手の手に重ね。何年先だっていい、何十年先だっていい、自分は相手の夢が叶って本当に言ってくれるまで待つつもりだ。自分と相手の夢が一つに纏まった様でなんだか嬉しくて。『 俺、ヒナがオカンなんて嫌や…めっちゃ口煩そう ! 俺も早うどっくんと飲みたい。気分が良え日に酒飲むと、甘えたがる癖あるねん…恥ずかしいから気を付けなあかんな…! 』相手と違って、過保護よりも口煩い大阪のオカンという印象が強いのか首を横に振り。自分は記憶にないが、どうやら直ぐに人に甘えるらしく、相手の前でそんな姿を見せるのは恥ずかしいので直したいとは思って。『 味も勿論、いつも通り美味しいで ! けど、食べるの勿体無いわ。…! ほんまや、有難う。しっかりせなな〜 』一口食べてみるが、いつも通り美味しくて。けれど、可愛い見た目から食べるのは勿体無く感じ。探すまでもなかった自分の携帯を机に取りに行くと、キャラ弁の写真を2枚ほど写真を撮り。しっかりしないととは思っているけど、直らない忘れ物癖に最早苦笑いするしかなく )
応援されて嫌な人っておらんよな。そういえば、何で教師になろうって思ったん?学生の頃、金髪にしとったし教師目指すって感じには見えへんかったから。あっ、それええな!そんでサプライズにして驚かせるとかどう?マルが喜ぶとええなぁ。おん、分かった!沢山するかもしれへんけど大丈夫?ちょっ、笑うなや!…ほんま、侯くんってズルいわ。
(相手の言葉に頷いて、ふと何で相手は教師という仕事をしようと思ったのか気になり。昨晩見せてくれたアルバムを見たら金髪にしていて少し不良っぽく見えて教師を目指しているようにはあまり思えず、理由を聞くことができたらと。派手に祝うのに賛成で、どうせ祝うんだったらサプライズにして友達を驚かせるのも面白いんじゃないかと思って。友達が喜ぶ姿を想像して微笑みをうかべ。受験のときだけでなく今も勉強を見てくれようとする相手の気持ちが本当に有難く、その言葉に甘えて沢山質問をしてしまうかもしれないので念のため。耳が赤くなっているのは何となく分かっていて吹き出す相手を睨むように見るも、瞳は少し潤んでいて恥ずかしさの方が強いため怖さはなく。相手に聞こえるか聞こえないくらいの声で拗ねたように呟いて。「おん、ありがとう。へへっ、俺のファン一号は侯くんやね?絶対に聞かせたるから、そんときには侯くんの嫁にしてな?」相手が応援してくれるのが一番の励みで、夢が叶うのがいつになるかは分からないけど絶対に相手に伝えようと誓い。「そんなん侯くんにだけやろ?あと、渋谷先生。…甘えるって村上先生と渋谷先生にだけやんな?他の人にも見せてるなら酒禁止にさせるで。」自分に対して口煩く言ってくることはあまりなくて、くすくすと笑い。酒を飲むと甘えたがるという相手の言葉に少し心配になって、ふたりのことは信頼しているので相手が甘えたりしたところで何とも思わないけど他の人となると別で。そんな無防備な姿を見せたら相手に惚れる人が増えてしまうのが嫌で、そんな姿を見せてくれたことは1度もなく。余計にモヤモヤとしてしまい、もし見せているようであれば酒を禁止にして欲しくて。「ホンマに?良かった!えー、食べへん方がもったいないから食べてや。ホンマやで。」褒められると嬉しくて、頬をかき。見た目は可愛らしくできたし勿体ないという相手の気持ちも分かるけど、食べない方がもったいないので食べていき。なくした時に相手が 携帯あらへん、財布もあらへん と口ずさんでいるのが好きで直してほしくない気持ちもあるけど、ものをなくして困るのは自分ではなく相手なので)
教師になった理由か…オトンを安心させたかったから、が一番やね。男手ひとつで育ててくれたから、ちゃんとした職に就いてお金稼いで、オトンに早う楽させてあげたかったからかな。サプライズええやん ! 俺が怒るふりして呼び出したら、皆が居って…とか ! そんな気にせんくって大丈夫やで。寧ろ、どっくんなら喜んで。…ん ? 何か言うた ?
