東 恭弥 2017-07-12 00:49:21 |
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(唇が触れ合ったかと思えばすぐに離れていってしまう。これだけで満たされるわけがないのに、耳に熱を感じればますます焦れったくなって。相手の綿密な計画の上かそれとも自然とお預けをくらっている状態なのか分からないが、あと少しもすれば自制心がきかなくなることだけははっきりと自覚しており。横目に相手を捉えつつ耳への微弱な刺激を甘受し キュ と絡めた手に力を入れて握り直し、本気で我慢の限界を感じ始めているのにわざと冗談ぽく告げて)
――ねぇ、逢坂先生からしてくれないなら、…襲っちゃうよ?
…ンだよ、堪え性ねぇな。
(恐らく焦れているのだろう相手の心境を慮れば楽しくなってしまうのは勿論の事、単に唇で相手の肌に触れるのが好きなのもあり耳元から首筋へと移動した時聞こえて来た声に動きを止め。おどけた声色ではそれがどれ程緊迫した物なのかは推し量れないものの、恐らく全くの出任せではないのであろう事だけは分かり。クスクス笑いながら相手と視線を合わせると、宥めるように軽く唇を啄むだけの口付けをし意地悪く口角を上げて揶揄い)
…、っ、無理。―…堪えらんない。
(耳から首筋を這う唇の動きひとつでさえ今の自分にとっては危険なもの、そこに追い打ちを掛けるのはまたも触れるだけのキスで。宥めるような優しさは逆効果、今の自分にとっては欲求を増すだけの火種にしかならず。どうにか繋ぎ止めていた理性はいっそのこと自ら手放してしまった方が楽かもしれないと極限状態の中で停滞していく思考。重ねていた手を解けば両手を相手の首周りに伸ばしシャツを荒々しく掴んで、ゆっくりとだがかなりの強さで着実に己の上へ引き寄せると意地悪く笑っていた相手の表情がどう変化したのかも確認しないまま夢中で ちゅ と唇合わせれば、早くも相手の唇割ろうと舌先伸ばしていって)
……っん…
(揶揄ってもう少し遊んでやろうとしていた矢先、不意に相手の声色が先程までとは違った様相を見せたかと思えば、強い力で引き寄せられ抵抗もままならずに思わず目を見開き。そんなにも相手の訴えが瀬戸際にあったとは知りもせず、間髪入れずに唇を重ねられると微かに息を弾ませながら応じるように目を閉じて。舌先が性急に唇に触れて余程余裕がないのだろうと感じさせられると、それ程求められている事実にまたじわりと体温が上昇するような錯覚に陥り。普段よりも強引な口付けに体中が沸き立つような昂ぶりを得て、受け入れた舌を引き込むように深く舌を絡ませ)
―ん、…は、
(キスひとつでこんなにもがっついてしまう自分に内心驚きながらも欲求を止める術がなく。感情も脳も半分蕩けてしまったようにぼんやり目を開ければ、至近距離にある相手の色づいた顔を視界に収めてまた情欲が煽られ。冷房により部屋の温度は下がっているはずなのに互いの体温は上昇しているように感じるのは気のせいか。これまでの経験からいつ再びストップの声が掛かりお預け状態になるかわからない、そう思えば思うほど残された時間は僅かなように思えて性急になってしまい、深く舌を絡ませる傍らシャツの裾から忍ばせた手で腹筋を つつ となぞり)
――んっ、…おい…っ
(相手の懸念は露知らず興奮が高められるまま性急な口付けに酔いしれて舌を絡ませていたが、不意に腹部に擽ったさを感じると体を震わせて息を詰まらせ。先程何とか鎮めた体の火照りが再び湧き上がり始めてしまい慌てて唇を離すと、相手の指先と認識した途端如実に快感を与えてくる手首を静止するように掴み。しかし理性に反する部分が続きを望んでいるのだから指先に大した力が込められるでもなく、それを自覚してしまっている為に眉を寄せるとそれからは言葉が継げずに黙り込んでしまい)
(唇が離れてしまうだけでも我慢ならず、続いて素肌を撫でていた手も掴まれてしまうと難しい顔をして。悶々とした気持ちを抱えたままてっきり咎められるかと思っていたが、言葉が途切れたっきり黙り込む様子や簡単に振り解けそうな力が相手の心を物語っているように思え、意外な展開に キョト と大きく目を開き。相手に強く惹かれる感覚のままに掴まれた手を口元に引き寄せては、何度も甲にキスを落としながらその合間にも溢れる欲を口に出し)
…触りたい。もっと。…―だめ??
