匿名さん 2017-07-27 17:55:28 |
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。 高杉 様
…… 夢じゃなく 、ここにいらっしゃる … 。こんなに お近くに …( あまり覚えてはいないけれど、見ていたそれは、暗くて深い海の底にひとり、不安に溺れていた夢。未だ醒めぬ頭ながらも、頬を撫でる心地良い感触に眼細めて。その手に無意識に自身の指絡めれば、夢とは対照的なこの幸福な現実に、ぽつぽつと譫言のように上記。 )
>>小夜
──…何処にも行きやしねぇよ。(重ねられた細い指の温もりを心地よく感じては不安を拭おうと己の胸へと相手の頭を寄せてやれば、上記述べ。「こうすりゃ嫌な夢なんて見ねぇだろ」と、少しでも不安を和らげてやろうと抱き締めて)
。 高杉 様
… はい 、もう 何も 怖くありません( 相手の身体に包まれながら、嗚呼このまま時が止まればいいのに と、そんな思いで相手の着物をきゅうと握って。ぼんやりとしていた脳も次第に目覚めたか、そのまま大人しく幸福に浸っているものの、頬はどうしようもなく紅潮して。 )
>>小夜
それは良かった…。──…顔、赤いぞ(安堵しきった表情で相手に笑みを浮かべると頬を赤らめているその姿に愛おしくなり頬をプニッと摘んで)
。 高杉 様
… だって 、物凄く どきどきしてしまって …( 間近で向けられたその穏やかな笑みに、甘やかに胸が締め付けられる様な心地がし 思わずその苦しさに微かに顔歪め。頬摘まれれば恥ずかしそうに眉下げ、ふいと相手の胸に顔を埋め隠して。 )
>>小夜
それじゃ仕方ねぇな。(己の胸に隠れてしまった相手の表情は確かには分らないがきっと更に頬を赤らめているのだろうと思いながら口角を上げ頭をポンポンと撫でて「そろそろ京に着く頃だな、起きて身支度でもするか」気付けば時が経つのは早いもので舟は京に近付いているのを感じればそろそろ起きるよう促して)
。 高杉 様
はい 。…… 有難うございました … 、ずっとお傍にいてくださって( 小さな声で一言ぽつり 返事をすれば、その温もり名残惜しそうに ゆっくりと身体を起こして。座ったその姿勢のまま相手見つめ、柔らかく表情崩せば 離れずにいてくれた事への上記お礼を述べて。 )
>>小夜
俺が傍に居たかっただけだ。礼は要らねぇよ(己も身体を起こせば、寝たことによって少し乱れてしまった着物を直し。立ち上がって伸びを軽くすると準備の為、色々とする事があるというのを思い出し相手に振り返れば「先に甲板に出る、準備が出来次第出て来い」とだけ告げると部屋から出てはまだ鼻の先に残る相手の愛らしい残り香(←)に笑み浮かべながら甲板へと先に出て)
。 高杉 様
分かりました 、すぐに参ります( 部屋を出て行く相手に一礼し 上記言葉と共に見送れば、ひとりぼんやりと室内を見回して。つい先程までここに流れていた甘やかな時間を思い返せば再び頬熱くなり、両手で顔覆いひとつ深呼吸を。心落ち着け鏡に向かえば、慣れた手つきでサイドを編み込んだハーフアップに髪を結い、その他身支度整えて。言われた通り甲板へと出てくれば、景色に眼奪われつつも相手探し歩いてみて 。 )
>>小夜
──…此処だ。来てみろ、京が見えてきた(相手を待っていると己を探しているようにも見えた為、声を掛けてこっちへ来るよう促して。京が間近に迫って来ているのを指差して伝えれば「後、三十分くらいで着くだろ。」表情では表せていないがワクワク感が心の中で弾んでいて)
。 高杉 様
あと30分 …… 。… 高杉様 、少しわくわくされてます ?( 相手の姿見つければ嬉しそうに表情緩め、その傍に駆け寄って。指差された方向に目を向け、もう少しでその雅な地に到着するのだと実感すれば、思わず小声でぽつりと。ふと、相手見上げじっと表情窺えば何か感じ取ったか、着物の袖で口元隠しつつ、くすくすと微笑零しながら上記問うてみて 。 )
>>小夜
…ッ、別にしてねぇよ(不意に図星をつかれたので思わず肯定しそうになるも直ぐに否定すればプイッとそっぽ向いて。「京に美味しいと評判の甘味処が有るらしいんだが、行くか?」と問い掛けて)
。 高杉 様
ふふ 、申し訳ございません( そっぽ向く相手をきょとんと見つめれば、先程の問いがあながち見当外れな物ではなかったのだと思い至って。控え目にくすくすしつつも、甘味処と聞こえれば ぱっと表情変え言葉続けて 、 )はいっ 、是非行ってみたいです !
