〆 吸血鬼を飼いまして

無邪気ね
（楽しそうに、唇に落とされた口付けを目を伏せて受け入れて小さく笑って上記を呟き。同じ様にレインを引き寄せるが、ふと動きを止めると｢キス、して欲しい？｣と尋ね）


ああ~~~可愛い~~~レイン可愛い~~~（身悶え）

お嬢がしたいならやればいいじゃん。でも迷ってんなら
（引き寄せられ尋ねられるとふ、と笑いながら上を言えば目の前の整った顔に微笑むと顔を無理やり動かしまた唇に口付け「こっちから行く」と言い）


だっ大丈夫ですかー！

…生意気な使用人
（二度目の口付けに拗ねたように上記を呟けば、そっと目の前の綺麗な唇に口付けて。拙くも甘美な愛情表現、柄では無いけれどたまには良いだろうと）


なんとか生きております…

生意気なのはお嬢だけですよ
（相手から口付けをされた事が嬉しく相手から出る言葉は照れ隠しだろうかなどと考えれば可愛く思えくすりと笑いながら上記を述べると、ぺろりと唇を舌なめずりをすれば手元にあったクッキーを一つつまんで）


死なないで下さいね(笑)

貴方だって生意気よ…レイン
（扇情的な姿は目に毒だ。眉を寄せてクッキーを摘む姿を横目に自分も１枚つまみ上げては口に放りこみ）


生きます…

あれ、そうでしたか
（ぱくぱくとクッキーを口にほおればそうだろうかと素っ頓狂な声を出しくくく、と笑って）


こちらも頑張ります(笑)

まあ、生意気な子は嫌いじゃあないけれど
（お皿から減っていくクッキーを眺めつつもう一つ摘むと笑うレインを横目に小さく呟く。甘いクッキーを頬張りつつ、ぼんやりと先程のことを思い返しては息を吐いて）


はい！お互いに頑張って行きましょう（？）

それは好かれていると捕らえていいのでしょうか？
（呟きを聞くと不思議そう顔をして聞き返し、机からすとんと降りるとまた椅子に腰かけ）


はい！

使用人としては信頼しているわよ
（またも応とも否ともつかぬ返事。椅子に戻った姿を見てふらつかないようゆっくりと立ち上がると｢着替えを持ってきて、部屋に戻るから｣と告げ笑って）

・・・了解しました
（言葉に信頼かよ、と思い苦笑いすると立ち上がり部屋に戻ろうとする相手を心配しながら自分も立ち姿が見えなくなるまで見送ると自分は着替えを取りに行き）

…まあ、あとはペットとしては愛しているわ
（廊下をゆっくりと歩いて自室へと戻り一人呟く。ベッドに腰掛けそのまま後ろ向きに倒れ込むと目を閉じて溜め息を吐いて、無意識に首筋の傷を撫で）

・・・お嬢、持ってきた
（着替えを運びながらさっきは何をしていたんだと少し後悔するも過ぎてしまった事にため息をつくと今度はちゃんとノックをして返事を待ち）

入って
（端的に一言。まるでさっきのことは無かったかのように、扉の向こうへ声を投げてはゆっくりと身を起こす。そう簡単に貧血が治るわけもない、ぐらぐらと少し世界が揺れていて）

失礼しますー。あ、無理して起きなくてもいいよ
（返事が帰ってくればドアを開け入ると相手は疲れていたのだろう、ベッドに寝ていたらしく起き上がるのを見れば側に行き着替えをテーブルに置き）

起きないと着替えも出来ないでしょう
（こちらを気遣ってくれる言葉に素直に嬉しいと言えるわけもなく、柔く笑ってベッドに座り直すと伸びをしつつ言葉を連ね）

それもそうか
（完全に起きあがり伸びをする相手に着替えを手渡しすとん、とベッドの縁に腰を降ろして着替える所は見ない方が良いと思い視線を本棚へ移し）

紳士的な振る舞いも出来るのね
（手渡された着替えを広げ着替え始め。着替え終われば視線をこちらから外していた使用人に小さく笑って声をかけると褒めるよう頭を撫ぜ）

まーな、一応男なんで
（頭を撫で受けると終わったかとふり返り上記を述べればにい、と笑い）

そうね、一応、ね
（聞こえた言葉はどこか子供っぽく思え小さく笑って手を離すと脱いだ服を畳みレインに差し出して｢片付けておいて｣とだけ告げ）

・・・疲れた
（笑う相手に何がおかしいのだろうと思いながら服を差し出されると受けとった服を持ち座ったまま呟き）