東 恭弥 2017-07-12 00:49:21 |
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!うぉ…っと。んー…最近は徒歩ですね。
(指摘された通りのことを考えていたためばつ悪そうに苦笑いして頭を掻き、背中押されると間抜けな声を上げながら流れに任せて廊下へと出て。少し前までは電車通勤だったのだが体力作りも兼ねて歩きに変えたこともあり質問に答え終えると校内、その上廊下ともなれば人目を気にせず触れられないのがもどかしくなり昇降口を目指して進み出して)
うわ、まじかよ。
(保健室は昇降口から然程離れておらず、相手の返答に純粋な驚きを示しながら歩いていれば直ぐに辿り着き。靴を履き替え「ご所望ならうちまでの地図書きますけど?」本当なら徒歩の相手が自宅に着くまで待っていられるわけが無いのだが、ほんの戯れ程度に揶揄うような口調で問い掛けて)
??…ぇ、待って。歩いて行けってことですか?…逢坂先生も歩きならお供しますけど。
(地図など提案されれば下駄箱にしまいかけた靴 ぽろ と落としてしまい、近距離且つ相手も一緒なら徒歩でも何ら苦労せず行けると真面目に返答し、自宅も電車で1駅の近いマンション、タクシーさえ捕まえれば難なく行けるものの相手の通勤手段を知らないことに今更気づけば尋ねてみて。靴を履き替えて外に出た途端容赦なく照りつけてくる太陽を仰ぎ見ながら鬱陶しそうに目を細め)
ん、…先生は何通勤?
車。こんな暑い中歩くわけねぇだろ。
(冗談に至極真面目に返されると思わず笑ってしまうものの否定も肯定もせず、取り敢えず相手も乗せて自宅に向かう事を勝手に決め。靴を履き替えるとさり気無く日陰を通りながら駐車場へ向かい、その折問い掛けられた言葉に笑みを浮かべながら応じていれば程なくして駐車場に着き。遠隔操作で解錠してから車に歩み寄ると「ん。どーぞ。」助手席の扉を開けて乗るよう促し)
え…ぁ、これ?乗って良いんですか?うわぁ、ドキドキしちゃうな――。
(うざったい真夏の暑さに心折れそうになるも相手の後ろをついて歩けば日陰を通ることができ、それが偶々でも運が良い訳でもなく相手の優しさであると気づいているのか表情は嬉しそうで。車通勤という相手の新情報を頭のメモに追加しながら歩いていれば1台の高級そうな車の前で助手席に促され、そわそわ とやや胡散臭い女子のような反応で感激し。きれいな車内にゴミ1つ落としたくないという思いから己の尻を片手で払いつつ、紳士的に扉を開けてくれている相手に衝動的に触れたくなってしまうと、怪しまれないよう助手席に乗り込みながら相手の臀部に伸ばした掌でお触り)
(/突然背後から失礼します!実はお伝えしたいことがありまして…。お返事を作成しコピペしてこちらに書き込んだつもりが、返事をする時間帯に1番上に上がってきていた別のスレをクリックしていたようで間違って投下してしまい…;結果的に息子様へのお返事を晒すことになり、背後様に不快な思いをさせてしまったのではないかと申し訳ない気持ちでいっぱいです。内容としては>43のものと同一のものでございます。本当に申し訳ございませんでした!!完全に私の確認不足なので謝ることしかできません。そちらのスレの方々にも謝罪させていただき、こちらにもすぐに謝りに来たかったのですが朝の時間が迫っていたこともあり本文だけお返ししました。そのためこうして時間差での謝罪となってしまったこともお詫び申し上げます。
こんな間抜けな背後ですが一層気を引きしめていきますので、これからもお相手していただけると嬉しく思います。長々とすみませんorz よろしくお願い致します…!)
(何やら妙なテンションではしゃいでいる相手が車に乗るのを確認しドアを閉めようとした時、ふと臀部を撫でられる感触がすると表情を消して相手に視線を向け。一瞬の無言の後一度相手から視線を逸らしてぐるりと周囲に視線を遣り、人の姿が無いのを確認してから徐に身を屈めれば唇で相手の下唇を優しく食み。労わるように唇で触れちろ、と舌先を這わせたのも束の間、加減はしつつも中々の力でそこに歯を立てて相手の行動を咎め。さっと身を離すと有無を言わさずにドアを閉め、運転席側に回ると車に乗り込んで何事も無かったかのようにシートベルトを着け)
(/わざわざご報告くださりありがとうございます。此方には何ら不都合は御座いませんので、どうかお気になさらないでくださいませ!!そのトピの方々が穏便に済ませてくださる事を願いましょう(´`*)此方こそ、これからも何卒よろしくお願い致します(深々))
…――ぅ、ぐ!
