光を僕にください(非募)

そうか…なら少し水をもらってこよう、ちょっと待っててくれ。貞坊ー！
(優しく相手の頭を撫でては羽織っていた羽織を相手に羽織らせて荷物を積み終えて此方を見ていた相手を呼んで少しだけ主を頼むと言って店に入って行き




貞宗
「おう、任せてくれ！ 主大丈夫か？
(鶴丸を見送り相手の傍に来れば足か？具合か？と心配そうで

両方かもしれない
(そう言いながら横になっては本当に辛そうで体が重くて心なしか熱もある気がして)

貞宗
「わっ！ おい、大丈夫か！？
(ベンチに横たわる相手に焦りオロオロとしていれば鶴丸が帰ってきて)
鶴爺、主が！


おい、大丈夫か？
(貞宗の声にそっと額にふれると熱いなと感じてそっと相手を抱えては悪いが先に帰るぞと声をかけて貞宗も小狐丸も了承し相手が辛くないように少し早足で本丸に急ぎながらも買ってきたペットボトルの水を差し出して)
主よ、水は飲めるかい？

(相手から水を差し出されれば受け取ってからふたを開けてこくこくと飲んでからふたを閉めてはまた辛そうにして相手の服をつかんで)

すまないな、無理をさせた。眠れるのなら寝てしまっていいぞ
(服が引かれるような感覚があれば辛いのだろうと背を優しく撫でつつ本丸へと急いでは。暫くして本丸に辿り着けばそのまま相手の部屋に行き、布団を敷いてから相手を寝かせて

(相手が移動している間にすやすやと眠ってしまってはうっすらと汗が滲んでいては行きも荒くて)

(寝巻きに着替えさせてから再度布団に寝かせた後、自分では分からないと薬研を呼んで相手を診察してもらい

薬研
こりゃ風邪だな２、３日でよくなる
(相手に呼ばれて診察にいけばそう言いながら薬を出しては食後に飲ませてくれと相手に渡しては)

そうか…ありがとう
(相手の言葉にホッとしつつお礼を言えば薬を受け取り見送って、相手の傍に座り直せば優しく頬を撫でて。冷えピタなるものを額に貼ってあるから大丈夫だろうと思いつつ心配でずっと相手を見つめていて

(いまだに息は荒いがそれでも落ち着いてすやすやと眠っていては心なしか先程より顔色がよくて)

(呼吸は荒いままではあるにしても取り敢えず顔色は落ち着いているようだし良かったと安心しては取り敢えず、内番着に着替えるかと立ち上がり部屋を出て自室に戻り

(ゆっくりと目を覚ましてはキョロキョロと回りを見回してはここを前の幸せだったころの本丸と勘違いしたのか鶴丸を立ち上がり歩きながら探しはじめて)
鶴丸どこどこにいるの

！？…主、寝てなきゃ駄目だろうっ
(着替え終えてから先程こっそり買っておいた相手が見ていた和菓子を持って部屋に向かっていたが相手がうろついているのに気づいて慌てて駆け寄り

(熱で視界がぼやけているのか相手を自分の鶴丸と勘違いしては抱きついてはスリスリとして甘えていて)
鶴丸、いなくなっちゃ嫌だよ

すまない、もう勝手にいなくなったりしない。ほら、ゆっくり休んでくれ
(相手の様子に己であって違う者に甘えているのだと悟れば優しく声をかけてそっと相手を抱えては主の部屋に行きそっと布団に寝かせてはそっと手を握り眠るように促して

(相手にゆっくり寝かせられてそう言いながらてを握られると安心したのか再び眠ってしまって)

(そっと口付けては頭を撫でては君は前の俺を愛していたのか？と思いながらも目を閉じては今更何を聞いても仕方ないかと

光忠
鶴さん主のご飯どうするの
(相手が主の自室にいるのを確認してからひょっこり顔を出してはそう言い)

ん？ あぁ、すまんがおかゆとか消化の良いものにしてやってくれ
(握っている手はそのままに振り返ってはそう答えたすまないなと

光忠
うんわかったよ鶴さんどうかしたの？
(そう言いながら頷いては相手のかおが浮かないのに気づいてはそう言いながら隣に座り込み)