白夜 2017-08-28 03:02:50 |
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薬研
おぅ鶴丸の旦那かいいぜ
(そろそろ足を見た方がいいかもなと思いながら歩いているとそう声をかけられたので振りかえりながらそう言い
良かった、少し長くなるかもしれんから俺の部屋で話そう
(相手の言葉にそう行っては自分の部屋へと相手を招き入れ座布団を用意して相手に座るように促し)
実はな、主の足について俺たちは何も知らないんだ。だから、なんでもいいんだが君が知ってることを教えてくれないか。
薬研
そうかその前に俺っちの本丸はちと特殊なんだそこから話した方がより理解してもらえる気がするそれには長谷部にも同席してもらわないとなんだか
(相手からそう聞かれるとうちは他のところと違うからなと思いながらそう説明しては、
薬研
おー長谷部悪いな鶴丸の旦那に話しておいた方がいいと思ってな
(長谷部がくるとそう言いながら座っていてはうちは特殊だからなと少し笑い
長谷部
いや構わんいずれ話さなくてはと思っていたしな
(そう言いながら薬研の隣正座で座っては相手の方に向き直り
薬研
改めてだな、俺っちは大将の初期鍛刀の薬研だ俺っちは普通なんだが特殊なのが長谷部だな
(そう言いながら長谷部を横目で確認しながらそう話して)
長谷部
改めて名乗らせてもらう、俺は主の初期刀のへし切長谷部だ
(薬研が名乗りながらこちらを横目で見てきたので頷いてはそう言いながら話して)
薬研
本来なら初期刀は五振りの中から一振り選ぶんだがなぜか手違いで長谷部が同じ場所におかれていてな大将が長谷部のことを気に入ってやむを得ず担当は長谷部を初期刀にすることを許したんだ
(相手の様子を見てはやっぱり驚くよなと思いながらもそう言いながら説明して
なるほどな…それで残ってたのがきみ達だったのか
(相手の言葉に頷いては残っていた二振の意味がやっとわかったと思いつつ、それでと聞きたいことを少し言い淀みつつ問いかけて)
主の足は…誰のせいなんだ?
薬研
石切丸だと思う、俺たちも悲鳴を聞いて駆けつけたからでも確かに石切丸に怯えてたから
(相手から聞かれると少し間をおいてから話はじめては何も出来なかったと悔やんで
石切丸、か…
(勝手に三日月だとばかり思っていたのだがまさかの相手に顔をしかめて、大太刀である彼の仕打ちでよく足を切断されなかったなとそこだけは安堵しつつ
薬研
三日月の旦那は大将の味方だった、でも皆を説得できなかった自分にも非はあると自ら刀解を志願したんだ
(相手の言葉を聞いてはそう言いながら説明しては俺たちは三日月の旦那に残れと言われた、大将を支えてやれと
成る程な……伊達の子らはどうだったんだ?
(相手の言葉にそう寂しそうに呟いては、怯えていたのだから他の子達も相当なものだったのだろうが己と関わりが一番ありそうな二振を思い浮かべて問いかけて
薬研
旦那たちも味方だった、だか三日月を旦那と同じ理由で自ら刀解処分を望んだ
(相手からそう聞かれるとそう言いながら話しては特に光忠は大将のことを人一倍気にかけてたと話しては
そうなのか?…主が怯えていたからてっきり……
(相手の言葉に驚きつつ、なら主はもう誰が味方で敵なのか分からない程に精神的にも肉体的にも限界だったのだろうと眉を寄せて
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