( 自分が教師になった理由なんて親にも話した事なくて、人に対して話すのは面接以来。少しグレた時期もあり色々と親に迷惑を掛けたので、何よりも自分がちゃんとした大人になったと安心感を持たせてあげたかったのと、自分に不自由なく生活をさせる為に一生懸命働いてくれたので親孝行がしたいのも理由の大きな一つで…と、珍しく真面目な様子で話しをし。サプライズとなれば、皆で一斉にクラッカーを鳴らしたりするイメージがあり、それをするのに憧れもあって、ワクワクしていて。気を遣ってくれるのは、此方としても有難く。しかし、相手ならば何通も質問のメールが来ても鬱陶しいとも思わない為、大丈夫だと繰り返し。ボソリとズルいと呟いたのは聞こえたが、これ以上何か言ったり質問したりすると自分が照れるだけではないかと思って聞こえないふりをして。心の中では、自分からしたら相手の方がズルいのに と思っていたりして。『 おん、どっくんのファン一号。大物になったら、義兄がファン一号ですーって言うてな ! お嫁さんか、わかった。約束な 』テレビに出たりしたら自分がファン一号だと言って欲しいと目立ちたがり屋な部分が出て。結婚式をするなら、相手なら和式の袴も似合うだろうし洋式の白いタキシードも似合うだろうし、と妄想してはニヤニヤとしてしまい。『 これは、愛ゆえにって事でポジティブに捉えることにするわ。…うん、まあ飲みに行くのは、ヒナとすばると俺とで3人が多いから、そうなんちゃう ? 酒禁止はキツいから嫌や ! ホンマに、気を付けます ! 』口煩いのは思っているからだなんて言っては、自分で納得して頷き。相手が何で不安げな様子なのか分からず、酔っていて記憶が確かではない為、疑問形になり。お酒禁止なんて考えただけで嫌で、手合わせ頼み込むような形で宣言をし。『 ちゃんと食べるで、お腹も減ったし ! なんで俺の携帯と財布は無くなりやすいんやろ… 』可愛いし食べるのが勿体無いとか言いつつ、食欲には負けるのかパクパクと美味しそうに食べ進め。勿論、自分が悪くてよく無くすのだと分かっているが、冗談めかして財布と携帯が悪いと言ってみたりして )
こうやって教師っていう仕事につけてるってことは親孝行できてるってことやん?凄いなって素直に思うで。俺もオカンには迷惑かけてばかりだから安心させれるように、はやめに夢を叶えないとな。せやろ?ええやん!!でも、侯くんって怒る演技できる?途中でバレたりしないようにしてな。出来る限りは努力してはみるけど、ホンマに分からへんときはよろしくな?頼りにしとるで!何も言ってへんよ。あっ、章ちゃんが言ってたんやけどキスってする場所によって意味があるんやって!知っとった?だから……
(教師という職につくのは大変だろうし、オトンのことを安心させられるように頑張って夢を叶えた相手のことは凄くて。自分は小さい頃からオトンがおらず女手ひとつで自分のことを育ててきてくれたオカンには本当に感謝をしていて、歌手という夢を叶えるためには迷惑をかけてしまうことも多いと思う。だからこそ夢をしっかりと叶えてオカンのことを安心させたい、少しずつでも親孝行していきたいと。相手の言葉には賛成で頷くも演技しているところを見たことがなく、ちゃんとバレない様に怒ったふりをすることができるのかと心配で問いかけ。実力をつけるためには自分で出来る限りは考えてみてから聞くようにしないと相手に頼りっぱなしになってしまいそうで、考えて分からないときには相手に質問をしていこうと思い。伝えるのは何となく照れくさく首を横に振り。友達の言葉を思い出し、少しでも仕返しすることができたらと相手の手を持つと手首にキスをして。「そんなん嫌や。…義兄じゃなくて大切な人がって言いたいもん。それじゃ、あかん?おん、約束!何かいやらしい事でも考えとるん?ニヤニヤしててきしょいで」兄としての相手も好きだけど、どうせなら義兄じゃなくて大切な人がファン一号だと言いたくて首を傾げ。ニヤニヤしている相手を見て、笑いながら毒をはき。「それなら、めっちゃ愛されとるやん。酒を禁止にはしないけど、ホンマに気をつけてな?