主 2017-08-10 18:21:19 |
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あー…清々しい朝だな。なァカブキ。(玄関の外に出ると身を引き締めるような空気が身を包み。遂に愛しい相手を手に入れたのだと上機嫌らしく、わざとらしい台詞を口にすると、外にも関わらずベタベタひっついて)
(/本当に有り難い…!お陰で仕事疲れも癒やされ、頑張ろうと思えます!これからも宜しくお願いします!)
……な、なんだ。(何もしてこない彼におどおどとしつつ訊ねて)
……、、(自ら脱ぐというのはしてもいい、自分から進んでして欲しいと強請ってるように見えるかとハッとし。脱ごうと思った手は服を掴んでおり、そのままの状態で、)
な、撫でるのをか?した事は…ないと思う。(そこまで記憶もないのか、はっきりとした口調では言わずになでなでと繰り返してやり)
す、清々しいなんて、…態とらしい言い方を…ッ、離れろカイトっ!
(そう呟く彼にじとりとした目で見つめつつも距離が近い相手に、外ということもあり、素直ではなく片手で離そうと彼の肩付近に触れ距離を置こうと)
(/
あぁっ、そう言って貰えるなんて!!こちらからもよろしくお願い致します…ッ!
なんだって…わかんだろ。(ねだったつもりが伝わらなかった事に羞恥し、頬を染めじとりと見やり)
どうした、脱がねぇのか?手伝ってやってもいいんだぜ。(動きを止めてしまった相手の手に自分の手を添え、耳元で囁いて)
ならいいけどよ……された事はあるって口振りだな。(撫でられながらもじーっと見つめ)
そうつれなくすんなよ。夜はあんなに可愛かったじゃねぇか。(関係が変わった事が余程嬉しく浮かれているのか、離れろと押し返してくる相手にも構わず肩を抱き寄せにやにやしながら囁いて。と、突然黄色い悲鳴が聞こえそちらを見やれば、少し離れた所でそれを見ていたファン達がきゃあきゃあと騒いでおり)
っ、…俺から、するのか?(恥ずかしそうにこちらも頬を染めて見つめて)
っん、…や、やっぱりやめよう…。(耳元で囁かれぴくりと跳ねるも顔真っ赤にさせて頑なに服を脱ごうとせず恥ずかしがり)
……矢張り身長、がな。昴は俺よりも身長が高いし…下に見てるのかもしれないな。(なんて言いつつ、撫で続けて)
か、かっ…可愛い、なんて…ッ!(夜、と言われては自然とその夜のことを思い出してしまって。素直でもなく、顔を真っ赤にさせながら彼を押していては、ふと聞こえる騒ぐ声。見てみればファン達であり、まさか自分がカイトの家から出て来たという事も見られてしまったかと目を見開き。ファンの前なのだから、と失礼な態度は取りたくないとばかりに押していた手は離され彼女たちの方へと手をひらりと掲げファンサービスを。)
い、嫌なら無理には…いいけどよ。(相手の反応から自分らしからぬおねだりをしてしまったのを自覚すると、急に羞恥でいっぱいになりいじけたように視線そらし)
だったら素直に脱がされとけよ。(にやり笑って耳朶を食むと、強引に脱がせようと)
……ムカつく。気安くカブキに触んなよ。(あからさまにムッとすると、嫉妬混じりの台詞をぼそり吐いてぎゅっとし)
あの子達はお前があんな可愛い顔するなんて想像もつかないんだろうな。(こんな時でもしっかりファンに笑顔で応える彼の誠実さに惚れ直しつつ、自分もそれなりに応え。相変わらず肩を抱きながら耳元でこそりと囁いては、真面目な彼の別の顔を独占している優越感ににやにやし)
い、いや…その、…無理というか、恥ずかしいだけだ。目、…閉じてくれ。(視線逸らした彼を見つめ、こちらも頬を染めたまま手を伸ばし頬に添え)
ん、っぁ…(自分から脱ぐのも、彼の手によって脱がされるのも羞恥であり耳朶食む感触に声を洩らし、恥ずかしげに手の甲で口許抑えながら脱がされ)