(人に見られてしまわないかと気になる反面こういった状況でのキスに興奮を覚える自分もいて。あんなことをしておいて優しい接吻などくれるはずがないのに楽天的な頭はすぐに唇を欲し、舌を絡めようとしたその時濡れた下唇に雷にも似た痺れが走れば思わず スッ と顔を引き。痛みで下心も吹き飛んでしまうと臀部から手を離し流血していないかとバッグミラーで唇を確認、そうして痛みに悶えているうちにいつの間にか運転席に座っている相手を恨めしそうに見遣っては、割とどこでも手を出してしまう己と手厳しい相手との今後を想像してしまい はあ と溜息を吐きながら渋々シートベルトを着けて)
ちょっとぐらい触らせてくださいよー…。
(/お返事ありがとうございます!優しい言葉に救われる思いです…m(__)m もっと背後様のことが好きになりました(照)これからもよろしくお願い致します!/蹴り可)
十分触らせてやっただろ。
(結果はどうあれ大人しく触られていた上に口付けまでしたのだから十分だろうと呆れたように呟き、車にエンジンを掛けると滑らかに発車させ。それから暫く無言で車を走らせていたが、不意に以前より疑問に思っていた事を思い出すと今が好機とばかりに口を開き。「お前、ノンケじゃなかったわけ。」信号待ちの最中にハンドルに上半身を預け、ぼんやりと前方を眺めながら不意に問い掛けて)
(いつもなら望まれてもいないのに軽口叩いている頃だが、今は唇の痛みを引きずっているせいかシートに深く凭れたまま黙って前方を眺めて…いればいいものをここぞとばかりに相手の運転姿に視線注いでおり。車がゆるやかに減速していくと程なくして飛んできた質問に ふ と柔和な笑み湛え隠すことなく恋愛対象打ち明けて)
ん、…かわいい人なら、女でも男でもいけます。
……なら俺は恋愛対象外だろ。
(痛い程に寄越される視線を感じ一心に視線を前方へ向けていたが、問い掛けに答える声色に柔らかな響きを感じると横目で其方を一瞥し。穏やかな笑みにどうしようもなく惹かれてしまって、今直ぐにでもいつものように優しく触れられたい、貪欲に求めてしまいたいという気持ちが湧き上がり。直ぐ様視線を逸らし再び前方を眺めながら相手の言わんとしている事を理解するものの、あまりにも己には当て嵌ると思えず苦々しく表情を歪めながら呟き)
…え?俺…逢坂先生、すごくタイプなんですけど…―、
(一瞬だけこちらを見てくれたがすぐに視線が向こうにいってしまえば物足りないと見つめ続けて、相手の内腿に そろ… と片手伸ばしていくも運転中ということも弁え、撫で回したい気持ち堪えては触れるだけに留めておき。対象外どころかドストライクなのに相手はもしや自分自身の魅力に気づいていないのだろうか。または逆にかわいいと周囲から言われ慣れていて己の言葉が心に響いていないのかもしれないと、あらぬ方向にまで考えが及ぶと改めて相手に向き直りめげずにもう1度)
―…かわいい。一緒にいるとキュンとするし。
……30半ばのおっさんに言う事じゃねぇだろ。
(生まれてこの方こんなにも甘ったるい言葉を告げられた経験は殆ど無く、視線を逸らすことで落ち着きつつあった鼓動がまた早鐘を打ち始め。どんな反応をすれば良いのか分からず口調や表情を呆れた風に取り繕って告げるものの、内腿に触れる手が昂る気持ちを更に煽り立て。しかし図ったようなタイミングで信号が青に変わると運転に戻らなければならず、再び背中をシートに預けて車を発進させ。今直ぐ触れたくて堪らないのにそれが叶わない生殺しのような状態に置かれ、邪な考えを振り払うように深い溜息を吐き。片手で器用に運転する傍ら相手の手を掴むと「馬鹿、邪魔すんな。」心境とは裏腹な拒絶の言葉を吐きながら離させ)
(表情からは呆れられているとしか思えずやっぱり己の言葉が響いていないのだと肩を竦めて、それだけでも大ダメージなのに不運は重なるもの、運転再開した途端邪魔だと断られてしまった片手を渋々引っ込めて。かわいいものはかわいい、触れたいものには触れたい。せめてどちらかだけでも受け入れてくれたら良いのにと相手の気持ちを知る由もなく己の思いばかりが膨らんでいる気がして。だらん とシートに背を預け、興味のない窓の外を見ながらふてくされた態度で同じ質問を返し)
先生こそノンケじゃなかったの?
