吸血鬼と人間 / 非募

僕がｷﾂくしたのを僕が緩めただけなのにお礼言っちゃうなんて。イイ子だね。( じー ) 力ずくー？え、龍ってもしかして無理矢理が好きなの？( へら )

そりゃ死に際から救われたんだ…多分礼は…社交辞令だ(　ふい　)好きってほどじゃないけどそんなに付けたいなら来てみろよって言ってるだけだ(　ふ　)


　

社交辞令、ねぇ...。緩めた瞬間にまた歯向かってくるかなーと思ったのに。( けら ) ひゃあ、挑戦的。それじゃあ付けるのやーめた。そんなにやる気じゃ逆につまんない。( 枷投げ捨て / ふー )

そんなにいちいち歯向かったら俺の身が持たない(　はぁ　)そ、ならいいんだ(　にぃ　)


　

体力的な問題ー？歯向かわない龍なんて龍じゃないよ。( 頬杖つき ) 良くないよ。折角ﾄﾞＭに仕立て上げてやろうと思ったのに。( じろり )

こっちは人間なの。アレンみたいな吸血鬼サマじゃないの(　はぁ　)おっと、本音が聞こえたよ。(　うわ　)ならないよ。そんなに簡単に(　ふぅ　)



　

そーですか、そーですか。所詮人間なんてそんなもんですか。( つーん ) いや〜、ﾄﾞＭになっちゃう龍を是非とも見てみたいなあ〜。( 態とらしい笑顔 / にっこり )

……アレン？(　おずおず　)…そんな事言ったって無理だからな。てかMとかって元々なってたー…とかじゃないの？(　腕組　/　こて　)


　

そんなﾃｷﾄｰな感覚で僕に付き従ってたんだね。幻滅したあ。( 距離とって ) 元々もあるだろうけど、自覚無いだけで奥底に素質を秘めてるﾊﾟﾀｰﾝもあるでしょ。( 顔近付け / ずい )

……少し、言い過ぎた？(　じ　/　しゅん　)…その素質は無い(　ふい　)……多分(　ぼそ　)


　

...そんな風に落ち込んでも許してあげないからね。( ぷい ) んん？＿多分、なんだ。自分でも自信無いんでしょ、Ｍの素質が本当に無いのか。( くす )

…捨てられたくない、でも言うこと聞くのは嫌。…どうすればいい？(　じい　)…無い…と思いたい(　へら　)


　

下僕のｸｾに随分とﾜｶﾞﾏﾏな事言うね。どうすれば許されるか、自分でよく考えてみなよ。( 近くの椅子腰掛け / 足組み ) ...ま、素質無いっていう自信ある奴ほど素質あるﾓﾝだから。その程度ならﾌﾂｰなんじゃない？( ふは )

…程々に言うこと聞くから…機嫌直して……下さい(　ゆっくりと一礼　)残念だな、俺がMじゃなくて(　ふは　)


　

程々...？なに甘えた事言ってんのさ。それに、御主人様にお願いするときは土下座。これ常識だよ。( 目細めて / けら ) ほーんと、残念。でも可能性が潰えたﾜｹじゃないもんねえ。( ふふ )

う…土下座？するのか…？(　顔ひきつり　)どうする？その可能性を引き出すか？それとも潰したままにするか？(　にや　)


　

御主人様に土下座も出来ない下僕なんて下僕じゃないでしょ？( 目を見つめ ) ...龍、なんか楽しそうだね。まるでＭの素質を無理にでも引き出して欲しいみたい。( ふむ )

…それ、アレンの持論でしょ(　見つめ返し　)そうか？そんなことないと思うが？(　こて　)


　

そうかもね。でも、僕の下僕である以上は僕の持論に従ってもらわないと。( 首輪掴み / 強引に引き寄せ ) ま、どっちにしても僕としては心から抵抗される方が好みだから、Ｍじゃなくても別に良いんだけどさ。( 手ひら )

・・・ほかに選択肢は？（　じい　）だろうな。それは前から知ってる（　こく　）