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(優しさを感じてまた涙溢れ。)…餓鬼じゃありません。
……餓鬼扱いは嫌か?(双眸細めつつ溢れる涙を何度も親指で拭ってやり。)
(漸く涙が止まり。困ったような恥ずかしいような、顔を隠し。)…どうせ、私は餓鬼です。
(そっと手を離して隣に腰を下ろし。)大人ぶってるよりも餓鬼の方が…か、可愛いと思うが。
(紅茶さんの言葉に信じられず瞬きし。)…ロリコン、だったんですか?
(べしり頭を叩き。)なわけねぇだろ。…一応励ましてやったつもりだったんだが、……ったく、察しろ。
(叩かれた頭を擦り。)…私は、紅茶さんに似合うような、大人の女性になりたい…です。
…ほう、俺はそういうのは気にした事ねぇな。……俺と似合う奴は"大人の女性"だと思っているのか?(興味深そうに小首を傾げ。)
(落ち込むと枕を抱き。ベッドに背中を倒し。)…餓鬼なんか、似合わない…でしょ。
(手離さない枕に淡い嫉妬心を抱き、相手の手からそれを奪い取ろうと枕を掴み。)…俺はそのままのお前がいい。似合うとか似合わないとかどうだっていいだろ。
(枕を取られ、寂しい表情で。)…紅茶さんは、餓鬼が好きなんですか?
(枕を元あった場所に戻し、相手を見下ろして少し照れ臭そうに。)…俺は、……お前が好きだ。
(縮まった距離に安心感を覚えると片手で頭をぽんぽん撫で。)…もっと俺を好きになれ。
…俺もお前が好きだ。(額に口付けを落とすと、相手から離れて隣に並んで仰向けに。)──…そろそろ眠くなってきた。
(体を寄せて密着させ。)…先に寝てください。私も隣で眠りますから。
本当はもっと傍に居てやりたいんだが流石に睡魔には勝てねぇな。(温もりを手離さないよう抱き寄せ。)…おやすみ。
(さらに密着させ。)…ありがとうございます。おやすみなさい。
(朝日の眩しさに薄く双眸開きいつの間にか眠っていた事に気付くと、起き上がって隣で眠る相手に目を向けぼそりと。)…今日も昨日と同じくらいの時間に来る。でもそうだな…、昼に余裕があれば顔出しにでも来るか。