人外好き 2017-08-01 03:59:39 |
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テスト……?知らんな。そんな話は微塵も覚えてはいないが、貴様も漸く勉学に励む気になったのか
(目的地を目指し、スタスタと森の中を進む。背後から楽しく気な声音で報告を受ければ、冗談では無く、二週間以上も前に交わした言葉を本当に忘れており。しかし相手の興味や努力を向ける矛先が自分以外に注がれるのは悪くないような話振りで。やがて落葉樹ばかりが集められた一帯に辿り着けば足を止め振り返り「今日命ずる雑用は肥料集めだ。ついでに貴様の日頃の成果とやらを見せてみろ。手は使わず、風を操り集めてみせろ」相手から地面に幾重にも層を作り小山を成す落ち葉に目を向け。トン、と杖で地面を叩けば浮かび上がる魔方陣から、木編みの籠を三つ出現させ。そしてお手本だとばかりに「──『動け』」本来の長さから短縮された呪文を唱えたならば、風を司る魔素に命令を。そして杖を右から左へと振れば魔素も動きに従い。振り幅に応じて強さが変化して生まれ風を操り、杖の導くままに幾つもの落ち葉を纏めて籠の中の一つへと運ばせてみせ)
えぇ!!?あ、あんなに頑張ったのに…。
( 相手に褒めてもらう為に頑張った訳では無いが、それでもほんの少しは気持ちがあったのに、まさか忘れられていただなんて。ガーンという効果音でも鳴りそうなあからさまに落ち込んだ様子で項垂れて今度はトボトボと後ろを着いて歩き。ややして周りの木々が落葉樹に変わるエリアへと到達すればこんな所までは来た事が無かったと物珍しそうに辺りを見渡してから、今日の仕事内容に了解の意を込め頷きつつ鞄から木の棒の杖を取り出して。「任せて!たっくさーん集めてみせるからね!」魔法陣により出現した木編みの籠にまずは視線を、後にふぅと一息つき杖の先、魔素の集まりに集中してはいつしか全てを唱えなくても操れるようになった風を「ウィンド」の掛け声と共に作り出し、大きさはまだまだ相手の足元にも及ばない、けれども確かに安定して作れるようになったそれで落ち葉を持ち上げてはゆっくりではあるものの確かな動きで籠へと集めて「──ちょっとは上達したでしょ!」とやや得意げな表情を見せて )
……ほう、極僅かだが、成果は見られるな。だがそのペースでは籠一つ満たせんぞ
(例え落ち込まれようとも、覚えていないのだから仕方ない。謝罪もせず項垂れる様を見下ろすが、そんな時間は長くは続かず。下した雑用に意気揚々と答え杖を構える姿は、不馴れだった初期と比べれば一目瞭然。相手の呼び掛けに答えるように漂う魔素が揺らめき、風を操る魔法として形成されてゆく。葉っぱ一枚をプルプル震えながら浮かしていたあの頃。それから一年も経過していないにも関わらず、相手の風には安定感が生まれている。「もっと早く、一度に多くの葉を持ち上げられんのか?そのままでは手で拾った方が効率良く思えるぞ」人の、他人の成長に僅かに興味を抱きつつ。近くの木に背を預け、相手の集中力を乱そうと野次を飛ばしながら。以前は作業が終わるまで読んでいた本はローブからは取り出さす、相手の動きに注目し)
(/こんばんは、背後になります!先の台風、背後様はご無事だったでしょうか…?此方は被害無くやり過ごす事が出来ました…!)
