匿名 2017-08-09 00:37:27 |
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ん…、真尋って料理できるの?( 握ってくれる手を見れば口元を緩ませ、キッチンに来れば問いかけて見て )してないしてない、あれだよ。可愛い人形とかあったら抱き締めてぽんぽんしたくなるだろ?そんな感じ…( 機嫌を損ねてしまったかと思えば苦笑いを浮かべながら言葉を並べ )好きな人とか居なかったの?( こんな愛らしい人を放っておく奴が居るのかと不思議に思い )
少しくらい出来るよ。( しれっと答えるも本当はほぼ買って来た物に頼る食生活で、かろうじて野菜炒めが作れるかどうかくらいの調理経験で )…ならいいけど。俺だって一人前の男なんだからね!…仕事はまだ決まってないけど…。( 何故か威張るように言うも語尾はだんだん小声になり )…居なかった訳じゃないけど…俺、気持ち伝えるの下手だから、自分から伝えた事ない。断られるの怖いし、傷つけるのも怖いから。( 視線は逸らしたまま伏せ目がちに話して )
少しってカレーとか?真尋の手料理たべたいなー( キッチンを眺めながら勝手に相手が野菜を切っている想像をし 幸せだ、と心の中で呟いて )仕事ねぇ…、よしっ、今日店休みだし誰も居ないから俺の店来て見る?( わしゃわしゃと乱暴に頭を撫でながら微笑んで )そっか…、真尋はなんで俺と一緒に居たいって思ってくれたの?( あまり自分の事を話さない相手が怖いのだと話してくれ、胸がじんわりと熱くなり視線を合わせ優しく囁き )
カレー?…まぁ、作れないことはないけど…。(一般的に“少し”はカレーが作れる程度なのか?と内心焦り、普段は湯煎の物しか食べない為調理工程も曖昧で作れる自信は殆どないが意地っ張りが顔を出し)…いいのか!行きたい!(乱暴に撫でられる事も気にせず、目を輝かせて)…修弥はちゃんと俺の気持ちを分かろうとしてくれたから。後、なんでか知らないけど安心できるから…かな。…これくらいでもういいだろ!(合わさった視線に緊張しながらもゆっくりと語り、言い終えれば途端に恥ずかしくなり)
なら決まりだな、今日の夜ご飯は真尋手作りのカレーでっ。鍋…、これくらいのがあれば2人なら十分だしな。材料あるかな?( 完璧に彼の言葉を信じきればさっそく調理器具を確認し、材料はあるのかと楽しげに彼の顔と冷蔵庫を交互に見つめ )あははっ、真尋がそんな嬉しそうな顔すんの初めてみたっ。じゃあ行こっか、ほんと大した店じゃないけどさ( 鞄からお店の鍵を取り出せば手を差し伸べ微笑み )気持ちちゃんと言えてるじゃん、俺今凄い嬉しかったよ。真尋ありがとう( 勇気を出して言葉を発してくれたのだろうと彼の言葉を大切に胸にしまい額にキスをして )
え、決定!?材料って…野菜…?あ、ルーがない!(その場しのぎの返答でメニューが決まってしまい慌てながら、材料も普段調理をしない為殆どないだろうし、ましてやルーなんてこの家にあった事がないと思えるレベルで)…!そんな顔してた?(片手を頬に当てながら驚いた顔をし、差し出された手を握り)…本当?良かった。(きちんと気持ちを伝えられていたと言われると嬉しさが募り表情を明るくして、額にキスを受ければぶわっと頬を赤らめ)
ルーか、…って冷蔵庫の中空っぽじゃん。真尋ちゃんとご飯食べてる?( 普段料理して居ないだろうと悟れるほどガラッとしており心配の目で彼を見つめ )してたよ、子供みたいに目キラキラさせて凄い可愛かった( 笑いを零しながら玄関へ向かえば靴を履き扉を開け相手を待ち )真尋って凄い照れ屋さんだよな、りんごみたいにほっぺ真っ赤っ( 赤い頬を両手で挟みむにむにと癒されながら触り続け )
食べてるよ。今日はたまたま空っぽなだけ。(ご飯は食べてるが作りはしないので基本的にあまり物が入っていない状態なのだが、たまたまだと言い張り)…詳細は聞いてないよ。(自分の表情の詳細と感想まで語られては恥ずかしそうな顔をして靴を履き外へと出て)仕方ないだろ!慣れてないんだから!もう見るな!(むにむにと頬を触られながらもむすっとしては両手で顔を覆い)