嗚呼、俺はバイだから。元々どっちでもいける。
(相手の声色に些か険悪な雰囲気を感じ取って運転の最中ちらりと様子を見てみれば、案の定脱力する姿はあからさまな不機嫌さを漂わせており。流石に少し先程の態度を考えてみれば原因が己にあるのは明白で、どう機嫌を取るべきかと思案していた時ふと同様な問い掛けが返って来て。前方に見えてきたマンションに視線をやりながら答えると「あれ、俺が住んでるマンション。」白壁の清潔感があるマンションを指差して続け)
(まだご機嫌ななめらしく自分から質問しておきながら ふーん と薄い反応だけして。しかし相手のマンションが見えたとなれば勢いよく上体起こしきれいな建物に視線遣りながら うわぁ と感激の声をあげ、もう少しで到着するのかと期待感が高まり不機嫌だったことも忘れ子供のように急かして)
!…へぇ。すごいきれーなマンションですね。…早く早くー。
もう着くだろ。大人しくしてろ。
(相手から聞いてきたにも関わらず随分と薄い反応にも憤慨する事は無く、さてどうすれば相手の機嫌が良くなるだろうかと思案していて。しかしそれもほんの僅かな間の事、示したマンションを見るなり目に見えてはしゃぎだすのを目の当たりにすると思わず笑みが零れ。成程、これが男を可愛いと思う感覚か。なんて呑気に考える傍ら、もっと安直に、より己の心境を正確に表すならば“愛しい”とさえ思う。感じた事の無い充足感に満たされながら、口元に笑みを湛えたまま言葉を返し。それから程無くして車をマンションの駐車場に停めると、エンジンを切って車を降り)
運転ありがとうございます。
(まるで父が子に伝える時のように優しく言われると黙って大人しくしておき、駐車場に着くまでの間言葉は多く交わさなくとも相手の笑顔に癒されていて。礼を述べてから相手に続き助手席から降りれば遠くから見るよりずっと大きくそれでいて清潔感のあるマンションを太陽の眩しさも忘れて見上げ。部屋へ行く目的は正直なところ下心が多くを占めるものの、物件探しの時に抱く気持ちにも似たワクワク感があるのも事実で、部屋の広さだとかも気になり始めては相手の後ろをついて歩きながら明らかに冗談とわかる悲しい話で意味もなく同情を引こうとし)
いいなー、こんなマンション…。…俺なんか和室の四畳半アパートですよ。風呂とトイレ共同の。
苦学生かよ。そんなに苦労してんなら同棲でもするか?
(礼の言葉に小さく頷きながら相手が車から降りたのを確認して鍵を閉め、マンションを見上げる様子に笑みを漏らして。簡素なオートロックの備わったエントランスを抜けてエレベーターに乗り込みながら凡そ本当とは思えない言葉にクスクスと笑いながら軽いツッコミを入れると、扉が閉まり上昇を始めた箱の中でぽつりと冗談を返し)
―…はは、確かに苦学生っぽい。
(うまい例えに思わず吹き出せば楽しそうに頷き、さり気なく相手の後ろに位置調整してエレベーターに乗り込んで。部屋の階層まで上昇する僅かな時間を利用して後ろから包み込むようにして抱きしめては、軽い気持ちで言ったのであろう同棲話に食いつきながら頸にキスを落とし)
いいね…、一緒に住もうか。そしたらいつでもキスできる。
……そうだな。
(ほんの戯れに対して返された言葉に振り返ろうとするも、その前に体に腕が回ってくると動きを止めて僅かに其方に凭れ。本来なら軽口の一つでも返してやろうと思うのだが相手の体温に包まれる心地良さに絆されてしまい、密室である事も相俟って先程から胸中に蟠っていた触れたい気持ちがほんの少し溢れ出し。頸に触れる唇の感触にうっとりと息を吐き出せば、停滞する思考の中小さく頷いて思わず賛同の言葉を返してしまい。そのまま腕の中で身を捩り唇を重ねようとしたのも束の間、電子音が細く響くとするりと抜け出し何事も無かったかのように廊下を歩き始め)
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