( 杖の動きによって少しずつ少しずつ落ち葉は籠へと放られていくも、それでも未だ一つが満杯になる事はなく。これでは手で掻き集めた方が幾らか早く終わる──そう頭を過ぎった瞬間に正しく同じ気持ちだったのだろう相手からそれについての効率を説かれては、「やってみる、」と魔素に集中したまま珍しくなんちゃら言う事もなく頷き。もう少し、もう少し、心の中で縋るように、願うように繰り返し魔力を高めては次第に杖先に集まる魔素は量を増やしていきそれに伴って操る風もまた力強さを増していき。先程よりも落ち葉を持ち上げる量は多くなりスピードも少しは上がったが勿論何もかも上手く行く、と言う事はなく。先程までは安定していた移動も質量とスピードを上げた事によりやや不安定となり、最初の頃程ではないがフラフラと危なっかしく落ち葉を運び出して。「──魔法使いさん、あのね。私の中にある魔力を高める方法って何かあるかな?」そうやって運んだひとまとまりを籠に入れた所で相手に向き直ると、自分で考えろと言われても仕方ないと思いつつの問い掛けを )
(/ 主様が無事で良かったです…!!ちょっとハラハラしておりましたので安心しました!私の所も有難い事に被害なくやり過ごす事が出来ましたので大丈夫でございます! )
まだまだだな。だが……多少は改善されたか
(反論も無く、真剣な表情で魔素を操る相手の横顔。視線の先には一枚、二枚。ゆっくりと地面に落ちていた葉が、重力に逆らってふわりと浮かび上がる。支える魔力が均一に行き渡っていないからか、其々の高さは不揃い。杖の誘導による移動も滑らかにはなったが、安定感を失った葉は小刻みに震えだし、少し触れれば簡単に落ちて散り散りになってしまいそうだ。しかし、思っていたよりは悪くない出来だった。遠回りに相手の努力を、僅かながら認めるように口を開き。「……方法なんぞ、貴様が知らんだけで幾らでもある。魔法を行使する度、年を重ねる毎に蓄えれる魔力の器は自然と鍛えられてゆく。魔素を含んだ薬草を食すかそれを煎じた魔法薬により、体内に吸収するのも一つの手だろう。または魔具により力を引き出す補助や補強を受けるか、魔法を扱う為に魔力の籠った水晶等の石や物を媒介とすれば力を高められもする。……まぁ、元の素材が貧弱であれば、いくら手を打った所で伸び代は高が知れているだろうがな」時間を掛け、漸く後もう少しで籠の一つが満たされようとしていた。一段落つきそうな所で投げ掛けられた問い。普段であれば湖面に放った小石は水上に波紋を広げるも、その後は沈黙するのみだが。他者に知識をひけらかしたい自己顕示欲故か、相手の頑張りを見て湧いた気紛れか。それは魔法使い自身にも分からないような、微かな変化の兆しなのかもしれないが。内側からの改善、外的要素を取り入れての強化方法。己の持つ樫の木の杖を持ち上げ、それを握る指先に石が嵌めこまれた指輪や銀製の腕輪を相手に見せつけるかのように、もう片手で古びたローブの袖を引き、悪態を付きながらも回答してみせていて)
(/夜ちゃんの背後様もご無事でしたか!!返信頂けるまでそわそわしてしまいましたが、それなら良かったです。安心致しました!では背後から失礼致しました…!)
っ!!?も、もっと頑張る!!
( 『頑張ってその程度か』がデフォルトの言葉だと思っていたが返って来たのは予想もしていなかった小さな小さな認め。聞き間違いかと思う反面気持ちは正直でポカポカとした温まりを覚えては、言葉を詰まらせながらも意気込み。ひとまず一つの籠いっぱいには落ち葉を入れる事に成功。後にこれまた珍しく適切で詳細な答えが来れば魔法を使う、年齢を重ねるの二点においてこれは雨粒が少しずつ少しずつ器に溜まっていく感覚で至極ゆっくりなのだろうと結論付け。だとすれば出来る事はその他。薬草に興味がある事から、魔法の練習に力を入れると同時に薬草の育成にもやはり手を出そうか。ここはまたジュリーに相談を──そう考えた矢先、捲れたローブから出る腕や指に装飾品が光っているのが視界に映れば言っていたものだとすぐに判断し、「これって私にも買えるかな?少しだけ触ってもいい?」と最後の最後に付けられた嫌味にも気を悪くした素振り一つ見せず、すっかり興味津々と言いたげに近付いていき )
(/ ご心配お掛けしました!後は被害にあったたくさんの地域が早く落ち着いてくれたらと…。はい!私も失礼します…! )
無理だろうな。そもそも売買している店を知っているのか?宝石一つ、購入出来る程の金銭や対価を貴様は払えるとでも言うのか?
