【MHA】幼馴染みと爆破とワン・フォー・オール【非募】

え、あ、うん！そうだね、挨拶くらいなら…(相手と一緒に近よると自分よりはるかに高い身長に見上げ、「こんばんは！パトロールお疲れ様です…！」と礼を)

...ちっす。(小さく会釈し、エンデヴァーにパトロールしているのか、と聞かれればこく、と頷いて)　デク、サインとかもらわなくていーのかよ？(こそっ、と相手に小さく話しかけて)

…(目の前にするとその圧倒的存在感に見惚れ相手の声に我に帰り)あ、…欲しいけど、でも今はあくまで仕事中だからやめとこうかな(ヒーロースーツを着ている以上はとぐっと堪え握手だけでもと)

はぁ...。(半ば無理矢理にエンデヴァーと連絡先を交換すれば、相手にスマホ画面見せ)　これでエンデヴァーがオフの日、押し掛けに行けるだろ。ついでに半分野郎にも会えるかもな(ふん、と鼻を鳴らして)

おお！すごいね！かっちゃ…(思わずテンションがあがり名前を呼びそうになりぐっと抑え)はは、轟くんも元気だといいね。(頬緩め笑って)

半分野郎は元気だろ。テレビにも出てるしよ。あとテメェ、マジで気ぃ付けろよ？(名前を呼びそうになっている相手にデコピンをかまして)

う、うん、ごめんね(冷めやらぬテンションをぐっと抑えると、額にうけた圧に手で抑えながらこくこく頷き)

ん。じゃ、パトロールの続きすっぞ(エンデヴァーに軽く挨拶すれば、相手の手を引いて街中を歩き)

…いこっか！(相手に手を掴まれると咄嗟に周りの視線からぱっと手を離してしまいつつも笑って見せ、隣を歩いて)平和だね、(へら)

......あー、そうだなァ？(手を離されたことにイラッとし、眉間にシワを寄せて不機嫌になり)　どいつもこいつも平和ボ ケしてンなァ(無意識に大股で相手の先々を歩き)

僕らがこうやって平穏にパトロールだけで済む事に越した事はないしね(頬緩めへらり笑ってみせるも、相手の表情の変化に原因分かりつつも困ったように眉下げつ、後ろから小走りで着いて行きながら)

....チッ(ぐいっ、と相手を路地裏に引き摺り込み、逃がすまいと相手の顔の横の壁に手をついて睨むように相手を見つめて)

え、…ちょ、……ッ！(急に視界がゆらぎ引っ張られるがまま路地裏に行くと、あっという間に壁際に追い込まれ。勢いよく出された手に咄嗟に怯みつ、相手を恐る恐る見つめ)…かっちゃん、…？

テメェ、今なんで俺がこうしてんのかわかってっか？(いつもより低めの声音で話し、じろり、と見つめ返し)

…僕が払いのけたからだろ(相手の言葉に視線下ろすと静かな声色でぽつり)ヒーローってだけで目立つのに、そんな事したらかっちゃんの評判に影響が出ちゃうよ(悲しげに、されどじっと見つめ返し)

テメェと手ぇ繋いだだけで評判落ちるとか、とんだヒーロー社会だな。(ケッと悪態つき)　つか、評判なんてどーでもいいっつーの。評判よか、テメェとの時間のが大事なんだよ、わかれよバァカ(ちゅ、と触れるだけのキスをしてから相手を解放して)

色んな考えの人がいるからね、………ありがとう、(気まずげ前者述べながら、不意に重なる唇に目を閉じるすきもなく。掛けられた言葉がとても嬉しく、思わず緩まる口元に、すぐ道を戻ると人通りの多い道から聞こえる声に顔紅く)

ふん。他のヤツらなんか放っときゃいーんだよ。大体テメェはいちいち周りを気にしすぎでうざってぇし、すぐ赤くなって可愛すぎんだよ(ぶつくさと文句を言いながら相手に続いて通りに出て)

さすがかっちゃん、…はは、少しは男らしくしないとね。(名を静かにぽつりと呟くと、後者に恥ずかしさから笑って誤魔化しつ再び大きな道へと出て相手の隣を歩き出し)

....ん。いろいろ焦りすぎんなよ。もう、昔みたいに放ってかねーからよ(相手の歩幅に合わせて歩みを進めて)