昴は子供っぽいからな…(嫉妬を見せる彼に、よしよしと優しく撫でながらこちらからも小さく抱き締め)
な、っ…!?(ファンに応えていれば、ふと耳元でそう囁かれ。ファンの前だからと平然とした表情がみるみるうちに真っ赤に染まって。彼の前だけにしか見せない顔。夜の出来事やらをまた思い出してしまって思わず顔を逸らして、この赤みが静まって欲しいと思いながら手で顔を隠して)
──っ、…ああ、(彼の視線が真っ直ぐにこちらを向き、その細い指先が頬に触れてくると心臓が煩くなり。慣れない状況に妙に緊張し、頬を染めたまま目を閉じ)
お前の恥じらう姿はいつ見ても堪んねぇな。(露になる白い肌や羞恥を滲ませる姿に高揚し、ぎゅっと抱きしめては背中に送るはずの施しを鎖骨や胸元へ)
…まぁ体力バカの気持ちもわからなくねぇけどよ。お前に撫でられるの悪くねぇし。(ぼそ)
あー堪んねぇ。最高に気分がいいぜ。(改めて彼の魅力にやられ、極上品を手に入れたとばかりににやにやと優越感に満ちた笑みを浮かべ。ファン達をかわして再び事務所の方に歩き出すも、彼と違い警戒心がないのか相変わらず彼との距離は近く)
……ん、(そのまま顔を近づけ、ゆっくりと彼の唇に口付けを落とし。そして離れては頬を染めたまま、距離も離れようと)
ん、っ…お、おい、…そこは聞いてないぞ、っ(抱き締められ、背中に来るかと思えば前の方で触れる唇に擽ったそうにして)
そ、そうか…なら撫でる。(撫で続けてやり)
ッ、おい、いい加減にしろ。どれだけ俺を羞恥にさせれば気が済むんだ…!
(彼と共にファンと別れ、事務所へと歩いていき。距離も近い彼にキッとした目で見つめて。そして、離れようと早足にもなり、)
っ…、(緊張の中待っていると相手の唇が優しく触れてドキリとし。しかしすぐ離れていってしまうと、瞳を開け名残惜しそうに見つめながら控え目に腕を引き呟いて)…足りねぇ。もっとお前としたい。
見てたらしたくなったんだよ。(俺のだ、と言わんばかりに、擽ったそうにする相手を抱きしめたまま何度も軽く吸い付いて)ほら、背中向けろよ。
(心地よさそうに髪を撫でられながらふと問いかけ)…なぁ、俺の髪色…何色が似合うと思う?
そんなに怒るなよ、カブキ。俺は別にお前とのことが仲間たちにバレようがファンにバレようが構わないんだぜ?(警戒心の強い相手とは真逆に、あぁ睨んだ顔も綺麗だな、なんて呑気に考えながらも足早になる相手を追いかけるよう足を速め。事務所に入るところで仁にバッタリ出くわし、鋭い仁には「二人一緒なんて珍しいけど…そういう事?」等問われ)…だったら何だよ。おいオッサン、カブキには手ェ出すなよ。
近日中とは言ったが、手が空いたのでな。改めて…カイト、すまなかった。あの場所に綴ってから、そう時間も経たずにお前からの言葉をくれた事、正直驚いている。…夢だろうか、幻だろうか、と。幾ら目を擦っても、翌日になってから見てもお前からの返事があった。…未だに実感が湧かない。居ないとは思うが正直成り済ましかと思った程、だ。上げてしまうとそれこそなりすましの可能性が出てくるので下げで声を聴かせてしまうこと、すまないと思っている。
…こんな言動だったか。お前の思う藤村伊織で無ければ…悪い。
…誕生日おめでとう、カイト。
本日はお前の誕生日だな。食べてくれるかどうかは分からないが、ホールケーキを買ってきた。無難にショートケーキなのだが良ければ食べて欲しい。甘いものが好きなお前だ、ケーキと共に砂糖が沢山入った珈琲も用意している。
日々寒くなってきているな、お互いに気をつけなれけばいけないものだ。
……遅くなってしまったな。あけましておめでとう、カイト。
ここに来てからカブキという名でいたが、そろそろ変えようかと思い、自分の名に戻した。
今度は俺が幾らでも待つ、お前の声が聴けるまでずっと此処に来よう。
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