(相手の手を握りながら理性は一刻も早く拒絶の言葉を畳み掛けようとするのに、喉が詰まったように一向出て来る気配は無くただ気まずそうに視線を泳がせており。そんな最中にはっきりとした願望から相手の口から聞けてしまえば、元より今にも決壊しそうになっていた理性が耐えきれるはずも無く。手の甲に唇が触れる度物足りなさが胸中で燻り、自然と相手の動きを制止していた手は離れてしまうものの、今も脳裏に貼り付いている懸念をぽつりと口にして)
……これ以上は、我慢できなくなる。
(何度となく口づけていた手も遠ざかっていくと、心の拠り所がなくなってしまいどっと不安が押し寄せ。拒絶とは程遠いものの意欲的な返事でもなかったことに落胆しては曇りゆく表情を見せまいと くるっ と体を翻し相手に背を向けソファの背凭れに顔面押しつけて。我慢なんてする方が体に悪いだの、なんとでも理由をつけて無理強いすることだってしようと思えばできるのだが、相手の気持ちを1番に優先させたいという気持ちがそれを許さず、自分に言い聞かせるようにここで踏み止まる理由を独り言のように並べはじめ)
好き同士ってわかったばっかだし。今日家に来たばっかだし。――…キスできるだけでも十分。幸せ。
――…俺は、そんなもんじゃ物足りない。
(我慢が利かなくなる寸前なのだから相当気持ちが昂っているにも関わらず予想外にも相手から背を向けられてしまうと、それまで散々拒絶をしていたのは此方だと言うのに相手から拒絶されたような心持で眉を寄せ。元はと言えば素直に相手を求める事ができなかった己に非があるのは自覚しているのだが、理不尽な怒りが湧き上がると相手の肩を掴んで力任せに此方を向かせ胸倉を掴み。相手を睨み付けて低い声で呟いたかと思えば荒々しく唇を重ね、一度唇を離して何処か不貞腐れたような表情ながら有無を言わさず相手のシャツのボタンを数個外し。元より大人しくしているつもりはないのだから一向構わない、相手がこんな状況を望んでいようがいまいがどちらにせよ我慢はできそうになく、肌蹴させたそこに唇を付けると鎖骨の輪郭に添って舌先を這わせ)
は、ぃ…?――…っ、!?
(煩悩を断ち切ろうとまるで念仏のように自身に言い聞かせていたのだが、そんな努力も虚しく意思とは関係なしに相手の方を向かせられれば必死に抑え込もうとしていた欲求が瞬時に膨張。一瞬の出来事ゆえに強引なキスに満足に応えられるはずもなく、寂しそうにも恨めしそうにも見える表情で離れていく唇を見つめ。先ほどまで独り呪文のように言葉を紡いでいた時とはがらりと光景が変わり、あっという間に鎖骨を這う相手の唇にいいように遊ばれているのだから不思議なものだ。生温かい舌が素肌に擦れる度理性が削ぎ落とされていくような気がして、相手がこういった手段をとってくれたことで己もだいぶ行動しやすくなったのか物怖じする様子もなく肩を ぐい と押し返しては、勢いのまま今度は相手をソファに押しつけ。もう何の迷いも感じられなくなった強い瞳で相手を見下ろしながら、これからすることはこちらで勝手に決めた上で場所の選択権だけを与え。相手を欲するあまり表情には余裕など一切ないがかろうじて声だけはいつもの軽さが感じられ)
…物足りない同士、仲良くしましょーよ。…―どうする?――寝室行く?それとも、ここでしちゃう…?
(相手の肌に舌を這わせているだけで充分に煽り立てられじわりと体温が上がっていくのを感じていたのだが、不意に肩に手が置かれたかと思えば抵抗する間も無く視界がすっかり逆転していて。相手の肌触りを堪能していたというのにそれを妨害された事やら組み敷かれている現状やら、諸々に不満を感じて眉間に皺を寄せて相手を見上げたが、視線が絡んだ途端そこに垣間見た欲に濡れた瞳に言葉を失い同時に背筋がぞくりと粟立つのをはっきりと感じ。与えられた選択肢は既にこれからする事が決定事項である事を前提にした物で、それに対し異論などはあるはずも無いが、相手に主導権を握られているのは些か気に入らず。ソファに体を押し付けられていては自ら行動を起こす事もできず、せめてもの反発のつもりで相手の肩を押し返すと「…こんな所でしない。」実際先程までこの場所でしたって何ら問題は無いと考えていたくせに、それを丸ごと棚に上げた言葉を短く返し)
ぇー、なんで?ここでいいじゃん。
(明らかに上下逆転されたことを不満に思う表情なのにそれについて一言も触れられなければ、一刻も早く自分のものにしてしまいたいという支配欲と焦燥感で体中の血が沸き立ち。選択肢与えていたにも関わらず自分の望んでいた回答と違えば口角下げて。上質なソファの上は居心地がよく、むしろここがいいと最終的には我儘を押し通そうとする一方、相手に覆い被さってまた唇求める予定が肩を押し返されたことにより崩されれば、何かしらの反発が返ってくるであろう相手の口の中に断りもなく そろ… と食指差し込んで。上顎をなぞったり時折指を出し入れしながら相手が声を出すのを阻むように徐々に指の動きを激しくしていき)
お前が聞いて……っ!?
