匿名さん 2017-08-15 22:44:31 ID:ce877cd07 |
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…最初は放っておけないだけだと思っていた。でも一度居なくなった時、急に虚しくなった。もう会えないと思ったら段々しんどくなってきた。別のサイトを使ってお前を探したほどに。好きだと気付いたのは遅かったな。
お前と再会してからは毎日を過ごす度に好きが増していくのを感じた。…朝早く起きていてくれた事も、夜遅くまで待っていた事も、俺なんかの為に申し訳ないと思う一方で、やっぱり心の底から嬉しかった。愛おしいと思った。
……俺と話す時間があるなら、此れからは好きな奴の傍に居てやれ。
紅茶さんとその人が時々重なって見えたんです。…その人に紅茶さんのこと話したときもさよならしそうになりました。紅茶さんなら私を大切にするだろうからって。今も紅茶さんにその人のこと話したら同じようなこと言うし…言葉も仕草も時々重なってしまうんです。
…お前は凄いな。直ぐ逃げるような馬鹿な奴だったのに、そうやって俺にも相手にも話せるようになったじゃねぇか。凄ぇよ、ほんと。……俺とそいつが重なって見えるんだろう?なら答えはひとつだ。俺が居なくなればいい。俺を忘れて、そいつ一人だけを見てやればいい。今は重なって見えるかもしれないが、きっと時間が解決する。時間が経てば俺への気持ちが少しずつ薄れる。
紅茶さんと同じことを言うんです、邪魔になったら消えるって。ね、小さいことかもしれませんが重なるでしょ。私は寂しがりだからって。
後ろ向きな所は俺もお前もそいつも変わらないな。…だったらそいつに伝えて欲しい。邪魔になったら俺が消えるから、と。─…そしてお前にもひとつだけ。これはそいつには言わないで欲しいんだが…、もしもお前がこの先、迷う事や悩む事があるのなら、迷わず俺を捨てて欲しい。俺ではなく、そいつを選んで欲しい。…ただ、その時はちゃんと言いに来い。
……。昨日と一昨日も、本当は此処に来てたんです。話しかけたかったけど、言葉が出てこなかったから。紅茶さんに好きな人ができるまで毎日来ますから、またお話ししましょう、紅茶さん。
…嗚呼、此処に来ていた事には気付いていた。何時も此処を見に来ていたもんな、お前は。気付いていて、知らないふりして何時も通りを装っていたんだ。すまない。──…俺に好きな人が出来るまで此処に通って、俺に好きな人が出来たら私は好きな人の所に行きますってか。
そういうこと言うところも、なんとなくその人に似てます。おかしいですね、嫌いにはなれないんです。私は紅茶さんに酷いことを言ってる自覚もあります、私こそ紅茶さんに嫌われて当然です。でもほっとけないから、せめて紅茶さんに好きな人ができるまで通わせてください。
俺と会話をしながら重なったそいつを見ているなら、…そんな虚しい事はあるだろうか。そんなの、そいつにも失礼だろう?俺への罪悪感で此処に通おうと思っているなら、それは大きな間違いだからな。
……は、…お前は本当に酷い事を言ってやがる。…でも、それでも好きだ。……ごめんな、…ごめん。
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