(好奇心に輝く瞳が、フードの奥に隠れた青色に写る。自分らしくも無く長話をしてしまったと内心舌を打ちつつ、問われた内容は明瞭。一つ、二つと否定要素を並べ立てては問い掛け返し。だが自分は知らないが、相手には、以前偽物の本を買った店か町中で出会った魔女を通じてなら入手出来る可能性があると思い当たるだろうか。「──近寄るな、触れるな。触ってどうする、また盗む気か?お喋りの時間は終わりだ。サボらずさっさと作業に戻れ。残り二つ満たせなければ、次回の雑用もこの続きからだぞ」次いで近づいてきた相手には、再び静止を促すように杖を勢い良く振り突きつけ。素っ気ない態度で籠に目配せしては、仕事がまだ残っていると告げなから睨み付けようか)
ぅ…。確かに知らないしお金もな──、あー…うん、そうだねぇ。ここはやっぱり魔法の練習が一番なのかもしれない。
( 相手が親切に売ってる場所を教えてくれるとも、ましてや優しさから譲ってくれるとも思わなければ返った来た返事は案の定のものであり、ここは潔く諦めようと思った矢先、ふと友である妖精の他にもう一人、魔法に関係する人物を思い出せば内心にんまり顔。けれどもそれを今目の前の相手に言えばまたどうなるか…。内緒にしようとひっそり決め込むと手のひらを返したように諦めを口にしつつ再度突き付けられた杖にピタリと足を止めて。「もう盗んだりしないよぅ。あれは本当に本当に反省したんだから。──仕事しまーす」あの日冒してしまった罪を自身は勿論相手も確りと覚えていてそれを再び出されてしまえば苦い気持ちがまた湧き上がり、悪い事をしたのは自分だと言うのにやや口を尖らして。そうやって我儘な膨れっ面を晒した後は大人しく仕事に戻るようで、再び魔素の動きと集まりに集中しながら相変わらず安定感は無くなったもののスピーディに落ち葉を移動させていき )
……不気味な程に今日は素直だな。面倒事が減って助かる
(店や装飾品について、もっと駄々を捏ねるとの予想が外れれば、意外そうな声音で相手を今一度見つめ。何か企んでいるのだろうか。しかし早々に追求を逃れれば、わざわざ掘り返す必要性は見当たらない。あっさりと言葉を返し。「信用ならん。価値ある物を目の前にし、類似する物を欲しながら触りたがる奴は特にな」一度受けた衝撃はなかなか胸の内から消え去らず。あの時を思い出せば、ムカムカと種火だった苛立ちが蘇り顔をしかめ。やがて相手が魔法に集中すれば、そこで漸く杖を下ろし。その後少しの間は、幾つもの枯れ葉が群れを成し移動する様を目にしていたが。興味が薄れたのか近くの木に背を預けては、結局読書に手を出し、黙々と自分は時間を過ごし)
( 一度失った信頼を取り戻すのには酷く時間が掛かる事を身をもって体験したのだから、今はもうそれ以上何も言うまい。ちらりと視線向けた相手がいつもの如く本に集中しだせば再びその視線を杖へと移動させ着々と落ち葉を籠に集めていき。それからどれくらいが経っただろうか、漸く三つの籠全てに落ち葉を集め終われば、やや力を酷使したせいか魔力は殆ど底をついており。「ふぅ…魔法さーん、終わったよー!」ぺたんと地面に座り込みつつ片手をブンブンと大きく振りアピールを一つ。続けて「ちょっと休憩すればまだやれるよ!お仕事まだない?」掲げていた手をおろしてこれで終わりじゃない旨を伝えて )
