1528 2017-08-06 16:55:25 |
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失礼しますー。あ、無理して起きなくてもいいよ
(返事が帰ってくればドアを開け入ると相手は疲れていたのだろう、ベッドに寝ていたらしく起き上がるのを見れば側に行き着替えをテーブルに置き)
起きないと着替えも出来ないでしょう
(こちらを気遣ってくれる言葉に素直に嬉しいと言えるわけもなく、柔く笑ってベッドに座り直すと伸びをしつつ言葉を連ね)
それもそうか
(完全に起きあがり伸びをする相手に着替えを手渡しすとん、とベッドの縁に腰を降ろして着替える所は見ない方が良いと思い視線を本棚へ移し)
紳士的な振る舞いも出来るのね
(手渡された着替えを広げ着替え始め。着替え終われば視線をこちらから外していた使用人に小さく笑って声をかけると褒めるよう頭を撫ぜ)
そうね、一応、ね
(聞こえた言葉はどこか子供っぽく思え小さく笑って手を離すと脱いだ服を畳みレインに差し出して「片付けておいて」とだけ告げ)
普段動かない分動いたからよ
(小さく笑いつつも、疲れたと言う使用人に冷たい言葉を吐く主人ではないつもりだ。手を伸ばし再度その髪を梳いては「お疲れ様」と小さく呟いて)
あれ、俺普段そんな動いてないっけ…
(髪をすかれてはそんな普段動いていなかったか、これぐらいで疲れる様な自分だったかとぼそりと呟きよいしょと立ち上がると「片付けてくる」と行って部屋を出ようとして)
行かないで
(立ち上がるレインに「休憩していけばいい」「少し休んで」と声を掛けたかったのだが、上手く言葉が出てこずに思わず発した言葉が上記。言ってから気まずそうに目を逸らし)
うん?・・・いいよ
(ドアに手をかけた所で呼び止められ振りかえるとキョロキョロとそんなかわいい事を言うのは誰だろうと探すもいるのは自分と相手しかいなく察するとにんまりとした顔で近づきすとんとベッドに座り)
…使用人の身体を少しくらい休ませてあげようって、主人の気遣いよ
(ベッドの揺れに更にいたたまれなくなるも不貞腐れたように顔を上げると有難く思えとでも言いたげに告げてレインの頭を乱雑に撫で)
…髪の毛がぐしゃぐしゃになるでしょう
(優しいのはいつもの事だと不満げにするも頭を撫でる大きな手を首を竦めつつ受け入れて。やはり使用人というよりは、ペットのほうがらしいと心の内で笑って)
いいじゃん、可愛いよお嬢
(不満気にする相手に可愛いなぁと思うも口には出さず笑って撫で続け、そのうち撫でるのも疲れたのでどさりと後ろに倒れると下から相手を見上げる体勢になりまたにこ、と笑って上記を述べ)
貴方の方が可愛いわよ、レイン
(手櫛で髪を戻しつつ横に倒れた使用人を見やる。人間よりも整った見た目と、レインの場合は優しくて無邪気な可愛げ。小さく笑うとレインの腹部をつつきつつ告げて)
えー、俺はどっちかというと格好いいがいいなー
(つつかれくすぐったさに身を少しよじり可愛より男は格好いいだろと思いくすりと笑って)
じゃあ、そういうことにしておきましょう
(人間のようなことを言う彼を使用人として、ある意味この屋敷で共に生きる者として種族は違えど愛おしく思う。小さく笑ってはレインの腹部に頭を乗せあくびを一つ)
眠いけど、もう少しこのまま
(優しい声音、不慣れなその声音に甘えるように身を捩ると頭を撫でる掌を引き寄せて口付けをその中心に落として小さく笑い)
・・・わかった
(主人から甘えられるとは思ってもいなかったため一瞬動きが止まるがすぐにふ、と息をもらし口付けされた手をまた頭に乗せ撫でてやり)
…捕食者に撫でられるのも変な気分ね
(ぐりぐりとレインの腹部に頭を押し付けながら笑ってはそんなことをぽつり。体調はよくなったが首元はまだ少し熱を持っていて)
お嬢が来たんだよ?