特に女性!浮気したら別れるから」いくら何でも仲のよくない人に対して口煩く言うことはないだろうし、仲がいいからこそ相手に口煩く言うんじゃないかと思うと愛されている証拠だなと。相手が酒を大好きだということを知っているので余程のことがない限りは禁止にするようなことはないけど疑問形で返す相手に納得はしておらず。間違いとかがあって浮気が発覚した時には別れるとつい言ってしまい。「侯くんに構ってほしいんとちゃう?なくなれば必死に探してくれるやろ。」弁当を食べる相手を満足そうに見て、相手の冗談に冗談で返し)
だとええな…有難う。確かに早く叶えるのも大切やけど、どっくんのペースで叶えればええからな。きっと、オカンもそれは理解してくれるで。怒る演技 ? 出来るやろ。どっくん、自分何して…っ、アカン、途中で笑ってまう。キスする場所で意味なんてあるんや。あっ、確か俺も漫画で読んだこと……て、くび…
( 未だ自分が親孝行出来ているのか答えは出せていないけど、相手がそう言ってくれるので少しでも親孝行出来ているのだと安心した様子で。真面目に褒められれば、照れくさそうに ふにゃ と笑顔浮かべ。急いで夢を叶えようとして、自分の本当にやりたかった事や自分の気持ちを見失って欲しくなくて。歌手という夢は、確かに大変だが自分の気持ちを大切にして欲しいと。怒る演技は確かにやった事ないが、何となく出来そうな気がして ' どっくん、自分何してんねん ! ' と怒って言ってみたが、途中で笑ってしまい。以前、クラスの女子が半ば無理矢理押し付けてきた恋愛漫画にそんな様な内容が描いてあったのを思い出し。確か手首へのキスは欲望。丁度自分が意味を知っていた事もあり、話をしている最中に突然手首にキスをされれば一瞬 ポカン として。音を立てる様に一瞬で耳だけでなく顔まで真っ赤になり。『 逆に、ええの ? 大切な人で言うてもらった方が嬉しいに決まってるやん。ちゃうって ! どっくんなら、結婚式は袴もタキシードも似合いそうやなーって思ってて ! 』 自分としては、勿論大切な人として言われた方が嬉しく。流石に大切な人って言ってだなんて我儘だと思っていたので、相手から言ってくれたのは本当に嬉しくて。首を横に振ると、自分が勝手に妄想してた内容を咄嗟に言い。『 やった、俺愛されてるんやーってヒナからか…。女性と飲みに行く機会は、先生同士の打ち上げぐらいしか無いから大丈夫 ! それに、それやったら余程のことがない限り、ヒナかすばるのどっちかは居るし。いやいや、浮気なんて絶対せえへんから ! 』友人として好かれてるのは嬉しいが、態とらしく嫌そうに言ったりして。これも信頼してるからで。心配してくれてる相手の話を真面目に聞き、浮気したら別れると言われれば、そんな事しないと全力で否定し。『 なにそれ、俺の携帯と財布めっちゃ可愛ええやん。せやけど、あんまりどっか行かんといてやー 』携帯と財布が構って欲しくて隠れんぼをしついる様子を想像すると、可愛くて何となく愛着が湧き、携帯と財布に向かって話しかけ。まさか冗談に冗談で返してくれると思ってなく、相手の言った事がメルヘンチックで可愛かったので、意外そうに見つめ )
うーん、分かった。俺は俺のペースで夢を叶えていく、焦ったところでええことないしな!笑ったらあかんやん。おい、マル!!テメェ、ふざけんなやっ!ちょっと来い!!!…って、睨みきかせて胸ぐらつかめば大人しくついてくるんとちゃうかな?それなら、ここにキスする意味も分かるよな?こことか、こことか、キスしたい場所は沢山あるし痕もつけたいんやけど我慢しとく。