(文字を目で追い、読み終えればペラリと頁を捲り。必要最低限の警戒に留め、意識を紙へと注ぐ。風が真横を通りすぎ、カサカサと葉の揺れる音をBGMに。思考の海を潜り、脳内で書籍に書かれた理論を組み立て、想像の翼を羽ばたかせ。相手の事を忘れ読書を楽しんでいたが、相手の呼び掛けに意識が現実に引き戻されてしまえば、身勝手な不服顔をフードの奥で浮かべ。「チッ、後もう少しで読み終わる所だったのだが……ほう、時間内に終わったのか」本から顔を上げ周辺の情報を確認。地面に広がっていた落ち葉はすっかり姿を消し、隠れていた地表が現れすっきりとした光景へと変貌しており。溢れんばかりに葉が積み上げられた籠に目を向け、地べたに座る相手を見下ろす。「これで終いだ。もう帰って構わんぞ」今日は開始が早かったからか、まだ夕暮れまでには時間がある。やる気のある相手の様はこき使う側としては大変結構なのだが、少しでも早く自分は一人になりたい。故にもう用済みだとばかりに、シッシッと手首のスナップを使い相手を遠ざけるような仕草をしてみせ。そして杖でトンと地面を叩き『行け』とお決まりの言葉を呟けば、三つの籠は瞬く間に光に包まれ姿を消し)
( 理不尽な舌打ちも態度も慣れっこ。それよりも今は言われた通り時間内に全てを終わらせる事が出来た事にヒシヒシとした満足間を感じており、いつもの如く魔法にて姿を消した落ち葉大量の籠をふふん、と何処か得意げな様子で見やるも、次いでこれ以上仕事が無いと言われればそれは困るとばかりに首を左右に振り。「あ!そうだ、魔法使いさんに見て欲しいのがあるんだ!」はた、と閃いたとばかりに手を打つオーバーリアクションを。それに続いて近くに落ちている葉っぱを一枚拾い上げピリ…と小さな亀裂を入れては再びそれを地面に置き直し。「見ててね──」今一度念を押して落ち葉の上に両手を重ねる。あの日妖精に言われた事を心の中で復習するように思い出し、魔素に足りない力を補ってもらい少しずつ少しずつ光を強めて──と、数日やそこらで完璧に出来るはずもなく。「…まだここまでしか出来ないんだけどね」結果は光を蓄えただけで特別修復はされておらず。凡そわかっていた結果なのか困ったようなはにかみと共に人差し指で頬を掻いて )
(幾つも言葉を重ねても、それで"はいそうですか"と素直に引き下がらないからこそ、相手は厄介なのだ。案の定、自分に慣れてきたが故にいつもの事と流されているのか。籠を見つめどこか満足気な笑顔の花を咲かせる様に深くため息を吐き出し。見せたいもの、と言われ断りを入れる暇も無く、木の葉が彼女の手によって一部裂かれては何をするつもりなのか。黙ったまま様子を伺えば、周囲の魔素が微かに引き寄せられる力の流れが見え。しかし、それだけ。亀裂が走ったままの木の葉に目を向け、誰が知恵を授けたのか。想像は容易く、鋭く舌を打ち。「チッ、またあの羽虫の差し金か……。だが失敗は当然だ。師に仰いだ奴が悪い。貴様には力も知識も実力も足らん。そして一足飛ばしなその無詠唱な方法もだ。貴様は出来の良い奴だったか?才ある者ならば話しは変わってくるが、魔法の行使に、何故呪文が必要だと考えている?」お粗末な出来に評価は0点。目の前の相手に、そして妖精に向け厳しく毒づく。風の魔法を相手が習得し、扱いに慣れた今は省略した詠唱でも力が発現するようになった事だろう。しかし最初はどうだっただろうか?妖精のやり方にはその大事なプロセスが抜けていると指摘し。随分と前に、魔法を教えた時のような雰囲気で欠点を上げていけば、相手自身に考えを促すように問いを投げ渡し)
( 光を集めただけで特別何も代わり映えのない落ち葉を見て鼻で笑われ、そうして『用が済んだらならさっさと帰れ』それで終わると思っていただけに、手厳しい駄目出しではあるが欠点を示され更には自身の答えを求められれば一度相手から視線を逸らし亀裂が入ったままの落ち葉へと。そうやって考える事数分。「呪文が必要な理由───…力を貸してくれる魔素に、お願いしますって気持ちとか、そういうの…上手く言葉に出来ないんだけど……」あの日妖精に教えて貰ったのは自身の魔力はまだまだ弱い事。それを補う為に魔素に力を借りる事。それらを再度思い出して出した答えは何とも弱々しいものであるかもしれぬが何だか今はそれがピッタリな気がして。それでも、これ!と言う自信も勿論無いわけだから視線は相手に向けられぬままで。右手の人差し指と中指で落ち葉に入った亀裂を撫でて )
