1528 2017-08-06 16:55:25 |
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普段動かない分動いたからよ
(小さく笑いつつも、疲れたと言う使用人に冷たい言葉を吐く主人ではないつもりだ。手を伸ばし再度その髪を梳いては「お疲れ様」と小さく呟いて)
あれ、俺普段そんな動いてないっけ…
(髪をすかれてはそんな普段動いていなかったか、これぐらいで疲れる様な自分だったかとぼそりと呟きよいしょと立ち上がると「片付けてくる」と行って部屋を出ようとして)
行かないで
(立ち上がるレインに「休憩していけばいい」「少し休んで」と声を掛けたかったのだが、上手く言葉が出てこずに思わず発した言葉が上記。言ってから気まずそうに目を逸らし)
うん?・・・いいよ
(ドアに手をかけた所で呼び止められ振りかえるとキョロキョロとそんなかわいい事を言うのは誰だろうと探すもいるのは自分と相手しかいなく察するとにんまりとした顔で近づきすとんとベッドに座り)
…使用人の身体を少しくらい休ませてあげようって、主人の気遣いよ
(ベッドの揺れに更にいたたまれなくなるも不貞腐れたように顔を上げると有難く思えとでも言いたげに告げてレインの頭を乱雑に撫で)
…髪の毛がぐしゃぐしゃになるでしょう
(優しいのはいつもの事だと不満げにするも頭を撫でる大きな手を首を竦めつつ受け入れて。やはり使用人というよりは、ペットのほうがらしいと心の内で笑って)
いいじゃん、可愛いよお嬢
(不満気にする相手に可愛いなぁと思うも口には出さず笑って撫で続け、そのうち撫でるのも疲れたのでどさりと後ろに倒れると下から相手を見上げる体勢になりまたにこ、と笑って上記を述べ)
貴方の方が可愛いわよ、レイン
(手櫛で髪を戻しつつ横に倒れた使用人を見やる。人間よりも整った見た目と、レインの場合は優しくて無邪気な可愛げ。小さく笑うとレインの腹部をつつきつつ告げて)
えー、俺はどっちかというと格好いいがいいなー
(つつかれくすぐったさに身を少しよじり可愛より男は格好いいだろと思いくすりと笑って)
じゃあ、そういうことにしておきましょう
(人間のようなことを言う彼を使用人として、ある意味この屋敷で共に生きる者として種族は違えど愛おしく思う。小さく笑ってはレインの腹部に頭を乗せあくびを一つ)
眠いけど、もう少しこのまま
(優しい声音、不慣れなその声音に甘えるように身を捩ると頭を撫でる掌を引き寄せて口付けをその中心に落として小さく笑い)
・・・わかった
(主人から甘えられるとは思ってもいなかったため一瞬動きが止まるがすぐにふ、と息をもらし口付けされた手をまた頭に乗せ撫でてやり)
…捕食者に撫でられるのも変な気分ね
(ぐりぐりとレインの腹部に頭を押し付けながら笑ってはそんなことをぽつり。体調はよくなったが首元はまだ少し熱を持っていて)
お嬢が来たんだよ?
(ぐりぐりとやられ言葉を聞けばははっと笑い、捕食者と聞いてふと先程の事を思い出し相手に噛みついた場所をなぞり)
まあ…、痛いというより、熱い
(告げられた言葉にそれもそうかと言い淀んではなぞられた傷に少し肩を揺らして。傷はもう痛くはない、ということだけ伝えようと口を動かし)
多分初めて噛まれたからだと思う…慣れたくはないけれどね
(慣れない箇所に初めての傷、身体の方も驚いたことだろう。回数を重ねれば熱を持たなくなるだろうが、と言いかけてそこまで噛まれるつもりもないと言葉を変え)
でも俺的は慣れて欲しいけどな。お嬢の血最高だもん
(慣れたくないと言う相手に慣れてもらなくてはこれから誰の血を飲めばいいのかと遠回しし言えばまた首筋をなぞり)
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