(まるで初めから選択肢等与えられていなかったような物言いと振る舞いに納得するはずもなく憮然として言い返そうと口を開いたが、そこへ何の前触れも無く指が突っ込まれると驚きのあまり目を見開いて絶句し。一体何のつもりだと言わんばかりに戸惑いと苛立ちを孕んだ瞳で相手を見据えていたが、上顎を擽られるような感触がすると眉間に皺を寄せ「あ、ん゛…!!」不自由な口を開いたまま抗議の声を上げるが、口内を掻き回される感触すら現状では快感にすり変わるのだからあまりにも貪欲な自らに嫌気が差し。いい加減腹を括ったのか諦めたのか、相手の肩を押し返していた手を離し力無く顔の横に落とすと、如何にも不機嫌そうに相手を睨み付けながらも口内を好き勝手蹂躙する指に舌を絡め。そうしている間に自ずと益々気持ちが昂ってきてしまい、目を伏せては指先を甘噛みしたり爪の間を舌先でなぞったりと好きなように弄び)
( 割り込み失礼します…!セイチャットは全年齢対象なのでR描写はご遠慮下さいませ!健全な環境維持のためご協力をお願いいたします、)
(/すみません、現状R描写はしていないつもりだったのですが…;;その辺りについて東先生背後様と詳しく話し合った訳では無いのですが、直接的な描写はせずにそのシーンに突入した場合飛ばしたり等配慮致しますので、何卒ご安心くださいませ!!ご指摘くださりありがとうございます!!)
>匿名様
(/まずはご指摘ありがとうございます!R描写とは…これから先、そうなることを懸念してのご指摘だったのでしょうか。具体的に描写するつもりはなく、タイミングを見計らって飛ばすつもりでおりましたのでご安心いただければと思います。今後はもし何かあれば逢坂先生背後様と2人で解決していきますので見守っていただけると幸いです。)
>逢坂先生背後様
(/昨夜は眠っており…対応が遅れてしまって申し訳ございません;匿名様へのご説明ありがとうございました!!背後様もお考えになられていたように、私もそういった場面になった時は直接的な描写はせず、飛ばそうと思っていましたし、背後様もそうしてくださると信じていました。息子たちがいい雰囲気で話している中で背後が出しゃばって喋ることでもないと思い、ご相談はしなかったのですが結果としてがっつり話し合うことになった現状にびっくりです(笑)2人の雰囲気も切れてしまいましたし少し無理やりになってしまうかもしれませんが次ロルにて数時間後あるいは翌日に場面を移そう思っているのですが、そこで1つご相談がありまして……。今回体は繋げなかったというのはどうでしょうか?愚息としてはてっきり息子様のことを受けだとばかり思い込んでいて、いざという時にやっぱり息子様が抵抗したというか…、そういう展開も面白そうだなと思ったりしているのですが…!最後の最後に寸止めされて終わるパターンも愚息らしいですし(←)拒絶する息子様もとても可愛らしいのでっ。もちろんこれに限らず、他の展開でもいいので、ご意見お待ちしてます!)
>95様
(/ 遣り取りを軽く拝見しましたが、R描写はなかったように思います。Dキスまでは可能ですし、裏行為禁止と言っても制限は守っておられます。規約は勿論のこと常識的なマナーを今一度確認されては如何ですか)
(/いえ、お気になさらないでくださいませ!!お役に立てたのであれば光栄ですが、説明と言える程の事もしておりませんので…!!私もこの様なお話し合いをするとは思いませんでした(笑)ですが万が一すれ違いがあっても困りますし、背後同士同じ考えだったことを確認できたのは良いことですから、善意でご指摘くださった匿名様には感謝致しましょう(´`*)今後の展開についてですが、何とも新たな方向性というか…私には全く思い付きませんでした(笑)面白い展開ですね!!此方には非常に美味しい展開ではありますが、東先生がひたすら不憫なのがまた…何とも言えない感じで好きです()背後様がよろしいのであれば、是非ともその展開を採用させてくださいませ。また、そろそろ場面転換をしても良い頃かと思いますので、後日からお願いしたいのですが如何でしょうか…?)
>95様
>98様
規則に関する注意喚起であっても一対一のトピに部外者が立ち入ることはマナー違反ですので何卒ご注意下さい。各々おもいやりと心のゆとりを持ってチャットライフを満喫しましょう。
(東様、逢坂様、場所拝借及びお目汚し失礼致しました。此方の書き込みは無視して戴いて結構です。)
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