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(そっと手を伸ばし一枚取って自分の口の中へと。)…は、何だそりゃ。ちゃんと不味いものは不味いと言えよ。
(紅茶を飲むとほっと小さくため息して。)…美味しいから美味しいって言うだけです。
そうか。…まあ、お前の口に合ったようで安心した。何度か練習した甲斐があったな。(満足そうに鼻を鳴らした後、ちらり時計に目を向け。)…、もし寝落ちしたら悪い。
(立ち上がり紅茶さんの手を取り。ベッドまで引っ張って。)…私のためにありがとうございます。…今夜も一緒に寝てもいいですか?
(誘導されるまま歩き、ベッドに横になると相手の腕を強く引っ張り。)…隣にいて欲しい。
(引っ張られた勢いで重なるように倒れ。)…居ます。居なくなったりしません。
(そのまま背中に手を回して抱き締め。)…お前が居ると安心する。
(近くに感じてドキドキしてしまい。恥ずかしさを隠しながら。)…私も安心します。
(目が覚めてぼんやりと相手の寝顔を観察しながら頬に手を添えてむにっと摘まみ。柔らかな感触を一頻り楽しんでからベッドを降り、眠っているであろう相手に声を掛け。)……行って来る。
(起きると紅茶さんは居らず。紅茶さんの布団から名残惜しそうに渋々出て。)…行ってきます。…今夜も紅茶さんと寝たいです。
(紅茶さんの部屋の前まで行って。ノックしようと上げた腕を止めると溜め息。自分の部屋に戻ろうとして。)…。
(咄嗟に腕を掴んで引き止め。)…凄いタイミングだな()。お前もおかえり。
そういや俺の部屋に来ていたようだが、何か用があったんじゃないのか?(小首を傾げ。)
(ぱちぱち瞬き。次第に口角が上がって。)…そうだな、何か話をするか。