理解が浅い。貴様にも分かるよう噛み砕いて例えるなら、呪文とは数式だ。願うだけで無く、魔力を代価に己と他の力を掛け合わせ増幅させた結果、魔法と呼ばれる現象としてこの世に干渉足り得る。そしてその組み合わせは無限大。複雑な程必要な工程は増えて行くが、方程式が頭に入っていれば暗算のように、式が不要となる場合もある。だが、その計算式自体が間違っていれば求める答えは得られん
(相手が沈黙すれば、静寂が森に訪れる。数分間悩む様に焦れったさを覚え、苛立ちから声を発しようとすれば相手なりの解釈が聞こえ。普段とは違い弱々しく紡がれる言葉。まるっきり外れでは無いが、正解でも無く。自分から逸らされ木の葉を見つめる表情を睨み付けるような視線を送り、つらつらと口先は饒舌に、揚々の薄い平坦な声で魔法と呼称される原理について論じ。「それ故、既に立証された法則に則り力を利用するか、新たに己にとって最適な式を見出だせれば、魔法は産み出される。……話は以上だ」一通り話終われば、帰り仕度を。相手が去らないのであれば、自分から。再び杖で地面を叩けば足元に魔法陣を出現させる。話の中に散りばめられた手掛かりに、相手は気付けただろうか。書籍や知恵を持つ誰かを通じ呪文を知るか、新たに自分で作り出すか。それが魔法を成功させる一歩に繋がる、と)
───、
( お願い事、なんてそんな生温く生易しいものではなく例えるならば己の苦手とする数学や理科のなんちゃら数式のよう。抑揚の無い声でツラツラと述べられていく魔法とは、魔素とは、呪文とは何かを漸く視線真っ直ぐに向けて聞き入るも今更ながら再確認する。どうやら自分は物覚えや理解力その他諸々とても優れてるとは言えないようだ。それどころか多分中の下…下手したらそれ以下か。自分を卑下するつもりはないが難しい言葉や理論が並べば頭を抱えたくもなる。それでも諦めたくは無いのだ。取り敢えずどの魔法にどの呪文が必要なのかを知る必要があると言う事なのだろうか──、知らず知らず眉間に皺を寄せ考えを纏めていた矢先、話が終わり相手の真下に魔法陣が展開されればこれ以上は引き止められないだろう。「…私、もう少し頑張ってみる」よいしょ、と立ち上がりお尻についた葉っぱや砂をポンポンと払っては、自分にも言い聞かせるように大きく頷きつつ意欲を口にして )
ハッ……精々足掻いて見せるが良い。どうせ無駄な努力に終わるだろうがな
(今日はいよいよ、己の調子は狂っているらしい。普段ならば口にしない、拒絶一辺倒な言葉よりもまるで助言のような言葉を紡いでいた。話終えた後に遅れて気が付けば、相手と自分自身を嘲笑うかのような笑いを一つ。この日の出来事が、相手の使う魔法にどう影響を与えるのか。気にならないと言えば嘘になる事にまた一つ、らしくも無い自分に苛立ちを覚え。転移の魔法陣が輝けば、愛想の無い言葉を最後まで紡ぎ。魔法陣から一瞬眩い光が溢れた後、相手の前から姿を消し、館へと一足先に自分は帰って行く事だろう)
(/背後から失礼致します。相変わらずな魔法使いの態度で申し訳ありません…!!しかし夜ちゃんと背後様のお陰で当初では予想していなかった話へと展開が転び、魔法使いの方にも変化が少しだけ生まれたり、今後の新たな発展に繋がりそうな流れもあり、とっても楽しかったです。ありがとうございました!
