どうしたんだい、マイハニー？

>239
初めましてはあんまりだよ、ハニー。意地悪するにしても、もう少し楽しいものにね？
レンタル……なんだい、それは？

返事待ちか、それは不安だったろうね。
だけど僕には“返事がくるようなおまじない”はかけてあげられない。すまない、ハニー。きっと返事がくる、なんて事情のわからない僕が言うのは無責任だからね。

僕にできるのは精々、そうだな……返事を待つのが少し楽になるおまじないかな。
返事を待つとき、ついついそのことばかりに頭がいってしまうよね。だけど、それでは疲れてしまうし、日々の幸せまで見落としてしまうだろう？
まずは、お茶を飲む。テレビを見る。シャワーを浴びる。こういった一つ一つの当たり前のような行動をよく味わい、堪能しながら過ごすのさ。
さっき飲んだお茶の味は覚えているかい？
匂いや、色、温度やのみくちも。
そうやってじっくり楽しみながら過ごしている内、返事も届いているかもしれないよ。

君の頼みとは関係ない上、全くの見当外れかも知れないね。もしそうだったら軽く読み飛ばしておくれ。
それと、ああは言ったけど、僕もちゃんと返事が君に返って来て欲しいと思っているんだ。
だから、こっそり夜空の星へこのことを祈っておくよ。

>240
ハニー、君は気丈だね。
そんな君の勇敢さや強さにも、僕は惚れていたのかな。

耐えきれないくらいまで溜め込んで欲しくないと思うけど、君の願いだ。そっと見守り、側に寄り添うだけに留めよう。だが、もし倒れこむときは僕のいる側へ。君がどんなに無茶をしても、しっかりと受け止めるからね。