柵越 2017-07-20 23:38:48 |
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( / いえいえ、分かり難い説明をした此方が悪いのでお気になさらず!かく言う私も何だか良く分からなくなって来まして、確認の為もう一度流れを整理しますね…
夜若、剣式と邂逅→昼若、中学校で式を発見。夜若時の記憶の影響で「何処かで逢った様な?」と何かと式に構う※式は剣式時の記憶なし→殺人事件発生→式交通事故に遭う、以後2年昏睡→殺人事件未解決のまま沈静化→最終戦後、リクオ三代目襲名→式魔眼覚醒、お見合いにてリクオと再会→殺人事件再発生
こんな感じでしょうか?そうすると、お見合い時2人は同い年の高校生という事になりますね )
(/了解です。分かりやすく纏めてくださってありがとうござます!
ではまずは夜若と剣式の邂逅からですね。開始ロルを書こうと思うのですが、構いませんでしょうか?)
( / では、開始は主様お願いしても宜しいでしょうか?何度も気を遣わせてしまいすみません。中学時代はまだ識が存在するので、比較的大人しいお嬢様的な両儀式になると思いますが、気長に付き合って頂ければ幸いです! )
(/了解です。此方こそ気長によろしくお願いいたします。先程より短めですが開始ロルです。
ふむふむ…wikiとかで見てるんですけどやっぱり型月の作品は実際読んだりプレイしないと理解出来ませんね;)
(深夜、人気のない神社に入り水面に映る月を眺めてキセルに火をつけ吸っていて。時折吹き抜けていく風が頬を撫で、心地よさを感じさせてくれる。そんな静かで綺麗な景色を見つめていると、何やら人の気配を感じて)
へぇ?珍しい。
(興味本位でその人の気配がする方へと歩いていって)
( / 分かります;中でもらっきょは時間軸が滅茶苦茶な作品ですし…カット出来る部分はそうした方がテンポ良く進むかもしれませんね )
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── あら … 今晩は、色男さん。何か私に御用かしら?
( 月光の下、ひとり佇む貴人は草履の擦れる音の方へと嫋やかな仕草で振り返り。穏やかな笑みを湛える顔には人ならざる者への畏れは無く、今宵此の時彼が訪れる事を知っていたかの様に落ち着き払って居て )
(/らっきょ…一瞬何のことかと思いました(笑)
そうですね、飛ばせるとこは飛ばしましょう。)
…用って程のことは無いが、こんな夜中にどうしたんだろうと思ってな。
(「明鏡止水」。自身の畏である認識を断つその技をあっさり見破られ、少女がただの人ではないことを察する。しかし、感じない敵意に此方も警戒心を解き、ふっと笑みを浮かべながら返事をして)
有体に言うなら散歩、かしら。寂しさを紛らわせたくて。夜は皆眠ってしまうから、私はいつも独りぼっち … 嗚呼、でも今夜は違うわね ── あなたが居るもの。
( ちらり、眼下の灯の消えた町を見遣り長い睫を伏せたのも束の間。再び柔らかに微笑み「立ち通しって疲れない?着物なら尚の事…」そう徐に投掛けては参道の石段に座る様促し )
本来夜は人間ではなく俺「達」の時間だ。今はあんまり関係ないが…
(さらりと自分が単なる人間ではないことを告げる。なぜそう無防備に告げたのか、それは両儀式に感じる常人ならざる気配がそうさせたのだろう。そして、人と異なる人同士は出会ったのだ。「じゃ、隣失礼するぜ…それで、嬢ちゃんは何もんだ?」石段に同じく座り眠る街を眺めながら、式に質問して)
私?私は何者にもなれない空の一部よ。陰陽を形作る外郭、誰かの見る泡沫の夢。それが 「 両儀式 」
という第三の人格 ── でも、そうね。式と呼んで貰えたら嬉しいわ。
( 生まれても意味の無い存在である己に興味を持たれるというのは、例えそれが些細な問い掛けだとしても嬉しいもの。心が踊るのを隠し切れず、ついつい何時もより饒舌に語って仕舞い。然しそれに理解のし易さが伴うかは、又別の話。はた、と起る筈の無かった過ちに漸く気付けば一呼吸置いた後 「 … 少し、固い身の上話になり過ぎたかしら?あなた達風に言うなら “ 雪の日に現れる都市伝説” といった所ね。 」 と換言し。すると、まるで呼応するかの様に季節外れの白粒が貴方の肩を撫で )
………
(式の話は常なる人にも、常ならざる人にも理解はし難いだろう。その証拠にリクオはポカンと、それでいて頭に?を浮かべている。換言も、やはりどこか掴みづらいものだったのか耳から耳へと抜けていく。「……難しい話はわからねえな。俺は、今俺の目の前に式が居るってことしか分からねえ」肩に落ちる雪も、目の前に居る式も、例え夢だとしても、今この場に居る自分にとってそれは事実であり現実である。)
何もんなんて質問して悪かった。式は式、俺の目の前に居る可愛いお嬢ちゃん…それだけで十分だったな。
ふふ … お上手ですこと。それに引き換え私はなんて口下手。此方こそ、ごめんなさいね。
( 虚無を起源に持つ者が虚を突かれるのも又一興。思わぬ讃詞にきょとりと瞳を丸めると、軈て年相応の少女らしく含羞み。薄らと紅の差す頬を袖口で隠し、淡い恥じらいを見せ。意味のある事は話さず、思い出は残さない。そんな彼女にこれ以上己について語る可き事は無く、代わりにと── )