(ぐりぐりとやられ言葉を聞けばははっと笑い、捕食者と聞いてふと先程の事を思い出し相手に噛みついた場所をなぞり)
まあ…、痛いというより、熱い
(告げられた言葉にそれもそうかと言い淀んではなぞられた傷に少し肩を揺らして。傷はもう痛くはない、ということだけ伝えようと口を動かし)
多分初めて噛まれたからだと思う…慣れたくはないけれどね
(慣れない箇所に初めての傷、身体の方も驚いたことだろう。回数を重ねれば熱を持たなくなるだろうが、と言いかけてそこまで噛まれるつもりもないと言葉を変え)
でも俺的は慣れて欲しいけどな。お嬢の血最高だもん
(慣れたくないと言う相手に慣れてもらなくてはこれから誰の血を飲めばいいのかと遠回しし言えばまた首筋をなぞり)
今まで通り、適当な血を用意するわよ
(ぞわぞわとする感覚に眉を寄せつつ返事をしては不服そうに顔を歪めレインの腹部に顔を埋めて。餌としか見てないのか、なんて言えるはずもなく)
ちぇ、お嬢の血飲めないの?残念。
(首筋をなぞれば眉を寄せる姿を見て弱いのかななどと考え、たいして感情の込もってない返事をすれば今度は無言で相手の首筋をくるくると円を描くようになぞり)
腹に入れば全部同じよ
(首筋を弄る手を自分の手で掴み止めるとその手を握り締めて緩く笑う。「傷開いたら痛いから触らないで」と制して)
おや、すみません。首筋が弱そうなので思わずいじってしまいました
(手をつかまれ制止されたらますます気になりわざとらしく驚いて見せれば腕を戻し意地悪く笑いながら思った事を言えば頭の後ろで腕を組みまくらのようにして)
…生意気
(聞こえた声に不満げに返事を返し、ぐりぐりと腹部に頭を強く押し付けては「少しだけ休憩、のはずだったのだけれど」とあくびを噛み殺しつつ呟いて)
呼び止めたのは誰でしたっけ?
(ぐりぐりとやられて痛さに顔を曇らし体を起き上がらせ相手の顔を両手で持ち上げ両頬を挟んでじい、と見つめ)
…幻聴よ
(頬に当たる両の手と聞こえた意地悪な言葉に目を逸らしては上記。けれど、呼び止めたのは自分であることに変わりはなく手を伸ばしてはレインの首に腕を回し)
・・・ずいぶんとかわいらしい幻聴だことで
(目をそらされふう、と息を吐き何でそこまで否定するのかと思えば首にくる違和感に視線を落とし頭に?を浮かべ)
…休憩くらい、一緒にしたって損は無いでしょう?
(あれは幻聴ってことにしておいて、なんて言葉を飲み込み本心に近いそれをひねくれた言い方でも伝えて。頭に浮かぶハテナマークを拭うようにそのまま回した手で後頭部を撫でて)
そらそうですけども・・・
(後頭部が撫でられる感覚がすると撫でられる気持ちよさに目を細めると濁された事に苦笑いをして此方も優しく頭を撫でると「・・・立っていい?」と遠慮気味に問い)
…散歩にでも、行こうか
(のそりと身体を起こしては窓の外を見やると独り言をぽつり。部屋着であり、まあ薄着だが敷地内なら問題なかろうとゆっくりと立ち上がると部屋から出て)
ん?お嬢どっか行くの?
(ゆったりと歩いていると部屋から出る姿を見つけ貧血気味なのに大丈夫かと小走りで駆け寄りどこか行くなら一緒に行こうと思い)
中庭の薔薇でも見に行こうかなって…大丈夫よ
(聞こえた声と駆け寄ってくる影に緩く微笑んで「仕事は?もういいの?」と一応主人らしく尋ねてみて)
ん、今日はもう大丈夫。…無理禁物だよお嬢。
(今日の分はもう終わったことを述べてから心配そうに見つめ本人が言うなら大丈夫だろうと思い「俺部屋いるから」と言って部屋に戻ろうとして)
あなたも…そうね、貴方の部屋でも良いのよ
(無理は禁物なのはお互い様。ふと悪戯に微笑んでは散歩先はレインの部屋でもいいのだなんて言ってみて)
俺の?いや、別に良いけど・・・何にもないですよ?
(くるりと振り返り中庭は?と思いきょとんとしてから頭を掻き自分の部屋を指すように親指で後ろをさして)
単純に、貴方と一緒にいてあげようと思ったのよ
(本当は「どうせならもう少し一緒にいたい」が正解。きょとんとする使用人の頭を撫でると意地悪く笑って使用人の部屋の扉に手をかけて)
あぁ…はい、どうぞ
(撫でられるも主人の意図がいまいち分からずきょとんとしたままで扉が開けられると自分も後ろから入り後ろ手で扉を閉め「ホントに何もないですよ」と言えば生活する上で最低限必要な物しかない部屋を見渡し)
…今度本でも買いましょうか、色々と飾るだけでも
(ベッドとサイドテーブル程度、その他必要最低限のものしかない部屋は使用人部屋といえど殺風景。少し考えるように何か物をと考えては提案を)
本なんて読まないですよ。俺寝るかぼーっとするだけですもん
(相手の提案に手を左右に振り理由を述べて。そして疲れたのか自身のベッドに腰かけて)
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