いもうと 2017-08-06 09:12:15 |
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俺は……特にこれと言ってないな
(相手の問いかけにいつもの調子に戻れば顎に手を当てて少し考えるも特に浮かばず。参考書や文庫本なんかもバイト先で手に入るので問題はなく、駅ビルで何かめぼしいものがあればだな、と己の中で結論付ければ「行ってみてなんかあれば、だな。まぁ基本的に陽のに付き合う」と言って。)
んー……じゃあ、何かあったら言ってね!
( 自分の買い物に付き合わせるだけというのも申し訳ないような気がしたけれど、相手がそう言うのなら仕方ないと頷き。駅ビルへ到着すると、フロアマップとメモ帳に書かれている店のリストを照らし合わせて「上から見て行った方が良いよね……まずはここかな」と、4階にある店の名前を指して )
ん。じゃ、4階からな。
(頷くと店の名前を確認して。マップを頭に入れれば側に設置されたエレベーターを他の客が呼んでいたらしく丁度来るところで、階段まで向かうのも野暮だし使っても構わないだろくと相手に声を掛けてエレベーターに乗り込み。4階に着けば先ほど相手の示した店に真っ直ぐ向かい、そこで売られている洋服を見て「ふぅん、まぁ、陽が好きそうだな」と呟いて)
わかる?動きやすそうだし良いなぁと思ったんだ!
( 一度さしただけで迷うことなく店へ辿り着いた兄に感心していると、呟かれた言葉に身を乗り出すようにして上記述べ。並べられているのはカジュアルテイストな服ばかりで、家にある物と違うのは柄や細部の装飾程度で。「ねぇ、お兄ちゃんはどういうのが好き?」と、中に入って気になったものを手に取りながら振り返り首を傾げ )
そうだな、どれもかわ…らないな
(気になった服をいくつか手に取る相手を微笑ましげに見ていればかけられた問いかけについ、どれもかわいい、と言ってしまいそうになるもすんでのところで言葉が変わり。どれも似合うし、好きだと思うのは変わらないのでまぁ間違ってはいないと「陽の好きなのでいいんじゃないか?陽が着るんだし」と言い)
か、変わらない……
( 相手の言葉に少なからずショックを受けると持っていた服をラックへ戻し、簡単な調子で言う兄の腕をぐっと力強く掴めば「私が好きなやつにすると、昔と変わらないでしょ!お兄ちゃんが好きなのとか……お兄ちゃんの周りに居る女の子が着てるのってどんなの?」ぶんぶんと首を振りながら言葉を繋げ、途中でふと気が付いたように質問を変えてみて )
え、あ……そうだな
(ショックを受けて服を戻す相手の様子に不味ったか、と思うのも一瞬、相手に腕を掴まれると少し動揺し。周りにいる女子、を思い返すも自分の周りにくる女子はどちらかと言うと大人しめの子が多く、妹が合わせると逆に勿体無いのではと思えば思い出す素振りを見せつつ妹に似合いそうな服を見繕い「……こんなようなのを着てるのはよく見るな」とイメージが明るめの服を手に取り)
そうか……イマドキの人はこういうのを着るのか……
( 購入した雑誌に載っていたものよりも少し大人っぽくて、それでいて明るくて可愛らしさの残るそれを受け取ると嬉しそうに笑みを浮かべ。「早速着てみるね!」と、駆け足で試着室へと向かい )
いってらっしゃい、急がなくていいからな
(駆けていく妹の後ろ姿にそう声を掛けるも聞こえてないのだろうなぁ、と楽しそうな姿が重なればまぁいいかと柔らかく微笑み。ただ待っているのもなぁと出されている服を物色し始めると薄手のカーディガンが並ぶハンガーラックに目を留めると裾の長いものを手に取り秋なんかはこういうのを一枚羽織るのも似合うんじゃないか、などと考えながらいて)
お、お兄ちゃん!
( 試着を終えたはものの、外へ出るのが恥ずかしくなってしまって。小声で相手を呼ぶと、勢いよく手招きをしてこちらへ来るように示し。「に、似合うかな?私にはまだ早いかな……」と、選んでもらった服の裾を掴みながら相手に見せて )
どうした?
(お兄ちゃん、と言う声に勢いよく手招きする相手に気づくと首を傾げながら向かって。そして現れたいつもより少し大人っぽい姿に「いいんじゃないか?たまにはそういう服着てみるのも。」と微笑めば「似合ってるよ」と続け)
本当に?じゃあ、これにしよ!
( 兄の言葉と表情に安心して、それを購入すべく再び試着室へ戻り。まだリストの店は見切っていないけれど、納得いく物が買えたので今日はもう良いだろうと時計を見れば、昼食よりは少し早めの時間で。今からカフェへ行けばちょうど良いかなど着替えながら考えをまとめれば、試着室を出てレジへ向かい )
(/選んでもらったお洋服なんですが、どういうものかというイメージはあるでしょうか?)
ん、じゃあ店の外で待ってるな
(そう言い残せば試着室を離れて店の出入口付近に行き。ふと大きな通路に置いてあるフロアガイドのある棚に気づけば一つ貰いに行って開いて。妹が他に行きたいと言いそうな店にアタリを付けつつ、時間を確認しすれば少し昼食には早いくらいで。財布に挟んだおつかいのメモに再び目を通せば食品売り場で問題なく揃いそうなので帰りに寄るのを忘れないようにと再び財布にしまい。妹の様子を伺えばレジに向かっていて、もうすぐこの店での用も済むだろうとフロアガイドもしまい相手を待って)
(/すいませんつけ忘れてました……!そうですね、イメージとしては柔らかい少しふわふわとした感じでしょうか……、私の服のセンスがないのでものすごく抽象的な表現に……、やりにくかったら妹様の好きなイメージでやって貰って構いません!本当すいません……!)
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