(はやめに夢を叶えて親孝行できたらいいと思ったけど、相手とのこれからを考えると焦って目的を見失うようなことはしたくなく。一歩ずつ確実に自分のペースで夢を叶えていきたいと思い。相手の怒った演技に一瞬だけどビクっと肩をゆらすも途中で笑い出した相手につられて、自分も笑えば。自分だったらどんな風に怒るだろうと考え、相手に対して怒鳴ることはできないため相手をマルだと思って演技をし。キスした手首に再び口づけをして相手を上目遣いで見て、ニヤっと口角をあげてから離れ。相手の胸や腰をつつき、本当なら軽くキスをするだけでなく自分のだっていう所有印をつけたいが、バレることになったら相手は誤魔化すことはできないんじゃないか?生徒に指摘されて顔を今みたいに真っ赤にして焦る姿を見てみたい気もするけど、そんな姿を見せたくないという気持ちの方が強くて。「ええよ?嫌なら言わんし。それなら大切な人がって言う!ふーん、そんなこと考えてたんや。……どっちもええと思うで。俺も侯くんの袴とタキシードを見てみたい」大切な人が…と言えるのが嬉しくて微笑んで。結婚式のときのことを考えると相手なら袴もタキシードも似合いそうで、そのことを妄想するとニヤニヤしてしまい、相手のことを言えないなと。「嫌なん?村上先生に愛されるの。絶対に浮気したらあかんからな。…まぁ、二人がおるなら安心か。それと甘えるんやったら俺に甘えてほしい!侯くんの甘えてる姿、見たいから今度見せてや!」嫌そうに言う相手に首を傾げて、クスクスと笑って。全力で否定をする相手に安心をし。相手が酒に酔って甘える姿を見てみたくて。「そう思えば可愛く思えてくるやろ?もう、俺だってこれくらい言うからな」財布と携帯に向かって話しかける相手が可愛らしくて微笑ましそうに見つめ。意外そうに見てくる相手に)
俺は何年かかっても、絶対に夢が叶うまで付いて行くから。うわっ、びっくりした … ! どっくん、歌手も向いてるけど役者もいけるんちゃう ? ホンマにびっくりしたわ ! … よ、欲望。手首は欲望やんな ? … 腰とか、バレへんやろ
( 納得してくれた相手の頭を撫でてやると、改めて1人ではない事、自分も応援する事を伝え。自分の名前で怒られた訳ではないのに、その迫力から本当に自分が怒られている感覚になり背中がヒヤリとして。歌も上手いし歌手も向いているが、今の演技を見て相手は役者としてもやって行けるのではないかと思い、憧れの存在を見るように目を輝かせ。手首のキスの意味を答えるなんて恥ずかしかったが、相手の上目遣いに負けポツリと答えて。胸や腰をつつかれると、くすぐったくて身体を震わせ。手首なら黒板を書いている際に見えてしまうかもしれないが、夏も終わりプールで上を脱ぐこともなく、暑いからといってスーツを緩めたりしないので、腰辺りならバレないのではないかと。キスをされるのは恥ずかしいが、嬉しい気持ちもあり、相手にバレるかバレないかの声の大きさで小さく呟き。『 有難う。楽しみやな…ファンの人に囲まれて歌うどっくんを特等席で見て、皆の前で大切な人って言われて。どっくんもニヤニヤしてるやん ! タキシード着たら本物の王子様みたいやね 』相手につられて微笑むと、夢は膨らみ今からとても楽しみで。ニヤニヤする相手の頬をツンツンとして。相手がタキシードを着た姿から改めて想像すると、絵本に出てきそうな王子様のように思えて。『 嫌ちゃうけど、一瞬ゾッとしたわ ! 今度見せてって言われてもな…。それなら、今度家で、どっくんと話しながら飲む。迷惑かけるかもしれへんけど 』本当は嬉しいくせに、素直に嬉しいとは言わずに曲がったことばかり言って。相手を飲み会に連れて行くわけにもいかず、少し考え。今までは、酔った後に相手に迷惑をかけるわけにもいかないと思って家で沢山飲むのは控えていたが、迷惑をかけるのは先に了承を得といて家飲みをしてみようかと。『 おん、可愛ええわ。名前付けたなるな。ちょっと以外やったわ。馬鹿にされるかと思った 』相手の事だから、何言ってんねん と馬鹿にされるかと思っていたので、乗ってくれたのが嬉しくて。本当に名前を付けるつもりなのか、携帯と財布を真剣そうに見て )
ありがとう。でも、夢が叶うまでやなくて、叶ったあとも傍にいてほしいな?ホンマ!?そっか、じゃあ、いずれは歌手としても役者としても活躍できるようになれたらええな。そう、欲望。侯くんのことが好きで胸が痛くなるくらい恋焦がれとるから。何?ちゃんと聞こえるように言ってくれな分からへんよ。…なぁ、ココに痕つけてええ?
