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(寝顔を見つめ。)…重症なので責任とってください。…その髪も瞳も頬も鼻も唇も、好きです。…おやすみなさい。
(自室前にて座り込む相手を見付けるとずかずか近付いて。)…そんな所で待つな。…寒いだろ。
(声がして立ち上がり。嬉しそうに。)…おかえりなさい。紅茶さん、寒かったですか?
…ただいま。まあ、夜は冷えるな。…お前も寒いだろう。(伸ばした片手は相手の頬に添え。)
(ひんやりした指先に驚き。手を重ねて。)…紅茶さんの方が冷たいです。温かいお茶でも淹れましょうか?
…お前は温かいな。(じわり伝わる体温に穏やかな気持ちになりつつ、もう片方の手も伸ばして相手の頬を挟み。)…そうだな、お茶でも淹れて貰おうか。
(状況に恥ずかしくなり手を離し。)…緑茶と紅茶とどちらにしますか?
たまには緑茶にでもしてみようか。(むにむにと掌で頬の感触を楽しみながら答え。)
(恥ずかしさで熱くなり視線を泳がせ。)…あの、緑茶淹れますから…離してください…。
(何と無く気持ちを察しており、ほんの少し口角を上げて。)…嫌だ、と言ったら?
(鼓動が激しくなるのを悟られまいと一生懸命に普通を演じてるつもりで。)…お茶…淹れられません、よ?
…別に今じゃなくていいだろ。(頬を挟んだまま動けないよう固定すると、顔を寄せつつ瞼を伏せて唇を重ね合わせ。)
(瞼を伏せ。唇に伝わる感触に緊張して。)…。…ん、…紅茶さん。
(手先を後ろ髪へと回し柔く握り込んで固定すると、顔をゆっくり傾けて一度啄んだ後、僅かに離し額同士を合わせて。)……は、…名前で呼べ。
──…ミカ、サ。(何とも形容しがたい気持ちにじわり顔が熱くなり、それを誤魔化すよう相手を抱き寄せて。)…こんなにも名前を呼ばれるのが嬉しいなんてな。
(抱き締め愛しい名前をもう一度。)…リヴァイ兵長、私も嬉しいです。
(互いの体温が移り合うのを実感すれば身を寄せて更に密着し。)…何度だって呼んでやる。
(伝わる体温に少し体を強ばらせ。)…兵長、ありがとうございます。