根本カホコ 2017-08-16 00:22:02 |
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うん!わかった!
……ど、どう??
(相手の発言にすぐさま頷き、一緒にソファーへ移動するとどのような感想が返ってくるのか緊張しながら食べる様子を見守って)
(/寝落ちしてましたすみません……)
まあ見た目はともかく、食えない事はないんじゃねーの。
ちょっとクドいし、ちょっと固てーけど。
ママに教わって作ったのか?
(無言のまま口を動かしていたものの、ごくりと唐揚げを飲み込めば感想を伝えてやり)
(/寝落ちお気になさらず!深夜までお付き合い頂きありがとうございました。)
ほんと??良かったあ…!!
うん、ママに教わって作ったんだけど…
ママがね、はじめくんにお弁当作っちゃ駄目!って言うから、これはカホコ用だよ!って嘘ついて作ったの。
だからこのことは内緒にしてね??
(食べてくれたことがとにかく嬉しくて笑顔になると、ママに逆らったことがなかったため自分でも信じられない行動にでてるなと少し感じながら説明し)
ママに嘘吐いて、ね…。なんか、ちょっとずつ変わってきてんだな。
別に言わねーよ。言ったとこで何のメリットも無いし。むしろデメリットしか無さそうだし。
(出会ったばかりの頃の彼女のことを考えれば随分らしくない行動をしたものだと意外そうに呟いては、ひらひらと箸を持ったままの手を軽く振りつつ内緒にしておく旨を伝えて)
でも、それってつまり今日は弁当作ってもらってねーんだろ?昼どうすんの、おまえ。
よかったあ…黙っててくれて助かるよぉ~。
ありがとう!!
あっ、カホコは食べなくて全然大丈夫だから気にしないで??朝ごはんたくさん食べたし!!
(内緒にしてくれるとわかると安心したのかお礼のべると、自分のお昼を聞かれ何も持ってきていないとは言えず首を振りながら大丈夫だと伝え)
いやいやいや、それ全然大丈夫に聞こえませんけど……。
とりあえず俺は今腹減ってるしこの弁当食うけど、
フラフラになって大学内で倒れるとかナシだからな?運ばねーからな?
(以前に彼女が空腹でふらついた事を思い返して疑わしく感じつつ口をひくつかせ。びし、と箸で相手を指しては警告の言葉を発しておいて)
だっ、大丈夫!
はじめくんには迷惑かけないようにするっ。
……そんな事より、ほらほら!!これからまたたくさん絵書くんだからお弁当食べてパワーつけなくちゃ!!ね?
(相手に指摘され肩をすくませながらも大きく頷くと、食事の再会をすすめて。そのあいだにソファーから立つと部屋の中にある貴方の作品をじーっと眺めて)
はいはい、いただきます。
……。なあ、今お前が立ってる絵の右側にあるやつ、
この前新しく描いたんだけどさ。どう思う?
(本当に大丈夫なのかよ、と心の中で考えつつもとりあえず薦められた通りに食事を再開して。ちらりと視線を上げれば少し考えるような間を置いてから新しく描いた抽象画の感想を尋ね。)
カホコ絵の事はよくわからないんだけど…、
うーん………そ、そっちのスケッチブックの中の絵の方がはじめくんの才能が溢れてるとゆうか……
これはこれでいいんだけど……なんか違うってゆうか…あっ、違うってゆうのは下手とかそういうんじゃないよ?
(素直な性格ゆえ抽象画を見てもなにも感じることができず、以前貴方の描いた人物画に心を奪われたのでそちらの方が断然素晴らしいのだが、ハッキリ言う勇気までは備わっておらず。)
そっか。スケッチブックの中の絵、か…。
なんかここんとこ、自分が何を描きたいのか分からなくなってきたんだよな。
(相手の曖昧な感想を聞けばぽすりとソファの背凭れにおもいきり凭れ、机の上のスケッチブックとその傍らに置いてある既に中身の無くなったあかいろの絵の具とをぼんやりと見つめて)
そうだったんだ…。
でも、はじめくんならきっと何を描きたいのか
答えが見つかるんじゃないかなぁ
あ、ねえねえ。この絵の具もうないのにどうして
ずっと持ってるの??捨てないの?
(いつもタフそうに見える相手にも芸術家ならではの悩みがあるのだな、と感じとると貴方の視線の先にあるあかいろの絵の具に気付き尋ねて)
…別に。
捨てていいから、それ。てかもう、捨てろ。いますぐ。
(相手に絵の具のことを気づかれてしまえばぐっと眉を寄せつつ無愛想にそれを捨てるよう告げて)
え?…あ、うん。わかった。
捨てたよ?
(特別なものだとは知らず、言われた通りに絵の具を近くのゴミ箱へ捨てると再びソファーへ戻り隣に座って)
……。
つーか、お前はここでノンビリしてて大丈夫なのか?
俺は絵描くのが課題だから別にいいけど、講義あるならそろそろ行かないと間に合わねーぞ。
(捨てられた直後、ほんの一瞬だけゴミ箱の方を見たものの直ぐにその視線を逸らし。逸らした先にあった壁時計の時刻を見れば、彼女はもしや今の時間を忘れているのではないかと確認しておき)
っあ…!!
わ、忘れてた!カホコ講義出ないとっ!!
あ、はじめくんお弁当箱はまた後で回収しにいくので!!じゃ、じゃあまたね!
(ゴミ箱へ一瞬向けられた視線まで察知できず、貴方に言われて時計を見ると慌てて立ち上がり。にぶいのかおぼつかない足取りで直ぐ様アトリエ棟を出て)
(/支援あげをしてくださった方へ。有り難うございました!感謝申し上げます。)
やっぱり忘れてたのかよ!
あぶな、あぶなっ。あー、急ぐのも大事だけど!また転ぶなよ!!
(危なっかしい足取りで遠ざかっていく背中に忠告の言葉を叫んでおき、相手の姿が見えなくなった頃に自分のアトリエへと戻れば、ゴミ箱の中から先ほど捨てさせた絵の具を取り出してポケットに入れ。)
良かった間にあった……
………どうしよう、どうしたらいいの。どうしたらいいの……
(息を切らして講義室へ向かうとギリギリ間に合いほっとした様子で講義を受けるものの、貴方といる時間がとても楽しいので近くにいないのはどこか寂しく感じられ特別な感情を抱いているのかもしれないと思うと講義に集中できず。)
ちゃんと講義間に合ってんのかな、あいつ。途中で転んだりしてるんじゃ……。
って、いやいや!一体何を考えてんだ俺は!?
…こっちの絵の方が俺の才能が溢れてる、か。
(スケッチブックを開いて以前に描いた彼女の眠る姿のスケッチを眺めていると先程まで一緒にいた彼女の事がつい心配になってしまい、ハッと我に返れば自分にツッコミを入れて両側から頬叩き。部屋の中の抽象画とスケッチした人物画とを交互に見て、もしかしたら人物画の方が向いているのではと考えて。)
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