あなたのことを教えてはくれないの?その声で聞きたいわ。あなたの名前、あなたの中で朝を待つ “ 彼 ” のこと。
おっと…名乗って貰っておいて黙りとは失礼した。当方魑魅魍魎の百鬼夜行を従える奴良組の三代目、奴良リクオと申す者、以後お見知り置きを…なんてな。俺はぬらりひょんの孫、奴良リクオだ。昼は人間、夜は妖怪、式の言う彼は昼の俺だろう…今は寝てるから呼ぶわけにはいかねえがな。
(格好をつけて挨拶した後、再びくだけた表情に戻れば自身がどの、なんの妖怪かを告げる。そして昼と夜の違いについても。「昼の俺が知りたいのなら、また昼に俺と会えば良い。ただ…」覚えているかどうか。昼と夜の記憶はお互いに持っているが、どうにも目の前の少女は不思議で──掴み所がないと言うか、何故だか覚えていられる自信が無かった)
… 残念だけど それは無理ね。是は幻、全ては夢と消える物よ。意味のある思い出なんて 目覚めた時、消え去った時に ただ悲しいだけ。
( ふと伸ばした細い指先に触れては消える雪を眺めつゝ、追懐するは時の狭間で垣間見た彼によく似た誰かの背。多少見目は違えども血は争えぬものだと儚げな笑みを零せば しゃなりと立ち上がり、いつとはなしに白み始めた遠くの空に目を向け )
── だからもう、「 両儀式 」 とは此処で御別れ。次に奴良君が逢うとしたら、式か識ね。
式か織?それはどういう──
(いつの間にか東から日が顔を出している。何度目かわからぬ要領を掴めぬ相手の言葉に、その真意を問おうとするが、ふっ…と何処からか笑い声が聞こえてくる。──分かってねえなぁ…リクオ。女の不思議を解き明かそうなんて、不粋なことはするもんじゃあねえ──その男性の声は、酷く懐かしいものだった。遠い昔、まだ子供だった頃…聞いたような声。ああ…知っている、この声の主は、俺の──)
両儀…式…?
(ふと隣を見ると既に誰も居らず、ぼぉっとしていた頭からはその存在すら薄れてきている。俺は、どうして此処へ…太陽の半身が見えてきた頃、懐かしい感覚と共に有る不思議な感覚。俺は何故、こんな場所で、こんな暖かくて、不思議な何かを感じているのだろうか)
…式と、織…
(ただ覚えている言葉は、二つの違う「しき」。この先、そのうち一つの式と出会うのはそう遠くない未来だが、リクオがその事に気付くことはなかった)
別れの時。夢の終わりね──… 空が明けるわ。
( それが今回最期の記憶。眩むような朝焼けが輝いたが刹那、彼女は彼の隣から正に夢の如く立消え。時同じくして地に落ちた名残の花も、暖かな陽の光に照らされ澄み切った雫となり。其処に少女が居たという目に映る証拠は一つとして無い。ただ少年の記憶の中にだけ何かが、誰かが。遠く、永く残り。 )
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( / わわっ…申し訳ありません!いつの間にか背後会話を蹴ってしまっていた事に今更ながら気づきました。本当にすみません。それと今後の展開についてですが、如何致しましょう?時間軸通りに進めますか? )
(/気になさらなくて大丈夫ですよ。丁度良い切り時でもあったと思いますので。
それでは時間軸通りに進めて貰っても宜しいでしょうか?下手に崩したりすると自分の技量では付いていけなくなってしまいそうで…すみません…)
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…あれ?
(普段から積極的に雑用をしているせいか訪れるのにも慣れた隣のクラス。そこで何時もは気にしなかったはずの女の子を見て足を止めてしまう。あの子、どこかで…思い出せそうで思い出せない、そんなむず痒い感覚をその女の子を見て感じて)
( / 完全に失念しておりました…本当にすみません。いえいえ、私も漫画と小説を交互に確認しながら何とかやっている身ですから、其方こそお気になさらず! )
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( 日常的に着物を纏う弊害か膝元で揺れるスカートが如何にも鬱陶しい。背伸びをし下唇を軽く噛みながら黒板を掃除して居ると、何やら視線を感じドアの方を見遣って。ばちり、視線が搗ち合ったのは他クラスの者と思しき見知らぬ男子生徒。如何やら己と組む日直の生徒が、部活を理由に仕事を押し付けようとしている様で。普段はクラスメイトとは一言も口をきかないのだが、この時は何故だか捨て置けず。つかつかと歩み寄れば、今にも日誌を渡そうとしているその腕を掴み )
── 待って。それは貴方がやるべき仕事でしょう?
(/それでは背後は此の辺で失礼しますね。また何かありましたらお互い出てくるという形で…それでは!)
え、あ…僕は気にしてないから。寧ろ誰かの役に立てる事があるならやりたいっていうか…
(近付いてきた両儀式の姿に視線を奪われていたが、その手が自分に仕事を任せようとする男子の手を掴むと、先程感じていた何かも忘れて慌てて割って入って。困ったような、「人が良さそうな」笑みを浮かべてやんわりと両儀式を説得しようとして)
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