小唄木 主税 2017-07-10 08:00:03 |
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…、まぁ美味そうだけど…。( 作り笑いを見ると"何年一緒にいると思ってるんだよ…"と眉間を寄せるも、ケーキが運ばれてきたことによって戻った良い雰囲気を壊したくないと思い、声には出さなかったものの拗ねたように頷いて同意しては気持ちを切り替えるつもりで一息ついて)
はい、ケイちゃん。あーん、して?(相手の眉間にシワが寄るのを感じながもそれ以上追求しない相手に申し訳なさを感じながらも、時分の気持ちの整理がつくまでは言葉にするつもりはなく。悪くなった雰囲気を誤魔化すかのように自分のケーキを一口掬い、相手に向かって差し出し)
は、いや、自分で食えるしっ( 差し出されたケーキと台詞に目を丸くしてポカンとして。理解すると僅かに頬を赤く染めて、周りに人がいたことを思い出して慌てて首を横に振って)
えー、いいから!ほら、はやく口開けて?ね?(頬を赤く染める相手に楽しくなりながら再度相手に向かってケーキを突き出し。口を開けるまで引かないつもりでいて)
うぐ…~~ッ、( 悔しそうに視線を逸らすもこうなった相手は絶対に引いてくれないと感じ、顔が真っ赤になってることを自覚しつつ恨めしげに見つめながら ぁ、と小さく口を開けて)
可愛いね、ケイちゃんは(恨めしげに自分を見つめながらも口を小さく開ける相手に、心の声がもれながら相手の口にケーキをいれ。小首を傾げながらケーキの感想を問い)ね、ケーキ美味しいでしょ?
ん、……( 口に入ると可愛いと言ってくる相手を未だに冷めた気がしない顔の熱さを感じつつジト、と見ながらモグモグと食べて)
美味いけどさぁ…( 美味しいケーキを食べていくらか気分が和らぐも釈然としない気持ちで答え)
チカもやられたら分かるって。ほら、( 突然閃いたように述べると意趣返しのつもり自分のケーキをすくったフォークを相手の口元へ持っていくと小首を傾げながら口を開けるように促して)
へ?仕方ないなー(今度は逆に相手からケーキを差し出されば一瞬ぽかんとしながら、相手の意趣返しに気づき何食わぬ顔でケーキを口にいれ。内心緊張したものの顔には出さず、揶揄うように自分の口の端についたクリームを舐め取り)あ、ケイちゃんのケーキも美味しいね
なん…っで普通に食えんだよ!?( 恥ずかしがったりするどころかとても余裕そうな相手に、悔しそうな表情をしながら、"慣れてんのかなぁ…"と考えたりして落ち着こうと珈琲を飲み)
ん、美味い。( コクリと頷き、最後に上に乗っている苺を食べると口許を緩めながら同意して)
え?だってケイちゃんがわざわざしてくれたんだもん。食べないわけにはいかないでしよ?(悔しそうな表情を浮かべる相手にサラリと言ってのけ、小さく゛僕だってあーんは初めてだから緊張したけどね゛と付けたし)
やっぱり美味しいもの食べてる時のケイちゃんってとっても可愛いね(口元を緩める相手を見ると自然と自分も笑顔になり今日一番の微笑みを浮かべ)
思ってた反応と違、って、え、初めて…? ( 付け足された言葉を理解すると目を丸くしてお前が?と言わんばかりの驚いた反応を見せつつ、窺うように本当かと尋ねて)
また可愛いっ言う…しょうがないだろ、美味いもんは美味いんだから( 言われて気付く口元の緩みに手を顔に当てて隠しながら呟き。相手の微笑みに目を一瞬奪われると「可愛いのはチカだろ」と笑顔を浮かべながら本心で)
初めてだよ?あ、ケイちゃんひどーい。僕が誰にでもあーんってすると思ってたの?(初めてだったことを驚かれると揶揄うように相手を非難し、自分にだって節操ぐらいはあることを伝え)
んー、僕はもちろん可愛いけど、僕よりもケイちゃんの方が可愛いんだよ?(自分にとって昔からナイトであり、また可愛がりたい相手であるため思ったままをそのまま口にし)
わ、悪い…正直意外だった…( 未だに驚きを残しつつ気まずげに苦笑を浮かべながら謝って)
流石チカ、( 自分はもちろん可愛いと言う相手に笑いながら述べて) いやいや、チカよりもとかあり得ないからな? ( 自分と相手を比べるまでもないが思い浮かべると首を横に振って否定して)
僕だって貞操はあるんだよ(相手の言葉に気分を害することなく笑って見せ)
僕の可愛さは作ったものだけど、ケイちゃんの可愛さは天然でしょ?(否定されれば、再度それを否定し。自分の可愛さは作ったものだとネタばらしをし)
だよな。いやな、俺といないときのチカのこと分からないからついさ、( ホッとしつつ笑っては肩を竦めながら)
天然って…( 自覚は勿論ないので困惑しながら苦笑を浮かべ) 作ったって…その見た目じゃなくても昔からチカちゃんは可愛いかったじゃん? ( 不思議そうに首を傾げながら)
あれ?話したことないっけ?(相手といないときの様子を話していたつもりだが、知らないと言われれば不思議そうに首を傾げ)
ケイちゃんは誰からも愛されてるけど、僕はこうしないと愛されないの(昔からと言われればそうだっけ?と首を傾げつつ自嘲気味に呟き)
声掛けたときの反応とか男だって分かったときの反応とかは聞くけど…( "話されてたっけか、"と話されていても無意識の嫉妬心からか覚えていない自分に焦りつつ)
そーか?…愛されてるかは置いといて、誰にでもいい顔してるだけだよ。( 情け無さそうな表情で笑みを浮かべ。相手の珍しい自嘲に、「俺しか知らないようなチカのそういうとこ好き」とさらりと微笑みながら述べると、ハッと自分の言ったことを理解しては徐々に赤くなりながら「だなぁ、とか思ったりな、うん。」としどろもどろに誤魔化して)
そんだけだっけ?そっか、ケイちゃんには言わないようにしてたんだ(相手には刺激が強すぎるだろうと自分が話してなかったっけと思いながら頷き)
ありがと、ケイちゃん。やっぱりケイちゃんってかっこいいし優しいし可愛いし最高だね。僕もケイちゃんが好きだよ(自分に対して好きと言ったあとに真っ赤になる相手に思ったことが口から出ており。相手と同じ流れなら自分も本当の気持ちを言えるのではないかとサラリと言ってみせ)
言わないようにってなんだよ?( 納得している相手にムスッと不機嫌そうに首を傾げ「隠し事ですかー?」と冗談っぽく棒読みながらも少なからずショックを受けており)
なんだそれ褒めすぎッ…、え。 あぁ、っと…、有難う…( サラリと告げられた好きという言葉に顔を赤くしながら目を丸くして驚き。咄嗟に"友愛ではなく恋愛ならいいのに"と思ってしまった自分に戸惑いつつ、恥ずかしさから視線を俯かせると小さくお礼を述べてそのまま「な、なにやってるんだろうな~、こんなところで」と落ち着くまでそちらを見れないと視線を逸らしながら)
全部話してケイちゃんに嫌われたくはないからね(不機嫌そうに首を傾げる相手に苦笑いを浮かべつつ事情を説明し)
ふふ、ほんとケイちゃんってかーわいいね(好きと告げただけなのに赤くなる相手にほぅと心の声が漏れ、自分が常々相手に対して思っていることを告げたらどうなるのかふつふつと興味がわきだし)
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