はなまるくんとぴっぴちゃん

...よおし、思いっ切り飲むぞお♡（　大量の缶麦酒抱え、足で襖すぱーん　）

…ッたく、煩いな。人が就職活動してる横で怠けた姿見せないでくれる？やる気削がれるから。（　　盛大な舌打ちかました後、不機嫌さを露にしながら求人雑誌を閉じて　　）まあいいや、少し休憩しようと思ってた所だったし。…ねえ、ソレ。一缶僕に頂戴よ。（　　手くいくい　　）

んあっ居たのチョロ松ぅ...そおそお、根詰め過ぎちゃうとあんまりよくないかんね（　棘のある辞も貌もどこ吹く風で どたどた、嬉々として駆け寄るなら貴方の目前にて胡坐掻き、冷えた缶をずずいのずい！　）

お前に言われるとなんか腹立つな…。大体、僕がこう頑張っている姿を見ておそ松兄さんは何も思わないわけ？（　　全く悪びれる様子もなく陽気な態度で接する相手に呆れた眼差しを向け溜息ぽつり。差し出された缶を受け取れば即座に蓋を開けてグビグビと勢いよく喉に流し込み。　　）

そんなの、ニート頑張るほうが断然楽しいに決まってんじゃあん...早えとこさっさと諦めちまえよ（　何を今更、なんて小さく噴き出す一方、いい飲みっぷりには思わず瞠目。あーらら、相当ストレスが御溜まりの様で。己も金属音奏でて開封し唇寄せると こく、軽く傾けようか。その最中、心惑わす悪魔さながらに口端吊り上げており　）

...はいはあい、チョロ松には悪いけどここで一旦リセットな（　たははのは　）滅茶楽しかったから、また構ってくれると非っ常に嬉ぴっぴ♡（　ういんくぱちん　）

つうかそれよりも酒がなっかなか減んなあい...ね、御兄ちゃんと一緒に飲も？んであわよくばいちゃい（　強制終了　）

...っとと、これはまだ諦めるなっつう御達しかあ？（　きょろきょろ　）

う、わ...涼し（　何の気無しに窓開けるなら、頬撫ぜるそよ風が心地良く ふんふふん、　）

マッスル、マッスル！ハッスル、ハッ…あ！おそ松にーさん！何してんすか？！(　　大声で叫びながら野球から帰り、窓から見える相手に立ち止まり見上げにぱっと笑いながら　　)




　

――ああおかえり十四松...んうとねえ、夏もそろそろ終わりだなあって感傷にどっぷり浸かってるとこ...御前も一緒にどーお？（　やたら元気のいいその声にふと視線落とせば見慣れたユニフォーム姿が。ひらひら御手々揺らして、にひひ　）

かんしょうって何？！…あい！お供しまっせー！（　　聞きなれない単語に首を傾げきょとり。手を揺らして誘われれば元気よく返事をしスッパーンと勢いよくドアを開けだだだと駆け上がり　　）

そだねえ、感傷ってのは..、.......っふ（　黄色消えた途端幼い悪戯心が芽生え、マシンガンな階段音を聞きながらいそいそ押し入れの中へと。一応れっきとしたウェルカムサービスである。その名も、『　おそ松はどこだ　』！静かに襖閉め切ったら後は御口覆ってひたすら笑い堪えるのみ　）

どーーーん！！．．．あれ？おそ松にーさん？（　　勢いよく襖を開ければ待っているだろう兄探し。だが姿が見えない為きょとりとすれば踵返し下の階探しにいき　　）

――ッ！？...う、んん...お、御兄ちゃんはここだぞお...（　部屋の襖が開閉する度肩揺らすならやがて遠ざかる足音に焦り ごっちーん、低い天井へ頭強くぶつけてそのまま酷く悶絶。貴方呼び戻すべくがさごそ物音立て始めるものの、意地でもそこから出て来ようとはしないかまちょうなん　）

いなかったー！．．．あっいた！見つけやしたー！（　　下には当然居ずまたどどどっと階段かけあがり誰に言う訳でもないが叫び。口元袖で隠し猫目で考え。物音に気付き押し入れ勢いよく開ければ見つけたと言いにぱり　　）

...いいこ、いいこだ十四松ぅ...御褒美に何でもあげちゃうよう？（　光と笑顔が何とも眩しく瞳細めると、かくれんぼのジレンマから見事解放された喜びにこちらも大口開けて笑う。押し入れから這い出、よっこら立ち上がっては貴方の頭に隻手載せ くしゃり、と髪を撫ぜ崩しつつ　）