そうか…、これじゃあ買いにいかないといけないな。行く?それともまた今度にする?( 買いに行くのもいいが、相手が疲れて居ないだろうかと頭を撫でながら見下ろして )俺の独り言ですっ、あ…車で行くけど真尋車酔いしない?( 相手の返答には可笑しそうに言葉を返し、さり気なく手を繋げば先程止めてきた駐車場へと足を進め )あ、真尋の可愛い顔が見えなくなった、お兄さん寂しいー( 覆い隠す手首を掴めば引き剥がそうと優しくひっぱり )
買いに行くしかないね。野菜も他の材料も全然ないし。修弥、疲れてない?(この状態じゃカレーでなくても作れる物がないと判断しては、相手と同じ事を考え頭を撫でながら見上げては尋ねて)…もう。ん、大丈夫。修弥、車運転できるんだね。(繋がれた手にドキッとしながら
流石大人だなと)おじさんだろ!恥ずかしい事言うな!(可愛いだのりんごみたいだの言われては恥ずかしくて耐えられず、手を退けられるのを堪えて)
俺は平気、真尋の手作りカレーが食べられるんだからな( 買い出しに行く事になれば嬉しいと笑みを向け近くにあったメモにすらすらと必要な材料を書き始め )まぁなー、助手席の恋人を乗せるのは初めてだけど( 駐車場へつけば助手席側のドアを開け、どうぞ、と微笑んで )そっか…おじさんだよな。そりゃあ、こんなおじさんの顔も見たくないよな…(退けてくれないと感じれば態と落ち込んだふりをし、見えないのをいいことに鼻をすすって見たり泣き真似をして )
そんなに俺が作ったの食べたい訳?(メモを書く相手の手元を見てさり気なく材料の確認をして)…ふーん。いいよ、そんなに気を遣わなくて。(内心凄く嬉しい癖に態と素っ気なく、わざわざ車のドアを開けてくれる相手になんだか申し訳なさげに)そ、そこまで言ってないだろ。(顔を覆ったまま指の間から目だけ覗かせて)
そりゃあ食べたいよ、世界中の誰もが恋人の手料理は食べたいもんだろ?( メモを書き終えれば完璧だと彼にメモを見せ微笑み )気遣ってるっつか…、カッコつけたいだけ( 自分の行動に申し訳なさそうにするのを見れば頬を掻き恥ずかしげに言葉を述べ、彼が乗るのを確認すればエンジンを掛け車を出し )あ、真尋がこっち見てくれた( 彼と目があった瞬間泣き真似をやめ笑顔を向けその隙にと少し無理やり両手首を掴み手を退けて )
…美味しいか、分からないよ?(そうなのだろうか…と信じ難くも多少は納得して、見せられたメモを手に取りまじまじと見て)どうして?かっこつけなくてもかっこいいじゃん。(頭にハテナを浮かべて首を傾げ、普段なら照れる台詞をしれっと言えばシートベルトをして)嘘泣きしてたな。(覗き見た相手の顔は笑顔で、騙された!と手を退けさせられてはジトッと視線を向け)
いいの、真尋が作ったものならなんでも美味しい。真尋ん家の近くにスーパーある?( あまり納得してなさそうな彼に比べ自分は納得気に頷き )え、かっ、かっこいいのか俺…。真尋ってたまに大胆だよな( しれっと言う彼の発言にはいつも驚かされ動揺している自分に恥ずかしくなれば小さく息を吐き、運転をして )嘘じゃないよ、心は大泣きだった( 視線を合わせ可笑しそうに笑いを溢し優しく触れるだけのキスを )
それは言い過ぎ。あるよ、歩いて行ける所に。(流石に過剰評価過ぎると苦笑いし、こくりと頷いて)何で?思った事言っただけなんだけど。(運転する相手の方を見ては、別に可笑しな事は言ってないだろ?と不思議そうにし、窓の外の景色を見て)馬鹿、これくらいの事で。(大袈裟だとフッと笑い、唇が重なれば目元を染めて)
真尋っ!( 顔を見た瞬間腕を引き強く抱き寄せ )あー…よかった、居なくなったかと思ったよ( 彼の温もりを感じながら頭を撫で )とりあえず、お茶飲む…( 質問に答えるものの彼を離さず抱きしめたままで )
わっ!居なくなる訳ないだろ…。(強く引き寄せられると驚くも、ふっと笑いながら背中に腕を回して)…修弥、お茶入れられないんだけど?(少し待ってみたものの、いっこうに離そうとしない相手に問い掛けて)
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