主 2017-08-10 22:08:22 |
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【世界観】
フランス最大の都市、パリ。
流行の最先端を行く美しいシャンゼリゼ通りの先はエトワール凱旋門。
数多の人種が行き来するそこは見たものを魅了して止まない。
そんなシャンゼリゼ通りの一角で、とある事件がニュースで取り上げられた。
『パリ一番の精神科医が銀行で射殺され、駆け付けた警官三名が襲われうち一人は重症。犯人が強盗を働いた形跡は無く、今もまだ逃走中』
直ぐに犯人が見つかると思われていたが、その週の内に続々と事件は続いた。警察本部までもが身を乗り出し、漸く分かった事は複数の殺人犯によるもの。
また不可解な事もある。犯人と思われる者は皆見つかる前に自殺を遂げるのだ。まるで何かに操られているように。
観光地での混乱を防ぐ為にも派手な捜査は出来ず誰しもが諦め掛けた時、一人の優秀な警部が現地へと向かった。捜査を続けていく内にある青年と出会う。
それが全ての始まりであった。
最初は考えもしなかった、人を操る力を秘めているなど。しかし推測は確信へと近づき始めた。
そして気付かなければいい所を気付いてしまった警部は青年を追えば追うほど巻き込まれ、飲み込まれ、知らぬ間に深い所まで来てしまう。
そんな憐れな警部を愛おしく思う青年と命を懸けた駆け引きのお話。
※規約に違反しない程度で、多少の流血表現、監禁、拘束、また複数から好意を向けられるなどがありますので苦手な方は今の内に引き返して下さいませ…!
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