(頭を撫でられると照れくさそうにしながらも頷き。夢が叶うまでついてくるんじゃなくて、夢が叶ったあとも自分の傍で応援してほしいと。去年の文化祭ではクラスの催物として演劇をやることになり、演技をするのは初めてだけど主役を任されることになったので頑張って台詞とかを覚えて舞台で発表したときのお客さんの笑顔と拍手が忘れられず、役者という仕事にも興味をもつようになり。夢は歌手になることだけど、いずれは歌手としても役者としてもマルチに活動できるようになっていくのもいいかもれしない、相手の言葉が嬉しくて叶えてみたいと思い。手首へのキスは相手の言うとおり 欲望 という意味で、相手のことを考えると胸が痛くて苦しくなる、相手の全てが欲しくなる。相手に恋焦がれている自分に合っているんじゃないかと。ここは学校だし、バレたときのことを考えると我慢しないとと思ったけど、相手の聞こえるか聞こえないかくらいの小さな声に口角を上げ。わざと聞こえないふりをしながら距離を縮めると相手の腰のあたりを撫で、耳元で囁き。「俺も侯くんにプロポーズできるの楽しみやで。…そんなん、しゃあないやろ。それに俺よりも侯くんの方が王子様みたいだと思うで?色白で綺麗だし白馬とか似合いそうやん」歌手になってステージの上からプロポーズできる日のことを考えると楽しみで。頬をつつかれると拗ねたようにそっぽを向き。自分には相手の方が王子様のように見え、今は妄想することしかできないけど、いつか相手のタキシード姿が実際に見ることができたらいいなと思い。「ホンマは嬉しいんやろ?おん、そうしてや!甘えたな侯くんが見れるなら迷惑とか思わへんよ」クスクスと笑ながら首を傾げ。自分に甘えてくる相手の姿を見ることができるのなら多少のことなら迷惑に思うことなんてないだろうと。「それで愛着わいて失くす回数が少なくなるんだったらええんとちゃう。まぁ、馬鹿にすることもあるけど、たまにはな?」普段、脳内お花畑な友達と一緒にいることが多いからかメルヘンチックな発言をしてしまうも、馬鹿にしたような発言をしてしまうことが多いのでたまにはいいんじゃないかと)
当たり前やん。だって俺、ファン一号やし ! 勿論、恋人としても傍に居るからな。映画とか出たりしたら、主演で主題歌も歌って…宣伝でバラエティ番組出たりして ! … どっくんのこと考えると胸が苦しくて愛おしくて … 俺も、これが欲望なんかな ?
( ファンとしてテレビの前で応援したりもしたり、義兄として仕事の悩みに相談に乗ったり、恋人として疲れた相手を癒してあげたりと、自分にしか出来ない傍に居方は沢山あると思う。どんな形でも、相手の傍にずっと居るつもりで。映画に出たら自分までも緊張してしまいそうで、相手に言わずに何回も映画館に観に行ったり、番宣で出たバラエティ番組を何回も見直したりする自分の姿が想像出来る。音楽番組やドラマに映画と色々な場面で活躍する相手を見るのが楽しみで。相手の発言に自分も共感できる点が多く、これはきっと相手と同じ欲望という感情なんだと。相手の問いかけに無言で小さく頷き、羽織っていたスーツの上を椅子に掛けネクタイを緩めると右の腰辺のカッターシャツをほんの少しだけ捲り上げて。誰かが入ってきたらどうしようという不安や、痛かったり擽ったかったりするのかというドキドキから相手の目を真っ直ぐ見れなく。『 俺が王子様 で白馬が似合う ? ! いやいや、ありえへん ! 分かった、もう袴もタキシードも両方着ればええねん 』自分を指差し、大きく首を横に振り。袴かタキシードかなんて選べないので、もういっそのこと両方着てみたらいいのではないか と提案して。『 ホンマは、な ? なら、そうする。俺がどんな風に酔ってるか分からへんから、次の日どんな風やったか教えてや 』普段、周りから昨日はすごい酔ってた 等言われても覚えてない故に本当かどうか疑いも少しあって。酔っている自分のことを聞くのは少し怖いが、興味の方が勝って相手にお願いをしとき。『 愛着湧いても、失くす物は失くすねん…。ギャップ萌えってやつやな ! 』一時期、失くし物をしない様にともらったキャラクターのポシェットを首から掛けさされたのを思い出し苦笑いしつつも、もう二度とあんな恥ずかしい事はしたくないと思って。よくテレビ等で見るギャップ萌えというのはこういう事なのかと。恋愛関連のドラマや漫画を見てもイマイチ共感できたりぴんと来るものはなかったが、今ならなんとなく分かる気がして )
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