>>小夜
…──(相手と共に街を堂々と歩けることに嬉しく思いつつも、京に辿り着いたのを確認すると船を停め街へ繰り出す為に船を降りて目的の甘味処へと足を進めようとしたが不意に立ち止まり相手へと視線向ければ「…手ぐらいなら握ってもいいぞ」なんて照れながら片手差し出して)
(/小夜様ぁぁっ!御返事が遅れてしまいました!まだ居らっしゃると信じていつまでも待たせて頂きます。しかし、お待たせしてしまってすみません!その分、高杉をコキ使っていいですから!←そしてそして、これからも何卒宜しくお願いします!)
。 高杉 様
… へ ? ……… い 、い 、いいのですか ?( 初めての京、勿論一番に心を占めるのは未だ見ぬ地への期待感ではあるものの、やはり船を降りるその足取りはどこか恐る恐るといった感じで。ふと立ち止まった先行く相手、さらには差し出されたその手、思わずきょとんと交互に見つめれば、そのすぐ後にはわたわたと頬赤く染めて 。 )
( / 高杉様 ! 小夜は高杉様にお会いしたく、勿論お待ち致しておりました。ご多忙かと思われます 、それでもこうしてお会いできること 、本当に嬉しく思っております。こき使うなんて 、とんでも御座いません ← 。ですからどうか 、謝らないでください。此方こそ 、どうかこれからも宜しくお願い致します *.° )
>>小夜
ああ、構わねぇよ。…ほら、早くしろ(慌てている相手の姿を見ると思わずクスッと笑ってしまうもすぐに平常心になれば敢えて己から手を握るのではなく相手から握らせるよう促して)
(/お優しいお言葉、感謝致します。では、引き続き宜しくお願い致します!背後は引き下がりますのでまた何か有りましたらお呼び下さい。)
。 高杉 様
… はい 、失礼 します ………( 差し出された手にそっと自分の右手乗せれば、その温かさに思わずどきり。きゅんと締め付けられる胸と共に、只々無言でその手にぎゅうと力入れ 相手の手を握って。 )
>>小夜
小夜…お前を一人にさせて悪かった。もしまだ俺の傍に居てくれるなら…いや、もう一人にはしねぇ。だから来てくれ(後悔の念に苛まれながら現れると、相手が居たであろう温もりを肌で感じながら独り言を云って)
(/随分と間が空いてしまい、お待たせしてしまいました。もし、まだお相手してくださるのならどうぞ宜しくお願い致します!)
高杉様 、お久しぶりでございます 。すっかり気温も低くなって 、寒い日が続いていましたが お風邪などはひかれませんでしたか ?( 何処からともなくするり、姿現せば そっと近付き相手見上げ首傾げ )…… また こうしてお会いできて 、心から嬉しく思います 。 …… でも 、今まで心苦しくも ありました … 。高杉様がお忙しい身であることは重々承知しております 。仰ってくださる言葉を素直に信じたくもあります 。でもやはり 、高杉様にとって 私は重荷 なのだろう 、と思い ます … 。ですから 今の関係は 、もう 解消した方が良いのではないでしょうか … ? また昔のように 、なんの柵もなく お会いする方が 、良いのではないでしょうか … ?( ふい 、と顔逸らせば ぽつぽつと 、表情苦しげに言葉紡いで )
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