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な、っ…?!(むず痒さに目許を淡く染め。)…~っ、ああくそ。テメェ今は顔上げんなよ。
(何が起きてるのか解らず。兎に角頷き。)…そろそろ布団に行きませんか?
(言われ慣れぬ言葉にドキドキと高鳴る鼓動が落ち着かず深い息を吐き、そっと相手から離れるとベッドに向かって。)……そうだな。そろそろ寝るか。…お前も此処で寝るだろ?
(ベッドに近づき少し恥ずかしそうに。)…一緒に寝てもいいですか?よく考えたら、私は兵長と何回も…。
(先にベッドに体を休めると隣にスペースを空けておき。)お前が俺と寝たいと思ってくれるように、俺もそう思ってるんだ。……で、来るのか来ないのか。さっさと悔いのない方を選べ。
(空けてもらったスペースに入り。紅茶さんの方に体を向けて。)…悔いはしません。
(満足そうに寄り添い密着度深めれば目を閉じて。)…今日はお前に沢山会えて嬉しかった。……おやすみ。
(どうせ眠っているならと吐息を感じられるまでに近く、緩慢とした所作にて顔を寄せては昨日照れ臭くて言えなかった科白を残しつつ触れる程度の口付けを。)……、俺も愛してる。
(紅茶さんの部屋の前でノックするのを躊躇い立ったまま。)…。
(部屋の外に感じる人気に気付かない筈もなく扉を開けて相手を視界に捉え。)…、何突っ立ってんだお前。さっさと入れ、…待ってたんだから。
(突然開いた扉に驚き。待っていたと言われ照れたように笑い。)…お待たせしました。…お邪魔します。
(相手を中に招き入れるとびしり椅子を指差して。)…まあ、何だ……座ってろ。紅茶でも淹れてやる。
(おとなしく座るも落ち着かず。)…お構い無く。…スコーンでも作ってくるべきでしたね。
(湯も沸いた為、紅茶を淹れてお盆に載せると茶菓子としてクッキー添え。)スコーンは無いがクッキーならある。…これで我慢しろ。
……そのクッキーは俺が作った。…甘さは控え目。仕上がりを確認する為に一つ食ったから不味くはないと思う。(頬杖を付いて反応を眺めつつ淡々と。)
(一口食べて微笑み。)…ありがとうございます。美味しいです、紅茶さん。
…そりゃ良かった。今度は美味いのを渡してやりたかったからな。(安堵の息を吐き出し。)
(一枚目を食べ終え。紅茶のカップを手に。)…紅茶さんが作ってくださったものなら何でも食べます。何でも美味しいです。