次の展開なのですが、どうしましょうか?色々やれそうな事が増えてきましたので、是非背後様と相談して決めて行けたらと思います。此方で思い付くシチュエーションは
・魔女
幾日か町を捜索し、再び偶然店を発見。対価と交渉によっては、ユニコーンや魔法の情報、魔法強化のアクセサリーや魔石の入手が可能、かもしれません
・妖精
洞窟探索では魔物イベントの他に、魔法の強化に使えそうな魔石や水晶探しをするのも有りかもしれません。またはユニコーン探しイベント。
背後様からも、他に案や希望がありましたら、宜しくお願い致します…!)
(/ 背後のみで失礼します!
いえいえ、魔法使いさんとはゆっくりゆっくり着実に心を通わせていけたら嬉しいなと思っておりますので、全く気にしないで下さい!そして嬉しいお言葉ありがとうございます!此方こそとても楽しかったです!
次の展開ですが、今回の魔法使いさんとの絡みの前に主様がジュリーと夜との洞窟探索をやりたいと仰っていたので、それを先にやれたらなと思います!その際に魔石や水晶の話も盛り込んだり…危なくないモンスターを見つけたり…。
久々の魔女さんとはまたその次にでも是非絡ませてもらえたらと…!
その他──
これはもし空を飛ばなきゃいけなかったらまだ夜の力では無理なのですぐじゃなくても構わないのですが、妖精の里?住処?にお邪魔したいなと! )
(/此方こそ、いつ魔法使いが愛想を尽かされないかとヒヤヒヤしてしまうのですが、優しいお言葉をいつもありがとうございます!
かしこまりました、妖精と洞窟ですね。楽しみです!導入としては普段のように夜ちゃんが森に来て→一緒に捜索し発見か、安全だと分かっていて妖精が夜ちゃんに洞窟探検に誘いかけるか、どちらがお好みでしょうか?
魔女についても了解です。タイミングはいつでも構いませんので、その時は宜しくお願い致します!
妖精の住みかへも、是非是非展開していけたら此方も嬉しいです!
飛行については、夜ちゃんがゆっくりと実力をつけて、もしくは水晶等で一時的にパワーアップしている状態で普段であれば使えない魔法を使用出来るようになって、なパターン
小さくなる薬については、妖精が用意or薬を購入する為に交換条件として店側から出された薬草等を一緒に探して、の案が浮かびましたが、いかがでしょうか?)
(/ 愛想を尽かすなどとんでもありません!ぜったい無いです!!
そうですねぇ、ここは折角なので誘って貰えたらいいなと思います!流れ的に夜が森に来るのが先なので先レスしますね!
そして魔女さんとの交流も後々是非よろしくお願いします!
あ!そうですよね!道具を使って魔力が上がれば確かに空も飛べるかもしれない!それだったら夜が自力で自身を浮かせるよりももっともっと早くお邪魔出来るかもしれません!
今回のジュリーとの探検イベントで魔石や水晶探しが可能そうなので、縮み薬は何らかの理由で魔女さんが持ってて、それを薬草等の交換条件で譲って貰える、っていうのもアリかなと思いましたー! )
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